JPH05264706A - 核磁気共鳴装置用試料交換装置 - Google Patents
核磁気共鳴装置用試料交換装置Info
- Publication number
- JPH05264706A JPH05264706A JP4063193A JP6319392A JPH05264706A JP H05264706 A JPH05264706 A JP H05264706A JP 4063193 A JP4063193 A JP 4063193A JP 6319392 A JP6319392 A JP 6319392A JP H05264706 A JPH05264706 A JP H05264706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- specimen
- replacement device
- center
- superconducting magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】超電導磁石の上に測定する試料を複数個並べて
おき指定した試料を磁石の中心の検出器に挿入すること
ができかつ検出器に挿入された試料を元の位置に戻すこ
とができる。これらの動作を自動で行える試料交換装置
を提供することにある。 【構成】超電導磁石１と超電導磁石の上に並べられた試
料３を試料導入筒２の真上まで移動させるガイドレール
１１とモータ１２とからなる移動軸機構とさらに試料導
入筒２の真上へ移動した試料３を試料導入筒２の中央に
ある試料導入穴４を通って超電導磁石１の中心に固定さ
せる軸受５とからなる。 【効果】本発明の試料交換装置を超電導磁石へ付けたこ
とによって試料の交換が自動化され２４時間の連続測定
が可能となった。
おき指定した試料を磁石の中心の検出器に挿入すること
ができかつ検出器に挿入された試料を元の位置に戻すこ
とができる。これらの動作を自動で行える試料交換装置
を提供することにある。 【構成】超電導磁石１と超電導磁石の上に並べられた試
料３を試料導入筒２の真上まで移動させるガイドレール
１１とモータ１２とからなる移動軸機構とさらに試料導
入筒２の真上へ移動した試料３を試料導入筒２の中央に
ある試料導入穴４を通って超電導磁石１の中心に固定さ
せる軸受５とからなる。 【効果】本発明の試料交換装置を超電導磁石へ付けたこ
とによって試料の交換が自動化され２４時間の連続測定
が可能となった。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は核磁気共鳴装置の試料交
換装置に係り試料交換を自動化し連続して測定が行える
核磁気共鳴装置に関する。
換装置に係り試料交換を自動化し連続して測定が行える
核磁気共鳴装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の装置では測定する試料を試料導入
筒の上に置き試料導入筒の内部の空気の圧力を手動で操
作することによって試料を磁石の中心へ移動させてい
た。また試料を取り出す時には試料導入筒の内部の空気
圧を強くすることによって行っていた。
筒の上に置き試料導入筒の内部の空気の圧力を手動で操
作することによって試料を磁石の中心へ移動させてい
た。また試料を取り出す時には試料導入筒の内部の空気
圧を強くすることによって行っていた。
【０００３】上記従来技術は試料の挿入及び取り出しに
は手動操作によって行っていた。この為試料の測定には
オペレータが操作しなければならなかった。これらの問
題を解決し試料の交換が自動でかつ無人でも行えて連続
測定が可能である試料交換装置を作ることにある。
は手動操作によって行っていた。この為試料の測定には
オペレータが操作しなければならなかった。これらの問
題を解決し試料の交換が自動でかつ無人でも行えて連続
測定が可能である試料交換装置を作ることにある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
めに試料を移動軸上に並べておき試料導入筒の上を試料
が任意の位置に移動できるようにした。さらに試料を試
料導入筒の真上で移動軸から切り離し試料導入筒の中心
まで移動させるために空気圧を制御することを自動化す
ることによって達成できた。
めに試料を移動軸上に並べておき試料導入筒の上を試料
が任意の位置に移動できるようにした。さらに試料を試
料導入筒の真上で移動軸から切り離し試料導入筒の中心
まで移動させるために空気圧を制御することを自動化す
ることによって達成できた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】試料導入筒の上に直線上
に試料を並べ試料を任意の位置に移動させてかつ試料を
移動軸と切り離す機構を付け、さらに試料導入筒の内部
の空気圧を制御することによって試料を磁石の中心まで
移動できる。これらの一連の操作をコンピュータからの
プログラムの入力により行うことができた。
に試料を並べ試料を任意の位置に移動させてかつ試料を
移動軸と切り離す機構を付け、さらに試料導入筒の内部
の空気圧を制御することによって試料を磁石の中心まで
移動できる。これらの一連の操作をコンピュータからの
プログラムの入力により行うことができた。
【０００６】
【作用】測定する試料は移動軸上を動き試料導入筒の真
上まで移動する。さらに試料導入筒の上にあるセンサに
よって試料の有無を判別し試料の有る時は試料導入筒の
下より送られる空気圧によって試料が持ち上げられる。
試料が持ち上げられたら移動軸に固定している試料を切
り離す。その後空気圧を弱くしていくことによって試料
は磁石の中心へ移動できる。
上まで移動する。さらに試料導入筒の上にあるセンサに
よって試料の有無を判別し試料の有る時は試料導入筒の
下より送られる空気圧によって試料が持ち上げられる。
試料が持ち上げられたら移動軸に固定している試料を切
り離す。その後空気圧を弱くしていくことによって試料
は磁石の中心へ移動できる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の実施例を図１及び図２により説
明する。
明する。
【０００８】１超電導磁石の中心に２試料導入筒が取り
付いている。この２試料導入筒の中央には磁石の中心ま
で３試料を移動させるための４試料導入穴がある。この
４試料導入穴の下に３試料を固定させる為の５軸受があ
り３試料が５軸受に入ると３試料は磁石の中心にくるよ
うになっている。このような構造の３試料導入筒の下部
より空気を送りこむための７チューブが６コンプレッサ
と連結されている。一方３試料の固定された１０試料ホ
ルダが１１ガイドレールに固定されていてこの１１ガイ
ドレールは８支柱Ａと９支柱Ｂとによって支えられてい
る。この１１ガイドレールの端部に取り付けられた１２
モータの回転によって１１ガイドレール上に固定された
３試料が移動できる。１０試料ホルダに固定された３試
料は１２モータを回転させることによって２試料導入筒
の上を接触しながら１０試料ホルダが移動し２試料導入
筒の真上で停止する。この時１４センサＡによって３試
料の有無を判断し３試料の有る時は６コンプレッサから
圧縮された空気が２試料導入筒の下部より送られて３試
料を持ち上げる。次いで１６ソレノイドに直結された１
７ピンが引き抜かれる。１７ピンが引き抜かれたことを
１８センサＢによって確認されると６コンプレッサから
の圧縮空気を徐々に少なくすると３試料は少しずつ４試
料導入穴を通って５ジクウケに固定される。３試料が５
ジクウケに固定された位置が１超電導磁石の中心にな
る。また３試料を取り出すときは３試料が５軸受に固定
されていることを１９センサＣによって確認したら１６
ソレノイドに直結された１７ピンを引き抜き６コンプレ
ッサからの圧縮空気を２試料導入筒の４試料導入穴へ送
り込むことによって３試料は４試料導入穴を通って１０
試料ホルダの上面まで移動すると１４センサＡによって
３試料が検出され１７ピンを元の位置へ戻す。次いで６
コンプレッサからの圧縮空気を止めることによって３試
料は１７ピンの上へ固定される。上記動作を１３ＣＰＵ
からのプログラム入力により繰り返すことによって３試
料を交換することが連続して行える。
付いている。この２試料導入筒の中央には磁石の中心ま
で３試料を移動させるための４試料導入穴がある。この
４試料導入穴の下に３試料を固定させる為の５軸受があ
り３試料が５軸受に入ると３試料は磁石の中心にくるよ
うになっている。このような構造の３試料導入筒の下部
より空気を送りこむための７チューブが６コンプレッサ
と連結されている。一方３試料の固定された１０試料ホ
ルダが１１ガイドレールに固定されていてこの１１ガイ
ドレールは８支柱Ａと９支柱Ｂとによって支えられてい
る。この１１ガイドレールの端部に取り付けられた１２
モータの回転によって１１ガイドレール上に固定された
３試料が移動できる。１０試料ホルダに固定された３試
料は１２モータを回転させることによって２試料導入筒
の上を接触しながら１０試料ホルダが移動し２試料導入
筒の真上で停止する。この時１４センサＡによって３試
料の有無を判断し３試料の有る時は６コンプレッサから
圧縮された空気が２試料導入筒の下部より送られて３試
料を持ち上げる。次いで１６ソレノイドに直結された１
７ピンが引き抜かれる。１７ピンが引き抜かれたことを
１８センサＢによって確認されると６コンプレッサから
の圧縮空気を徐々に少なくすると３試料は少しずつ４試
料導入穴を通って５ジクウケに固定される。３試料が５
ジクウケに固定された位置が１超電導磁石の中心にな
る。また３試料を取り出すときは３試料が５軸受に固定
されていることを１９センサＣによって確認したら１６
ソレノイドに直結された１７ピンを引き抜き６コンプレ
ッサからの圧縮空気を２試料導入筒の４試料導入穴へ送
り込むことによって３試料は４試料導入穴を通って１０
試料ホルダの上面まで移動すると１４センサＡによって
３試料が検出され１７ピンを元の位置へ戻す。次いで６
コンプレッサからの圧縮空気を止めることによって３試
料は１７ピンの上へ固定される。上記動作を１３ＣＰＵ
からのプログラム入力により繰り返すことによって３試
料を交換することが連続して行える。
【０００９】
【発明の効果】本発明の試料交換装置を超電導磁石へ付
けたことによって試料の交換と測定が無人化できかつ２
４時間の連続測定が可能となった。
けたことによって試料の交換と測定が無人化できかつ２
４時間の連続測定が可能となった。
【図１】本発明の実施例の正面図である。
【図２】本発明の実施例の側面図である。
１…超電導磁石、２…試料導入筒、３…試料、４…試料
導入穴、５…軸受、６…コンプレッサ、７…チューブ、
８…支柱Ａ、９…支柱Ｂ、１０…試料ホルダ、１１…ガ
イドレール、１２…モータ、１３…ＣＰＵ、１４…セン
サＡ、１６…ソレノイド、１７…ピン、１８…センサ
Ｂ、１９…センサＣ。
導入穴、５…軸受、６…コンプレッサ、７…チューブ、
８…支柱Ａ、９…支柱Ｂ、１０…試料ホルダ、１１…ガ
イドレール、１２…モータ、１３…ＣＰＵ、１４…セン
サＡ、１６…ソレノイド、１７…ピン、１８…センサ
Ｂ、１９…センサＣ。
Claims (1)
- 【請求項１】超電導磁石と前記超電導磁石の中心へ試料
を導入する試料導入筒と前記試料導入筒の上を任意の位
置へ試料を移動させることのできる移動機構とからなる
試料交換装置に於いて一軸の移動によって試料の交換が
