JPH05259060A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JPH05259060A
JPH05259060A JP9024992A JP9024992A JPH05259060A JP H05259060 A JPH05259060 A JP H05259060A JP 9024992 A JP9024992 A JP 9024992A JP 9024992 A JP9024992 A JP 9024992A JP H05259060 A JPH05259060 A JP H05259060A
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春生 岩津
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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被処理体の裏面の洗浄と外側及び内側容器の
洗浄とを同時に行う。 【構成】 被処理体2を保持して回転する回転保持手段
4と、塗布液L2の飛散を防止する外側容器64A及び
内側容器64Bを有する塗布装置において、被処理体の
裏面洗浄時には洗浄液放出ノズル72A、72Bから洗
浄液Lを放出しつつ制御手段78により回転保持手段4
の回転数を変化させる。これにより、被処理体の裏面か
ら飛散された洗浄液は容器64の壁面、すなわち外側容
器64A及び内側容器64Bに到達し、これらの壁面を
同時に洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ等の被処
理体を回転して塗布液を塗布する塗布装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウエハ等の被処理体を回転
して塗布液を塗布する塗布装置として、図5に示すよう
なレジスト回転塗布装置が試みられている。この塗布装
置は、被処理体としての半導体ウエハ2を水平に保持し
て高速回転する回転保持手段であるスピンチャック4
と、半導体ウエハ2上に塗布液としてレジスト液を滴下
するレジスト液供給ノズル6と、スピンチャック4上の
半導体ウエハ2を包囲するように設けられた外側容器8
及び内側容器10とを有している。また、上記スピンチ
ャック4の下方には、ウエハ2の裏面に付着したレジス
ト液を洗浄するための洗浄液を放出する裏面洗浄ノズル
12が設けられている。
【0003】レジスト液供給ノズル6から半導体ウエハ
2上に滴下されたレジスト液は、スピンチャック4の回
転により、半導体ウエハ2上に均一に塗布され、余分な
レジスト液は半導体ウエハ2の周辺方向に飛散されて外
側容器8及び内側容器10の内壁面に付着する。この外
側容器8、内側容器10に付着したレジスト液層を放置
しておくと、次第にレジストが積層、乾燥し、衝撃など
によって容器8、10から剥離して、半導体ウエハ2を
汚染する虞れがある。このため、容器8、10を定期的
に取り外して、洗浄除去することが行われている。しか
し、この作業は非常に手間と時間がかかる。
【0004】そこで、この塗布装置には、容器8、10
に付着したレジストを自動的に除去する洗浄機構が設け
られている。すなわち、図5及び図6に示すように、カ
ップ8、10には、レジストを溶解する洗浄液Lを導入
する導入路14と、導入路14から導入された洗浄液L
を容器8、10の全周に分配供給するための環状の液溜
め16と、液溜め16の洗浄液Lをレジスト付着面へと
流し出すための多数の小孔18とが形成されると共に、
導入路14には、継手20を介して洗浄液導入用のチュ
ーブ22が接続されている。そして、液溜め16に供給
された洗浄液Lは各小孔18を通って流れ出し、外側容
器8の内周面、内側容器10の外周面を伝わって流れ落
ちるようになっている。また、別の洗浄手段として、図
7に示すように、スピンチャック4上にダミーウエハ2
4を載置し、スピンチャック4を回転させながら上方の
洗浄液供給ノズル20から洗浄液を供給し、飛散させて
容器8、10を洗浄する技術も知られている(特開昭5
8−184725号公報、特開昭62−73630号公
報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者す
なわち図5及び図6に示す洗浄機構では、外側容器8及
び内側容器10の構造が複雑であり、高価となるばかり
でなく、加工、取付上も難しい。また、何百個もの小孔
18から洗浄液Lを流しているが、洗浄液Lは一度流れ
た道筋を流れ易いことから、容器8、10の全周面に亙
って均一に洗浄液Lが拡がって流れず、洗浄むらができ
てしまうという問題があった。更に、容器8、10の洗
浄操作は、ウエハを一定数、例えば100〜200枚、
