JPH05269202A

JPH05269202A - 腹膜透析用器具および腹膜透析用透析液充填容器

Info

Publication number: JPH05269202A
Application number: JP4102028A
Authority: JP
Inventors: Takao Uryu; 生孝夫瓜
Original assignee: Terumo Corp
Current assignee: Terumo Corp
Priority date: 1992-03-26
Filing date: 1992-03-26
Publication date: 1993-10-19

Abstract

(57)【要約】【目的】透析液を体内に注入後、患者が腹膜透析液バ
ッグを携行しなくてよいタイプの腹膜透析用器具であっ
て、かつ廃液収納バッグに収納された廃液の棄却または
サンプルの採取が容易に行うことができる腹膜透析用器
具を提供する。【構成】透析液が収納された透析液充填バッグと透析
液充填バッグに一端が接続され、他端が分岐した２つの
端部となっている第１の接続チューブと、この接続チュ
ーブの一方の端部に取り付けられ腹腔カテーテルに接続
された延長チューブに設けられているコネクタ部材と接
続可能な第１のコネクタ部材と、接続チューブの他方の
端部に取り付けられた第２のコネクタ部材とを有する腹
膜透析用透析液充填容器と、廃液収納バッグと、廃液収
納バッグに接続された第２の接続チューブと、第２の接
続チューブの他端に取り付けられた第２のコネクタ部材
と接続可能な第３のコネクタ部材とを有する廃液収納容
器とを有する腹膜透析用器具。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、腹膜を利用した透析治
療、特に持続的可動性腹膜透析法（以下、ＣＡＰＤとい
う）に使用される腹膜透析用器具および腹膜透析用透析
液充填容器に関する。

【０００２】

【従来の技術】慢性腎不全の治療法として、一般的な人
工透析は血液を体外に取り出す、いわゆる血液体外循環
法を利用するため、心臓などに負担をかけるとともに、
１回の透析時間が３〜５時間程度必要であり、体外循環
しているためその間実質的に動くことができない状態に
て患者を拘束する。これに対し、腹膜を利用した腹膜透
析は、血液を体外に取り出す必要がないので、患者が自
由に行動でき、かつ肉体的、精神的負担が少ないという
利点がある。さらに、この腹膜透析は、人工腎臓を用い
た人工透析に比べ使用する装置、器具が大掛かりとなら
ないという利点も有している。そして、腹膜透析に使用
される器具としては、例えば、特開昭６１−１８５２７
５号公報に示されるものがある。この腹腔透析システム
では、透析液を体内に注入後、チューブ部分を加熱手段
で加熱し溶融封止し、この溶融封止部分にて切断するこ
とにより、腹腔透析液バッグを切り離すことにより、患
者が腹膜透析液バッグを携行しなくてよいものとしてい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の腹膜透
析システムでは、透析液充填バッグと廃液収納バッグと
がチューブで接続されており、さらに、チューブの先端
は加熱手段で加熱し溶融封止後に切断された切断端とな
っている。そして、この使用後の切り離された腹膜透析
システムは、廃液が収納された状態であるのでそのまま
の状態で廃棄することができない。このため、廃液収納
バッグ内に収納された廃液（使用済透析液）をトイレな
どに流すため、また廃液の成分または細菌感染を検査す
るためには、チューブのいずれかの部分に切断する必要
がある。この切断作業が繁雑であり、かつ切断時に廃液
が周囲に飛散する危険性がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、透析液を体内に注入後、患者が腹膜透析液バッグを
携行しなくてよいタイプの腹膜透析用器具であって、か
つ廃液収納バッグに収納された廃液の棄却またはそのサ
ンプルの採取が容易に行うことができる腹膜透析用透析
液充填容器および腹膜透析用器具を提供するものであ
る。

【０００５】上記目的を達成するものは、透析液が収納
された透析液充填バッグと、該透析液充填バッグに一端
が接続され、他端が２つに分岐した第１の接続チューブ
と、該第１の接続チューブの前記他端一方に取り付けら
れ、腹腔カテーテルに設けられているコネクタ部材また
は腹腔カテーテルに接続された延長チューブに設けられ
ているコネクタ部材と接続可能な第１のコネクタ部材
と、前記接続チューブの前記他端の他方に取り付けられ
た第２のコネクタ部材とを有する腹膜透析用透析液充填
容器と、廃液収納バッグと、該廃液収納バッグに一端が
接続された第２の接続チューブと、該第２の接続チュー
ブの他端に取り付けられた前記２のコネクタ部材と接続
可能な第３のコネクタ部材とを有する廃液収納容器とを
有する腹膜透析用器具である。そして、前記腹膜透析用
器具は、前記第２の接続チューブを開閉するためのチュ
ーブ開閉部材を有していることが好ましい。

