JPH05266358A - 食堂向けｐｏｓシステム - Google Patents

食堂向けｐｏｓシステム

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JPH05266358A
JPH05266358A JP5985392A JP5985392A JPH05266358A JP H05266358 A JPH05266358 A JP H05266358A JP 5985392 A JP5985392 A JP 5985392A JP 5985392 A JP5985392 A JP 5985392A JP H05266358 A JPH05266358 A JP H05266358A
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JP
Japan
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tableware
food
master
set menu
data
Prior art date
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Application number
JP5985392A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Handa
悟 半田
Tatsuya Nakamura
達哉 中村
Yosuke Matsumoto
庸祐 松本
Yoshio Maekawa
誉雄 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作ミスが発生することなく正しく課金でき、
また、不正も未然に防ぐ食堂向けＰＯＳシステムを提供
することを目的とする。 【構成】食器が載ったトレー６を置くためのテーブル７
と、テーブルの天板上をモニタするカメラ８と、カメラ
８から画像データを受け取り、画像処理し、食器類の形
状および寸法を認識し、形状と寸法からなる食器データ
を生成する食器認識装置９と、食器データに基づいて販
売価格を計算するＰＯＳ端末本体11とを設け、飲食した
メニューをカメラ８で捉えた食器を食器認識装置９によ
って自動認識し、ＰＯＳ端末本体11が保持する料理マス
タと認識した内容とを照会し、飲食金額を算出し、自動
的に課金することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は食堂向けＰＯＳシステム
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の食堂ＰＯＳシステムは図11(a) に
示すように構成されている。ＰＯＳ端末本体１に接続ケ
ーブル２を介してメニュー入力装置本体３が接続されて
いる。メニュー入力装置本体３には、キートップにメニ
ューの名称と金額が記入された図11(b) に示すようなメ
ニューキー４と、カードリーダ５と、客用金額表示器６
が設けられており、客本人が飲食したメニューに応じて
メニューキー４を押下することにより飲食金額を算出
し、課金するように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように飲食メニュ
ーの申請を飲食者本人のメニューキー４の押下により行
われているため、飲食者本人のキー操作のミス、あるい
は思い違いにより、間違った金額が課金されることが多
発している。また、故意にキーを不正に操作し飲食金額
を過小申告する客も存在する。
【０００４】これら適正でない課金の実態は、食堂運営
に大きな影響を与えると共に、客のモラル低下を誘発す
ることとなり、大きな社会問題となっている。しかし、
従来の食堂向けＰＯＳシステムでは、飲食メニューの申
請が自己申告に頼っているため、これらの問題を未然に
防ぐことはできなかった。
【０００５】本発明は操作ミスが発生することなく正し
く課金し、また、不正も未然に防ぐことができる食堂向
けＰＯＳシステムを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の食堂向けＰＯＳ
システムは、精算のために食器が載ったトレーを置くた
めのテーブルと、前記テーブルの天板上をモニタするカ
メラと、前記カメラから画像データを受け取り、画像処
理し、食器類の形状および寸法を認識し、形状と寸法か
らなる食器データを生成する食器認識装置と、前記食器
データに基づいて販売価格を計算するＰＯＳ端末本体と
を設けたことを特徴とする。
【０００７】好ましくは、テーブル上またはその近傍位
置に客用金額表示器とカードリーダを備える。また、Ｐ
ＯＳ端末本体は、料理マスタと顧客マスタとを保持し、
飲食金額算出手段と飲食料金課金手段を備える。
【０００８】さらには、ＰＯＳ端末本体は、セットメニ
ュー登録キーと、セットメニューキーあるいはテンキー
の少なくとも一方と、セットメニュー登録手段と、セッ
