JPH0526491A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0526491A
JPH0526491A JP3175295A JP17529591A JPH0526491A JP H0526491 A JPH0526491 A JP H0526491A JP 3175295 A JP3175295 A JP 3175295A JP 17529591 A JP17529591 A JP 17529591A JP H0526491 A JPH0526491 A JP H0526491A
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JP
Japan
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air
casing
blower
sound
flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP3175295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Yamaguchi
政司 山口
Masakatsu Namikado
昌克 南角
Yoshiyuki Umai
祥幸 馬井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体騒音の中で最も支配的な送風機吹出騒音
を下げることによって低騒音の空気調和機を得る。 【構成】 室内側と室外側に吸込口18、20と吹出口
19、21をそれぞれ設けた箱体15内に給気通路2
3、排気通路24を形成する給気用送風機34、排気用
送風機35を配置するものにおいて上記各送風機34、
35のケーシング26の中にケーシング26内壁との間
に空気層を形成する空間31を設けて吸音材30を貼り
つける。 【効果】 ケーシングと吸音材との空間における空気層
にて気流の吹出音が減衰され、低騒音化ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吸音材を送風機用ケ
ーシングに内設した空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5および図6は例えば実開昭63−1
96036号公報に示された従来の空気調和機を示す図
である。図において1は箱体、2はこの箱体1に設けら
れた室外側吸込口、3は室外側吹出口、4は室内側吸込
口、5は室内側吹出口、6は上記箱体1内部の給気通
路、7は排気通路、8は室外側吸込口2から給気通路6
を経由し室内側吹出口5に至る給気流を発生させる給気
用送風機、9は室内側吸込口4から排気通路7を経由
し、室外側吹出口3に至る排気流を発生させる排気用送
風機、10は給気用送風機8の羽根ケーシング、11は
排気用送風機9の羽根ケーシング、12は給気用送風機
の羽根ケーシング内に吹出騒音を下げるために貼りつけ
られた吸音材、13は排気用送風機に貼りつけられた吸
音材、14は給気通路6と排気通路7とを交差させ給気
流と排気流との間で顕熱および潜熱を交換させる熱交換
器である。
【0003】従来の空気調和機は以上のように構成さ
れ、換気を行う場合には給気用送風機8及び排気用送風
器9を運転させることにより給気流、排気流がそれぞれ
室外側吸込口2→給気通路6→熱交換器14→室内側吹
出口5,室内側吸込口4→排気通路7→熱交換器14→
室外側吹出口3という経路で発生することとなる。この
際、同時に給気流と排気流が交差する熱交換器14によ
り顕熱、潜熱の授受が行われ、換気による冷暖房の熱負
荷の増加量を低減している。また、給気用送風器8、排
気用送風器9を運転した際に生じる吹出音は給気用、排
気用羽根ケーシング10、11内部に貼りつけられたそ
れぞれの吸音材12、13により低減されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の空
気調和機では、箱体1内において室外側吹出口3および
室内側吹出口5から発生する低周波数の吹出音が製品騒
音の大部分を占めており、これを対策するために各羽根
ケーシング10、11に吸音材12、13を貼り付けて
いるが、低周波の減音量が不十分で騒音が高く、他の空
気調和機に比べ顕著であるという課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、室外側吹出口および室内側吹出口
から発生する低周波数の吹出音を低減させ、運転騒音の
低い空気調和機を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は、吸込口と吹出口とを室内側と室外側にそれぞれ1
組ずつ設けた箱体と、この箱体内に上記吸込口と上記吹
出口との間で交差するように設けられた上記室内側から
上記室外側に至る給気通路および排気通路と、これらの
給気通路と排気通路に設けられた給気流および排気流を
形成する輻流型送風機と、この輻流型送風機の外筐を形
成し、吸音材が内設されたケーシングと、このケーシン
グ内に設けられ羽根車を有する電動機と、上記給気通路
と排気通路との交差部に挿脱可能に設けられ上記給気流
と上記排気流との間で熱交換する熱交換器とを備え、上
記吸音材を上記ケーシング内壁と所定空間からなる空気
層を形成するよう突設されたガイドリブを介してケーシ
ングに装着したものである。
【0007】
【作用】この発明においては、吸込口と吹出口とを室内
側と室外側にそれぞれ1組ずつ設けた箱体と、この箱体
内に上記吸込口と上記吹出口との間で交差するように設
けられた上記室内側から上記室外側に至る給気通路およ
び排気通路と、これらの給気通路と排気通路に設けられ
た給気流および排気流を形成する輻流型送風機と、この
輻流型送風機の外筐を形成し、吸音材が内設されたケー
シングと、このケーシング内に設けられ羽根車を有する
電動機と、上記給気通路と排気通路との交差部に挿脱可
能に設けられ上記給気流と上記排気流との間で熱交換す
る熱交換器とを備え、上記吸音材を上記ケーシング内壁
と所定空間からなる空気層を形成するよう突設されたガ
イドリブを介してケーシングに装着したことより、ケー
シング内を通過する空気流より発生する風音は空気層に
吸音され、減衰される。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1〜図4はこの発明の一実施例を示す図で
あり、図において15は箱体で、空気調和機16の外筐
を形成し、対向する側壁17に室内側吸込口18、室内
側吹出口19および室外側吸込口20、室外側吹出口2
1がそれぞれ穿設されている。22は上記室内側吸込口
18、吹出口19および上記室外側吸込口20、吹出口
21に接続されたパイプフランジで、図示されないパイ
プダクトが接続される。23は給気通路で、上記室外側
吸込口20から上記室内側吹出口19に連通され、室外
側から室内側へ至る。24は排気通路で、上記室内側吸
込口18から上記室外側吹出口21に連通され、室内側
から室外側へ至る。なお、この排気通路と上記給気通路
23は図1に示すように交差されている。25は輻流型
送風機、26はこの輻流型送風機を構成するケーシング
で、発泡スチロールからなり後述される羽根車が内設さ
れるスクロールケーシング27を有する。28はこのケ
ーシングの端部に設けられた凹部で、上記スクロールケ
ーシング27と対向する。29は上記ケーシング26の
底部に突設されたガイドリブ、30は吸音材で、例えば
連続発泡のウレタンフォームからなり図4に示すように
ケーシング26内壁と所定空間31を形成して配設さ
れ、この空間には空気層が形成されるとともに、一方が
上記凹部28、他方がガイドリブ29を介して上記スク
ロールケーシング27と連設され、上記ケーシング26
内に接着されている。32、33は上記ケーシング26
内に配設された羽根車と電動機、なお、上記輻流型送風
機25は上記給気通路23に位置し、給気流を形成する
給気用送風機34と、上記排気通路24に位置し、排気
流を形成する排気用送風機35の2台が上記箱体15内
に配設される。36は上記給気通路23と上記排気通路
24との交差部に設けられた熱交換器である。
【0009】上記のように構成された空気調和機におい
ては、従来と同様に換気を行う場合給気用送風機34お
よび排気用送風機35を運転させることにより給気流は
室外側吸込口20から給気通路23を通り、熱交換器3
6を経て給気用送風機34の吸込口(図示せず)から吸
込まれ、室内側吹出口19より吹き出される。また排気
流は室内側吸込口18から排気通路24を通り熱交換器
36を経て排気用送風機31の吸込口(図示せず)から
吸込まれ、室外側吹出口21より吹出される。この際、
同時に給気流と排気流が交差する熱交換器36により、
給気流と排気流との間で顕熱・潜熱の授受が行われ、換
気による冷暖房の熱負荷の増大を防いでいる。この場
合、給気用送風機34および排気用送風機35の運転に
より発生する気流の吹出音はケーシング26に設けられ
た空間31における空気層の騒音減衰効果により、吸音
材30をケーシング26に直貼りした場合より低周波領
域において吸音特性を示し、低騒音化が図れる。さら
に、ガイドリブ29を設けたことより吸音材30の取り
付けが容易になり、風路形状のバラツキによる吸音特性
の劣化防止とケーシング26の強度の向上ができる。
【0010】実施例2.なお、上記実施例では吸音材3
0をウレタンフォームにて形成したが、吸音プラスチッ
ク等の多孔質の吸音材でも上記実施例と同様の効果が得
られる。
【0011】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、吸込口
と吹出口とを室内側と室外側にそれぞれ1組ずつ設けた
箱体と、この箱体内に上記吸込口と上記吹出口との間で
交差するように設けられた上記室内側から上記室外側に
至る給気通路および排気通路と、これらの給気通路と排
気通路に設けられた給気流および排気流を形成する輻流
型送風機と、この輻流型送風機の外筐を形成し、吸音材
が内設されたケーシングと、このケーシング内に設けら
れ羽根車を有する電動機と、上記給気通路と排気通路と
の交差部に挿脱可能に設けられ上記給気流と上記排気流
との間で熱交換する熱交換器とを備え、上記吸音材を上
記ケーシング内壁と所定空間からなる空気層を形成する
よう突設されたガイドリブを介してケーシングに装着し
たことより、空気層にて輻流型送風機からの吹出音が低
減でき、低騒音化が図れる。さらに、剛性の少ない吸音
材を利用しても風路形状がガイドリブにより変形のバラ
ツキがなく、安定した吸音効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施例1を示す内部斜視図である。
【図3】この発明の実施例1を示す輻流型送風機を除い
た分解斜視図である。
【図4】この発明の実施例1を示す吸音材を有するケー
シングの側面図である。
【図5】従来の空気調和機を示す斜視図である。
【図6】従来の空気調和機を示し、吸音材を有するケー
シングの側面図である。
【符号の説明】
15 箱体 16 空気調和機 18 室内側吸込口 19 室内側吹出口 20 室外側吸込口 21 室外側吹出口 23 給気通路 24 排気通路 25 輻流型送風機 26 ケーシング 29 ガイドリブ 30 吸音材 31 空間 32 羽根車 33 電動機 34 給気用送風機 35 排気用送風機 36 熱交換器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 吸込口と吹出口とを室内側と室外側にそ
    れぞれ1組ずつ設けた箱体と、この箱体内に上記吸込口
    と上記吹出口との間で交差するように設けられた上記室
    内側から上記室外側に至る給気通路および排気通路と、
    これらの給気通路と排気通路に設けられた給気流および
    排気流を形成する輻流型送風機と、この輻流型送風機の
    外筐を形成し、吸音材が内設されたケーシングと、この
    ケーシング内に設けられ羽根車を有する電動機と、上記
    給気通路と排気通路との交差部に挿脱可能に設けられ上
    記給気流と上記排気流との間で熱交換する熱交換器とを
    備え、上記吸音材を上記ケーシング内壁と所定空間から
    なる空気層を形成するよう突設されたガイドリブを介し
    てケーシングに装着したことを特徴とする空気調和機。
JP3175295A 1991-07-16 1991-07-16 空気調和機 Pending JPH0526491A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046897A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Lg Electronics Inc 換気装置
CN101813355A (zh) * 2009-02-12 2010-08-25 索莱尔&帕劳通风设备集团公司 具有可导向喷嘴的机械控制通风装置

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JPS6286837A (ja) * 1985-10-14 1987-04-21 Tokyo Electron Ltd ウエハ処理装置
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