JPH05272390A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JPH05272390A
JPH05272390A JP10068692A JP10068692A JPH05272390A JP H05272390 A JPH05272390 A JP H05272390A JP 10068692 A JP10068692 A JP 10068692A JP 10068692 A JP10068692 A JP 10068692A JP H05272390 A JPH05272390 A JP H05272390A
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卓史 大石
Mitsuhiro Fujita
光弘 藤田
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁弁の応答性を確保しつつ電磁の着座時期
の検出を容易にする。 【構成】 駆動パルス形成手段110によってデューテ
ィ比の大きい駆動パルスを有する強制期間と、デューテ
ィ比の小さい駆動パルスを有する制限期間によって構成
された駆動パルスを形成し、この駆動パルスを電磁弁の
ソレノイドに印加することによって、強制期間において
電磁弁20の応答性を良好にすると共に、制限期間にお
いて電磁弁の着座による電流値の減少を容易に判定でき
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関へ供給する
燃料噴射量を、燃料噴射ポンプの圧縮室に通じる燃料供
給通路に設けられた電磁弁の開閉制御により調節するよ
うにした燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の燃料噴射装置としては、例えば
特開昭63−21346号公報に示されるものが公知と
なっており、噴射量が電磁弁の実閉弁時間によって決定
されることから、電磁弁の着座を検出し、この着座時期
から実閉弁時間をカウントするようにしたものである。
【0003】このために、この燃料噴射装置には、電磁
弁が駆動パルスの印加に応答して実際に閉じられたタイ
ミングを検出するための実閉弁検出部が設けられてお
り、この実閉弁検出部は、駆動パルスに応答し励磁コイ
ルに流れる電流波形に相応した電圧信号を得るための電
圧検出回路と、電圧検出回路からの出力電圧を微分する
ための微分回路とを有している。
【0004】したがって、微分回路からは、励磁電流の
レベルが急激に減少することに応答して、そのタイミン
グを示す微分出力が得られ、この微分出力から実閉弁タ
イミングを得るようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の引例に
おいては、図9に示すように、電磁弁の着座時間の応答
遅れを小さくするために図9の(X)の実線で示すよう
に印加パルスの電圧を高くした場合、図9の(Z)の実
線で示すように電磁弁の着座までの時間はt7 〜t8
短くなるが、電流値の変化は図9の(Y)の実線で示す
ように着座時の変化が明確に現れず、着座時の検出が困
難であった。
【0006】また、電磁弁の着座時の検出を容易に行う
ために、図9の(X)の破線で示すように印加パルスの
電圧を低くすると、電磁弁の着座は図9の(Y)の破線
で示すように着座時の電流変化が明確になるために検出
し易いが、反対に着座までの時間はt7 〜t9 と長くな
り、応答性が悪くなるものである。
【0007】このために、この発明は、電磁弁の応答性
を確保しつつ電磁弁の着座時期の検出を容易にする燃料
噴射装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明を図
1により説明すると、燃料噴射ポンプと、この燃料噴射
ポンプの圧縮室に通じる高圧側と低圧側との間に、この
高圧室と低圧室との連通状態を調節する電磁弁20とを
有し、この電磁弁20を開閉することによって内燃機関
に供給する前記燃料噴射ポンプの噴射量を調節する燃料
噴射装置において、少なくともアクセル開度とエンジン
回転数から目標噴射量の出力時間を演算する目標噴射量
演算手段100と、前記電磁弁の閉弁遅れ時間と前記目
