JPH05290142A - 情報選択出力装置とその方法 - Google Patents

情報選択出力装置とその方法

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JPH05290142A
JPH05290142A JP4119960A JP11996092A JPH05290142A JP H05290142 A JPH05290142 A JP H05290142A JP 4119960 A JP4119960 A JP 4119960A JP 11996092 A JP11996092 A JP 11996092A JP H05290142 A JPH05290142 A JP H05290142A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主情報表示部に表示された主情報から部分情
報を切り出す際,微小な部分であっても容易に切り出し
を可能とし任意の倍率で有効表示部分を選択する情報選
択出力装置とその方法を提供する。 【構成】 主情報表示手段3は主情報100を主情報表
示部1に表示する。マウスなどの位置指定手段5の位置
が主情報表示部1に表示された主情報100おける部分
情報110の選択の中心位置を示す。つまり対角方向の
隅の位置指定を行わない。部分情報表示手段4は拡大表
示部31内に位置指定手段5の位置を中心とし,倍率指
定手段9で指定された倍率で領域33で規定された範囲
に属する部分情報110を部分情報表示部2に表示す
る。第1の選択手段6と第2の選択手段7は部分情報表
示部2に表示された縦横比率を選択して部分情報表示部
2に表示された部分情報110の有効表示内容を選択す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報選択出力装置および
情報選択出力方法に関する。より特定的には,本発明は
主情報が表示されている主情報表示部分とその主情報表
示部分内に表示されている主情報の一部を選択すべき情
報の大小に関わりなく容易に選択して所定の倍率,すな
わち,拡大率または縮小率で部分情報を切り出し,切り
出した部分情報を部分情報表示部分に表示し,さらにそ
の部分情報表示部分に表示されている情報のうち有効部
分を選択調整する情報選択出力装置とその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本件出願の発明者らは,すでに文書情報
を画像情報として光ディスクまたは光磁気ディスクなど
の大規模記録媒体に効率よく記録して文書保管スペース
を縮小するとともに,希望する文書の検索およびその印
刷を迅速かつ容易にする情報処理装置を考案した(たと
えば,特願平3−138184号,「画像ファイリング
装置」,特願平3−288778号,「情報処理装
置」)。
【0003】これらの考案の中で,複数の文書の中から
対象とする文書の検索を容易にするため,たとえば,表
紙のページの画像のみを取り出し,これらの表紙のみを
複数分1枚にまとめて印刷し,インデックスとして参照
する方法を提案している(たとえば,特願平3−138
185号,「情報検索システム」参照)。
【0004】1ページ分の画像を複数分,1枚に印刷し
た場合,縮小して印刷するため,さらに,表紙のうちで
検索のキーとなる部分,たとえば,特許公報ならば発明
の名称,公開公報番号,出願日,公開日,出願人,特許
請求の範囲の第1請求項などを抽出し,これら抽出した
複数の部分を1枚に印刷してインデックスとして参照す
る方法も提案されている。つまり,表紙1枚分を画面に
表示させておいて,マウスなどのポインティングデバイ
スを用いて表紙1枚の画像の中からユーザーが希望する
部分の情報が表示されている左上端,右下端を指定して
部分情報を切り出す(たとえば,特願平3−13818
6号,「画像情報表示装置」参照)。このようにして左
上端,右下端を指定して切り出した部分情報を複数個数
まとめて1枚に印刷して,検索用インデックスとして用
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した1ページ全体
の画像から左上端,右下端を指定して部分情報を切り出
す際,対象とする部分情報の領域が非常に小さいとき,
マウスなどによる方法では両隅の位置指定が難しい。そ
の改善方法としては,たとえば,1ページの内容を拡大
して左上端,右下端を指定して上記部分情報の領域指定
を容易にした後,マウスなどを用いて左上端,右下端を
指定して切り出すべき部分情報の領域を正確に特定する
方法が考えられる。しかしながら,この方法では1ペー
ジ全体の画像が上記画像表示領域に入らないから,部分
情報領域を指定するため,縦横方向のスクロール操作な
どの操作が必要になり,操作が複雑になる可能性があ
る。
【0006】また切り出し領域の寸法を一定にして数か
所に表示したり,縦横比を保ったまま切り出し領域を指
定しようとする要望があり,上記の試案では,このよう
な利用方法に対して,さらに複雑な操作が必要になるこ
とが予想される。
【0007】したがって,本発明の目的は上述した操作
を改善するものであり,切り出すべき情報の領域の大小
に関わりなく,特に,切り出すべき部分情報が小さくて
も効率よく希望する部分画像情報を切り出しを可能とす
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記本件発明者による先