レジスト塗布する毎に行われるが、この洗浄操作中はウ
エハのレジスト塗布処理ができないのみならず、洗浄に
より温度低下した容器を室温まで戻すために5〜10分
程度の待機時間を必要とし、スループットが低下すると
いう改善点があった。
【0006】また、継手20等から洗浄液Lがリークす
るなどのトラブルが発生する虞れもあった。上記の他、
洗浄液の飛散方向をコントロールすることが難しく、容
器を効果的に洗浄できないなどの問題もあった。これに
対して、後者すなわち図7に示す洗浄機構においては、
洗浄時間の短縮及び洗浄液の消費量の削減を図ることは
可能であるが、ダミーウエハ24の搬入・搬出に時間が
かかると共に、ダミーウエハ24の待機スペースやマニ
ュアル出し入れが必要となり、更には、ダミーウエハ2
4の表面に付着したパーティクルがスピンチャック4に
付着し、ウエハ2を汚染するという問題があった。本発
明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決
すべく創案されたものである。本発明の目的は、被処理
体の裏面の洗浄と容器の洗浄とを同時に行うことができ
る塗布装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、被処理体を保持して回転する回転保持
手段と、前記回転保持手段を囲むように設けられて前記
被処理体に供給された塗布液の飛散を防止するための容
器とを有する塗布装置において、前記回転保持手段に保
持された前記被処理体の裏面に向けて洗浄液を放出する
洗浄液放出ノズルと、前記被処理体の裏面を洗浄すると
きに前記回転保持手段の回転速度を変化させるための制
御手段とを設け、前記被処理体の裏面に当たった前記洗
浄液を前記容器の壁面に向けて飛散させるように構成し
たものである。
【0008】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、回転保
持手段に保持された被処理体は、レジスト塗布の最終工
程において被処理体の裏面を洗浄する際に、洗浄液放出
ノズルから洗浄液を放出しつつ制御手段により回転保持
手段の回転数を増減して変化させる。これにより、回転
数が高い時には被処理体の裏面に当たった洗浄液は大き
な遠心力により比較的水平方向に飛ばされて容器の外側
壁面に当たってこれを洗浄し、これに対して回転数が低
い時には被処理体の裏面に当たった洗浄液は余り遠くに
は飛ばされずに容器の内側壁面に当たってこれを洗浄す
ることになる。従って、被処理体の裏面洗浄と容器の洗
浄とを同時に行うことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係る塗布装置の一実施例を
添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る塗布
装置を示す断面図、図2は本発明をレジスト膜形成装置
に適用した一実施例を示す概略平面図、図3は図1の装
置の要部を示す要部断面図である。尚、従来装置と同一
部分については同一符号を付す。図示するようにこのレ
ジスト膜形成装置は、被処理体、例えば半導体ウエハ2
(以下、単にウエハと称す)に種々の処理を施す処理機
構が配設された処理機構ユニット28と、この処理機構
ユニット28にウエハ2を自動的に搬入・搬出するため
の搬入・搬出機構30とから主に構成されている。上記
搬入・搬出機構30は、処理前のウエハ2を収納するウ
エハキャリア32と、処理後のウエハ2を収納するウエ
ハキャリア34と、ウエハ2を吸着保持するアーム36
と、このアーム36をX(左右)、Y(前後)、Z(垂
直)及びθ(回転)方向に移動させる移動機構38と、
ウエハ2がアライメントされかつ処理機構ユニット28
との間でウエハ2の受け渡しがなされるアライメントス
テージ40とを備えている。
【0010】上記処理機構ユニット28には、アライメ
ントステージ40よりX方向に形成された搬送路42に
沿って移動自在に搬送機構44が設けられている。搬送
機構44にはX、Y及びθ方向に移動自在にメインアー
ム46が設けられている。搬送路42の一方の側には、
ウエハ2とレジスト液膜との密着性を向上させるための
アドヒージョン処理を行うアドヒージョン処理機構48
と、ウエハ2に塗布されたレジスト中に残存する溶剤を
加熱蒸発させるためのプリベーク機構50と、加熱処理
されたウエハ2を冷却する冷却機構52とが配設されて
いる。また、搬送路42の他方の側には、ウエハ2の表
面にレジスト液を塗布する本発明に係る塗布機構54
(塗布装置)と、露光工程時の光乱反射を防止するため
に、ウエハ2のレジスト上にCEL膜などを塗布形成す
る表面被覆層塗布機構56とが配設されている。
【0011】本発明に係る上記塗布装置54は、被処理
体としてのウエハ2を上部表面に保持、例えば真空吸着
して保持して回転する回転保持手段であるスピンチャッ
ク4と、このスピンチャック4を回転駆動するスピンモ
ータ58を有している。このスピンチャック4の上面に
は真空ポンプ等に接続された図示しない保持用真空孔が
複数設けられている。このスピンチャック4の下方には
スピンチャック4の回転軸60を挿通させて底板62が
設けられ、この底板62の上部には、上記ウエハ2の上
部に供給された塗布液L2の飛散を防止するための容器
64が形成されている。具体的には、この容器64は、
上記スピンチャック4の外周を被ってその上端部がスピ
ンチャックの水平レベルよりも僅かに高くなされた第1
容器、円環状の外側容器64Aと、スピンチャックの下
部よりその外周方向へ延在された第2容器、円環状の内
側容器64Bとにより主に構成されている。両外側容器
64A及び内側容器64Bは、スピンチャックの半径方
向外方に向けて徐々に下降傾斜して形成されており、こ
れらの壁面に付着した塗布液を底板62に向けて導くよ
うに構成されている。
【0012】また、上記底板62は一方向に向けて緩や
かに傾斜して形成されており、その最上位には容器64
内の排気を行うための排気管66が接続されると共に最
下位には容器内を流下した塗布液や後述する洗浄液等を
排出する排液管68が接続されている。更に、上記内側
容器64Bの周縁部よりも僅かに半径方向内方の底板6
2には、内側へ排液等が侵入することを防止するための
隔壁70が環状に起立させて設けられている。
【0013】そして、上記スピンチャック4の下方に
は、ウエハの裏面に向けてシンナーのような洗浄液Lを
放出するための複数、例えば2つの洗浄液放出ノズル7
2A、72Bが設けられている。具体的には、これら放
出ノズル72A、72Bはスピンチャックの回転中心を
中心として点対称に配置されており、例えば8インチウ
エハのように半径の大きなウエハに対しても有効に裏面
洗浄を行い得るように構成されている。尚、これら放出
ノズルの数は、単数でも或いは3個以上設けるようにし
てもよく、その数には限定されず、複数の場合にはスピ
ンチャックの周方向に沿って等間隔でもって配置する。
この場合、上記各放出ノズル72A、72Bの垂直方向
に対する傾斜角度θは例えば45°程度に設定し、ウエ
ハの高速回転時にはウエハ裏面で飛散した洗浄液が外側
容器64Aの内壁に届き、低速回転時には飛散した洗浄
液が内側容器64Bの外壁に届くように構成されてい
る。尚、上記傾斜角度θは45°に限定されず、例えば
25〜65°の範囲内でスピンチャックとの回転数の関
係で設定可能である。
【0014】そして、各ノズル72A、72Bの延長方
向とウエハ2との交点は、上記スピンチャック4の外周
より所定の距離L3、例えば15mm程度だけ離間する
ようにノズル位置を決定する。そして、上記各放出ノズ
ル72A、72Bは、それぞれ配管74等を介して洗浄
液タンクや供給ポンプ等を有する洗浄液供給部76へ接
続されている。また、この洗浄液供給部76は、予め洗
浄工程等がプログラミングされた例えばマイクロプロセ
ッサ等よりなる制御手段78からの制御信号によって制
御され、また、この制御手段78は前記スピンモータ5
8の回転数も制御し、ウエハ2の裏面洗浄操作を行って
いる間に、スピンチャック4の回転数を低速から高速へ
或いはその反対に変化させてウエハ裏面に衝突した洗浄
液Lの水平方向への飛散角度等を変化し得るように構成
されている。そして、このスピンチャック4の上方に
は、ウエハ2上にレジスト等の塗布液L2を供給するた
めのレジスト液供給ノズル6が設けられている。
【0015】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、処理前のウエハ2は、搬
入・搬出機構30のアーム36によってウエハキャリア
32から搬出されてアライメントステージ40上に載置
される。次いで、アライメントステージ40上のウエハ
2は、搬送機構44のメインアーム46に保持されて、
各処理機構48〜56へと順次搬送されて処理される。
そして、処理後のウエハ2はメインアーム46によって
アライメントステージ40に戻され、更にアーム36に
より搬送されてウエハキャリア34に収納されることに
なる。
【0016】上記各処理機構の内の本発明に係る塗布装
置54においては以下のようにレジスト膜形成操作が行
われる。まず、スピンチャック4上にウエハ2を載置
し、これを真空吸引によって吸引保持する。そして、ウ
エハ2を保持した状態でスピンモータ58を駆動するこ
とによりスピンチャック4及びこれに吸着されるウエハ
2を例えば2000rpmの回転数で高速回転し、これ
と同時にレジスト液供給ノズル6から所定量の塗布液L
2(レジスト液)をウエハ2上に滴下供給する。この
時、排気管66を介して容器64内の雰囲気は所定の吸
引力で排気されている。供給された塗布液は回転するウ
エハ2により遠心力が与えられてウエハ中心よりその半
径方向へ均一に広がりつつウエハ表面に均一に塗布さ
れ、余剰分は高速回転による振り切りによりウエハ周辺
部より外方へ飛散して外側容器64Aの内壁面や内側容
器64Bの外壁面に付着し、またミスト状の塗布液がウ
エハ2のサイド面や裏面に付着する。そして、付着した
まま放置しておくとパーティクルの発生原因となる。
【0017】このようにして所定時間の塗布工程が終了
したならば、制御手段78を洗浄液供給部76を駆動し
て両洗浄液放出ノズル72A、72Bからシンナーのご
とき洗浄液Lを放出してウエハ2の裏面洗浄及びサイド
リンスを行ってここに付着した塗布液を除去する。この
裏面洗浄を行う時には、洗浄液Lを放出しつつ制御手段
78によりスピンモータ58を制御してウエハ2の回転
数を例えば500〜2000rpmの範囲で増減させて
変化させ、ウエハ2の裏面に衝突して飛散する洗浄液に
与える遠心力を漸増或いは漸減することにより飛散した
洗浄液は外側容器64Aの内壁面及び内側容器の外壁面
に届き、これら表面を洗浄することになる。
【0018】すなわち、図3にも示すようにウエハ2が
高速回転している場合、例えば2000rpmの時には
ウエハ表面に衝突した洗浄液には比較的大きな遠心力が
付与されるので洗浄液はウエハ裏面を洗浄しつつその周
辺部まで到達し、矢印80に示すようにほぼ水平方向へ
飛散されて外側容器64Aの内壁面82に付着し、この
部分を流下しながら洗浄することになる。そして、ウエ
ハの回転数を低下するに従って、洗浄液の飛散方向は水
平方向から図示するように次第に下向き傾斜し、洗浄液
は内側容器64Bの外壁面84にも付着するようにな
る。特に、ウエハ2の回転数を最も低くした場合、例え
ば500rpmの時には洗浄液に付与される遠心力はか
なり小さいので、ウエハ裏面に衝突した洗浄液はウエハ
の半径方向の途中から矢印86に示すよう下向き傾斜し
て落下し、内側容器64Bの外壁面84に付着してこれ
を洗浄しつつ流下することになる。
【0019】このようなウエハ裏面洗浄操作は、従来の
ウエハ裏面洗浄操作と同じ時間、例えば10数秒行い、
その後高速回転でシンナーの振り切り及び乾燥を行う。
そして、洗浄液の乾燥が終了したならば、ウエハ2を次
の処理機構に向けて搬送することになる。このように本
実施例においては、ウエハへのレジスト膜形成操作毎に
ウエハ裏面の洗浄と外側及び内側容器64A,64Bの
壁面の洗浄とを同時に行うようにしたので、従来装置の
ように一定数のウエハを処理する毎に特別に洗浄用の時
間を設定して容器洗浄操作を行う必要がなく、レジスト
形成処理のスループットを向上させることができる。
【0020】更に、本実施例においては、容器64に図
4に示すような洗浄液を供給するための複雑な構造を採
用しなくて済み、この容器64の構造を簡単化すること
ができる。特に、本実施例においては、洗浄液放出ノズ
ル72A、72Bをスピンチャックの回転中心に対して
点対称の位置に配置したので、例えばウエハの大きさが
例えば8インチのように大きくなってもウエハの裏面及
び外側及び内側容器64A、64Bの壁面を確実に洗浄
することができる。尚、上記実施例においては、スピン
チャック4の回転数を500〜2000rpmの範囲で
変化するように設定したが、これに限定されず、洗浄液
の飛散方向は各ノズル72A、72Bの傾斜角度θにも
依存することからこの傾斜角度θも加味してスピンチャ
ックの回転数も決定し、外側及び内外容器64A、64
Bの壁面に洗浄液が付着するように回転数を制御する。
このとき、スピンチャック4を上下動させてもよい。こ
うすることにより、外側容器64Aの上部の壁面、又、
内側容器64Bの上壁面部を更に有効に洗浄可能とな
る。
【0021】また、上記実施例においては2つの洗浄液
放出ノズル72A、72Bの傾斜角度θをともに同じ値
に設定してウエハ裏面洗浄時においてウエハの回転数を
変化させることによって外側容器64Aの内壁面及び内
側容器64Bの外壁面に向けて洗浄液を飛散させるよう
にしたが、図4に示すように構成してもよい。尚、図1
に示す装置と同一部分については同一符号を付して説明
を省略する。すなわち、一方の洗浄液放出ノズル72A
の傾斜角度θ2を図1に示す場合と同じ角度としてスピ
ンチャック4の周辺部からの距離L3も約15mm程度
に設定する。そして、ウエハの裏面洗浄操作時のウエハ
2の回転数も一定とし、この時の洗浄液の飛散方向90
が内側容器64Bの外壁面の比較的中心部近傍に向くよ
うに上記回転数を設定する。
【0022】そして、他方の洗浄液放出ノズル72Bの
傾斜角度θ3を上記傾斜角度θ2よりも大きく設定して
放出された洗浄液がウエハの半径方向のほぼ中央部に当
たるようにし、上記ウエハ裏面洗浄時における回転数に
対し洗浄液の飛散方向92がほぼウエハに対して水平方
向となるようにする。すなわち、上記傾斜角度θ3を、
ウエハ裏面から飛散する洗浄液が外側容器64Aの内壁
面に到達し得るような角度に設定する。このように、2
つの放出ノズル72A、72Bの傾斜角度を予め異なら
せて設定しておくことにより、ウエハ裏面洗浄時にウエ
ハの回転数を変化させなくても外側容器64Aの内壁面
及び内側容器64Bの外壁面を同時に洗浄することが可
能となり、前記した実施例と同様な作用効果を発揮する
ことができる。尚、本発明において被処理体としては半
導体ウエハの外に、プリント基板、LCD基板等にも適
用することができ、また、本発明はレジスト塗布装置の
みならず、現像液塗布装置、エッチング液塗布装置、磁
性液塗布装置、洗浄装置等にも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような優れた作用効果を発揮することができる。被処
理体の裏面洗浄と容器の壁面の洗浄とを同時に行うよう
にしたので、従来装置のように容器の洗浄操作のみを単
独で行う必要がなく、従って、処理効率乃至生産効率を
大幅に向上させることができる。また、容器の構造自体
を簡単化することができるので、装置自体のコストを大
幅に低減することができるのみならず、メンテナンスも
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗布装置を示す断面図である。
【図2】本発明をレジスト膜形成装置に適用した一実施
例を示す概略平面図である。
【図3】図1に示す装置の要部を示す要部断面図であ
る。
【図4】本発明に係る他の塗布装置を示す断面図であ
る。
【図5】従来の塗布装置を示す断面図である。
【図6】図5に示す装置の斜視断面図である。
【図7】従来の他の塗布装置を示す断面図である。
【符号の説明】
2 半導体ウエハ(被処理体) 4 スピンチャック(回転保持手段) 54 塗布機構(塗布装置) 58 スピンモータ 64 容器 64A 外側容器(第1容器) 64B 内側容器(第2容器) 72A、72B 洗浄液放出ノズル 76 洗浄液供給部 78 制御手段 82 内壁面 84 外壁面 L 洗浄液 L2 塗布液
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G03F 7/16 502

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を保持して回転する回転保持手
    段と、前記回転保持手段を囲むように設けられて前記被
    処理体に供給された塗布液の飛散を防止するための容器
    とを有する塗布装置において、前記回転保持手段に保持
    された前記被処理体の裏面に向けて洗浄液を放出する洗
    浄液放出ノズルと、前記被処理体の裏面を洗浄するとき
    に前記回転保持手段の回転速度を変化させるための制御
    手段とを設け、前記被処理体の裏面に当たった前記洗浄
    液を前記容器の壁面に向けて飛散させるように構成した
    ことを特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液放出ノズルは、複数形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
  3. 【請求項3】 被処理体を保持して回転する回転保持手
    段と、前記回転保持手段を囲むように設けられて前記被
    処理体に供給された塗布液の飛散を防止するための第1
    容器と第2容器とを有する塗布装置において、前記被処
    理体に向けて放出された洗浄液が前記第1容器に到達す
    るように設定された第1洗浄液放出ノズルと、前記被処
    理体に向けて放出された洗浄液が第2容器に到達するよ
    うに設定された第2洗浄液放出ノズルとを備えるように
    構成したことを特徴とする塗布装置。
JP9024992A 1991-09-20 1992-03-16 塗布装置 Expired - Lifetime JP2886382B2 (ja)

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US07/946,853 US5312487A (en) 1991-09-20 1992-09-18 Coating apparatus
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Cited By (13)

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