JPH05268571A - 帰還型ソフトリミッタ - Google Patents

帰還型ソフトリミッタ

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Publication number
JPH05268571A
JPH05268571A JP4064955A JP6495592A JPH05268571A JP H05268571 A JPH05268571 A JP H05268571A JP 4064955 A JP4064955 A JP 4064955A JP 6495592 A JP6495592 A JP 6495592A JP H05268571 A JPH05268571 A JP H05268571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feedback
variable
signal
output
feedback capacity
Prior art date
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Pending
Application number
JP4064955A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Sato
秀幸 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH05268571A publication Critical patent/JPH05268571A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】連続可変な帰還容量を安価に得ることができる
帰還型ソフトリミッタを提供することである。 【構成】正帰還のための帰還容量を帰還信号aのレベル
により可変とする帰還容量可変手段7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、VTR再生における
黒反転現象の発生を防止する帰還型ソフトリミッタに関
する。
【0002】
【従来の技術】図2は、帰還型ソフトリミッタを用いた
VTR復調装置を示すブロック図である。再生ヘッド1
0で再生されたFM変調輝度信号は、増幅回路11で増
幅された後、高域補償回路12で高域を補償され、AG
C回路13で一定レベルの輝度信号となって帰還型ソフ
トリミッタAへ出力される。
【0003】帰還型ソフトリミッタAの端子T1に入力
された輝度信号は、バッファ回路14を介してリミッタ
16に入力され、リミッタ16で振幅制限され、ローパ
スフィルタ17を介して端子T2からリミッタ19へ出
力される。
【0004】リミッタ19で再度の振幅制限された後、
復調回路20で輝度信号の復調が行なわれ、復調された
輝度信号は端子T4から出力される。
【0005】このような構成のVTR復調装置の帰還型
ソフトリミッタAにおいては、ローパスフィルタ17の
出力信号がハイパスフィルタ18を介してリミッタ16
に正帰還されている。これは、帰還型ソフトリミッタA
における端子T1、T2間の周波数特性を図5に示すよ
うに高域ピーキング特性を持ったものにして、黒反転現
象の発生を極力少なくするためである。
【0006】図6は従来の帰還型ソフトリミッタを示す
ブロック図である。端子T1に入力されたFM変調輝度
信号は、バッファトランジスタ1を介して演算増幅器3
の正端子に入力され、ダイオード5、6で振幅制限さ
れ、出力トランジスタ4のエミッタから端子T2を介し
て出力される。トランジスタ4のエミッタ出力信号は、
ハイパスフィルタ18を構成するコンデンサ2aおよび
2bを介して演算増幅器3の正端子に正帰還される。ダ
イオード5、6における振幅制限は、ダイオード特性に
より、演算増幅器3から出力される輝度信号のレベルが
高いときには深く振幅がカットされ、そのレベルが低い
ときには殆ど振幅がカットされないようなソフト振幅制
限である。なお、端子T4は電圧供給のための電源端子
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6のコンデンサ2a
および2bの合成容量(帰還容量)Cabと黒反転現象
の発生回数N(回/秒)との関係を図4に示す。図4に
示すように最適容量は25pFである。しかし、たとえ
ばE24系列においては、固定コンデンサの容量は18
pF、22pF、27pFであり、25pFとするため
には図6に示すように、2個以上のコンデンサを組み合
わせて、その合成容量を25pFとするようにしなけれ
ばならず、調整が煩雑で、またコストも増加し、更に合
成容量を連続可変とすることはできない。
【0008】合成容量を連続可変とするには、可変容量
コンデンサ(バリコン)を用いる方法があるが、可変容
量コンデンサは、機械的に弱く耐久性に欠け、また電気
的安定性に欠け、更に広いスペースを要するという問題
があった。
【0009】この発明は、上記事情を考慮してなされた
ものであり、その目的とするところは、連続可変な帰還
容量を安価に得ることができる帰還型ソフトリミッタを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、正帰還により高域ピーキング周波数特
性を有する帰還型ソフトリミッタにおいて、正帰還のた
めの帰還容量を帰還信号のレベルにより可変とする帰還
容量可変手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明による帰還型ソフトリミッタは、図1
に示すように、出力トランジスタ4のエミッタ出力信号
を減衰させた信号である帰還信号aを可変抵抗器(帰還
容量可変手段)7の摺動端子から出力する。従って帰還
信号aのレベルは可変抵抗器7により可変とすることが
できる。帰還信号aのレベルを可変とすることは、出力
トランジスタ4のエミッタから演算増幅器3の正端子ま
での帰還容量を可変とすることと等価である。
【0012】上記帰還信号aのレベルをVS1、出力ト
ランジスタ4の出力電圧をVS2、コンデンサ2の容量
をCとしたとき、帰還容量CRは、CR=C×VS1/V
S2となり、可変抵抗器7により帰還容量CRを連続的
に変化させることができ、従って帰還容量を最適値とす
ることが容易となる。
【0013】このように、可変抵抗器7により連続的に
可変の帰還容量が得られるので、黒反転現象抑制のため
の調整が容易となる。
【0014】
【実施例】続いて、この発明による帰還型ソフトリミッ
タの一実施例につき、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1はこの発明の一実施例を示す回路図で
ある。図1の回路が図6の回路と異なるところは、出力
トランジスタ4のエミッタ抵抗を可変抵抗器(帰還容量
可変手段)7とし、出力トランジスタ4のエミッタ出力
信号を減衰させた信号である帰還信号aを可変抵抗器7
の摺動端子から帰還用コンデンサ2へ出力している点で
ある。
【0016】このような構成とすることにより、帰還信
号aのレベルを可変とすることができ、従って等価的
に、出力トランジスタ4のエミッタから演算増幅器3の
正端子までの正帰還の帰還容量CRを可変とすることが
できる。この帰還容量CRは、帰還用コンデンサ2の容
量をCとすると、次式(1)で表わせる。
【0017】CR=C×VS1/VS2・・・(1) (1)式におけるCRとVS1/VS2との関係を図3
に示す。図3に示すように帰還容量CRはVS1/VS
2の値に対して直線的に変化する。これは、可変抵抗器
7の値を適当に選ぶことにより可能であり、可変抵抗器
7の値は例えば数kΩとする。
【0018】このように、可変抵抗器7により等価的に
帰還容量CRを可変とすることにより、帰還容量CRを連
続的に変化させることができるので、この帰還容量CR
を黒反転現象の発生を最低とする値、例えば図4の25
pFに設定することができる。しかも、帰還容量CRの
設定は可変抵抗器7の摺動端子の位置の調整により可能
であるので、極めて容易に設定できる。また、可変抵抗
器は安価かつ小型なものが出現しており、帰還型ソフト
リミッタのコスト上昇、必要スペースを抑制できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明による帰還型ソ
フトリミッタは、正帰還における帰還容量を連続的に可
変とすることができるようにしたので、帰還容量の調整
が容易かつ高精度となり、黒反転現象の発生を最低とす
るような調整を容易に行なうことができる効果がある。
【0020】また、可変は可変抵抗器により可能である
ので、帰還型ソフトリミッタを安価かつ小型のものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による帰還型ソフトリミッタの一実施
例を示す回路図である。
【図2】帰還型ソフトリミッタを用いたVTR復調装置
を示すブロック図である。
【図3】帰還信号レベルと帰還容量との関係を示すグラ
フである。
【図4】帰還容量と黒反転現象発生回数との関係を示す
グラフである。
【図5】帰還型ソフトリミッタの周波数特性を示すグラ
フである。
【図6】従来の帰還型ソフトリミッタを示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 バッファトランジスタ 2 帰還用コンデンサ 3 演算増幅器 4 出力トランジスタ 5、6 ダイオード 7 可変抵抗器(帰還容量可変手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正帰還により高域ピーキング周波数特性
    を有する帰還型ソフトリミッタにおいて、 正帰還のための帰還容量を帰還信号のレベルにより可変
    とする帰還容量可変手段を備えたことを特徴とする帰還
    型ソフトリミッタ。
JP4064955A 1992-03-23 1992-03-23 帰還型ソフトリミッタ Pending JPH05268571A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4064955A JPH05268571A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 帰還型ソフトリミッタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4064955A JPH05268571A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 帰還型ソフトリミッタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05268571A true JPH05268571A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13272976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4064955A Pending JPH05268571A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 帰還型ソフトリミッタ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05268571A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013066176A (ja) * 2011-09-01 2013-04-11 Nf Corp 増幅回路および帰還回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013066176A (ja) * 2011-09-01 2013-04-11 Nf Corp 増幅回路および帰還回路

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