JPH05286002A - 射出成形機 - Google Patents
射出成形機Info
- Publication number
- JPH05286002A JPH05286002A JP8734592A JP8734592A JPH05286002A JP H05286002 A JPH05286002 A JP H05286002A JP 8734592 A JP8734592 A JP 8734592A JP 8734592 A JP8734592 A JP 8734592A JP H05286002 A JPH05286002 A JP H05286002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molding machine
- tie bars
- mold clamping
- clamping cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】構成上の簡易化ないしコンパクト化を図り、成
形機の小型化を図る。 【構成】ディスク成形機２のベッド４上には成形機本体
６が設置されており、成形機本体６には、金型８と、一
端側がベッド４上に固定された支持ブラケット１０に取
り付けられた２本の平行なタイバー１２，１２と、これ
らのタイバー１２，１２間に横架された射出ユニット１
４と、一端側がタイバー１２，１２に連結されるととも
に他端側が金型８の一方に支持された型締シリンダ１
６，１６とが備えられている。金型８は、ベッド４上に
固定されるとともに型締シリンダ１６，１６を保持する
固定側型板１８と、タイバー１２，１２の延長部材とし
ての型締シリンダ１６，１６のロッド１６ａ，１６ａに
支持される可動側型板２０とから構成されている。
形機の小型化を図る。 【構成】ディスク成形機２のベッド４上には成形機本体
６が設置されており、成形機本体６には、金型８と、一
端側がベッド４上に固定された支持ブラケット１０に取
り付けられた２本の平行なタイバー１２，１２と、これ
らのタイバー１２，１２間に横架された射出ユニット１
４と、一端側がタイバー１２，１２に連結されるととも
に他端側が金型８の一方に支持された型締シリンダ１
６，１６とが備えられている。金型８は、ベッド４上に
固定されるとともに型締シリンダ１６，１６を保持する
固定側型板１８と、タイバー１２，１２の延長部材とし
ての型締シリンダ１６，１６のロッド１６ａ，１６ａに
支持される可動側型板２０とから構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、金型内に溶融樹脂を
充填して成形を行う射出成形機に関するものである。
充填して成形を行う射出成形機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、射出成形機では、例えば金型の固
定側型板と可動側型板とがそれぞれ４本のタイバーで支
持された固定ダイプレートと移動ダイプレートに取り付
けられ、型締シリンダで移動ダイプレートを移動させて
型締めを行うとともに、型締シリンダに対向して固定ダ
イプレート側に設けられた射出ユニットで金型内へ溶融
樹脂を充填する構成となっている。また、金型はガイド
ピンによって型合わせ精度を得るようになっている。
定側型板と可動側型板とがそれぞれ４本のタイバーで支
持された固定ダイプレートと移動ダイプレートに取り付
けられ、型締シリンダで移動ダイプレートを移動させて
型締めを行うとともに、型締シリンダに対向して固定ダ
イプレート側に設けられた射出ユニットで金型内へ溶融
樹脂を充填する構成となっている。また、金型はガイド
ピンによって型合わせ精度を得るようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の射
出成形機では、成形精度を損なわない範囲でできる限り
構成上の簡易化ないしコンパクト化を望む声が強いが、
上述のような従来構成によれば、型締シリンダと射出ユ
ニットが金型を挟んで対向する構成であるためにそれぞ
れの設置スペースが直列的に存在し、このため全長の短
縮には限界があった。
出成形機では、成形精度を損なわない範囲でできる限り
構成上の簡易化ないしコンパクト化を望む声が強いが、
上述のような従来構成によれば、型締シリンダと射出ユ
ニットが金型を挟んで対向する構成であるためにそれぞ
れの設置スペースが直列的に存在し、このため全長の短
縮には限界があった。
【０００４】また、型締シリンダ側と射出ユニット側が
一体性を有しない分離構造であるとともに、４本のタイ
バーを有するために全体的な簡易化ないしコンパクト化
には限界があった。
一体性を有しない分離構造であるとともに、４本のタイ
バーを有するために全体的な簡易化ないしコンパクト化
には限界があった。
【０００５】なお、本発明者の考察によれば、タイバー
は２本構成でも型締力を保持する剛性を保障し得るとと
もに、タイバーの個々が型合わせ精度を低減させる要因
であることを考慮すれば、その本数を減らすことは成形
精度の向上を図る観点からむしろ有利であると考えられ
る。
は２本構成でも型締力を保持する剛性を保障し得るとと
もに、タイバーの個々が型合わせ精度を低減させる要因
であることを考慮すれば、その本数を減らすことは成形
精度の向上を図る観点からむしろ有利であると考えられ
る。
【０００６】そこで、この発明は、構成の簡易化ないし
コンパクト化を図れる射出成形機の提供をその目的とす
る。
コンパクト化を図れる射出成形機の提供をその目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成すべく創案されたもので、その特徴は、二本の平行
なタイバー間に射出ユニットが設けられているとともに
各タイバーには型締シリンダが連結され、当該各型締シ
リンダが金型の一方の型部材に保持されるとともに各型
締シリンダのロッドが他方の型部材に取り付けられ、前
記型締シリンダの動作によりタイバーと同軸上で型開閉
がなされるようにした構成にある。
達成すべく創案されたもので、その特徴は、二本の平行
なタイバー間に射出ユニットが設けられているとともに
各タイバーには型締シリンダが連結され、当該各型締シ
リンダが金型の一方の型部材に保持されるとともに各型
締シリンダのロッドが他方の型部材に取り付けられ、前
記型締シリンダの動作によりタイバーと同軸上で型開閉
がなされるようにした構成にある。
【０００８】
【作用】この発明によれば、型締シリンダの動作によ
り、タイバーの延長としてなる型締シリンダのロッド上
で金型の開閉がなされ、型閉じ状態において射出ユニッ
トにより金型内へ溶融樹脂の充填がなされる。
り、タイバーの延長としてなる型締シリンダのロッド上
で金型の開閉がなされ、型閉じ状態において射出ユニッ
トにより金型内へ溶融樹脂の充填がなされる。
【０００９】型締シリンダと射出ユニットとが金型の同
一側に存在することによってそれぞれの設置スペースの
並列化がなされ、機全長の短縮化がなされる。
一側に存在することによってそれぞれの設置スペースの
並列化がなされ、機全長の短縮化がなされる。
【００１０】また、タイバーの２本構成、タイバー上に
おける金型、型締シリンダ及び射出ユニットの一体的結
合構成により、構成の簡易化ないしコンパクト化がなさ
れる。
おける金型、型締シリンダ及び射出ユニットの一体的結
合構成により、構成の簡易化ないしコンパクト化がなさ
れる。
【００１１】
【実施例】図１乃至図５はこの発明の一実施例を示すも
ので、ビデオディスクやオーディオディスク等のいわゆ
る円盤状記録媒体を成形するのに好適な例を示すもので
ある。
ので、ビデオディスクやオーディオディスク等のいわゆ
る円盤状記録媒体を成形するのに好適な例を示すもので
ある。
【００１２】ディスク成形機２のベッド４上には成形機
本体６が設置されており、成形機本体６には、金型８
と、一端側がベッド４上に固定された支持ブラケット１
０に取り付けられた２本の平行なタイバー１２，１２
と、これらのタイバー１２，１２間に横架された射出ユ
ニット１４と、一端側がタイバー１２，１２に連結され
るとともに他端側が金型８の一方に支持された型締シリ
ンダ１６，１６とが備えられている。
本体６が設置されており、成形機本体６には、金型８
と、一端側がベッド４上に固定された支持ブラケット１
０に取り付けられた２本の平行なタイバー１２，１２
と、これらのタイバー１２，１２間に横架された射出ユ
ニット１４と、一端側がタイバー１２，１２に連結され
るとともに他端側が金型８の一方に支持された型締シリ
ンダ１６，１６とが備えられている。
【００１３】金型８は、ベッド４に固定されるとともに
型締シリンダ１６，１６を保持する固定側型板１８と、
タイバー１２，１２の延長部材としての型締シリンダ１
６，１６のロッド１６ａ，１６ａに支持される可動側型
板２０とから構成されており、固定側型板１８と可動側
型板２０とにはそれぞれキャビティを形成する固定側鏡
面部１８ａと可動側鏡面部２０ａが備えられている。符
号１８ｃはノズル案内孔を示す。
型締シリンダ１６，１６を保持する固定側型板１８と、
タイバー１２，１２の延長部材としての型締シリンダ１
６，１６のロッド１６ａ，１６ａに支持される可動側型
板２０とから構成されており、固定側型板１８と可動側
型板２０とにはそれぞれキャビティを形成する固定側鏡
面部１８ａと可動側鏡面部２０ａが備えられている。符
号１８ｃはノズル案内孔を示す。
【００１４】ロッド１６ａは固定側型板１８と可動側型
板２０にいわゆる共合せ加工で同軸心上に形成された軸
孔１８ｂ，２０ｂに挿通されており、固定側型板１８で
はベアリング部材１７で摺動摩耗による心ずれを規制さ
れた状態で円滑摺動可能に支持されている。
板２０にいわゆる共合せ加工で同軸心上に形成された軸
孔１８ｂ，２０ｂに挿通されており、固定側型板１８で
はベアリング部材１７で摺動摩耗による心ずれを規制さ
れた状態で円滑摺動可能に支持されている。
【００１５】射出ユニット１４は、射出シリンダやスク
リュ等を有するとともに油圧シリンダ等の駆動源でタイ
バー１２の軸方向に移動可能に設けられたユニット本体
２２と、ホッパ等からなる材料供給装置２４と、先端に
ノズル２６を有して型締シリンダ１６，１６間に位置付
けられた加熱シリンダ２８とから概略構成されている。
リュ等を有するとともに油圧シリンダ等の駆動源でタイ
バー１２の軸方向に移動可能に設けられたユニット本体
２２と、ホッパ等からなる材料供給装置２４と、先端に
ノズル２６を有して型締シリンダ１６，１６間に位置付
けられた加熱シリンダ２８とから概略構成されている。
【００１６】次にディスク成形機２の成形動作を説明す
る。図５に示すように、ロッド１６ａ，１６ａの退動で
型閉じがなされるとともに、射出ユニット１４が移動し
て固定側型板１８に対するノズル２６のタッチがなされ
る。型締状態で金型８内への樹脂充填がなされ、固化過
程後、ロッド１６ａ，１６ａの前進動で型開きがなされ
る。従って、金型８の開閉動作は、２本のタイバー１
２，１２の同軸上でなされることになる。
る。図５に示すように、ロッド１６ａ，１６ａの退動で
型閉じがなされるとともに、射出ユニット１４が移動し
