JPH05263945A - シールリング - Google Patents
シールリングInfo
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- JPH05263945A JPH05263945A JP3071041A JP7104191A JPH05263945A JP H05263945 A JPH05263945 A JP H05263945A JP 3071041 A JP3071041 A JP 3071041A JP 7104191 A JP7104191 A JP 7104191A JP H05263945 A JPH05263945 A JP H05263945A
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- JP
- Japan
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- width
- seal
- seal ring
- sealing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要なシール幅は確保しつつ、被取付部材の
取付溝の幅を狭くすることを可能として、設計自由度の
向上及び小型化・軽量化を達成することができるシール
リングを提供すること（第１の目的）。膨張した際の合
口面の当り具合を均一にして、シール性能の向上及びフ
リクションの低減を図ることができるシールリングを提
供すること（第２の目的）。 【構成】 第１の目的達成のため、所定のシール幅ｓの
シール面３ｃが外周に形成されたシール部３ａと、この
シール部の内周側に一体に設けられ、前記シール幅より
も幅狭に形成されてインプットシャフト１に形成された
取付溝１１，１２に装着される取付座部３ｂとを設け
た。第２の目的達成のため、合口面３ｄ，３ｄに挟まれ
た合口間隙部３ｅを、内周側に比べて外周側が幅広のテ
ーパ断面形状に形成した。
取付溝の幅を狭くすることを可能として、設計自由度の
向上及び小型化・軽量化を達成することができるシール
リングを提供すること（第１の目的）。膨張した際の合
口面の当り具合を均一にして、シール性能の向上及びフ
リクションの低減を図ることができるシールリングを提
供すること（第２の目的）。 【構成】 第１の目的達成のため、所定のシール幅ｓの
シール面３ｃが外周に形成されたシール部３ａと、この
シール部の内周側に一体に設けられ、前記シール幅より
も幅狭に形成されてインプットシャフト１に形成された
取付溝１１，１２に装着される取付座部３ｂとを設け
た。第２の目的達成のため、合口面３ｄ，３ｄに挟まれ
た合口間隙部３ｅを、内周側に比べて外周側が幅広のテ
ーパ断面形状に形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シールリングに関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、シールリングは、回転軸やピスト
ン等のような円柱や円筒形状の被取付部材に形成された
取付溝に嵌め込んで使用する。例えば、実開昭６０−３
３５３号公報の第２図には、変速機内に設けられた回転
軸の外周に周方向に取付溝が形成され、この溝にシール
リングが嵌め込まれているものが示されている。
ン等のような円柱や円筒形状の被取付部材に形成された
取付溝に嵌め込んで使用する。例えば、実開昭６０−３
３５３号公報の第２図には、変速機内に設けられた回転
軸の外周に周方向に取付溝が形成され、この溝にシール
リングが嵌め込まれているものが示されている。
【０００３】そして、このような従来のシールリング
は、性能上必要なシール幅（シールリングにかかる圧力
や軸の回転数等により決定される）に見合った一定幅の
断面形状に形成されていた。そして、このシールリング
を嵌め込む被取付部材の取付溝は、このシール面と同じ
幅やそれよりも若干広い幅に形成されていた。また、温
度変化による周方向の寸法変化に対応すべく、シールリ
ングにはその一部をカットして端面である合口面に挟ま
れた合口間隙部が形成されており、この合口間隙部は、
一定幅に形成されていた。
は、性能上必要なシール幅（シールリングにかかる圧力
や軸の回転数等により決定される）に見合った一定幅の
断面形状に形成されていた。そして、このシールリング
を嵌め込む被取付部材の取付溝は、このシール面と同じ
幅やそれよりも若干広い幅に形成されていた。また、温
度変化による周方向の寸法変化に対応すべく、シールリ
ングにはその一部をカットして端面である合口面に挟ま
れた合口間隙部が形成されており、この合口間隙部は、
一定幅に形成されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術にあっては、シールリングが一定幅の断面形状
に形成されていたため、被取付部材に、必要なシール幅