【０００６】また、上記目的を達成するものは、透析液
が収納された透析液充填バッグと、該透析液充填バッグ
に一端が接続され、他端が２つに分岐した接続チューブ
と、該第１の接続チューブの前記他端一方に取り付けら
れ、腹腔カテーテルに設けられているコネクタ部材また
は腹腔カテーテルに接続された延長チューブに設けられ
ているコネクタ部材と接続可能な第１のコネクタ部材
と、前記接続チューブの前記他端の他方に取り付けられ
た第２のコネクタ部材とを有する腹膜透析用透析液充填
容器である。

【０００７】そして、前記透析液充填バッグは、前記接
続チューブとの接続部分に破断により連通可能とする封
止部材を有していることが好ましい。また、前記接続チ
ューブは、該接続チューブの分岐部と透析液充填バッグ
との間の位置に破断により連通可能とする封止部材を有
していることが好ましい。また、前記接続チューブは、
該接続チューブの分岐部と透析液充填バッグとの間の位
置にチューブ開閉部材を有していることが好ましい。さ
らに、前記第２の接続チューブは、チューブ開閉部材を
有していることが好ましい。また、前記腹膜透析用器具
は、前記第１の接続チューブの分岐部と透析液充填バッ
グとの間の位置にて該接続チューブを開閉するためのチ
ューブ開閉部材を有していることが好ましい。また、前
記腹膜透析用器具は、前記第１の接続チューブの分岐部
と前記第１のコネクタ部材との間の位置にて該接続チュ
ーブを開閉するためのチューブ開閉部材を有しているこ
とが好ましい。

【０００８】本発明の腹膜透析用器具を図面に示した実
施例を用いて説明する。図１は、本発明の実施例の腹膜
透析用器具の概略図である。この腹膜透析用器具１は、
腹膜透析用透析液充填容器２と廃液収納容器２０とによ
り構成されている。そして、透析液充填容器２は、透析
液８が収納された透析液充填バッグ３と、透析液充填バ
ッグ３に一端が接続され、他端が２つに分岐した第１の
接続チューブ４と、第１の接続チューブ４の他端の一方
に取り付けられ、腹腔カテーテルに設けられているコネ
クタ部材または腹腔カテーテルに接続された延長チュー
ブに設けられているコネクタ部材３０と接続可能な第１
のコネクタ部材７と、接続チューブ４の他端の他方に取
り付けられた第２のコネクタ部材９とを有している。ま
た、廃液収納容器２０は、廃液収納バッグ２５と、廃液
収納バッグ２５に一端が接続された第２の接続チューブ
２２と、第２の接続チューブ２２の他端に取り付けら
れ、第２のコネクタ部材９と接続可能な第３のコネクタ
部材２１とを有している。

【０００９】具体的に説明すると、図１に示すように、
透析液８が収納された透析液充填バッグ３は、必要な薬
剤を添加するための混注口１２を有し、接続チューブ
４、具体的には、チューブ４ａの一端が取り付けられて
いる。そして、チューブ４ａとバッグ３の接続部分に
は、破断により連通可能とする封止部材１１が設けられ
ており、この封止部材１１を破断しない状態では、バッ
グ３と接続チューブ４ａとは、連通していない。透析液
充填バッグ３としては、１回の腹膜透析に使用される量
の透析液を収納可能であればよく、一般的には、ある程
度の耐熱性のある軟質合成樹脂（例えば、塩化ビニル樹
脂、ポリエチレン、ＥＶＡなどのポリオレフィン）によ
り形成されたものが使用される。透析液バッグ３内に充
填される透析液は、腹膜透析に使用できるものであれば
どのようなものでもよい。

【００１０】接続チューブ４は、上述のように、２つに
分岐しており、それぞれの端部にコネクター７，９が取
り付けられている。接続チューブ４は、図１に示すよう
に、チューブ４ａ，４ｂ，４ｃとそれらを接続する分岐
管６により構成することが好ましい。そして、チューブ
４ｂの先端には、第１のコネクター７が取り付けられて
いる。チューブ４としては、塩化ビニル樹脂、シリコー
ンゴムなどの透明性、ある程度の耐熱性を有する可撓性
合成樹脂製管が好適に使用できる。また、チューブ４と
しては、分岐管を用いることなく、一体に成型したもの
でもよい。そして、この第１のコネクター７は、腹腔カ
テーテルに設けられているコネクタ部材または腹腔カテ
ーテルに接続された延長チューブに設けられているコネ
クタ部材３０と接続可能である。コネクター７として
は、液密に接続できるものであればどのようなものでも
よい。好ましくは、接続操作が容易な雌雄ネジタイプの
コネクターが好ましい。コネクターの形成材料として
は、軽量かつ十分強度を湯酢売る合成樹脂が好適であ
る。また、接続時の無菌状態を確実なものとするために
は、紫外線または火炎滅菌可能なものにより形成しても
よい。

【００１１】そして、上述したバッグ３の封止部材１１
の代わりに、チューブ４ａ、つまり、接続チューブの分
岐部６と透析液充填バッグ３）との間の位置に破断によ
り連通可能とする封止部材を設けてもよい。また、上述
した封止部材１１の代わりに、接続チューブの分岐部６
と透析液充填バッグ３との間の位置にチューブ開閉部材
２６を設けてもよい。さらに、接続チューブの分岐部６
と第１のコネクタ部材７との間の位置（言い換えれば、
チューブ４ｂ）にチューブ開閉部材２４を設けることが
好ましい。また、このチューブ開閉部材２４は、腹腔カ
テーテルまたは腹腔カテーテルに接続された延長チュー
ブが開閉部材を有している場合は、設けなくてもよい。
そして、チューブ開閉部材２６，２４を設ける場合、図
１に示すように、あらかじめそれらが取り付けられるチ
ューブに取り付けた状態とすることが好ましいが、腹膜
透析用器具の収納した袋の中に入れた状態であって、使
用時に取り付けるようにしてもよい。また、第１のコネ
クター７および第２のコネクター９には、コネクターの
細菌感染防止、無菌維持、破損防止などのために、キャ
ップ１８，１０を設けることが好ましい。なお、透析液
充填容器２は、透析液が充填された状態で高圧蒸気滅菌
されている。

【００１２】廃液収納バッグ２５は、１回の腹膜透析に
使用される量の透析液および体内より除去される水分量
を合わせたものを収納可能であればよく、一般的には、
軟質合成樹脂（例えば、塩化ビニル樹脂、ポリエチレ
ン、ＥＶＡなどのポリオレフィン））により形成された
ものが使用される。そして、第２の接続チューブ２２
は、廃液収納バッグ２５にその一端が接続されており、
他端には第２のコネクタ部材９と液密に接続可能な第３
のコネクタ部材２１が設けられている。これにより、透
析液充填容器２より廃液容器２０を容易に分離すること
ができ、廃液収納バッグ２５内に収納された廃液（尿に
近似したものである）の廃棄、サンプルの採取を容易に
行うことができる。第２のチューブ２２としては、塩化
ビニル樹脂、シリコーンゴムなどの透明性を有する可撓
性合成樹脂製管が好適に使用できる。そして、この腹膜
透析用器具１は、この第２の接続チューブ２２を開閉す
るためのチューブ開閉部材２８を有していることが好ま
しい。チューブ開閉部材２８を設ける場合、図１に示す
ように、あらかじめそれらが取り付けられるチューブに
取り付けた状態とすることが好ましいが、腹膜透析用器
具の収納した袋の中に入れた状態であって、使用時に取
り付けるようにしてもよい。

