JPH05252081A - 無線による移動局識別方法 - Google Patents

無線による移動局識別方法

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JPH05252081A
JPH05252081A JP4084886A JP8488692A JPH05252081A JP H05252081 A JPH05252081 A JP H05252081A JP 4084886 A JP4084886 A JP 4084886A JP 8488692 A JP8488692 A JP 8488692A JP H05252081 A JPH05252081 A JP H05252081A
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JP
Japan
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card
circuit
mobile station
coil
station
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Application number
JP4084886A
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English (en)
Inventor
Katsumi Sakai
克己 酒井
Hisafumi Takahashi
寿文 高橋
Yukio Kitabayashi
行雄 北林
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SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 IDカードを携帯した人が固定局の受信エリ
アに入ったとき、相互誘導方式による簡便な方法でその
IDカードを認識できるような方法を提供することを目
的とする。 【構成】 固定局に接続された共振回路に高周波電流を
流し、高周波電磁界を発生させ、受信エリアを形成す
る。この高周波電磁界を、受信エリア内で移動局に内蔵
した共振回路と共振せしめ、この共振周波数と同期した
クロック信号を抽出して移動局内の登録された特有の識
別コードを読出す。この識別コードにより前記固定局の
共振回路の高周波信号を変調し、これを固定局で検波復
調してマイコンに入力する。このマイコンによって入力
した識別コードが登録されているものかどうかを判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定局と、移動局とし
てのIDカードとの間で、相互誘導方法にてデータを発
送して移動局を識別するようにした無線による移動局識
別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、固定局と移動局間でデータの伝送
をするには、例えば特公平3−25832号公報に記載
されているように、固定局側の振動エネルギーを移動局
の受波器で受信すると、受波された振動エネルギーの交
流成分を適宜変換してクロック信号を作り、これにより
データを読出し、このデータで搬送波を変調して、結合
器により外部へ伝送するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述の従来
の方法は、固定局と移動局との距離が離れていて、しか
もデータの伝送量も多いときは有効であるが、固定局で
IDカードを認識してドアを開閉するような場合、受信
エリアは精々数10cmから数m程度であり、しかも、
IDカードの識別コードデータ量が極めて少ないので、
より簡便な方法が好ましい。
【0004】本発明は、IDカードを携帯した人が出入
口など固定局の受信エリアに入ったとき、相互誘導方式
による簡便な方法でそのIDカードを認識できるような
方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定局に接続
された共振回路により高周波電磁界を形成し、この高周
波電磁界を、受信エリア内で移動局の共振回路と共振せ
しめ、この共振周波数と同期したクロック信号を抽出し
て移動局内の登録された識別コードを読出し、この識別
コードにより前記固定局の共振回路の高周波信号を変調
し、これを固定局で検波復調して移動局を識別するよう
にしたことを特徴とする無線による移動局識別方法であ
る。
【0006】
【作用】固定局から共振回路のコイルに高周波電流を流
して空間に電磁界を形成して受信エリアとする。ここで
IDカードを持った人がその受信エリア内に入ると、I
Dカードに内蔵されている共振回路を共振し、コイルに
誘導される電気エネルギーの共振周波数と同期したクロ
ック信号を抽出し、特有のID(識別)コードを読出
す。
【0007】IDカードの識別コードにより、固定局の
共振回路の高周波信号を変調し、検波復調してマイコン
に入力する。このマイコンによって入力した識別コード
が登録されているものかどうかを判定する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。IDカード10が無電池方式の場合について説明
すると、図1において、固定局11の送受信コイル59
によって発生した高周波電磁界に基いて、IDカード1
0は、内蔵する送受信コイル71に電圧が誘起され、い
わゆる相互誘導方式により自己の識別コードを送信す
る。前記IDカード10を図2に基づき、また、前記固
定局11を図3に基づき詳しく説明する。図3におい
て、前記固定局11は、空間に高周波電磁界を形成する
送受信コイル59、この送受信コイル59とコンデンサ
からなるLC共振回路50、受信した信号から包絡線信
号を抽出する包絡線検波回路51、データ信号のみを通
過させるアクティブフィルタ回路52、データ信号を2
値のディジタル信号に変換するコンパレータ回路53、
前記固定局集中管理部40との信号のやり取りをするマ
イコン54、高周波信号を発生させる発振回路55、前
記マイコン54からの一定時間間隔で発振信号を出力す
るためにオン、オフするスイッチ回路56、高周波信号
を電圧増幅する増幅回路57、電流増幅するブースタ回
路58からなる。
【0009】図2において、前記IDカード10は、コ
イル71とコンデンサ72からなり、固定局11のコイ
ル59によって空間に形成された高周波電磁界に共振す
るLC共振回路60、共振にて得たエネルギーを直流電
力に変換して内部の素子の駆動用とする整流回路63、
共振周波数に同期したクロックを抽出するクロック抽出
回路62、抽出したクロックを分周する分周回路64、
この分周回路64内のクロックを64分周する第1のク
ロック発生回路65、この第1のクロック発生回路65
のクロック信号を128分周する第2のクロック発生回
路66、インバータ回路67、自己特有の識別コードデ
ータをメモリするシリアルROM68、FETなどのス
イッチ素子69とコンデンサ70からなり、前記シリア
ルROM68のデータにより固定局11のコイル59の
両端の周波数をAM変調する変調回路61からなる。
【0010】以上のような構成における作用を波形図に
基づき説明する。 (1)固定局集中管理部40に電源を投入すると、マイ
コン54からの信号で、スイッチ回路56がオン、オフ
し、固定局11に高周波信号が、一定時間間隔で繰返し
送られる。
【0011】(2)マイコン54からのリセットパルス
により、図4(a)のようにスイッチ56がオンのと
き、発振回路55の高周波信号が、増幅回路57、ブー
スタ回路58を経て、LC共振回路50によって空間に
図4(b)のような高周波電磁界を発生させ受信エリア
を形成する。
【0012】(3)ここで、IDカード10を携帯した
人が、固定局11による高周波電磁界の受信エリアに入
ってきたものとする。このとき、IDカード10は、ポ
ケット内などに入れたままでも、電磁界が衣服を通して
内外を通過する。すると、IDカード10のLC共振回
路60に共振する。共振回路60で得られたエネルギー
は、整流回路63で直流電力に変換して分周回路64、
シリアルROM68などのIDカード10内の各素子に
電力を供給する。また、クロック抽出回路62で抽出し
た共振周波数に同期したクロックは、分周回路64へ送
られ、第1のクロック発生回路65の64分周されたク
ロックがインバータ回路67を介してシリアルROM6
8へ送られ、図4(c)のようなIDコードデータが読
出される。すべてのIDコードデータが読出されると、
第2のクロック発生回路66から128分周された信号
が出力してリセットする。
【0013】この識別コードデータには、必要に応じて
チェックデジットが付加される。このシリアルROM6
8からの識別コードデータにより変調回路61のFET
69をオン、オフさせて、インピーダンスを変化させ
て、この変調回路61により固定局11のコイル59の
両端の周波数をAM変調する。さらに詳しくは、固定局
11とIDカード10との等価回路を示す図1におい
て、固定局11の受信エリア内にIDカード10が存在
しないか、受信エリア内であっても、コイル59と71
とが直交していて反応しない場合は、固定局11のC0
とL0の共振周波数fは であらわされ、f=f0に同調されている場合、コイル
59の電圧V0は最大になる。通常はf0=fに固定さ
れている。ここで、IDカード10のスイッチ素子69
がオフの場合、IDカード10の共振周波数f2は、 であり、f2=f0に同調されている。また、スイッチ
素子69がオンの場合 となる。しかるに、IDカード10が固定局11の受信
エリア内にある場合、スイッチ素子69がオフであれば
f2=f0であるので、コイル71には電磁界の強さに
比例した電流iが流れる。スイッチ素子69がオンであ
ればf2≠f0であるから、電流iが変化する。この電
流iの変化が、相互誘導作用によってコイル59のL0
の値を変化させ、電圧V0が変化する。すなわち、ID
カード10は、固定局11のコイル59の図4(b)に
示す電圧を、図4(d)のようにAM(振幅変調)して
いる変調器といえる。なお、スイッチ素子69がオンの
とき、f2=f0に同調され、オフのときf2≠f0と
なるようにしてもよい。
【0014】(4)図4(d)のような電圧の変化分
を、包絡線検波回路51にて図4(e)のように検波
し、アクティブフィルタ回路52にて図4(f)のよう
に、必要な周波数成分のみとり出し、コンパレータ回路
53にて図4(g)のように2値に変換され、マイコン
54に入力する。このマイコン54によって、入力した
識別コードデータが登録されているものかどうかを判定
する。
【0015】(5)登録されていれば、識別コードに固
定局11の固定局番号を付加して、マイコン54から信
号を固定局集中管理部40に出力する。 (6)固定局集中管理部40の入出力部に入力したデー
タは、制御回路に出力される。 (7)この制御回路からの制御信号により、被制御機の
制御をする。
【0016】前記実施例では、無電池方式の場合、すな
わち、固定局11の高周波電磁界を、IDカード10で
共振させ、そのとき誘起させた電圧を、内部の駆動電力
として利用する場合について説明した。しかし、この例
に限られるものではなく、IDカード10は電池内蔵型
とすることもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、上述のように、IDカードの
識別コードの認識を、固定局と移動局の共振回路の相互
誘導方式にて行うようにしたので、狭いエリアでの識別
コードの認識が簡便に、しかも正確に行なえるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の原理を説明するための固定局と
移動局の等価回路図である。
【図2】本発明の方法を実施するためのIDカードの電
気回路図である。
【図3】本発明の方法を実施するための固定局の電気回
路図である。
【図4】図2および図3の各部の出力波形図である。
【符号の説明】
10…IDカード、11…固定局、40…固定局集中管
理部、50…LC共振回路、51…包絡線検波回路、5
2…アクティブフィルタ回路、53…コンパレータ回
路、54…マイコン、55…発振回路、56…スイッチ
回路、57…増幅回路、58…ブースタ回路、59…送
受信コイル、60…LC共振回路、61…変調回路、6
2…クロック抽出回路、63…整流回路、64…分周回
路、65…第1のクロック発生回路、66…第2のクロ
ック発生回路、67…インバータ回路、68…シリアル
ROM、69…スイッチ素子、70…コンデンサ、71
…送受信コイル、72…コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定局に接続された共振回路により高周
    波電磁界を形成し、この高周波電磁界を、受信エリア内
    で移動局の共振回路と共振せしめ、この共振周波数と同
    期したクロック信号を抽出して移動局内の登録された識
    別コードを読出し、この識別コードにより前記固定局の
    共振回路の高周波信号を変調し、これを固定局で検波復
    調して移動局を識別するようにしたことを特徴とする無
    線による移動局識別方法。
JP4084886A 1992-03-06 1992-03-06 無線による移動局識別方法 Pending JPH05252081A (ja)

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