と同じかそれよりも若干広い幅の取付溝を形成する必要
があり、これにより、被取付部材の軸方向の寸法に制限
を与えてしまう。つまり、この被取付部材側に、従来技
術で示した回転軸のように、複数の油穴やシールリング
の取付溝を形成する場合、油穴の形成位置に制限を与え
て設計自由度が低下したり、また、最低限必要な軸長が
長くなってしまい、小型化・軽量化を妨げたりするとい
った問題が生じてしまう。
従来技術にあっては、シールリングが一定幅の断面形状
に形成されていたため、被取付部材に、必要なシール幅
と同じかそれよりも若干広い幅の取付溝を形成する必要
があり、これにより、被取付部材の軸方向の寸法に制限
を与えてしまう。つまり、この被取付部材側に、従来技
術で示した回転軸のように、複数の油穴やシールリング
の取付溝を形成する場合、油穴の形成位置に制限を与え
て設計自由度が低下したり、また、最低限必要な軸長が
長くなってしまい、小型化・軽量化を妨げたりするとい
った問題が生じてしまう。
【０００５】また、従来は、合口間隙部が一定幅の断面
形状であるため、シールリングが膨張した際には、シー
ルリングの外周側と内周側とで膨張量が異なってしま
い、合口面の当り具合が場所により異なることとなっ
て、シール性能の低下やフリクションの増加を招いてし
まうことがあるという問題があった。
形状であるため、シールリングが膨張した際には、シー
ルリングの外周側と内周側とで膨張量が異なってしま
い、合口面の当り具合が場所により異なることとなっ
て、シール性能の低下やフリクションの増加を招いてし
まうことがあるという問題があった。
【０００６】本発明は、上述の問題に着目して成された
もので、請求項１記載の発明では、必要なシール幅は確
保しつつ、被取付部材の取付溝の幅を狭くすることを可
能として、設計自由度の向上及び小型化・軽量化を達成
することができるシールリングを提供することを第１の
目的とし、請求項２記載の発明では、膨張した際の合口
面の当り具合を均一にして、シール性能の向上及びフリ
クションの低減を図ることができるシールリングを提供
することを第２の目的としている。
もので、請求項１記載の発明では、必要なシール幅は確
保しつつ、被取付部材の取付溝の幅を狭くすることを可
能として、設計自由度の向上及び小型化・軽量化を達成
することができるシールリングを提供することを第１の
目的とし、請求項２記載の発明では、膨張した際の合口
面の当り具合を均一にして、シール性能の向上及びフリ
クションの低減を図ることができるシールリングを提供
することを第２の目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】第１の目的を達成するた
め、請求項１記載の本発明のシールリングでは、所定の
シール幅のシール面が外周に形成されたシール部と、こ
のシール部の内周側に一体に設けられ、前記シール幅よ
りも幅狭に形成されて被取付部材に形成された取付溝に
装着される取付座部とを設けた。
め、請求項１記載の本発明のシールリングでは、所定の
シール幅のシール面が外周に形成されたシール部と、こ
のシール部の内周側に一体に設けられ、前記シール幅よ
りも幅狭に形成されて被取付部材に形成された取付溝に
装着される取付座部とを設けた。
【０００８】第１の目的を達成するため、請求項２記載
の本発明のシールリングでは、合口面に挟まれた合口間
隙部を、内周側に比べて外周側が幅広のテーパ断面形状
に形成した。
の本発明のシールリングでは、合口面に挟まれた合口間
隙部を、内周側に比べて外周側が幅広のテーパ断面形状
に形成した。
【０００９】
【作用】請求項１記載のシールリングでは、取付座部を
被取付部材に形成された取付溝に装着するのであるが、
この取付座部は、シール幅よりも幅狭に形成されている
から、取付溝もシール幅よりも幅狭に形成することがで
きる。したがって、取付溝の幅が狭まった分だけ被取付
部材の軸長を短くすることができ、これにより、小型化
・軽量化を図ることが可能となり、同時に、被取付部材
に対する寸法上の制限が緩和されることにもなり、油穴
や複数の取付溝を形成する場合の設計自由度が向上す
る。
被取付部材に形成された取付溝に装着するのであるが、
この取付座部は、シール幅よりも幅狭に形成されている
から、取付溝もシール幅よりも幅狭に形成することがで
きる。したがって、取付溝の幅が狭まった分だけ被取付
部材の軸長を短くすることができ、これにより、小型化
・軽量化を図ることが可能となり、同時に、被取付部材
に対する寸法上の制限が緩和されることにもなり、油穴
や複数の取付溝を形成する場合の設計自由度が向上す
る。
【００１０】請求項２記載のシールリングでは、膨張時
に、合口間隙部の幅が狭まることで膨張を吸収し、最終
的には合口面どうしが当接する。この時、シールリング
は、周長の関係から内周側よりも外周側の方が大きく膨
張するが、本発明では、合口間隙部が、内周側に比べて
