JPH0527414Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527414Y2 JPH0527414Y2 JP1987074972U JP7497287U JPH0527414Y2 JP H0527414 Y2 JPH0527414 Y2 JP H0527414Y2 JP 1987074972 U JP1987074972 U JP 1987074972U JP 7497287 U JP7497287 U JP 7497287U JP H0527414 Y2 JPH0527414 Y2 JP H0527414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing member
- top plate
- bent
- parts
- tips
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 29
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
この考案は、エレベータのかご室などに使用さ
れるパネル、とくに表板の裏面に補強部材を固着
したエレベータ用パネルに関するものである。
れるパネル、とくに表板の裏面に補強部材を固着
したエレベータ用パネルに関するものである。
例えば実開昭59−192087号公報に示された従来
の上記のようなエレベータ用パネルを第３図ない
し第６図について説明する。第３図において、１
はエレベータのかご室であり、かご室１の室壁は
複数のエレベータ用パネル２を互いに連結して構
成され、またこれらのパネル２の下端は床３に図
示省略した巾木を介して固定され、上記パネル２
の上端は図示省略した天井に固定されている。第
４図ないし第６図に示すように、上記パネル２
は、表板４の裏面に補強部材５が接着、溶接など
によつて固着されている。表板４は、表面部４ａ
の上、下端から上、下端面部４ｂ，４ｃが裏側に
直角に屈曲され、表面部４ａの両側から側面部４
ｄ，４ｄが裏側に直角に屈曲され、側面部４ｄ，
４ｄからさらに左、右裏面フランジ部４ｅ，４ｅ
が直角に屈曲されて表面部４ａと平行に形成され
たものである。上記補強部材５は直角にそれぞれ
屈曲した連続凹凸断面のコルゲート板から構成さ
れ、表板４の表面部４ａ裏面の上、下端面部４
ｂ，４ｃ間に固着されている。また、表板４の
上、下端面部４ｂ，４ｃには天井および巾木と固
定するための取付用ナツト６がそれぞれ固着され
ている。 さらに、第７図に示すように、補強部材５の端
部を一部切欠き、切欠き部５ａに上記ナツト６を
配置することで、補強部材５とナツト６の干渉を
避けることもあつた。
の上記のようなエレベータ用パネルを第３図ない
し第６図について説明する。第３図において、１
はエレベータのかご室であり、かご室１の室壁は
複数のエレベータ用パネル２を互いに連結して構
成され、またこれらのパネル２の下端は床３に図
示省略した巾木を介して固定され、上記パネル２
の上端は図示省略した天井に固定されている。第
４図ないし第６図に示すように、上記パネル２
は、表板４の裏面に補強部材５が接着、溶接など
によつて固着されている。表板４は、表面部４ａ
の上、下端から上、下端面部４ｂ，４ｃが裏側に
直角に屈曲され、表面部４ａの両側から側面部４
ｄ，４ｄが裏側に直角に屈曲され、側面部４ｄ，
４ｄからさらに左、右裏面フランジ部４ｅ，４ｅ
が直角に屈曲されて表面部４ａと平行に形成され
たものである。上記補強部材５は直角にそれぞれ
屈曲した連続凹凸断面のコルゲート板から構成さ
れ、表板４の表面部４ａ裏面の上、下端面部４
ｂ，４ｃ間に固着されている。また、表板４の
上、下端面部４ｂ，４ｃには天井および巾木と固
定するための取付用ナツト６がそれぞれ固着され
ている。 さらに、第７図に示すように、補強部材５の端
部を一部切欠き、切欠き部５ａに上記ナツト６を
配置することで、補強部材５とナツト６の干渉を
避けることもあつた。
従来のエレベータ用パネルは、以上のように構
成され、表板４の上、下端面部４ｂ，４ｃを表面
部４ａに対し直角に曲げたものであり、端面部４
ｂ，４ｃ、とくに下端面部４ｃが変形しないよう
に補強部材５を端面部に当接させていたので天井
および巾木と固定するための取付用ナツト６と補
強部材５の干渉を避ける必要があり、上記ナツト
６の位置や補強部材５の断面形状などに制約を受
