JPH05266159A - 重複座標入力の自動回避方法 - Google Patents

重複座標入力の自動回避方法

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JPH05266159A
JPH05266159A JP6426792A JP6426792A JPH05266159A JP H05266159 A JPH05266159 A JP H05266159A JP 6426792 A JP6426792 A JP 6426792A JP 6426792 A JP6426792 A JP 6426792A JP H05266159 A JPH05266159 A JP H05266159A
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JP
Japan
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input
coordinate
coordinates
small area
coordinate input
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Pending
Application number
JP6426792A
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English (en)
Inventor
Terunobu Akashi
照伸 明石
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンピュータグラフィックスなどの対話形式に
より図形処理を行うシステムにおける座標の重複入力時
の重複の自動回避方法を提供することを目的としてい
る。 【構成】ディスプレイ装置および座標入力装置をそなえ
た図形処理システムにおいて,ディスプレイ装置の画面
上で座標入力装置により座標を入力する処理を行う際,
入力された座標が入力済の座標と重複するかどうかを調
べ,重複する場合には後で入力された座標をずらすよう
に修正する構成をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,コンピュータグラフィ
ックスなどの対話形式により図形処理を行うシステムに
おける座標の重複入力時の重複の自動回避方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は,従来の図形処理システムの概略
構成を示し,図中の13は処理装置,14はディスプレ
イ装置,15はキーボード,16はマウス,17はマウ
スカーソルである。
【0003】利用者は,マウス16を操作することによ
り,ディスプレイ装置14の画面上でマウスカーソル1
7を移動し,所望の位置でマウス16のボタンを押し
(クリック),座標入力(ポインティング)を行う。こ
のような座標入力操作は,図形データの入力や図形の選
択,移動などの画面編集を行う際に行われる。
【0004】ところで従来の図形処理システムでは,連
続する座標入力操作で入力された各座標が,既に入力さ
れている座標と重複している場合には誤入力として取り
扱い,処理を中断したり,再入力を要求するなどの処理
を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の座標入力方法で
は,連続した座標入力を行う場合,入力座標が入力済み
の座標にたまたま重なると中断されたり,再入力を要求
され,座標入力を行った利用者は,重複が再び生じない
よう視認により位置をずらして再入力する必要があり,
円滑な座標入力作業が損われるという問題があった。
【0006】本発明は,重複する座標入力は誤入力であ
るとする取り扱いはそのままにして,利用者による再入
力の負担をなくすための効率的な手段を提供すること目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は,画面上で入力
を指示された座標が既入力の座標と重複するかどうかを
調べた後,重複していた場合には,その入力を指示され
た座標の近傍で最も近接している空きの座標を検索して
入力座標に割り付けるようにするずらし処理を行うもの
である。
【0008】図1は本発明の構成を示す原理図である。
図1において,1は処理装置,2はマウスなどの座標入
力装置,3はCRTなどのディスプレイ装置,4は本発
明により改良された座標入力処理部,10は入力座標重
複検出機能であり,座標入力装置2から指示された座標
と既入力座標とを比較し重複の有無を検出する処理を行
うもの,11は座標ずらし処理機能であり,入力を指示
された座標と既入力座標とが重複するとき,入力を指示
された座標をずらす処理を行うものである。
【0009】またディスプレイ装置3において,Pは入
力を指示された座標でかつ既入力座標と重複が検出され
た座標を例示しており,P′はその結果,ずらし処理に
よってずらされた入力座標を示している。
【0010】
【作用】図1の本発明の構成において,座標入力処理部
4は,たとえば画面領域をキャラクタなどの予め定めら
れた小領域に分割して管理しており,既入力座標の値と
入力指示座標の値との比較による重複検出と,重複検出
時の未入力座標の検索とは,この小領域単位に行なわ
れ,処理の効率化と高速化とが図られる。
【0011】図2の処理フローを用いて,図1の本発明
構成の動作を説明する。では,座標入力装置2から座
標入力を指示されると,その指示座標が分割小領域のい
ずれに属するかを判断する。
【0012】では,入力指示値と既入力値との比較
を,それぞれが属する分割小領域同士で行ない,重複の
有無を判定する。′では,座標重複有りの場合につい
て,重複小領域近傍の最も近接する未入力小領域を検索
し,入力指示座標を検索結果の小領域の座標にずらし変
換して,重複無しの座標とする。
【0013】では,座標重複無しの場合について,入
力指示座標をその属する分割小領域の座標として設定す
る。また重複有りの場合にはずらし変換された小領域の
座標を入力座標として設定する。
【0014】これにより,入力指示座標が既入力座標と
重複する場合に,自動的な回避が行なわれる。
【0015】
【実施例】図3に,本発明の1実施例による図形処理シ
ステムの構成を示す。図3において,1は処理装置,2
は座標入力装置,3はディスプレイ装置,4は座標入力
処理部,5は画像データメモリ,6は表示処理部,7は
画面バッファメモリ,8はカーソル制御機能,9はカー
ソル座標データ,10は入力座標重複検出機能,11は
座標ずらし処理機能である。
【0016】画像データメモリ5には,画像データがコ
ード(あるいはコマンド)形式で格納されており,表示
処理部6はこの画像データをドットパターンデータに展
開して,ビデオRAM形式の画像バッファメモリ7に格
納し,ディスプレイ装置3に表示させる。
【0017】座標入力装置2はたとえばマウスであり,
ディスプレイ装置3の画面に表示されるカーソルを移動
操作してカーソル移動指示を与え,さらに所望のカーソ
ル位置でクリック操作することにより座標入力指示を与
える。
【0018】座標入力処理部4のカーソル制御機能8
は,カーソル座標データ9によって現在のカーソル表示
位置を管理しており,座標入力装置2からカーソル座標
移動指示が与えられると,その移動量に応じたカーソル
座標データ9の更新処理を行い,表示に反映させる。
【0019】入力座標重複検出機能10は,マウスクリ
ック操作などによって座標入力指示を与えられると,そ
の時点でのカーソル座標データ9を入力指示座標として
読み取る。
【0020】入力領域管理テーブル12には,画面上の
予め定められた分割小領域ごとの既入力データの有無が
管理されており,たとえばキャラクタ単位でデータ有り
の場合は“1”,データ無しの場合は“0”が設定され
ている。
【0021】入力座標重複検出機能10は,入力指示座
標を読み取った後,その座標が属する小領域に既入力デ
ータが存在するかどうかを入力領域管理テーブル12に
よって検出する。
【0022】座標ずらし処理機能11は,入力指示座標
と既入力座標とが小領域において重複することが検出さ
れた場合には,入力領域管理テーブル12を検索して入
力指示座標を含む小領域の近傍で最も近い空きの小領域
を求め,入力指示座標をその空きの小領域内にずらすよ
う座標を変換する。具体的には,入力指示座標の値の上
位ビットに含まれる小領域の先頭位置の座標を変更す
る。
【0023】このようにして変換された座標を入力座標
として画像データメモリ5にデータを書き込み,同時に
入力領域管理テーブル12の変換先の小領域に入力済の
表示を設定する。
【0024】次に,入力座標重複検出機能10と座標ず
らし処理機能11の処理の詳細を図4及び図5を用いて
説明する。図4は本発明実施例の処理フローであり,図
5は座標入力処理例である。
【0025】図5の(a) はディスプレイ装置3の画面空
間を示す。点線で区切られた3×3の各区画が分割され
た小領域であり,注目する小領域を中心にE0 〜E8
表わされる。またA0 〜A7 は既入力の座標の例であ
り,またA8 は入力指示された座標,A8 ′はずらし処
理された座標を表わしている。ここでは説明の簡単化の
ため3×3の分割小領域を示しているが,実際にはキャ
ラクタ単位などのより細分割された小領域が用いられ
る。
【0026】図5の(b) は,ずらし処理の際に検索を効
率化するために用意される情報であり,入力指示があり
うる各小領域ごとに入力領域管理テーブル12に基づい
て予め作成されている。図示されている検索用の情報は
小領域E0 についてのものであり,E0 の左隣りの小領
域E1 からE0 の周囲を反時計回りに回って,各小領域
1 〜E8 における既入力の有無を1,0の情報で表わ
したものである。一般に入力指示が与えられる小領域
(注目小領域という)の周囲には8つの小領域が存在す
るので,これらを8ビットのデータの各ビットに対応づ
け,最下位ビットから順に0の値をもつビットを検索
し,最初に0の値をもつビットに対応する小領域をずら
し処理先の小領域として決定する。なお周辺部の小領域
を注目小領域として検索用の情報を作成する場合には,
外側に隣接する小領域が存在しないため,仮想的に外側
に既入力の小領域が存在しているものとして,検索用情
報を作成する。例えば、4×4以上に細分割された画面
空間の場合には,注目する小領域の周囲をらせん状にた
どっての検索が有効であるが、他の検索方法としてビッ
トマップテーブルを用いて検索する方法等、多種考えら
れる。
【0027】図5の例により図4の処理フローを説明す
る。 マウス等の座標入力装置により座標A8 が入力指示
されると,これを読込み,小領域E0 に含まれるものと
認識する。 入力領域管理テーブルにより小領域E0 は入力済で
あるかどうかを調べ,重複の有無を判定する。 ′重複有りの場合には,図5の(b) に示すようなE0
の検索用情報を検索し,未入力領域E3 を検出して座標
8 をE3 の座標A8 ′に変換する。 重複無しの場合,および′で座標を変換した場合
には,その座標を入力座標として設定する。
【0028】このようにして,画面上に入力指示された
座標は,分割小領域単位に既入力座標との重複検出とず
らし処理とが自動的に行われる。
【0029】
【発明の効果】本発明により,座標の入力時に生じる既
入力座標との重複は自動的に回避され,修正された座標
が入力設定されるため,利用者の操作負担は著しく軽減
され,データ入力作業の効率化と入力処理時間の短縮と
が可能にされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の動作を説明する処理フロー図である。
【図3】本発明の1実施例による図形処理システムの構
成図である。
【図4】本発明実施例の処理フロー図である。
【図5】本発明実施例による座標入力処理の例の説明図
である。
【図6】従来の図形処理システムの概略構成図である。
【符号の説明】
1:処理装置 2:座標入力装置 3:ディスプレイ装置 4:座標入力処理部 10:入力座標重複検出機能 11:座標ずらし処理機能

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ装置および座標入力装置を
    そなえた図形処理システムにおいて,ディスプレイ装置
    の画面上で座標入力装置により座標を入力する処理を行
    う際,入力された座標が入力済の座標と重複するかどう
    かを調べ,重複する場合には後で入力された座標をずら
    すように修正することを特徴とする重複座標入力の自動
    回避方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,画面を複数の等しい
    小領域に分割し,座標入力は当該小領域単位で行い,入
    力された座標の小領域と入力済みの座標の小領域とが重
    複する場合は,後で入力された座標を隣接する未入力の
    小領域にずらすことを特徴とする重複座標入力の自動回
    避方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において,各小領域に異なるビ
    ットが対応するビットマップテーブルを設け,各ビット
    の値により対応する小領域の状態が未入力か入力済みか
    を表わして小領域を管理することを特徴とする重複座標
    入力の自動回避方法。
JP6426792A 1992-03-19 1992-03-19 重複座標入力の自動回避方法 Pending JPH05266159A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435665A (en) * 1987-07-30 1989-02-06 Hitachi Ltd Graphic drawing system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435665A (en) * 1987-07-30 1989-02-06 Hitachi Ltd Graphic drawing system

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980728