JPH05264724A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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Publication number
JPH05264724A
JPH05264724A JP4091962A JP9196292A JPH05264724A JP H05264724 A JPH05264724 A JP H05264724A JP 4091962 A JP4091962 A JP 4091962A JP 9196292 A JP9196292 A JP 9196292A JP H05264724 A JPH05264724 A JP H05264724A
Authority
JP
Japan
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signal
code
distance
time
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4091962A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kurihara
孝男 栗原
Yoshitaka Uchida
吉孝 内田
Noriyuki Hamao
紀幸 浜尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4091962A priority Critical patent/JPH05264724A/ja
Publication of JPH05264724A publication Critical patent/JPH05264724A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SS通信方式を利用することにより周波数利
用効率の高い簡易な構成の測距装置を提供することであ
る。 【構成】 送信部1はPNG11、搬送波発生部12、
掛算器13、高周波部14を有し、送信SS信号をアン
テナ15より被測体の自動車3に送信すると共にPNG
11からPN符号の基準ビット信号を受信部2の時間計
算部25に送ってカウントを開始させる。受信部2は受
信SS信号を高周波部22を介して相関器23に入力
し、そこに予め設定されている基準PN符号との相関を
とる。これにより自己相関波形信号が得られると、時間
計算部25でのカウントを停止し、それまでの時間を求
めて、その結果を基にして距離計算部26が距離を算出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトラム拡散(S
S)通信方式を利用した車載用等に好適な測距装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】全ての高周波信号の伝搬路は一定値をと
るため、送信波形と受信された信号波形との時間差を求
めることで2点間の距離を測定することが可能となる。
一般に、このような2点間(基準点と測定点)の距離を
測定する方法として、基準点から電波を発射して測定点
で反射した反射波を基準点で受信する方法がある。この
場合、2点間の距離dの値は、 d=(C/2)τ (1) C:光速 τ:伝搬時間 で与えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば、この
ような方法による測距装置を自動車に搭載し、自車の前
方及び後方に位置する他車の検出及び距離の測定を行な
う場合、自動車間で互いに異なる周波数を用いる必要が
あり、また、車体の前後に設置するような場合、自動車
数の2倍の数の周波数を用いることになる。これは、特
に実現性及び周波数利用効率と言う点からも好ましくな
い。
【0004】本発明の目的は、SS通信方式を利用する
ことにより、実現性及び周波数利用効率の高い、簡易な
構成の測距装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、測定体に配備され、送信部と受信部とか
ら成る測距装置であって、上記送信部は、PN符号を発
生するPN符号発生器、該PN符号に基づいて搬送波を
拡散変調する拡散変調手段、拡散変調信号を送信する送
信アンテナから成り、上記受信部は、被測定体から反射
してきた信号を受信する受信アンテナ、受信信号と所定
信号との相関をとり相関がとれた際に相関信号を出力す
る相関器、上記送信部のPN符号発生器のPN符号の基
準ビット信号と上記相関器からの相関信号に基づいて、
それらの時間差を計算する時間計算部、該時間差に基づ
いて、被測定体までの距離を計算する距離計算部から成
ることを要旨とする。この場合、上記送信部が前記PN
符号を所定時間間隔で間欠的に発生するようにしてもよ
い。
【0006】
【作用】送信部から送信される拡散変調信号から被測定
体で反射され、得られた受信信号と所定信号との相関が
とられる。送信部のPN符号の基準ビット信号と相関信
号とに基づいてそれらの時間差が求められ、その時間差
から被測定体までの距離を知ることができる。
【0007】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。
図1は本発明による測距装置の一実施例で、1は送信
部、2は受信部(測定部)である。送信部1はPN符号
発生器(PNG)11、搬送波発生部12、掛算器13
(位相変調器)、高周波部14、送信アンテナ15から
成る。また、受信部2は、受信アンテナ21、高周波部
22、相関器23、検波及び波形整形部24、時間計算
部25、距離計算部26から成る。
【0008】図1で、送信部1は搬送波発生部12から
の搬送波とPNG11(Pseudo Noise Generator :擬
似雑音発生器)が生成するPN符号との掛算を掛算器1
3が行なうことで搬送波の位相変調を行ない、高周波部
14を介してSS(Spread Spectrum :スペクトラム拡
散)信号をアンテナ15より送信すると同時に、PN符
号の基準ビット信号を受信部2の時間計算部25に入力
し、時間計算部25はカウントを開始する。
【0009】受信部2では、他の自動車3から反射して
きたSS信号を受信し、高周波部22を介して相関器2
3に入力する。相関器23は受信SS信号に含まれてい
る受信PN符号と相関器23に予め設定されている送信
SS信号に含まれているPN符号と等しい基準PN符号
との相関を求める。そして、受信PN符号と基準PN符
号とが一致したとき相対的に大きな振幅を持つ自己相関
波形信号が得られる。得られた自己相関波形信号は検波
及び波形整形部24で検波され、更にディジタル信号に
変換され時間計算部25に入力され、時間計算部25は
カウントを停止する。時間計算部では、基準ビット信号
の発生から自己相関波形信号の発生までの時間を求め
る。そして、その結果を基に距離計算部26で(1)式
を用いて距離の計算を行なう。
【0010】この場合、図2(a)に示すように、送信
PN符号が連続的に送信されている場合、他の自動車3
からの反射波である受信SS信号に含まれる受信PN符
号の、送信SS信号に含まれる送信PN符号の基準ビッ
トからのずれを示す遅延時間T1がPN符号1周期以内
であれば正常な遅延時間の測定が可能である。しかし、
図2(b)に示すように、遅延時間がPN符号1周期を
越えた場合には、前の周期の受信PN符号によって誤っ
た遅延時間T2の測定を行なってしまう可能性がある。
【0011】そこで、かかる場合には、図3(a)に示
すように、送信PN符号を所定の時間間隔T3で間欠的
に送信し、送信PN符号の基準ビット信号から時間計算
部25でカウントを開始するようにする。このようにす
れば、もし、所定の時間以内に受信PN符号による自己
相関波形信号が得られない場合は、時間計算部25はカ
ウント内容を初期化する。このように、間欠的に送信S
S信号を送信することによって、正常な遅延時間の測定
を行なうことが可能である。
【0012】従って、上記の動作を行なう図1に示す構
成の測距装置と送信用及び受信用のアンテナ15,21
として指向性アンテナを用いて、自動車の前方あるいは
後方に位置する他の自動車の検出及び距離の測定を行な
うことが可能である。なお、本装置を多数の自動車に搭
載する場合は、異なる種類のPN符号を用いることで同
一の周波数であっても対応することが可能であり、周波
数利用効率と言う面からも非常に有効である。
【0013】また、図1に示す構成の中の相関器23に
設定されている基準PN符号が切り換え可能なものを用
いれば、車体の前後に送信用及び受信用の指向性アンテ
ナを設置し、受信用の指向性アンテナを結合器を用いて
測距装置に接続し、送信用の指向性アンテナから前方に
向けて送信する送信SS信号に含まれるPN符号と、後
方に向けて送信する送信SS信号に含まれるPN符号の
種類を異ならせ、前方用の送信PN符号と後方用の送信
PN符号を所定の時間間隔T3で交互に送信し、各々の
遅延時間を測定することで、前方及び後方に位置する他
の自動車の検出及び距離の測定を同一の受信部で行なう
ことが可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、実
現性及び周波数利用効率の高い、簡易な構成の測距装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作説明図である。
【図3】上記実施例の他の動作説明図である。
【符号の説明】
1 送信部 2 受信部 11 PNG 12 搬送波発生部 23 相関器 25 時間計算部 26 距離計算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定体に配備され、送信部と受信部とか
    ら成る測距装置であって、 上記送信部は、 PN符号を発生するPN符号発生器、該PN符号に基づ
    いて搬送波を拡散変調する拡散変調手段、拡散変調信号
    を送信する送信アンテナから成り、 上記受信部は、被測定体から反射してきた信号を受信す
    る受信アンテナ、受信信号と所定信号との相関をとり相
    関がとれた際に相関信号を出力する相関器、上記送信部
    のPN符号発生器のPN符号の基準ビット信号と上記相
    関器からの相関信号に基づいて、それらの時間差を計算
    する時間計算部、該時間差に基づいて、被測定体までの
    距離を計算する距離計算部から成ることを特徴とする測
    距装置。
  2. 【請求項2】 上記送信部が前記PN符号を所定時間間
    隔で間欠的に発生することを特徴とする請求項1に記載
    の測距装置。
JP4091962A 1992-03-17 1992-03-17 測距装置 Pending JPH05264724A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4091962A JPH05264724A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 測距装置

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JP4091962A JPH05264724A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 測距装置

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Publication Number Publication Date
JPH05264724A true JPH05264724A (ja) 1993-10-12

Family

ID=14041187

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4091962A Pending JPH05264724A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 測距装置

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JP (1) JPH05264724A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657704B2 (en) 2001-06-11 2003-12-02 Denso Corporation Distance measurement apparatus
JP2006322849A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Suzuki Motor Corp レーダ装置

Cited By (2)

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US6657704B2 (en) 2001-06-11 2003-12-02 Denso Corporation Distance measurement apparatus
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