できることを特徴とする核磁気共鳴装置用試料交換装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4063193A JPH05264706A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 核磁気共鳴装置用試料交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4063193A JPH05264706A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 核磁気共鳴装置用試料交換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05264706A true JPH05264706A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=13222148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4063193A Pending JPH05264706A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 核磁気共鳴装置用試料交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05264706A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1062315A (ja) * | 1996-08-14 | 1998-03-06 | Jeol Ltd | 自動試料交換装置 |
| JP2006292560A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Hitachi Ltd | Ｎｍｒ装置及びその測定方法 |
| JP2007212213A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Jeol Ltd | Ｎｍｒ装置用自動試料交換装置 |
| JP2015062014A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-04-02 | ブルーカー バイオスピン ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングＢｒｕｋｅｒ ＢｉｏＳｐｉｎ ＧｍｂＨ | 人間工学的に有利な試料交換器を有するｎｍｒ分光計 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP4063193A patent/JPH05264706A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1062315A (ja) * | 1996-08-14 | 1998-03-06 | Jeol Ltd | 自動試料交換装置 |
| JP2006292560A (ja) * | 2005-04-12 | 2006-10-26 | Hitachi Ltd | Ｎｍｒ装置及びその測定方法 |
| JP2007212213A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Jeol Ltd | Ｎｍｒ装置用自動試料交換装置 |
| JP2015062014A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-04-02 | ブルーカー バイオスピン ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングＢｒｕｋｅｒ ＢｉｏＳｐｉｎ ＧｍｂＨ | 人間工学的に有利な試料交換器を有するｎｍｒ分光計 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2577551C (en) | Automated testing of seeds | |
| CN102692200B (zh) | 高精度自动检测电磁阀阀芯位移的装置及其方法 | |
| US4581583A (en) | Apparatus for sample selecting, placing and retrieving for use with NMR spectrometers | |
| US7772840B2 (en) | Eddy current testing method | |
| CN109186834A (zh) | 一种纺织用纱线的拉力检测装置 | |
| JP2009509136A (ja) | 自動固相マイクロ抽出（ｓｐｍｅ）サンプリング装置 | |
| GB2523007A (en) | Transport device for an NMR MAS rotor | |
| JPH05264706A (ja) | 核磁気共鳴装置用試料交換装置 | |
| CN105223267B (zh) | 铁磁性构件离线漏磁成像检测装置及方法 | |
| CN113654913A (zh) | 一种低场核磁共振原位拉伸流变检测*** | |
| JPH1089903A (ja) | ダイヤルゲージ自動検査装置 | |
| JPS62276073A (ja) | 繊維長を測定するために繊維の端部を揃えるための方法および装置 | |
| CN111638123A (zh) | 压痕仪的测试头自动检测更换装置 | |
| CN113970568B (zh) | 一种核磁共振波谱仪自动换样装置及换样方法 | |
| CN220854897U (zh) | 探针自动检测装置 | |
| CN219625462U (zh) | 一种用于化学材料分析的测试装置 | |
| JPH0456261B2 (ja) | ||
| CN117783189A (zh) | 一种用于核磁共振设备的自动进样测量装置及方法 | |
| CN219915284U (zh) | 一种带有自动进样功能的透气度测试装置 | |
| CN212254864U (zh) | 压痕仪的测试头自动检测更换装置 | |
| CN212134562U (zh) | 一种质谱检测用自动化快速检测设备 | |
| JP2512159B2 (ja) | 異物検査装置 | |
| JPH1164568A (ja) | 使用済み燃料棒の芯出し方法及びその設備 | |
| JPH10142199A (ja) | 制御棒クラスタ摩耗検査装置 | |
| Knecht | New inspection and reconstitution techniques for fuel assemblies increase power plants efficiency |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |