JPH0527289Y2 - - Google Patents

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JPH0527289Y2
JPH0527289Y2 JP6539989U JP6539989U JPH0527289Y2 JP H0527289 Y2 JPH0527289 Y2 JP H0527289Y2 JP 6539989 U JP6539989 U JP 6539989U JP 6539989 U JP6539989 U JP 6539989U JP H0527289 Y2 JPH0527289 Y2 JP H0527289Y2
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JP
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hole
suction cup
sheet
locking
small hole
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、自動車等の窓面や、シヨウウイン
ドの板面に装着する遮光シートに関するものであ
る。
〈従来の技術〉 自動車や建築物の窓面、或いは店舗のシヨーウ
インド等のデイスプレイの板面に遮光のための工
夫を凝らすことは、従来より広く行われていると
ころであり、その具体的な手段としては、カーテ
ンやブラインドを吊り、或いは半透明のシートを
貼着するものであつた。これらは、外部からの光
が必要以上に室内等に入り込むのを阻止し、室温
の上昇を防止し、室内の装置の日焼けを防ぎ、更
には外部から室内が透視できないようにする、等
の点で極めて有効なものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、カーテンやブラインドは、内部
から外部が透視しにくい点、埃が付き易く汚れ易
い点、自動車のように振動を伴う場合には揺れて
目障りな点、等に於いて不満の残るところであ
る。
そこで、半透明のシートを貼着することが行わ
れている。これは、外部から内部を透視しにくい
反面、内部から明るい外部を透視し易く、装着が
簡単で所望の遮光が達成できるものである。
しかし、シートを貼着してしまうので、剥がし
にくい問題があり、自動車のように貼る場所が規
制されているような場合には不適当である。
また、単に遮光だけを目的とせず、或る種の表
示もできるようにする場合には、自由に貼紙等が
できない欠点がある。即ち、或る種の店頭では、
上記したシートに広告や従業員の募集、不動産の
販売、入居者の募集、休日の表示、商品の説明や
価格の表示等を行うことがあり、直接記入してし
まうと消去しにくく、シートを傷付けることにな
り、上記した事項を記載した紙をシートに貼り付
けると、不要になつた剥がす際にシートまでも剥
がしてしまう欠点があつたのである。
〈問題を解決するための手段〉 本考案は上記問題点を解決するために考案され
たもので、板面に吸盤体を介してシート本体を装
着する遮光シートであつて、半透明材料で成形す
るシート本体の上方の左右端部に、夫々、前記吸
盤体の吸盤部から延びる脚片を貫通可能であつ
て、シート本体の周縁側に位置する小孔と、前記
脚片に設けた係止片を貫通可能であつて、前記小
孔よりも下方に位置する大孔と、前記小孔と大孔
とを連通する連通孔とから構成される係止孔を開
設し、上記係止孔のやや下方には、前記小孔とほ
ぼ同一の大きさを有する弧状の切込部を形成する
と共に、前記係止孔の近傍のシート本体の周端に
は、前記吸盤部の一部が臨む切欠きを形成してな
ることを特徴とするものである。
〈作用〉 本考案は上記した構成であるので、シート本体
は吸盤体に係止保持されて板面の所望位置に簡単
に装着することができ、しかも、係止孔の近傍の
シート本体の周端の切欠きから吸盤部の一部が臨
んでいるので、吸盤部を簡単に剥して全体を取り
除くことが可能である。さらに、係止孔のやや下
方に前記小孔とほぼ同一の大きさを有する弧状の
切込部を形成しているので、板面の形状に沿つて
シート本体の上部を切除し、これに伴い小孔が実
質的に機能できなくなつた場合には、弧状の切込
部を開設して小孔の代用とし、これを係止孔の大
孔と連通させて使用することが可能である。
また、シート本体のほぼ中央部には表示部が形
成され、所定の表記が可能になつている。
〈実施例〉 以下本案を実施例の図面にもとづいて説明す
る。
本考案の遮光シートにあつて、シート本体1
は、硬質の合成樹脂シートの半透明材料で成形さ
れるもので、四隅に係止孔2を開設する。
この係止孔2は、小孔2aと大孔2bと、この
小孔2aと大孔2bとを連通する連通孔2cとか
ら構成する縦型の略ひようたん形状であつて、小
孔2aがシート本体1の周端側に位置するように
開設する。また、シート本体1の上方左右に開設
した各係止孔2に於ける大孔2bのやや下方に
は、小孔2aとほぼ同一の大きさで4分の1程度
の円弧状に切込部2dを開設する。
更に、シート本体1の上縁には、上方の左右の
各係止孔2に向かう半円状の切欠き3を形成す
る。
尚、シート本体1のほぼ中央部に所定の表記を
可能にする表示部4を形成し、広告等を直接書き
込んだり、紙を貼付たりすることができるように
なつている。また、明るい外部からは視認でき、
暗い内部からは視認できないように一種のハーフ
ミラーの形態とすることが可能な重ね印刷を施す
こともできる。
次に吸盤体5は、軟質の合成樹脂等で成形する
もので、皿形状の吸盤部6の中心から脚片7を延
ばして立脚し、更にこの脚片7の先端に脚片7よ
り大径な係止片8を設けた構成であり、自動車や
建築物の窓ガラス、店舗のシヨーウインド、商品
陳列用ガラスケース等の板面Aに吸盤部6を当接
して圧着し、吸盤部6内を負圧にすることによつ
て吸着させるものである。
この吸盤体5は、係止片8を係止孔2の大孔2
bに先ず挿通して脚片7を大孔2bに位置させ、
脚片7を連通孔2cから小孔2aに移動させるこ
とによつて、脚片7が係止片8により小孔2aか
ら抜け出ないように係止させるものである。この
ため、係止片8は大孔2bよりも小さく且つ連通
孔2c及び小孔2aよりも大きく、また、脚片7
は大径2b、連通孔2c及び小孔2aよりも小さ
く設定しなければならない。
従つて、シート本体1の四隅の係止孔2に吸盤
体5を係止させ、且つ吸盤体5を板面Aに吸着さ
せることにより、シート本体1を板面Aに安定し
て装着させることができる。
また、吸盤体5を板面Aから取り外すには、吸
盤部6の一部を剥がして内部の負圧状態を解けば
良く、少なくとも切欠き3を形成した部分では、
この切欠き3部分から指を入れて剥がすことがで
きる。このため、切欠き3の切り込み深さを、吸
盤部6が臨む程度に設定するのである。このよう
な切欠き3がないと、シート本体1を板面Aに装
着した状態では、シート本体1の端部が吸盤部6
の上方を覆つていて剥がしにくい場合があり、シ
ート本体1を損傷してしまう虞れがあるのであ
る。
また、シート本体1を自動車の窓ガラスに装着
する場合、上縁が窓フレームに接触状となるので
剥がしにくいが、切欠き3から指先を差し込むと
極めて簡単に剥がし取ることができる。尚、各吸
盤体5の一、二カ所を剥がせば、他の箇所はシー
ト本体1を湾曲させることにより容易に剥がせる
ので、四隅のすべてに切欠き3を形成する必要は
ない。
第4図は、本考案の使用例を示すものである。
例えば本考案の遮光シートを自動車の窓である板
面Aに装着する場合、窓縁の曲線に沿つてシート
本体1の上部を切除しなければならないことがあ
る。その結果、係止孔2の小孔2a部分も切除し
てしまうと、吸盤体5を嵌め付ける係止孔2とし
て機能しない。
そこでこのような場合には、係止孔2の大孔2
bと切欠部2dとの間をハサミやカツターで切断
して連通孔2eを形成すれば、切込部2dが小孔
2aと同一の機能を果たすので吸盤体5を保持す
ることができる。
以上本考案を図面の実施例について説明した
が、本考案は上記した実施例に限定されるもので
はなく、実用新案登録請求の範囲に記載した構成
を変更しない限りどのようにでも実施することが
できる。
〈考案の効果〉 以上要するに本考案によれば、遮光が確実であ
つて、好みの部分への着脱が容易に可能であり、
自動車の窓面に遮光用として使用できるだけでな
く、店舗等のシヨーウインド、デイスプレーケー
スに商品説明や価格等の各種事項を記載でき、店
舗の装飾効果、広告効果も期待でき、構成が簡単
であつて成形が容易である等、実用的価値の高い
ものを提供することができる。さらに、板面の形
状に沿つてシート本体の上部を切除し、これに伴
い係止孔の一部を構成する小孔が実質的に機能で
きなくなつた場合であつても、弧状の切込部を開
設して小孔の代用とし、これを係止孔の大孔と連
通させて使用することが可能であるので、板面の
形状の如何を問わず使用することが可能な汎用性
の高い遮光シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
斜視図、第2図は要部拡大断面図、第3図は自動
車の窓面への装着状態を示す斜視図、第4図は使
用例を示す正面図である。 1はシート本体、2は係止孔、2aは小孔、2
bは大孔、2cは連通孔、3は切欠き、4は表示
部、5は吸盤体、6は吸盤部、7は脚片、8は係
止片、Aは板面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板面に吸盤体を介してシート本体を装着する遮
    光シートであつて、半透明材料で成形するシート
    本体の上方の左右端部に、夫々、前記吸盤体の吸
    盤部から延びる脚片を貫通可能であつて、シート
    本体の周縁側に位置する小孔と、前記脚片に設け
    た係止片を貫通可能であつて、前記小孔よりも下
    方に位置する大孔と、前記小孔と大孔とを連通す
    る連通孔とから構成される係止孔を開設し、上記
    係止孔のやや下方には、前記小孔とほぼ同一の大
    きさを有する弧状の切込部を形成すると共に、前
    記係止孔の近傍のシート本体の周端には、前記吸
    盤部の一部が臨む切欠きを形成してなる遮光シー
    ト。
JP6539989U 1989-06-06 1989-06-06 Expired - Lifetime JPH0527289Y2 (ja)

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JP6539989U JPH0527289Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06

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JP6539989U JPH0527289Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06

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JPH035620U JPH035620U (ja) 1991-01-21
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JP5027555B2 (ja) * 2007-05-02 2012-09-19 株式会社J.M.H ガロンボトルの収納コンテナ

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JPH035620U (ja) 1991-01-21

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