外周側の幅が広くなってテーパ断面形状に形成されてい
るので、合口面どうしが当接した際に外周側と内周側で
均一な当りを得ることができる。
に、合口間隙部の幅が狭まることで膨張を吸収し、最終
的には合口面どうしが当接する。この時、シールリング
は、周長の関係から内周側よりも外周側の方が大きく膨
張するが、本発明では、合口間隙部が、内周側に比べて
外周側の幅が広くなってテーパ断面形状に形成されてい
るので、合口面どうしが当接した際に外周側と内周側で
均一な当りを得ることができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。尚、この実施例を述べるにあたって、自動変速機の
インプットシャフトを例にとる。
る。尚、この実施例を述べるにあたって、自動変速機の
インプットシャフトを例にとる。
【００１２】図１は自動変速機の要部を示す断面図であ
って、図中１はインプットシャフトを、２はコンバータ
ハウジングを示している。尚、これらについては従来技
術で提示した公報記載のものと同様のものを用いている
として説明は省略する。
って、図中１はインプットシャフトを、２はコンバータ
ハウジングを示している。尚、これらについては従来技
術で提示した公報記載のものと同様のものを用いている
として説明は省略する。
【００１３】前記インプットシャフト１は、中央に、高
圧のオイルを導く、オイル流路１ａが軸方向に形成さ
れ、また、外周には、第１取付溝１１及び第２取付溝１
２が形成されている。そして、第１取付溝１１と第２取
付溝１２との間には、オイル流路１ａ内のオイルをイン
プットシャフト１の外周側に導くオイル穴１ｂが形成さ
れている。
圧のオイルを導く、オイル流路１ａが軸方向に形成さ
れ、また、外周には、第１取付溝１１及び第２取付溝１
２が形成されている。そして、第１取付溝１１と第２取
付溝１２との間には、オイル流路１ａ内のオイルをイン
プットシャフト１の外周側に導くオイル穴１ｂが形成さ
れている。
【００１４】各取付溝１１，１２には、それぞれ、本発
明一実施例のシールリング３が取り付けられている。こ
のシールリング３は、請求項１と請求項２の両発明を適
用したもので、シール部３ａと取付座部３ｂとによりＬ
字の断面形状に形成されている。すなわち、前記シール
部３ａは、性能上必要なシール幅ｓを有した幅に形成さ
れ、外周にシール面３ｃが形成されている。そして、取
付座部３ｂは、このシール部３ａの内周側からシール部
３ａの一端面と連続した端面を有するようにして内径方
向に突出して形成されていると共に、前記シール幅ｓよ
りも幅狭に形成されている。そして、このシールリング
３は、前記取付座部３ｂを、それぞれ、各取付溝１１，
１２内に挿入した装着状態で取り付けられている。尚、
この取付座部３ｂにあっては、この部分において必要な
シール幅が得られる寸法分だけ挿入されて、これにより
取付座部３ｂにもシール面３ｄが形成されている。
明一実施例のシールリング３が取り付けられている。こ
のシールリング３は、請求項１と請求項２の両発明を適
用したもので、シール部３ａと取付座部３ｂとによりＬ
字の断面形状に形成されている。すなわち、前記シール
部３ａは、性能上必要なシール幅ｓを有した幅に形成さ
れ、外周にシール面３ｃが形成されている。そして、取
付座部３ｂは、このシール部３ａの内周側からシール部
３ａの一端面と連続した端面を有するようにして内径方
向に突出して形成されていると共に、前記シール幅ｓよ
りも幅狭に形成されている。そして、このシールリング
３は、前記取付座部３ｂを、それぞれ、各取付溝１１，
１２内に挿入した装着状態で取り付けられている。尚、
この取付座部３ｂにあっては、この部分において必要な
シール幅が得られる寸法分だけ挿入されて、これにより
取付座部３ｂにもシール面３ｄが形成されている。
【００１５】また、前記シールリング３は、シールリン
グ３の正面図である図２に示すように、端面である合口
面３ｄ，３ｄを所定の間隔で対向させて、合口間隙部３
ｅが形成されている。この合口間隙部３ｅは、図示のよ
うに、内周側に比べて外周側の幅が広くなるテーパ断面
形状に形成されている。
グ３の正面図である図２に示すように、端面である合口
面３ｄ，３ｄを所定の間隔で対向させて、合口間隙部３
ｅが形成されている。この合口間隙部３ｅは、図示のよ
うに、内周側に比べて外周側の幅が広くなるテーパ断面
形状に形成されている。
【００１６】次に、実施例の作用を説明する。
【００１７】シールリング３が熱を受けて膨張した場
合、合口間隙部３ｅの間隔が狭まることで膨張を吸収
し、最終的には合口面３ｄ，３ｄどうしが当接する。こ
の時、周長の関係から、膨張量としては、内周側よりも
外周側の方が大きくなるが、本実施例では、合口間隙部
３ｅが、内周側に比べて外周側の幅が広いテーパ断面形
状に形成されているため、合口面３ｄ，３ｄどうしが当
接した時の当りが内周側と外周側とで均一になる。