【００１３】そして、この廃液収納容器２０は、高圧蒸
気滅菌ではなくエチレンオキサイドガス滅菌、紫外線滅
菌、放射線滅菌あまり高温に加熱されない滅菌方法によ
り滅菌されていることが好ましい。これは、廃液収納容
器２０に設けられている廃液収納バッグ２５は、通常軟
質樹脂により袋状に形成されており、内部がからの状態
であるため内面相互が部分的に接触している。このよう
な状態で高圧蒸気滅菌などのにより高温に加熱される
と、接触面同士が密着し、内部に廃液を収納できない状
態となる危険性があるが、上述のようなあまり高温に加
熱されない滅菌方法により滅菌すれば、このような危険
はない。そして、本発明では、上述の透析液充填容器２
と、この廃液収納容器２０を別々のものとし、それらの
コネクターにより使用時に接続するものとしたので、透
析液充填容器２と廃液収納容器２０との滅菌を異なった
方法により行うことが可能となる。また、廃液収納容器
２０に滅菌時の接触面同士の密着を防止するために特殊
な処理を行う必要もない。また、チューブ開閉部材とし
ては、鉗子でもよいが、操作が容易なクレンメ、例え
ば、ワンタッチクレンメ（オンオフクレンメ）、スライ
ドクレンメ、ローラクレンメなどが好適に使用できる。

【００１４】次に、本発明の腹膜透析用器具の作用につ
いて、図１に示した実施例を用いて、図２および図６を
参照して説明する。なお、図２ないし図６は、作用を説
明するための説明図である。最初の状態では、図１に示
すように、腹膜透析用透析液充填容器２０の端部となっ
ているコネクター７，９には、キャップ１８，１０が取
り付けられる。そこで、キャップ１０を取り外し、図２
に示すように、コネクター９と、廃棄容器２０のコネク
ター２１とを接続する。そして、コネクター７に取り付
けられているキャップ１８を取り外し、コネクター７と
腹腔カテーテルに接続された延長チューブのコネクター
３０とを接続する。なお、この状態では、図２に示すよ
うに、開閉部材２４，２８はチューブ４ｂ，チューブ２
２を封止した状態となっており、また、透析液バッグ３
の封止部材１１は破断されていない。また、腹腔カテー
テル４８に接続された延長チューブ４２の開閉部材３２
もチューブを封止した状態となっている。なお、図２に
おける４６は、腹腔カテーテルのコネクターであり、４
４は、延長チューブ４２に設けられた腹腔カテーテルの
コネクター４６との接続のためのコネクターである。

【００１５】そして、図３に示すように、開閉部材２
４，２８，３２を開放状態とするとともに、廃液収納バ
ッグ２５を人体より下方に位置させ、腹腔に充填されて
いる使用済透析液（廃液）を廃液収納バッグ２５内に流
入させる。これにより、この作業により、コネクター７
とコネクター３０との接続時およびコネクター９とコネ
クター２１との接続時に細菌汚染が発生したとしても、
腹腔より流出した使用済透析液により、それらコネクタ
ーの接続部が洗浄されるので、細菌汚染による腹膜炎な
どの発生の危険性が少ない。そして、この作業７によ
り、腹腔より使用済透析液が流出し、腹腔内に新しい透
析液を流入可能となる。

【００１６】続いて、図４に示すように、開閉部材２８
を開放状態のままとし、開閉部材２４，３２を閉塞状態
とし、透析液バッグ３の封止部材１１を破断し、透析液
バッグ３とチューブ４ａとを連通させる。これにより、
透析液８は、チューブ４ａ内のエアーを押しながら、チ
ューブ４ａを流れ、エアーは、チューブ２２を通って、
廃液収納バッグ２５内に流入する。そして、少量の透析
液を廃液収納バッグ２５内に流入させる。このエアー抜
きは、約３秒にて終了する。そして、図５に示すよう
に、再び、開閉部材２８を閉塞状態とし、開閉部材２
４，３２を開放状態とする。これにより、透析液バッグ
３内の透析液８は、チューブ４ａ，４ｂ、延長チューブ
４２，腹腔カテーテル４８を通り、腹腔内に流入する。
そして、透析液バッグ３内の透析液８をすべて腹腔内に
流入させたのち、図６に示すように、開閉部材２４，２
８、３２のすべてを閉塞状態とし、延長チューブ４２の
コネクター３０より腹膜透析用器具１の第１のコネクタ
ー７を取り外すとともに、コネクター３０にキャップ３
８を被嵌する。