標噴射量の出力時間とによって決定される前記電磁弁2
0の駆動時間内において、デューティ比の大きい駆動パ
ルスを有する強制期間とデューティ比の小さい駆動パル
スを有する制限期間によって構成された駆動パルスを形
成する駆動パルス形成手段110と、この駆動パルス形
成手段によって形成された駆動パルスによって前記電磁
弁20を駆動する電磁弁駆動手段120と、この電磁弁
駆動手段120によって前記電磁弁20に供給される電
流波形を検出する電流波形検出手段130と、この電流
波形から電磁弁20の着座時期を判定する着座判定手段
140とを具備したことにある。
【0009】
【作用】したがって、この発明においては、駆動パルス
形成手段110によってデューティ比の大きい駆動パル
スを有する強制期間とデューティ比の小さい駆動パルス
を有する制限期間によって構成された駆動パルスを形成
し、この駆動パルスによって電磁弁20を駆動するため
に、デューティ比の大きい強制期間によって電磁弁20
の応答性を良好にすると共に、デューティ比の小さい制
限期間によって、電流波形検出手段130によって検出
される電流波形の着座時期を明確にでき、これによって
着座判定手段140における着座の判定が容易に行える
ために、上記課題が達成できるものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面により
説明する。
【0011】図2において示される燃料噴射装置は、例
えばディーゼル機関の各気筒内に燃料を噴射供給するユ
ニットインジェクタ方式の噴射ポンプ1を有している。
この噴射ポンプ1は、プランジャバレル2の基台に形成
されたシリンダ3にプランジャ4が摺動自在に挿入さ
れ、プランジャバレル2と、プランジャ4に連結された
タペット5との間にスプリング6を介在させて、プラン
ジャ4をバレルから遠ざかる方向(図中の上方向)に常
時付勢している。
【0012】タペット5には、図示しない駆動軸に形成
されたカムが当接しており、機関に連結された駆動軸の
回転によって、前記スプリング6と協働してプランジャ
4を往復動させるようになっており、このプランジャの
往復動により圧縮と吸入作用を行うものである。
【0013】プランジャ4の先端には、ホルダ部7がホ
ルダナット8をもって組付けられ、このホルダ部7に
は、スペーサ9を介してノズル10がリテーニングナッ
ト11をもって連結されている。ホルダ部7には、スプ
リング収納室12が形成され、このスプリング収納室1
2に収納されたノズルスプリング13により、図示しな
いノズルの針弁を図中下方向に押圧するようになってい
る。ノズルは、その構造自体公知のもので、下記する高
圧通路14を介して高圧燃料を供給すると、針弁が開か
れ、ノズル先端に形成された噴孔から燃料が噴射される
ものである。
【0014】高圧通路14は、プランジャバレル2に形
成されて、一端がプランジャ先端の圧縮室15に開口す
る吐出孔16、ホルダ部7に形成された連通孔17、ス
ペーサ9に形成されたバルブ通路18、及びノズル10
に形成された燃料出口孔(図示せず)により構成されて
いる。
【0015】弁ハウジング21に形成された圧縮室15
に燃料を供給するための燃料供給通路34は、燃料入口
35から燃料が供給される第1の燃料供給通路34a、
環状凹部34b、第2の燃料供給通路34c、下記する
摺動孔38、弁体収納室27、第3の燃料供給通路34
dによって構成され、燃料は燃料入口35から燃料供給
通路34を介して圧縮室15に供給される。
【0016】電磁弁20は、そのロッド22をプランジ
ャバレル2の側方へ一体に延設された弁ハウジング21
に形成の摺動孔38に摺動自在に挿通させ、摺動孔38
の下端の弁ハウジング21にロッド先端のポペット型の
弁体23と当接する弁座24を設け、弁体23を覆うよ
うに弁ハウジング21にネジ止めされたヘッダ25によ
って、弁体23のストッパ26を設けると共に、弁ハウ
ジング21との間に前記摺動孔38を連通する弁体収納
室27が形成されている。
【0017】また、ロッド22は、弁ハウジング21の
ヘッダ25と反対側にネジ止めされているホルダ28を
挿通し、このホルダ28と該ホルダ28にホルダナット
29を介して連結されるソレノイド収納バレル30との
間のアーマチュア31に接続されている。このアーマチ
ュア31は、ソレノイド収納バレル30に保持されるソ
レノイド32と対峙している。
【0018】前記ホルダ28には、弁体23を弁座24
から常時離反する方向へ付勢するためにスプリング33
が収納保持されており、通常においては弁体23は弁座
24から離反しており、ソレノイド32への通電により
弁体23を弁座24に当接する方向に駆動させるように
なっている。
【0019】前記摺動孔38には、環状溝39が形成さ
れ、これに前記第3の燃料供給通路34dが連通されて
いる。また、前記弁体収納室27には、第2の燃料供給
通路34cが連通され、該通路34cを介して常に燃料
が供給されて充満し、5Kg/cm2 程となっている。
したがって、弁体23の離反時でプランジャ4の戻し行
程時には、摺動孔38、環状溝39、第3の燃料供給通
路34dから圧縮室15へ燃料が供給される。その際の
圧力は5Kg/cm2 程である。
【0020】電磁弁20への通電時、即ち弁体23の弁
座24への着座時において、第3の燃料供給通路34d
は閉じられるようになり、すでに供給された燃料は、前
記プランジャ4の下降行程によって圧縮室15内におい
て圧縮され、ノズルへ供給される。そして、電磁弁20
の弁体23の弁座24からの離反よって、圧縮室15は
開放され、圧縮作用は終了するものである。
【0021】上記ソレノイド32への通電は、図3に示
すように、コントロールユニット40により制御される
もので、このコントロールユニット40は、図示しない
A/D変換器、マルチプレクサ、マイクロコンピュー
タ、下記する駆動回路200、及び着座検出回路300
等によって構成され、エンジンの回転状態を検出する回
転検出部42、アクセルペダルの踏み込み量(アクセル
開度)を検出するアクセル開度検出部41、駆動軸に取
付られて駆動軸が基準角度位置に達する毎にパルスを発
生する基準パルス発生部43、針弁のリフトタイミング
を検出する針弁リフトセンサ44、及び電磁弁の実閉弁
状態を検出し、弁の着座信号を出力する着座検出回路3
00からの各信号が入力されるようになっている。
【0022】図3において、上記コントロールユニット
40で実行される処理を便宜上機能ブロック図の形で表
し、以下このブロック図に基づいて説明すると、回転検
出部42及びアクセル開度検出部41からの出力信号が
目標噴射量演算部46に入力され、これらの入力信号に
基づいて、この時点での機関の運転条件にあった最適目
標噴射量を所定のマップデータから算出し、目標噴射信
号として出力する。
【0023】目標噴射信号は、カム角度変換部47に入
力され、所定のマップデータを基にして前記最適目標噴
射量を得るのに必要なカム角度を機関の回転数に応じて
算出し、カム角度信号として出力する。
【0024】閉弁時間演算部48は、前記カム角度信号
を受けて、カムがカム角度変換部47で算出されたカム
角度だけ回転するのに必要な時間に変換される。即ち、
ここにおいては、電磁弁20の閉弁してから噴射を開始
し、目標とする噴射量を噴射するために必要な時間(閉
弁時間)Tqが演算される。
【0025】ここで演算される閉弁時間Tqには、弁座
24が離反している弁体23が完全に着座するまでの弁
移動に伴う遅れ時間Tvが含まれていない。このため、
電磁弁20を駆動させるために実際に必要な駆動パルス
巾Tdは、TqとTvとの和で形成される。
【0026】パルス発生制御部49は、前記閉弁時間演
算部48で演算された閉弁時間Tqと遅れ時間演算部5
0で演算された遅れ時間Tvとを加算し、駆動回路20
0へ出力する駆動パルスDpの出力タイミング、即ち燃
料噴射開始の最適タイミングを、基準パルス発生部43
から出力される基準信号、針弁リフトセンサ44から出
力される噴射タイミング信号、及び回転検出部42から
の出力される回転信号とに基づいて決定する。
【0027】駆動回路200は、図4で示すように高周
波発生装置210、ワンショットパルス発生装置22
0、AND回路230、OR回路240、電界効果トラ
ンジスタ(FET)250によって構成されており、前
記パルス発生制御部49から出力された駆動パルスDp
(図5(A)で示す)が、前記ワンショットパルス発生
装置220及びAND回路230の一方に入力されるも
のである。
【0028】ワンショットパルス発生装置220は、こ
の駆動パルスDpの立ち上がり時から所定時間(t1
2 )図5(B)で示すデューティ比の大きい(この場
合は100%)パルスPoを発生させるものである。
尚、この所定期間は、実験により予め設定されたもので
ある。
【0029】AND回路230には、前記駆動パルスD
pの他に高周波発生装置210から図5(C)で示す高
周波Hpが入力され、これによって、AND回路230
は、図5(D)で示すt1 〜t3 間のみの高周波である
パルスLoを出力するものである。
【0030】前記ワンショットパルス発生装置220か
ら出力されたパルスPoとAND回路230から出力さ
れたパルスLoは、OR回路240に入力され、これに
よってOR回路240からは、t1 〜t2 で示す期間
(強制期間)においてデューティ比の大きいパルスを有
し、t2 〜t3 で示す期間(制限期間)においてデュー
ティ比の小さいパルスを有する図5(E)で示す実駆動
パルスDrが出力されるものである。
【0031】この実駆動パルスDrは、抵抗Rを介して
FET250のゲートに入力され、FET250のドレ
イン、ソース間が導通するためにソレノイド32に電流
が流れ、弁体23を閉成方向に駆動するものである。
【0032】これによって、実駆動パルスが、デューテ
ィ比の大きい駆動パルスを有する強制期間と、デューテ
ィ比の小さい駆動パルスを有する制限期間とによって構
成されるために、電磁弁20の駆動初期においては駆動
力が必要である場合は、デューティ比の大きい強制期間
により電磁弁20を作動でき、電磁弁の着座を検出する
ためには、制限期間においてデューティ比の小さいパル
スにより実電圧を低下できるために、着体23の弁座2
4への着座時の電流変化(電流の減少)を明確にできる
ものである。
【0033】着座検出装置300は、弁体23の弁座2
4への着座時に発生する電流の減少を検出することによ
って着座を検出するもので、ソレノイド32に直列に接
続された抵抗Rd、この抵抗の両端の電圧を検出するこ
とによって電流を検出する電流検出回路310、この電
圧としきい電圧を比較するコンパレータ320、及びイ
ンバータ330によって構成されている。
【0034】この着座検出装置300において、図6の
タイミングチャート図に示すように、実駆動パルスDr
が印加されると、電磁弁の動きに基づいてソレノイド3
2に流れる電流は、抵抗Rdを流れることによって電流
検出回路310によってこの電流値に対応する電圧値V
iに変換され、コンパレータ320の非反転端子に入力
される。
【0035】この電圧値Viは、図6(F)で示すよう
に、強制期間(t1 〜t2 )内においては漸次上昇して
いき、制限期間(t2 〜t3 )内においては、着座時期
(t4 )までは漸次減少し、この着座時期以降において
は終了時期(t3 )まで漸次増加するようになる。この
電磁弁20の着座に電流が減少するという電流波形の特
徴から、電磁弁の着座時期を検出することができるもの
である。
【0036】前記コンパレータ320の反転端子には所
定の電圧を有するしきい電圧Vpが入力され、コンパレ
ータ320からは前記電圧値Viがしきい電圧Vpより
低くなった時点(図中t4 )で出力がLとなるために、
インバータ330の出力がHとなって着座時期を遅れ時
間演算部50及びパルス発生制御部49に出力できるも
のである。尚、この実施例においては、しきい電圧によ
って着座による電流の減少を判定したが、微分回路を設
けることによって着座による電流減少を微分信号によっ
て判定することもできるものである。
【0037】また、図6中t3 〜t5 で示す弁体23の
離反の時間は、スプリング33の付勢力によって設定さ
れるものである。
【0038】また、この発明の別の実施例を図7に示
し、以下この実施例について説明する。尚、上述の実施
例と同一のものは、同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0039】この実施例の駆動回路200は、高周波発
生装置210、2つのAND回路260,290、OR
回路295、抵抗R、FET250、コンパレータ27
0、及びインバータ280によって構成されており、こ
の駆動回路200においては、前記パルス発生制御部4
9から出力された駆動パルスDp(図8(G))は、A
ND回路260の一端に入力される。このAND回路2
60の他端には、着座検出装置300内の電流検出回路
310から出力されるソレノイド32に流れる電流に対
応した電圧Vi(図8(H))がしきい電圧Vr以上に
なった場合に出力される信号Pi(図中(I))がイン
バータ280を介して入力される。
【0040】これによってAND回路260の出力信号
L (図8(L))は、強制期間を示すt1 〜t2 間に
おいて、デューティ比100%の方形波となり、OR回
路295の一端に入力されるものである。このOR回路
295の他端には、前記高周波発生装置から出力される
高周波Hp(図8(J))と前記信号Pi(図8
(I))がAND回路290に入力されて形成された制
限期間(t2 〜t3 )内のみの高周波となった高周波信
号Pk(図8(K))が入力され、これによってOR回
路295の出力側には、前記実施例と同様の実出力信号
Drを得ることができるものである。
【0041】この駆動回路においては、前述の実施例の
駆動回路が強制期間を実験によって設定された所定期間
としたことと異なり、電流が所定値以上となった場合に
強制期間を終了させるために、強制期間の設定等の特別
な配慮をする必要がないものである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ソレノイドに供給される駆動パルスにデューティ比
の大きい強制期間と、デューティ比の小さい制限期間を
設けたことによって、強制期間におけるデューティ比の
大きい駆動パルスによって電磁弁の応答時間を短縮でき
ると共に、制限期間におけるデューティ比の小さい駆動
パルスによって電磁弁の着座の検出を確実の行うことが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示した機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明の実施例に係る燃料噴射装置の構成を
示した断面図である。
【図3】この発明の実施例に係る燃料噴射装置の制御機
構を説明した機能ブロック図である。
【図4】この発明の実施例の駆動回路を示した回路図で
ある。
【図5】該駆動回路のタイミングチャート図である。
【図6】実駆動パルスと、電流に相当する電圧と、弁の
動きを説明したタイミングチャート図である。
【図7】この発明の別の実施例の駆動回路を示した回路
図である。
【図8】該駆動回路のタイミングチャート図である。
【図9】従来の駆動電圧(X)と、駆動電流(Y)と、
弁の動き(Z)を示したタイミングチャート図である。
【符号の説明】
20 電磁弁 32 ソレノイド 100 目標噴射量演算手段 110 駆動パルス形成手段 120 電磁弁駆動手段 130 電流波形検出手段 140 着座判定手段 200 駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料噴射ポンプと、この燃料噴射ポンプ
    の圧縮室に通じる高圧側と低圧側との間に、この高圧室
    と低圧室との連通状態を調節する電磁弁とを有し、この
    電磁弁を開閉することによって内燃機関に供給する前記
    燃料噴射ポンプの噴射量を調節する燃料噴射装置におい
    て、 少なくともアクセル開度とエンジン回転数から目標噴射
    量の出力時間を演算する目標噴射量演算手段と、 前記電磁弁の閉弁遅れ時間と前記目標噴射量の出力時間
    とによって決定される前記電磁弁の駆動時間内におい
    て、デューティ比の大きい駆動パルスを有する強制期間
    とデューティ比の小さい駆動パルスを有する制限期間に
    よって構成された駆動パルスを形成する駆動パルス形成
    手段と、 この駆動パルス形成手段によって形成された駆動パルス
    によって前記電磁弁を駆動する電磁弁駆動手段と、 この電磁弁駆動手段によって前記電磁弁に供給される電
    流波形を検出する電流波形検出手段と、 この電流波形から電磁弁の着座時期を判定する着座判定
    手段とを具備したことを特徴とする燃料噴射装置。
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