JPH0528609Y2 - - Google Patents

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JPH0528609Y2
JPH0528609Y2 JP1986112170U JP11217086U JPH0528609Y2 JP H0528609 Y2 JPH0528609 Y2 JP H0528609Y2 JP 1986112170 U JP1986112170 U JP 1986112170U JP 11217086 U JP11217086 U JP 11217086U JP H0528609 Y2 JPH0528609 Y2 JP H0528609Y2
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cartridge
disk
center core
air
turntable
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばCPUのデータを記録媒体
として使用されるハードデイスクを着脱自在に用
いるのに最適なデイスクカートリツジに関するも
のである。
〔考案の概要〕
この考案は、カートリツジ内のデイスクをカー
トリツジに設けたセンターコア孔においてターン
テーブルに装着させて、ターンテーブルによつて
デイスクをカートリツジ内で高速回転させるよう
に構成したハードデイスク使用等のデイスクカー
トリツジにおいて、カートリツジの一側面に清浄
な空気を導入するための空気取入口と、カートリ
ツジの内面に複数のリブとを備えることにより、
デイスクの高速回転によつて生じる空気の流れに
伴い、空気取入口から清浄な空気を導入してセン
ターコア孔からカートリツジ外に排出させるよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
ハードデイスクをカートリツジ内に収納させた
デイスクカートリツジの従来例として、例えば米
国特許第4459628号公報がある。
この従来例は、上下ハーフからなるカートリツ
ジ内にデイスクを回転自在に収納させ、デイスク
のセンターコアをカートリツジに設けたセンター
コア孔においてターンテーブルに装着させ、ヘツ
ドをカートリツジに設けたヘツド挿入孔内に挿入
させ、ターンテーブルによつてデイスクをカート
リツジ内で高速回転させがら、デイスクの記録又
は再生をヘツドによつて行うように構成したデイ
スクカートリツジである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来周知の如く、ハードデイスクは硬質の磁気
デイスクを用いたものであり、数10メガバイトの
超高密度記録を可能にしている。その反面、ハー
ドデイスクの記録面にサプミクロンオーダの塵埃
等が付着しても、ハードデイスクやヘツドが破壊
されたり、ヘツドの読み取りエラーを発生してし
まうので、そのハードデイスクに塵埃等が付着し
ないような充分な管理が必要である。
この点、従来例のように、ハードデイスクをカ
ートリツジ内に収納させれば、ハードデイスクを
裸で使用するものに比べて、前記塵埃等の付着防
止効果が非常に高い。
しかしながら、この従来例では、デイスクカー
トリツジの組立時或いはその後においてカートリ
ツジ内に不測に侵入した塵埃等が、カートリツジ
外に排出され難い構成になつているために、デイ
スクの高速回転に伴い、そのカートリツジ内の塵
埃等が飛翔されてハードデイスクの記録面に付着
され易いと言う問題がある。
この考案は、上記のような問題点を解決するた
めに考案されたものであつて、デイスクの高速回
転に伴い、カートリツジ内の塵埃等をカートリツ
ジのセンターコア孔からカートリツジ外に確実に
排出させることができ、合せて、カートリツジの
強度増大も図り得るようにしたデイスクカートリ
ツジを提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記〔従来の技術〕で示したデイ
スクカートリツジにおいて、上記カートリツジの
一側面に、上記デイスクの回転方向に対する接線
方向から清浄な空気を導入するための空気取入口
と、上記カートリツジの内面に一体に形成され、
上記デイスクの外周部に対応する位置から上記セ
ンターコア孔に向けて斜に配置される複数のリブ
とを備え、上記デイスクの高速回転に伴つて、上
記空気取入口から清浄な空気がカートリツジ内の
上記複数のリブの間に導入されて上記デイスクの
外周部側から上記センターコア孔に案内されてカ
ートリツジ外に排出されるように構成したもので
ある。
〔作用〕
この考案にかかるデイスクカートリツジによれ
ば、デイスクがカートリツジ内で高速回転される
ことによつて発生する空気流を利用し、空気取入
口からカートリツジ内に清浄な空気を導入すると
共に、その空気をカートリツジの内面に設けられ
たリブによつてセンターコア孔に案内して、その
センターコア孔からカートリツジ外へ排出させる
ものである。そして、カートリツジ内で発生した
空気流によつてそのカートリツジ内で飛翔される
塵埃等を、その空気流と一緒にセンターコア孔か
らカートリツジ外に確実に排出してしまうことが
できる。一方、複数のリブはカートリツジの少な
くとも下ハーフに一体に設けられたものであつ
て、これら複数のリブはカートリツジの補強用リ
ブの機能を有していて、これら複数のリブによつ
てカートリツジの強度も増大される。
〔実施例〕
以下に、この考案にかかるデイスクカートリツ
ジの一実施例を図面によつて説明する。なおこの
実施例は、ハードデイスクをカートリツジ内に収
納させたものである。
先ず、第1図及び第2図において、硬質の磁気
デイスクであるハードデイスク1がカートリツジ
2内に回転自在に収納されている。カートリツジ
1は合成樹脂によつて成形した上下ハーフ3,4
を上下から互いに固着したものである。そして、
ハードデイスク1の中央部に固着された金属等か
らなるセンターコア5に対向された上下一対のセ
ンターコア孔6,7が上下ハーフ3,4のほぼ中
央部に設けられ、また、上下ハーフ3,4の一方
の端部3a,4a側には上下一対のヘツド挿入孔
8,9がその一方の端部3a,4aにおいて互い
に接続されて設けられている。なお、断面形状が
ほぼコ形をなしていて、両センターコア孔6,
7、ヘツド挿入孔8,9及び後述する空気取入口
23を同時に開閉する大型のシヤツター10がカ
ートリツジ2に取付けられている。
デイスクカートリツジは以上の如く構成されて
いて、これがデイスクプレーヤ内に水平に装着さ
れると、シヤツター10が開蓋されて、第2図に
示す如く、ハードデイスク1のセンターコア5が
下ハーフ4のセンターコア孔7においてターンテ
ーブル12上に水平に装着される。なおこの際、
センターコア5はその中心孔13によつてターン
テーブル12の中心のスピンドル14の上端に嵌
合され、かつターンテーブル12上に設けられた
マグネツト15の磁気吸引力によつてターンテー
ブル12上に固定される。なおこの際、上ハーフ
3のセンターコア孔6を利用してデイスク押圧手
段(図示せず)をカートリツジ2内に挿入して、
ハードデイスク1のセンターコア5をその押圧手
段によりターンテーブル12上に積極的に押圧さ
せるようにして、センターコア5をターンテーブ
ル12上により確実かつ正確(水平度を出すこ
と)に装着させることができる。
一方、デイスクカートリツジの装着により、第
1図に示す記録、再生用のヘツドである上下一対
の磁気ヘツド16が両ヘツド挿入孔8,9からカ
ートリツジ2内に挿入されて、これら両磁気ヘツ
ド16がハードデイスク1の上下両記録面17に
弾性的に接触される。
そして、デイスクカートリツジの装着後に、モ
ータ(図示せず)によつてスピンドル14と一体
にターンテーブル12が高速で回転駆動されるこ
とにより、ハードデイスク1がカートリツジ2内
の上下ハーフ3,4間のほぼ中央位置で第1図で
矢印a方向に高速で回転駆動される。そして、こ
れと同時に、両磁気ヘツド16がハードデイスク
1の半径方向に移動操作されて、そのハードデイ
スク1の両記録面17が両磁気ヘツド16によつ
て選択的に記録又は再生される。なおこの際、ハ
ードデイスク1の高速回転中、これに対して相対
運動する両磁気ヘツド16はサブミクロンオーダ
の空気膜でハードデイスク1の両記録面17に対
して浮上された状態で、記録又は再生を行う。
しかして、このデイスクカートリツジでは、第
1図及び第2図に示す如く、上下ハーフ3,4内
のデイスク対向面19,20に、両センターコア
孔6,7から外方に延びる複数のリブ21,22
をこれら上下ハーフ3,4に一体成形して設けて
いる。なお、これら複数のリブ21,22は、直
線状のものであつても、或いは第1図に示した円
弧状のものであつても、更には直線と円弧との組
合せの形状であつても良い。
また、デイスクカートリツジの上記装着によ
り、シヤツター10が開蓋されて、第1図及び第
2図に示す如く、カートリツジ2の一方の端部
(上下ハーフ3,4の一方の端部3a,4a側)
に設けられている空気取入口23がエアフイルタ
24の空気送出口25の外周のパツキング26に
密着されて接続されるようにしている。
以上の構成により、前述した記録又は再生時に
おいて、ハードデイスク1がカートリツジ2内で
第1図で矢印a方向に高速回転されると、カート
リツジ2内に第1図で矢印a方向の空気流aが発
生する。そして、この空気流aによる空気吸引作
用により、エアフイルタ24によつて洗浄された
空気が空気送出口25及び空気取入口23を通し
てカートリツジ2内に第1図及び第2図で矢印b
方向から吸引される。そして、このカートリツジ
2内に矢印b方向から吸引された空気流bは矢印
a方向の空気流aと合流するが、これらの空気流
a,bは、上下ハーフ3,4のデイスク対向面1
9,20に設けられている複数のリブ21,22
によつて第1図及び第2図に矢印cで示すように
両センターコア孔6,7側に誘導されて、その両
センターコア孔6,7からカートリツジ2外に排
出される。なお、第1図に矢印dで示すようにカ
ートリツジ2内の空気の一部は両ヘツド挿入孔
8,9からもカートリツジ2外に排出される。
そして、デイスクカートリツジの組立時或いは
その後においてカートリツジ2内に侵入していた
塵埃等は、カートリツジ2内で発生した空気流a
によつてそのカートリツジ2内で飛翔されなが
ら、空気流c,dと一緒に両センターコア孔6,
