JPH05257366A - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

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JPH05257366A
JPH05257366A JP4055455A JP5545592A JPH05257366A JP H05257366 A JPH05257366 A JP H05257366A JP 4055455 A JP4055455 A JP 4055455A JP 5545592 A JP5545592 A JP 5545592A JP H05257366 A JPH05257366 A JP H05257366A
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JP
Japan
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time
erasing
timing
during
copying
Prior art date
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Pending
Application number
JP4055455A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Watanabe
智 渡邊
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH05257366A publication Critical patent/JPH05257366A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】画像先端消去のための消去LEDのオフ制御
を、立ち上がり応答の変化に影響されずに一定位置で行
わせる。 【構成】画像先端消去を行うための消去LEDを、戻り
スキャン時のブレーキセンサBRSの検知タイミングで
オンする(S6→S7)。一方、前記検知タイミングか
ら所定時間Ti後の往きスキャン時に消去LEDをオフ
する(S8→S9→S10)。ここで、連続複写の2枚目
以降においては、前回の複写動作時における往きスキャ
ン時の立ち上がり応答時間Trに基づいて、前記所定時
間Tiを補正する(S1→S2→S4→S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像形成装置に関し、特
に、画像先端部の消去を連続複写時においても安定して
行わせるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機によって複写を行う場合、転写紙
の先端部には意図的に余白を設けるようになっている。
これは、先端部まで画像があると、定着処理時に転写紙
が機械の一部に巻きついてジャムになる確率が高く、こ
れを防止するためである。特に、フロントローディング
(全面給紙)タイプのような小型,低コストの複写機に
おいては、原稿載置台の下面の原稿先端に対応する位置
に白板を設置し、余白を作り出すものがある。また、余
白を作る他の技術として、光学系のスキャン開始後の移
動をセンサにより検知し、この検知信号をトリガーとし
て消去用LEDを動作させ、感光体表面の電荷を消去し
て余白を作り出すものがある(特開昭57−38482
号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た白板を設けて余白を作り出す技術は、複写倍率により
消去率が変化したり、機械的な影ができてしまうという
問題があった。また、消去LEDを用いて余白を作る技
術は、小型化を追求した装置においては、光学系の位置
の把握が難しく、画像先端消去の安定化が困難であると
いう問題がある。即ち、小型の像形成装置では、設置ス
ペースを削減するために横幅(光学系スキャン方向の
幅)を最小限度に抑えることや、高性能化のために光学
系スキャンにおける立ち上がりを高速化することが要求
される。この場合、光学系がスキャンを開始してから原
稿先端に達するまでの滑走時間が短く、センサで位置を
検出して消去LEDの動作タイミングを決めていたので
は間に合わない場合がある。また、動作タイミングが得
られても、そのときの光学系の位置が立ち上がり時のア
ンダーシュート,オーバーシュートの影響等でばらつ
き、安定して余白を作り出すことができない場合があ
る。
【0004】このような場合、光学系の動作をIC等を
多数用いて精密に制御し、ばらつきを排することが考え
られるが、装置の複雑化及びコスト高を招き、低コスト
という装置の要請に反することになる。かかる従来技術
の問題点に鑑み、本出願人は、画像先端消去を行う消去
LEDの動作を、以下に示すようにして制御する装置を
先に提案した(特願平3−6969号参照)。
【0005】即ち、原稿スキャン後の位置から複写待機
時の位置への戻りスキャン(自動濃度読み取りのための
予備スキャン後の戻りスキャン)中におけるブレーキタ
イミングを得るためのブレーキセンサの検知信号を用
い、ブレーキセンサの検知タイミングで消去LEDを点
灯させる一方、消去LEDの消灯タイミングを、前記ブ
レーキセンサの検知タイミングから所定時間後としたも
のである。
【0006】しかしながら、連続複写を行うと、光学系
モータの温度が上昇し、光学系スキャンの立ち上がり応
答性能が変化する場合がある(図8参照)。このため、
前述のようにブレーキセンサの検知タイミングから所定
時間後に消去LEDを消灯させる構成であると、前記立
ち上がり特性の変化によって消去位置のずれが発生して
しまう惧れがあった。
【0007】尚、図8における応答時間Tは、往きスキ
ャンが開始されてから、光学系が待機位置を脱するまで
に要した時間を示してあり、また、経過時間は連続複写
を開始させてからの経過時間を示す。本発明は上記問題
点に鑑みなされたものであり、戻りスキャン時における
ブレーキセンサの検知タイミングをトリガーとする時間
計測によって、画像先端部消去のための消去LEDを制
御する装置において、連続複写によって光学系の立ち上
がり応答が変化しても、消去位置のずれが発生すること
を回避し得る装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
像形成装置は、光学系が複写待機時の第1位置と原稿ス
キャン後の第2位置との間を往復し、この往復の間に得
られた原稿からの反射光を感光体に当てて静電潜像を形
成し、この静電潜像に対応する画像を転写紙に転写する
装置であり、図1に示す事項を含んで構成される。
【0009】図1において、位置センサは、光学系の第
2位置から第1位置への戻りスキャン中における制御タ
イミングを得るためのものであり、また、帯電消去手段
は、帯電部と露光部との間に設けられて感光体表面の帯
電を消去する。そして、消去タイミング制御手段は、戻
りスキャン中における位置センサによる検知タイミング
から所定時間後に、そのタイミングまで動作状態にあっ
た帯電消去手段の動作を、停止を含む所定動作状態にす
る。
【0010】ここで、立ち上がり計時手段は、光学系の
第1位置から第2位置への往きスキャン時における立ち
上がり応答時間を計時し、消去タイミング補正手段は、
連続複写時に前回の複写時に立ち上がり計時手段で計時
された立ち上がり応答時間に応じて消去タイミング制御
手段における所定時間を補正する。
【0011】
【作用】かかる構成によると、戻りスキャンにおける位
置センサの検知タイミングから所定時間後に帯電消去手
段の動作を、停止を含む所定動作状態にするが、立ち上
がり応答時間が変化すると、前記検知タイミングから所
定時間後における往きスキャン開始後の消去停止タイミ
ングの位置がずれることになる。そこで、連続複写時に
は、前回の立ち上がり応答時間のデータに基づいて前記
応答時間のばらつき分だけ補正されたタイミングで帯電
消去を停止させて、前記立ち上がり応答時間にばらつき
があっても、一定した位置で帯電消去が終了されるよう
にした。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。本実施例
における像形成装置は、図2に示すように、ミラーや照
明ランプ等から構成される光学系(図示省略)が、複写
待機時の第1位置と、原稿スキャン後の第2位置とを往
復し、この往復の間に得られた原稿からの反射光を感光
体ドラム42の表面にスリット状に当てて静電潜像を形成
し、この静電潜像に対応した画像を転写紙に転写して原
稿の内容を複写する公知のミラー移動形光学系の複写装
置である。
【0013】前記感光体ドラム42の周囲には、回転方向
に沿って帯電極(帯電部)43,消去LED44,現像装
置,転写電極,分離電極,除電電極,クリーニング装置
等の一般的な構成を備えており、消去LED44と現像装
置との間を露光部として露光が行われるようになってい
る。尚、図2には、本発明における特徴部分として帯電
極43,消去LED44のみを記載してあり、他の現像装置
等は図示を省略してある。
【0014】ここで、原稿先端に対応する位置に所定の
余白を作り出す場合には、帯電消去手段としての消去L
ED44をオンさせて、帯電極43で帯電された感光体ドラ
ム42の電荷を消去し、露光(画像先端)タイミングの所
定時間前に消去LED44をオフさせて電荷消去を中止
し、感光体ドラム42が所定量進んだ時に露光を開始する
必要がある。本実施例では、このような制御を、図3に
示すような手順で行い、安定した画像消去を実現する。
【0015】即ち、EEスキャン(自動濃度読み込み用
の予備スキャン)の光学系50の戻りスキャン動作中、時
刻t1(図中、時刻は括弧書きされている)にブレーキ
センサBRSを通過すると、消去LED44をオンさせて
電荷消去を開始する(感光体ドラム42のA点)。この
後、ホームポジションセンサHPを通過して光学系50は
端部に停止し、時刻t5に往路のスキャンが開始され
る。また、時刻t6には消去LED44がオフとなり(感
光体ドラム42のB点)、時刻t7に原稿先端に達する
と、露光が開始される。このような制御により転写紙60
の先端部に、感光体ドラム42のA点〜B点に対応する余
白が形成される。
【0016】このように、時刻t1から時刻t6までの
時間に応じた余白を作り出すものであり、倍率選択等の
条件から余白の大きさを変えたい場合には、前記時刻t
1からのタイムアップ時間を可変制御すれば良い。前記
ブレーキセンサBRSは、光学系50の原稿スキャン後の
位置(第2位置)から複写待機時の位置(第1位置)へ
の戻りスキャン中におけるブレーキタイミング(制御タ
イミング)を得るための光学系50の位置センサである。
また、前記ホームポジションセンサHPは、光学系の複
写待機時の位置(第1位置)付近における光学系先端の
位置を検出するものである。
【0017】図4のタイムチャートに上述の制御の具体
的な内容を示してある。即ち、予備スキャン後の戻りス
キャン中に光学系50が時刻t1にブレーキセンサBRS
を通過すると、タイマ1,3,4が動作を開始すると共
に、スタート信号(光学系の動作/停止を制御する信
号)と方向信号との制御により反転ブレーキがかかり、
光学系50の戻り速度が急激に減じられる。また、ブレー
キセンサBRSの検知タイミングである前記時刻t1に
おいては、それまで消灯されていた消去LED44がオン
(点灯)される。
【0018】時刻t2にタイマ1がタイムアップする
と、光学系50は低速の一定速度の制御(H1の部分)に
切り替わる。更に、光学系50がホームポジションセンサ
HPを通過すると、この時刻t3においてタイマ2が動
作を開始し、このタイマ2が時刻t4にタイムアップす
ると、反転ブレーキがかかって光学系50は停止する。こ
の後、時刻t5にタイマ3がタイムアップすると、往路
スキャン(複写のための本スキャン)が開始され、ま
た、タイマ4が時刻t6にタイムアップすると、消去L
ED44がオフ(消灯)される。更に、時刻t7に露光が
開始される。
【0019】このような制御により、ブレーキセンサB
RSの検知タイミングを基準した時間経過に伴う光学系
の位置と、制御タイミングとの整合性(一致性)を高め
ることができ、安定した消去や画像先端の開始を実現で
きる。即ち、上述の制御では、戻りスキャン中のブレー
キセンサBRSの検知タイミングを基準とする時間計測
によって戻りスキャンの停止制御及び往きスキャンの開
始制御が行われ、更に、消去LED44を前記基準から所
定時間後にオフさせることで、スキャン開始後の一定位
置で消去LED44をオフさせることができるものであ
る。
【0020】また、EEスキャンを利用して制御を行う
ため、余分なスキャンを行う必要もなく便利である。こ
のような動作を行う複写機の構成の一例を図5に示して
ある。制御部30は、4つのタイマ1,2,3,4と、消
去領域算出部31と、ドラム制御部32と、光学系,主レン
ズ制御部33と、露光タイミング制御部34と、給紙制御部
35とを有しており、各制御部は、倍率選択キー20により
複写倍率が設定され、コピーボタン10が押されると制御
を開始する。
【0021】また、光学系50は、光学系スキャン部48に
より走査され、照明ランプ52は、露光制御部49により駆
動され、主レンズ51は主レンズ調整部47により制御され
る。感光体ドラム42の回転は、上述のドラム制御部32に
より定速制御される。給紙系のローラ46はローラ駆動部
41で駆動され、給紙タイミングはローラ46において(例
えばシャッターを用いて)調整される。
【0022】また、消去LED44は、消去LED駆動部
40により駆動され、その駆動タイミング等は、消去領域
算出部31からの制御信号や、エンコーダ45から得られる
感光体ドラム42の回転位相を示す信号TPや、給紙タイ
ミングを示す信号RPなどに基づいて決定される。前記
消去タイミング制御手段としての消去領域算出部31は、
タイマ4からの信号及び倍率選択などの条件から要求さ
れる余白の大きさに基づいて画像先端消去(転写紙の先
端部の余白作成)を上述のようにして行うと共に、前記
倍率選択キー20からの複写倍率の信号と転写紙サイズの
信号とに基づいて、有効画像領域以外の領域及び複写時
における原稿と転写紙との相対位置関係のずれ量に対応
して、帯電を消去すべき領域(枠状の領域)を設定し、
前記回転位相信号TPや給紙タイミング信号RPに基づ
いて、前記画像先端消去以外に露光中に消去LED44を
動作させるものである。尚、かかる露光中の消去制御に
ついては、特開平3−48875号公報に詳細に開示さ
れている。
【0023】上述したように、各タイマは、ブレーキセ
ンサBRSとホームポジションセンサHPからの検知信
号によりトリガーされるようになっている。制御部30の
構成は、コンピュータのハード又はソフトウェア技術を
用いて簡単に実現できる。ところで、上述のように、消
去LED44は、ブレーキセンサBRSの検知タイミング
でオンされる一方、ブレーキセンサBRSの検知タイミ
ングからタイマ4でタイムアップされる所定時間(時刻
t1から時刻t6までの時間)後にオフされることによ
って、往路スキャンが開始されてから所定位置で消去が
停止されて、転写紙の先端部分に一定の余白部分が作ら
れるようにしてある。
【0024】しかしながら、連続複写時には、光学系モ
ータの温度上昇によって往路スキャンの立ち上がり応答
が変化するため(図8参照)、ブレーキセンサBRSの
検知タイミングから一定時間後に消去LED44をオフさ
せると、前記立ち上がり応答のばらつき分だけ、消去位
置がずれることになってしまう。そこで、本実施例で
は、連続複写時に立ち上がり応答時間を往きスキャン毎
に検出し、ブレーキセンサBRSの検知タイミングから
消去LED44をオフさせるまでの消去時間Ti(タイマ
4のタイムアップ時間であり、時刻t1から時刻t6ま
での時間に相当する)を、前記検出された立ち上がり応
答時間に基づいて補正するようにしてある。
【0025】具体的には、図6及び図7のフローチャー
トに従って説明する。尚、前記図6及び図7のフローチ
ャートに示すソフトウェア機能が、消去タイミング制御
手段,消去タイミング補正手段,立ち上がり計時手段に
相当するが、図5においては、タイマ5が立ち上がり計
時手段に相当し、また、立ち上がり遅れ補正部36が消去
タイミング補正手段に相当し、消去領域算出部31が消去
タイミング制御手段に相当する。
【0026】図6のフローチャートにおいて、まず、今
回の複写が、複写動作を連続的に複数回繰り返す連続複
写であるか否かを判別し(S1)、連続複写の1枚目で
あるときには(S2)、要求される余白の大きさなどか
ら決定される基本時間Toを前記消去時間Tiにセット
する(S3)。そして、戻りスキャン中におけるブレー
キセンサBRSの検知タイミング(S6)で消去LED
44をオンさせる(S7)と共に、タイマ4の動作を開始
し(S8)、タイマ4による計時時間が前記消去時間T
iまでタイムアップされると(S9)、消去LED44を
オフさせる(S10)。
【0027】一方、連続複写の2枚目以降の場合には、
後述する図7のフローチャートで計時される前回の複写
時における往きスキャンの立ち上がり応答時間Trを読
み込み(S4)、次いで、前記基本時間Toを前記応答
時間Trに基づいて補正して得た時間を、最終的に消去
時間Tiにセットし(S5)、1枚目の制御と同様にし
て、ブレーキセンサBRSの検知タイミングから前記消
去時間Tiの間だけ消去LED44をオンさせる。
【0028】即ち、前回の複写動作時における立ち上が
り応答時間Trから、今回の複写で一定の位置で画像先
端消去を停止させるために必要な補正時間を求め、これ
によって基本時間Toを補正することで、前記立ち上が
り応答時間Trが変化しても一定の位置で消去が停止さ
れるようにしている。図7のフローチャートは、前記立
ち上がり応答時間Trの計時制御を示すものであり、ま
ず、往きスキャンが開始されたか否かを、タイマ3がタ
イムアップされたか否かによって判別し(S11)、往き
スキャンが開始されると、次いでホームポジションセン
サHPがオン状態からオフ状態に切り替わったか否かを
判別する(S12)。
【0029】そして、ホームポジションセンサHPのオ
ン→オフ切替えがあると、タイマ5の動作を開始させ
(S13)、光学系が更にスキャンされてブレーキセンサ
BRSで検知されるようになるまで計時を続ける(S1
4)。ここで、ホームポジションセンサHPのオン→オ
フ切替えがあってから、ブレーキセンサBRSの検知タ
イミングになると、その時点でタイマ5による計時を停
止し、それまでに計測された時間を立ち上がり応答時間
Trにセットする(S15)。
【0030】尚、上記実施例では、ホームポジションセ
ンサHPからブレーキセンサBRSまでの時間を立ち上
がり応答時間としたが、タイマ3によるタイムアップに
よる往路スキャンの開始からホームポジションセンサH
Pがオン→オフに切り替わるまで、又は、往路スキャン
の開始からブレーキセンサBRSの検知タイミングまで
を計時し、この結果を立ち上がり応答時間Trとしても
良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる像
形成装置によると、光学系が戻りスキャン中に所定位置
に達した時点から所定時間後に帯電消去手段の動作を停
止させるときに、連続複写により往きスキャンの立ち上
がり応答に遅れが生じても、かかる応答遅れの発生に対
応して前記所定時間を補正するので、立ち上がり応答遅
れの発生によって消去位置にずれが生じることを防止で
き、連続複写を行っても一定の余白を転写紙の先端部に
作り出すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる像形成装置の基本構成を示すブ
ロック図。
【図2】転写紙先端部の余白形成のための消去LEDの
オン・オフタイミングと光学系の移動との基本的な関係
を示す図。
【図3】転写紙先端部の余白形成のための消去LEDの
オン・オフタイミングの具体的な動作を示す図。
【図4】光学系の往復スキャン及び消去LEDのオン・
オフタイミングを示すタイムチャート。
【図5】実施例の消去LED制御を行う複写機の一例を
示すブロック図。
【図6】連続複写時の消去LEDのオフタイミングの補
正制御を示すフローチャート。
【図7】消去LEDのオフタイミングの補正に用いる立
ち上がり応答時間の計時制御を示すフローチャート。
【図8】連続複写時における立ち上がり応答特性の変化
を示す線図。
【符号の説明】
42 感光体ドラム 43 帯電極 44 消去LED 50 光学系 60 転写紙 BRS ブレーキセンサ HP ホームポジションセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系が、複写待機時の第1位置と、原
    稿スキャン後の第2位置とを往復し、この往復の間に得
    られた原稿からの反射光を前記光学系を介して感光体の
    表面に当てて静電潜像を形成し、この静電潜像に対応し
    た画像を転写紙に転写して原稿の内容を複写する像形成
    装置であって、 前記光学系の第2位置から第1位置への戻りスキャン中
    における制御タイミングを得るための位置センサと、 帯電部と露光部との間に設けられて感光体表面の帯電を
    消去する帯電消去手段と、 前記戻りスキャン中における前記位置センサによる検知
    タイミングから所定時間後に、そのタイミングまで動作
    状態にあった前記帯電消去手段の動作を、停止を含む所
    定動作状態にする消去タイミング制御手段と、 前記光学系の第1位置から第2位置への往きスキャン時
    における立ち上がり応答時間を計時する立ち上がり計時
    手段と、 連続複写時に前回の複写時に前記立ち上がり計時手段で
    計時された立ち上がり応答時間に応じて前記消去タイミ
    ング制御手段における前記所定時間を補正する消去タイ
    ミング補正手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする像形成装置。
JP4055455A 1992-03-13 1992-03-13 像形成装置 Pending JPH05257366A (ja)

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