JPH07295778A - 文書格納システム - Google Patents

文書格納システム

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JPH07295778A
JPH07295778A JP6108006A JP10800694A JPH07295778A JP H07295778 A JPH07295778 A JP H07295778A JP 6108006 A JP6108006 A JP 6108006A JP 10800694 A JP10800694 A JP 10800694A JP H07295778 A JPH07295778 A JP H07295778A
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JP
Japan
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screen
unit
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JP6108006A
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English (en)
Inventor
Makoto Kogure
誠 木暮
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディスプレイ11の画面上には、仮想表示制
御部8によって、複数の文書格納領域を含む仮想現実空
間が表示される。領域データ格納部3には、各々の文書
格納領域を識別するための領域データが格納される。領
域認識部4は、画面上の任意の位置が指定された場合、
領域データに基づき、指定された文書格納領域を認識す
る。文書処理部5は、任意の文書格納領域に対して、文
書の取り出しや収納の操作指示が行われた場合は、その
操作指示に対応した文書処理を行う。 【効果】 あたかも現実のオフィスで現実の文書を扱う
ように、文書の収納や取り出しを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子化された文書をコ
ンピュータ上で描かれたオフィス(仮想現実感)内の種
々の領域に格納する文書格納システムに関する。
【0002】
【従来の技術】文書処理を行うシステムとして、DTP
(デスク・トップ・パブリシンング)システムがある。
このようなDTPシステムは、文書の作成、編集および
レイアウト等の文書処理を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
DTPシステムでは、文書の格納先をキャビネット等の
アイコンとしてしか持っているに留まり、例えば、オフ
ィスのルールである、課、部、部門の文書管理の概念は
ない。このため、操作者にとっては、文書の読み出し、
格納が非常に煩雑であり、操作者にとって、操作性の向
上を図ることのできる文書格納システムが要望されてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の文書格納システ
ムは、前述の課題を解決するために、画面上に、複数の
文書格納領域を含む仮想現実空間を表示する仮想表示制
御部と、これらの文書格納領域の画面上の位置を識別す
るための領域データを格納する領域データ格納部と、仮
想表示制御部が表示した画面上で任意の位置が指定され
た場合、領域データ格納部の領域データに基づき、指定
された文書格納領域を認識する領域認識部と、領域認識
部が任意の文書格納領域を認識した状態で、その文書格
納領域に対して、文書の取り出しや収納といった任意の
操作指示が行われた場合は、その操作指示に対応した処
理を行う文書処理部とを備えたものである。
【0005】
【作用】本発明の文書格納システムにおいては、画面上
の任意の位置が指定された場合、先ず、領域認識部は、
領域データ格納部の領域データに基づき、どの文書格納
領域が指定されたかを認識する。次に、文書処理部は、
領域認識部が認識した文書格納領域に基づき、文書の取
り出しや収納が操作指示されると、その操作指示に対応
して、文書の取り出しや収納を行う。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 《実施例1》図1は本発明の文書格納システムの実施例
1を示すブロック図である。図のシステムは、データ記
憶部1、印刷制御部2、領域データ格納部3、領域認識
部4、文書処理部5、文書格納部6、作業デスク用格納
部7、仮想表示制御部8、コマンド制御部9、入出力制
御部10、ディスプレイ11、キーボード12、マウス
13からなる。
【0007】データ記憶部1は、キーボード12やマウ
ス13から入力されたデータを記憶するための記憶部で
ある。印刷制御部2は、プリンタ等によって文書の印刷
を行う機能を備えているものである。また、領域データ
格納部3は、ディスプレイ11上に表示された、後述す
る文書格納領域やモニタ等の画面上の位置を識別するた
めの領域データを格納するものである。領域認識部4
は、画面上の任意の位置が指定された場合、領域データ
格納部3の領域データに基づき、指定された文書格納領
域を認識する機能を備えている。
【0008】文書処理部5は、領域認識部4が任意の文
書格納領域を認識した状態で、その文書格納領域に対し
て、文書の取り出しと収納を含む任意の操作指示が行わ
れた場合、その操作指示に対応した処理を行うものであ
る。文書格納部6は、後述する壁面収納庫に格納される
文書を格納するための格納部であり、作業デスク用格納
部7は、文書の処理を行う作業デスクに格納する、即
ち、処理を行うための文書データを格納するためのもの
である。
【0009】仮想表示制御部8は、ディスプレイ11の
画面上に、複数の文書格納領域を含む仮想現実空間を表
示するための制御部である。図2は、このような仮想現
実空間の表示例を示す説明図である。このように表示さ
れた仮想現実空間において、「原紙、課、部、部門」
は、それぞれの文書格納領域を示している。尚、原紙は
定型フォーマットの文書の原紙の格納領域を示してい
る。
【0010】また、未決箱は、現在の地点での文書処理
が終了していないことを示す未決状態の文書を格納する
ための領域であり、既決箱は、現在の地点での文書処理
が終了していることを示す既決状態の文書を格納するた
めの領域である。更に、作業デスクは、文書の編集等の
文書処理を行うための領域である。そして、モニタは文
書の所在を確認するための領域、コピー機は、印刷や複
写といった出力を行うための領域である。そして、ゴミ
箱は文書削除を行うための領域である。
【0011】また、このような仮想現実空間の表示にお
いて、領域データ格納部3には、前述したように、それ
ぞれの領域データとしての座標データが格納されてい
る。図3は、領域データ格納部3に格納されている各文
書格納領域の領域データの説明図である。即ち、原紙格
納庫、課文書収納庫、部文書収納庫、部門文書収納庫、
作業デスクの各々の領域が4点の座標データとして格納
されている。
【0012】コマンド制御部9は、キーボード12やマ
ウス13からの入力を解釈し、実行する制御部であり、
操作認識部9aを備えている。この操作認識部9aは、
ディスプレイ11の画面上におけるドラッグ操作、即
ち、マウス13のボタン押下状態のままの移動動作を認
識すると共に、画面上の任意の位置での特定の操作、本
実施例ではマウス13のダブルクリック操作(ボタンを
予め決められた時間内に2回押下する操作)を認識する
ものである。また、入出力制御部10は、ディスプレイ
11、キーボード12およびマウス13の入出力制御を
行う制御部である。
【0013】ディスプレイ11は、CRTや液晶ディス
プレイ等からなり、この画面上に上述した仮想現実空間
を表示すると共に、各々の文書格納領域に対応する文書
の一覧や文書の内容表示を行うための表示部である。キ
ーボード12およびマウス13は、文書格納システムに
おける入力操作を行うもので、例えばマウス13によっ
て、ある位置を指定するといった操作を行うものであ
る。
【0014】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図4は、その動作を示すフローチャートである。先
ず、仮想表示制御部8によって、ディスプレイ11の画
面上に図2に示すような仮想現実空間が表示されてお
り、このような状態で、マウス操作が行われた場合、操
作認識部9aは、そのマウス操作がクリックか否かを判
定する(ステップS1)。このステップS1において、
マウス操作がクリックではなく、ドラッグであった場合
は、ステップS2に移行し、領域認識部4が現在の領域
を領域データ格納部3より取得し、更に、この取得した
画面上のアドレスが壁面収納庫か作業デスクかを判定す
る(ステップS3)。
【0015】ステップS3において、アドレスが壁面収
納庫であった場合、文書処理部5は、対応する壁面収納
庫の「部」「課」といった領域に文書を格納する(ステ
ップS4)。また、ステップS3において、アドレスが
作業デスクであった場合は、その文書を作業デスクに移
動する(ステップS5)。
【0016】一方、上記ステップS1において、マウス
操作がダブルクリックであった場合、領域認識部4は、
上記のステップS2と同様に、領域データ格納部3よ
り、現在の領域のアドレスを取得する(ステップS6、
S7)。そして、ステップS7において、アドレスが壁
面収納庫であった場合、文書処理部5は、壁面収納庫の
文書一覧を表示し(ステップS8)、作業デスクであっ
た場合は作業デスクの一覧を表示する(ステップS
9)。また、ステップS7において、アドレスが作業デ
スクの文書一覧であった場合、文書処理部5は、文書の
内容を開示する(ステップS10)。
【0017】次に、具体的な例によって本実施例の動作
を更に説明する。今、仮想表示制御部8によって、ディ
スプレイ11の画面上に図2に示すような仮想現実空間
が表示されており、このような状態で、ある文書Aを原
紙収納庫より取り出し、編集後、課の収納庫に格納する
例を説明する。図5に、その文書Aを示す。即ち、文書
Aは、定型のフォーマットとなっており、製品情報や外
観のための欄、および、文書の流通地点としての承認を
示すための、担当、係長といった欄が設けられている。
【0018】先ず、このような状態で、マウスによる操
作が行われると、操作認識部9aは、そのマウス操作が
クリックか否かを判定する(図4におけるステップS
1)。このステップS1において、マウス操作がダブル
クリックであった場合は、ステップS6に移行し、領域
認識部4が、現在の領域を領域データ格納部3より取得
し、更に、この取得した画面上のアドレスが壁面収納庫
か作業デスクかを判定する(ステップS7)。
【0019】ここでは、アドレスが壁面収納庫の「原
紙」であるため、ステップS8に移行し、文書処理部5
は、壁面収納庫の原紙の一覧を表示する。そして、文書
一覧から文書Aをドラッグし(ステップS1の判定がド
ラッグとなり、ステップS2に移行する)、その文書A
を作業デスクに重ねると、領域認識部4は、現在の領域
を認識し(ステップS2)、この場合は作業デスクであ
るため、文書処理部5は、文書Aを作業デスクに移動す
る(ステップS5)。図6にこの表示状態を示す。即
ち、ダイアログに原紙収納庫の文書の一覧が表示され、
この文書一覧から文書Aのアイコンを作業デスクにドラ
ッグするものである。
【0020】次に、作業デスクをダブルクリックする
と、領域認識部4は現在の領域が作業デスクであると認
識する(ステップS6、S7)。これにより、文書処理
部5は、作業デスクの文書一覧を表示する(ステップS
9)。そして、作業デスク中の文書一覧から文書Aをダ
ブルクリックすることにより、領域認識部4は、現在の
領域を認識し(ステップS6、S7)、これが作業デス
クの文書一覧であるため、文書処理部5は、文書Aの内
容を開示する(ステップS10)図7に、この表示状態
を示す。
【0021】その後、文書Aをマウス13やキーボード
12およびディスプレイ11を用いて編集し、この文書
編集後、その文書を閉じると、文書は作業デスクに格納
される。
【0022】次に、作業デスクをダブルクリックする
と、領域認識部4は、現在の領域を取得し(ステップS
6)、アドレスが作業デスクであるため、文書処理部5
は作業デスクの文書一覧を表示する(ステップS9)。
そして、その文書一覧から文書Aをドラッグし、壁面収
納庫の課の収納庫に重ねることで、領域認識部5は、そ
の領域を取得し(ステップS2)、文書処理部5は、文
書Aを課の収納庫に格納する(ステップS5)。図8
は、この表示例を示す図である。即ち、ダイアログに作
業デスクの文書の一覧が表示され、この文書一覧から文
書Aのアイコンを壁面収納庫における「課」の領域にド
ラッグするものである。
【0023】《実施例2》図9は本発明の文書格納シス
テムの実施例2を示すブロック図である。図のシステム
は、データ記憶部1、印刷制御部2、宛先記憶部14、
発信処理部15、受信処理部16、領域データ格納部1
7、領域認識部18、文書処理部19、送受信データ記
憶部20、作業デスク用格納部21、仮想表示制御部
8、コマンド制御部9、入出力制御部10、ディスプレ
イ11、キーボード12、マウス13からなる。ここ
で、データ記憶部1、印刷制御部2および仮想表示制御
部8〜マウス13は、上記実施例1と同様であるため、
ここでの説明は省略する。
【0024】宛先記憶部14は、データ記憶部1に記憶
されるデータの宛先を定義するための記憶部であり、発
信処理部15は、データの発信を処理するためのもので
ある。また、受信処理部16は、データの受信を処理す
るためのものである。また、領域データ格納部17は、
ディスプレイ11上に表示された、後述する未決箱や既
決箱あるいは作業デスクといった領域の画面上の位置を
識別するための領域データを格納するものである。
【0025】図10は、領域データ格納部17に格納さ
れている各文書格納領域の領域データの説明図である。
即ち、未決箱、既決箱、作業デスクの各々の領域が4点
の座標データとして格納されている。領域認識部18
は、画面上の任意の位置が指定された場合、領域データ
格納部17の領域データに基づき、指定された領域を認
識する機能を備えている。
【0026】文書処理部19は、領域認識部18が任意
の領域を認識した状態で、その領域に対して、文書の取
り出しと収納を含む任意の操作指示が行われた場合、そ
の操作指示に対応した処理を行うものである。即ち、操
作認識部9aで認識した操作がマウス13のドラッグ操
作であり、かつ、領域認識部18の認識した移動先の位
置が、既決箱であった場合は、文書を次の宛先の未決箱
に移動し、移動先の位置が、作業デスクであった場合
は、文書をその作業デスクに移動する。一方、操作認識
部9aが認識した操作が任意の位置での特定の操作(本
実施例でのダブルクリック操作)であり、かつ、領域認
識部18で認識した操作位置が、未決箱または既決箱で
あった場合は、未決箱または既決箱に格納されている文
書の一覧を表示させ、操作位置が作業デスクであった場
合は、その作業デスクの格納文書を表示させる機能を備
えている。
【0027】送受信データ記憶部20は、全ての利用者
について、送受信データを記憶するための記憶装置であ
り、作業デスク用格納部21は、文書の処理を行う作業
デスクに格納する、即ち、処理を行うための文書データ
を格納するためのものである。
【0028】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図11は、その動作を示すフローチャートである。
先ず、仮想表示制御部22によって、ディスプレイ11
の画面上に上記実施例1における図2に示すような仮想
現実空間が表示されており、このような状態で、マウス
操作が行われた場合、操作認識部9aは、そのマウス操
作がクリックか否かを判定する(ステップS1)。この
ステップS1において、マウス操作がクリックではな
く、ドラッグであった場合は、ステップS2に移行し、
領域認識部18が現在の領域を領域データ格納部17よ
り取得する。以上の動作は、上記実施例1と同様であ
る。
【0029】そして、ステップS2で現在の領域を取得
すると、この画面上のアドレスが未決箱、既決箱あるい
は作業デスクかを判定する(ステップS3)。ステップ
S3において、アドレスが未決箱であった場合、文書処
理部5は、文書を送受信データ記憶部20に格納し(ス
テップS4)、アドレスが既決箱であった場合は、その
文書を宛先に送付する(ステップS5)。また、アドレ
スが、作業デスクであった場合は、その文書を作業デス
クに移動する(ステップS6)。
【0030】一方、上記ステップS1において、マウス
操作がダブルクリックであった場合、領域認識部18
は、上記のステップS2と同様に、領域データ格納部1
7より、現在の領域のアドレスを取得する(ステップS
7、S8)。そして、ステップS8において、アドレス
が未決箱であった場合、文書処理部19は、未決箱の文
書一覧を表示し(ステップS9)、既決箱であった場合
は、既決箱の文書一覧を表示する(ステップS10)。
また、アドレスが作業デスクであった場合は作業デスク
の一覧を表示する(ステップS11)。更に、ステップ
S8において、アドレスが作業デスクの文書一覧であっ
た場合、文書処理部19は、文書の内容を開示する(ス
テップS12)。
【0031】次に、具体的な例によって本実施例の動作
を更に説明する。先ず、ある文書として文書Bが複数の
場所を流通することについて説明する。図12に、その
文書Bを示す。文書Bは図2に示すディスプレイ11の
画面上に表示された仮想現実空間により、流通指示され
る。
【0032】今、文書Bが送られてきたとすると、その
文書Bは送受信データ記憶部20に格納され、受信処理
部16により、文書の到着が知らされる。このような状
態において、未決箱をダブルクリックすると、領域認識
部18は、領域データ格納部17の領域データに基づ
き、その領域を取得し(図11におけるステップS7、
S8)、文書処理部19は、未決箱の文書一覧を表示す
る(ステップS9)。図13は、この未決箱の文書一覧
の表示状態の説明図である。そして、図13に示すよう
に、未決箱の文書一覧から文書Bのアイコンを作業デス
クにドラッグすることにより、文書Bが作業デスクに移
動する(ステップS1〜ステップS4の動作)。
【0033】次に、作業デスクをダブルクリックする
と、作業デスクの一覧が表示され(ステップS1〜ステ
ップS11の動作)、この文書一覧の中から文書Bをダ
ブルクリックすることにより、文書Bの内容が開示され
る(ステップS1〜ステップS12の動作)。図14
は、この状態の説明図である。
【0034】文書Bが、キーボード12やマウス13お
よびディスプレイ11を用いて編集されると、そのデー
タはデータ記憶部1に記憶される。そして、このような
状態で、作業デスクをダブルクリックすると、領域認識
部18は現在の領域を取得し、文書処理部19は、作業
デスクの一覧を表示する(ステップS1〜ステップS1
1の動作)。
【0035】次に、その文書一覧の中から、文書Bを選
択し、これを既決箱にドラッグすると、領域認識部18
は領域データ格納部17からその領域を認識し、オペレ
ータが宛先を指定すると、この宛先データが宛先記憶部
14に記憶される。そして、発信処理部15は、この文
書Bを宛先記憶部14に記憶された宛先に送付する(ス
テップS1〜ステップS4の動作)。図15は、このよ
うな作業デスクの文書一覧から文書を既決箱にドラッグ
する場合の説明図である。
【0036】以上のように、実施例2では、仮想現実空
間に未決箱と既決箱を表示し、これら未決箱および既決
箱によって文書の取り出し/収納を行うようにしたの
で、あたかもオフィスで現実の文書を扱うように文書を
流通することができる。
【0037】尚、上記実施例1では、文書格納領域を壁
面収納庫としたが、これに限定されるものではなく、仮
想現実空間で表示する領域であれば、他のものであって
もよい。そして、文書格納領域の場所を「原紙、課、
部、部門」としたが、文書が流通するシステムであれ
ば、他の場所であっても同様の効果を奏することができ
る。また、上記各実施例では、画面上の任意の位置での
特定の操作をダブルクリックとしたが、この操作に限定
されるものではなく、予め決定した操作であれば、他の
操作であってもよい。更に、画面上の位置を指定あるい
はドラッグするポインティングデバイスとしてマウス1
3を用いたが、これ以外であってもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文書格納
システムによれば、画面上に複数の文書格納領域を含む
仮想現実空間を表示し、この仮想現実空間で、任意の文
書格納領域を指定することによって、対応する文章格納
領域に格納されている文書を表示するようにしたので、
あたかもオフィスで現実の文書を扱うように文書の収納
や取り出しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書格納システムにおける実施例1の
構成図である。
【図2】本発明の文書格納システムにおける仮想現実空
間の表示例の説明図である。
【図3】実施例1における領域データの説明図である。
【図4】実施例1の動作フローチャートである。
【図5】実施例1における文書Aの説明図である。
【図6】実施例1における原紙収納庫からの文書取り出
しの説明図である。
【図7】実施例1における作業デスクの文書開示の説明
図である。
【図8】実施例1における課文書収納庫への文書格納の
説明図である。
【図9】本発明の文書格納システムにおける実施例2の
構成図である。
【図10】実施例2における領域データの説明図であ
る。
【図11】実施例2の動作フローチャートである。
【図12】実施例2における文書Bの説明図である。
【図13】実施例2における未決箱からの文書取り出し
の説明図である。
【図14】実施例2における文書Bの内容開示の説明図
である。
【図15】実施例2における既決箱に文書を投入する場
合の説明図である。
【符号の説明】
3、17 領域データ格納部 4、18 領域認識部 5、19 文書処理部 8 仮想表示制御部 9a 操作認識部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に、複数の文書格納領域を含む仮
    想現実空間を表示する仮想表示制御部と、 前記各々の文書格納領域の画面上の位置を識別するため
    の領域データを格納する領域データ格納部と、 前記画面上の任意の位置が指定された場合、前記領域デ
    ータ格納部の領域データに基づき、指定された文書格納
    領域を認識する領域認識部と、 前記領域認識部が任意の文書格納領域を認識した状態
    で、当該文書格納領域に対して、文書の取り出しと収納
    を含む任意の操作指示が行われた場合、当該操作指示に
    対応した処理を行う文書処理部とを備えたことを特徴と
    する文書格納システム。
  2. 【請求項2】 画面上に文書格納領域としての壁面収納
    庫と、作業デスクとを表示する仮想表示制御部と、 前記画面上におけるドラッグ操作と、当該画面上の任意
    の位置での特定の操作とを認識する操作認識部と、 前記各々の文書格納領域の画面上の位置を識別するため
    の領域データを格納する領域データ格納部と、 前記画面上の任意の位置が指定された場合、前記領域デ
    ータ格納部の領域データに基づき、指定された文書格納
    領域を認識する領域認識部と、 前記操作認識部で認識した操作が前記ドラッグ操作であ
    り、かつ、前記領域認識部で認識した、移動先の位置
    が、壁面収納庫であった場合は、当該文書をその領域に
    格納し、前記移動先の位置が、作業デスクであった場合
    は、当該文書をその作業デスクに移動すると共に、 前記操作認識部が認識した操作が前記任意の位置での特
    定の操作であり、かつ、前記領域認識部で認識した操作
    位置が壁面収納庫であった場合は、その領域に格納され
    ている文書一覧を表示させ、操作位置が作業デスクであ
    った場合は、作業デスクの格納文書を表示させる文書処
    理部とを備えたことを特徴とする文書格納システム。
  3. 【請求項3】 画面上に、複数の場所を流通する文書に
    おける現在の場所での処理が終了していないことを示す
    未決状態の文書を格納するための未決箱と、現在の場所
    での処理が終了していることを示す既決状態の文書を格
    納するための既決箱と、前記処理を行うための作業デス
    クとを表示する仮想表示制御部と、 前記画面上におけるドラッグ操作と、当該画面上の任意
    の位置での特定の操作とを認識する操作認識部と、 前記未決箱と既決箱および作業デスクの画面上の位置を
    識別するための領域データを格納する領域データ格納部
    と、 前記画面上の任意の位置が指定された場合、前記領域デ
    ータ格納部の領域データに基づき、指定された領域を認
    識する領域認識部と、 前記操作認識部で認識した操作が前記ドラッグ操作であ
    り、かつ、前記領域認識部の認識した移動先の位置が、
    前記既決箱であった場合は、当該文書を次の宛先の未決
    箱に移動し、前記移動先の位置が、作業デスクであった
    場合は、当該文書をその作業デスクに移動すると共に、 前記操作認識部が認識した操作が前記任意の位置での特
    定の操作であり、かつ、前記領域認識部で認識した操作
    位置が、前記未決箱または前記既決箱であった場合は、
    当該未決箱または既決箱に格納されている文書の一覧を
    表示させ、操作位置が前記作業デスクであった場合は、
    当該作業デスクの格納文書を表示させる文書処理部とを
    備えたことを特徴とする文書格納システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項4記載の文書格納
    システムにおいて、 文書処理部は、文書一覧を表示した状態で、任意の文書
    に対して特定の操作が行われた場合に、その文書の内容
    を表示するよう構成されていることを特徴とする文書格
    納システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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