け、パネル２自体およびかご室の構成も制約さ
れ、補強部材５の下端部などに切欠き部５ａを形
成する場合もあり、この場合にはパネルの製作が
面倒になるという問題点があつた。 この考案は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、取付用ナツトの位置や補強
部材の断面形状に制約を設けることが少なく、ま
た補強部材の端部に切欠き部を設ける必要もな
く、さらに表板の上、下端面部が変形しにくいエ
レベータ用パネルを得ることを目的としている。
成され、表板４の上、下端面部４ｂ，４ｃを表面
部４ａに対し直角に曲げたものであり、端面部４
ｂ，４ｃ、とくに下端面部４ｃが変形しないよう
に補強部材５を端面部に当接させていたので天井
および巾木と固定するための取付用ナツト６と補
強部材５の干渉を避ける必要があり、上記ナツト
６の位置や補強部材５の断面形状などに制約を受
け、パネル２自体およびかご室の構成も制約さ
れ、補強部材５の下端部などに切欠き部５ａを形
成する場合もあり、この場合にはパネルの製作が
面倒になるという問題点があつた。 この考案は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、取付用ナツトの位置や補強
部材の断面形状に制約を設けることが少なく、ま
た補強部材の端部に切欠き部を設ける必要もな
く、さらに表板の上、下端面部が変形しにくいエ
レベータ用パネルを得ることを目的としている。
この考案では、表板の上端部及び下端部がそれ
ぞれ裏側へ直角に屈折された上、下端面部と、こ
の上、下端面部の先端部が直角に屈折されて表板
面と対向した上、下裏面フランジ部と、上、下端
面部に設けられて要部が上、下端面部の裏側に
上、下裏面フランジ部の先端よりも引退して配置
された取付ナツトと、溝状の屈折部が横断面に形
成されて表板の裏面に固着されて上、下裏面フラ
ンジ部先端の相互間に配置された補強部材とが設
けられる。
ぞれ裏側へ直角に屈折された上、下端面部と、こ
の上、下端面部の先端部が直角に屈折されて表板
面と対向した上、下裏面フランジ部と、上、下端
面部に設けられて要部が上、下端面部の裏側に
上、下裏面フランジ部の先端よりも引退して配置
された取付ナツトと、溝状の屈折部が横断面に形
成されて表板の裏面に固着されて上、下裏面フラ
ンジ部先端の相互間に配置された補強部材とが設
けられる。
この考案におけるエレベータ用パネルは、表板
の上、下端部を、上、下端面部の先端から上、下
裏面フランジ部が表面部と平行に屈曲した断面コ
字状にしたことで、上、下端面部に補強部材の
上、下端を当接させてなくても、上記端面部が変
形しにくい強度が得られ、補強部材を表板の表面
部裏面の上、下裏面フランジ部間に固着したこと
で、表板の上、下端面部と補強部材の上、下端の
間に隙間ができ、これらの隙間があることによ
り、取付用ナツトを表板の上、下端面部の左、右
方向の任意の位置に補強部材と干渉することなく
固着することが、補強部材の端部に切欠き部を形
成することなくできる。
の上、下端部を、上、下端面部の先端から上、下
裏面フランジ部が表面部と平行に屈曲した断面コ
字状にしたことで、上、下端面部に補強部材の
上、下端を当接させてなくても、上記端面部が変
形しにくい強度が得られ、補強部材を表板の表面
部裏面の上、下裏面フランジ部間に固着したこと
で、表板の上、下端面部と補強部材の上、下端の
間に隙間ができ、これらの隙間があることによ
り、取付用ナツトを表板の上、下端面部の左、右
方向の任意の位置に補強部材と干渉することなく
固着することが、補強部材の端部に切欠き部を形
成することなくできる。
以下、この考案の一実施例を第１図、第２図に
ついて説明する。 第１図、第２図において、第４図ないし第６図
と同一符号は相当部分を示し、４ｆ，４ｇは表板
４の上、下端面部４ｂ，４ｃから直角に屈曲させ
て表面部４ａとそれぞれ平行に形成した上、下裏
面フランジ部であり、これらの裏面フランジ部４
ｆ，４ｇの左、右端部は左、右裏面フランジ部４
ｅ，４ｅの表面側に重ね合せてある。また、補強
部材５は表板４の表面部４ａ裏面に上、下裏面フ
ランジ部４ｆ，４ｇ間の配置して固着され、補強
部材５の上、下端と表板４の上、下端面部４ｂ，
４ｃの間にはそれぞれ隙間７ａ，７ｂが形成さ
れ、取付用ナツト６が上記隙間７ａ，７ｂに一部
を入れることで、上、下端面部４ｂ，４ｃの左、
