JPH0526030A - デイーゼルエンジンの排ガス処理装置 - Google Patents
デイーゼルエンジンの排ガス処理装置Info
- Publication number
- JPH0526030A JPH0526030A JP20213991A JP20213991A JPH0526030A JP H0526030 A JPH0526030 A JP H0526030A JP 20213991 A JP20213991 A JP 20213991A JP 20213991 A JP20213991 A JP 20213991A JP H0526030 A JPH0526030 A JP H0526030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- diesel engine
- muffler
- gas treatment
- treatment device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明のディーゼルエンジンの排ガス処理装
置の目的は消音器の効果を損うことなく配置上消音器の
制約を受けずコンパクトなディーゼルエンジンの排ガス
処理装置を提供することである。 【構成】 内部に脱硝触媒を装着した消音脱硝器４と該
消音脱硝器の上流に設けられた排ガスダクト２中にアル
カリ性水溶液を混入する注入器３とを有することを特徴
とする。
置の目的は消音器の効果を損うことなく配置上消音器の
制約を受けずコンパクトなディーゼルエンジンの排ガス
処理装置を提供することである。 【構成】 内部に脱硝触媒を装着した消音脱硝器４と該
消音脱硝器の上流に設けられた排ガスダクト２中にアル
カリ性水溶液を混入する注入器３とを有することを特徴
とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンの排
ガス処理装置に関する。
ガス処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のディーゼルエンジンの消音器は排
気音の処理のみで化学成分の処理を行うものは公知され
ていない。
気音の処理のみで化学成分の処理を行うものは公知され
ていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ディーゼルエンジンの
排ガス中には一般のボイラ等の排ガスに比べ格段に多い
ＮＯX （約２０００ｐｐｍ）が含まれているが、未だ有
効な脱硝対策が確立されていない。ボィラ排ガスの脱硝
対策として用いられているアンモニア選択接触還元脱硝
装置は一応適応可能と目されているが、装置が大形（約
３ｍ×３ｍ×６．５ｍ、１万馬力）で高価である。又排
気音の消音のための消音器を取付ける場合は尚更配置上
の制約を受ける。
排ガス中には一般のボイラ等の排ガスに比べ格段に多い
ＮＯX （約２０００ｐｐｍ）が含まれているが、未だ有
効な脱硝対策が確立されていない。ボィラ排ガスの脱硝
対策として用いられているアンモニア選択接触還元脱硝
装置は一応適応可能と目されているが、装置が大形（約
３ｍ×３ｍ×６．５ｍ、１万馬力）で高価である。又排
気音の消音のための消音器を取付ける場合は尚更配置上
の制約を受ける。
【０００４】本発明の目的は上記不具合を解消し、消音
器の効果を減ずることなく配置上消音器の制約を受け
ず、コンパクトなディーゼルエンジンの排ガス処理装置
を提供することである。
器の効果を減ずることなく配置上消音器の制約を受け
ず、コンパクトなディーゼルエンジンの排ガス処理装置
を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のディーゼルエン
ジンの排ガス処理装置は、内部にＴｉＯ2 、ＷＯ3 、Ｖ
2 Ｏ5 等の脱硝触媒を担持させた多孔質フィルタを装着
した消音脱硝器と、前記消音脱硝器の上流側に設けたＮ
Ｈ3 、アンモニア水、又は炭酸水素アンモニウム等アル
カリ性水溶液を噴射する注入器とを有して成ることを特
徴としている。
ジンの排ガス処理装置は、内部にＴｉＯ2 、ＷＯ3 、Ｖ
2 Ｏ5 等の脱硝触媒を担持させた多孔質フィルタを装着
した消音脱硝器と、前記消音脱硝器の上流側に設けたＮ
Ｈ3 、アンモニア水、又は炭酸水素アンモニウム等アル
カリ性水溶液を噴射する注入器とを有して成ることを特
徴としている。
【０００６】
【作用】注入器は消音脱硝器の入口前で排ガスにＮ
Ｈ3 、アンモニア水又は炭酸水素アンモニウム等のアル
カリ性水溶液を噴射し混合する。消音脱硝器では排気の
騒音が減音されるとともに多孔質フィルタに担持された
脱硝触媒ＴｉＯ2 、ＷＯ3 、Ｖ2 Ｏ5 等の上で還元され
る多孔質フィルタにより更に騒音が減音される。この発
明の装置は消音器と１体に構成されているので配置の制
約を受けない。
Ｈ3 、アンモニア水又は炭酸水素アンモニウム等のアル
カリ性水溶液を噴射し混合する。消音脱硝器では排気の
騒音が減音されるとともに多孔質フィルタに担持された
脱硝触媒ＴｉＯ2 、ＷＯ3 、Ｖ2 Ｏ5 等の上で還元され
る多孔質フィルタにより更に騒音が減音される。この発
明の装置は消音器と１体に構成されているので配置の制
約を受けない。
【０００７】
【実施例】本発明の第１の実施例を図１、図２、図５に
よって説明する。図１は本発明の全体図、図２は第１実
施例の消音脱硝器の断面図、図５は従来の消音機能のみ
をそなえた消音器である。１はディーゼルエンジン、２
は前記ディーゼルエンジンの排ガスダクト、３は注入器
で前記排ガスダクト２に開口している。４は消音脱硝器
で前記注入器３の下流に設けられ従来の拡管形消音器の
内部に脱硝触媒を担持したフィルタを設けたものであ
る。５は入口管で排ガスの入口である。４′は従来形消
音器で従来の拡管形消音器である。９は仕切り板で消音
脱硝器４又は消音器４′の内を仕切る板である。７は第
１中間接続管で入口管５に近い方の仕切り板９に設けら
れた短い管である。８は第２中間接続管で第１中間接続
管の設けられていない仕切り板９に設けられた短い管で
ある。
よって説明する。図１は本発明の全体図、図２は第１実
施例の消音脱硝器の断面図、図５は従来の消音機能のみ
をそなえた消音器である。１はディーゼルエンジン、２
は前記ディーゼルエンジンの排ガスダクト、３は注入器
で前記排ガスダクト２に開口している。４は消音脱硝器
で前記注入器３の下流に設けられ従来の拡管形消音器の
内部に脱硝触媒を担持したフィルタを設けたものであ
る。５は入口管で排ガスの入口である。４′は従来形消
音器で従来の拡管形消音器である。９は仕切り板で消音
脱硝器４又は消音器４′の内を仕切る板である。７は第
１中間接続管で入口管５に近い方の仕切り板９に設けら
れた短い管である。８は第２中間接続管で第１中間接続
管の設けられていない仕切り板９に設けられた短い管で
ある。
【０００８】１０は出口排ガスダクトで消音脱硝器４又
は消音器４′に接続された管である。１１は多孔質フィ
ルタ入口で入口管５に近い方の仕切り板９にあけられた
複数の穴である。１２は多孔質フィルタで多孔質フィル
タ入口１１をそれぞれ入口として多孔質フィルタ入口１
１の数だけ設けられ表面にＴｉＯ2 、ＷＯ3 、Ｖ2 Ｏ5
等の脱硝触媒を付けられた多孔質セラミックである。６
は拡管室で消音脱硝器４又は消音器４′の仕切り板９に
よって仕切られた室である。Ｓｉは拡管室６の断面積、
Ｓｏは入口管５、第１中間接続管及び第２中間接続管の
断面積、ａは多孔室フィルタ入口１１の面積である。多
孔室フィルタ入口の面積ａの総和と拡管室断面積Ｓｉと
の比は入口管の断面積Ｓｏと拡管室断面積Ｓｉとの比と
同様に設定されている。多孔質フィルタ１２の長さ、従
って多孔質フィルタ１２の総面積は多孔質フィルタ内を
流れる排ガスの圧力損がエンジン排ガスに許容される圧
力損以下になるように設定されている。
は消音器４′に接続された管である。１１は多孔質フィ
ルタ入口で入口管５に近い方の仕切り板９にあけられた
複数の穴である。１２は多孔質フィルタで多孔質フィル
タ入口１１をそれぞれ入口として多孔質フィルタ入口１
１の数だけ設けられ表面にＴｉＯ2 、ＷＯ3 、Ｖ2 Ｏ5
等の脱硝触媒を付けられた多孔質セラミックである。６
は拡管室で消音脱硝器４又は消音器４′の仕切り板９に
よって仕切られた室である。Ｓｉは拡管室６の断面積、
Ｓｏは入口管５、第１中間接続管及び第２中間接続管の
断面積、ａは多孔室フィルタ入口１１の面積である。多
孔室フィルタ入口の面積ａの総和と拡管室断面積Ｓｉと
の比は入口管の断面積Ｓｏと拡管室断面積Ｓｉとの比と
同様に設定されている。多孔質フィルタ１２の長さ、従
って多孔質フィルタ１２の総面積は多孔質フィルタ内を
流れる排ガスの圧力損がエンジン排ガスに許容される圧
力損以下になるように設定されている。
【０００９】第１の実施例の作用を説明する。注入器３
は排気ダクト２の中へＮＨ3 、アンモニア水、炭酸水素
アンモニウム等のアルカリ性水溶液を噴射し排ガスに混
合する。消音脱硝器４は流入する排ガスの騒音を消音器
４′より多く減らすとともに排ガスが多孔質フィルタ１
２を通過中に排ガス中のＮＯX を還元し第２中間接続管
８、拡管室６を経てエンジンに許容される圧力損以下の
圧力損で出口排ガスダクト１０から排ガスを大気中へ放
出する。
は排気ダクト２の中へＮＨ3 、アンモニア水、炭酸水素
アンモニウム等のアルカリ性水溶液を噴射し排ガスに混
合する。消音脱硝器４は流入する排ガスの騒音を消音器
４′より多く減らすとともに排ガスが多孔質フィルタ１
２を通過中に排ガス中のＮＯX を還元し第２中間接続管
８、拡管室６を経てエンジンに許容される圧力損以下の
圧力損で出口排ガスダクト１０から排ガスを大気中へ放
出する。
【００１０】第２の実施例を図３、図４によって説明す
る。図３は本発明の第２の実施例の断面図、図４は図３
におけるIV−IV断面図である。前記第１の実施例と似て
いるので異るところを説明する。前記第２中間接続管８
を変更して多孔質フィルタ入口１１と同様に分割して第
３中間接続管８１とし、該第３中間接続管の設けられて
いる仕切り板９の位置を多孔質フィルタ１２の上面に一
致させている。第２の実施例の作用は、第１実施例の作
用の外に減音効果を損うことなく出口への排ガスの流れ
をスムーズにすることができる。
る。図３は本発明の第２の実施例の断面図、図４は図３
におけるIV−IV断面図である。前記第１の実施例と似て
いるので異るところを説明する。前記第２中間接続管８
を変更して多孔質フィルタ入口１１と同様に分割して第
３中間接続管８１とし、該第３中間接続管の設けられて
いる仕切り板９の位置を多孔質フィルタ１２の上面に一
致させている。第２の実施例の作用は、第１実施例の作
用の外に減音効果を損うことなく出口への排ガスの流れ
をスムーズにすることができる。
【００１１】
【発明の効果】この発明のディーゼルエンジンの排ガス
処理装置は前記のとおり構成されているので、消音効果
を減ずることなく配置上消音器の制約を受けず、コンパ
クトなディーゼルエンジンの排ガス処理装置を提供でき
る。
処理装置は前記のとおり構成されているので、消音効果
を減ずることなく配置上消音器の制約を受けず、コンパ
クトなディーゼルエンジンの排ガス処理装置を提供でき
る。
【図１】本発明に係る実施例の全体図。
【図２】本発明に係る第１実施例の断面図。
【図３】本発明に係る第２実施例の断面図。
【図４】図３におけるIV−IV断面図。
【図５】従来の消音器の断面図
１…ディーゼルエンジン、２…排ガスダクト、３…注入
器、４…消音脱硝器、１０…出口排ガスダクト。
器、４…消音脱硝器、１０…出口排ガスダクト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 内部に脱硝触媒を装着した消音脱硝器
（４）と該消音脱硝器の上流に設けられた排ガスダクト
（２）内にアルカリ性水溶液を混入する注入器（３）と
を有して成ることを特徴とするディーゼルエンジンの排
ガス処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20213991A JPH0526030A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | デイーゼルエンジンの排ガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20213991A JPH0526030A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | デイーゼルエンジンの排ガス処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526030A true JPH0526030A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16452609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20213991A Withdrawn JPH0526030A (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | デイーゼルエンジンの排ガス処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526030A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6684627B2 (en) * | 2000-05-26 | 2004-02-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of purifying exhaust gas from internal combustion engine |
| JP2006207531A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 消音器一体型脱硝装置並びに該脱硝装置を備えた内燃機関及び該内燃機関を備えた発電システム |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP20213991A patent/JPH0526030A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6684627B2 (en) * | 2000-05-26 | 2004-02-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method of purifying exhaust gas from internal combustion engine |
| JP2006207531A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 消音器一体型脱硝装置並びに該脱硝装置を備えた内燃機関及び該内燃機関を備えた発電システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |