JPH05260270A - デジタル画像形成装置 - Google Patents

デジタル画像形成装置

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JPH05260270A
JPH05260270A JP4089628A JP8962892A JPH05260270A JP H05260270 A JPH05260270 A JP H05260270A JP 4089628 A JP4089628 A JP 4089628A JP 8962892 A JP8962892 A JP 8962892A JP H05260270 A JPH05260270 A JP H05260270A
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JP4089628A
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Inventor
Shinji Kobayashi
▲真▼治 小林
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素化した回路構成にて原稿画像情報を読み
取り,画像情報における重複領域の補正を安価に,且
つ,適切に実行し,また,重複領域の調整,形成画像の
センタ調整を簡易に,且つ,効率よく実行する。 【構成】 CCD108により原稿画像情報を主走査方
向に重複させて分割読取を行う読取手段と,画像処理回
路402,重複領域補正回路403を介して読み取った
画像情報を,複数ブロックに分割され該ブロック数に対
応した分割画像情報を転送,書き込み可能なLEDアレ
イ204により感光体上に書き込む書込手段とを備え,
上記読取手段で使用するCCD108の数と,書込手段
で使用するLEDアレイ204のブロック数を等しくす
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,デジタル複写機,ファ
クシミリ装置,画像入出力装置等のデジタル画像形成装
置に関し,特に,複数個の光電変換素子を用いて原稿か
ら画像情報を読み取り,LEDアレイを用いたプリンタ
により画像形成を実行するデジタル画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より,複数個の光電変換素子を用
い,該複数個の光電変換素子の読取領域を一部重複さ
せ,広幅サイズの画像情報を読み取る画像読取装置は知
られている。また,最近では密着読取型センサ・モジュ
ールも市場に現れてきている。
【0003】更に,読取画像情報の一部重複した領域を
重複,欠落させることなく補正を実行する方式に関して
も各種知られているが,どの方式に関してもLD書込系
を用いたプリンタに出力させるべく,重複領域補正後1
ラインのシリアル・データとなるような処理系を採用し
ている。その結果,補正後の画像情報が1ラインになる
ように多数のメモリを用い,周波数変換,重複領域補正
等を実行している。
【0004】また,一般的にデジタル画像形成装置にあ
っては,LEDアレイを書込系に用いた画像出力装置に
読み取った画像情報を出力させるように構成されてい
る。ここで,上記LEDアレイは複数ブロックに分割さ
れ,パラレルに画像情報を受け取るものが主である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,市場化
されているのはA3サイズ以下のモジュールのみで広幅
サイズ(A0サイズ,A1サイズ等)の密着読取型セン
サ・モジュールは市場に現れていなし,更に,投影型の
CCD(固体撮像素子)を用いた読取ユニットと比較す
ると,密着読取型センサ・モジュールはコスト的にも格
段に高いという問題点があった。
【0006】更に,従来における読取画像情報の一部重
複した領域を重複,欠落させることなく補正を実行する
方式に関しては,周波数変換用のメモリ,重複領域補正
等のメモリ等が必要となり,回路規模の増大とコストの
大幅な上昇を招来すると共に重複領域の調整,画像のセ
ンタ調整等が適切に実行されないという問題点があっ
た。
【0007】本発明は,この点に鑑みてなされたもの
で,簡素化した回路構成にて原稿画像情報を読み取り,
画像情報における重複領域の補正を安価に,且つ,適切
に実行することを第1の目的とする。
【0008】また,重複領域の調整,形成画像のセンタ
調整を簡易に,且つ,効率よく実行することを第2の目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め,本発明は,複数個の光電変換素子を用い,前記各光
電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複させ
て分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により読み
取った画像情報を,複数ブロックに分割され該ブロック
数に対応した分割画像情報を転送,書き込み可能なLE
Dアレイにより感光体上に書き込む書込手段とを備えた
デジタル画像形成装置において,前記読取手段で使用す
る光電変換素子数と,前記書込手段で使用するLEDア
レイのブロック数を等しくするデジタル画像形成装置を
提供するものである。
【0010】また,複数個の光電変換素子を用い,前記
各光電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複
させて分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により
読み取った画像情報を,複数ブロックに分割され該ブロ
ック数に対応した分割画像情報を転送,書き込み可能な
LEDアレイにより感光体上に書き込む書込手段とを備
え,前記読取手段で使用する光電変換素子数と,前記書
込手段で使用するLEDアレイのブロック数を等しくし
たデジタル画像形成装置において,前記読取手段により
読み取った画像情報を,各々の読取手段に対応する前記
書込手段のLEDアレイのブロックに分割して書き込む
範囲を制御する分割書込制御手段を備えたデジタル画像
形成装置を提供するものである。
【0011】また,前記分割書込制御手段は,前記読取
手段の重複読取領域を補正することが望ましい。
【0012】また,複数個の光電変換素子を用い,前記
各光電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複
させて分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により
読み取った画像情報を,複数ブロックに分割され該ブロ
ック数に対応した分割画像情報を転送,書き込み可能な
LEDアレイにより感光体上に書き込む書込手段とを備
えたデジタル画像形成装置において,前記書込手段のL
EDアレイを複数分割したブロック毎に前記分割読取画
像情報を独立して制御するデジタル画像形成装置を提供
するものである。
【0013】また,前記書込手段のLEDアレイは,前
記分割読取画像情報をシフト転送するシフト転送手段
と,前記シフト転送手段により転送された前記分割読取
画像情報をラッチするラッチ手段とを有し,少なくとも
前記シフト転送手段或いはラッチ手段のいずれか一方を
ブロック毎に独立して制御することが望ましい。
【0014】また,前記書込手段のLEDアレイは,前
記分割読取画像情報をシフト転送するシフト転送手段
と,前記シフト転送手段により転送された前記分割読取
画像情報をラッチするラッチ手段と,重複領域補正を行
う遅延制御手段とを有し,前記遅延制御手段は,前記シ
フト転送手段をシフト動作させるシフトクロック信号或
いは前記ラッチ手段をラッチ動作させるラッチ信号の少
なくとも一方を遅延制御することにより前記重複領域の
補正を実行することが望ましい。
【0015】また,複数個の光電変換素子を用い,前記
各光電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複
させて分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により
読み取った分割読取画像情報を,LEDアレイの各ブロ
ックに対応させて各々独立に転送,書き込みを行う書込
手段とを備え,前記書込手段のLEDアレイの各々のブ
ロックは,少なくとも前記分割読取画像情報をシフト転
送するシフト転送手段と,前記シフト転送手段により転
送された前記分割読取画像情報をラッチするラッチ手段
と,少なくとも前記シフト転送手段のシフト転送動作を
制御するシフト制御信号或いはラッチ手段のラッチ動作
を制御するラッチ制御信号のいずれか一方を遅延制御す
る遅延制御手段とを有するデジタル画像形成装置におい
て,前記LEDアレイの各ブロックに対応した前記遅延
制御手段が,各々の遅延量を入力する第1の遅延量入力
手段を具備するデジタル画像形成装置を提供するもので
ある。
【0016】また,複数個の光電変換素子を用い,前記
各光電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複
させて分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により
読み取った分割読取画像情報を,LEDアレイの各ブロ
ックに対応させて各々独立に転送,書き込みを行う書込
手段とを備え,前記書込手段のLEDアレイの各々のブ
ロックは,少なくとも前記分割読取画像情報をシフト転
送するシフト転送手段と,前記シフト転送手段により転
送された前記分割読取画像情報をラッチするラッチ手段
と,少なくとも前記シフト転送手段のシフト転送動作を
制御するシフト制御信号或いはラッチ手段のラッチ動作
を制御するラッチ制御信号のいずれか一方を遅延制御す
る遅延制御手段とを有するデジタル画像形成装置におい
て,前記LEDアレイの各ブロックに対応した前記遅延
制御手段が,各々の遅延量を入力する第1の遅延量入力
手段と,前記第1の遅延量入力手段を各々同量遅延させ
る第2の遅延量入力手段とを具備するデジタル画像形成
装置を提供するものである。
【0017】また,複数個の光電変換素子を用い,前記
各光電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複
させて分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により
読み取った分割読取画像情報を画像処理する複数の画像
処理手段と,前記画像処理手段から出力される画像情報
をLEDアレイに対応させて各々独立に転送,書き込み
を行う書込手段とを備えたデジタル画像形成装置におい
て,前記複数の画像処理手段の回路構成が各々共通であ
るデジタル画像形成装置を提供するものである。
【0018】また,前記画像処理手段は,少なくともシ
ェーディング補正手段,A/D変換手段,マトリクス演
算手段,パターン認識手段,重複領域補正手段から構成
されていることが望ましい。
【0019】また,前記重複領域補正手段による補正処
理は,前記画像処理手段における各画像処理の最後に実
行されることが望ましい。
【0020】
【作用】この発明によるデジタル画像形成装置は,光電
変換素子の数とLEDアレイの数を一致させることによ
り読み取り画像の重複領域の補正を実行する。
【0021】また,分割書込制御手段は読取手段により
読み取った画像情報を,各々の読取手段に対応する書込
手段のLEDアレイのブロックに分割して書き込む範囲
を制御し,分割書込制御手段は,読取手段の重複読取領
域を補正する。
【0022】また,書込手段のLEDアレイを複数分割
したブロック毎に分割読取画像情報を独立して制御し,
書込手段のLEDアレイにおけるシフト転送手段或いは
ラッチ手段のいずれか一方をブロック毎に独立して制御
する。
【0023】また,前記書込手段のLEDアレイは,遅
延制御手段は,シフト転送手段をシフト動作させるシフ
トクロック信号或いはラッチ手段をラッチ動作させるラ
ッチ信号の少なくとも一方を遅延制御することにより重
複領域の補正を実行する。
【0024】また,LEDアレイの各ブロックに対応し
た遅延制御手段の第1の遅延量入力手段は,各々の遅延
量を入力する。また,LEDアレイの各ブロックに対応
した遅延制御手段の第1の遅延量入力手段が各々の遅延
量を入力し,第2の遅延量入力手段が第1の遅延量入力
手段を各々同量遅延させる。
【0025】また,重複領域補正手段による補正処理
は,画像処理手段における各画像処理の最後に実行され
る。
【0026】
【実施例】以下,本発明によるデジタル画像形成装置の
一実施例を図面に基づいて説明する。このデジタル画像
形成装置は,スキャナ部とプリンタ部により構成されて
いる。スキャナ部の概略構成を図1に示し,プリンタ部
の概略構成を図2に示す。
【0027】図1において,100〜103は原稿を所
定方向へ搬送する搬送ローラ,104は原稿の画像情報
を露光するためのコンタクトガラス,105はコンタク
トガラス104を介して下方向より原稿に対して光を照
射する照明装置,106はコンタクトガラス104上に
おいて搬送されてきた原稿を押さえる原稿押さえロー
ラ,107は照明装置105から出力され,原稿で反射
した光を投影する投影レンズ,108は投影レンス10
7を介して入力した光に対し光電変換を行う光電変換素
子(以下,CCDという)である。
【0028】以上の構成において,次に動作を説明す
る。スキャナ部においては,原稿を挿入すると搬送ロー
ラ100〜103によって矢印方向に搬送され,該搬送
過程にて副走査され,コンタクトガラス104及び原稿
押さえローラ106の間を通過するに際し,照明装置1
05からの光により照明され,投影レンズ107を介し
てCCD108に結像されることにより,画像読み取り
処理が実行される。
【0029】また,図2において,プリンタ部の構成を
説明する。201は複数の記録紙を積載した給紙カセッ
ト,202は露光処理により形成された静電潜像を可視
像化させる現像装置,203は静電潜像を形成する感光
体ドラム,204は画像情報に基づいて感光体ドラム2
03上に静電潜像を形成するLEDアレイ(プリンタヘ
ッド),205はLEDアレイ204内におけるセルホ
ックアレイ,206は給紙カセット201から搬送され
てきた記録紙に対し,感光体ドラム203上に形成され
た像を転写し,また,転写処理後の記録紙を感光体ドラ
ム203から分離する転写・分離チャージャ,207は
感光体ドラム103上を均一に帯電する帯電チャージ
ャ,208は転写処理後における感光体ドラム203上
の残留電荷を除去する除電ランプ,209は同様に転写
処理後における感光体ドラム203上の残留トナーを除
去するクリーニング装置,210及び211は転写処理
後における記録紙上の画像を加熱と加圧により定着処理
する定着ローラと加圧ローラである。
【0030】以上の構成において,その動作を説明す
る。プリンタ部は上記スキャナ部にて読み取った画像情
報を,LEDアレイ204により帯電チャージャ207
によって均一な電荷に帯電されている感光体ドラム20
3上に書き込み,その結果,感光体ドラム203上には
読み取った画像情報に対応した静電潜像が形成される。
該静電潜像は,次に現像装置202により可視像化さ
れ,給紙カセット201から搬送されてきた記録紙に対
し転写・分離チャージャ206によって転写される。転
写処理後,記録紙は転写・分離チャージャ206によっ
て感光体ドラム203から分離された後,定着ローラ2
10及び加圧ローラ211により定着処理が実行され,
その後機外に排出される。
【0031】次に,スキャナ部の主走査方向における状
態を図3に示す。図3において,107a〜107cは
図1に示した投影レンズ,108a〜108cは同様に
図1に示したCCDである。本発明では各CCD108
a〜108cは各々の画像に対する読取領域を一部重複
させ(図3におけるX,Y),最大読取幅をDとし,読
取領域の広幅化を図っている。
【0032】ここで,各CCD108a〜108cは,
各々5000画素読み取り可能であり,また,最大読取
幅D=914mm,読取密度100dpiとすると,1
ラインの画像データ数は14460画素となる。従っ
て,重複領域が, (15000−14460)÷2=285画素 以内であれば,読取幅D=914mm以上が達成でき
る。
【0033】図4は,上記CCD108a〜108cに
より読み取られた原稿画像情報をLEDアレイ204に
よって感光体ドラム203上へ書き込むまでの信号の流
れを示すブロック図であり,図4において,401a〜
401cはCCD108a〜108cから出力されてき
た信号を増幅させるための増幅器,402a〜402c
は増幅器401a〜401cによって増幅された信号に
対して各種処理を実行する画像処理回路,403a〜4
03cはCCD108a〜108cにより読み取られた
原稿画像情報の重複領域部分を補正する重複領域補正回
路である。
【0034】以上の構成において,その動作を説明す
る。CCD108a〜108cからの読取画像情報は極
めて微小なアナログ信号であるため,増幅器401a〜
401cにより増幅され,その後,画像処理回路402
a〜402cにて,画像処理回路402a〜402cに
内蔵されているA/D変換器(図示せず)により多値デ
ジタル信号に変換される。
【0035】更に,画像処理回路402a〜402cで
は,その他の画像処理,例えば,シェーディング補正,
MTF補正,平滑化補正,2値化処理,ディザ処理,文
字/写真自動分離処理,変倍処理等がオペレータの操作
指示により実行される。この画像処理回路402a〜4
02cにより多値から2値へ2値化された読取画像情報
信号は,次に重複領域補正回路403a〜403cへ入
力される。この重複領域補正回路403a〜403cに
て重複領域が補正され,LEDアレイ204へ補正後の
画像情報信号が転送される。
【0036】LEDアレイ204は,図示の如く204
a〜204cの3ブロック分割されており,各々のCC
D108a〜108cの読取画像情報が各ブロックa〜
cに対応している。上記の如く,スキャナ部の読取総画
素数は14460画素なので,LEDアレイ204も1
4460画素書き込み可能でなければならない。従って
LEDアレイ204の各ブロックa〜cの書込画素数
は, 14460÷3=4820画素 以上必要となる。
【0037】次に,CCD108a〜108cが重複し
て読み取った原稿画像情報の重複領域の補正動作につい
て説明する。上記の如くLEDアレイ204における1
ブロックの書込画素数は4820画素,CCD103の
読取画素は5000画素,従って,中央のCCD108
bが左側のCCD108aと右側のCCD108cとで
重複できる領域(図3に示したX,Y領域)は, 5000−4820=180画素 となる。
【0038】更に,CCD108の読取画像情報は投影
レンズ107の端部MTFの劣化等で,端部の読取画像
情報のS/N比は中央部の比に比べて劣化するという特
性より重複領域X,Yの半分の位置(図3に示したD
X,DY)で読取画像情報の切り換えを行うことが望ま
しいので,本発明のスキャナ部は重複領域X,Yが各1
80画素となるように予め組み付けられている。目安と
して,現在の組付け精度は±10画素程度である。
【0039】以上の構成により,各CCD108a〜1
08cの有効読取画像情報は90(番目)〜4910
(番目)となるように重複領域補正回路403a〜40
3cが補正制御するようにすればよい。その重複領域補
正回路403の構成を図5に示し,その動作のタイミン
グを図6に示す。
【0040】図5において,500a,500b〜50
0nはディップスイッチ,501a,501b〜501
nは8ビットシフトレジスタ,502a,502b〜5
02nは選択出力可能な8to1セレクタ,503は多
入力AND素子である。図6において,(1)信号は主
走査の読取走査同期信号(LSYNC),(2)信号は
読取有効信号(LGATE),(3)信号は読取クロッ
ク信号(CLK),(4)信号は左側CCD108aが
読み取って画像処理回路403aより出力された左側C
CD読取データ(LEFT DATA),(5)信号は
中央CCD108bが読み取って画像処理回路403b
より出力された中央CCD読取データ(CENTER
DATA),(6)信号は右側CCD108cが読み取
って画像処理回路403cより出力された右側CCD読
取データ(RIGHT DATA),(7)信号はLG
ATEが5000CLKに対して4820CLKを有効
とする有効画像信号である。
【0041】また,LEDアレイ204の回路構成を図
7に示す。図7において,700a〜700cは482
0ビットシフトレジスタ,701a〜701cは482
0ビットフリップフロップ,204a〜204cは上記
の通りLEDアレイであり,1ブロック4820個のL
EDが配列されている。
【0042】以上の構成において,その動作は,通常,
シフトレジスタ700a〜700cに画像データを入力
し,所定の位置までシフトを実行し,それが終了した後
でフリップフロップ701a〜701cにてラッチし,
点灯信号(STROBE)にて所定の期間点灯させるも
のである。
【0043】以下,図5に示したブロック図と,図6に
示したタイミングチャートを参照して重複領域補正動作
を詳細に説明する。シフトレジスタ501aは(7)信
号(有効画素信号)を入力とし,シフトクロックは
(3)信号(CLK)である。従って,(7)信号を
(n×8)ビットシフト可能な構成を採用している。各
シフトレジスタ501a,501b〜501nの出力は
選択出力可能な8to1セレクタ(以下,セレクタとい
う)502a,502b〜502nにより選択される。
【0044】ここで,各セレクタ502a,502b〜
502nにはディップスイッチ500a,500b〜5
00nが,下位3ビットは選択端子S1〜S3に,4ビ
ット目は(バー)STB端子((バー)STB=“H”
のとき,入力にかかわらずQ出力=“H”)に各々接続
されている。上記の如く,重複領域の半分の位置で各C
CD108a〜108cの読出画像情報を切り換えるに
は各CCD108a〜108cの読取画像情報の「90
番目〜4910番目」を有効とすればよいので,(7)
信号を89ビットシフトする信号を選択し,(3)信号
(CLK)とANDをとり,それを図7に示したSHI
FT CLKにすればよい。
【0045】即ち,シフトレジスタ501aを1番目と
し,12番目のシフトレジスタ(図示せず)のQA 出力
が(8)信号(89ビットシフトした信号)にあたり,
それ以外は“H”にすればよいのであり,同様に12番
目のディップスイッチ(図示せず)の値を「1000」
に設定し,その他を「0XXX」とすればよい。
【0046】従って,多入力AND素子503の出力は
(9)信号となり,これが図7に示したSHIFT C
LKに,読取画像情報はシフトレジスタ700aに
(4)信号,シフトレジスタ700bは(5)信号,シ
フトレジスタ700cは(6)信号に,(10)信号
((4)信号のLSYNC)はLATCHに入力する。
【0047】次に,点灯信号(STROBO)は,(1
1)信号(FGATE:副走査の読取走査信号,即ち,
FGATEが“H”のときのLGATEを有効とする制
御信号)を1LSYNCラッチし,LGATEとAND
をとり,感光体ドラム203を所定時間露光するため,
数CLK分だけ“H”とした(12)信号を入力してい
る。以上より,重複領域補正回路403aの出力をSH
IFT CLK1に,重複領域補正回路403bの出力
をSHIFT CLK2に,重複領域補正回路403c
の出力をSHIFT CLK3に各々入力すると,各重
複領域補正回路403a〜403cにより各々独立に重
複領域の補正処理を実行することが可能となる。
【0048】また,本発明の他の実施例として,図7に
示したLATCHを各ブロック204a〜204c分
(LATCH1〜LATCH2)とすると,SHIFT
CLKを1系統のみで(3)信号(CLK)を入力で
きる。
【0049】次に,(13)信号を図5に示したシフト
レジスタ501aの入力とし,上記の如く,ディップス
イッチ500a,500b〜500nの入力により所定
量の遅延を行う。ここで,多入力AND素子503のC
LK入力を未接続とすると,多入力AND素子503の
出力は(14)信号となる。(12)信号はカウンタを
用い,ロード入力を(2)信号(LGATE)とし,カ
ウント・クロック入力を(3)信号(CLK)とし,カ
ウンタ出力と4811をコンパレータを用いて比較する
ことで得られる。以上により,各々独立して重複領域の
補正を行うことも可能である。
【0050】また,読取データの出力タイミングを制御
して,同様に重複領域の補正を実行することも可能であ
るが,LEDアレイ204が多値データ入力可能である
と,上記重複領域補正回路403の規模が多値に対応す
る分増大するので,SHIFT CLKやLATCH等
の制御信号(2値信号)により制御する方がより汎用性
が高い。
【0051】更に,通常,LEDアレイ204のデータ
転送速度を上昇させるには,例えば,ODD/EVEN
のパラレル処理を実行するが,本発明を用いることによ
りパラレル処理を容易に実行することができる。また,
LEDアレイ204のブロック分割数を増加させること
も可能であるが,CCD108の数をnするとLEDア
レイ204のブロック数をnの整数倍にすることで本発
明を応用し,重複領域の補正と高速データ転送が可能と
なる。
【0052】図8は,本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図であり,図中,901はディップスイッチであり,
各々重複領域補正回路403a〜403cに接続されて
いる。その他の構成は上記図4に示したものと同様であ
る。
【0053】次に,重複領域補正回路403a〜403
cの他の実施例について図9に示す回路図及び図10に
示すタイミングチャートに基づいて説明する。図9にお
いて,900,901はディップスイッチ,902,9
03は加算器(ADDER),904はカウンタ,90
5,906はコンパレータ,907はDフリップフロッ
プ,908は多入力AND素子である。
【0054】また,図10において,(1)〜(6)信
号は上記図6に示したもの同様である。ディップスイッ
チ900は重複領域補正回路403a〜403cの各々
に設けられており,各々独立に値を可変できる構成にな
っている。また,ディップスイッチ901は図8に示し
たように重複領域補正回路403a〜403cに各々接
続され,加算器202により和を取られる。
【0055】次に,カウンタ904は(2)信号(LG
ATE)をLD(ロード端子)に,(3)信号(CL
K)をカウントクロックに,プリセット値を1に設定さ
れているので(4)〜(6)信号(画像データ)と同様
となる。そして,加算器903は,加算器902の出力
と固定値4820の和を出力する。従って,加算器90
2の出力値が90とすると,加算器903の出力値は4
910となる。従って,コンパレータ905は(20)
信号を,コンパレータ906は(21)信号を各々出力
する。
【0056】次に,Dフリップフロップ907はコンパ
レータ905の出力をプリセット(PR)端子に,コン
パレータ906の出力をクリア(CLR)端子に各々接
続しているので,Dフリップフロップ907は(22)
信号を出力し,多入力AND素子908は(23)信号
を出力する。これは図6に示した(9)信号と同様であ
る。これと上記(10)信号をLATCHに,(12)
信号をSTROBEにすることで図6に示した動作と同
様の動作が可能となる。
【0057】ここで,重複領域補正回路403a〜40
3cの回路構成は共通であり,ディップスイッチ901
が図8に示したように接続され,加算器902により和
を取られることにより,各重複領域補正回路403a〜
403cは,その設定値分,一斉に遅延を行うことにな
る。
【0058】また,上記に示した重複領域補正回路40
3は,非常に単純な回路の繰り返し構成なので,ASI
C化を行うのに最適であり,その結果,(超)小型化,
低コスト化,高信頼性化を向上させることができる。ま
た,小型化した重複領域補正回路をLEDアレイ204
に内蔵させて装置の小型化を図ることもできる。更に,
図5に示した重複領域補正回路と同様に図9に示した重
複領域補正回路もSHIFT CLKの遅延によるので
はなく,LATCHの遅延を用いて行うようにしてもよ
い。また,図9に示したディップスイッチ901をデジ
タル画像形成装置の各種動作を制御する制御部(CP
U)からのコマンド信号により設定できるようにしても
よい。
【0059】図11は,本発明の他の実施例を示すブロ
ック図である。図11において,108a〜108cは
CCD,401a〜401cは増幅器,1106a〜1
106cはビデオ処理回路(ビデオ処理回路1106a
〜1106cはアナログ信号である読取画像情報を多値
デジタル信号に変換するA/D変換部と,CCD108
a〜108cの端部読取画像情報の劣化や投影レンズの
端部MTF劣化等による読取画像情報の補正(シェーデ
ィング補正)を行うシェーディング補正部とから構成さ
れている),403a〜403cは重複領域補正回路,
204はLEDアレイであり,204a〜204cはL
EDアレイ内において分割されたブロック,1100a
〜1100cはMTF(変調伝達関数)フィルタ処理回
路,1101a〜1101cはメディアン(平滑化)フ
ィルタ処理回路,1102a〜1102cは2値化処理
回路,1103a〜1103cはディザ処理回路,11
04a〜1104cはセレクタ,1105a〜1105
cは文字/中間調分離処理回路である。
【0060】以上の構成において,その動作を説明す
る。CCD108a〜108cからの読取画像情報は微
小なアナログ信号であるため,増幅器401a〜401
cにより増幅され,ビデオ処理回路1106a〜110
6cに入力される。次に,このデジタル読取画像情報は
MTFフルタ処理回路1100a〜1100cとメディ
アンフィルタ処理回路1101a〜1101cへ入力さ
れるが,ここで,MTF処理とは文字原稿の解像力を向
上させるための振幅強調処理であり,メディアン処理と
は写真,網点写真,原稿のモアレ,濃度ムラ低減のため
の平滑化処理をいう。
【0061】ここで,メディアン処理は,例えば,5×
5のマトリクスフィルタ演算処理により実行される。M
TFフィルタ処理回路1100a〜1100cからの出
力は2値化処理回路1102a〜1102cへと出力さ
れ,2値化処理が実行される。また,メディアンフィル
タ処理回路1101a〜1101cからの出力はディザ
処理回路1103a〜1103cへ出力され,例えば,
8×8ディザマトリクスを使用し,2値化することで6
4階調の擬似中間調処理が実行される。
【0062】文字/中間調分離処理回路1105a〜1
105cはMTF処理された読取画像情報に,例えば,
中間濃度検出による写真領域の検出回路と,例えば,網
点パターンマッチング検出による網点領域の検出回路か
らなり,セレクタ1104a〜1104cのセレクト信
号を出力する。
【0063】セレクタ1104a〜1104cは2値化
処理回路1102a〜1102cからの文字原稿最適画
像とディザ処理回路1103a〜1103cからの写
真,網点原稿最適画像を入力し,文字/中間調分離処理
回路1105a〜1105cからのセレクト制御信号に
より文字/写真網点混在原稿でも最適な複写画像が得ら
れるように選択処理する。ここで,文字処理(2値化処
理)のみ,或いは写真処理(ディザ処理)のみの出力も
本発明によるデジタル画像形成装置の動作制御を実行す
るCPUからのコマンド信号を受け取ることで容易に実
施することができる。
【0064】次に,重複領域補正回路403a〜403
cにより重複領域の補正が実行され,各CCD108a
〜108cの読取領域とLEDアレイ204の各分割ブ
ロック204a〜204cの位置的な対応が取られ,正
規の複写画像が得られる。
【0065】ここで,図11に示すように,各々のCC
D108a〜108cからの読取画像情報は上記の各処
理回路にて各々処理が実行されるが,上記の回路構成は
共通になっている。従って,ASIC化を利用した大幅
な小型化,低コスト化,高信頼性を実現することができ
る。
【0066】また,重複領域補正回路403a〜403
cによる処理を上記各処理回路の中で最終段階に実行し
ているのは,MTF,メディアン処理は上記の如く,5
×5のマトリクスフィルタ演算処理を実行するため,各
読取画像情報の前後2画素のマトリクスフィルタ演算結
果が不定となるからである。
【0067】以上のように構成したことによって,AS
IC技術を使用することにより更にその効果を増加させ
ることができる。例えば,ASICの共通使用によるコ
ストの削減,信頼性の向上,開発期間の短縮,小型化等
を容易に達成することができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明した通り,従来におけう重複領
域補正回路にて必要とされた1ライン期間中に処理する
読取データを増加するための周波数変換用メモリ,重複
領域をメモリのライト/リードサイクルの制御により補
正する必要性がなくなるため,こで使用されたメモリ,
メモリ制御回路が不要となり,回路の大幅な簡素化が実
現され,装置の信頼性の向上とコストを低減することが
できる。
【0069】また,スキャナ読取系に投影形のCCDを
複数個使用し,プリンタ書込系のLEDアレイの分割ブ
ロック数とCCDの使用数を一致させることで,複数ブ
ロック並列処理が可能となり,画像処理回路等の駆動周
波数を大幅に低減し,且つ,各ブロック間の回路構成を
共通化でき,回路を簡易に構成できる。
【0070】また,LEDアレイに重複領域補正回路を
内蔵させたため,前段の画像処理回路が軽減され,装置
を小型化することができる。ここで,重複領域補正回路
の内蔵化に伴い,ASIC化するとLEDアレイの小型
化を促進することができる。
【0071】また,各重複領域補正回路を独立に遅延さ
せるための遅延量の入力手段と,各重複領域補正回路を
一斉に遅延させるための遅延量の入力手段とを持ったこ
とで,例えば,後者の入力手段により粗調整を実行し,
前者の入力により微調整を行う等の重複領域に対する調
整を効率よく実行することができる。更に,重複領域の
補正は適性でも,本発明のように遅延を利用して補正動
作を行わせるとスキャナ部とプリンタ部との間のセンタ
が必ずしも一致しないことによる画像の片よりが発生す
る。このような画像のセンタ合わせ調整も簡単に,且
つ,効率よく実行することができる。
【0072】更に,重複領域補正回路を画像処理手段に
おいて最終段階にて動作させるようにしたので,MT
F,メディアン,マトリクス演算をパターンマッチング
による領域認識等を実行したときに発生するCCDの読
取画像情報の前後数画素分のマトリクス演算不能画素を
有効画素とせず,常に全画素を適性に画像処理すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル画像形成装置におけるス
キャナ部の構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係るデジタル画像形成装置におけるプ
リンタ部の構成を示す説明図である。
【図3】図1に示したスキャナ部の主走査方向の重複読
取状態を示す説明図である。
【図4】本発明に係るデジタル画像形成装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明に係るデジタル画像形成装置における重
複領域補正回路の構成を示す回路図である。
【図6】図5に示した重複領域補正回路の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図7】本発明に係るデジタル画像形成装置におけるL
EDアレイの回路構成を示すブロック図である。
【図8】本発明に係るデジタル画像形成装置の他の概略
構成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係るデジタル画像形成装置における重
複領域補正回路の他の構成を示す回路図である。
【図10】図10に示した重複領域補正回路の動作を示
すタイミングチャートである。
【図11】本発明に係るデジタル画像形成装置の他の概
略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
108 CCD 203 感光
体ドラム 204 LEDアレイ 402 画像
処理回路 403 重複領域補正回路 500 ディ
ップスイッチ 501 ビットシフトレジスタ 502 8t
o1セレクタ 503 多入力AND素子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の光電変換素子を用い,前記各光
    電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複させ
    て分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により読み
    取った画像情報を,複数ブロックに分割され該ブロック
    数に対応した分割画像情報を転送,書き込み可能なLE
    Dアレイにより感光体上に書き込む書込手段とを備えた
    デジタル画像形成装置において,前記読取手段で使用す
    る光電変換素子数と,前記書込手段で使用するLEDア
    レイのブロック数を等しくすることを特徴とするデジタ
    ル画像形成装置。
  2. 【請求項2】 複数個の光電変換素子を用い,前記各光
    電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複させ
    て分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により読み
    取った画像情報を,複数ブロックに分割され該ブロック
    数に対応した分割画像情報を転送,書き込み可能なLE
    Dアレイにより感光体上に書き込む書込手段とを備え,
    前記読取手段で使用する光電変換素子数と,前記書込手
    段で使用するLEDアレイのブロック数を等しくしたデ
    ジタル画像形成装置において,前記読取手段により読み
    取った画像情報を,各々の読取手段に対応する前記書込
    手段のLEDアレイのブロックに分割して書き込む範囲
    を制御する分割書込制御手段を備えたことを特徴とする
    デジタル画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記分割書込制御手段は,前記読取手段
    の重複読取領域を補正することを特徴とする前記請求項
    2記載のデジタル画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数個の光電変換素子を用い,前記各光
    電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複させ
    て分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により読み
    取った画像情報を,複数ブロックに分割され該ブロック
    数に対応した分割画像情報を転送,書き込み可能なLE
    Dアレイにより感光体上に書き込む書込手段とを備えた
    デジタル画像形成装置において,前記書込手段のLED
    アレイを複数分割したブロック毎に前記分割読取画像情
    報を独立して制御することを特徴とするデジタル画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記書込手段のLEDアレイは,前記分
    割読取画像情報をシフト転送するシフト転送手段と,前
    記シフト転送手段により転送された前記分割読取画像情
    報をラッチするラッチ手段とを有し,少なくとも前記シ
    フト転送手段或いはラッチ手段のいずれか一方をブロッ
    ク毎に独立して制御することを特徴とする前記請求項4
    記載のデジタル画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記書込手段のLEDアレイは,前記分
    割読取画像情報をシフト転送するシフト転送手段と,前
    記シフト転送手段により転送された前記分割読取画像情
    報をラッチするラッチ手段と,重複領域補正を行う遅延
    制御手段とを有し,前記遅延制御手段は,前記シフト転
    送手段をシフト動作させるシフトクロック信号或いは前
    記ラッチ手段をラッチ動作させるラッチ信号の少なくと
    も一方を遅延制御することにより前記重複領域の補正を
    実行することを特徴とする前記請求項4記載のデジタル
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数個の光電変換素子を用い,前記各光
    電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複させ
    て分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により読み
    取った分割読取画像情報を,LEDアレイの各ブロック
    に対応させて各々独立に転送,書き込みを行う書込手段
    とを備え,前記書込手段のLEDアレイの各々のブロッ
    クは,少なくとも前記分割読取画像情報をシフト転送す
    るシフト転送手段と,前記シフト転送手段により転送さ
    れた前記分割読取画像情報をラッチするラッチ手段と,
    少なくとも前記シフト転送手段のシフト転送動作を制御
    するシフト制御信号或いはラッチ手段のラッチ動作を制
    御するラッチ制御信号のいずれか一方を遅延制御する遅
    延制御手段とを有するデジタル画像形成装置において,
    前記LEDアレイの各ブロックに対応した前記遅延制御
    手段が,各々の遅延量を入力する第1の遅延量入力手段
    を具備することを特徴とするデジタル画像形成装置。
  8. 【請求項8】 複数個の光電変換素子を用い,前記各光
    電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複させ
    て分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により読み
    取った分割読取画像情報を,LEDアレイの各ブロック
    に対応させて各々独立に転送,書き込みを行う書込手段
    とを備え,前記書込手段のLEDアレイの各々のブロッ
    クは,少なくとも前記分割読取画像情報をシフト転送す
    るシフト転送手段と,前記シフト転送手段により転送さ
    れた前記分割読取画像情報をラッチするラッチ手段と,
    少なくとも前記シフト転送手段のシフト転送動作を制御
    するシフト制御信号或いはラッチ手段のラッチ動作を制
    御するラッチ制御信号のいずれか一方を遅延制御する遅
    延制御手段とを有するデジタル画像形成装置において,
    前記LEDアレイの各ブロックに対応した前記遅延制御
    手段が,各々の遅延量を入力する第1の遅延量入力手段
    と,前記第1の遅延量入力手段を各々同量遅延させる第
    2の遅延量入力手段とを具備することを特徴とするデジ
    タル画像形成装置。
  9. 【請求項9】 複数個の光電変換素子を用い,前記各光
    電変換素子により原稿画像情報を主走査方向に重複させ
    て分割読取を行う読取手段と,前記読取手段により読み
    取った分割読取画像情報を画像処理する複数の画像処理
    手段と,前記画像処理手段から出力される画像情報をL
    EDアレイに対応させて各々独立に転送,書き込みを行
    う書込手段とを備えたデジタル画像形成装置において,
    前記複数の画像処理手段の回路構成が各々共通であるこ
    とを特徴とするデジタル画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像処理手段は,少なくともシェ
    ーディング補正手段,A/D変換手段,マトリクス演算
    手段,パターン認識手段,重複領域補正手段から構成さ
    れていることを特徴とする前記請求項9記載のデジタル
    画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記重複領域補正手段による補正処理
    は,前記画像処理手段における各画像処理の最後に実行
    されることを特徴とする前記請求項10記載のデジタル
    画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008029679A1 (ja) * 2006-09-07 2010-01-21 三菱電機株式会社 空気調和機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008029679A1 (ja) * 2006-09-07 2010-01-21 三菱電機株式会社 空気調和機
JP4859926B2 (ja) * 2006-09-07 2012-01-25 三菱電機株式会社 空気調和機

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