JPH05252055A - 符号化装置および復号化装置 - Google Patents

符号化装置および復号化装置

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JPH05252055A
JPH05252055A JP4948392A JP4948392A JPH05252055A JP H05252055 A JPH05252055 A JP H05252055A JP 4948392 A JP4948392 A JP 4948392A JP 4948392 A JP4948392 A JP 4948392A JP H05252055 A JPH05252055 A JP H05252055A
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Hidetoshi Mishima
英俊 三嶋
Takashi Ito
俊 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トリックプレーの如き間欠的なデータ伝送モ
ードが存在する伝送系において復号時の誤りをなくすこ
とができる符号化装置または復号化装置を得る。 【構成】 可変長符号化により高能率に符号化し、伝送
路での誤りを訂正できる誤り訂正符号化器を直列に配す
る結果誤り訂正符号化の際の固定の区切り上に可変長符
号の1シンボル分のコードがまたがるようになってしま
うので、またがったビット数を時分割多重にて符号化す
るか、区切りの先頭が可変長符号の先頭になるよう保証
した。復号化装置は前者の場合、またがるビット数を考
慮して復号化するモードを設けることで間欠的データ伝
送時のシンボル化けを防止できるようになったし、後者
の場合、区切りに到達したにもかかわらず、可変長復号
が成立しない場合、その成立しなかったデータを廃棄し
て、次の区切りの先頭から可変長復号を行なうように構
成した。他4項

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可変長符号化を行な
い、固定長のデータに対して誤り訂正符号を付して伝送
する場合の符号化および復号化装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図17は近年非常に多く用いられる2重
リードソロモンと呼ばれる誤り訂正の符号構成を示した
ものである。mバイト×nビットのデータに対し、ま
ず、タテ方向にCn ×mバイトの誤り訂正符号を付し、
さらにヨコ方向にCm ×(n+Cn )バイトの誤り訂正
符号を付して2重の誤り訂正がかけられるようにして伝
送する。
【0003】図18に具体的に伝送する場合の一例を示
す。図18のm+Cm バイトの符号を単位にしてそれを
(n+Cn )×8回繰り返すのが最も単純な伝送法であ
る(1バイトは8ビット)。ここでCm バイトの誤り訂
正符号をC1パリティ、Cn行の誤り訂正符号をC2パ
リティと称す。通常さらに、1ビット単位の伝送となる
のが通常のディジタル伝送系であるため、バイト単位に
変換するための同期をとるためのシンクデータ(以下S
YNCと称す)と図17のうちの上から第何行目か(縦
方向のどの位置のものか)を表わすアイデンティティデ
ータ及びそれらのパリティデータ(以下それらをまとめ
てIDデータと称す)とをm+Cm バイトに付加し伝送
する。また、図18に示したように(n+Cn )×8サ
イクル全体の前に、復号系のPLLの引き込みを良くす
るためにプリアンブルと呼ぶこともある同期エリアを付
し伝送することもある。
【0004】近年業務用途や民生用途で磁気テープに多
量のデータ(特に映像データ)を記録するのに、ヘリカ
ルスキャン方式レコーダがある。図19はそのテープパ
ターンの一例である。図19に示したとおりテープ走行
方向に対して斜めのトラックパターンを生成している。
この方向は、テープの走行方向に対して平行に記録する
より面記録密度を比較的容易に向上させることができ非
常に有効な方法である。しかし、図19からもわかるよ
うに、各トラック間での時間的な連続性は、ミクロな意
味では実現が難しく、例えば民生用途のVTR等では、
この各トラック間のつなぎ目は、映像信号中の垂直ブラ
ンキング期間と呼ばれるダメージを受けても影響の少な
い部分にあてられたりしている。つまり、このような2
重の誤り訂正は、このようなVTR用途の場合、1トラ
ック内で閉じてトラック間をまたぐことのない誤り訂正
符号のブロックサイズにとるのが普通である。
【0005】さて、冗長性の高いデータを能率良くデー
タ変換する手段の1つに可変長符号化と呼ばれる手段が
ある。これを図20で説明する。図20に示したA〜F
はシンボルと称されるもので、圧縮されるべきデータの
状態を表わす。ランレングス符号化を組合わせる場合
は、0ラン長がシンボルとなるし、多階調の映像信号の
場合は、値そのものがシンボルとなるし、映像信号の高
能率符号化では、直交変換とランレングス符号化と、値
そのものとを組み合わせてシンボルとする場合もある。
各シンボルはその発生頻度に応じて符号が割り当てられ
ている。図20ではAからFにかけて、その発生頻度が
低くなっているような場合の一例である。Aの符号長は
1ビットであるのに対し、Fの符号長は5ビットとなっ
ており、発生頻度が高いほど短い符号長の符号が割り当
てられる。このようにすれば、全体の符号の量は短くな
り、能率良く符号化ができる。通常良く用いられる可変
長符号化はハフマン符号を用いたものである。このよう
にして符号化した可変長符号化したデータを誤り訂正符
号を付するブロック図を図21に示す。
【0006】図21において31は可変長符号化を行なう
コード変換回路、32は図17に示したm×nバイトの容
量を貯えるバッファメモリ、33はC1パリティC2パリ
ティの誤り訂正符号を付す誤り訂正符号器である。動作
としては、例えば図20に示したようなコードテーブル
を用いROM等によりコード変換を行ない、誤り訂正符
号器に出力するために1誤り訂正符号単位の容量のバッ
ファメモリ32にコード変換後のデータを貯え、その出力
に誤り訂正符号器33により誤り訂正用の符号を付加して
伝送路に送出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の符号化装置は以
上のように構成されているので、ヘリカルスキャン型の
テープレコーダを伝送媒体として使用する場合、下記の
ような問題があった。図23はヘリカルスキャン型のテ
ープレコーダの早送り等のトリックプレーの状態のヘッ
ドトレースの軌跡を示したものである。図23において
L,Rの表示は、通常ヘリカルスキャン型のテープレコ
ーダは隣接トラックのクロストーク成分を排除する目的
のアジマス記録の方向を表わしたもので、Lアジマス
は、Rアジマスとトラック長手方向と直交する軸に対し
て対称になっている。LアジマスのトラックはRアジマ
スのヘッドでは再生できないし、Rアジマスのトラック
はLアジマスのヘッドでは再生できない。図23は、テ
ープ送り速度を通常走行の8倍にあげて高速再生を行な
った場合のヘッドトレース軌跡をテープパターン上に表
現したものである。このヘッドのアジマスがLアジマス
であったとするとRアジマストラックは再生不能のた
め、図23の斜線部のみヘッド再生出力が得られる。こ
の出力を図22に示す。図22に示したように高速再生
時、満足できる出力は、ある一定期間だけに限られてお
り、その期間の中にC1ブロックが1つ以上含まれてい
なければC1方向の誤り訂正でさえかけることができ
ず、通常C1ブロックは1つ以上含まれている。このよ
うなトリックプレーの場合、2重積の符号であるにもか
かわらず、1つの方向の誤り訂正しかできずトリックプ
レー時の復号も通常C1を1単位として行なわれる。こ
の時、例えば図24に示したデータが記録されていて、
点線の部分より前は、逆アジマストレース時であり復号
できず点線の部分以降を復号するものと仮定すると、点
線の部分から図20のコードテーブルを用いて復号する
と、本来のF,AというシンボルがDというシンボルに
化けて復号されてしまうという問題がある。例えば映像
信号を符号化する場合、図25に示したように離散コサ
イン変換(DCT;Discrete Cosine Transform )と呼
ばれる周波数領域への変換を施し、矢印に示したように
ランレングスコーディングを行なって可変長符号化を施
す。このような符号化の場合、シンボル化けの問題は異
なる周波数領域へのデータ化けになってしまい、全く異
質の画像と化してしまう。また、オーディオ信号の高能
率符号化等に多く用いられるサブバンド符号化は、図2
6の上図のような信号を、周波数分割されるべくサブバ
ンドフィルタに通され、図26下図のように帯域分割さ
れて符号化されてしまうため、復号シンボルの化けは全
く異なる帯域のデータと化してしまうという問題があ
り、高能率符号化と誤り訂正のブロック化の問題は、テ
ープ媒体の伝送系において特にトリックプレー等で重大
な問題をかかえている。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、トリックプレーの如き、間欠
的なデータ伝送系において復号時の誤りをなくすことが
できる符号化装置および復号化装置を得ることを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明に係る符
号化装置は、可変長符号化時に符号量をカウントし、C
1ブロックの最初の無視ビット数を計算し、その情報を
時分割多重して誤り訂正符号を付加するように構成する
ものである。または、可変長符号化時に符号量をカウン
トし、C1ブロックの最初の無視ビット数を計算し、誤
り訂正符号を付した後その情報を時分割多重するするよ
うに構成するものである。
【0010】本願の第2発明に係る復号化装置は、符号
化時に時間軸多重された無視ビット数情報に基づき、C
1方向に誤り訂正復号されたデータのうち先頭の数ビッ
トを可変長復号器に送出せずに残りを可変長復号器に送
るようにするモードを設けるよう構成する。
【0011】本願の第3発明に係る符号化装置は、C1
ブロックをまたぐように可変長符号化する場合、C1ブ
ロックの残りすべてに可変長コードテーブルに存在しな
い特殊なデータを挿入する。
【0012】本願の第4発明に係る符号化装置は、C1
ブロックをまたぐように可変長符号化する場合、またい
だ可変長符号化データは、次のC1ブロックの先頭から
再び符号を追加挿入する。
【0013】本願の第5発明に係る復号化装置は、C1
ブロックの最後のデータでなおかつ可変長復号が成立し
なかったデータを廃棄するように構成する。
【0014】本願の第6発明に係る符号化装置は、可変
長符号化データ中のあらかじめ設定された位置に、ある
特定の情報(例えば数十フレームのうちのあるフレーム
の高能率符号化データとか、各フレームの圧縮率の高め
られたデータ)を挿入する。
【0015】本願の第7発明に係る復号化装置は、誤り
訂正復号後のあらかじめ設定された位置のある特定の情
報のみを復号するモードを備える。
【0016】本願の第8発明に係る復号化装置は、後続
のデータが使用不能におちいり、なおかつブロックの区
切りのデータが可変長復号ができていない場合、ブロッ
クの中の他のデータに0を挿入して直交逆変換するよう
構成する。
【0017】本願の第9発明に係る復号化装置は、後続
のデータが使用不能におちいり、なおかつブロックの区
切りのデータが可変長復号ができていない場合、そのブ
ロックのデータを廃棄するよう構成する。
【0018】
【作用】本願の第1発明では、無視ビット数情報を計算
し、その情報を時分割多重するため復号時に利用可能と
なる。
【0019】本願の第2発明では、無視ビット数情報に
基づきC1方向に誤り訂正されたデータのうち先頭の数
ビットを無視して可変長復号するように作用する。
【0020】本願の第3発明では、可変長コードテーブ
ルに通常存在しないダミーデータを割り当て、C1ブロ
ックをまたぐ際、そのダミーデータを挿入するため、復
号系においてそのデータは復号されることがないように
符号化されている。
【0021】本願の第4発明では、C1ブロックをまた
ぐ際、次のC1ブロックの先頭では、改めて新たな可変
長符号データの先頭になっている。
【0022】本願の第5発明では、第3第4発明のよう
な符号化がなされたような符号化データに対し、通常の
復号時は、C1ブロック中の最後尾のデータで可変長復
号が成立しなかったデータは廃棄して、復号化されない
ように作用する。
【0023】本願の第6発明では、可変長符号化中のあ
らかじめ設定された位置に、ある特定の情報を時間軸多
重されているため、トリックプレー等で、トレースする
ある決められた位置に重要なデータを配置することがで
きる。
【0024】本願の第7発明では、誤り訂正復号後のあ
らかじめ限定された位置のみを復号することのできるモ
ードを設け、トリックプレー等に使用する際の復号誤り
を出力しないように作用する。
【0025】本願の第8発明は、後続のデータが使用不
能状態におちいったにもかかわらずブロックの終了コー
ドに到達できなかった場合、残りのブロックデータに0
を挿入して復号化するため、とんでもないデータが誤挿
入されて異常な復号化されることを防ぐよう作用する。
【0026】本願の第9発明は、後続のデータが使用不
能状態におちいったにもかかわらずブロックの終了コー
ドに到達できなかった場合、そのブロックのデータは廃
棄されるので、とんでもないデータが誤って復号されな
いよう作用する。
【0027】
【実施例】以下、本願の第1〜第7発明の実施例を説明
する。
【0028】まず、本願の第1発明を図について説明す
る。図1において1はコード変換器、2は符号長検出
器、3はバッファメモリ、4は累積加算器、5は最小値
回路(以下MINと称す)、6は減算器、7はスイッ
チ、8は誤り訂正符号化器である。
【0029】次に動作について説明する。入力されるデ
ータは、ハフマン符号のように発生頻度が高くなるほど
符号長が短くなるように設計された符号化テーブルに従
ってコード変換を行なうコード変換器1によって可変長
符号化され、バッファメモリ3に貯えられると共に、符
号長検出器2によって発生した可変長符号化の符号長を
検出し、その符号長を累積加算器4で累積加算し、ある
定数Cと常に小さい方を出力するMIN5に通される。
ある定数とは、例えばC1パリティの付加単位であるm
バイトすなわち、m×8ビットから、無視ビット数デー
タ作成回路によって作成されるデータのビット数(可変
長符号化の1シンボル当りの符号長は30ビットよりは少
ないのが普通なので、通常5ビット程度あれば無視ビッ
ト数データを作成できる)を引いた値が与えられてい
る。C=m×8−5累積加算器4の値がこのCよりも大
きな値をとるとMIN5の出力はCを選択する。そして
減算器6の出力はm×8−5−Cとなるので、次のC1
ブロックにあふれたデータビット数と等しくなる。この
値を次のC1ブロックの先頭の5ビットの間はスイッチ
7で選択して時分割多重することによって図4に示され
たデータ並びにすることができる。このとき、スイッチ
7で無視ビット数データを選択している間は、バッファ
メモリ3の読み出しを行なわないように制御されてい
る。そして、次のC1ブロックに移ったとき累積加算器
4は、所期動作を行なう。その所期値は、m×8−5−
Cの値とすれば良い。
【0030】従って無視ビットデータ作成のための回路
は図1に限定されたものである必要は全くなく、例え
ば、累積加算結果をCで割って余りを求めるような演算
でも良いことはいうまでもない。また、無視ビット数デ
ータは前のC1ブロックに配置された符号のビット数を
求めても良い。
【0031】またメモリの配置やスイッチ7の有無につ
いても同様である。上述のような動作をするだけならバ
ッファメモリ3はmバイトあれば最低限の動作は可能で
あり、m×nバイトのデータに誤り訂正符号を付すため
のデータ蓄積機能は、誤り訂正符号化器8にもたせれば
良いが、例えば、減算器6の出力である無視ビットデー
タを貯える領域をバッファメモリ3に設けて書き込んで
も同様の事が実現できるし、減算器6の出力である無視
ビットデータを貯えるメモリを別途設けてバッファメモ
リ3との読み出し制御によっても同様である。そのよう
な構成をとるならばバッファメモリ3はm×nバイトの
容量をもっている方が都合が良い。
【0032】また、このような無視ビット数データは、
mバイト中のデータとしてもっている必要はなく、図1
6の中のIDデータエリアに所持していても良い。この
ようにmバイトのデータの外に無視ビット数データを時
間軸多重するための一実施例を図2に示す。9はスイッ
チ、10はメモリである。
【0033】次に動作について説明する。基本的には、
図1と動作と同じであるので、異なるところのみ説明を
加える。MIN5の片方の入力値は、図1ではC(m×
8−5)であったが、図2ではm×8となる。なぜな
ら、無視ビット数データとmバイトの外にもつためmバ
イトのデータは目一杯使用可能である。このため図2に
おいてC’=m×8となる。また、減算器6の出力は誤
り訂正符号を付してから時分割多重するため一度メモリ
に貯える必要性が高くなる。メモリ10はそのためのメモ
リであり、スイッチ9にてメモリ10に貯えられたデータ
と誤り訂正符号化器8の出力が切り換えられる構成とな
っている。ただし、スイッチ9が一方とつながっている
とき他方は、必ず出力(読み出し)を止めている必要が
ある。このように動作する回路から出力されるデータ
は、図5に示すようになっている。
【0034】なお、メモリ10には、本来のIDデータや
SYNCデータを付加して記憶していても良いことはい
うまでもなく、そうでない場合は、他のどこかにID,
SYNCデータを付加するブロックが存在する。また、
図2は、IDデータに無視ビットを多重したが、例えば
IEEE Transactions on Information Theory の1976
年No.4P462〜P468に記載の「New Classes of Binary Co
des Constructed on the Basis of Concatenated Codes
and Product Codes」に開示された重畳符号等の技術を
使ってC1パリティの中に多重する方法をとっても良
い。また、上述の可変長符号化は固定長にエスケープす
るようなモードをもった可変長符号でも良いことはいう
までもない。
【0035】次に本願の第2発明を図について説明す
る。図3は、例えば図1の符号化装置で符号化して、テ
ープ等の伝送媒体を経て復号化する際の復号化装置の一
実施例である。テープ媒体のような伝送系では、再生の
みの製品というものが存在し得るため、復号化装置を使
った製品も存在し得る。図3において11は無視ビット数
データ認識回路、12はスイッチ、13はコード逆変換器、
14は誤り訂正復号化器である。
【0036】次に動作について説明する。伝送媒体を通
過した信号(テープレコーダでは再生出力)は誤り訂正
復号化器14にて、伝送路のS/N の劣悪さが原因で生じた
り誤りを訂正され、正しいデータとなって出力される。
テープレコーダ等の再生時に特殊な高速再生等の場合
は、C1ブロック単位での復号を行なうと都合が良い
が、C1ブロック単位で誤り訂正復号を行なったのち、
mバイトのデータ中からある特定の位置にある無視ビッ
ト数データをとり込む無視ビット数データ認識回路11に
て、何ビット分のデータを無視して可変長復号するかを
コントロールするため、スイッチ12に制御信号を送り、
コード逆変換器13への入力を制御する。上述の説明で
は、無視ビット数データを5ビットとったため、無視ビ
ット数をkビットとすると、k+5ビット分のデータを
コード逆変換しないようにスイッチ12をOFFすれば良
い。また、コード逆変換回路13はスイッチ12がONにな
ってから可変長復号動作をすれば良い。なお、コード逆
変換回路13が、復号禁止マスク動作をすることができる
ようにすれば、マスク動作をするビットのフラグをk+
5ビット分立てれば良く、その際は、スイッチ12はなく
ても誤った動作をすることがない。このような構成にす
れば、例えば図22の点線以降の3ビットは、可変長復
号されず、4ビット目から正しい復号がされるようにな
るため、シンボル化けといった問題は生じない。
【0037】また、本願の図2のような実施例をとった
場合には、無視ビット数データ認識回路11の入力は、誤
り訂正復号器14の前からとり出した信号で良い。
【0038】また、本願の第1,第2発明では、可変長
符号化のみする場合についてとりあげて説明したが、固
定長符号化と可変長符号化とを組み合わせたような符号
化でも、可変長符号手法を複数使用した符号化でも良
く、また誤り訂正符号も二重リードソロモン符号をとり
あげたが、ブロック単位で長さが可変でない固定長デー
タに対する誤り訂正符号なら何でも良く、例えばBCH
符号やクロスインターリーブ符号、ある程度符号長の可
変なトレリス符号化等の符号化でも良いことはいうまで
もない。また実施例ではC1ブロックに1つ無視ビット
データを付すことについて述べたが、誤り訂正ブロック
サイズを小さくとった場合m×nバイトに1つの無視ビ
ットデータを付すだけでも良い。可変長符号化手法を
(固定長符号化を含めて)複数使用するような場合は符
号化器で無視ビット数データと共にその手法を表す情報
を付して符号化し、復号側でその情報を認識して(固定
長復号化を含めた)可変長復号化する復号化器で復号す
れば良い。その最も簡単な例は、あるケース(例えば統
計的な意味での出現頻度に偏りがなくなった場合)では
固定長符号化器を使い、そうではない場合可変長符号化
器を使って符号化する場合や、可変長符号化テーブルを
いくつか使用して符号化する場合である。また、その他
のヘッダ情報があれば、それと多重するのも良い。
【0039】次に本願の第3発明を図について述べる。
図6は、本願の第3発明の符号化装置の一実施例を示し
たブロック図である。図6において15はコンパレータ、
16はスイッチ、17は退避用バッファである。
【0040】次に動作について説明する。入力されたデ
ータはコード変換器1によって可変長符号化され、一時
的に退避用バッファ17に記憶される。一方、符号長検出
器3によって、発生した変換コードの符号長を検出し、
累積加算器4にて発生した符号長を累積加算して、発生
したトータル符号量を計数し、累積加算器4にて発生し
た符号長を累積加算して、発生したトータル符号量を計
数し、累積加算器4の出力をある定数C’と比較するコ
ンパレータ15に入力してある一定数C’を超えないかど
うか判定する。もし、ある一定数C’を超えた場合、ス
イッチ16にコントロール信号を送り、そのあふれる原因
となった可変長符号の1シンボルの可変長符号は、バッ
ファメモリ3に送出されないようスイッチ16をOFFす
ると、同時に、退避用バッファの読み出しは、あふれる
原因となった可変長符号の1シンボルの1つ前のシンボ
ルを読み出した後、読み出しをストップする。バッファ
メモリ3はm×nバイトのデータを書き込める容量を有
しており、m×nバイトのデータを誤り訂正符号化器8
に送出が完了するたびにオール0のデータに初期化され
る。通常バッファメモリ3はDRAM等で構成し、m×
nバイトのメモリを2つ有して、読み出し用で使うメモ
リと書き込み用で使うメモリを選択的に切り換えるよう
に構成するので、この切り換えのときに、メモリ切換動
作以後書き込み側に割り当てられたメモリは、データを
書き込む前にオール0のデータに初期化すると良い。以
上のような動作では、可変長符号化データがmバイトの
境界をまたぐようになった場合を検出して、その原因と
なる1シンボル分の可変長符号は次のmバイトにまわさ
れるようになり、余白には0が挿入されたことと等価に
なる。つまり、その符号化装置の出力のデータは、図7
に示したようなパターンになる。図7では0001とい
う可変長符号化データがコード変換された後のシンボル
が3ビット以上だった場合、00という2ビットの0が
挿入された形となっている。もちろん、その3ビット以
上だったというシンボルに相当する可変長符号は次のm
バイトのデータ作成時に退避用バッファ17から読み出さ
れ、そのmバイトのデータの先頭に配置されるよう動作
する。
【0041】なお、上述の説明では、オール0のデータ
を余白に挿入したが、これには、符号化テーブル作成時
に、少し工夫を要する。すなわち、オール0に相当する
シンボルが実際には存在しないように符号化テーブルを
作成するという工夫である。このことを図8で説明す
る。図8は、図20と同じシンボルを可変長符号化する
可変長符号化テーブルである。このとき、図20ではF
というシンボルに00000を割り当てられているが図
8ではダミーデータと称しているシンボルを1個増加
し、オール0となるシンボルをダミーデータに割り当て
ている。このような可変長符号化テーブルに基づいて可
変長符号化を施すことが、本願の第3発明の前提とな
る。このオール0という(特殊な)ダミーデータを可変
長符号化テーブルに盛り込んであるが必ずしもオール0
でなくてもオール1のデータがダミーデータとなるよう
に図8の2進木表現の枝変換を行なっても良いし、すべ
てが同じ値でなくても、そのダミーデータが割り当てら
れた符号の先頭から任意ビットをとりだしてきてそれが
他シンボルで同じビット数のいかなる符号とも絶対に一
致しないような符号であれば、どのような値でも良い。
またダミーデータがオール1のときは、上述の初期化動
作時にm×nバイト分すべて1のデータを書き込めば良
い。
【0042】次にこのような符号化器に対する復号化器
の動作について次に説明する。特殊再生時のように極め
て特殊な場合は、このような符号化器ではmバイトの先
頭が必ず可変長符号の先頭ビットとなっているため使用
可能なC1ブロックでは可変長復号の開始をmバイト毎
に設定するようにすれば良いだけで良い。なぜならmバ
イトの後尾部分の特殊符号については、あてはまるシン
ボルが存在しないからである。具体的に述べると、図7
において00という最後の2ビットのデータはあてはま
るシンボルが存在しないし、次のmバイトの先頭では、
別のシンボルの可変長符号化の先頭であることが、保障
されているためこの2ビットの00というデータを廃棄
すれば良い。すなわち、mバイトの境界であることを認
識して最後に可変長復号化が成功しなかったデータを廃
棄するデータ廃棄回路を設ければ復号化できる。また上
述のデータ廃棄回路は、コード逆変換器13の逆変換禁止
ビットマスクを生成する回路として実現される。このデ
ータ廃却回路が仮りに存在しなかったならば、連続した
C1ブロックを復号する場合、前のC1ブロックの特殊
データが廃棄されずにコード逆変換器13に残存してお
り、このデータと次のC1ブロックの先頭のデータとで
別のシンボルのデータに化けるといった問題が新たに生
じる。例えば00という最後尾の2ビットのデータが廃
却されずに残存したまま、例えば次のシンボルがAであ
るような可変長符号である1があった場合、コード逆変
換器13にて001というデータに対してコード逆変換が
成立し、シンボルCとなってシンボル化けとなってしま
う。これは本願の第5発明の一実施例と同じである。
【0043】次に本願の第4発明を図について述べる。
図9は本願の第4発明の符号化装置の一実施例である。
【0044】入力データはコード変換器1によって可変
長符号化され退避用バッファ17に一時的に記憶される。
一方、符号長検出器2によって発生符号長を検出し、累
積加算器4によって累積加算して発生符号量を計数しコ
ンパレータ15に入力される。コンパレータ15は、発生符
号量とある定数C’を比較し、ある定数C’を超えると
退避用バッファ17に再送要求のフラグを立てる。退避用
バッファ17は、コンパレータ15からの再送要求フラグを
受ければ、その可変長符号を符号の先頭からもう一度読
み出される。具体的に例をあげて説明する。例えば、図
7で0001(シンボルD)というデータの後のデータ
はmバイト長で固定長に制御されるためあと2ビット分
の余裕がある。その次にコード変換されるシンボルがE
であった場合を考えるとEの先頭ビットから2ビット
分、すなわち00001のコードのうち最初の2ビット
である00がシンボルDの0001の後に付加される。
この直後再送要求をしなければ、シンボルEの0000
1のうち残りの3ビットである001が次のmバイトの
C1ブロックの先頭に配置されることになるが、000
01のコードのうちの最初の2ビットである00が付加
されC1ブロックが一杯になったことをコンパレータ15
が検出して再送要求のフラグが立てられるため、退避用
バッファ17はシンボルEの00001のデータを次のC
1ブロックでまたふたたび先頭ビットから読み出される
ように動作する。つまりC1ブロックの余白ビットには
シンボルEの先頭2ビットを、次のC1ブロックはシン
ボルEの先頭から5ビット分が配置されることになり、
先頭2ビットはこのような例では重複しているが、C1
ブロックの先頭では可変長符号の先頭が保証されてい
る。
【0045】次に本願の第5発明を図について説明す
る。図10は本発明の第5発明の復号化装置の一実施例
である。図10において19はコード逆変換可否判定回
路、20はバッファ、21はスイッチである。
【0046】次に動作について説明する。基本原理は、
本願の第3発明の符号化装置に相対する復号化装置と同
じであるので基本的説明は省略する。図10の入力は、
符号化装置で符号化されたデータを伝送媒体に通した信
号である。図10の入力信号は誤り訂正復号化器14によ
り伝送路で生じた誤りを検出、訂正し、最小mバイト単
位の符号となって出力されバッファ20に一時的に貯えら
れる。一方、コード逆変換可否判定19に入力され、mバ
イトのデータの先頭1ビットずつ監視して可変長復号
(コード逆変換)が成立するかどうかを判定し、成立す
ると判定された場合、バッファ20から成立する可変長符
号を読み出してスイッチ21をONにし、各シンボル毎遂
次にコード逆変換器13で可変長復号する。本発明の第3
及び第4発明の符号化器は、mバイトの後尾の処理手法
は異なるが、いずれも後尾で可変長復号が成立しないま
ま、mバイトのデータの処理が終了した場合、データ廃
棄を行なえば良く、可変長復号が成立しない間はスイッ
チ21がOFF状態になっており、コード逆変換器13に可
変長符号が送られることはないのでmバイトのデータの
処理が終了したり、スイッチ21OFFのままmバイトの
データをすべて初期化して次のmバイトのデータを貯え
るという動作をする。このようにすれば、上述のデータ
廃棄回路と同等の動作が可能となる。
【0047】本願の第3発明は、符号化テーブルを作成
する場合から工夫して作成し、特殊コードを余白に挿入
し、第4発明は、何もそのような操作はせず次のC1ブ
ロックで操作するように符号化したが、本願の第5発明
による復号化装置で、シンボル化けの問題なく復号化が
可能となる。なお、この復号化、トリックプレーの時の
みならず通常伝送時もそのような動作をする必要があ
る。
【0048】次に本願の第6発明の符号化装置を図につ
いて説明する。図11は、本願の第6発明の一実施例で
ある。図において22, 23はスイッチ、24はバッファメモ
リ1、25はバッファメモリ2である。
【0049】次に動作について説明する。入力された信
号は、コード変換器1により可変長符号化されバッファ
メモリ24に貯えられる一方、特殊なデータが符号化され
るときにはスイッチ22はONされてバッファメモリ25に
