JPH05270780A - 乗客コンベアの保守用安全装置 - Google Patents
乗客コンベアの保守用安全装置Info
- Publication number
- JPH05270780A JPH05270780A JP6845192A JP6845192A JPH05270780A JP H05270780 A JPH05270780 A JP H05270780A JP 6845192 A JP6845192 A JP 6845192A JP 6845192 A JP6845192 A JP 6845192A JP H05270780 A JPH05270780 A JP H05270780A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safety device
- switch
- stop switch
- maintenance
- escalator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗客コンベアの保守点検時における作業者の
安全を確保する。 【構成】 乗降口の固定部分である欄干１２と可動部分
であるハンドレール５のいずれか一方に安全装置の停止
スイッチ群２と直列に配列された停止スイッチ３を、他
方に停止スイッチ３を作動させるスイッチ作動片４を設
けた。
安全を確保する。 【構成】 乗降口の固定部分である欄干１２と可動部分
であるハンドレール５のいずれか一方に安全装置の停止
スイッチ群２と直列に配列された停止スイッチ３を、他
方に停止スイッチ３を作動させるスイッチ作動片４を設
けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエスカレーターあるいは
電動道路などの乗客コンベアの保守用安全装置に関する
ものである。
電動道路などの乗客コンベアの保守用安全装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】乗客コンベア、例えばエスカレーターの
保守作業においては、作業の効率を向上すべく、稼働中
の踏段に乗って、例えばエスカレーターの踏段側板全周
に滑り剤を塗布する作業を踏段に乗って実施していた。
保守作業においては、作業の効率を向上すべく、稼働中
の踏段に乗って、例えばエスカレーターの踏段側板全周
に滑り剤を塗布する作業を踏段に乗って実施していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エスカレーターの踏段側板への滑り剤塗布作業において
は、作業に熱中する為、作業者の乗った稼働中の踏段が
乗降口に近付いた際、作業者が気付かずに転倒する危険
があった。
エスカレーターの踏段側板への滑り剤塗布作業において
は、作業に熱中する為、作業者の乗った稼働中の踏段が
乗降口に近付いた際、作業者が気付かずに転倒する危険
があった。
【０００４】本発明の目的は、滑り剤塗布作業における
作業者の転倒を防止することのできる乗客コンベアの保
守用安全装置を提供することにある。
作業者の転倒を防止することのできる乗客コンベアの保
守用安全装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、起動スイッチ、この起動スイッチの投入
によりエスカレーター駆動モータの主接点を閉じるリレ
ー、このリレーを自己保持する自己保持回路、この自己
保持回路と直列に設けられた各安全装置の停止スイッチ
群とからなる制御回路を備えた乗客コンベアの保守用安
全装置において、この乗客コンベアの保守点検時、乗客
コンベア乗降口の固定部分である欄干と可動部分である
ハンドレールのいずれか一方に前記停止スイッチ群と直
列に配列された停止スイッチを、他方にこの停止スイッ
チを作動させるスイッチ動作片を設けたものである。
に、本発明は、起動スイッチ、この起動スイッチの投入
によりエスカレーター駆動モータの主接点を閉じるリレ
ー、このリレーを自己保持する自己保持回路、この自己
保持回路と直列に設けられた各安全装置の停止スイッチ
群とからなる制御回路を備えた乗客コンベアの保守用安
全装置において、この乗客コンベアの保守点検時、乗客
コンベア乗降口の固定部分である欄干と可動部分である
ハンドレールのいずれか一方に前記停止スイッチ群と直
列に配列された停止スイッチを、他方にこの停止スイッ
チを作動させるスイッチ動作片を設けたものである。
【０００６】
【作用】本発明によれば、乗客コンベアの保守点検時、
乗客コンベア乗降口の固定部分である欄干と可動部分で
あるハンドレールのいずれか一方に各安全装置の停止ス
イッチ群と直列に配列された停止スイッチを、他方にこ
の停止スイッチを作動させるスイッチ動作片を設けたこ
とにより、作業に熱中する為、作業者の乗った稼働中の
踏段が乗降口に近付いた際、作業者が気付かずに転倒す
る危険を防止することができる。
乗客コンベア乗降口の固定部分である欄干と可動部分で
あるハンドレールのいずれか一方に各安全装置の停止ス
イッチ群と直列に配列された停止スイッチを、他方にこ
の停止スイッチを作動させるスイッチ動作片を設けたこ
とにより、作業に熱中する為、作業者の乗った稼働中の
踏段が乗降口に近付いた際、作業者が気付かずに転倒す
る危険を防止することができる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１及び図２に基づ
いて説明する。図１はエスカレーターの制御回路を示す
もので、起動スイッチ１を投入するとモータ起動用リレ
ーＲ1が作動し、モータ起動用リレーＲ1の作動でモータ
が起動し（図示せず）、エスカレーターは運転を始め
る。同時に接点Ｒ1ａ1も閉じるので起動スイッチ１が復
帰してもモータ起動用リレーＲ1は自己保持され、エス
カレーターの運転は継続される。このモータ起動用リレ
ーＲ1と直列に安全装置確認用リレーＲ2の主接点Ｒ2ａ1
が配列されている。安全装置確認用リレーＲ2は、安全
装置の停止スイッチ群２が直列に配列されており、この
中の一つが作動すると安全装置確認用リレーＲ2が開い
て、主接点Ｒ2ａ1が開いてモータ起動用リレーＲ1が開
いてモータが停止し（図示せず）エスカレーターは停止
する。このような安全装置の停止スイッチ群２と直列に
保守用安全装置の停止スイッチ３を配列し、保守用安全
装置の停止スイッチ３が作動した場合、安全装置確認用
リレーＲ2が開いてエスカレーターは停止する。そし
て、保守用安全装置の停止スイッチ３を図２に示すよう
に例えば乗降口板１０下部から引き出したリード線１１
を介して安全装置の停止スイッチ群２に直列に接続す
る。
いて説明する。図１はエスカレーターの制御回路を示す
もので、起動スイッチ１を投入するとモータ起動用リレ
ーＲ1が作動し、モータ起動用リレーＲ1の作動でモータ
が起動し（図示せず）、エスカレーターは運転を始め
る。同時に接点Ｒ1ａ1も閉じるので起動スイッチ１が復
帰してもモータ起動用リレーＲ1は自己保持され、エス
カレーターの運転は継続される。このモータ起動用リレ
ーＲ1と直列に安全装置確認用リレーＲ2の主接点Ｒ2ａ1
が配列されている。安全装置確認用リレーＲ2は、安全
装置の停止スイッチ群２が直列に配列されており、この
中の一つが作動すると安全装置確認用リレーＲ2が開い
て、主接点Ｒ2ａ1が開いてモータ起動用リレーＲ1が開
いてモータが停止し（図示せず）エスカレーターは停止
する。このような安全装置の停止スイッチ群２と直列に
保守用安全装置の停止スイッチ３を配列し、保守用安全
装置の停止スイッチ３が作動した場合、安全装置確認用
リレーＲ2が開いてエスカレーターは停止する。そし
て、保守用安全装置の停止スイッチ３を図２に示すよう
に例えば乗降口板１０下部から引き出したリード線１１
を介して安全装置の停止スイッチ群２に直列に接続す
る。
【０００８】そして、保守用安全装置の停止スイッチ３
をエスカレーターの欄干１２の下部乗降口付近に固定す
る。一方、停止スイッチ３と対向するハンドレール５上
にはスイッチ動作片４を上部乗降口付近に固定する。こ
のように停止スイッチ３及びスイッチ動作片４を固定し
た後エスカレーターを下降運転すると、ハンドレール５
の移動によりスイッチ動作片４も移動し停止スイッチ３
の部分を通過する際、スイッチ動作片４が停止スイッチ
３を動作させ、前記制御回路を開路しモータが停止し、
エスカレーターの運転を停止させる。したがって、作業
者はスイッチ動作片４の移動方向に対して後方の踏段８
上に乗ってエスカレーターを運転させると作業者（図示
せず）の乗った踏段８が乗降口に達する以前にエスカレ
ーターは停止し、転倒の危険を防止することが可能とな
る。
をエスカレーターの欄干１２の下部乗降口付近に固定す
る。一方、停止スイッチ３と対向するハンドレール５上
にはスイッチ動作片４を上部乗降口付近に固定する。こ
のように停止スイッチ３及びスイッチ動作片４を固定し
た後エスカレーターを下降運転すると、ハンドレール５
の移動によりスイッチ動作片４も移動し停止スイッチ３
の部分を通過する際、スイッチ動作片４が停止スイッチ
３を動作させ、前記制御回路を開路しモータが停止し、
エスカレーターの運転を停止させる。したがって、作業
者はスイッチ動作片４の移動方向に対して後方の踏段８
上に乗ってエスカレーターを運転させると作業者（図示
せず）の乗った踏段８が乗降口に達する以前にエスカレ
ーターは停止し、転倒の危険を防止することが可能とな
る。
【０００９】尚、保守用安全装置の停止スイッチ３とス
イッチ動作片４の固定位置は、エスカレーターの運転方
向に対し、前方に停止スイッチ３を後方にスイッチ動作
片４を配置すれば、作業の種類、作業の範囲、エスカレ
ーターの運転方向に応じて任意の位置に固定することが
できる。又、停止スイッチ３とスイッチ作動片４の固定
部を反対にし、スイッチ作動片４をエスカレーターの欄
干１２に、停止スイッチ３をハンドレール５上に固定し
ても良い。
イッチ動作片４の固定位置は、エスカレーターの運転方
向に対し、前方に停止スイッチ３を後方にスイッチ動作
片４を配置すれば、作業の種類、作業の範囲、エスカレ
ーターの運転方向に応じて任意の位置に固定することが
できる。又、停止スイッチ３とスイッチ作動片４の固定
部を反対にし、スイッチ作動片４をエスカレーターの欄
干１２に、停止スイッチ３をハンドレール５上に固定し
ても良い。
【００１０】
【発明の効果】このように本発明によれば、乗客コンベ
アの保守点検時、乗客コンベア乗降口の固定部分である
欄干と可動部分であるハンドレールのいずれか一方に各
安全装置の停止スイッチ群と直列に配列された停止スイ
ッチを、他方にこの停止スイッチを作動させるスイッチ
動作片を設けたことにより、作業に熱中する為、作業者
の乗った稼働中の踏段が乗降口に近付いた際、作業者が
気付かずに転倒する危険を防止することができる。
アの保守点検時、乗客コンベア乗降口の固定部分である
欄干と可動部分であるハンドレールのいずれか一方に各
安全装置の停止スイッチ群と直列に配列された停止スイ
ッチを、他方にこの停止スイッチを作動させるスイッチ
動作片を設けたことにより、作業に熱中する為、作業者
の乗った稼働中の踏段が乗降口に近付いた際、作業者が
気付かずに転倒する危険を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の乗客コンベアの保守用安全装置の一実
施例を示す電気回路図である。
施例を示す電気回路図である。
【図２】保守用安全装置の配置例を示す斜視図である。
３ 停止スイッチ ４ スイッチ作動片 ５ ハンドレール ８ ステップ １２ 欄干
Claims (1)
- 【請求項１】 起動スイッチ、この起動スイッチの投入
によりエスカレーター駆動モータの主接点を閉じるリレ
ー、このリレーを自己保持する自己保持回路、この自己
保持回路と直列に設けられた各安全装置の停止スイッチ
群とからなる制御回路を備えた乗客コンベアの保守用安
全装置において、この乗客コンベアの保守点検時、乗客
コンベア乗降口の固定部分である欄干と可動部分である
ハンドレールのいずれか一方に前記停止スイッチ群と直
列に配列された停止スイッチを、他方にこの停止スイッ
チを作動させるスイッチ動作片を設けたことを特徴とす
る乗客コンベアの保守用安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6845192A JPH05270780A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 乗客コンベアの保守用安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6845192A JPH05270780A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 乗客コンベアの保守用安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270780A true JPH05270780A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13374082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6845192A Pending JPH05270780A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 乗客コンベアの保守用安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05270780A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012035817A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Toyota Motor Corp | 車両制御装置 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP6845192A patent/JPH05270780A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012035817A (ja) * | 2010-08-11 | 2012-02-23 | Toyota Motor Corp | 車両制御装置 |
| US8996274B2 (en) | 2010-08-11 | 2015-03-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle control device and vehicle control method |
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