JPH0527534Y2 - - Google Patents

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JPH0527534Y2
JPH0527534Y2 JP13286087U JP13286087U JPH0527534Y2 JP H0527534 Y2 JPH0527534 Y2 JP H0527534Y2 JP 13286087 U JP13286087 U JP 13286087U JP 13286087 U JP13286087 U JP 13286087U JP H0527534 Y2 JPH0527534 Y2 JP H0527534Y2
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clutch
gate
closing
opening
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水の制御施設であるゲートの開閉装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
上水道の取水門や下水道の沈砂池出入口にはゲ
ートが設けられ、地震・豪雨・停電等の天災や不
測の事態が発生した際、水路を緊急遮断して、飲
料水の確保及び二次災害に防止、また施設の保護
をする。このため、ゲートには自重降下型の開閉
装置が備えられている。即ち、ゲートの直上位置
には、図示しないが、電動機、減速機、電磁クラ
ツチ及び降下装置等から成る開閉装置が一連状に
配置されている。そして、前記電磁クラツチは無
励磁でクラツチ作用が働く、即ち、非通電時電力
伝達可能状態となる逆クラツチ型を用いていたた
め、緊急時往々にして停電事故が起きた場合、ゲ
ートは自重で降下することができないため、ゲー
トの開閉機にはバツテリー等の直流電源が確保さ
れていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記電磁クラツチは電気容量が
大きいため、バツテリー等の直流電源を多く必要
として経済的に負担が大きいと共に、電磁クラツ
チそのもの自身も高価であり、且つ構造が複雑で
あるため大型とならざるを得づ、直流電源と共に
広いスペースを必要とした。
本考案は上記の事情に鑑み創案されたもので、
クラツチ装置自身構造が簡単で、安価且つ小型で
あると共に、緊急時(停電または電線の断線時を
含む)にゲートを自重降下させて予備の直流電源
を確保する必要のないゲートの開閉装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段およびその作用〕
上記問題点を解決するため、本考案において
は、電動機及び手動ハンドルと入力軸が切換機構
にて択一的に連結される減速機の出力軸とゲート
開閉用昇降機構の入力軸との間にクラツチを介装
し、該クラツチの切換操作にて減速機を介してゲ
ートを開閉し得る状態と、自重にてゲートが降下
閉鎖し得る状態とに切換える如くなしたゲートの
開閉装置において、前記クラツチを機械式のもの
とし、前記クラツチのクラツチ板同士が離間する
ように常時付勢する付勢手段と、前記クラツチの
着脱軸に嵌着された手動急閉レバーの一端を前記
クラツチ板同士が係接するように保持する係止部
材と、該係止部材を進退させる電磁ソレノイドと
から構成したことを特徴とする。
上記構成を採用したことにより、クラツチ装置
自身構造が簡単で、安価且つ小型であると共に、
緊急時(停電時または電線の断線時を含む)、電
磁ソレノイドの励磁が解かれ、係止部材と手動急
閉レバーの係合がはずれ、付勢手段の力によりク
ラツチ板同士が離間して、ゲートを自重で降下さ
せることができるので、予備の直流電源を確保す
る必要がない。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。第1図は本考案のゲートの開閉装置を示す斜
視図、第2図はクラツチの正面図、第3図は同じ
く断面平面図である。
まず、本考案の要旨であるロツク装置を備えた
開閉装置用クラツチAは、第1図に示す部署に配
置される。即ち、図示しない下方のゲート上に
は、上部に歯車開閉機構1を載置した開閉機台2
が縦位の状態に配置されている。そしてこの開閉
機台2の内部には、下端部を上記の図示しないゲ
ートの扉体に連結したウオームねじ棒3が、後記
するウオームホイール4及び5との噛み合いをも
つて上下動自在に貫挿されている。上記開閉機台
2上の歯車開閉機構1はボツクス1a内に次に示
す各ギヤを、相互の噛み合いにより連携的に回動
可能に配設して構成されている。即ちボツクス1
aの内部に、一端に第1のベベルギヤ6を嵌着し
た駆動軸7が、前記ウオームねじ棒3に直交する
ように水平状に配置されている。また前記第1の
ベベルギヤ6に隣接してボツクス1aの内部には
伝動軸8が、上記の駆動軸7に直交するように水
平状に配置されている。この伝動軸8の一端に
は、第1のベベルギヤ6より大径の第2のベベル
ギヤ9が嵌着されている。このベベルギヤ9は前
記第1のベベルギヤ6と噛み合されている。また
上記伝動軸8の略中間には、前述したウオームね
じ棒3と噛み合うウオームホイール4が回動自在
に軸嵌されている。更にこの伝動軸8の他端には
小ギヤ10が、その内側には中ギヤ11が一体回
動可能に嵌着されている。上記伝動軸8の隣部位
置には、中ギヤ12大ギヤ13およびウオームホ
イール5を嵌着した図示しない伝動軸が上記ウオ
ームねじ棒3を挟んで上記伝動軸8と平行するよ
うに配置されている。勿論、上記ウオームホイー
ル5は、前記したウオームねじ棒3に回転伝動が
可能なように噛み合されている。上記開閉機構1
のボツクス1aの外部位置に延出された駆動軸7
の一端には、開閉機用クラツチAの出力軸が連結
されている。
また、前記開閉機台2の隣接位置には、歯車減
速機構(図示せず)を内装したボツクス14が配
置されている。このボツクス14外部一側には電
動機15が、また他側には手動ハンドル16が配
置されている。そしてこのボツクス14の外部へ
突出された歯車減速機構の出力軸14aの先端部
には、開閉機用クラツチAの入力軸が連結されて
いる。
開閉機用クラツチAはクラツチハウジング17
の中に湿式機械多板クラツチを内蔵させたもの
で、第2図及び第3図に示す如く、次のように構