貯えられる。スイッチ23は通常は上側に接続されている
が、m×nバイトのうちある特定の位置になったときに
スイッチ23は下側に接続されバッファメモリ25の読み出
しがスタートし、ある固定データ長だけバッファメモリ
25の内容が時分割多重されて誤り訂正符号器8に供給さ
れる。当然バッファメモリ25が読み出されるのはスイッ
チ23が下側に接続されている間であり、その間バッファ
メモリ24の読み出しはストップされている。スイッチ23
の接続がかわったときには、バッファメモリ24の読み出
しはストップしたアドレスからスタートし、バッファメ
モリ25の読み出しはストップするよう動作する。
【0050】さて、スイッチ22は具体的にどういう場合
にONするかについて具体的に例をあげて説明する。映
像信号を符号化する場合はDCTをかけ、DCTの係数
を可変長符号化するのが普通であるが、通常DCT係数
の低次シーケンスほど重要な意味をもつため、低次シー
ケンスだけで画像の大雑把な認識は可能である。スイッ
チ22はこのような場合低次シーケンスの符号化結果のみ
送出するようにONするような動作をすれば、低次シー
ケンスのデータは、時間軸多重状態で2度書きするよう
なイメージとなる。極端な場合、低次シーケンスはDC
成分だけでも良く、DC成分だけでもシーンの理解ぐら
いは可能なデータであるのでDC成分のみが2度書きさ
れる。伝送容量を鑑みれば、この2度書きされるデータ
は少ないほど都合が良いので、DC成分のうち上位数ビ
ットのみを符号化しても良い。ただし、このような場合
は、コード変換を行なう前の固定長符号をスイッチ22に
接続する構成にすれば良い。また、NTSCやPAL方
式のような走査形態の場合1フレーム内の奇数フィール
ドと偶数フィールドは似かよった信号であるため、DC
成分のフィールド間和を求めてる演算手段を設けても良
いし、DCTブロックを4ブロックまとめてDC成分の
平均値を求める演算手段を設けて、それらの演算結果を
バッファメモリ25に貯えても良い。例えば、DCTブロ
ックを4ブロックまとめてDC成分を平均し、フィール
ド間和を求めて5ビットに丸めれてバッファメモリに貯
えれば、全データ(誤り訂正符号を除く)の3%程度の
符号量で、画像の根幹のデータは存在できる。このデー
タを図23の斜線部に位置するように時間軸多重すれ
ば、ある一定の高速再生で、この根幹のデータを得るこ
とが可能である。計算では20倍速程度の超高速再生まで
は、このデータを再生することが可能なようにデータを
配置することが可能である。またこの2度書きデータは
必ずしも毎フレーム書かれている必要はなく、何十フレ
ームかの間のある1フレームのみの符号化結果をバッフ
ァメモリ25に貯えておいてその何十フレームかの間に相
当する時間に、少しずつスイッチ23で時間軸多重するよ
うにスイッチングしても、超高速再生時にデータが再生
できるように配置できる。さらに何十フレーム中の1フ
レームのみのDCよりは高次であるがある程度の低次シ
ーケンスまでを符号化するような、上述の例を適当に組
み合わせたようなことでも良い。
【0051】次に本願の第7発明を説明する。図12に
おいて26は逆DCT回路、27はオーバーラップ平滑化回
路である。
【0052】次に動作について説明する。通常の復号化
装置と異なるところは、超高速再生等の動作状態になっ
た場合、2度書きされたデータのみから画像を復号する
ようなモードを有しているところが大きく異なり、それ
から先は、どのようなデータが2度書きされていたかで
少しアプローチ手法が異なる。例えば上述のようにDC
のみが2度書きするように符号化装置が動作している場
合、DCTブロック1つ(あるいは4つ)に1つしかデ
ータが存在しないため、DCTブロックの境界がまとも
に検知でき、このブロックの境界の形状が長方形である
ことから、かえって画像のシーン認識にとって邪魔にな
ったりする。それを軽減するための回路が図12であ
る。逆DCT回路26によりDCのみを逆DCTし、図1
3の上図に示したようなブロック状の画像を得る。図1
3上図では、ブロックEを中心とした8ブロックA〜J
を示してある。このブロックEのサイズは、DCTの各
ブロックのデータが2度書きされている場合は、DCT
ブロックサイズ(通常8×8画素)と一致するし、4D
CTブロックのDC平均値が付されている場合は4DC
Tブロックサイズと一致する。このようなブロック状の
再生画面となるデータを得たのち、後述のオーバーラッ
プ平滑化回路27にてブロックの境界を目立たなくして、
超高速再生画面としてTVモニタに出力される基礎デー
タとなる。以下、オーバーラップ平滑化回路27の動作を
説明する。図13における各ブロックA〜Jの復号デー
タは例えば自分のブロックより面積で4倍、長さで2倍
に自分を中心に押し広げられたブロックである考える。
そのようにするとすきまなく配置された図13上図の9
つのブロックは、重なりあい、図13下図のようにブロ
ックがオーバーラップしてしまうことになる。図13下
図のA’は上図のAが押し広げられたブロック、B’は
B、C’はC、D’はD、E’はEがそれぞれ押し広げ
られたことを示している。そのようにしておいて、例え
ばブロックE(点線で図13下図に示す)の斜線部の値
をどのようにすればブロック境界を目立たなくすること
ができるかを示す。図13下図の斜線部のうちブロック
Eの中心に近い部分は、図13上図のブロックEをその
まま通過させ、ブロックEの境界に近い部分はブロック
Eのデータを半減させ、他ブロックからのオーバーラッ
プ分と加算するようにして平均化する。具体的には、
E’のブロックに正弦関数等の窓関数をかけ、オーバー
ラップ分のデータと加算する。このときに注意しておか
なければならないことは、オーバーラップ分を加算した
とき、ダイナミックレンジが広がらないようにすること
である。つまり、1以下の値をもつ関数をかけて加算し
た結果が、1以上になってしまうのを防ぐようにしなけ
ればならない。また、オーバーラップ平滑を行なう以外
の平滑化手段としては、図14に示したような隣接した
ブロックのDCT係数から自分のDCT係数を補間する
ようにして逆DCT変換をするようにしても同様な効果
が得られる。例えばDC成分のみから次の高次シーケン
シーを補間するための例を以下に示す。例えば、Eブロ
ックのC21成分(図14下図に図示)は、Bブロックの
DC成分からHブロックのDC成分を減算して、ある係
数ρをかければ良いし、C21成分はDブロックのDC成
分からFブロックのDC成分を減算してある係数ρをか
ければ良い。これはDCTの基底関数を考えるとこのよ
うな補間がうまくいくことが理解できる。
【0053】次に、本願の第8発明を図について説明す
る。図15は本願の第8発明の復号化装置である。図1
5において28は、C1ブロックの有効判定回路である。
【0054】次に、動作について説明する。例えば本願
の符号化装置は固定長のデータに対して誤り訂正符号を
付すため、誤り訂正ブロックの単位で誤りがなければシ
ンボル化けなく可変長復号するのが可能になるのである
が、例えば映像信号の符号化のようにブロック化して可
変長符号化する場合、EOB(End of Block)と呼ばれ
るブロックの区切りを表わすコードが存在するのでが常
である。つまりこのようなコードが復号されない限り、
DCT逆変換すべきDCT係数はそろわない。例えばC
1ブロックで誤りが発生していたことがC1ブロックの
有効判定回路28で検出された場合、EOBのコードまて
で到達しない場合がある。このような場合、残りのシー
ケンシに0を挿入して逆DCTを施して、再生画像とす
るように動作する。このようにすると最後のブロックは
とりあえず復号されることになり、しかも、高次シーケ
ンスは0を代入することで、異常なデータに復号される
のを防ぐことができる。
【0055】次に本願の第9発明を図について説明す
る。図16において29はスイッチ、30はバッファであ
る。
【0056】次に動作について説明する。この回路の動
作は本願の第9発明と非常に良く似ている。C1ブロッ
クの有効判定回路にて後続のC1ブロックに訂正しきれ
ない誤りがあると判定された場合で、かつ、EOBのデ
ータに到達できなかった場合、バッファ30に貯えていた
そのEOBデータの欠けたDCTブロックのDCT係数
はスイッチ29をOFF動作することにより廃棄すること
で、異常な復号結果を招くのを回避することができる。
【0057】なお、本願の第8及び第9発明は、映像信
号の可変長符号がm×nバイトのデータが連続で再生さ
れることを前提としているような具体例であったが、m
×nバイトのデータのうち、ある固定の位置の情報は別
のデータが入れられているような本願第1発明または、
第6発明に係る符号化装置のような場合、そのようなデ
ータは、逆DCT回路に接続する必要がなく、その位置
でスイッチング動作でOFFするよう構成しても良いこ
とはいうまでもない。
【0058】また、2重リードソロモンでは得られたm
×nバイトのデータをシャフリングして誤り訂正符号化
するのが通常であるが、C1単位の誤り訂正をするよう
な場合が存在し、そのデータが可変長符号化であるよう
な場合は、データシャフリングは無秩序に行なわない方
が良い。
【0059】また、上述では、極めて限定された符号化
手法を扱っているが、前述のとおり、誤り訂正符号は固
定長のデータに対して付すものなら他の符号で良いし、
可変長符号はハフマン符号化以外の例えばファノの符号
等でも良く、DCTは他の直交変換でも良いことは言う
までもない。またシャフリングについても可変長符号の
秩序をくずすことがないように例えばEOBを1つの単
位としたシャフリングをかけても特に問題はないし、ま
た映像信号のブロックの位置を示す情報などを時間軸多
重しても良い。
【0060】また、本願の第6発明の符号化装置の復号
を行なう場合、特殊再生を重点的に説明したが、訂正で
きない誤りが生じた場合、その2度書きされたデータを
もとに補間するような誤りデータの補間作業に使用して
も良いことはいうまでもなく、例えば、DC成分のデー
タを使用する等の方法を使っても良い。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本願の第1発明によれ
ば、C1ブロックの最初の無視ビット数情報を時分割多
重するように構成したので復号化時に無視ビット数情報
を容易に認識可能になるという効果がある。
【0062】本願の第2発明によれば、復号化時に無視
ビットするを認識し、可変長復号化しないデータを無視
して復号化するようにしたので、復号化時にシンボル化
けするのを防止することができるという効果がある。
【0063】本願の第3発明によれば、1つのシンボル
の可変長符号がC1ブロックをまたぐような配置になる
ような場合を検出してそのような場合そのC1ブロック
に特殊なコードを挿入するようにしたので、復号化時に
シンボル化けのないような復号化装置を実現できるとい
う効果がある。
【0064】本願の第4発明によれば、1つのシンボル
の可変長符号がC1ブロックをまたぐような配置になる
ような場合を検出してそのような場合、次のC1ブロッ
クの先頭でそのシンボルの可変長符号をもう一度先頭ビ
ットから配置するようにしたので、復号時にシンボル化
けのないような復号化装置を実現できるという効果があ
る。
【0065】本願の第5発明によれば、復号時にC1ブ
ロックの終了時点で可変長復号が成立しないデータは、
次にC1ブロックの可変長復号時に考慮しないようにし
て復号するため、復号時にシンボル化けを防止すること
ができるという効果がある。
【0066】本願の第6発明によれば、符号化時にある
特定の位置に、圧縮率が高いデータをもう一度挿入する
ようにしたため、特殊再生ときには、必ず再生できる位
置に、重要なデータを入れることができるようになり、
重要なデータのみは特殊再生時にすべて再生できるよう
になった。
【0067】本願の第7発明によれば、復号時に、重要
なデータのみを復号するモードを設けたため、超高速再
生時にも良好な復号画像が得られるようになった。
【0068】本願の第8発明によれば、映像信号等のよ
うに直交変換符号化するような符号化の場合においてE
OBデータに到達しないまま、後続のデータに訂正不能
の誤りが存在することが検知された場合、そのデータは
使用せずに0挿入して復号化するようにしたので、異常
な復号結果となることなく復号化できるという効果があ
る。
【0069】本願の第9発明によれば、映像信号等のよ
うに直交変換符号化するような符号化の場合においてE
OBデータに到達しないまま、後続のデータに訂正不能