トメニュー料金算出手段を備える。
【０００９】
【作用】この構成によると、飲食したメニューをカメラ
で捉えた食器を食器認識装置によって自動認識し、ＰＯ
Ｓ端末本体が保持する料理マスタと認識した内容とを照
会し、飲食金額を算出し、課金することができる。
【００１０】日替り定食などのセットメニューの内容変
更にも柔軟に対応することもできる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１〜図10に基づい
て説明する。本発明のＰＯＳシステムは図１と図２に示
すように構成されている。
【００１２】客は摂取しようとする料理をトレー６に取
ってチェックアウト場所に設置されたテーブル７の上に
載せるだけで精算が完了する本発明のＰＯＳシステム
は、次のものから構成されている。
【００１３】なお、このＰＯＳシステムが設置された食
堂において使用している食器を上から見た食器の形状
と、形状と寸法からなる食器データと、内容すなわちメ
ニュー名および金額を図３に示す。
【００１４】８はトレー６をモニタするカメラ、９は食
器認識装置で、カメラ８から画像データＤ１を受け取っ
て画像認識を行い、トレー６の上の食器を全て認識し、
各皿の形状、寸法を識別し、図４に示したフォーマット
で食器データＤ２を生成する。10はテーブル７の上（ま
たは近傍）に設けたカードリーダで、客が入力した記録
媒体からデータを読み取る。
【００１５】11は前記食器データＤ２に基づいて販売価
格を計算するＰＯＳ端末本体で、飲食金額算出手段12と
飲食料金課金手段13と料理マスタ14と顧客マスタ15を備
える。料理マスタ14には、図５に示すように各食器皿毎
に形状、寸法、メニュー名、価格をデータとして記憶し
ている。飲食金額算出手段12は食器データＤ２により料
理マスタ14を食器の形状および寸法により検索し、該当
する料理を見いだすことにより食器毎の金額を検出し、
食器毎の金額を合計することにより飲食料金を算出す
る。また、この飲食金額算出手段12は算出した飲食金額
を客用金額表示器16に表示させることにより、客に対し
て飲食金額を明示する。飲食料金課手段13は、カードリ
ーダ10より顧客コードＤ３を受け取り、顧客マスタ15を
顧客コードで検索し、当該顧客に対して飲食金額算出手
段12で算出した飲食金額を課金する。
【００１６】なお、ここではカードリーダ10として磁気
カードリーダを用いて客が磁気カードを所持したり、こ
の磁気カードと磁気カードリーダに代ってＩＣカードと
ＩＣカードリーダ、バーコードカードとバーコードリー
ダ、さらには無線式ＩＤカードと無線式ＩＤカードと無
線式ＩＤカードターミナルなどを用いることも可能であ
る。
【００１７】次に、上記の飲食金額の算出に関して図６
に示す処理を例に挙げて具体的に説明する。ここでは図
６の(a) に示すように客がごはん、おかずＡ，味噌汁を
選んでトレー６に載せてテーブル７に置いた場合を説明
する。すなわち、トレー６の上には直径12cmの茶碗、対
角線長が22cmの角皿、直径９cmの汁椀が載っている。ま
た、箸と湯呑（茶）もトレー６の上にある。トレー６を
上からモニタしたカメラ８は映像となる。食器認識装置
９は図６の(b) に示すようにそれぞれ、円形、長方形と
いった形状とその寸法を認識する。食器認識装置９は認
識したデータに基づいて図６の(c) に示すように食器デ
ータＤ２を生成する。いま、この食器データＤ２には５
つの食器のデータが含まれており、１つ目は湯呑、２つ
目は箸、３つ目は汁椀、４つ目は茶碗、５つ目は角皿の
データである。この食器データＤ２はＰＯＳ端末本体11
に送られる。ＰＯＳ端末本体11の飲食金額算出手段12は
食器データＤ２に含まれた食器各々に関して料理マスタ
14を検索し、料理の内容と価格を検知する。図６の(d)
はその検索した結果を示しており、料理各々に関する価
格を合計することにより、飲食金額を算出する。
【００１８】図７と図８は定食などのセットメニューを
登録する機能とセットメニューとしての金額を算出する
機能を付加した別の実施例を示す。この実施例では図７
に示すようにＰＯＳ端末本体11には、セットメニュー登
録手段17、セットメニュー料金算出手段18、セットメニ
ューマスタ19が追加されており、図８に示すようにＰＯ
Ｓ端末本体11のキーボードには、キートップに“セット
メニュー登録”と記入されたセットメニュー登録キー20
とキートップに各セットメニューの名称が記入されたセ
ットメニューキー21が設けられている。
【００１９】図９を参照しながら、“定食Ａ”を登録す
る場合を例に挙げてセットメニュー登録手段17の構成を
説明する。まず、セットメニュー登録キー20を押下す
る。次に、カメラ８の下に図９の(a) に示すように“定
食Ａ”のセットの内容の食器を載せたトレー６をセット
する。今、セットの内容は「ごはん」「おかずＡ」「味
噌汁」の３点とする。この画像データはカメラ８から食
器認識装置９に送られ、食器認識装置９で図９の(b) に
示すような画像認識結果を得る。この結果は図９の(c)
に示す食器データＤ２として生成され、ＰＯＳ端末本体
11に送られる。ＰＯＳ端末本体11ではセットメニュー登
録キー20の押下によりセットメニュー登録手段17が起動
されている。セットメニュー登録キー20を押下した後に
セットメニューキー21の押下あるいはテンキーでセット
メニューナンバーを入力することにより登録するセット
メニューを決定する。ここでは、セットメニューナンバ
ー“００１”の“定食Ａ”を選択したものとする。セッ
トメニュー登録手段17は食器データＤ２を受け取り、図
９の(d) に示すようにナンバー“００１”のセットメニ
ューマスタ19に食器データＤ２に含まれる３つの食器デ
ータを登録する。これで登録手段は完了する。
【００２０】登録完了後に食器データを受け取った場合
の動作を図10を用いて説明する。図10の(a) に示す内容
を飲食した場合、図10の(c) に示すように食器データＤ
２を得る。まず、セットメニュー料金算出手段18によ
り、食器データＤ２に含まれる各食器とセットメニュー
マスタ19とを比較し、４つ目、５つ目、６つ目の３つの
食器が“定食Ａ”と一致することを得、さらにセットメ
ニューとしての金額300円を得る。セットメニューマス
タ19に一致しなかった１つ目、２つ目、３つ目の食器に
関しては飲食金額算出手段12により料理マスタ14を検索
し、各料理毎の価格を得る。セットメニュー料金算出手
段18はその合計をすることにより、飲食金額＝350 円を
得る。
【００２１】このようにセットメニュー登録手段17とセ
ットメニュー料金算出手段18およびセットメニューマス
タ19を追加することによって日替り定食などのセットメ
ニューの内容変更にも柔軟に対応できる。
【００２２】上記の各実施例では料理が入った食器をト
レー６に載せてカメラ８でモニタするかのように説明し
たが、食べ終った食器をトレー６に載せてカメラ８でモ
ニタしてもＰＯＳ端末本体11で同様に処理することがで
きる。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明によると、精算のた
めに食器が載ったトレーを置くためのテーブルと、前記
テーブルの天板上をモニタするカメラと、前記カメラか
ら画像データを受け取り、画像処理し、食器類の形状お
よび寸法を認識し、形状と寸法からなる食器データを生
成する食器認識装置と、前記食器データに基づいて販売
価格を計算するＰＯＳ端末本体とを設けたため、客がト
レーをテーブルに載せるだけで、自動的に飲食料理の申
請を行うことができ。これより、客の飲食メニューを正
しく検知することができ、したがって、操作ミスなく正
しく課金することができる。また、客の不正を未然に防
ぐことができる。
【００２４】また、ＰＯＳ端末本体を、料理マスタとし
て食器の形状と寸法、当該食器に入れられた料理の名称
および販売価格を備え、顧客マスタとして客毎の顧客コ
ードと顧客名と飲食データを保持し、食器認識装置より
受け取った食器データを料理マスタと照会することによ
り食器毎の金額を求めこれを合算することにより飲食金
額を算出し、顧客コードを認識し、当該顧客に対して飲
食分の課金処理を行うように構成した場合には、顧客コ
ードを入力することによって顧客ごとの課金処理も自動
化することができる。
【００２５】また、ＰＯＳ端末本体を、セットメニュー
としての名称と金額、それを構成する食器データを備え
たセットメニューマスタと、テンキーあるいはセットメ
ニューキーの少なくとも一方と、セットメニュー登録キ
ーを備え、セットメニュー登録キーが押下された後に食
器認識装置から受け取った一組の食器データをセットメ
ニューキー押下あるはテンキーで指定されたセットメニ
ューとしてセットメニューマスタに登録するセットメニ
ュー登録手段と、登録時以外において食器データを受け
付けた場合に食器データの内容によりセットメニューマ
スタを検索し、セットメニュー一式が含まれる場合はそ
れらをセットメニューとして料理の金額を得て、それ以
外に関しては飲食料金算出処理して飲食金額合計を得る
セットメニュー料金算出手段とで構成した場合には、セ
ットメニューの精算に対応することができ、日替り定食
などセットメニューの内容が変更した場合でも容易にそ
の内容を登録することができ、正しく迅速に売上するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の食堂向けＰＯＳシステムの一実施例の
外観図である。
【図２】同ＰＯＳシステムの構成図である。
【図３】同ＰＯＳシステムを導入した食堂の食器使用例
の説明図である。
【図４】同実施例の食器認識装置が出力する食器データ
のフォーマット図である。
【図５】同実施例の料理マスタの説明図である。
【図６】同実施例における食器の認識結果と課金状況の
一例の説明図である。
【図７】別の実施例の構成図である。
【図８】同実施例のキーの説明図である。
