JPH05282510A - 料金徴収システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は入口料金所や出口料金所において、
車を一時停止させることなく通行料金を自動的に支払ら
わせ、これによって入口料金所や出口料金所の無人化を
達成するとともに、通行券の交換による不正行為を無く
す。 【構成】 有料道路５に入車する車両６を検知してこの
車両６に関するデータを収集する入口装置１と、前記有
料道路５から出車する前記車両６を検知する出口ランプ
ウェイ装置２と、この出口ランプウェイ装置２によって
検知された車両６に関するデータに基づいて前記車両６
に対する料金を計算する中央装置４と、前記有料道路５
から出車する前記車両６から先払い方式もしくは後払い
方式で前記中央装置４によって得られた料金を徴収する
出口装置３とを備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】［発明の目的］

【０００２】

【産業上の利用分野】本発明は高速道路等の有料道路な
どで使用される料金徴収システムに関する。

【０００３】

【従来の技術】高速道路等の有料道路などでは、均一料
金区間の場合、入口料金所において、利用者が一旦、車
両を停止させて現金もしくは回数券、プリペイカード等
で通行料金を支払って道路を通行する。

【０００４】また、車種や通行区間の違いなどによって
料金が異なる場合には、入口料金所において、利用者が
車両を一旦、停止させて通行券を受け取った後、道路を
通行し、出口料金所で再度、車両を停止させて前記通行
券の情報、例えば入口料金所名、車種等の情報に応じて
算出される通行料金を現金もしくは回数券、プリペイカ
ード等で支払う。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の料金徴収システムにおいては、入口料金所また
は出口料金所で、通行料金の支払いのために、一旦、必
ず車両を停止させなければならないので、停車による時
間のロスが発生するとともに、入口料金所や出口料金所
で渋滞が発生し易いという問題があった。

【０００６】また、入口料金所や出口料金所に通行券を
渡したり、通行料金を徴収したりする人を置かなければ
ならないので、入口料金所や出口料金所を無人化するこ
とができないという問題があった。

【０００７】また、各入口料金所で受け取った通行券を
パーキングエリア等において、交換し、互いの通行料金
を低減させるような不正行為があっても、上述した従来
の料金徴収システムでは、これを発見するができないと
いう問題があった。

【０００８】本発明は上記の事情に鑑み、入口料金所や
出口料金所において、車両を一時停止させることなく通
行料金を支払うことができ、これによって入口料金所や
出口料金所の無人化を達成することができるとともに、
通行券を交換したりする不正行為を無くすことができる
料金徴収システムを提供することを目的としている。 ［発明の構成］

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による料金徴収システムは、有料となってい
る場所に入車する車を検知してこの車に関するデータを
収集する入口装置と、前記有料となっている場所から出
車する前記車を検知する出車検知装置と、この出車検知
装置によって検知された車に関するデータに基づいて前
記車に対する料金を計算する料金計算装置と、前記有料
となっている場所から出車する前記車から先払い方式も
しくは後払い方式で前記料金計算装置によって得られた
料金を徴収する出口装置とを備えたことを特徴としてい
る。

【００１０】

【作用】上記の構成において、入口装置によって有料と
なっている場所に入車する車が検知されてデータが収集
された後、出車検知装置によって前記車の出車が検知さ
れたとき、料金計算装置によって前記車に関するデータ
から前記車に対する料金が計算されるとともに、出口装
置によって前記車から先払い方式もしくは後払い方式で
前記料金が徴収される。

【００１１】

【実施例】図１は本発明による料金徴収システムの一実
施例を示すブロック図である。

【００１２】この図に示す料金徴収システムは入口装置
１と、出口ランプウェイ装置２と、出口装置３と、中央
装置４と、車載装置７とを備えており、入口装置１によ
って有料道路５に入る車両６を識別した後、出口ランプ
ウェイ装置２および出口装置３によって有料道路５から
出る車両６が検知されたとき、この車両６の通行料金を
演算して収受員にこれを直接、徴収させたり、車両６に
セットされているプリペイカードから自動的に引き落と
したりする。

【００１３】車載装置７は無線ＩＣカード１７と、端末
８とを備えており、前記入口装置１や出口装置３と無線
によって通信を行なってカードデータを送信したり、通
行に必要な情報を受信して記憶したり、プリペイカード
によって通行料金を支払ったりする。

【００１４】無線ＩＣカード１７は各種の処理を行なう
処理回路や無線によって外部機器と通信を行なう通信機
等を備えており、前記入口装置１や出口装置３と無線に
よって通信を行なってカードデータを送信したり、通行
に必要な情報を受信して記憶したり、通行料金データを
受信してこれを端末８に供給したりする。

【００１５】端末８は各種の処理を行なう処理回路やプ
リペイカードの読み取り処理や書込み処理等を行なうプ
リペイカードカード処理器、通行料金等を表示したり、
印刷したりする出力器等を備えており、前記無線ＩＣカ
ード１４からの要求に応じてセットされているプリペイ
カードのデータを読み取ってこれを前記無線ＩＣカード
１４に供給したり、この無線ＩＣカード１４から供給さ
れる引き落としデータに基づいて前記プリペイカードか
ら通行料金を引き落としたり、この通行料金を表示した
り、プリントアウトしたりする。

【００１６】また、入口装置１はナンバープレート読取
機１０と、無線ＩＣカード・リーダ・ライタ１１と、制
御機１２とを備えており、無人入口料金所１３を通って
有料道路５に入る車両６のナンバープレートや車種を認
識したり、前記車両６に無線ＩＣカード１４が搭載され
ているかどうかチェツクしたり、この無線ＩＣカード１
４が利用可能なカードかどうかをチェツクしたり、これ
らの各チェツク結果および前記ナンバープレートの読み
取り結果を前記中央装置４に送ったりする。

【００１７】ナンバープレート読取機１０は前記無人入
口料金所１３前の道路に隣接して設置されたテレビカメ
ラやこのテレビカメラによって撮影された内容を解析し
て前記無人入口料金所１３前の道路を通過して前記有料
道路５に入った車両６のナンバーや車種を認識する画像
処理回路等を備えており、前記無人入口料金所１３前の
道路を通過して前記有料道路５に入った車両６のナンバ
ーや車種を認識してこの認識結果を前記中央装置４に送
る。

【００１８】また、無線ＩＣカード・リーダ・ライタ１
１は前記無人入口料金所１３前の道路に隣接して設置さ
れた送受信機等を備えており、前記無人入口料金所１３
前の道路を通過して前記有料道路５に入いる車両６に対
して質問信号を送信して前記車両６に無線ＩＣカード１
４が搭載されているかどうかチェツクするとともに、前
記車両６に無線ＩＣカード１４が搭載されているときに
は、そのカードデータを取り込んだり、前記無線ＩＣカ
ード１４に必要な情報を書き込んだり、これらの各通信
内容を前記中央装置４に送ったりする。

【００１９】また、制御機１２は各種の演算を行なう演
算回路や通信処理を行なう通信回路等を備えており、前
記中央装置４からの制御信号に基づいて前記ナンバープ
レート読取機１０や無線ＩＣカード・リーダ・ライタ１
１を制御して前記無人入口料金所１３前の道路を通過し
て前記有料道路５に入いる車両６のナンバーや車種を認
識させたり、無線ＩＣカード１４の搭載有無をチェツク
させたり、前記無線ＩＣカード１４に記憶されているカ
ードデータを読み取らせたり、前記無線ＩＣカード１４
に対して必要な情報を書込ませたりする。

【００２０】また、出口ランプウェイ装置２は前記有料
道路５の出口ランプウェイ９に設けられるナンバープレ
ート読取機１５を備えており、前記有料道路５から出て
出口ランプウェイ９に入る車両６のナンバーや車種を認
識してこの認識結果を前記中央装置４に送る。

【００２１】また、出口装置３はナンバープレート読取
機１６と、無線ＩＣカード処理機１７と、制御機１８
と、ゲート１９とを備えており、出口料金所２０前を通
って一般道路に出る車両６のナンバーや車種を認識した
後、この認識結果に基づいて前記中央装置４から供給さ
れる情報を検索して通行料金を求め、これを車両６にセ
ットされているプリペイカードから引き落としたり、ゲ
ート１９を閉鎖させた後、収受員に連絡して車両６の運
転者から通行料金を直接、徴収させたりする。

【００２２】ナンバープレート読取機１６は前記出口料
金所２０前の道路に隣接して設置されたテレビカメラや
このテレビカメラによって撮影された内容を解析して前
記車両６のナンバーや車種を認識する画像処理回路等を
備えており、前記出口料金所２０前の道路を通過して一
般道路に出ようとしている車両６のナンバーや車種を認
識し、この認識結果を前記制御機１８に供給する。

【００２３】また、無線ＩＣカード処理機１７は前記出
口料金所２０前の道路に隣接して設置された送受信機等
を備えており、前記出口料金所２０前の道路を通過して
一般道路に出ようとしている車両６のうち、制御機１８
から指示された車両６の無線ＩＣカード１４に対して通
行料金データを送信し、前記車両６の端末８にセットさ
れているプリペイカードから通行料金を引き落とす。

【００２４】また、ゲート１９は前記制御機１８からク
ローズ信号が供給されたとき、遮断機を下ろして車両６
を停止させる。

【００２５】また、制御機１８は各種の演算を行なう演
算回路や通信処理を行なう通信回路等を備えており、前
記中央装置４からの制御信号に基づいて前記ナンバープ
レート読取機１６や無線ＩＣカード処理機１７を制御し
て前記出口料金所２０前の道路を通過して一般道路に出
ようとする車両６のナンバーや車種を読み取りらせた
り、無線ＩＣカード１４と通信させて通行料金を引き落
とさせたり、ゲート１９を閉じさせるとともに、収受員
に連絡して車両６の運転者から通行料金を直接、徴収さ
せたりする。

【００２６】また、中央装置４は通信装置２５と、デー
タベース２６と、電算機２７とを備えており、前記入口
装置１および出口ランプウェイ装置２、出口装置３から
供給される各データに基づいて有料道路５から出る車両
６の通行料金を演算した後、出口装置３によって前記車
両６にセットされているプリペイカードから前記通行料
金を引き落とさせたり、ゲート１９を閉じさせるととも
に、収受員に連絡させて車両６の運転者から通行料金を
直接、徴収させたりする。

【００２７】通信装置２５は高速通信回路等を備えてお
り、前記入口装置１や出口ランプウェイ装置２から出力
される各データを取り込んでこれを前記電算機２７に供
給したり、この電算機２７から通行料金データ等が出力
されたとき、これを取り込んで出口装置３に供給したり
する。

【００２８】また、データベース２６は大容量記憶装置
によって構成されており、前記電算機２７から出力され
るデータ、例えば無効となっている無線ＩＣカードのデ
ータや各車両６の入口料金所名データ、車種名等の各デ
ータを記憶したり、記憶している各データを読み出して
これを前記電算機２７に供給したりする。

【００２９】電算機２７は前記通信装置２５を介して前
記入口装置１および出口ランプウェイ装置２、出口装置
３と通信を行なったり、前記データベース２６にデータ
を記憶させたり、このデータベース２６からデータを読
み出したりしながら、前記入口装置１および出口ランプ
ウェイ装置２、出口装置３から供給される各データに基
づいて有料道路５から出る車両６の通行料金を演算した
後、出口装置３によって前記車両６にセットされている
プリペイカードから前記通行料金を引き落とさせたり、
ゲート１９を閉じさせるとともに、収受員に連絡させて
車両６の運転者から前記通行料金を直接、徴収させたり
する。

【００３０】次に、図２および図３に示す各フローチャ
ートを参照しながらこの実施例の動作を説明する。

【００３１】まず、図２に示す如く入口料金所１３の前
を車両６が通過すれば、入口装置１の無線ＩＣカード・
リーダ・ライタ１１が動作して無線により車両６に質問
信号を出す。

【００３２】そして、この車両６に無線ＩＣカード１４
が搭載されておらず、前記無線ＩＣカード・リーダ・ラ
イタ１１が質問信号を発してから一定時間内に前記車両
６から応答信号が送信されなければ、無線ＩＣカード・
リーダ・ライタ１１は前記車両６に無線ＩＣカード１４
が搭載されていないことを示すデータを生成してこれを
中央装置４に出力する。

【００３３】また、車両６に無線ＩＣカード１４が搭載
されており、質問信号を発してから一定時間内に車両６
の無線ＩＣカード１４からカードデータが送信されれ
ば、無線ＩＣカード・リーダ・ライタ１１はこのカード
データを取り込んでこれを前記中央装置４に出力する
（ステップＳＴ１）。

【００３４】また、この動作と並行してナンバープレー
ト読取機１０が動作して前記車両６を撮影してそのナン
バーや車種を認識してこの認識結果に対応したデータを
生成しこれを前記中央装置４に出力する（ステップＳＴ
２）。

【００３５】一方、中央装置４の電算機２７は通信装置
２５を介して前記入口装置１の無線ＩＣカード・リーダ
・ライタ１１から無線ＩＣカード１４の搭載有無やカー
ドデータ等が供給されたとき、前記無線ＩＣカード・リ
ーダ・ライタ１１から供給された情報中の無線ＩＣカー
ド有無に基づいて前記車両６が無線ＩＣカード１４を搭
載しているかどうかをチェツクし（ステップＳＴ３）、
これを搭載していれば、前記情報中のカードデータに基
づいてデータベース２６を検索して前記車両６に搭載さ
れている無線ＩＣカード１４が無効かどうかをチェツク
し（ステップＳＴ４）、この無線ＩＣカード１４が無効
な無線ＩＣカードでなければ、前記無線ＩＣカード１４
のカードデータとともに、前記入口装置１のナンバープ
レート読取機１０から供給されたナンバーや車種、入口
料金所名を前記データベースに記憶させる（ステップＳ
Ｔ５）。

【００３６】また、前記入口装置１の無線ＩＣカード・
リーダ・ライタ１１から供給された情報中の無線ＩＣカ
ード有無が無線ＩＣカード無しであれば（ステップＳＴ
３）、電算機２７は前記車両６を不正通行車両としてそ
のナンバーや車種、入口料金除名を前記データベース２
６に記憶させる（ステップＳＴ６）。

【００３７】また、前記入口装置１の無線ＩＣカード・
リーダ・ライタ１１から供給された情報中のカードデー
タがデータベース２６に無効なカードデータとして登録
されていれば、電算機２７は前記車両６を無効カード車
両としてそのナンバーや車種、入口料金所名を前記デー
タベース２６に記憶させる（ステップＳＴ７）。

【００３８】この後、図３に示す如く出口ランプウェイ
装置２のナンバープレート読取機１５によって出口ラン
プウェイ９を通過する車両６が撮影されてそのナンバー
や車種が認識され、これらの情報が中央装置４に供給さ
れれば（ステップＳＴ１０）、中央装置４は前記ナンバ
ーや車種に基づいて前記データベース２６を検索して前
記車両６が不正通行車両や無効カード車両かどうかをチ
ェツクするとともに、入口料金所名および前記出口ラン
プウェイ９に対応する出口料金所名、車種等に基づいて
通行料金を演算した後、前記車両６が不正通行車両や無
効カード車両であれば、前記通行料金を示すデータおよ
びゲート閉指令を出口装置３に供給し、また前記車両６
が不正通行車両や無効カード車両でなければ、入口料金
所名および前記出口ランプウェイ９に対応する出口料金
所名、車種等に基づいて通行料金を演算した後、この通
行料金および車種、ナンバーを前記出口装置３に供給す
る（ステップＳＴ１１）。

【００３９】そして、出口装置３の制御機１８はナンバ
ープレート読取機１０が出口料金所２０の前を通過して
一般道路に出ようとする車両６を撮影してそのナンバー
および車種を認識したとき、この認識結果に基づいて記
憶しているナンバーおよび車種を検索して前記車両６に
対してゲート閉指令が出されているかどうかをチェツク
し（ステップＳＴ１２）、これが出されていれば、ゲー
ト１９を閉じさせて前記車両６を停止させる（ステップ
ＳＴ１３）。

【００４０】この後、制御機１８は不正通行車両や無効
カード車両と判断された車両６のナンバーおよび入口料
金所名等を表示してこれを収受員に知らせ、この収受員
によって前記車両６の運転者から通行料金を徴収させる
（ステップＳＴ１４）。

【００４１】また、前記ナンバープレート読取機１０に
よって撮影された車両６のナンバーおよび車種に対して
ゲート閉指令が出されていなければ（ステップＳＴ１
２）、制御機１８は無線ＩＣ処理機１７を制御して前記
車両６に搭載されている無線ＩＣカード１４に通行料金
データを送信させて、端末８にセットされているプリペ
イカードから前記通行料金データによって示される金額
を引き落とさせる（ステップＳＴ１５）。

【００４２】この後、出口装置３の制御機１８は前記車
両６のナンバーおよび車種とを中央装置４に送って一般
道路に出た車両６に関する入口料金所名や通行料金デー
タ等のデータを削除させる。

【００４３】このように、この実施例においては、入口
料金所１３において有料道路５に入った車両６のデータ
を収集し、この後この車両６が前記有料道路５から出る
とき、これを検知して通行料金を演算し、車両６に搭載
されている端末８のプリペイカードから前記通行料金を
引き落とすようにしたので、入口料金所１３や出口料金
所２０において、車両６を一時停止させることなく通行
料金を徴収することができ、これによって入口料金所１
３や出口料金所２０の無人化を達成することができると
ともに、通行券の交換による不正行為を無くすことがで
きる。

【００４４】また、上述した実施例においては、有料道
路５を通行している車両６が出口ランプウェイ９に出た
とき、ナンバープレート読取機１５によってこの車両６
が有料道路５から出ることを検知して通行料金等の計算
を行なうようにしているので、車両６が出口料金所２０
を通過するとき、この車両６に搭載されていた端末８に
セットされているプリペイカードから通行料金を引き落
としたり、前記出口料金所２０のゲート１９を閉じて前
記車両６を停止させたりすることができる。

【００４５】また、上述した実施例においては、プリペ
イカードから通行料金を徴収するようにしているが、各
車両６の通行料金をデータベース２６に登録しておき、
後払い方式で各車両６の使用者等に請求するようにして
も良い。

【００４６】また、上述した実施例においては、有料道
路５の料金徴収システムを例にとって本発明を説明した
が、手配車検索システムや駐車場の料金徴収システム、
車両管理システム等に本発明を適用するようにしても良
い。

【００４７】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
口料金所や出口料金所において、車を一時停止させるこ
となく通行料金を支払うことができ、これによって入口
料金所や出口料金所の無人化を達成することができると
ともに、通行券の交換による不正行為を無くすことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による料金徴収システムの一実施例を示
すブロック図である。

【図２】図１に示す実施例の動作例を示すフローチャー
トである。

【図３】図１に示す実施例の動作例を示すフローチャー
トである。

【符号の説明】

１ 入口装置 ２ 出車検知装置（出口ランプウェイ装置） ３ 出口装置 ４ 料金計算装置（中央装置） ５ 有料となっている場所（有料道路） ６ 車

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 有料となっている場所に入車する車を検
   知してこの車に関するデータを収集する入口装置と、 前記有料となっている場所から出車する前記車を検知す
   る出車検知装置と、 この出車検知装置によって検知された車に関するデータ
   に基づいて前記車に対する料金を計算する料金計算装置
   と、 前記有料となっている場所から出車する前記車から先払
   い方式もしくは後払い方式で前記料金計算装置によって
   得られた料金を徴収する出口装置と、 を備えたことを特徴とする料金徴収システム。