合、合口間隙部３ｅの間隔が狭まることで膨張を吸収
し、最終的には合口面３ｄ，３ｄどうしが当接する。こ
の時、周長の関係から、膨張量としては、内周側よりも
外周側の方が大きくなるが、本実施例では、合口間隙部
３ｅが、内周側に比べて外周側の幅が広いテーパ断面形
状に形成されているため、合口面３ｄ，３ｄどうしが当
接した時の当りが内周側と外周側とで均一になる。
【００１８】また、シール部３ａのシール面３ｃは、必
要なシール幅ｓを有しているので、必要なシール性能を
発揮できる。それに対し、取付座部３ｂは、シール幅ｓ
よりも狭い幅に形成されていることで、両者３ａ，３ｂ
が同じ幅に形成されているのと比較して、第１・第２取
付溝１１，１２の溝幅を狭く形成することができる。こ
のように、複数の取付溝１１，１２の幅を狭くしたこと
で、インプットシャフト１の軸長に対する制限が緩和さ
れ、必要に応じて、この溝幅短縮分だけ軸長を短縮し
て、インプットシャフト１ひいては自動変速機の小型化
・コストダウンを可能とする。また、上述のような溝幅
短縮によりオイル穴１ｂを設けることに対する寸法的制
限も緩和されることになるもので、例えば、オイル穴１
ｂを従来では形成することができなかった位置に形成し
たり、従来では形成することができなかった径に形成す
ることが可能となるもので、設計自由度が向上する。
要なシール幅ｓを有しているので、必要なシール性能を
発揮できる。それに対し、取付座部３ｂは、シール幅ｓ
よりも狭い幅に形成されていることで、両者３ａ，３ｂ
が同じ幅に形成されているのと比較して、第１・第２取
付溝１１，１２の溝幅を狭く形成することができる。こ
のように、複数の取付溝１１，１２の幅を狭くしたこと
で、インプットシャフト１の軸長に対する制限が緩和さ
れ、必要に応じて、この溝幅短縮分だけ軸長を短縮し
て、インプットシャフト１ひいては自動変速機の小型化
・コストダウンを可能とする。また、上述のような溝幅
短縮によりオイル穴１ｂを設けることに対する寸法的制
限も緩和されることになるもので、例えば、オイル穴１
ｂを従来では形成することができなかった位置に形成し
たり、従来では形成することができなかった径に形成す
ることが可能となるもので、設計自由度が向上する。
【００１９】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例では
シールリング３を自動変速機のインプットシャフト１の
外周に設けた例を示したが、これに限定されるものでは
なく、ピストン等他の部分にも適用することができる。
また、実施例では、シールリング３を略Ｌ字の断面形状
に形成したが、取付座部３ｂがシール幅よりも幅狭の形
状であれば、例えば、Ｔ字の断面形状のような実施例以
外の断面形状に形成してもよい。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例では
シールリング３を自動変速機のインプットシャフト１の
外周に設けた例を示したが、これに限定されるものでは
なく、ピストン等他の部分にも適用することができる。
また、実施例では、シールリング３を略Ｌ字の断面形状
に形成したが、取付座部３ｂがシール幅よりも幅狭の形
状であれば、例えば、Ｔ字の断面形状のような実施例以
外の断面形状に形成してもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項１記載
の本発明のシールリングにあっては、所定のシール幅の
シール面が外周に形成されたシール部と、このシール部
の内周側に一体に設けられ、前記シール幅よりも幅狭に
形成されて被取付部材に形成された取付溝に装着される
取付座部とを設けた手段としたため、取付溝の幅を狭め
ることができ、その分だけ被取付部材の軸長を短くし
て、被取付部材の小型化・軽量化を図ることが可能とな
るという効果が得られる。同時に、被取付部材に対する
寸法上の制限が緩和されることにもなり、油穴や複数の
取付溝を形成する場合の設計自由度が向上するという効
果が得られる。
の本発明のシールリングにあっては、所定のシール幅の
シール面が外周に形成されたシール部と、このシール部
の内周側に一体に設けられ、前記シール幅よりも幅狭に
形成されて被取付部材に形成された取付溝に装着される
取付座部とを設けた手段としたため、取付溝の幅を狭め
ることができ、その分だけ被取付部材の軸長を短くし
て、被取付部材の小型化・軽量化を図ることが可能とな
るという効果が得られる。同時に、被取付部材に対する
寸法上の制限が緩和されることにもなり、油穴や複数の
取付溝を形成する場合の設計自由度が向上するという効
果が得られる。
【００２１】一方、請求項２記載の本発明のシールリン
グにあっては、合口面に挟まれた合口間隙部が、内周側
に比べて外周側が幅広のテーパ断面形状に形成されてい
る手段としたため、シールリングが膨張して合口面どう
しが当接した時には、外周側と内周側で均一な当りを得
ることができ、これによって、シール性能の向上及びフ
リクションの低減を達成できるという効果が得られる。
グにあっては、合口面に挟まれた合口間隙部が、内周側
に比べて外周側が幅広のテーパ断面形状に形成されてい
る手段としたため、シールリングが膨張して合口面どう
しが当接した時には、外周側と内周側で均一な当りを得
ることができ、これによって、シール性能の向上及びフ
リクションの低減を達成できるという効果が得られる。
【図１】本発明一実施例のシールリングを適用した自動
変速機の要部を示す断面図である。
変速機の要部を示す断面図である。
【図２】実施例のシールリングを示す正面図である。
１ インプットシャフト ２ コンバータハウジング ３ シールリング ３ａ シール部 ３ｂ 取付座部 ３ｃ シール面 ３ｄ 合口面 ３ｅ 合口間隙部 １１ 第１取付溝 １２ 第２取付溝 ｓ シール幅
Claims (2)
- 【請求項１】 所定のシール幅のシール面が外周に形成
されたシール部と、このシール部の内周側に一体に設け
られ、前記シール幅よりも幅狭に形成されて被取付部材
に形成された取付溝に装着される取付座部とを備えてい
ることを特徴とするシールリング。 - 【請求項２】 合口面に挟まれた合口間隙部が、内周側
に比べて外周側が幅広のテーパ断面形状に形成されてい
ることを特徴とするシールリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3071041A JPH05263945A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | シールリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3071041A JPH05263945A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | シールリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05263945A true JPH05263945A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=13449044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3071041A Pending JPH05263945A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | シールリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05263945A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016533271A (ja) * | 2013-10-18 | 2016-10-27 | エクスコ テクノロジーズ リミテッドＥｘｃｏ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ Ｌｉｍｉｔｅｄ | ダイカストピストンのための摩耗リング、摩耗リングを組み込んだダイカストピストン、及び、摩耗リングを形成する方法 |
| US20190048934A1 (en) * | 2017-08-08 | 2019-02-14 | Skf Marine Gmbh | Seal assembly including connecting channel |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP3071041A patent/JPH05263945A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016533271A (ja) * | 2013-10-18 | 2016-10-27 | エクスコ テクノロジーズ リミテッドＥｘｃｏ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ Ｌｉｍｉｔｅｄ | ダイカストピストンのための摩耗リング、摩耗リングを組み込んだダイカストピストン、及び、摩耗リングを形成する方法 |
| US20190048934A1 (en) * | 2017-08-08 | 2019-02-14 | Skf Marine Gmbh | Seal assembly including connecting channel |
| US10550890B2 (en) * | 2017-08-08 | 2020-02-04 | Skf Marine Gmbh | Seal assembly including connecting channel |
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