JPH0528965Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0528965Y2
JPH0528965Y2 JP1374885U JP1374885U JPH0528965Y2 JP H0528965 Y2 JPH0528965 Y2 JP H0528965Y2 JP 1374885 U JP1374885 U JP 1374885U JP 1374885 U JP1374885 U JP 1374885U JP H0528965 Y2 JPH0528965 Y2 JP H0528965Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
rhizomes
edge cutting
grass
drive case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1374885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61128901U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1374885U priority Critical patent/JPH0528965Y2/ja
Publication of JPS61128901U publication Critical patent/JPS61128901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0528965Y2 publication Critical patent/JPH0528965Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、芝あるいは雑草などが植生する部分
と、それらが植生してはならない部分とが隣接す
るような場所(例えば、ゴルフ場のバンカー、圃
場の畦ぎわ部分など)において、芝などが植生し
てはならない部分に、はみだして繁茂してしまわ
ないないように、植生部分と非植生部分との境目
を縁切り処理する装置に関する。
(ロ) 従来の技術 ゴルフ場のバンカーのように、砂場(芝が植生
してはならない部分)の周囲に、芝が植生するよ
うな場所では、芝の手入れを怠ると砂場周辺の芝
が葡ふく状に砂場内に徒長して本来の使用目的を
果たさない状態となつてしまうので、芝が砂場内
に侵入しないように止める処理をしなければなら
ない、しかも、芝の成育伸長は早いから前記処理
を屡々繰り返す必要があるが、現状では、砂場内
への芝の伸長を止める為の芝の縁切り作業は、殆
ど手作業で行なわれている。
また、水田などの作物栽培圃場でも、最近では
一旦休耕田とされた後に再作付するような場合が
多いので、休耕放置状態のとき畦に植生する雑草
が圃場内(雑草が植生してはならない部分)に広
がり繁茂してしまうのであり、圃場内に広がつた
雑草は、再作付にあたつての耕うん作業の際、耕
起土壌中に鋤込み処理している。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 ゴルフ場のバンカー周縁部を縁切り作業する場
合は、前述のように殆ど手作業で行なわれていた
ので、作業能率が著しく低くて管理コストが高く
つく難点があり、また、休耕田に再作付する場合
には、圃場内に畦部から入り込んだ雑草を耕起土
壌中に鋤込み処理しているので、雑草の鋤込みに
より畦近傍部の圃場周辺と、圃場中央部分の土壌
条件が異なることとなつて、圃場全体として作物
成育にむらができる問題があつた。
そこで本考案は、ゴルフ場におけるバンカー周
縁部の縁切り作業や、休耕田の畦ぎわの雑草処理
作業などを省力能率的に実施することができ、し
かも、縁切りによつて切り離された芝、雑草を除
去し易いように土壌の表面部分に分層浮上させて
一層好都合に作業できる装置を提供することを目
的として実施したものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案における芝
植生地の縁切り処理装置は、駆動ケース1から左
右に突出する回転軸4の一方の軸端部に、芝など
の生え際を縦に切割する縁切り刃10を装着する
とともに、その縁切り刃10と駆動ケース1との
間の回転軸に、縁切り刃10によつて切り離され
た根茎混じりの土壌を前記切割部から遠ざける方
向に横送りする機能を備えた送りロータAを装備
し、且つ、駆動ケース1の他方側における回転軸
4に、土壌中に混じる根茎を掻き上げて、土壌の
表面部分に分離分層する分離ロータBを装備した
ものとしている。
(ホ) 作用 上記の構成になる本考案装置によれば、縁切り
刃10を、バンカーの芝の生え際、あるいは圃場
の畦際などに沿わせるようにして、回転軸4を作
動させながら自走車体を前進させれば、芝等が植
生する部分と非植生部分との境目を縁切り刃10
が縦に切割し、植生地からバンカーがわに侵入す
る根茎類が切り離され、根茎類の混じつた土壌
が、縁切り刃10の内側に位置する送りロータA
によつて、前記切割部から遠ざけられる方向に横
送りされる。
そうして、切割・横送りが終われば、自走車体
を復路に向け変えて、回転軸4の他側に設けられ
ている分離ロータBを、前記のように横送りされ
ている根茎混じりの土壌に対応させながら自走車
体を進行させて行けば、分離ロータBによつて、
根茎混じりの土壌が分離ロータBの軸心に直交す
る方向において攪拌され、土壌中に混じる根茎類
が掻き上げられて、土壌の表面部分に分離分層さ
れる。したがつて、本考案装置を用いれば、往復
作業で芝等を切離し、切り離された根茎類を土壌
の表面部分に分離分層して、それらを除去し易い
状態にすることができ、機械的に高能率且つ整斎
に縁切り処理できる。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本考案装置の一実施例の要部構造を示
す断面図で、第2図に示す作業車の要部を−
線で断面した拡大図である。
図中の1は駆動ケースで、自走車体2のエンジ
ン3に連動する伝動機構を内装し、下端部に左右
に突出する回転軸4を支承して、該回転軸4を、
前記伝動機構で駆動できるようにしている。
なお、実施例の自走車体2は、走行ミツシヨン
の下部に設置した駆動車軸5に走行車輪6を嵌着
し、前記駆動ケース1は、走行車輪の後部におい
て斜め下方に向けて設置すると共に、その上部に
おいて後方に操縦ハンドル7を延設した後部装着
形に構成しているが、この他、駆動ケース1を走
行車輪の前部に延出設置する前装形とする場合
と、駆動車軸を前記回転軸に共用する車輌作業形
とする場合とがある。
駆動ケース1から左右に突出する回転軸4の一
方の軸端部に、芝が植生している個所8と芝が植
生してはならない部分9との境目を縦に切割する
縁切り刃10が装着され、該縁切り刃10と前記
駆動ケース1との間に部分に、縁切り刃10よつ
て切り離された根茎混じりの土壌を、回転軸の軸
心方向内方、つまり、縁切り刃10による切割面
から離間する方向に横送りする送りロータAが装
備され、また、駆動ケース1の他方がわにおける
回転軸4には、根茎混じりの土壌を攪拌し、その
中に混じる根茎を掻き上げて、土壌の表面部に分
層する分離ロータBが装備される。
しかして、縁切り刃10としては、外周縁が刃
になつた円板刃、つまり、周知のコールタ(垂直
円板刃)などが用いられる。
また、送りロータAとしては、図示したものの
ように、掘り起こした土を横方向に送る捻曲構造
になつた搬送爪14……を、軸筒12に間配り配
設されたブラケツト13に挿し込み装着して構成
するものとか、一般に知られているラセンすきや
ロータリプラウ等を用いればよい。
さらに、図示の分離ロータBは、回転軸4に対
して直交する縦身部から側方に突出する掻き上げ
翼部を備えた攪拌爪19……を、回転軸に嵌装し
て固定具16で固定する軸筒17のブラケツト1
8部に装備して構成されている。
この分離ロータBは、芝あるいは雑草等の根茎
が混じつた土壌を、回転軸の軸心に対して直交す
る方向に攪拌し、土壌中に混じる根茎などを掻き
上げて、それらを土壌の表面部に分層分離するも
のであり、図示したものの他、花形ローターや普
通爪などを用いて構成することができる。
なお、分離ロータBの上方はカバーで覆われま
た、分離ロータBの外端部には、根茎などの横外
方への飛散する阻止する防具20が配設されてい
る。
そして、自走車が車輌作業形である場合は、前
記防具20と、上記縁切り刃10が、作業深度を
設定するゲージを兼ねる。
したがつて、上記のような構成になる縁切り処
理装置によつて作業する場合は、縁切り刃10
が、芝植生地8と芝が植生しない部分9との境目
に位置するようにして、第3図のように自走車体
2を矢印イの方向に進めて行けば、縁切り刃10
が境目を縦に切割して、植生地8から非植生地9
がわに侵入繁茂している芝の根茎を切断する。
そうして、芝植生地8から切り離された根茎の
混じつた土壌が、縁切り刃10よりも内側に装設
された送りロータAの横送り作用を受けて前記切
割部分から遠ざかる方向(駆動ケースに近づく方
向)に横送りされる。
このような切割・横送り行程が終わると、自走
車体2を復路方向ロに向け変えて、上記の如くに
横送りされている根茎混じりの土壌(第6図参
照)に、分離ロータBを対応させて自走車体を進
行させれば、分離ロータB、つまり、実施例図の
ものにあつては、攪拌爪19……の掻き上げ翼部
によつて、土壌中に混じる根茎類が回転軸の軸心
に対して直交する方向に掻き上げられ土壌の表面
部分に分層分離される。
(ト) 考案の効果 以上のように、本考案における芝植生地などの
縁切り処理装置は、駆動ケース1から左右に突出
する回転軸4の一方の軸端部に、芝などの生え際
を縦に切割する縁切り刃10を装着するととも
に、その縁切り刃10と駆動ケース1との間の回
転軸に、縁切り刃10によつて切り離された根茎
混じりの土壌を前記切割部から遠ざける方向に横
送りする機能を備えた送りロータAを装備し、且
つ、駆動ケース1の他方側における回転軸4に、
土壌中に混じる根茎を掻き上げて、土壌の表面分
に分離分層する分離ロータBを装備したものとし
ているから、該装置を装備した自走車体を往復進
行させることにより、芝等が植生する部分と、そ
うでない部分との境目を整然とした状態に縁切り
処理することができ、その作業を機械的に能率よ
く行なうことができる。
しかも、処理に際して生ずる切断根茎を、分離
ロータBでもつて土壌の表面部に分離分層させる
ので、根茎を除去する作業が行ない易く、非植生
部分の清掃作業を容易ならしめるといつた利点が
あり、また、作業時には送りロータAと分離ロー
タBの釣合いにより、機体の直進性が良好に保た
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部構造を示す断
面図で、後述する第2図の要部を−線で断面
した拡大図、第2図は本考案装置が実施された作
業車の全体側面図である。また、第3図と第4図
は本考案装置の作業態様を示す説明図、第5図と
第6図と第7図は、作業個所を断面状態で示した
説明図である。 A……送りロータ、2……分離ロータ、1……
駆動ケース、4……回転軸、10……縁切り刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動ケース1から左右に突出する回転軸4の一
    方の軸端部に、芝などの生え際を縦に切割する縁
    切り刃10を装着するとともに、その縁切り刃1
    0と駆動ケース1との間の回転軸に、縁切り刃1
    0によつて切り離された根茎混じりの土壌を前記
    切割部から遠ざける方向に横送りする機能を備え
    た送りロータAを装備し、且つ、駆動ケース1の
    他方側における回転軸4に、土壌中に混じる根茎
    を掻き上げて、土壌の表面部分に分離分層する分
    離ロータBを装備してなる芝植生地などにおける
    縁切り処理装置。
JP1374885U 1985-02-01 1985-02-01 Expired - Lifetime JPH0528965Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1374885U JPH0528965Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1374885U JPH0528965Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61128901U JPS61128901U (ja) 1986-08-13
JPH0528965Y2 true JPH0528965Y2 (ja) 1993-07-26

Family

ID=30498040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1374885U Expired - Lifetime JPH0528965Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0528965Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715380Y2 (ja) * 1989-09-11 1995-04-12 株式会社クボタ モーア

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61128901U (ja) 1986-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5953895A (en) Method and apparatus for pulling and chopping plant stalks
US6092608A (en) Garden tiller pulverizing/edger attachment
CN210381917U (zh) 一种自动收取草料的除草机
US4250695A (en) Powered lawn care and cultivating implement
US20050023010A1 (en) Counter-rotating twin shaft system for gardening machines
KR200403145Y1 (ko) 농업용 고랑제초기
US4331204A (en) Tillage implement
WO2009140748A1 (pt) Equipamento para corte, recolhimento e processamento dinâmico de grama
JPH0528965Y2 (ja)
CN212116271U (zh) 一种生态园林用草坪修整装置
CN108093826B (zh) 联合收割开沟填草覆土多功能作业机
KR20070027152A (ko) 농업용 고랑제초기
CN213073617U (zh) 一种牧草种植除草施肥翻土一体化设备
CN207118300U (zh) 一种自走式除草机
CN219999948U (zh) 一种组合式农机
KR100232944B1 (ko) 잔디채취기
CN216905974U (zh) 一种田间割草机
CN113348852B (zh) 一种小型除草机
CN218388560U (zh) 一种多功能造林整地装置
CN213187222U (zh) 一种农用割草机
JP2506212Y2 (ja) コンバインにおける穀稈掻込み案内装置
CN215421519U (zh) 一种半自动锄草机
US4082149A (en) Power cultivator with reciprocating blades
JPH0518882Y2 (ja)
US3094832A (en) Grass and plant mower