7に或いは両ヘツド挿入孔8,9からカートリツ
ジ2外に排出される。
以上の結果、カートリツジ2内には、常に、エ
アフイルタ24によつて洗浄されたきれいな空気
のみが取入れられ、カートリツジ2内の塵埃等は
カートリツジ2外に確実に排出されることにな
る。従つて、記録又は再生時に、塵埃等がハード
デイスク1の両記録面17に付着されることがな
い。
なお、第3図に示す如く、デイスクカートリツ
ジをデイスクプレーヤから取出すと、カートリツ
ジ2の両センターコア孔6,7、両ヘツド挿入孔
8,9及び空気取入口23が、大型のシヤツター
10によつて同時に閉塞され、このカートリツジ
2が完全に密封される。
以上、この考案の実施例に付き述べたが、この
考案は実施例に限定されることなく、この考案の
技術的思想に基づいて各種の有効な変更が可能で
ある。
またこの考案は、ハードデイスク以外の各種記
録、再生方式の各種のデイスクを用いるデイスク
カートリツジに適用可能である。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案のデイスクカート
リツジは、デイスクの高速回転によつてカートリ
ツジ内に発生した空気流を利用して、空気取入口
からカートリツジ内に清浄な空気を導入すると共
に、その空気をカートリツジの内面に設けられた
リブによつてセンターコア孔に案内してセンター
コア孔からカートリツジ外に排出するようにし
て、カートリツジ内の塵埃等をその空気流と一緒
にセンターコア孔からカートリツジ外に排出させ
るようにしたので、カートリツジ内の塵埃等をセ
ンターコア孔からカートリツジ外に確実に排出さ
せることができる。従つて、カートリツジ内に侵
入されていた塵埃等がデイスクの記録面に付着し
て、デイスクやヘツドが破壊されたり、ヘツドの
読み取りエラーを発生するような不都合を極力防
止することができて、信頼性を著しく向上させる
ことができる。
しかも、複数のリブはカートリツジの少なくと
も下ハーフに一体に設けられていて、これら複数
のリブによる補強効果により、カートリツジの強
度も増大させることができるので、頗ぶる丈夫な
カートリツジを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示したものであつ
て、第1図はデイスクカートリツジの分解斜視
図、第2図はデイスクカートリツジの使用状態を
示した第1図−線矢視状態の断面図、第3図
はデイスクカートリツジの非使用状態を示した第
2図−線矢視状態の断面図である。 また図面に用いられた符号において、1……ハ
ードデイスク、2……カートリツジ、3……上ハ
ーフ、4……下ハーフ、5……センターコア、6
……センターコア孔、7……センターコア孔、8
……ヘツド挿入孔、9……ヘツド挿入孔、12…
…ターンテーブル、16……磁気ヘツド、19…
…デイスク対向面、20……デイスク対向面、2
1……リブ、22……リブ、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ターンテーブルに装着されるセンターコアを有
    するデイスクと、 上記デイスクを回転自在に収納すると共に上記
    センターコアを上記ターンテーブルに装着し得る
    センターコア孔と上記デイスクに対して記録及び
    再生を行うヘツドを挿入するためのヘツド挿入孔
    とを有するカートリツジとを備えたデイスクカー
    トリツジにおいて、 上記カートリツジの一側面に、上記デイスクの
    回転方向に対する接線方向から清浄な空気を導入
    するための空気取入口と、 上記カートリツジの内面に一体に形成され、上
    記デイスクの外周部に対応する位置から上記セン
    ターコア孔に向けて斜に配置される複数のリブと
    を備え、 上記デイスクの高速回転に伴つて、上記空気取
    入口から清浄な空気がカートリツジ内の上記複数
    のリブの間に導入されて上記デイスクの外周部側
    から上記センターコア孔に案内されてカートリツ
    ジ外に排出されるように構成したことを特徴とす
    るデイスクカートリツジ。
JP1986112170U 1986-07-22 1986-07-22 Expired - Lifetime JPH0528609Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59207471A (ja) * 1983-05-11 1984-11-24 Mitsubishi Electric Corp 磁気デイスクカ−トリツジ

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JPS62124696U (ja) * 1986-01-30 1987-08-07

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JPS59207471A (ja) * 1983-05-11 1984-11-24 Mitsubishi Electric Corp 磁気デイスクカ−トリツジ

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