成されている。即ち、クラツチ本体18を軸方向
に貫通する内孔の中に入力軸が嵌合され、クラツ
チ本体1の外周の溝にシフター19の移動により
プツシヤプート20を押圧するレバー21が設け
られている。前記プツシヤプレート20の内側に
はクラツチ本体1側のクラツチ内板22と、プツ
シヤプレート20を覆う態様のクラツチカツプリ
ング23側のクラツチ外板24とが交互に設けら
れ、プツシヤプレート20が押圧された時クラツ
チが繋がるようになつている。勿論、前記クラツ
チカツプリング23の軸線部にはクラツチの出力
軸が嵌合されている。
そして、本考案は、前記シフター19を移動さ
せるシフター軸25の端部にベベルギヤ26を設
け、階ベベルギヤ26に嵌合するベベルギヤ27
側の着脱軸28の他端に手動急閉レバー29を取
着し、該手動急閉レバー29の先端にクラツチの
クラツチ板同士が離間するように常時付勢する重
錘30を吊り下げると共に、前記手動急閉レバー
29の基端に前記クラツチ板同士が係接するよう
に保持するロツクレバー31と、該ロツクレバー
31を進退させる電磁ソレノイド32とを設けた
ものである。
このように構成すると、通常時電磁ソレノイド
32は通電されていてクラツチ板同士が係接され
るように手動急閉レバー29はロツクレバー31
によつてロツクされ、ゲートを開閉し得る状態と
なつているが、緊急時(停電または電線の断線時
を含む)電磁ソレノイド32の励磁が解かれ、手
動急閉レバー29とロツクレバー31のロツクが
解除され、手動急閉レバー29がその吊下した重
錘30の付勢によりクラツチ板同士の係接を解除
するので、ゲートを自重降下させることができ
る。
また、ゲートの開閉装置に地震計や水位検知装
置等を連繋させ、これらの検知信号をゲートの開
閉装置の制御盤回路に導入し、電磁ソレノイドを
非励磁状態にする様にして広範囲な使い方をする
ことができる。
なお、本考案では係合部材を独立させて設けた
が、手動急閉レバーに係止部材を設けて、直接電
磁ソノイドと係合させる構造であつてもよい。
また、本実施例では付勢手段として重錘を示し
たが、バネ等も好適に採用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案によれば、クラツチ
装置自身構造が簡単で、安価且つ小型であると共
に、緊急時(停電時または電線の断線時を含む)、
ゲートを自重で降下させることができるので、予
備の直流電源を確保する必要がなく、経済的であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のゲートの開閉装置を示す斜視
図、第2図はクラツチの正面図、第3図は同じく
断面平面図である。 A……開閉機用クラツチ、18……クラツチ本
体、19……シフター、20……プツシヤプレー
ト、21……レバー、22……クラツチ内板、2
3……クラツチカツプリング、24……クラツチ
外板、25……シフター軸、28……着脱軸、2
9……手動急閉レバー、30……重錘、31……
ロツクレバー、32……電磁ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機及び手動ハンドルと入力軸が切換機構に
    て択一的に連結される減速機の出力軸とゲート開
    閉用昇降機構の入力軸との間にクラツチを介装
    し、該クラツチの切換操作にて減速機を介してゲ
    ートを開閉し得る状態と、自重にてゲートが降下
    閉鎖し得る状態とに切り換える如くなしたゲート
    の開閉装置において、前記クラツチを機械式のも
    のとし、前記クラツチのクラツチ板同士が離間す
    るように常時付勢する付勢手段と、前記クラツチ
    の着脱軸に嵌着された手動急閉レバーの一端を前
    記クラツチ板同士が係接するように保持する係止
    部材と、該係止部材を進退させる電磁ソレノイド
    から構成したことを特徴とするゲートの開閉装
    置。
JP13286087U 1987-08-31 1987-08-31 Expired - Lifetime JPH0527534Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13286087U JPH0527534Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13286087U JPH0527534Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JPS6437535U JPS6437535U (ja) 1989-03-07
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JP13286087U Expired - Lifetime JPH0527534Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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WO2006117909A1 (ja) 2005-04-28 2006-11-09 Sharp Kabushiki Kaisha パターン薄膜、半導体素子及び回路基板の製造方法、並びに、レジスト材料、半導体素子及び回路基板
JP5091830B2 (ja) * 2008-10-17 2012-12-05 三菱化工機株式会社 可動堰
DE102012224188A1 (de) * 2012-12-21 2014-06-26 Wobben Properties Gmbh Verfahren zur Steuerung eines Wasserschütz-Antriebs für ein Wasserschütz mit einer elektrischen Maschine, Betriebsschaltung, Wasserschütz-Antrieb und Wasserkraftanlage

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JPS6437535U (ja) 1989-03-07

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