右方向の任意の位置に固定できるようにされてい
る。なお、この実施例の上述した以外の構成は、
第４図ないし第６図に示す従来のエレベータ用パ
ネルと同様であり、またこの実施例のパネル２
は、第３図に示すものと同様にかご室壁を構成
し、取付用ナツト６を用いてかごの天井および床
側に固定される。 なお、この考案において、補強部材は、必ずし
も実施例の断面形状に限られることなく、断面〓
形または断面Ｚ形のものを、１本または左、右方
向に並べて複数本表板の表面部裏面に固着しても
よい。
ついて説明する。 第１図、第２図において、第４図ないし第６図
と同一符号は相当部分を示し、４ｆ，４ｇは表板
４の上、下端面部４ｂ，４ｃから直角に屈曲させ
て表面部４ａとそれぞれ平行に形成した上、下裏
面フランジ部であり、これらの裏面フランジ部４
ｆ，４ｇの左、右端部は左、右裏面フランジ部４
ｅ，４ｅの表面側に重ね合せてある。また、補強
部材５は表板４の表面部４ａ裏面に上、下裏面フ
ランジ部４ｆ，４ｇ間の配置して固着され、補強
部材５の上、下端と表板４の上、下端面部４ｂ，
４ｃの間にはそれぞれ隙間７ａ，７ｂが形成さ
れ、取付用ナツト６が上記隙間７ａ，７ｂに一部
を入れることで、上、下端面部４ｂ，４ｃの左、
右方向の任意の位置に固定できるようにされてい
る。なお、この実施例の上述した以外の構成は、
第４図ないし第６図に示す従来のエレベータ用パ
ネルと同様であり、またこの実施例のパネル２
は、第３図に示すものと同様にかご室壁を構成
し、取付用ナツト６を用いてかごの天井および床
側に固定される。 なお、この考案において、補強部材は、必ずし
も実施例の断面形状に限られることなく、断面〓
形または断面Ｚ形のものを、１本または左、右方
向に並べて複数本表板の表面部裏面に固着しても
よい。
以上説明したように、この考案は、表板の上端
部及び下端部がそれぞれ裏側へ直角に屈折された
上、下端面部と、この上、下端面部の先端部が直
角に屈折されて表板面と対向した上、下裏面フラ
ンジ部と、上、下端面部に設けられて要部が上、
下端面部の裏側に上、下裏面フランジ部の先端よ
りも引退して配置された取付ナツトと、溝状の屈
折部が横断面に形成されて表板の裏面に固着され
て上、下裏面フランジ部先端の相互間に配置され
た補強部材とを設けたものである。 これによつて、表板の上、下端部を、上、下端
面部の先端から上、下裏面フランジ部が表面部と
平行に屈曲した断面コ字状にしたことで、表板の
上、下端面部に補強部材の上、下端を当接させな
くても、上、下端面部が変形しにくい強度が得ら
れ、補強部材を表板の表面部裏面の上、下裏面フ
ランジ部間に固着したことで、取付ナツトの一部
を、上、下端面部と補強部材の上、下端との隙間
に配置することにより、上、下端面部の左、右方
向の任意位置に固着することができ、したがつ
て、補強部材の端部に上記ナツトを入れるための
切欠き部を設ける必要がなく、上、下端面部に簡
易にナツトを固着でき、ナツトの位置や補強部材
の断面形状に制約を受けることが少なく、パネル
設計の自由度が大きく、パネルの製作およびかご
室の組立が容易にできるという効果がある。
部及び下端部がそれぞれ裏側へ直角に屈折された
上、下端面部と、この上、下端面部の先端部が直
角に屈折されて表板面と対向した上、下裏面フラ
ンジ部と、上、下端面部に設けられて要部が上、
下端面部の裏側に上、下裏面フランジ部の先端よ
りも引退して配置された取付ナツトと、溝状の屈
折部が横断面に形成されて表板の裏面に固着され
て上、下裏面フランジ部先端の相互間に配置され
た補強部材とを設けたものである。 これによつて、表板の上、下端部を、上、下端
面部の先端から上、下裏面フランジ部が表面部と
平行に屈曲した断面コ字状にしたことで、表板の
上、下端面部に補強部材の上、下端を当接させな
くても、上、下端面部が変形しにくい強度が得ら
れ、補強部材を表板の表面部裏面の上、下裏面フ
ランジ部間に固着したことで、取付ナツトの一部
を、上、下端面部と補強部材の上、下端との隙間
に配置することにより、上、下端面部の左、右方
向の任意位置に固着することができ、したがつ
て、補強部材の端部に上記ナツトを入れるための
切欠き部を設ける必要がなく、上、下端面部に簡
易にナツトを固着でき、ナツトの位置や補強部材
の断面形状に制約を受けることが少なく、パネル
設計の自由度が大きく、パネルの製作およびかご
室の組立が容易にできるという効果がある。
