JPH05272987A - 信号の異常検出装置 - Google Patents

信号の異常検出装置

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Publication number
JPH05272987A
JPH05272987A JP10029192A JP10029192A JPH05272987A JP H05272987 A JPH05272987 A JP H05272987A JP 10029192 A JP10029192 A JP 10029192A JP 10029192 A JP10029192 A JP 10029192A JP H05272987 A JPH05272987 A JP H05272987A
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JP
Japan
Prior art keywords
emitting source
light
signal
pulse
light emitting
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Pending
Application number
JP10029192A
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English (en)
Inventor
Makoto Kondo
近藤  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断続する光を入力して互いに逆相となる二つ
のパルス信号を出力するパルス・エンコーダにおいて、
発光源の故障を簡単に検出できるようにする。 【構成】 発光源(3)の片側端子に異常検知回路(21)を
接続する。発光源(3)が故障すると、異常検知回路(21)
は出力(21a)を発し、差動形ライン・ドライバ(10)(11)
の出力であるパルス信号A,バーA及びパルス信号B,
バーBをすべて高インピーダンス状態にする。この状態
を検知することにより、発光源(3)の故障が検出でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパルス・エンコーダ等
の信号の異常を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータなどの回転位置を正確に制御する
ための位置検出装置としてパルス・エンコーダが用いら
れる。図4は従来のパルス・エンコーダを示す回路図で
ある。
【0003】図において、(1)(2)はそれぞれ直流電源
(図示しない)の正側及び負側、(3)は正側(1)と負側
(2)の間に抵抗(4)を介して接続された発光ダイオード等
の発光源、(5)は回転軸(図示しない)により回転し発
光源(3)からの光を断続する回転板、(6)は発光源(3)か
らの光を受光すると信号を出力するA相用受光器、(7)
は同じくB相用受光器、(8)(9)は受光器(6)(7)の信号を
増幅するアンプ、(10)(11)は差動形ライン・ドライバ、
A、バーAは差動形ライン・ドライバ(10)の出力である
パルス信号で、互いに逆相関係になっている。B、バー
Bは同じく差動形ライン・ドライバ(11)のパルス信号で
ある。
【0004】従来のパルス・エンコーダは上記のように
構成され、回転板(5)はパルス・エンコーダの軸に装着
され、軸の回転に応じて発光源(3)からの光を断続させ
る。受光器(6)(7)は上記断続する光を受光してこれを電
気信号に変換する。この電気信号はアンプ(8)(9)により
増幅されて、差動形ライン・ドライバ(10)(11)に送られ
る。そして、図2に示すように、受光器(6)(7)は受光時
と非受光時で「H」レベルと「L」レベルに変化し、かつ互
いに逆相となるパルス信号A,バーA及びパルス信号
B,バーBが出力される。なお、パルス信号A,バーA
とパルス信号B,バーBとは互いに90度の位相差があ
る。このように発光源(3)はA相及びB相で共用してい
るため、部品数が少なくて済み、コスト的に有利なもの
となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のパ
ルス・エンコーダでは、発光源(3)はA相及びB相で共
用しているため、発光源(3)が故障するとA相及びB相
とも、信号レベルが固定され変化しなくなるという問題
点がある。
【0006】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、発光源が故障しても、外部から故障が検
出できるようにした信号の異常検出装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る信号の異
常検出装置は、発光源の異常を異常検知回路で検知する
と、差動形ライン・ドライバ回路から出力される互いに
逆相となる二つのパルス信号をそれぞれ高インピーダン
ス状態にして、この高インピーダンス状態のパルス信号
を故障検出回路で検出して故障信号を出力するようにし
たものである。
【0008】
【作用】この発明においては、発光源の異常を検知する
と、差動形ライン・ドライバ回路からのパルス信号を高
インピーダンス状態にするようにしたため、発光源の異
常時には上記パルス信号はすべて同一レベルになる。
【0009】
【実施例】図1〜図3はこの発明の一実施例を示す図
で、図1は回路図、図2は信号波形図、図3はA相側の
パルス信号受信回路図であり、従来装置と同様の部分は
同一符号で示す。
【0010】図において、(21)は発光源(3)の異常検知
回路で、その入力は発光源(3)のアノード側端子に接続
されてその電圧を監視し、出力(21a)は差動形ライン・
ドライバ(10)(11)の高インピーダンス端子に接続されて
いる。(22)はパルス信号A,バーAが入力される差動形
ライン・レシーバで、(22a)はA相信号、(23)は線路終
端抵抗、(24)はパルス信号A,バーAを入力とする排他
的ORゲート、(25)はローパスフィルタで、(25a)は故
障信号である。なお、B相側も同様に構成されている。
【0011】次に、この実施例の動作を説明する。通常
時の動作は図4と全く同様であり、互いに逆相にあるパ
ルス信号A,バーAが出力され、差動形ライン・レシー
バ(22)からA相信号(22a)が出力される。
【0012】次に、発光源(3)がオフ故障し、電流が流
れなくなったとする。異常検知回路(21)は図2の時刻t
1で発光源(3)のアノード側端子の電圧が高くなったこと
を検知し、その出力(21a)は「L」レベルとなる。差動形
ライン・ドライバ(10)(11)はその信号を受けて、出力状
態を高インピーダンスにする。これで、パルス信号A,
バーAは両方共「H」レベルか「L」レベルになる。
【0013】パルス信号受信回路では、常時パルス信号
A,バーAを排他的ORゲート(24)及びローパスフィル
タ(25)で監視しており、パルス信号A,バーAが一定時
間(ローパスフィルタ(25)の時定数で決まる)同レベル
になると、排他的ORゲート(24)の出力は「L」レベルと
なり、故障信号(25a)が出力される。なお、B相側につ
いても全く同様である。
【0014】このようにして、パルス信号A,バーA及
びパルス信号B,バーBは、通常時は互いに逆相になっ
ているが、発光源(3)の故障時にはすべて同一レベルに
なるため、発光源(3)の故障を確実に検知可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明では、発光
源の異常を検知すると、差動形ライン・ドライバからの
パルス信号を高インピーダンス状態するようにしたの
で、発光源の異常時には上記パルス信号はすべて同一レ
ベルになり、エンコーダの故障が検出でき、エンコーダ
故障によるモータの暴走などの事故を未然に防止するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図。
【図2】図1の信号波形図。
【図3】この発明の一実施例を示すパルス信号受信回路
図。
【図4】従来のパルス・エンコーダを示す回路図。
【符号の説明】
3 発光源 5 回転板 6,7 受光器 10,11 差動形ライン・ドライバ 21 異常検知回路 24 故障検出回路(排他的ORゲート) 25a 故障信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の回転によって断続される発光源
    の光を受光する受光器を設け、この受光器の出力を入力
    して互いに逆相となる二つのパルス信号を出力する差動
    形ライン・ドライバを有する装置において、上記発光源
    の異常を検知すると上記パルス信号をそれぞれ高インピ
    ーダンス状態にする異常検知回路と、上記高インピーダ
    ンス状態のパルス信号を検出して故障信号を出力する故
    障検出装置とを備えたことを特徴とする信号の異常検出
    装置。
JP10029192A 1992-03-27 1992-03-27 信号の異常検出装置 Pending JPH05272987A (ja)

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JP10029192A JPH05272987A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 信号の異常検出装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01307620A (ja) * 1988-06-07 1989-12-12 Toshiba Corp パルスエンコーダの異常検出回路
JPH0333613A (ja) * 1989-06-30 1991-02-13 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd エンコーダ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01307620A (ja) * 1988-06-07 1989-12-12 Toshiba Corp パルスエンコーダの異常検出回路
JPH0333613A (ja) * 1989-06-30 1991-02-13 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd エンコーダ

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