JPH05275437A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH05275437A
JPH05275437A JP6612592A JP6612592A JPH05275437A JP H05275437 A JPH05275437 A JP H05275437A JP 6612592 A JP6612592 A JP 6612592A JP 6612592 A JP6612592 A JP 6612592A JP H05275437 A JPH05275437 A JP H05275437A
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conductivity type
type high
semiconductor device
concentration
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JP6612592A
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Kazuyuki Kurita
和行 栗田
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、超高速動作するバイポーラトランジ
スタに関し、ベースのシャロー化、カーク効果の抑制、
各部の抵抗や容量の低減を実現して動作速度の高速化を
実現できるバイポーラトランジスタを提供することを目
的とする。 【構成】半導体基板10上に形成された第1導電型低濃
度コレクタ層14上に第1導電型高濃度コレクタ層2
4、第2導電型高濃度ベース層26、ノンドープ半導体
層28、高融点金属シリサイド層30が積層されてい
る。高融点金属シリサイド層30上には絶縁層32が形
成され、高融点金属シリサイド層30と絶縁層32にノ
ンドープ半導体層28に達する開口部が形成され、開口
部を介して第2導電型高濃度ベース層26内に不純物を
拡散して第1導電型エミッタ層38が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置、特に超高速
動作するバイポーラトランジスタ及びその製造方法に関
する。近年の情報化社会の発達に伴い、汎用大型コンピ
ュータ、スーパーコンピュータ、EWS、LSIテスタ
等の分野で超高速デバイスへの要求が益々強くなってい
る。これらの分野は、低消費電力、高速動作、大規模集
積回路であるCMOSデバイスが求められる分野とは異
なり、高消費電力、超高速動作、中規模集積回路である
バイポーラトランジスタ集積回路が求められている。し
かしながら、近年のバイポーラトランジスタ集積回路
は、高消費電力の割りにはデバイスの高速化が頭打ちの
状況にあり、更なる高速動作可能なバイポーラトランジ
スタの製造技術の確立が望まれている。
【0002】
【従来の技術】バイポーラトランジスタ集積回路をセル
フアラインにより製造する製造技術として、ESPER
(Emitter based Selfaligened Structure with Polysi
liconElectrode and Resister)プロセス等が提案さ
れ、バイポーラトランジスタの高速化に向けて研究開発
が精力的に行われている。
【0003】従来の製造技術によるセルフアライン型バ
イポーラトランジスタの高速化に向けての懸案事項とし
ては次のようなものがある。第1にはベースのシャロー
化である。バイポーラトランジスタを高速化するにはベ
ースを狭くする必要があるが、従来の製造方法では不純
物をイオン注入することによりベース層を形成していた
ため、イオン注入エネルギを約10keVと限界まで低
くしてもベース層が200〜300nmもの厚さになっ
てしまう。しかもその後の熱処理工程により不純物が拡
散してベース層が更に厚くなり、ベース層を十分薄くす
ることが困難であった。
【0004】第2にはカーク(Kirk)効果の抑制で
ある。一般にバイポーラトランジスタのエミッタ電流を
増やしていくと、比例して遮断周波数も高くなっていく
が、電流が大きくなるとベースの押し出し効果によりベ
ース幅が実効的に拡がってしまい遮断周波数が低くなっ
てしまう。これをカーク効果といい、バイポーラトラン
ジスタの高速化に対する障害になっており、このカーク
効果を抑制することが望まれている。
【0005】第3には内部ベース、外部ベース、引き出
しベースのシース抵抗の低減、ジャンクション容量の低
減、コンタクト抵抗の低減である。一般にバイポーラト
ランジスタの動作速度は、トランジスタ内部の抵抗によ
る遅延時間とキャパシタの充放電時間に依存している。
したがって、これら抵抗や容量を低減してトランジスタ
の動作速度を向上させることが望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、バイポー
ラトランジスタを高速化するためには、ベースのシャロ
ー化、カーク効果の抑制、各部の抵抗や容量の低減が望
まれているにもかかわらず、従来の技術ではいまだ十分
ではなく、バイポーラトランジスタの高速化が頭打ちの
状況にあった。
【0007】本発明の目的は、ベースのシャロー化、カ
ーク効果の抑制、各部の抵抗や容量の低減を実現して動
作速度の高速化を実現できる半導体装置及びその製造方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、半導体基板
と、前記半導体基板上に形成された第1導電型低濃度コ
レクタ層と、前記第1導電型低濃度コレクタ層上に形成
された第1導電型高濃度コレクタ層と、前記第1導電型
高濃度コレクタ層上に形成された第2導電型高濃度ベー
ス層と、前記第2導電型高濃度ベース層上に形成され、
開口部が形成された絶縁層と、前記絶縁層の開口部から
前記第2導電型高濃度ベース層内に第1導電型の不純物
を拡散して形成された第1導電型エミッタ層とを有する
ことを特徴とする半導体装置によって達成される。
【0009】上記目的は、シリコン基板上に第1導電型
低濃度コレクタ層をエピタキシャル成長する第1の工程
と、前記第1導電型低濃度コレクタ層上に第1導電型高
濃度コレクタ層と第2導電型高濃度ベース層を順々にエ
ピタキシャル成長する第2の工程と、前記第2導電型高
濃度ベース層上に絶縁層を形成する第3の工程と、エミ
ッタ形成領域の前記絶縁層をエッチング除去して、前記
第2導電型高濃度ベースとコンタクトするための開口部
を形成する第4の工程と、前記開口部を介して前記第2
導電型高濃度ベース層にコンタクトする多結晶シリコン
層を形成する第5の工程と、前記多結晶シリコン層から
前記第2導電型高濃度ベース層内に不純物を拡散して第
1導電型エミッタ層を形成する第6の工程とを有するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法によって達成され
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、エピタキシャル成長により第
2導電型高濃度ベース層を形成しているので、イオン注
入により形成する場合に比べてベース層を薄く形成する
ことができ、ベースのシャロー化を実現できる。また、
本発明によれば、第1導電型低濃度コレクタ層と第1導
電型高濃度コレクタ層と第2導電型高濃度ベース層と第
1導電型エミッタ層という素子構造によりベース層に高
濃度コレクタ層が接合されているので、エミッタ電流の
増大によるベースの押し出し効果を低減させてカーク効
果を抑制することができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例による半導体装置を図1及
び図2を用いて説明する。図2は半導体装置の平面図で
あり、図1は半導体装置のX−X′線及びY−Y′線断
面図である。p型シリコン基板10上にエピタキシャル
成長されたn+ 型埋込み高濃度層12が設けられ、n+
型埋込みエピタキシャル層12上にエピタキシャル成長
されたn- 型エピタキシャル層14が設けられている。
【0012】n+ 型埋込みエピタキシャル層12とn-
型エピタキシャル層14は、シリコン酸化膜16内に多
結晶シリコン18が埋込まれたU溝によりトランジスタ
素子領域を分離している。トランジスタ素子領域内で
は、n+ 型埋込みエピタキシャル層12が埋込みコレク
タ層となり、n- 型エピタキシャル層14が低濃度コレ
クタ層となる。
【0013】トランジスタ素子領域内はLOCOS法に
よる選択酸化膜20によりベースエミッタ領域とコレク
タ引出領域が画定されている。コレクタ引出領域ではn
- 型エピタキシャル層14内にn+ 型埋込みエピタキシ
ャル層12に連続するn+ 型コレクタ引出領域22が形
成されている。トランジスタ素子領域内のn- 型エピタ
キシャル層14上には、不純物濃度が2×1016〜1×
1017cm-3で約100nm厚のn+ 型エピタキシャル
層24,不純物濃度が1E18〜1E19cm-3で約7
0nm厚のp+ 型エピタキシャル層26、約50nm厚
のノンドープのアモルファスシリコン層28が積層され
ている。n+ 型エピタキシャル層24が高濃度コレクタ
層となり、p+ 型エピタキシャル層26がベース層とな
る。
【0014】このアモルファスシリコン層28上にはス
パッタ法又はCVD法による約100nm厚のタングス
テン又はタングステンシリサイド層30が形成されてい
る。更に全面に約150nm厚のCVD酸化膜32が形
成されている。ベースエミッタ領域内の所定領域のCV
D酸化膜32、タングステンシリサイド層30、アモル
ファスシリコン層28がエッチング除去され開口部が形
成されている。この開口部はアモルファスシリコン層2
8の途中の深さまで形成されている。開口部の側壁には
サイドウォール酸化膜34が形成され、タングステンシ
リサイド層30の側面を覆っている。
【0015】開口部内にはアモルファスシリコン層28
とサイドウォール酸化膜34上に不純物濃度が1×10
20〜1×1021cm-3の多結晶シリコン層36が形成さ
れている。この多結晶シリコン層36からベース層であ
るp+ 型エピタキシャル層26に熱拡散により不純物が
添加されてエミッタ層38が形成されている。なお、ト
ランジスタ素子領域以外の領域において多結晶シリコン
層36を形成することにより、抵抗素子を同時に形成で
きる。
【0016】CVD酸化膜32及び多結晶シリコン層3
6上にはCVD酸化膜40が形成されている。CVD酸
化膜40のコレクタ引出領域、ベースエミッタ領域、ベ
ース引出領域には開口部が形成されている。コレクタ引
出領域には開口部を介してタングステンシリサイド層3
0にコンタクトするコレクタ電極42が形成され、ベー
スエミッタ領域には開口部を介して多結晶シリコン層3
6にコンタクトするエミッタ電極44が形成され、ベー
ス引出領域には開口部を介してタングステンシリサイド
層30にコンタクトするベース電極46が形成されてい
る。
【0017】なお、多結晶シリコン層36による抵抗素
子にも必要に応じてCVD酸化膜40に開口部が形成さ
れ、この開口部を介して多結晶シリコン層36にコンタ
クトする抵抗電極48が形成されている。このように本
実施例によれば、エピタキシャル層をベース層としてい
るので、薄いベース層を形成することができ、ベースの
シャロー化を実現できる。
【0018】また、本実施例によれば、低濃度コレクタ
層と高濃度コレクタ層と高濃度ベース層とエミッタ層に
よりn−n+ −p+ −nという素子構造になり、ベース
層に高濃度コレクタ層が接合されているので、ベース層
の押し出し効果を低減させてカーク効果を抑制すること
ができる。さらに、本実施例によれば、ベース引出電極
としてベース層上に抵抗の低いタングステン又はタング
ステンシリサイド層を積層したのでベース引出抵抗を低
減することができる。
【0019】次に、本発明の一実施例による半導体装置
の製造方法を図3乃至図7を用いて説明する。まず、p
型シリコン基板10上にn+ 型埋込み高濃度層12、n
- 型エピタキシャル層14をエピタキシャル成長する。
続いて、n- 型エピタキシャル層14上にCVD法によ
りシリコン窒化膜(図示せず)を形成する。続いて、全
面にレジスト層(図示せず)を塗布し、U溝形成領域が
開口するようにパターニングする。パターニングされた
レジスト層をマスクとしてシリコン窒化膜、n- 型エピ
タキシャル層14、n+ 型埋込み高濃度層12をエッチ
ングしてp型シリコン基板10上に達するU溝を形成す
る。続いて、U溝内壁を酸化してシリコン酸化膜16を
形成し、U溝内に多結晶シリコン18を埋め込む。続い
て、トランジスタ素子領域内のベースエミッタ領域とコ
レクタ引出領域以外のシリコン窒化膜を除去し、LOC
OS法により選択酸化膜20を形成する。続いて、シリ
コン窒化膜を除去し、コレクタ引出領域から不純物をイ
オン注入してn+ 型埋込みエピタキシャル層12に連続
するn+ 型コレクタ引出領域22を形成する(図3)。
【0020】次に、低温エピタキシー装置(基本圧力:
1E9Torr、エピタキシャル成長温度:800℃、
Si2 6 =200sccm、H2 =101sccm、
1Torr)により、n- 型エピタキシャル層14上
に、不純物濃度が2×1016〜1×1017-3で約10
0nm厚のn+ 型エピタキシャル層24と、不純物濃度
が1E18〜1E19cm-3で約70nm厚のp+ 型エ
ピタキシャル層26を順次エピタキシャル成長し、p+
型エピタキシャル層26上に、Si2 6 =50scc
m、0.5Torrの条件で約50nm厚のノンドープ
のアモルファスシリコン層28を成長する。続いて、ア
モルファスシリコン層28上にスパッタ法又はCVD法
により約100nm厚のタングステン又はタングステン
シリサイド層30を堆積する(図4)。
【0021】次に、全面に約150nm厚のCVD酸化
膜32を形成し、ベースエミッタ領域内の所定領域のC
VD酸化膜32、タングステンシリサイド層30、アモ
ルファスシリコン層28をエッチング除去して約0.6
μm幅の開口部50を形成する。開口部50を形成する
際のエッチングの停止制御としては、アモルファスシリ
コン層28中で停止するように制御すればよい。続い
て、全面に約150nm厚のシリコン酸化膜(図示せ
ず)を形成し、RIEにより全面を異方性エッチングし
て、開口部50の側壁にサイドウォール酸化膜34を形
成し、タングステンシリサイド層30の側面を覆って絶
縁する(図5)。これにより開口部50内に約0.2μ
m幅のエミッタ窓が形成されることになる。
【0022】次に、全面に約100nm厚の多結晶シリ
コン層36を成長し、トランジスタ素子領域内のベース
エミッタ領域とトランジスタ素子領域外の抵抗素子領域
に残存させるようにパターニングする。続いて、ベース
エミッタ領域上の多結晶シリコン層36にドーズ量1E
16cm2 のAsをイオン注入する。続いて、抵抗素子
領域の多結晶シリコン層36に必要に応じてp型又はn
型の不純物をイオン注入する。続いて、約1000℃で
約30分間の熱処理を行ない、トランジスタ素子領域内
のベースエミッタ領域の多結晶シリコン層36からp+
型エピタキシャル層26内に不純物を拡散してエミッタ
層38を形成すると共に、抵抗素子領域の多結晶シリコ
ン層36を活性化する(図6)。
【0023】次に、全面にCVD法によりCVD酸化膜
40を堆積する。続いて、CVD酸化膜40上にレジス
ト層(図示せず)を形成し、コレクタ引出領域に、ベー
スエミッタ領域、ベース引出領域、抵抗端子領域が開口
するようにパターニングする。続いて、パターニングさ
れたレジスト層をマスクとしてCVD酸化膜40、32
をエッチングすることにより、コレクタ引出領域にタン
グステンシリサイド層30に達する開口部52と、ベー
スエミッタ領域に多結晶シリコン層36に達する開口部
54と、ベース引出領域にタングステンシリサイド層3
0に達する開口部56と、抵抗素子領域に多結晶シリコ
ン層36に達する開口部58とを形成する(図7)。
【0024】次に、スパッタ法により全面にアルミニウ
ム電極層を堆積した後にパターニングして、コレクタ引
出領域において開口部52を介してタングステンシリサ
イド層30にコンタクトするコレクタ電極42を形成
し、ベースエミッタ領域において開口部54を介して多
結晶シリコン層36にコンタクトするエミッタ電極44
を形成し、ベース引出領域において開口部56を介して
タングステンシリサイド層30にコンタクトするベース
電極46を形成し、抵抗素子領域において開口部58を
介して多結晶シリコン層36にコンタクトする抵抗電極
48を形成して、半導体装置を完成する(図1)。
【0025】このように本実施例によれば、ベース層と
してのp+ 型エピタキシャル層上にノンドープのアモル
ファスシリコン層を形成したので、エミッタドライブの
ための開口部を形成する際に、アモルファスシリコン層
中であればどこでエッチングを停止させても、その後の
エミッタドライブにより形成されるエミッタ領域及びベ
ース領域の厚さが変化しないので、エッチング停止制御
を厳格に行うことなく、特性のばらつきの少ない半導体
装置を製造することができる。
【0026】本発明は上記実施例に限らず種々の変形が
可能である。例えば、上記実施例ではベース引出電極と
してタングステン又はタングステンシリサイドを用いた
が、チタン、タンタル等の高融点金属又は高融点金属シ
リサイドを用いてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、エピタキ
シャル成長により第2導電型高濃度ベース層を形成して
いるので、イオン注入により形成する場合に比べてベー
ス層を薄く形成することができ、ベースのシャロー化を
実現できる。また、第1導電型低濃度コレクタ層と第1
導電型高濃度コレクタ層と第2導電型高濃度ベース層と
第1導電型エミッタ層という素子構造によりベース層に
高濃度コレクタ層が接合されているので、エミッタ電流
の増大によるベースの押し出し効果を低減させてカーク
効果を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体装置の断面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例による半導体装置の平面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の工程図(その1)である。
【図4】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の工程図(その2)である。
【図5】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の工程図(その3)である。
【図6】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の工程図(その4)である。
【図7】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
の工程図(その5)である。
【符号の説明】
10…p型シリコン基板 12…n+ 型埋込み高濃度層 14…n- 型エピタキシャル層 16…シリコン酸化膜 18…多結晶シリコン 20…選択酸化膜 22…n+ 型コレクタ引出領域 24…n+ 型エピタキシャル層 26…p+ 型エピタキシャル層 28…アモルファスシリコン層 30…タングステンシリサイド層 32…CVD酸化膜 34…サイドウォール酸化膜 36…多結晶シリコン層 38…エミッタ層 40…CVD酸化膜 42…コレクタ電極 44…エミッタ電極 46…ベース電極 48…抵抗電極 50、52、54、56、58…開口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成された第1導電型低濃度コレク
    タ層と、 前記第1導電型低濃度コレクタ層上に形成された第1導
    電型高濃度コレクタ層と、 前記第1導電型高濃度コレクタ層上に形成された第2導
    電型高濃度ベース層と、 前記第2導電型高濃度ベース層上に形成され、開口部が
    形成された絶縁層と、 前記絶縁層の開口部から前記第2導電型高濃度ベース層
    内に第1導電型の不純物を拡散して形成された第1導電
    型エミッタ層とを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第2導電型高濃度ベース層上に形成され、高融点金
    属又は高融点金属シリサイドからなるベース引出電極層
    を更に有することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置におい
    て、 前記絶縁層の開口部を介して前記第2導電型高濃度ベー
    ス層にコンタクトし、第1導電型の不純物を拡散するた
    めの多結晶シリコン層を更に有し、 前記多結晶シリコン層を他の領域で抵抗素子層として用
    いることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 シリコン基板上に第1導電型低濃度コレ
    クタ層をエピタキシャル成長する第1の工程と、 前記第1導電型低濃度コレクタ層上に第1導電型高濃度
    コレクタ層と第2導電型高濃度ベース層を順々にエピタ
    キシャル成長する第2の工程と、 前記第2導電型高濃度ベース層上に絶縁層を形成する第
    3の工程と、 エミッタ形成領域の前記絶縁層をエッチング除去して、
    前記第2導電型高濃度ベースとコンタクトするための開
    口部を形成する第4の工程と、 前記開口部を介して前記第2導電型高濃度ベース層にコ
    ンタクトする多結晶シリコン層を形成する第5の工程
    と、 前記多結晶シリコン層から前記第2導電型高濃度ベース
    層内に不純物を拡散して第1導電型エミッタ層を形成す
    る第6の工程とを有することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記第2の工程の後、前記第3の工程の前に、前記第2
    導電型高濃度ベース層上に高融点金属又は高融点金属シ
    リサイドからなるベース引出電極層を形成する工程を更
    に有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の半導体装置の製造
    方法において、 前記第2の工程で、前記第2導電型高濃度ベース層上に
    不純物が添加されていないノンドープ半導体層を更に積
    層し、 前記第4の工程で、前記第2導電型高濃度ベース層に達
    することなく前記ノンドープ半導体層の途中の深さまで
    前記開口部を形成し、 前記第5の工程で、前記開口部を介して前記ノンドープ
    半導体層にコンタクトする多結晶シリコン層を形成し、 前記第6の工程で、前記多結晶シリコン層から前記ノン
    ドープ半導体層を介して前記第2導電型高濃度ベース層
    内に不純物を拡散することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
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