第１図はこの考案の一実施例によるエレベータ
用パネルを示す背面図、第２図は第１図の−
線断面図、第３図は従来のエレベータ用パネルを
用いて構成したエレベータのかご室を示す水平断
面図、第４図は従来のエレベータ用パネルを示す
背面図、第５図および第６図はＶ−Ｖ線および
−線断面図、第７図は従来のエレベータ用パネ
ルの補強部材の端部を切欠いた例を示す下部の背
面図である。 １……エレベータのかご室、２……エレベータ
用パネル、４……表板、４ａ……表面部、４ｂ，
４ｃ……上、下端面部、４ｆ，４ｇ……上、下裏
面フランジ部、５……補強部材、６……取付ナツ
ト、７ａ，７ｂ……隙間。なお、図中同一符号は
同一又は相当部分を示す。
用パネルを示す背面図、第２図は第１図の−
線断面図、第３図は従来のエレベータ用パネルを
用いて構成したエレベータのかご室を示す水平断
面図、第４図は従来のエレベータ用パネルを示す
背面図、第５図および第６図はＶ−Ｖ線および
−線断面図、第７図は従来のエレベータ用パネ
ルの補強部材の端部を切欠いた例を示す下部の背
面図である。 １……エレベータのかご室、２……エレベータ
用パネル、４……表板、４ａ……表面部、４ｂ，
４ｃ……上、下端面部、４ｆ，４ｇ……上、下裏
面フランジ部、５……補強部材、６……取付ナツ
ト、７ａ，７ｂ……隙間。なお、図中同一符号は
同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 表板の上端部及び下端部がそれぞれ裏側へ直角
に屈折された上、下端面部と、この上、下端面部
の先端部が直角に屈折されて上記表板面と対向し
た上、下裏面フランジ部と、上記上、下端面部に
設けられて要部が上記上、下端面部の裏側に上記
上、下裏面フランジ部の先端よりも引退して配置
された取付ナツトと、溝状の屈折部が横断面に形
成されて上記表板の裏面に固着されて上記上、下
裏面フランジ部先端の相互間に配置された補強部
材とを備えたエレベータ用パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987074972U JPH0527414Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987074972U JPH0527414Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63183178U JPS63183178U (ja) | 1988-11-25 |
| JPH0527414Y2 true JPH0527414Y2 (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=30920688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987074972U Expired - Lifetime JPH0527414Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527414Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6296290A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-02 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タのかご壁パネル |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP1987074972U patent/JPH0527414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6296290A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-02 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タのかご壁パネル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63183178U (ja) | 1988-11-25 |
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