【図９】同実施例のセットメニュー登録時の動作の説明
図である。
【図10】同実施例のセットメニューを含む食器の認識結
果と課金状況の一例の説明図である。
【図11】従来の食堂向けＰＯＳシステムの構成図であ
る。
【符号の説明】
７ テーブル ８ カメラ ９ 食器認識装置 10 カードリーダ 11 ＰＯＳ端末本体 12 飲食料金算出手段 13 飲食料金課金手段 14 料理マスタ 15 顧客マスタ 16 客用金額表示器 17 セットメニュー登録手段 18 セットメニュー料金算出手段 19 セットメニューマスタ Ｄ１ 画像データ Ｄ２ 食器データ Ｄ３ 顧客コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 誉雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 精算のために食器が載ったトレーを置く
    ためのテーブルと、前記テーブルの天板上をモニタする
    カメラと、前記カメラから画像データを受け取り、画像
    処理し、食器類の形状および寸法を認識し、形状と寸法
    からなる食器データを生成する食器認識装置と、前記食
    器データに基づいて販売価格を計算するＰＯＳ端末本体
    とを設けた食堂向けＰＯＳシステム。
  2. 【請求項２】 ＰＯＳ端末本体は、料理マスタとして食
    器の形状と寸法、当該食器に入れられた料理の名称およ
    び販売価格を備え、顧客マスタとして客毎の顧客コード
    と顧客名と飲食データを保持した請求項１記載の食堂向
    けＰＯＳシステム。
  3. 【請求項３】 精算のために食器が載ったトレーを置く
    ためのテーブルと、前記テーブルの天板上をモニタする
    カメラと、前記カメラから画像データを受け取り、画像
    処理し、食器類の形状および寸法を認識し、形状と寸法
    からなる食器データを生成する食器認識装置と、前記テ
    ーブルの上またはその近傍位置に配置された客用金額表
    示器と、料理マスタとして食器の形状と寸法、当該食器
    に入れられた料理の名称および販売価格を備え、食器認
    識装置より受け取った食器データを料理マスタと照会す
    ることにより食器毎の金額を求めこれを合算することに
    より飲食金額を算出し、前記客用金額表示器に対して飲
    食金額を表示させるＰＯＳ端末本体とを設けた食堂向け
    ＰＯＳシステム。
  4. 【請求項４】 精算のために食器が載ったトレーを置く
    ためのテーブルと、前記テーブルの天板上をモニタする
    カメラと、前記カメラから画像データを受け取り、画像
    処理し、食器類の形状および寸法を認識し、形状と寸法
    からなる食器データを生成する食器認識装置と、前記テ
    ーブルの上またはその近傍位置に配置されたカードリー
    ダと、料理マスタとして食器の形状と寸法、当該食器に
    入れられた料理の名称および販売価格を備え、顧客マス
    タとして客毎の顧客コードと顧客名と飲食データを保持
    し、食器認識装置より受け取った食器データを料理マス
    タと照会することにより食器毎の金額を求めこれを合算
    することにより飲食金額を算出し、前記カードリーダが
    読み取った顧客コードを認識し、当該顧客に対して飲食
    分の課金処理を行うＰＯＳ端末本体とを設けた食堂向け
    ＰＯＳシステム。
  5. 【請求項５】 ＰＯＳ端末本体は、セットメニューとし
    ての名称と金額、それを構成する食器データを備えたセ
    ットメニューマスタと、テンキーあるいはセットメニュ
    ーキーの少なくとも一方と、セットメニュー登録キーを
    備え、セットメニュー登録キーが押下された後に食器認
    識装置から受け取った一組の食器データをセットメニュ
    ーキー押下あるいはテンキーで指定されたセットメニュ
    ーとしてセットメニューマスタに登録するセットメニュ
    ー登録手段と、登録時以外において食器データを受け付
    けた場合に食器データの内容によりセットメニューマス
    タを検索し、セットメニュー一式が含まれる場合はそれ
    らをセットメニューとして料理の金額を得て、それ以外
    に関しては飲食料金算出処理して飲食金額合計を得るセ
    ットメニュー料金算出手段を備えた請求項１，２，３ま
    たは請求項４記載の食堂向けＰＯＳシステム。
JP5985392A 1992-03-17 1992-03-17 食堂向けｐｏｓシステム Pending JPH05266358A (ja)

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JPH05266358A true JPH05266358A (ja) 1993-10-15

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