JPH0528363B2 - - Google Patents
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- JPH0528363B2 JPH0528363B2 JP59157046A JP15704684A JPH0528363B2 JP H0528363 B2 JPH0528363 B2 JP H0528363B2 JP 59157046 A JP59157046 A JP 59157046A JP 15704684 A JP15704684 A JP 15704684A JP H0528363 B2 JPH0528363 B2 JP H0528363B2
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- optical
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- cable
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Landscapes
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、光テープ心線を複数本積層してなる
光フアイバケーブルにあつて、前記各光テープ心
線間に防水性混和物が充填されている防水型光ケ
ーブルの製造方法の改良に関するものである。
光フアイバケーブルにあつて、前記各光テープ心
線間に防水性混和物が充填されている防水型光ケ
ーブルの製造方法の改良に関するものである。
従来より、ケーブルを構成する複数の心線間に
ジエリー状の防水性混和物を充填して防水特性を
向上させた防水型ケーブルが知られている。とこ
ろで、前記防水性混和物をケーブル内に充填する
方法として、従来の銅導体心線あるいは単心型の
光フアイバ心線を用いてなる防水型ケーブルにお
いては、第３図のような、いわゆる、パイプ充填
方法が一般的である。これは、心線を複数本集合
したケーブル６をパイプ状の防水性混和物充填装
置７内に導き、ここで約10Kg／cm2程度の圧力でジ
エリー状の防水性混和物８を圧入する方法であ
る。尚、符号９は挿入口金、符号１０は絞り口金
である。このようにしてなるパイプ充填方法の特
徴は、一箇所で、しかもいつきに防水性混和物を
充填できるので作業が簡単で大量生産に適してい
る点にある。ところで近年、光フアイバケーブル
を各加入者端まで布設する光フアイバ加入者ケー
ブルが検討されるに至り、従来の銅導体心線や単
心型光フアイバ心線に代わつて、第４図に示され
るような光テープ心線５を、第５図の如く積層さ
せ光テープユニツト１１を構成するものが提案さ
れている。これは、第４図のように、光フアイバ
１のまわりに紫外線硬化性樹脂等からなる被覆層
２を設けてなる光フアイバ素線３を平面状に並行
に複数本並べて、これに一体的に紫外線硬化性樹
脂等からなる保護層４を被覆した光テープ心線５
を、第５図のように該光テープ心線５の厚さ方向
に複数本積層させたものである。かかる光テープ
ユニツト１１に押さえテープ、外部シース等を施
してなるケーブルの特徴は、同一外径のケーブル
内に収納される光フアイバ本数で比較すると、従
来の単心型の光フアイバ心線よりより多くの本数
収納できる点にあり、一般的に高密度型光フアイ
バケーブルと呼ばれている。ところで、第５図の
如き光テープユニツト１１に防水性混和物８を充
填して、防水型光ケーブルを製造する場合、従来
の前記パイプ充填方法では、次のような問題が発
生する。すなわち、第５図の如く積層させた各光
テープ心線５の接触界面がたいらであるため、該
接触界面間に充分防水性混和物８が入らない。そ
の結果、ケーブル外部から侵入した水分が前記接
触界面を伝わつてケーブル長手方向に侵入してし
まう。また、前述の如く、防水性混和物８を約10
Kg／cm2という高い圧力で圧入するため、この圧力
で第５図の如く積層されていた光テープ心線５が
横にずれたり、あるいは反転したりして、配列く
ずれを起こし、その結果、外力に弱い光フアイバ
１が伝送特性の劣化を引き起こす。このように、
光テープ心線を積層させてなる光テープユニツト
に、従来のパイプ充填方法で防水性混和物を充填
しようとすると、各光テープ心線間に防水性混和
物を充分に充填できないとか、光テープ心線の配
列が乱れ、最悪の場合は、光フアイバの伝送特性
が劣化するという問題がある。
ジエリー状の防水性混和物を充填して防水特性を
向上させた防水型ケーブルが知られている。とこ
ろで、前記防水性混和物をケーブル内に充填する
方法として、従来の銅導体心線あるいは単心型の
光フアイバ心線を用いてなる防水型ケーブルにお
いては、第３図のような、いわゆる、パイプ充填
方法が一般的である。これは、心線を複数本集合
したケーブル６をパイプ状の防水性混和物充填装
置７内に導き、ここで約10Kg／cm2程度の圧力でジ
エリー状の防水性混和物８を圧入する方法であ
る。尚、符号９は挿入口金、符号１０は絞り口金
である。このようにしてなるパイプ充填方法の特
徴は、一箇所で、しかもいつきに防水性混和物を
充填できるので作業が簡単で大量生産に適してい
る点にある。ところで近年、光フアイバケーブル
を各加入者端まで布設する光フアイバ加入者ケー
ブルが検討されるに至り、従来の銅導体心線や単
心型光フアイバ心線に代わつて、第４図に示され
るような光テープ心線５を、第５図の如く積層さ
せ光テープユニツト１１を構成するものが提案さ
れている。これは、第４図のように、光フアイバ
１のまわりに紫外線硬化性樹脂等からなる被覆層
２を設けてなる光フアイバ素線３を平面状に並行
に複数本並べて、これに一体的に紫外線硬化性樹
脂等からなる保護層４を被覆した光テープ心線５
を、第５図のように該光テープ心線５の厚さ方向
に複数本積層させたものである。かかる光テープ
ユニツト１１に押さえテープ、外部シース等を施
してなるケーブルの特徴は、同一外径のケーブル
内に収納される光フアイバ本数で比較すると、従
来の単心型の光フアイバ心線よりより多くの本数
収納できる点にあり、一般的に高密度型光フアイ
バケーブルと呼ばれている。ところで、第５図の
如き光テープユニツト１１に防水性混和物８を充
填して、防水型光ケーブルを製造する場合、従来
の前記パイプ充填方法では、次のような問題が発
生する。すなわち、第５図の如く積層させた各光
テープ心線５の接触界面がたいらであるため、該
接触界面間に充分防水性混和物８が入らない。そ
の結果、ケーブル外部から侵入した水分が前記接
触界面を伝わつてケーブル長手方向に侵入してし
まう。また、前述の如く、防水性混和物８を約10
Kg／cm2という高い圧力で圧入するため、この圧力
で第５図の如く積層されていた光テープ心線５が
横にずれたり、あるいは反転したりして、配列く
ずれを起こし、その結果、外力に弱い光フアイバ
１が伝送特性の劣化を引き起こす。このように、
光テープ心線を積層させてなる光テープユニツト
に、従来のパイプ充填方法で防水性混和物を充填
しようとすると、各光テープ心線間に防水性混和
物を充分に充填できないとか、光テープ心線の配
列が乱れ、最悪の場合は、光フアイバの伝送特性
が劣化するという問題がある。
前記問題に鑑み、本発明の目的は、光テープ心
線により構成される防水型光ケーブルにあつて、
防水特性に優れ、かつ前記光テープ心線の配列の
乱れや、それによつて生じる光フアイバの伝送特
性の劣化の少ない防水型光ケーブルを得るための
製造方法を提供することにある。
線により構成される防水型光ケーブルにあつて、
防水特性に優れ、かつ前記光テープ心線の配列の
乱れや、それによつて生じる光フアイバの伝送特
性の劣化の少ない防水型光ケーブルを得るための
製造方法を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明の防水型光ケー
ブルの製造方法は、光フアイバ素線を複数本平面
状に並行に並べて保護層を被覆してなる複数本の
光テープ心線にあつて、予め該各光テープ心線毎
にその表面に防水性混和物を塗布しつつ、前記複
数の光テープ心線を積層することを特徴とするも
のである。
ブルの製造方法は、光フアイバ素線を複数本平面
状に並行に並べて保護層を被覆してなる複数本の
光テープ心線にあつて、予め該各光テープ心線毎
にその表面に防水性混和物を塗布しつつ、前記複
数の光テープ心線を積層することを特徴とするも
のである。
本発明の実施例を図を参照して詳細に説明す
る。第１図、第２図は本発明の防水型光ケーブル
の製造方法の一実施例を示している。これらの図
が示すように、本発明の防水型光ケーブルの製造
方法は、第４図の如く光フアイバ素線３を平面状
に並行に並べて、これに一体的に保護層４を設け
てなる光テープ心線５，５……を、第１図の如
く、ボビン１２，１２……により供給し、各々を
個々にジエリー状の防水性混和物８が入つている
防水性混和物充填装置７内に導き、第２図の如く
前記防水性混和物充填装置７のほぼ中央に設けて
ある押さえロール１３で押さえて、前記ジエリー
状の防水性混和物８内に全体を潜らせ、テープ表
面全体に前記ジエリー状の防水性混和物８を塗布
する。しかる後、ジエリー状の防水性混和物８を
塗布された各光テープ心線５を目板１４により第
５図の如く積層させる。この後、必要に応じて押
さえ巻き装置１５で押さえテープを施し、続い
て、金属テープ縦添え装置１６により、例えば、
アルミニウム−プラスチツクラミネートテープ等
を縦添えしつつ、押出被覆装置１７で外部シース
を設け、図示されていない引取機で引取り、巻取
機で巻き取る。もちろん、前記アルミニウム−プ
ラスチツクラミネートテープ等は場合によつては
省略されることもあるし、前記押さえテープ上に
も防水性混和物８を施すこともある。
る。第１図、第２図は本発明の防水型光ケーブル
の製造方法の一実施例を示している。これらの図
が示すように、本発明の防水型光ケーブルの製造
方法は、第４図の如く光フアイバ素線３を平面状
に並行に並べて、これに一体的に保護層４を設け
てなる光テープ心線５，５……を、第１図の如
く、ボビン１２，１２……により供給し、各々を
個々にジエリー状の防水性混和物８が入つている
防水性混和物充填装置７内に導き、第２図の如く
前記防水性混和物充填装置７のほぼ中央に設けて
ある押さえロール１３で押さえて、前記ジエリー
状の防水性混和物８内に全体を潜らせ、テープ表
面全体に前記ジエリー状の防水性混和物８を塗布
する。しかる後、ジエリー状の防水性混和物８を
塗布された各光テープ心線５を目板１４により第
５図の如く積層させる。この後、必要に応じて押
さえ巻き装置１５で押さえテープを施し、続い
て、金属テープ縦添え装置１６により、例えば、
アルミニウム−プラスチツクラミネートテープ等
を縦添えしつつ、押出被覆装置１７で外部シース
を設け、図示されていない引取機で引取り、巻取
機で巻き取る。もちろん、前記アルミニウム−プ
ラスチツクラミネートテープ等は場合によつては
省略されることもあるし、前記押さえテープ上に
も防水性混和物８を施すこともある。
このようにしてなる本発明の防水型光ケーブル
の製造方法によれば、各光テープ心線５の全表面
に予め防水性混和物８を塗布しておくため、各光
テープ心線５間の接触界面にも充分に前記防水性
混和物８が入つている。そのため、前記接触界面
に防水性混和物８の未充填部分が生じる恐れはな
く、もつて、ケーブル外部から侵入した水分が前
記光テープ心線５間の接触界面を伝わつてケーブ
ル長手方向深く侵入することはない。また、従来
の如く、高い圧力で防水性混和物８を充填する場
合と異なり、本発明の方法では防水性混和物８を
予め光テープ心線５に塗布し、しかる後積層する
ため、従来の如く充填圧力をかける必要がない。
それ故、光テープユニツト１１の各光テープ心線
５の配列が乱れるということもなく、光フアイバ
の伝送特性の劣化が生じる恐れも少ない。
の製造方法によれば、各光テープ心線５の全表面
に予め防水性混和物８を塗布しておくため、各光
テープ心線５間の接触界面にも充分に前記防水性
混和物８が入つている。そのため、前記接触界面
に防水性混和物８の未充填部分が生じる恐れはな
く、もつて、ケーブル外部から侵入した水分が前
記光テープ心線５間の接触界面を伝わつてケーブ
ル長手方向深く侵入することはない。また、従来
の如く、高い圧力で防水性混和物８を充填する場
合と異なり、本発明の方法では防水性混和物８を
予め光テープ心線５に塗布し、しかる後積層する
ため、従来の如く充填圧力をかける必要がない。
それ故、光テープユニツト１１の各光テープ心線
５の配列が乱れるということもなく、光フアイバ
の伝送特性の劣化が生じる恐れも少ない。
前記の如く、本発明の防水型光ケーブルの製造
方法によれば、複数本の光テープ心線により構成
される防水型光ケーブルにあつて、防水特性に優
れ、かつ前記光テープ心線の配列の乱れや、それ
によつて生じる光フアイバの伝送特性の劣化の少
ない信頼性の高い防水型光ケーブルを得ることが
できる。
方法によれば、複数本の光テープ心線により構成
される防水型光ケーブルにあつて、防水特性に優
れ、かつ前記光テープ心線の配列の乱れや、それ
によつて生じる光フアイバの伝送特性の劣化の少
ない信頼性の高い防水型光ケーブルを得ることが
できる。
第１図は本発明の防水型光ケーブルの製造方法
の一実施例を示す概略平面図、第２図は本発明に
係わる防水性混和物充填装置の一実施例を示す縦
断面図、第４図、第５図は光テープ心線および光
テープユニツトの横断面図、第３図は従来の防水
型ケーブルの製造方法に用いる防水性混和物充填
装置の縦断面図である。 ５……光テープ心線、７……防水性混和物充填
装置、８……防水性混和物、１１……光テープユ
ニツト、１３……押さえロール。
の一実施例を示す概略平面図、第２図は本発明に
係わる防水性混和物充填装置の一実施例を示す縦
断面図、第４図、第５図は光テープ心線および光
テープユニツトの横断面図、第３図は従来の防水
型ケーブルの製造方法に用いる防水性混和物充填
装置の縦断面図である。 ５……光テープ心線、７……防水性混和物充填
装置、８……防水性混和物、１１……光テープユ
ニツト、１３……押さえロール。
Claims (1)
- １ 光フアイバ素線を複数本平面状に並行に並べ
て保護層を被覆してなる複数本の光テープ心線に
あつて、予め前記各光テープ心線毎にその表面に
防水性混和物を塗布しつつ、前記複数の光テープ
心線を積層することを特徴とする防水型光ケーブ
ルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59157046A JPS61159608A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 防水型光ケ−ブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59157046A JPS61159608A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 防水型光ケ−ブルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61159608A JPS61159608A (ja) | 1986-07-19 |
| JPH0528363B2 true JPH0528363B2 (ja) | 1993-04-26 |
Family
ID=15641008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59157046A Granted JPS61159608A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 防水型光ケ−ブルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61159608A (ja) |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP59157046A patent/JPS61159608A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61159608A (ja) | 1986-07-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |