JPH0527706Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527706Y2 JPH0527706Y2 JP4137987U JP4137987U JPH0527706Y2 JP H0527706 Y2 JPH0527706 Y2 JP H0527706Y2 JP 4137987 U JP4137987 U JP 4137987U JP 4137987 U JP4137987 U JP 4137987U JP H0527706 Y2 JPH0527706 Y2 JP H0527706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke member
- coupling device
- frame
- electromagnetic coupling
- yoke
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 18
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 18
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 18
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 5
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はOA機器、FA機器等の各種機器に広
く使用される電磁連結装置に係り、特に、そのヨ
ークの構造改良に関するものである。
く使用される電磁連結装置に係り、特に、そのヨ
ークの構造改良に関するものである。
[従来の技術]
従来この種電磁連結装置としては、例えば第4
図にその断面図を示す如く、1は電磁連結装置で
あつて、OA機器2のフレーム3と、これに取り
付けられたカツプ状のフレーム4によつて囲まれ
た空室内に設けられる。5は断面コ字状に一体的
に形成されたヨークでその内筒部の内周において
軸受6を介して回転軸7上に、この軸と相対回転
可能に支承され、かつこの回転軸7に対するつれ
廻りを防止するために、止めピン8によつてフレ
ーム3に固定される。回転軸7は両端部において
軸受9,10を介してフレーム3,4により支承
される。11は電磁コイルでヨーク5の凹所内に
収納される。12は回転軸7にローレツトを形成
した上、この部分に嵌着されたロータで非磁性材
13の介在によつて、これを境に内方と外方に磁
極が形成される。14はロータ12の磁極部に空
隙を隔てて対向するアマチユアで、板ばね15を
介して歯車16の内側面に取付けられる。歯車1
6は回転軸7上の一方端に回転自在に支承され、
回転軸7の他方端には歯車17がピン18を用い
て、この回転軸と共に回転するように嵌着され、
この歯車17にOA機器2の図示しない歯車が直
接或はタイミングベルトなどを介して噛合するよ
うになつている。
図にその断面図を示す如く、1は電磁連結装置で
あつて、OA機器2のフレーム3と、これに取り
付けられたカツプ状のフレーム4によつて囲まれ
た空室内に設けられる。5は断面コ字状に一体的
に形成されたヨークでその内筒部の内周において
軸受6を介して回転軸7上に、この軸と相対回転
可能に支承され、かつこの回転軸7に対するつれ
廻りを防止するために、止めピン8によつてフレ
ーム3に固定される。回転軸7は両端部において
軸受9,10を介してフレーム3,4により支承
される。11は電磁コイルでヨーク5の凹所内に
収納される。12は回転軸7にローレツトを形成
した上、この部分に嵌着されたロータで非磁性材
13の介在によつて、これを境に内方と外方に磁
極が形成される。14はロータ12の磁極部に空
隙を隔てて対向するアマチユアで、板ばね15を
介して歯車16の内側面に取付けられる。歯車1
6は回転軸7上の一方端に回転自在に支承され、
回転軸7の他方端には歯車17がピン18を用い
て、この回転軸と共に回転するように嵌着され、
この歯車17にOA機器2の図示しない歯車が直
接或はタイミングベルトなどを介して噛合するよ
うになつている。
上記従来の電磁連結装置の動作を説明すると、
歯車16は図示しない駆動モータピニオンに噛
合し回転駆動され、電磁コイル11に通電する
と、その電磁吸引力によつて、アマチユア14が
ロータ12に吸着して連結され、従つてロータ1
2、シヤフト7及び歯車17は歯車16と共に回
転し、前記歯車17に噛合するOA機器の歯車が
回転駆動される。
合し回転駆動され、電磁コイル11に通電する
と、その電磁吸引力によつて、アマチユア14が
ロータ12に吸着して連結され、従つてロータ1
2、シヤフト7及び歯車17は歯車16と共に回
転し、前記歯車17に噛合するOA機器の歯車が
回転駆動される。
[考案が解決しようとする問題点]
ところで上記従来の電磁連結装置はヨーク5を
断面コ字状に一体的に形成するため鋳造して切削
加工するか或は板材をプレス絞り加工によつて製
作する必要があり、しかもそのヨーク5の内周に
軸受6及び9を別個に嵌装しなければならないな
ど製作が煩雑でコストが嵩むといつた問題があ
る。
断面コ字状に一体的に形成するため鋳造して切削
加工するか或は板材をプレス絞り加工によつて製
作する必要があり、しかもそのヨーク5の内周に
軸受6及び9を別個に嵌装しなければならないな
ど製作が煩雑でコストが嵩むといつた問題があ
る。
本考案はこのような問題を解決するために成さ
れたもので、製作が容易で安価にできる電磁連結
装置を提供することを目的とする。
れたもので、製作が容易で安価にできる電磁連結
装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本考案は電磁連結装置の回転軸を支承するフレ
ームの一部をヨーク部材として兼用しこの部分
と、それぞれ別体の内方ヨーク部材と外方ヨーク
部材とを結合することによつて断面コ字状のヨー
クを形成すると共に、内方ヨーク部材を含油焼結
合金で成型し、軸受を兼ねるようにしたことを特
徴とするものである。
ームの一部をヨーク部材として兼用しこの部分
と、それぞれ別体の内方ヨーク部材と外方ヨーク
部材とを結合することによつて断面コ字状のヨー
クを形成すると共に、内方ヨーク部材を含油焼結
合金で成型し、軸受を兼ねるようにしたことを特
徴とするものである。
[作用]
ヨークの一部となるフレームと外方ヨークは板
材から容易に加工することができ、また、内方ヨ
ークは軸受を兼ねる含油焼結合金を成型加工して
簡単にできる。
材から容易に加工することができ、また、内方ヨ
ークは軸受を兼ねる含油焼結合金を成型加工して
簡単にできる。
[実施例]
本考案による電磁連結装置の実施例を第1図〜
第3図を参照して説明する。なお、第4図に示す
従来例と同一構成部分は同一符号を付けてその説
明を省略する。
第3図を参照して説明する。なお、第4図に示す
従来例と同一構成部分は同一符号を付けてその説
明を省略する。
この実施例においてヨーク23は、円筒状の内
方ヨーク部材24が鉄系含油焼結合金で成型さ
れ、この内方ヨーク部材24と同心円筒状の外方
ヨーク部材25が板材を環状に丸めて形成され、
この内方ヨーク部材と外方ヨーク部材の各一方端
をフレーム3の一部である結合部分26に結合し
て断面コ字状のヨークを形成する。
方ヨーク部材24が鉄系含油焼結合金で成型さ
れ、この内方ヨーク部材24と同心円筒状の外方
ヨーク部材25が板材を環状に丸めて形成され、
この内方ヨーク部材と外方ヨーク部材の各一方端
をフレーム3の一部である結合部分26に結合し
て断面コ字状のヨークを形成する。
内方ヨーク部材24は軸受を兼ねるもので一端
は周縁の一部を切欠した小径部24aとなつてお
り、上記フレーム3の結合部分26に形成された
対応する穴に圧入させることでこの結合部分に固
定支持され、内周面において、回転軸7を支承し
ている。また、外方ヨーク部材25は、板材を丸
め曲げ加工によつて第2図に示すように環状に形
成され、その一方端には複数個の突出部25aが
突設され、フレーム3の結合部分26に前記突出
部25aに対応する穴に嵌入した上、各突出部の
端部を圧潰させて、そのフレーム部に固定され
る。その他、この断面コ字状のヨークの凹所内に
電磁コイル11が収納されるなど従来の構成と同
様である。
は周縁の一部を切欠した小径部24aとなつてお
り、上記フレーム3の結合部分26に形成された
対応する穴に圧入させることでこの結合部分に固
定支持され、内周面において、回転軸7を支承し
ている。また、外方ヨーク部材25は、板材を丸
め曲げ加工によつて第2図に示すように環状に形
成され、その一方端には複数個の突出部25aが
突設され、フレーム3の結合部分26に前記突出
部25aに対応する穴に嵌入した上、各突出部の
端部を圧潰させて、そのフレーム部に固定され
る。その他、この断面コ字状のヨークの凹所内に
電磁コイル11が収納されるなど従来の構成と同
様である。
上記構成の本考案による電磁連結装置におい
て、電磁コイル11に通電すると、破線で示す経
路、即ち外方ヨーク部材25、フレーム3の一部
である結合部分26、内方ヨーク部材24、ロー
タ12、アマチユア14に磁束が流れ、アマチユ
ア14がロータ12に吸着する。
て、電磁コイル11に通電すると、破線で示す経
路、即ち外方ヨーク部材25、フレーム3の一部
である結合部分26、内方ヨーク部材24、ロー
タ12、アマチユア14に磁束が流れ、アマチユ
ア14がロータ12に吸着する。
従つて図示しない駆動モータピニオンに噛合し
て回転する歯車16の回転力は、アマチユア1
4、板ばね15を介してロータ12と回転軸7と
歯車17とに伝達され、前記歯車17に噛合する
OA機器2の歯車が回転駆動される。
て回転する歯車16の回転力は、アマチユア1
4、板ばね15を介してロータ12と回転軸7と
歯車17とに伝達され、前記歯車17に噛合する
OA機器2の歯車が回転駆動される。
[考案の効果]
本考案の電磁連結装置は上述の如く、板材で外
方ヨーク部材を形成し、また内方ヨーク部材は軸
受を兼ね鉄系含油焼結合金で成型し、これら外方
ヨーク部材と内方ヨーク部材の各一端を、当該電
磁連結装置を支持するフレームの一部に結合して
ヨークを構成するようにしたもので、製作が簡単
容易にでき安価になるといつた効果がある。
方ヨーク部材を形成し、また内方ヨーク部材は軸
受を兼ね鉄系含油焼結合金で成型し、これら外方
ヨーク部材と内方ヨーク部材の各一端を、当該電
磁連結装置を支持するフレームの一部に結合して
ヨークを構成するようにしたもので、製作が簡単
容易にでき安価になるといつた効果がある。
第1図は本考案による電磁連結装置の縦断面
図。第2図は外方ヨーク部材の斜視図。第3図は
フレームの一部で、外方ヨーク部材と内方ヨーク
部材との結合部分である側面図。第4図は従来の
電磁連結装置の縦断面図である。 1……電磁連結装置、3……フレーム、23…
…ヨーク、24……内方ヨーク部材、25……外
方ヨーク部材、26……ヨーク結合部(フレーム
3の一部)。
図。第2図は外方ヨーク部材の斜視図。第3図は
フレームの一部で、外方ヨーク部材と内方ヨーク
部材との結合部分である側面図。第4図は従来の
電磁連結装置の縦断面図である。 1……電磁連結装置、3……フレーム、23…
…ヨーク、24……内方ヨーク部材、25……外
方ヨーク部材、26……ヨーク結合部(フレーム
3の一部)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 それぞれ別体の内方ヨーク部材と外方ヨーク
部材を同心的にフレームに結合し、該フレーム
の前記内方ヨーク部材と前記外方ヨーク部材で
挟まれた部分と該内方ヨーク部材と該外方ヨー
ク部材とで断面コ字状のヨークを形成したこと
を特徴とする電磁連結装置。 2 上記内方ヨーク部材は、鉄系含油焼結合金か
ら成り軸受を兼ねたことを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の電磁連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4137987U JPH0527706Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4137987U JPH0527706Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147936U JPS63147936U (ja) | 1988-09-29 |
JPH0527706Y2 true JPH0527706Y2 (ja) | 1993-07-15 |
Family
ID=30856326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4137987U Expired - Lifetime JPH0527706Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527706Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP4137987U patent/JPH0527706Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63147936U (ja) | 1988-09-29 |
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