の発明の操作性を改善するため,本発明によれば,矩形
または正方形の表示領域を有し画像情報を表示させる表
示部と,上記表示部に表示させる画像情報の倍率を指定
する倍率指定手段と,上記画像情報を指定された位置を
中心として上記倍率指定手段で指定された倍率で上記情
報表示部に表示させる表示処理手段と,上記表示部の矩
形または正方形の一方の長辺内に収容される範囲で上記
画像情報の有効表示部分を選択する第1の選択手段と,
上記表示部の矩形または正方形の他方の辺内に収容され
る範囲で上記画像情報の有効表示部分を選択する第2の
選択手段とを有する情報選択出力装置が提供される。好
適には,上記第1および第2の選択手段は上記表示処理
手段と協働し,上記表示部に表示されている画像情報に
重ねて有効表示部分を規定する識別表示を行う。
【0009】また本発明によれば,主情報が表示される
主情報表示部と,矩形または正方形の表示領域を有し上
記主情報表示部に表示されている主情報から選択された
部分情報を表示させる部分情報表示部と,上記主情報表
示部に上記主情報を表示する主情報表示手段と,上記主
情報表示部に表示された上記主情報の中から選択する部
分情報の中心位置を指定する位置指定手段と,上記部分
情報表示部に表示させる倍率を指定する倍率指定手段
と,該位置指定手段で指定された位置を中心として上記
倍率指定手段で指定した倍率で上記部分情報を上記部分
情報表示部に表示する部分情報表示手段と,上記部分情
報表示部の矩形または正方形の一方の長辺内に収容され
る範囲で上記部分情報の有効表示部分を選択する第1の
選択手段と,上記部分情報表示部の矩形または正方形の
他方の辺に収容される範囲で上記部分情報の有効表示部
分を選択する第2の選択手段とを有する情報選択出力装
置が提供される。好適には,上記第1および第2の選択
手段は上記部分情報表示手段と協働し,上記部分情報表
示部に表示されている画像情報に重ねて有効表示部分を
規定する識別表示を行う。また好適には,上記主情報表
示部と上記部分情報表示部とが同一表示装置の画面内に
分割して規定される。さらに好適には,上記位置指定手
段,倍率指定手段,および,第1および第2の選択手段
は独立した3つの操作ボタンを有するマウスなどの移動
可能なポインティングデバイスを有し,該ポインティン
グデバイスの位置が上記部分情報の中心位置を指定し,
これら3つの操作ボタンを組み合わせて倍率指定,上記
有効表示範囲の選択を行う。
【0010】また好適には,本発明の情報選択出力装置
は上記部分情報表示部に表示されている情報のうち,上
記に第1および第2の選択手段で選択された有効表示範
囲の情報を印刷する印刷手段を有する。
【0011】さらに本発明によれば,切り出すべき画像
情報の中心位置とその倍率を指定し,上記指定した中心
位置と倍率で画像情報を表示部に表示し,上記表示部の
矩形または正方形の一方の長辺内に収容される範囲に上
記画像情報の有効表示部分を選択し,上記表示部の矩形
または正方形の他方の辺内に収容される範囲に上記画像
情報の有効表示部分を選択する情報選択出力方法が提供
される。
【0012】本発明によればさらに,選択された画像情
報を主情報として主情報表示部に表示し,上記主情報表
示部に表示された主情報の中から切り出すべき部分情報
の中心位置とその表示倍率を指定し,上記指定した画像
情報を指定された中心位置で指定された倍率で部分情報
表示部に表示し,上記部分情報表示部の矩形または正方
形の一方の長辺内に収容される範囲で上記部分情報の有
効表示部分を選択し,上記部分情報表示部の矩形または
正方形の他方の辺内に収容される範囲で上記部分情報の
有効表示部分を選択する情報選択出力方法が提供され
る。
【0013】
【作用】主情報表示手段は要求された主情報を主情報表
示部に表示する。ユーザーは主情報表示部に表示された
主情報から切り出しを希望する部分情報の中心位置を位
置指定手段を用いて指定する。この時,ユーザーは倍率
指定手段を用いてその部分情報表示部に表示する表示倍
率,すなわち,拡大率または縮小率を指定する。部分情
報表示手段は位置指定手段で指定された位置を中心位置
とし所定の領域内に属する部分情報を,倍率指定手段で
指定された倍率で部分情報表示部に表示する。部分情報
表示部に表示された有効表示内容を規定するため,第1
の選択手段で表示部分の長辺側を規定し,第2の選択手
段で短辺側を規定する。位置指定手段の位置を部分情報
の中心位置とし,従来のように領域指定のための少なく
とも両隅の位置指定を行う必要がなく,部分情報の領域
に大小に関わりなく容易に位置指定を行うことができ
る。その後,位置指定された指定された倍率で部分情報
表示部に表示された部分情報の有効範囲を規定する調整
操作を行う。
【0014】主情報表示部と部分情報表示部とは独立し
た表示装置として構成することもできるが,好適には,
同一表示装置の画面内に分割して規定される。主情報表
示部から部分情報を選択せずに直接,部分情報の位置と
その範囲を指定して部分情報表示部に表示させることも
できる。その後の調整操作は上記同様である。また好適
には,位置指定手段,第1および第2の選択手段,およ
び,倍率指定手段は,たとえば,ズームイン,ズームア
ウトおよびシフト機能を有するマウスをを用いて構成
し,マウスの位置を部分情報の中心位置とし,上記ズー
ムイン,ズームアウトにより倍率を指定し,さらにズー
ムインとシフト機能との組合せ操作,あるいはズームア
ウトとシフト機能の組合せ操作,シフト操作によって上
記有効表示部分の選択を行う。
【0015】
【実施例】図1は本発明の情報選択出力装置10の基本
構成を示す図である。情報選択出力装置10は,主情報
100を主情報表示部1に表示する主情報表示手段3,
主情報表示部1に表示された主情報100から希望する
部分情報110の領域を指定する位置指定手段5,この
位置指定手段5が指定した領域内の部分情報110を部
分情報表示部2に所定の倍率,すなわち,所定の拡大率
または所定の縮小率で表示する部分情報拡大表示手段4
を有する。情報選択出力装置10は,さらに部分情報表
示部2に表示された部分情報110の有効範囲を選択す
るための第1の選択手段6および第2の選択手段7を有
する。
【0016】図2は図1に示した情報選択出力装置の動
作を示すフローチャートである。ステップS01 :ユーザーが,たとえば,図示しないキ
ーボードなどを用いて対象とする文書番号を指定する
と,主情報表示手段3がその指定に応じた主情報100
を主情報表示部1に表示する。主情報100はたとえ
ば,光磁気ディスク装置(図示せず)内の光磁気ディス
クに予め記録されている。主情報表示手段3は光磁気デ
ィスク内の対応する位置から主情報100を読みだし,
主情報表示部1に表示する。ステップS02 :ユーザーは主情報表示部1に表示され
ている主情報100を見て,位置指定手段5,たとえ
ば,マウスを用いて,部分情報を切り出すべき主情報表
示部1の中心位置を指定する。この中心位置指定はマウ
スの位置が相対的な位置として主情報表示部1にたとえ
ば,アイコン表示のカーソルの先端として表示される。
ユーザーはマウス内のボタンを用いて倍率,すなわち,
拡大率または縮小率を指定する。つまり,上述した先行
技術においてはマウスで左上隅と右下隅を指定して選択
すべき部分情報の領域を指定したが,本実施例ではマウ
スの位置を示すカーソルの先端を部分情報の中心位置と
してその縦横両側に所定幅と高さを持つ広がりとして領
域を指定する。ステップS03 :部分情報表示手段4は位置指定手段5
で指定した位置を中心としたある広がり内の領域に入る
光磁気ディスク内の部分情報110を読みだし,指定さ
れた倍率で部分情報表示部2に表示する。主情報表示部
1と部分情報表示部2とは通常,1つのCRT表示画面
を分割して使用するのが好適であるが,異なる表示装置
をそれぞれ主情報表示部1と部分情報表示部2として使
用することもできる。
【0017】ステップS04〜S06:ユーザーはま
ず,第1の選択手段6を用いて部分情報表示部2に表示
された部分情報110の一方の長辺側,たとえば,縦方
向側の有効表示領域を選択する(ステップS04)。次
いで,ユーザーは第2の選択手段7を用いて部分情報表
示部2に表示された部分情報110の他方の短辺側,た
とえば,横側の有効表示領域を選択する(ステップS0
5)。この縦横の選択動作を適宜反復して,部分情報表
示部2に表示された部分情報110の有効表示範囲を選
択する。ステップS07 :ユーザーは上記のようにマウスのボタ
ンを操作して希望する倍率で部分情報110についての
有効表示内容を選択決定したら,印刷要求を行い,印刷
手段8はその印刷指示に基づいて有効表示部分の情報を
印刷する。この印刷動作は有効表示領域として切り出さ
れた複数個数を1枚にまとめて印刷することができる。
【0018】このように,ユーザーがマウスを用いてマ
ウスの位置を中心としてある広がりを持つ対象となる部
分情報110を部分情報表示部2に所定の倍率で表示さ
せる。部分情報表示部2に表示された部分情報の縦横を
第1の選択手段6および第2の選択手段7で調整して有
効な表示領域を選択する。その後,選択された有効表示
画像のみ印刷する。
【0019】図3は図1を参照して上述した本発明の情
報選択出力装置10のより特定的な第1実施例としての
情報選択出力装置10Aを示す構成図である。情報選択
出力装置10Aは,画像入力部11,入力バッファメモ
リ12,コンピュータで構成された中央プロセッサユニ
ット(CPU)13,主メモリ部14,光磁気ディスク
装置15,キーボード16,拡大/縮小処理部18,グ
レイスケール作成処理部19,画像メモリ部20,網か
け表示バッファメモリ部23,表示信号加算回路24,
表示制御処理装置25,表示画面30,領域記録テーブ
ル39を有する。画像メモリ部20は拡大表示バッファ
メモリ部21とページ全体表示バッファメモリ部22と
を有する。表示制御処理装置25と表示画面30とは,
たとえば,CRT表示装置として構成されており,表示
画面30がCRT表示画面に対応する。表示画面30の
詳細を図4および図5を参照して後述する。情報選択出
力装置10Aはさらに,図6に図解したように左ボタン
171と右ボタン172を有するポインティングデバイ
ス17としてのマウス(以下,ポインティングデバイス
をマウス17として例示する),第1の指示ボタン2
6,第2の指示ボタン27,第3の指示ボタン28,こ
れらのボタンの入力処理を行うボタン入力信号処理部2
9を有する。
【0020】図1に示した主情報100はページ全体表
示バッファメモリ部22に記憶される。図1に示した部
分情報110は拡大表示バッファメモリ部21に記憶さ
れる。図1に示した主情報表示手段3はCPU13,主
メモリ部14,グレイスケール作成処理部19,ページ
全体表示バッファメモリ部22,表示制御処理装置25
に該当する。図1に示した部分情報表示手段4はCPU
13,主メモリ部14,拡大/縮小処理部18,拡大表
示バッファメモリ部21,表示制御処理装置25に該当
する。図1に示した主情報表示部1と部分情報表示部2
とは表示画面30内のページ全体表示部32と拡大表示
部31に該当する。図1に示した位置指定手段5はマウ
ス17の相対位置として示される。また倍率指定手段9
は図6に示すマウス17の左ボタン171と右ボタン1
72に該当する。第1の選択手段6および第2の選択手
段7は第1の指示ボタン26〜第3の指示ボタン28に
該当する。
【0021】画像入力部11はイメージリーダあるいは
イメージスキャナなどの画像入力手段で構成され,文
書,写真,絵画などの画像情報を読み取り,電気信号に
変換してディジタル画像情報として入力バッファメモリ
12に出力して一時的に記憶させる。画像入力部11は
たとえば,画像情報を12〜16本/mmの解像度で2
値画像情報,すなわち,「白」と「黒」の画像情報とし
て入力バッファメモリ12に出力する。入力バッファメ
モリ12に記憶されたディジタル画像情報はCPU13
において読み出され,主メモリ部14を介して画像圧縮
などの画像変調処理を行い,画像信号処理されたデータ
が光磁気ディスク装置15内の光磁気ディスクなどの大
容量(規模)記憶媒体に記憶される。ユーザーがキーボ
ード16を介して表示を希望する主情報の項目をCPU
13に指定すると,CPU13は光磁気ディスクに記憶
された対応する画像データを検索して,主メモリ部14
を介して上記画像圧縮とは逆の画像伸長処理などの画像
復調処理を行って,主メモリ部14,グレイスケール作
成処理部19,画像メモリ部20内のページ全体表示バ
ッファメモリ部22および表示制御処理装置25を介し
て,図3に示した表示画面30内のページ全体表示部3
2に表示される。つまり,ユーザーがキーボード16で
希望するあるページを指定すると表示画面30内のペー
ジ全体表示部32に該当する1ページの画像データが表
示される。
【0022】グレイスケール作成処理部19は,2値の
画像データをページ全体表示部32への画面表示に適す
る解像度で表示されるように,主メモリ部14に記憶さ
れた2値の復調画像データから複数の階調をもった多値
画像データに変換する。この階調変換処理としては,た
とえば,1インチ当たり400本(ドット)の解像度,
400dpi(約16本/mm)の解像度を持つ画像デ
ータを50dpiの解像度にして表示する場合,400
ドットのデータを8x8ドットごとのブロックに分割
し,1ブロック内の黒点の個数を計算し,その個数が
「0」の場合は白とし,個数が「64」の場合を黒とし
て「0」〜「64」の間の個数を16階調の濃淡(グレ
イ)スケールで表現するように変換する。したがって,
ページ全体表示部32にはユーザーの希望に応じた適切
な解像度で画像データが表示されることになる。画像メ
モリ部20内のページ全体表示バッファメモリ部22は
グレイスケール作成処理部19で変換した階調データを
表示制御処理装置25を介して表示画面30内のページ
全体表示部32に,たとえば,ラスタスキャンするため
に保持する。
【0023】図4に図解したように,表示画面30は主
情報100が表示されるページ全体表示部32と,この
ページ全体表示部32に表示されている一部の情報をポ
インティングデバイス17で抽出して拡大表示する拡大
表示部31と,余白部35とを有している。本実施例に
おいては,余白部35内に,第1の指示ボタン26,第
2の指示ボタン27,第3の指示ボタン28がそれぞれ
感圧シートで形成されたタッチセンサとして実現されて
いる。ユーザーが該当する位置を押圧すると押圧部の電
気抵抗値が変化する。ボタン入力信号処理部29はその
変化を検出して押圧位置を検出し,検出した位置データ
を第1の指示ボタン26〜第3の指示ボタン28のいず
れかのボタン操作検出信号としてCPU13に出力す
る。
【0024】図5は図4に示した表示画面30の座標関
係を示す図である。ページ全体表示部32の左上隅,右
上隅,右下隅,左下隅の座標はそれぞれ,(0,0),
(pw,0),(pw,ph),(0,ph)として規
定されている。ページ全体表示部32内のマウス17の
相対位置がアイコン表示のカーソル34の先端の座標位
置は(posx,posy)として表される。ポインテ
ィングデバイス指定領域33は,マウス17の座標位置
(posx,posy)を中心としてX(横)軸方向に
poswx2,Y(縦)方向にposhx2の広がりを
もっている。この広がりは倍率指定手段9としてのマウ
ス17の拡大率を指定する左ボタン171と縮小率を指
定する右ボタン172の指定によって決定される。拡大
表示部31はX軸方向にSubwx2,Y軸方向にSu
bhx2の広がりをもっている。画像入力部11で入力
した元の画像情報の横幅をow,高さをohとすると,
その縦横比率:ow/ohとページ全体表示部32の縦
横比率:pw/phとが等しい。またポインティングデ
バイス指定領域33の縦横比率:posw/poshと
拡大表示部31の縦横比率:Subw/Subhとは等
しい。
【0025】画像メモリ部20内のページ全体表示バッ
ファメモリ部22はキーボード16で指定されページ全
体表示部32に表示する主情報100の画像データの記
憶容量を有しており,画像入力部11で入力した元の画
像情報の解像度と表示倍率とを考慮して,ページ全体表
示部32の基準位置(0,0)に該当するページ全体表
示バッファメモリ部22内の座標は,〔(posx−p
osw)x(ow/pw),(posy−posh)x
oh/ph〕として表される。またページ全体表示バッ
ファメモリ部22におけるポインティングデバイス指定
領域33に相当する幅はアイコン表示されたカーソル3
4の先端を中心として(poswx2xow/pw)と
して表され,高さはアイコン表示されたカーソル34の
先端を中心として(poshx2xoh/ph)として
表される。拡大表示部31に表示される画像データを保
存する記憶容量を有している拡大表示バッファメモリ部
21は,上記ポインティングデバイス指定領域33の幅
および高さが(Subwx2),高さが(Subhx
2)となるように構成されている。
【0026】マウス17のページ全体表示部32におけ
る相対位置がアイコン表示のカーソル34の先端として
示される。このカーソル34の先端がポインティングデ
バイス指定領域33の中心位置を決定し,カーソル34
の中心位置が拡大表示部31の中心位置に対応する。図
6に示すマウス17の左ボタン171を押して,ポイン
ティングデバイス指定領域33の幅:poswと高さ:
poshを倍率a(ただし,a>1の定数)だけ小さく
する。拡大/縮小処理部18はこの設定された倍率に応
じて拡大処理を行う。その結果,拡大表示部31に表示
される画像内容はマウス17の相対位置をポインティン
グデバイス指定領域33と拡大表示部31の中心位置と
してa倍に大きく表示される。縮小表示を示すマウス1
7の右ボタン172を押して,ポインティングデバイス
指定領域33の幅:poswと高さ:poshを倍率b
(ただし,b<1の定数)だけ大きくする。拡大/縮小
処理部18は設定された縮小率で縮小処理を行う。。そ
の結果,拡大表示部31に表示される画像内容はマウス
17の相対位置をポインティングデバイス指定領域33
と拡大表示部31の中心位置として(1/b)倍に小さ
く表示される。
【0027】このように同一表示画面30内のページ全
体表示部32に主情報100を表示させ,その中からマ
ウス17の位置を中心としてポインティングデバイス指
定領域33の中心を指定してマウス17の左ボタン17
1または右ボタン172で指定した倍率で部分情報11
0として拡大表示部31に表示することにより,ポイン
ティングデバイス指定領域33の大きさの大小に係わら
ず,カーソル34の先端で指定される位置を中心とし,
マウス17で指定した倍率で規定されるある領域の画像
情報が部分情報110として拡大表示部31に表示され
る。
【0028】図7〜図9は上記のように拡大表示部31
に表示された部分情報110の有効表示範囲を規定する
ために行う調整作業手段としての第1の選択手段6およ
び第2の選択手段7,つまり,第1の指示ボタン26〜
第3の指示ボタン28による選択調整(トリミング)処
理を示すフローチャートである。ステップS11 :CPU13は初期動作として網かけ領
域を決定する網かけ領域制御パラメータrを「0」に初
期化する。ステップS12 :CPU13は処理が終了したか否かを
判断して,処理が終了した場合はその動作を終了する。ステップS13〜S15 :CPU13はボタン入力信号
処理部29を介して第1の指示ボタン26〜第3の指示
ボタン28が押されているか否かをチェックする。ステップS16 :第1の指示ボタン26が押されている
間は網かけ表示領域を拡大するため,CPU13は網か
け領域制御パラメータrを所定の時間で網かけ領域を拡
大するための幅を規定する定数dだけ加算する。ステップS17 :第2の指示ボタン27が押されている
間は網かけ表示領域を減少させるため,CPU13は網
かけ領域制御パラメータrを定数dだけ減少させる。ステップS18〜S22 :CPU13は網かけ領域制御
パラメータrが中心位置を基準として拡大表示部31の
最大幅であるSubwを越えたとき網かけ領域制御パラ
メータrを右側最大値のSubwに制限し(ステップS
19),網かけ領域制御パラメータrが左側最大値の−
Subw以下のときは網かけ領域制御パラメータrを左
側最大値−Subwに制限する(ステップS21)。そ
の後,CPU13は網かけ表示バッファメモリ部23を
クリアする(ステップS22)。
【0029】ステップS29〜S30:CPU13は網
かけ領域制御パラメータrがが正の場合,網かけ表示バ
ッファメモリ部23中の a,座標(0,0)を基準として幅=r,高さ=Sub
hx2 b,座標(Subwx2−r,0)を基準として幅=
r,高さ=Subhx2 の網かけ表示処理を行う。この網かけ処理については図
10を参照して具体的に後述する。ステップS31〜S32 :CPU13は網かけ領域制御
パラメータrが負の場合,網かけ表示バッファメモリ部
23中の a,座標(0,0)を基準として幅=Subwx2,高
さ=−r b,座標(Subwx2−r,0)を基準として幅=S
ubwx2,高さ=−r の網かけ表示処理を行う。
【0030】ステップS23〜S28:第3の指示ボタ
ン28が押されているときは,CPU13は網かけされ
ていない拡大表示部31の表示部分に対応する座標位置
がソ39記憶され,イメージ切り出しなどのその後の操
作に使用される。y軸方向の値が正の場合(ステップS
23),拡大表示部31の幅wおよび高さhを下記式に
基づいて決定する(ステップS24)。 w=((Subw−r)/Subw)xposw h=posh y軸方向の値が負の場合(ステップS26),拡大表示
部31の幅wおよび高さhを下記式に基づいて決定する
(ステップS27)。 w=posw h=〔(Subh+r)/Subh〕/posh いずれでもないとき,拡大表示部31の幅wおよび高さ
hを下記式に基づいて決定する(ステップS28)。 w=posw h=posh
【0031】上述した有効表示領域を決定する動作とし
ての網かけ処理を図10を参照して述べる。ユーザーは
ページ全体表示部32における対応する希望する位置に
マウス17を移動させ,マウス17の相対位置,すなわ
ち,ページ全体表示部32に表示されるカーソル34の
先端を希望する位置に移動させながら,左ボタン171
または右ボタン172を操作して表示倍率を指定する。
その結果を図10(A)に示す。図10(A)は拡大表
示部31に表示された部分情報110の具体例として部
分情報拡大表示31Aとその周辺にある周囲情報表示3
1Bを示す。ユーザーはまず,長手方向,この例では縦
方向の有効表示部分を選択し,その後,横方向に含まれ
る不要な周囲情報表示31Bを除去するためのトリミン
グ処理を行う。ユーザーは第1の指示ボタン26を操作
して幅bxの上部網点表示部分311および下部網点表
示部分312に網かけ表示を行わせる。この網かけ表示
は上述した網かけ処理によって網かけ表示バッファメモ
リ部23に記録されたデータが拡大表示バッファメモリ
部21からの部分情報拡大表示31Aと表示信号加算回
路24において加算(または重複)されることにより,
部分情報拡大表示31Aの上に網点表示の上部網点表示
部分311と下部網点表示部分312とが表示される。
網かけ表示としたのは部分情報拡大表示31Aと周囲情
報表示31Bとの表示を残したまま,その有効表示範囲
を決定するに範囲を識別可能としたためである。上部網
点表示部分311と下部網点表示部分312の幅は,上
述したフローチャートを参照した記述したように,網か
け領域制御パラメータrを更新した第1の指示ボタン2
6を押した時間で決定される。ユーザーが拡大表示部3
1における部分情報拡大表示31Aの縦方向の有効高さ
を判断して第1の指示ボタン26を離すと,図10
(B)に示すように,上部網点表示部分311と下部網
点表示部分312とが消去され,部分情報拡大表示31
Aの高さ方向が決定される。
【0032】次いで,ユーザーは第2の指示ボタン27
を操作して,部分情報拡大表示31Aの横方向について
の有効表示領域を調整する。第2の指示ボタン27を押
し続けると,図10(C)に示すように,拡大表示部3
1内の両側から網点表示の左側網点表示部分314と右
側網点表示部分315が部分情報拡大表示31Aの両側
を狭めていく。さらに第2の指示ボタン27を押し続け
ると,図10(D)に示すように,幅byの左側網点表
示部分317と右側網点表示部分318との間に有効拡
大表示31Cが決定される。左側網点表示部分317と
右側網点表示部分318の下に表示された周囲情報表示
31Bは無効表示データとして扱われる。以上の操作に
より,ページ全体表示部32に表示されている主情報1
00がマウス17の位置を中心とし,マウス17の左ボ
タン171または右ボタン172の倍率で指定された倍
率で拡大表示部31に表示され,第1の指示ボタン26
および第2の指示ボタン27を操作して希望する有効表
示範囲を能率よく決定できる。なお,以上の操作では希
望する有効表示範囲を選択出来なかった場合は,上記と
逆動作,あるいは,微調整を行う。
【0033】拡大表示部31内に決定した有効拡大表示
31Cを印刷手段8で印刷させることができる。図10
には印刷手段8を図解していないが,印刷手段8として
は通常のプリンタを用いることができる。この印刷方法
としては,上記選択操作が完了する都度,行ってもよ
く,あるいは,インデックスとして使用する場合など
は,1枚の複数の上記切り出し情報をまとめて印刷する
のが好適であるから,1枚分まとまった時点で印刷して
もよい。
【0034】以上に述べたように,本実施例によれば,
切り出し領域の大きさを保持したまま,単純に切り出し
たい位置までキーボード16のカーソル34の先端を移
動させ,クリックするだけで順次切り出しが指示でき,
小さいな領域も大きな領域も全く同様に切り出し指示が
できる。また切り出し寸法の大きさを統一しながら指示
することが容易にでき,能率のよい部分領域指定が可能
となる。
【0035】特に,図11に示すように,特定項目をイ
メージ入力して一覧印刷しインデックスとして使用する
ような場合には,一覧の各々の項目をカレンダの部分か
ら切り出す場合,各項目を同じ寸法で登録することによ
り美しい一覧を作成する上で重要であるが,本実施例に
よれば,容易に図11に示したような統一した様式で一
覧を作成することができる。図11において,符号40
は一覧印刷用紙を示し,符号41は年号を示し,符号4
2はコードリーダ(図示せず)で入力するコードを示
す。
【0036】図12に本発明の第2実施例としての情報
選択出力装置10Bの構成図を示す。この情報選択出力
装置10Bは,図3に示した情報選択出力装置10Aに
類似するが,図3に示した第1の指示ボタン26〜第3
の指示ボタン28,ボタン入力信号処理部29,およ
び,ポインティングデバイス17としての図6に示した
マウス17に代えて,図13に示したポインティングデ
バイス17Aとしてのズームインボタン174,シフト
ボタン175およびズームアウトボタン176を有する
マウスを用いている。したがって,この実施例において
は,余白部35に上記タッチセンサとしての第1の指示
ボタン26〜第3の指示ボタン28を設けない。図13
に示したポインティングデバイス17Aとしてのマウス
のズームインボタン174,シフトボタン175および
ズームアウトボタン176を組み合わせると上記,マウ
ス17,第1の指示ボタン26〜第3の指示ボタン28
と同じ操作が可能になる。たとえば,ズームアウトボタ
ン176を押しながらズームインボタン174を押す
と,第1の指示ボタン26と同等と機能,ズームアウト
ボタン176を押しながらシフトボタン175を押すと
第2の指示ボタン27と同等の機能,ズームアウトボタ
ン176を離すと第3の指示ボタン28と同等の機能を
行わせるように決定しておく。このようにマウス17A
を使用することにより,ズーム操作から連続して切り出
し操作を円滑に行うことができる。
【0037】本発明の情報選択出力装置を実施するに際
しては上述した実施例に限定されず種々の変形態様をと
ることができる。たとえば,図3および図12に示した
グレイスケール作成処理部19およびページ全体表示バ
ッファメモリ部22を用いた上記拡大表示部31の表示
は本発明においては必ずしも必要とせず,たとえば,キ
ーボード16を用いて拡大表示部31に表示すべき矩形
領域の画像データを指定し,拡大/縮小処理部18を用
いて拡大表示バッファメモリ部21に印加してもよい。
この場合,表示画面30内にはページ全体表示部32を
必要としない。したがって,ページ全体表示部32に表
示されている主情報100から部分情報110を選択す
る必要はなく,直接,拡大表示部31に表示する部分情
報110を指定する。
【0038】図3および図12に示した情報選択出力装
置においては,表示画面30内に拡大表示部31とペー
ジ全体表示部32とが分割されて配置される例を示した
が,ページ全体表示部32と拡大表示部31と異なる表
示装置の画面に表示させることもできる。なお,拡大表
示部31およびページ全体表示部32としては上述した
CRT表示画面に限らず,液晶(LCD)画面などその
他の表示画面を用いることもできる。
【0039】図3に示した第1の指示ボタン26〜第3
の指示ボタン28は,図13に示した3つの操作ボタン
174〜176が付いたマウス17Aを用いることがで
きる。つまり,この例では2つのマウスを用いる。
【0040】図10に示した有効表示領域を特定する表
示例として網かけ表示を重畳させて表示させる例を示し
たが,網かけ表示に代えて,下地の部分情報拡大表示3
1Aまたは有効拡大表示31Cと異なる色を重畳して表
示させるとか,上部網点表示部分311,下部網点表示
部分31など斜線で表示するなど,有効表示領域を特定
する表示方法は種々適用することができる。
【0041】以上の実施例は主として,切り出した部分
情報をインデックスとして使用することをれい関連づけ
て述べたが,本発明はインデックスのための部分情報切
り出しに限らない。その他の用途してはたとえば,情報
を検索する際,特定の位置を中心とするある範囲の情報
を拡大して拡大表示部31に表示するにも使用すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように,本発明によれば,選
択すべき画像情報の大きさに依存せず,効率よく希望す
る有効な画像情報を選択できる。また本発明によれば,
通常の3つの操作ボタンを有するマウスなどのポインテ
ィングデバイスを用いて容易に希望する有効表示画像を
選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報選択出力装置の構成図である。
【図2】本発明の情報選択出力方法の処理を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明の情報選択出力装置の第1実施例の構成
図である。
【図4】図3に示した表示装置の画面の正面図である。
【図5】図4に示した表示画面の位置関係を図解した図
である。
【図6】図3に示したポインティングデバイスの1例と
してのマウスの平面図である。
【図7】図3の情報選択出力装置の第1の部分動作を示
すフローチャートである。
【図8】図3の情報選択出力装置の第2の部分動作を示
すフローチャートである。
【図9】図3の情報選択出力装置の第2の部分動作を示
すフローチャートである。
【図10】図7〜図9の処理によって拡大表示部分に表
示される内容を示す図である。
【図11】本発明の情報選択出力装置によって切り出さ
れたインデックス情報の一覧を示す図である。
【図12】本発明の情報選択出力装置の第2実施例の構
成図である。
【図13】図12に示したポインティングデバイスとし
ての他のマウスの平面図である。
【符号の説明】
1・・主情報表示部, 2・・部分情報表示部, 3・・主情報表示手段, 4・・部分情報表示手段, 5・・位置指定手段, 6・・第1の選択手段, 7・・第2の選択手段, 8・・印刷手段, 9・・倍率指定手段, 10・・情報選択出力装置, 11・・画像入力部, 12・・入力バッファメモリ, 13・・CPU, 14・・主メモリ部, 15・・光磁気ディスク装置, 16・・キーボード, 17・・ポインティングデバイス(マウス), 17A・・ポインティングデバイス(マウス), 171〜172・・操作ボタン, 174〜177・・操作ボタン, 18・・拡大/縮小処理部, 19・・グレイスケール作成処理部, 20・・画像メモリ部, 21・・拡大表示バッファメモリ部, 22・・ページ全体表示バッファメモリ部, 23・・網かけ表示バッファメモリ部, 24・・表示信号加算回路, 25・・表示制御処理装置, 26〜27・・第1〜第3の指示ボタン, 29・・ボタン入力信号処理部, 30・・表示画面, 31・・拡大表示部, 32・・ページ全体表示部, 33・・ポインティングデバイス指定領域, 34・・アイコン表示カーソル, 35・・余白部, 31A・・部分情報拡大表示, 31B・・周囲情報表示, 31C・・有効拡大表示, 311・・上部網点表示部分, 312・・下部網点表示部分, 314・・左側網点表示部分, 315・・右側網点表示部分, 317・・左側網点表示部分, 318・・右側網点表示部分,

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形または正方形の表示領域を有し画像情
    報を表示させる表示部と,上記表示部に表示させる画像
    情報の倍率を指定する倍率指定手段と,上記画像情報を
    指定された位置を中心として上記倍率指定手段で指定さ
    れた倍率で上記情報表示部に表示させる表示処理手段
    と,上記表示部の矩形または正方形の一方の長辺内に収
    容される範囲で上記画像情報の有効表示部分を選択する
    第1の選択手段と,上記表示部の矩形または正方形の他
    方の辺内に収容される範囲で上記画像情報の有効表示部
    分を選択する第2の選択手段とを有する情報選択出力装
    置。
  2. 【請求項2】上記第1および第2の選択手段は上記表示
    処理手段と協働し,上記表示部に表示されている画像情
    報に重ねて有効表示部分を規定する識別表示を行う請求
    項1記載の情報選択出力装置。
  3. 【請求項3】主情報が表示される主情報表示部と,矩形
    または正方形の表示領域を有し上記主情報表示部に表示
    されている主情報から選択された部分情報を表示させる
    部分情報表示部と,上記主情報表示部に上記主情報を表
    示する主情報表示手段と,上記主情報表示部に表示され
    た上記主情報の中から選択する部分情報の中心位置を指
    定する位置指定手段と,上記部分情報表示部に表示させ
    る倍率を指定する倍率指定手段と,該位置指定手段で指
    定された位置を中心として上記倍率指定手段で指定した
    倍率で上記部分情報を上記部分情報表示部に表示する部
    分情報表示手段と,上記部分情報表示部の矩形または正
    方形の一方の長辺内に収容される範囲で上記部分情報の
    有効表示部分を選択する第1の選択手段と,上記部分情
    報表示部の矩形または正方形の他方の辺に収容される範
    囲で上記部分情報の有効表示部分を選択する第2の選択
    手段とを有する情報選択出力装置。
  4. 【請求項4】上記第1および第2の選択手段は上記部分
    情報表示手段と協働し,上記部分情報表示部に表示され
    ている画像情報に重ねて有効表示部分を規定する識別表
    示を行う請求項3記載の情報選択出力装置。
  5. 【請求項5】上記部分情報表示部に表示されている情報
    のうち,上記に第1および第2の選択手段で選択された
    有効表示範囲の情報を印刷する印刷手段を有する請求項
    1〜4いずれか記載の情報選択出力装置。
  6. 【請求項6】上記主情報表示部と上記部分情報表示部と
    が同一表示装置の画面内に分割して規定される請求項2
    または3記載の情報選択出力装置。
  7. 【請求項7】上記位置指定手段,倍率指定手段,およ
    び,第1および第2の選択手段は独立した3つの操作ボ
    タンを有するマウスなどの移動可能なポインティングデ
    バイスを有し,該ポインティングデバイスの位置が上記
    部分情報の中心位置を指定し,これら3つの操作ボタン
    を組み合わせて倍率指定,上記有効表示範囲の選択を行
    うことを特徴とする請求項1または3記載の情報選択出
    力装置。
  8. 【請求項8】切り出すべき画像情報の中心位置とその倍
    率を指定し,上記指定した中心位置と倍率で画像情報を
    表示部に表示し,上記表示部の矩形または正方形の一方
    の長辺内に収容される範囲に上記画像情報の有効表示部
    分を選択し,上記表示部の矩形または正方形の他方の辺
    内に収容される範囲に上記画像情報の有効表示部分を選
    択する情報選択出力方法。
  9. 【請求項9】選択された画像情報を主情報として主情報
    表示部に表示し,上記主情報表示部に表示された主情報
    の中から切り出すべき部分情報の中心位置とその表示倍
    率を指定し,上記指定した画像情報を指定された中心位
    置で指定された倍率で部分情報表示部に表示し,上記部
    分情報表示部の矩形または正方形の一方の長辺内に収容
    される範囲で上記部分情報の有効表示部分を選択し,上
    記部分情報表示部の矩形または正方形の他方の辺内に収
    容される範囲で上記部分情報の有効表示部分を選択する
    情報選択出力方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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