【００１７】そして、人体と分離された腹膜透析用器具
１の廃液収納バッグ２５に収納された廃液を廃棄するた
めに、その全体を例えば、トイレなどに運び、図７に示
すように、第２のコネクター９より、第３のコネクター
２１を取り外し、廃液収納バッグ２５内の廃液を廃棄す
る。よって、この腹膜透析用器具によれば、廃液の廃棄
のために、チューブ切断するための切断手段およびその
作業が不要であり、廃液の廃棄作業が極めて容易に行う
ことができる。また、廃液収納バッグ内に収納された廃
液（使用された透析液）中の成分分析、細菌検査を行う
ためのサンプルの採取も容易に行うことができる。

【００１８】

【発明の効果】本発明の腹膜透析用器具は、透析液が収
納された透析液充填バッグと、該透析液充填バッグに一
端が接続され、他端が２つに分岐した第１の接続チュー
ブと、該第１の接続チューブの前記他端の一方に取り付
けられ、腹腔カテーテルに設けられているコネクタ部材
または腹腔カテーテルに接続された延長チューブに設け
られているコネクタ部材と接続可能な第１のコネクタ部
材と、前記接続チューブの前記他端の他方に取り付けら
れた第２のコネクタ部材とを有する腹膜透析用透析液充
填容器と、廃液収納バッグと、該廃液収納バッグに一端
が接続された第２の接続チューブと、該第２の接続チュ
ーブの他端に取り付けられた前記２のコネクタ部材と接
続可能な第３のコネクタ部材とを有するものであり、特
に、第２の接続チューブは、廃液収納バッグにその一端
が接続されており、他端には第２のコネクタ部材９と液
密に接続可能な第３のコネクタ部材２１が設けられてい
る。これにより、透析液充填容器より、廃液容器を容易
に分離することができ、廃液収納バッグ内に収納された
廃液（尿に近似したものである）の廃棄、そのサンプル
の採取を容易に行うことができる。さらに、透析液充填
容器と廃液収納容器が別々形成されており、それらに設
けられたコネクターにより使用時に接続するものとした
ので、透析液充填容器と廃液収納容器とを同時に滅菌す
る必要なく、それぞれの容器の性質に合致した滅菌方
法、例えば、透析液充填容器は高圧蒸気滅菌、廃液収納
容器はエチレンオキサイドガス滅菌を行うことができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の腹膜透析用器具の一実施例の
概略図である。

【図２】図２は、本発明の腹膜透析用器具の作用を説明
するための説明図である。

【図３】図３は、本発明の腹膜透析用器具の作用を説明
するための説明図である。

【図４】図４は、本発明の腹膜透析用器具の作用を説明
するための説明図である。

【図５】図５は、本発明の腹膜透析用器具の作用を説明
するための説明図である。

【図６】図６は、本発明の腹膜透析用器具の作用を説明
するための説明図である。

【図７】図７は、本発明の腹膜透析用器具の作用を説明
するための説明図である。

【符号の説明】

１腹膜透析用器具２透析液充填容器３透析液充填バッグ４第１の接続チューブ４７第１のコネクタ部材９第２のコネクタ部材２０廃液収納容器２５廃液収納バッグ２２第２の接続チューブ２１第３のコネクタ部材

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】透析液が収納された透析液充填バッグ
と、該透析液充填バッグに一端が接続され、他端が２つ
に分岐した第１の接続チューブと、該第１の接続チュー
ブの前記他端一方に取り付けられ、腹腔カテーテルに設
けられているコネクタ部材または腹腔カテーテルに接続
された延長チューブに設けられているコネクタ部材と接
続可能な第１のコネクタ部材と、前記接続チューブの前
記他端の他方に取り付けられた第２のコネクタ部材とを
有する腹膜透析用透析液充填容器と、廃液収納バッグ
と、該廃液収納バッグに一端が接続された第２の接続チ
ューブと、該第２の接続チューブの他端に取り付けられ
た前記２のコネクタ部材と接続可能な第３のコネクタ部
材とを有する廃液収納容器とを有することを特徴とする
腹膜透析用器具。
【請求項２】透析液が収納された透析液充填バッグ
と、該透析液充填バッグに一端が接続され、他端が２つ
に分岐した接続チューブと、該接続チューブの前記他端
一方に取り付けられ、腹腔カテーテルに設けられている
コネクタ部材または腹腔カテーテルに接続された延長チ
ューブに設けられているコネクタ部材と接続可能な第１
のコネクタ部材と、前記接続チューブの前記他端の他方
に取り付けられた第２のコネクタ部材とを有する腹膜透
析用透析液充填容器。