JPH0528988Y2 - - Google Patents

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JPH0528988Y2
JPH0528988Y2 JP1987144950U JP14495087U JPH0528988Y2 JP H0528988 Y2 JPH0528988 Y2 JP H0528988Y2 JP 1987144950 U JP1987144950 U JP 1987144950U JP 14495087 U JP14495087 U JP 14495087U JP H0528988 Y2 JPH0528988 Y2 JP H0528988Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は汎用型コンバイン、詳しくは機体の前
部に、プラツトホームと刈刃及び掻込ドラムを備
えた刈取装置をフイーダハウスを介して設けて成
る汎用型コンバインに関する。
(従来の技術) 従来、この種のコンバインは実開昭62−77525
号公報に示される如く、前記フイーダハウスを機
体の幅方向一側方に位置させ、該フイーダハウス
の搬送口をプラツトホームの後部ほゞ中央に開口
させて、これらフイーダハウスとプラツトホーム
とを平面視T型状に取付けると共に、前記プラツ
トホーム内に設ける掻込ドラムのドラム本体外周
に軸方向両側から前記フイーダハウスの搬送口に
向かう一対のスクリユー羽根を設けて、これら両
スクリユー羽根によりプラツトホームの幅方向両
側から穀稈を前記フイーダハウスの搬送口に送り
込むように構成している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、前記した従来の汎用型コンバインに
あつては、前記フイーダハウスとプラツトホーム
とが平面視略T型状に連結されており、このた
め、該汎用型コンバインの小型化を図ろうとした
場合、前記フイーダハウス両側に延びるプラツト
ホームのフイーダハウスへの取付構造では機体に
対するプラツトホームの幅寸法が必然的に大きく
なり、コンバイン全体を小型化し辛い問題があつ
た。
上記問題に対し例えば前記フイーダハウスとプ
ラツトホームとを平面視略L型状に連結して、前
記プラツトホームの前記フイーダハウス一側方へ
の突出をなくし、該プラツトホームの幅方向長さ
を短くすることによりコンバイン全体の小型化を
図ることが考えられるのであるが、このようにフ
イーダハウスとプラツトホームとを平面視L型状
構造とした場合、プラツトホームに設ける掻込ド
ラムのスクリユー羽根は、掻込ドラムの突出側軸
端からフイーダハウスの搬送口に穀稈を送り込む
1つのスクリユー羽根のみを備えた構造となる。
このため、前記スクリユー羽根によつて多量に寄
せ集められる穀稈が一方的に掻込ドラムのフイー
ダハウス側に送られ、フイーダハウス側のプラツ
トホーム側壁にぶつかつて停滞することになると
共に、その停滞部分の正面側からも穀稈が送り込
まれるので、前記掻込ドラムのフイーダハウス側
端部において穀稈の停滞がさらに助長され、該掻
込ドラムによるフイーダハウス内への円滑な送り
込みが行なえないのである。また、仮に送り込ま
れたとしてもフイーダハウスの幅方向一側に片寄
つた状態で搬送装置により脱穀装置へ搬送される
ことになるので、前記搬送装置の異常緊張や扱胴
による扱室内への取込みに際し、取込むらが生じ
るといつた問題があり、前記した平面視L型状構
造を採用できなかつたのである。
本考案の目的は、フイーダハウスの偏位側に位
置する掻込ドラムの軸長を短くしてフイーダハウ
スとプラツトホームとを平面視L型状に連結し
て、コンバイン全体としての小型化を図ることが
でき、それでいて、フイーダハウスの偏位側に位
置する掻込ドラムの端部近くで穀稈が滞留したり
からみ付いたりするのを防止できる汎用型コンバ
インを提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、機体1の前部に、プラツトホーム5
1と刈刃54及び軸方向両端が前記プラツトホー
ム51の側壁内面に対向する掻込ドラム52を備
えた刈取装置5をフイーダハウス6を介して設け
て成る汎用型コンバインにおいて、前記フイーダ
ハウス6を、前記機体1の幅方向一側方に偏位さ
せて、該フイーダハウス6の搬送口6aを前記プ
ラツトホーム51の後部一側方に開口させると共
に、前記掻込ドラム52のドラム本体52aの外
周に、前記フイーダハウス6の偏位方向と反対の
機体幅方向他側方に位置する軸方向他側から前記
搬送口6aにわたり刈取穀稈を前記搬送口6aに
送り込むスクリユー羽根52bを設ける一方、前
記フイーダハウス6の偏位方向に位置する前記ド
ラム本体52aの軸方向一側端部外周に、前記ド
ラム本体52aの外周面から半径方向外方に突出
し、かつ、前記ドラム本体52aの軸心と直交す
る平面と平行な平坦面をもつ円板状部11と、こ
の円板状部11に始端部が連続し、該円板状部1
1から前記フイーダハウス6の搬送口6aに穀稈
を送り込む短寸の螺旋部52cとを備え、これら
円板状部11と螺旋部52cとにより前記ドラム
本体52aの軸方向一側端部から前記プラツトホ
ーム5の側壁への穀稈移動を阻止する環状阻止壁
を形成すると共に、該環状阻止壁に臨む前記プラ
ツトホーム5の側壁内面に、前記円板状部11の
外周に向かつて突出する巻付防止部12を設けた
ものである。
尚、本考案において円板状部11とは、円板そ
のものは勿論、ドラム本体52aの外周と同心円
上の外面をもつ扇形状板のものも含むものであ
る。
(作用) 上記構成により、前記フイーダハウス6とプラ
ツトホーム51とを平面視L型状に連結して、前
記プラツトホーム51の前記フイーダハウス6側
方への突出を一側方にのみ抑え、該プラツトホー
ム51の幅方向長さを短縮して、コンバイン全体
の小型化を図り得るのであり、また、前記掻込ド
ラム52によるフイーダハウス6の搬送口6aへ
の穀稈の送り込み時、前記スクリユー羽根52b
によつて搬送口6aに移送される多量の穀稈が、
前記搬送口6aを越えてプラツトホーム5の側壁
側へ移送されるも、この穀稈を前記平坦面をもつ
円板状部11と該円板状部11に連続するの短寸
の螺旋部52aとから成る環状阻止壁により、該
穀稈がプラツトホーム51の側壁にぶつかつて滞
留することなく受止め、かつ、この受止めた穀稈
を前記螺旋部52cの送り作用により、前記ドラ
ム本体52aのフイーダハウス側端部に穀稈が停
滞することなく、前記搬送口6aに円滑に送り込
むことができるのであり、その上、前記環状阻止
壁に臨む前記プラツトホーム5の側壁内面に、前
記円板状部11の外周に向かつて突出する巻付防
止部12を設けたから、該巻付防止部12と前記
円板状部11の外周縁とで穀稈のドラム本体52
aの端面とプラツトホーム5の側壁内面との間へ
の侵入を阻止して、ドラム軸への巻付きを確実に
阻止することができるのである。
(実施例) 第1図及び第2図は本考案に係る汎用型コンバ
インを示しており、これら各図において1は機体
であつて、下部両側にクローラ走行装置2を設け
ると共に、前記機体1の上部に、扱胴31と選別
装置32などを内装した脱穀装置3と、脱穀した
穀粒を貯溜するグレンタンク4とを機体進行方向
に対し横方向に並列状に搭載する一方、前記機体
1の前方側には、刈取装置5をフイーダハウス6
を介して取付け、かつ、機体1と刈取装置5との
間に油圧昇降装置7を取付けている。
前記刈取装置5は、両側に側板51a,51a
を備えたプラツトホーム51と、該プラツトホー
ム51に軸方向両端を前記プラツトホーム51の
側壁内面に対向させて軸架した掻込ドラム52
と、前記プラツトホーム51における各側板51
aの前方に突出状に設けたヘツダー53と、これ
ら各ヘツダー53よりも後部で前記プラツトホー
ム51の前方部に設ける刈刃54とから成り、前
記プラツトホーム51の後方上部には、掻込リー
ル55を、油圧シリンダ8を介して上下昇降可能
に支持したものである。
また、前記プラツトホーム51の背後と前記脱
穀装置3との間には、前記刈刃54が刈取つた穀