て固定側型板１８に対するノズル２６のタッチがなされ
る。型締状態で金型８内への樹脂充填がなされ、固化過
程後、ロッド１６ａ，１６ａの前進動で型開きがなされ
る。従って、金型８の開閉動作は、２本のタイバー１
２，１２の同軸上でなされることになる。
【００１７】以上の構成によれば、金型８の一方側に射
出ユニット１４と型締シリンダ１６，１６が併存するこ
とになり、それぞれの設置スペースの並列化によって、
成形機本体６の全長の短縮化を図ることができる。ま
た、２本のタイバー１２，１２軸上に金型８、射出ユニ
ット１４及び型締シリンダ１６，１６が一連に配置され
て一体的に結合されるとともに、ダイプレートを介する
ことなく２本のタイバー１２，１２の同軸上で直接的に
金型８の開閉がなされ、さらに型締シリンダ１６，１６
の分散化がなされるので、構成の簡易化ないしコンパク
ト化を図ることができる。
出ユニット１４と型締シリンダ１６，１６が併存するこ
とになり、それぞれの設置スペースの並列化によって、
成形機本体６の全長の短縮化を図ることができる。ま
た、２本のタイバー１２，１２軸上に金型８、射出ユニ
ット１４及び型締シリンダ１６，１６が一連に配置され
て一体的に結合されるとともに、ダイプレートを介する
ことなく２本のタイバー１２，１２の同軸上で直接的に
金型８の開閉がなされ、さらに型締シリンダ１６，１６
の分散化がなされるので、構成の簡易化ないしコンパク
ト化を図ることができる。
【００１８】
【発明の効果】この発明によれば、金型の一方側に射出
ユニットと型締シリンダとが併存することによる長手方
向における設置スペースの並列化によって成形機全長の
短縮化を図ることができる。
ユニットと型締シリンダとが併存することによる長手方
向における設置スペースの並列化によって成形機全長の
短縮化を図ることができる。
【００１９】また、２本のタイバー軸上に金型、射出ユ
ニット及び型締シリンダが一連に配置して一体的に結合
できるので、構成の簡易化ないしコンパクト化を図るこ
とができる。
ニット及び型締シリンダが一連に配置して一体的に結合
できるので、構成の簡易化ないしコンパクト化を図るこ
とができる。
【図１】この発明に係る射出成形機の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】同平面図である。
【図３】同側面図である。
【図４】型締シリンダのロッドの取付構造を示す概要拡
大断面図である。
大断面図である。
【図５】成形時の平面図である。
８ 金型 １２ タイバー １４ 射出ユニット １６ 型締シリンダ １６ａ ロッド １８ 固定側型板（一方の型部材） ２０ 可動側型板（他方の型部材）
Claims (1)
- 【請求項１】二本の平行なタイバー間に射出ユニットが
設けられているとともに各タイバーには型締シリンダが
連結され、当該各型締シリンダが金型の一方の型部材に
保持されるとともに各型締シリンダのロッドが他方の型
部材に取り付けられ、前記型締シリンダの動作によりタ
イバーと同軸上で型開閉がなされる射出成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4087345A JPH0764000B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4087345A JPH0764000B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 射出成形機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05286002A true JPH05286002A (ja) | 1993-11-02 |
| JPH0764000B2 JPH0764000B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=13912285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4087345A Expired - Fee Related JPH0764000B2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 射出成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0764000B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63130317A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-02 | Hishiya Seiko Kk | 射出成形機 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP4087345A patent/JPH0764000B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63130317A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-02 | Hishiya Seiko Kk | 射出成形機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0764000B2 (ja) | 1995-07-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |