JPH05269405A - 加工液浄化装置 - Google Patents

加工液浄化装置

Info

Publication number
JPH05269405A
JPH05269405A JP10175792A JP10175792A JPH05269405A JP H05269405 A JPH05269405 A JP H05269405A JP 10175792 A JP10175792 A JP 10175792A JP 10175792 A JP10175792 A JP 10175792A JP H05269405 A JPH05269405 A JP H05269405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
mesh
sludge
mesh type
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10175792A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Teraoka
皓一 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSHIN KOUYU KK
Original Assignee
NISSHIN KOUYU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISSHIN KOUYU KK filed Critical NISSHIN KOUYU KK
Priority to JP10175792A priority Critical patent/JPH05269405A/ja
Publication of JPH05269405A publication Critical patent/JPH05269405A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04CAPPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
    • B04C5/00Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
    • B04C5/12Construction of the overflow ducting, e.g. diffusing or spiral exits
    • B04C5/13Construction of the overflow ducting, e.g. diffusing or spiral exits formed as a vortex finder and extending into the vortex chamber; Discharge from vortex finder otherwise than at the top of the cyclone; Devices for controlling the overflow
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04CAPPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
    • B04C5/00Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed
    • B04C5/22Apparatus in which the axial direction of the vortex is reversed with cleaning means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04CAPPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
    • B04C9/00Combinations with other devices, e.g. fans, expansion chambers, diffusors, water locks
    • B04C2009/004Combinations with other devices, e.g. fans, expansion chambers, diffusors, water locks with internal filters, in the cyclone chamber or in the vortex finder

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Cyclones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メッシュ式濾過器と、遠心力を利用した加工
液浄化装置とをうまく組み合わせ且つその構造を工夫す
ることにより、構造を簡単にし、消耗品を殆どなくし、
設備コスト及び運用コストを安くあげ、粒子の形状や比
重の如何にかかわらずスラッジを簡単且つ確実に分離、
排出し、全体をコンパクト化する。 【構成】 円筒と下へ向かって絞られた円錐形の筒とに
より形成され、上部に汚染液の導入口を、下端にスラッ
ジの排出口をそれぞれ有した外筒と、この外筒の上部を
貫通して外筒とほぼ同軸に立設された取出パイプと、こ
の取出パイプに内装されたメッシュ式濾過器とを備え
る。メッシュ式濾過器が捕集したスラッジを掻き取る復
元機構と、メッシュ式濾過器の濾過抵抗が一定範囲に収
まるよう復元機構を調整する調整機構とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属又はセラミック等
の加工時に使用される油性又は水溶性の加工液を浄化す
る装置に係り、特に消耗材を全く使用しないか又は使用
してもその使用量を大幅に低減させながら、汚染された
加工液から汚染物質を確実に捕集するようにした加工液
浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加工液を浄化する方法としては、
紙、布、金網等のメッシュを通過させることにより固形
物を分離する方法と、遠心力を利用して固定物を分離し
ていく方法に大別される。メッシュにより加工液を濾過
する方法は、細かくいえば、メッシュを通過させること
を、自然重力により行うもの、加圧により行うもの、真
空により行うもの、遠心力により行うもの(遠心力を圧
力にしてメッシュを通過させる)があり、メッシュの材
質も網という概念を離れて粒体や粒子を充填したものま
で多種に及ぶ。換言すれば、メッシュ濾過器は、ワイヤ
または繊維を組み合わせてできる空間、或いは粒子充填
層等により物理的に構成される細孔等から成り立ってい
る空間を有しており、これを通過させることにより濾過
するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、共通した問題
点は、一定時間以上使用していると、濾材が目詰りを生
じて機能が低下してくることである。この機能低下を例
えば新しい濾材を自動供給することにより防ぐようにし
たものがあるが、消耗品にコストがかかる、設備コスト
が高くなるなどの欠点がある。又、濾材から機械的にス
ラッジを掻き落とすようにしたものや、逆洗して濾材の
目詰りを取り、その機能を回復する方法もあるが、いず
れにしても余分の装置が必要となる。また逆洗する場
合、自動的に逆流する装置にすれば設備コストが高くな
り、又逆流中は濾過機能が停止するなどの欠点がある。
【0004】また、このようなメッシュ式濾過器の他の
例として図4に示すような積層板式濾過器がある。この
ものは、要部が図5に示すような回転プレート(イ)、
スペーサプレート(ロ)およびスクレーパープレート
(ハ)の3種類のプレートで構成されており、回転プレ
ート(イ)およびスペーサプレート(ロ)が1枚ずつ交
互に積層され、回転プレート(イ)の外周部にスペーサ
プレート(ロ)が差し込まれるようにそれぞれが角軸に
取付け固定されている。捕集粒子の大きさは、このスペ
ーサプレートの厚さにより支配されるので、薄いもので
75ミクロン(200メッシュ)程度である。通常、こ
の積層板式濾過器は固定状態でラインに組込まれてお
り、図4のように液は流れるが、ポンプの音の変化、加
工点に注ぐ油量の変化などから濾過抵抗が増えたと判定
したときには図4のように手動で回転プレート(イ)に
つながる主軸のハンドル(ニ)を回して回転プレート
(イ)を綺麗にし、スラッジをスクレーパープレート
(ハ)の所に集めることが行われる。また、操作を簡便
化すべく上記主軸に減速モータを連結して設け、必要に
応じてスイッチ操作により主軸を回転駆動させてスラッ
ジを掻き取ることができるし、更には間欠タイマーをセ
ットし、4時間毎或いは1時間毎に何十秒か回転駆動さ
せるセットができるようにした装置もある。
【0005】このようにすれば、極めて簡便にして効果
的に堆積スラッジに掻き取り濾過能力の復元が図られる
が、問題は汚染状態がひどくてスラッジが非常に多い場
合である。スラッジの掻き取りは手動にしろタイマーに
しろ頻度を上げることにより可能であるが、掻き取られ
たスラッジは図4の液保存コンテナー(ホ)内に溜ま
り、下部にあるプラグ(ヘ)を弛めることにより液と共
に押し出される構造になっているが、スラッジが多すぎ
ると、プラグ(ヘ)からの排出では間に合わず、またう
まく出す液保存コンテナー(ホ)を上部フランジから外
して掃除しなければならない事態を生じる。その場合に
はラインを止めなければならず、効率が悪くなる。この
ライン停止を避けるためには通常何らかの予備濾過を前
段で行い、上記濾過器を最終的な濾過器として設置する
ことが行われる。
【0006】一方、遠心力を利用した加工液浄化装置の
一つとして、下降渦流を利用した、いわゆるハイドロサ
イクロンと称されるものがある。通常、サイクロンは気
体サイクロンをさし、粉体の空気輸送の際の回収や集塵
装置として広く利用されているが、上記ハイドロサイク
ロンも原理的には同じであり、媒体を空気に代えて水又
は低粘度の油等にしたことが相違している。具体的に
は、図6に示すように、円筒と下へ向かって絞られた円
錐形の筒とにより形成され、上部に汚染液の導入口
(ト)を、下端にスラッジの排出口(ノズル)(チ)を
それぞれ有した外筒(リ)と、この外筒(リ)の上部を
貫通して外筒(リ)とほぼ同軸に立設された取出パイプ
(ヌ)とを備えた構造であり、導入口(ト)から入った
汚染加工液が取出パイプ(ヌ)の周囲を廻って下降渦流
となり、円錐部で速度は徐々に落ちながらも渦流状態で
その円錐部側壁に固形物を分離しながら降下していき、
下部の排出口(チ)よりコントロールバルブを介して排
出されるものであり、分離した固形物もこれに伴って排
出される。汚染加工液の大部分(少なくとも2/3以
上)は取出パイプ(ヌ)を上昇流となって上り、浄化加
工液として取り出される。
【0007】このハイドロサイクロンは、渦流状態にな
った下降渦流の作用によってスラッジを分離しているの
で、粒子形状の大きなものや、粒径は小さくても真比重
の重い金属粒や砥粒の殆どは分離されるが、真比重が媒
体液の比重にほぼ等しい程に軽い微粒子は分離しきれな
い欠点がある。
【0008】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、上述したメッ
シュ式濾過器と、遠心力を利用した加工液浄化装置とを
うまく組み合わせ且つその構造を工夫することにより、
簡単な構造で消耗品が殆どなく設備コスト及び運用コス
トが極めて安くあがり、粒子の形状や比重の如何にかか
わらずスラッジを簡単且つ確実に分離、排出でき、しか
もコンパクトな加工液浄化装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の加工液浄化装置は、円筒と下へ向かって
絞られた円錐形の筒とにより形成され、上部に汚染液の
導入口を、下端にスラッジの排出口をそれぞれ有した外
筒と、この外筒の上部を貫通して外筒とほぼ同軸に立設
された取出パイプと、この取出パイプに内装されたメッ
シュ式濾過器とを備える構成にしている。
【0010】また、請求項2の加工液浄化装置は、上記
構成に加えてさらに、メッシュ式濾過器が捕集したスラ
ッジを掻き取る復元機構と、メッシュ式濾過器の濾過抵
抗が一定範囲に収まるよう上記復元機構を調整する調整
機構とを備える構成にしている。
【0011】
【作用】上記の構成により、請求項1では、上述したハ
イドロサイクロンの機能が発揮される。すなわち、汚染
加工液を導入口へ入れると、汚染加工液は取出パイプの
周囲を廻って下降渦流となり、円錐部で速度は徐々に落
ちながらも渦流状態でその円錐部側壁に固形物を分離し
ながら降下していき、下部の排出口より排出され、分離
した固形物もこれに伴って排出される。その場合、分離
される固形物は、主として粒子形状の大きいものや、粒
径は小さくても真比重の重い金属粒や砥粒である。
【0012】一方、汚染加工液の大部分は取出パイプを
上昇流となって上り、メッシュ式濾過器に濾過され、浄
化加工液として取り出される。その場合、粒子形状の大
きい粒子や真比重の重い粒子は、上記ハイドロサイクロ
ンの機能により既に分離済みなので、粒子形状の小さい
粒子や、真比重の軽い粒子が分離されることになる。従
って目詰まりの進行は低減される。
【0013】また、請求項2では、復元機構によって掻
き取られたスラッジは下部の排出口より排出されるの
で、加工液浄化装置の分解掃除等は必要なく、しかも運
転を中止することもない。さらに、調整機構によりメッ
シュ式濾過器の濾過抵抗が一定に維持される。
【0014】
【実施例】以下、実施例を説明する。図1は第1実施例
を示す。同図において、10は外筒であって、この外筒
10は、円筒と下へ向かって絞られた円錐形の筒とによ
り形成されており、上部に汚染液の導入口11を、下端
にスラッジの排出口としてのノズル12を有している。
またノズル12の上側にはコントロールバルブ13が設
けられている。上記導入口11の開口は長方形又は長楕
円形に形成されており、また平面視で外筒10の横断面
において、ほぼその外周円に接する接線方向に向かって
開口している。
【0015】また、20は上記外筒10の上壁部を貫通
して外筒10とほぼ同軸に立設された取出パイプであっ
て、この取出パイプ20にメッシュ式濾過器30が内装
されている。このメッシュ式濾過器30は、取出パイプ
20の上部に嵌入し、内部にL字形の通路を有したボデ
ィ31と、このボディ31の下側に取付けられ且つ先に
説明した回転プレート、スペーサプレートおよびスクレ
ーパープレートの3種類のプレートで構成された本体3
2と、この回転プレート及びスペーサプレートに連結し
且つ上記ボディ31に枢支された主軸33とを備えてい
る。
【0016】上記メッシュ式濾過器30にはメッシュの
機能を復元するための復元機構としてのスラッジ掻き取
り機構40が設けられている。すなわち、速度調整ダイ
ヤルを備えた減速機付きの可変速モータ41が回転軸を
水平にして固定され、その回転軸と上記主軸33にベベ
ルギヤ42,43が互いに噛み合うようにそれぞれ固定
されている。この場合、モータ41の回転数は例えば2
00〜1800rpmであり、減速機の減速比は例えば
1/1800である。なお、51はスラッジ回収用のメ
ッシュボックス、52はこのメッシュボックス51から
漏れでた液体を回収するタンクである。
【0017】従って、上記第1実施例においては、汚染
加工液を導入口11から円周接線角度で圧入すると、汚
染加工液は取出パイプ20の周囲を廻って下降渦流とな
り、サイクロンの原理に基づく渦流現象により、含有汚
染粒子はその渦流の遠心力によって外筒内壁に濃縮さ
れ、円錐部を降下し、コントロールバルブ13を介して
ノズル12より流入液と共に排出され、分離した固形物
もこれに伴って排出されてメッシュボックス51に回収
される。これによって汚染加工液の大部分はある程度浄
化され、取出パイプ20を昇っていく。ノズル12から
の排出流量は、円錐部に分離堆積した粒子スラッジが連
続的に安定に出るよう、その状態を勘案して適当に調整
されるが、最大でも例えば導入量の1/2を超えない量
にする。この場合、分離される固形物は、主として粒子
形状の大きいものや、粒径は小さくても真比重の重い金
属粒や砥粒である。
【0018】一方、汚染加工液の大部分は半浄化された
状態で取出パイプ20を上昇流となって上り、メッシュ
式濾過器30で濾過され、ボディ31内の通路から完全
浄化加工液として取り出される。その場合、粒子形状の
大きい粒子や真比重の重い粒子は既に分離済みなので、
粒子形状の小さい微粒粒子や、真比重の軽い粒子が分離
されることになる。従って目詰まりの進行は低減され
る。
【0019】また、入口圧が上ってポンプ音が変化する
ことに気付いて手動スイッチを入れることにより、また
は間欠タイマーで自動スイッチを入れることによりモー
タ41を作動させて掻き取り機構40によってメッシュ
式濾過器30のスラッジが掻き取られるので、メッシュ
式濾過器30の目詰まりの進行を抑制できて、濾過機能
を良好に維持できる。しかも、掻き取られたスラッジは
降下して外筒10のノズル12から排出されるので、仮
に掻き取りスラッジが非常に多い場合でもスラッジ排出
のために装置を分解等する必要がない。
【0020】さらに、逆洗用の装置等を設ける必要がな
いので、設備コストを安くできる。しかも加工液浄化装
置の外形は従来のハイドロサイクロンと殆ど変わらず、
コンパクトである。
【0021】なお、積層板濾過材のメッシュサイズとし
ては、60,80,100,150,200メッシュが
用意されており、本装置にも必要に応じていずれでも取
付けることができる。しかし、近時、加工技術の高度
化、製品の面粒度の品質向上のために浄化液の浄化度に
対しても要求が高まっている。積層板200メッシュで
は大きさとして75ミクロンであり、従来の間欠作動掻
取りでは75ミクロンの粒子も流出する状態であるが、
作動条件を特別に規制することにより、飛躍的に小ミク
ロン粒子の捕捉が可能になった。メッシュによる濾過は
目開きとしては75ミクロンであるが、濾過を継続する
と広く知られているように粒子と粒子は架橋現象や、い
わゆる目詰まりにより大きな間隙は失われ、隙間は小さ
く小さくなっていき、ついには目詰まりで液が通らなく
なるまでになる。この現象を制御して利用して微細粒子
まで捕捉して浄化度を上げることが可能である。
【0022】次に、図2は第2実施例を示す。基本的な
構成は上記第1実施例と共通するが、取出パイプ20に
内装したメッシュ式濾過器の構成が異なっているので、
その部分のみ説明する。第2実施例のメッシュ式濾過器
30’はカートリッジ式であり、その濾材32’が交換
可能である。この第2実施例は、精密濾過を必要とする
場合に好適であり、より確実に微細粒子を捕集し、安定
な濾過が可能である。この場合は使用に応じて目詰まり
が生じてついには取替えなければならないが、本装置で
は渦流の分離機能によって、半浄化された汚染加工液が
メッシュ式濾過器30’で濾過されるので、濾材32’
の耐用時間が延び、その交換頻度を大幅に減らせて運用
コストを極めて安くあげることができる。
【0023】さらに、第3実施例を説明する。この第3
実施例は、基本的には上記第1実施例の加工液浄化装置
の構成を備え、これに濾過抵抗の調整機構を備えたもの
である。この調整機構は、図3に示すような圧力応動式
のアクチュエータ60を備えている。このアクチュエー
タ60は、ケーシング61と、このケーシング61内を
第1および第2圧力室62,63に区画形成するよう設
けられたダイヤフラム64と、このダイヤフラム64に
連結され且つケーシング61に摺動自在に支持されたロ
ッド65とを備え、このロッド65が上記可変速モータ
41の速度調整ダイヤルにその中心に対してオフセット
して連結されている。また、上記第1圧力室62は連通
管71を介して図1にP1で示したように外筒10の上
部に接続され、上記第2圧力室63は連通管72を介し
て図1にP2で示したようにメッシュ式濾過器ボディ3
1の通路出口に接続されている。以上の構成により、
(P1−P2)で決定されるメッシュ式濾過器の濾過抵
抗が例えば1.0〜1.5kg/cmm2の範囲内にな
るように速度調整ダイヤルで主軸33の回転をコントー
ルできるようになっている。この制御によって濾過機能
が一定に維持され、且つブリッジ現象を効果的に活用し
てより微粒子が安定して捕捉できるようになる。このよ
うな状態ではスラッジが付着しない時に比べて濾過能力
は落ちるので当然それをカバーするためには表面積の大
きなものを取付けることが望ましい。
【0024】従って、上記第3実施例においては、積層
板濾過機の通過抵抗を一定に維持でき、流量変動を防止
でき、また捕捉粒子径の不連続な変化を防止できる。
【0025】なお、外筒内の渦流が弱い場合には、これ
を強化する手段を追加してもよい。例えば鉛直軸まわり
に回転駆動される羽根車を取出パイプの下方に設けるこ
と等が考えられる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の加工液
浄化装置は、円筒と下へ向かって絞られた円錐形の筒と
により形成され、上部に汚染液の導入口を、下端にスラ
ッジの排出口をそれぞれ有した外筒と、この外筒の上部
を貫通して外筒とほぼ同軸に立設された取出パイプと、
この取出パイプに内装されたメッシュ式濾過器とを備え
たので、余分な装置を設けずに簡単な構造でもって加工
液を浄化できて設備コストを安くできると共に、メッシ
ュ式濾過器の目詰まりの進行を抑制し、濾材等の消耗材
の交換頻度を大幅に減らせて運用コストを極めて安くあ
げることができる。また、あらゆる形状や比重のスラッ
ジを簡単な操作で確実に分離、排出することができる。
しかも加工液浄化装置の外形は従来のハイドロサイクロ
ンと殆ど変わらず、コンパクトである。
【0027】また、請求項2の加工液浄化装置は、上記
構成に加えてさらに、メッシュ式濾過器が捕集したスラ
ッジを掻き取る復元機構と、メッシュ式濾過器の濾過抵
抗が一定範囲に収まるよう上記復元機構を調整する調整
機構とを備えたので、上記各効果に加え、濾材等の消耗
材の交換を不要にして運用コストを大幅に安くすること
ができると共に、スラッジの分離、排出能力を常に一定
に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断側面図、
【図2】第2実施例の縦断側面図、
【図3】第3実施例のアクチュエータの縦断側面図、
【図4】従来の積層板式濾過器の縦断側面図、
【図5】従来の積層板式濾過器の各プレートの平面図、
【図6】従来のハイドロサイクロンの縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
10 外筒 11 導入口 12 排出口 20 取出パイプ 30 メッシュ式濾過器 30’ メッシュ式濾過器 40 掻き取り機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒と下へ向かって絞られた円錐形の筒と
    により形成され、上部に汚染液の導入口を、下端にスラ
    ッジの排出口をそれぞれ有した外筒と、この外筒の上部
    を貫通して外筒とほぼ同軸に立設された取出パイプと、
    この取出パイプに内装されたメッシュ式濾過器とを備え
    たことを特徴とする加工液浄化装置。
  2. 【請求項2】メッシュ式濾過器が捕集したスラッジを掻
    き取る復元機構と、メッシュ式濾過器の濾過抵抗が一定
    範囲に収まるよう上記復元機構を調整する調整機構とを
    備えている請求項1記載の加工液浄化装置。
JP10175792A 1992-03-27 1992-03-27 加工液浄化装置 Pending JPH05269405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10175792A JPH05269405A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 加工液浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10175792A JPH05269405A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 加工液浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05269405A true JPH05269405A (ja) 1993-10-19

Family

ID=14309110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10175792A Pending JPH05269405A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 加工液浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05269405A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101277362B1 (ko) * 2012-03-02 2013-06-20 김정수 와류형성돌기가 구비된 유체여과장치
GB2582042A (en) * 2019-10-08 2020-09-09 Inheriting Earth Ltd Microplastic Separator
GB2588376A (en) * 2019-10-08 2021-04-28 Inheriting Earth Ltd Filter pressure consumption regeneration apparatus and method
KR102250604B1 (ko) * 2019-11-08 2021-05-11 한국원자력연구원 원자력발전소 1차계통을 위한 이물질 분리장치
DE102023103574B3 (de) 2023-02-14 2024-03-28 Emz-Hanauer Gmbh & Co. Kgaa Filtrationseinrichtung für ein wasserführendes Haushaltsgerät

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101277362B1 (ko) * 2012-03-02 2013-06-20 김정수 와류형성돌기가 구비된 유체여과장치
GB2582042A (en) * 2019-10-08 2020-09-09 Inheriting Earth Ltd Microplastic Separator
GB2582042B (en) * 2019-10-08 2021-03-03 Inheriting Earth Ltd Microplastic separator
GB2588376A (en) * 2019-10-08 2021-04-28 Inheriting Earth Ltd Filter pressure consumption regeneration apparatus and method
GB2588376B (en) * 2019-10-08 2022-03-23 Inheriting Earth Ltd Filter pressure consumption regeneration apparatus and method
KR102250604B1 (ko) * 2019-11-08 2021-05-11 한국원자력연구원 원자력발전소 1차계통을 위한 이물질 분리장치
DE102023103574B3 (de) 2023-02-14 2024-03-28 Emz-Hanauer Gmbh & Co. Kgaa Filtrationseinrichtung für ein wasserführendes Haushaltsgerät

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU580710B2 (en) Rotating filter apparatus for separating fine particles of solids from a liquid
JP6450056B1 (ja) 濾過装置の運転方法
US8701896B2 (en) Hydroclone based fluid filtration system
KR19990014757A (ko) 유체 필터 시스템을 백워싱하기 위한 장치 및 방법
CA2406280A1 (en) Vertical filter and method
US20200016522A1 (en) Centrifugal Mesh Mist Eliminator
CN111389385A (zh) 活性焦滤料螺旋式分离清洗装置及方法
US10525389B2 (en) Sludge concentrator assembly with varying first stage separator, combined with a second stage, clean flow outlet incorporating fixed and variable flow restrictor orifices
JP4413622B2 (ja) 流体処理方法及び流体処理装置
JPH05269405A (ja) 加工液浄化装置
US6773585B1 (en) Device for separating fluids
KR100380225B1 (ko) 싸이클론식 연속여과기의 자동 역세 장치
US4818419A (en) Method of removing clogging material from a clogged granular filter medium
JPH105512A (ja) 濾過器及び濾過システム
US3498461A (en) Fluid filter
JP2000317224A (ja) 濾過装置、その保守方法及び濾過器
JPS6332509B2 (ja)
KR200355755Y1 (ko) 초음파 진동을 이용한 역세척이 가능한 여과장치
JP7399525B1 (ja) 濾過用ストレーナの自動洗浄システム
CN212142636U (zh) 活性焦滤料螺旋式分离清洗装置
CN214233144U (zh) 防堵塞排砂装置及污水净化***
CN208356246U (zh) 一种加氢精制原料过滤装置
SU1043882A1 (ru) Центрифуга
JPH06319921A (ja) 固液分離器
SU1161189A1 (ru) Установка дл очистки природных и сточных вод