稈を前記脱穀装置3に搬送するコンベヤ搬送装置
61を内装したフイーダハウス6を介装させてい
る。又、図面中、9は前記機体1のグレンタンク
4前方に設ける運転席であり、また、10は前記
グレンタンク4の後方に設けるエンジンである。
しかして、以上の如く構成する汎用型コンバイ
ンにおいて、前記フイーダハウス6を、前記機体
1の脱穀装置側側方に偏位させて、該フイーダハ
ウス6の搬送口6aを前記プラツトホーム51の
後部一側方に開口させて、これらフイーダハウス
6とプラツトホーム51とを平面視L型状に連結
すると共に、前記掻込ドラム52のドラム本体5
2aの外周に、前記フイーダハウス6の偏位方向
と反対の機体幅方向他側方に位置する軸方向他側
から前記搬送口6aにわたり刈取穀稈を前記搬送
口6aに送り込むスクリユー羽根52bを設ける
一方、前記フイーダハウス6の偏位方向に位置す
る前記ドラム本体52aの軸方向一側端部外周
に、前記ドラム本体52aの外周面から半径方向
外方に突出し、かつ、前記ドラム本体52aの軸
心と直交する平面と平行な平坦面をもつ円板状部
11と、この円板状部11に始端部が連続し、該
円板状部11から前記フイーダハウス6の搬送口
6aに穀稈を送り込む短寸の螺旋部52cとを備
え、これら円板状部11と螺旋部52cとにより
前記ドラム本体52aの軸方向一側端部から前記
プラツトホーム5の側壁への穀稈移動を阻止する
環状阻止壁を形成すると共に、該環状阻止壁に臨
む前記プラツトホーム5の側壁内面に、前記円板
状部11の外周に向かつて突出する巻付防止部1
2を設けたのである。
図に示す実施例は、前記環状阻止壁を構成する
螺旋部52c,52cを第5図に示す如く180°の
位相差をもたせて配置し、その送り込みを倍増な
らしめている。
又、前記掻込ドラム52の前記スクリユー羽根
52bと前記螺旋部52c,52cとの間には、
複数本の掻込フインガー52dがドラム本体52
aから外方へ出退自在に設けられ、これら各掻込
フインガー52dにより前記搬送口6aに寄せ集
められた穀稈を前記搬送口6a内に掻込んで送り
込むように構成している。
又前記巻付防止部12は、第4図に示す如く前
記円板状部11の外周全体を覆う環状の鍔部をも
つ円板から成り、該巻付防止部12を前記環状阻
止壁に臨むプラツトホーム5における側壁51a
の内面に取付けると共に、前記鍔部を前記円板状
部11の外周側に、その外周を覆うように突出さ
せている。
しかして、以上の如く構成する汎用型コンバイ
ンにより刈取作業を行なう場合には、前記掻込リ
ール55の回転駆動に伴ない圃場に植立されてい
る作物を後方に掻込案内しながら、前記刈刃54
により刈取り、この刈取穀稈を前記プラツトホー
ム51に設けた前記掻込ドラム52のスクリユー
羽根52bでフイーダハウス6の搬送口6a側に
移送して寄せ集め、掻込フインガー52dにより
搬送口6aに掻込んで、前記コンベヤ搬送装置6
1を介して前記脱穀装置3に供給し、該脱穀装置
3において脱穀処理して、穀粒をグレンタンク4
に搬送貯溜させるのである。
この場合、本考案では、前記フイーダハウス6
とプラツトホーム51とを第1図に示す如く平面
視L型状に連結し、前記プラツトホーム51の前
記フイーダハウス6側方への突出を前記運転席9
側のみに抑えているので、該プラツトホーム51
の幅方向長さを短縮でき、これによりコンバイン
全体を小型化できるのである。
また、前記掻込ドラム52によるフイーダハウ
ス6の搬送口6aへの穀稈の送り込み時、前記掻
込ドラム52のドラム本体52aに設けたスクリ
ユー羽根52bによる搬送口6aへの穀稈送り量
が多いため、移送穀稈の一部が搬送口6aの中央
を越えて掻込ドラム52のフイーダハウス6側軸
端に送り込まれるのであるが、これら穀稈は前記
平坦面をもつ円板状部11と該円板状部11に連
続するの短寸の螺旋部52aとから成る環状阻止
壁により受止められ、かつ、この受止められた穀
稈は前記螺旋部52cの送り作用により前記搬送
口6aに円滑に送られるのであり、これによつ
て、前記ドラム本体52aのフイーダハウス側端
部に穀稈が停滞することなく、前記搬送口6aに
均等化して送り込めるのである。そして、フイー
ダハウス6内に送り込まれた穀稈は、コンベヤ搬
送装置61によりその幅方向に均等化された状態
で脱穀装置3に搬送されるので、前記搬送装置6
1のコンベヤに異常緊張が生じたりすることがな
く、また脱穀装置3の扱胴31による扱室内への
穀稈の取込みもむらなく円滑に行なえるのであ
る。
さらに、前記環状阻止壁に臨む前記プラツトホ
ーム5の側壁内面に、前記円板状部11の外周に
向かつて突出する巻付防止部12を設けたから、
該巻付防止部12と前記円板状部11の外周縁と
で穀稈のドラム本体52aの端面とプラツトホー
ム5の側壁内面との間への侵入を阻止して、ドラ
ム軸への巻付きを確実に阻止することができるの
である。こうして、前記環状阻止壁による穀稈の
プラツトホーム5の側壁への移動阻止作用及び搬
送口6aへの送り作用と、前記巻付防止部12に
よる穀稈のドラム軸への巻付防止作用とが相俟つ
て、フイーダハウス6の偏位側に位置する掻込ド
ラム52の軸長を短くし、全体の小型化を図つて
いるにもかかわらず、穀稈の滞留や巻付きを確実
に阻止できるのである。
又、既述実施例の如く、前記環状阻止壁を形成
するに際し、円板体により円板状部11を形成す
る他、例えば第6図乃至第8図に示す如く1対の
短寸螺旋部52cの各始端部を前記ドラム本体5
2aの軸心と直交する周方向に延長して、各螺旋
部52c,52cに連続する平坦面をもつた扇形
状の板体により円板状部11,11を形成しても
良い。この場合には、一方側の円板状部11に他
方側の螺旋部52cを、また、他方側の円板状部
11に一方側の螺旋部52cをそれぞれ軸方向か
ら見た場合にオーバーラツプさせて設けて、これ
ら各円板状部11,11と螺旋部52c,52c
とにより、前記ドラム本体52aの軸方向一側端
部から前記プラツトホーム5の側壁への穀稈移動
を阻止する環状阻止壁を形成するのである。これ
により、円板体により円板状部11を構成した前
述の実施例の場合と同様に、前記各円板状部1
1,11と螺旋部52a,52aとで移送穀稈を
受け止め、かつ、螺旋部52c,52cで搬送口
6aに送り込むことができるのである。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、機体1の前部に、プラツ
トホーム51と刈刃54及び軸方向両端が前記プ
ラツトホーム51の側壁内面に対向する掻込ドラ
ム52を備えた刈取装置5をフイーダハウス6を
介して設けて成る汎用型コンバインにおいて、前
記フイーダハウス6を、前記機体1の幅方向一側
方に偏位させて、該フイーダハウス6の搬送口6
aを前記プラツトホーム51の後部一側方に開口
させると共に、前記掻込ドラム52のドラム本体
52aの外周に、前記フイーダハウス6の偏位方
向と反対の機体幅方向他側方に位置する軸方向他
側から前記搬送口6aにわたり刈取穀稈を前記搬
送口6aに送り込むスクリユー羽根52bを設け
る一方、前記フイーダハウス6の偏位方向に位置
する前記ドラム本体52aの軸方向一側端部外周
に、前記ドラム本体52aの外周面から半径方向
外方に突出し、かつ、前記ドラム本体52aの軸
心と直交する平面と平行な平坦面をもつ円板状部
11と、この円板状部11に始端部が連続し、該
円板状部11から前記フイーダハウス6の搬送口
6aに穀稈を送り込む短寸の螺旋部52cとを備
え、これら円板状部11と螺旋部52cとにより
前記ドラム本体52aの軸方向一側端部から前記
プラツトホーム5の側壁への穀稈移動を阻止する
環状阻止壁を形成すると共に、該環状阻止壁に臨
む前記プラツトホーム5の側壁内面に、前記円板
状部11の外周に向かつて突出する巻付防止部1
2を設けたから、フイーダハウス6の偏位側に位
置する掻込ドラム52の軸長を短くしてフイーダ
ハウス6とプラツトホーム51とを平面視L型状
に連結して、コンバイン全体としての小型化を図
ることができ、それでいて、フイーダハウス6の
偏位側に位置する掻込ドラム52の端部近くで穀
稈が滞留したりからみ付いたりするのを防止でき
るのである。
すなわち、前記掻込ドラム52によるフイーダ
ハウス6の搬送口6aへの穀稈の送り込み時、前
記スクリユー羽根52bによつて搬送口6aに移
送される多量の穀稈が、前記搬送口6aを越えて
プラツトホーム5の側壁側へ移送されるも、この
穀稈を前記平坦面をもつ円板状部11と該円板状
部11に連続するの短寸の螺旋部52aとから成
る環状阻止壁により、該穀稈がプラツトホーム5
1の側壁にぶつかつて滞留することなく受止め、
かつ、この受止めた穀稈を前記螺旋部52cの送
り作用により、前記ドラム本体52aのフイーダ
ハウス側端部に穀稈が停滞することなく、前記搬
送口6aに円滑に送り込むことができるのであ
り、さらに、前記環状阻止壁に臨む前記プラツト
ホーム5の側壁内面に、前記円板状部11の外周
に向かつて突出する巻付防止部12を設けたか
ら、該巻付防止部12と前記円板状部11の外周
縁とで穀稈のドラム本体52aの端面とプラツト
ホーム5の側壁内面との間への侵入を阻止して、
ドラム軸への巻付きを確実に阻止することができ
るのである。こうして、前記環状阻止壁による穀
稈のプラツトホーム5の側壁への移動阻止作用及
び搬送口6aへの送り作用と、前記巻付防止部1
2による穀稈のドラム軸への巻付防止作用とが相
俟つて、フイーダハウス6の偏位側に位置する掻
込ドラム52の軸長を短くし、全体の小型化を図
つているにもかかわらず、穀稈の滞留や巻付きを
確実に阻止できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る汎用型コンバインの実施
例を示す平面図、第2図は同側面図、第3図は掻
込ドラムの部分斜視図、第4図は同背面図、第5
図は同側面図、第6図は掻込ドラムの他の実施例
を示す部分斜視図、第7図は同背面図、第8図は
同背面図である。 1……機体、5……刈取装置、51……プラツ
トホーム、52……掻込ドラム、52a……ドラ
ム本体、52b……スクリユー羽根、52c……
螺旋部、54……刈刃、6……フイーダハウス、
6a……搬送口、11……円板状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体1の前部に、プラツトホーム51と刈刃5
    4及び軸方向両端が前記プラツトホーム51の側
    壁内面に対向する掻込ドラム52を備えた刈取装
    置5をフイーダハウス6を介して設けて成る汎用
    型コンバインにおいて、前記フイーダハウス6
    を、前記機体1の幅方向一側方に偏位させて、該
    フイーダハウス6の搬送口6aを前記プラツトホ
    ーム51の後部一側方に開口させると共に、前記
    掻込ドラム52のドラム本体52aの外周に、前
    記フイーダハウス6の偏位方向と反対の機体幅方
    向他側方に位置する軸方向他側から前記搬送口6
    aにわたり刈取穀稈を前記搬送口6aに送り込む
    スクリユー羽根52bを設ける一方、前記フイー
    ダハウス6の偏位方向に位置する前記ドラム本体
    52aの軸方向一側端部外周に、前記ドラム本体
    52aの外周面から半径方向外方に突出し、か
    つ、前記ドラム本体52aの軸心と直交する平面
    と平行な平坦面をもつ円板状部11と、この円板
    状部11に始端部が連続し、該円板状部11から
    前記フイーダハウス6の搬送口6aに穀稈を送り
    込む短寸の螺旋部52cとを備え、これら円板状
    部11と螺旋部52cとにより前記ドラム本体5
    2aの軸方向一側端部から前記プラツトホーム5
    の側壁への穀稈移動を阻止する環状阻止壁を形成
    すると共に、該環状阻止壁に臨む前記プラツトホ
    ーム5の側壁内面に、前記円板状部11の外周に
    向かつて突出する巻付防止部12を設けたことを
    特徴とする汎用型コンバイン。
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