の誤りが存在することが検知された場合、そのブロック
のデータは廃棄するようにしたので、異常な復号結果と
なることなく復号化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明の符号化装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図2】本願の第1発明の符号化装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図3】本願の第2発明の復号化装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図4】本願の第1発明の符号化装置の図1にて符号化
した場合の符号構成。
【図5】本願の第1発明の符号化装置の図2にて符号化
した場合の符号構成。
【図6】本願の第3発明の符号化装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図7】本願の第3発明の符号化装置の図6にて符号化
した場合の符号構成。
【図8】本願の第3発明の符号化装置の可変長符号化器
の符号化テーブルの一作成例。
【図9】本願の第4発明の符号化装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図10】本願の第5発明の復号化装置の一実施例を示
すブロック図。
【図11】本願の第6発明の符号化装置の一実施例を示
すブロック図。
【図12】本願の第7発明の復号化装置の一工夫を示す
ブロック図。
【図13】図12の回路動作を説明する図。
【図14】図12以外の工夫を説明する図。
【図15】本願の第8発明の復号化装置の一実施例を示
すブロック図。
【図16】本願の第9発明の復号化装置の一実施例を示
すブロック図。
【図17】二重リードソロモン符号の符号構成図。
【図18】従来の符号構成例。
【図19】ヘリカルスキャン型テープレコーダのテープ
パターン。
【図20】可変長符号化テーブルの一例。
【図21】従来の符号化装置。
【図22】ヘリカルスキャン型テープレコーダで高速再
生をしたときの再生エンべロープの一例。
【図23】図22のようなエンベロープが出力されると
きのヘッド軌跡。
【図24】従来の符号化装置の問題点を指摘する図。
【図25】映像信号を2次元直交変換して可変長符号化
することを示した図。
【図26】音声データをサブバンド符号化することを示
した図。
【符号の説明】
1 コード変換器 2 符号長検出器 3 バッファメモリ 4 累積加算器 5 最小値回路(MIN) 6 減算器 7 スイッチ 8 誤り訂正符号化器 9 スイッチ 10 メモリ 11 無視ビット数データ認識回路 12 スイッチ 13 コード逆変換器 14 誤り訂正復号化器 15 コンパレータ 16 スイッチ 17 退避用バッファ 19 コード逆変換可否判定回路 20 バッファ 21 スイッチ 22 スイッチ 23 スイッチ 24 バッファメモリ 25 バッファメモリ 26 逆DCT回路 27 オーバーラップ平滑化回路 28 C1ブロック有効判定回路 29 スイッチ 30 バッファ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータを可変長の符号長にコ
    ード変換する可変長符号化手段と、該可変長符号化手段
    により固定長でなくなったデータが含まれるデータ列に
    対し、ある一定の長さで区切って誤り訂正符号を付す誤
    り訂正符号化手段とを備えた符号化装置であって、上記
    区切りの後、可変長符号の先頭ビットまでのビット数に
    関する情報である無視ビット数データを計算する手段
    と、該計算手段により生成されたデータを時間軸多重す
    ることを特徴とした符号化装置。
  2. 【請求項2】 ディジタルデータを可変長符号化と誤り
    訂正符号化とによって符号化されたデータ列を復号化す
    る復号化装置において、伝送路において生じた誤りを検
    出・訂正する誤り訂正復号化手段と、可変長の符号長の
    データをコード逆変換する可変長復号化手段とを備え、
    誤り訂正符号の区切りの後、可変長符号の先頭までの無
    視ビット数データと抽出する手段と、該抽出手段により
    生成された無視ビット数を可変長復号しないモードを設
    けたことを特徴とした復号化装置。
  3. 【請求項3】 ディジタルデータを可変長の符号長にコ
    ード変換する可変長符号化手段と、該可変長符号化手段
    により固定長でなくなったデータが含まれるデータ列に
    対し、ある一定の長さで区切って誤り訂正符号を付す誤
    り訂正符号化手段とを備えた符号化装置であって、上記
    区切りの前後に可変長符号化の1シンボル分のコードが
    またがって配置されてしまうかどうかを検出する手段
    と、該検出手段によりそのような配置になることが検出
    された場合、上記区切りの前を特殊コードを挿入する特
    殊コード挿入手段と、挿入したビット数該シンボルのコ
    ードを後ろにずらすように配置するコード再配置手段を
    備えたことを特徴とする符号化装置。
  4. 【請求項4】 ディジタルデータを可変長の符号長にコ
    ード変換する可変長符号化手段と、該可変長符号化手段
    により固定長でなくなったデータが含まれるデータ列に
    対し、ある一定の長さで区切って誤り訂正符号を付す誤
    り訂正符号化手段とを備えた符号化装置であって、上記
    区切りの前後に可変長符号化の1シンボル分のコードが
    またがって配置されてしまうかどうかを検出する手段
    と、該検出手段によりそのような配置になることが検出
    された場合、上記区切りの後は、該シンボル分のコード
    の先頭ビットから再び配置するようなコード再配置手段
    を備えたことを特徴とする符号化装置。
  5. 【請求項5】 ディジタルデータが可変長符号化と誤り
    訂正符号化とによって符号化されたデータ列を復号化す
    る復号化装置において、伝送路において生じた誤りを検
    出・訂正する誤り訂正復号化手段と、可変長の符号長の
    データをコード逆変換する可変長復号化手段とを備え、
    誤り訂正符号の区切りに相当するところまでコード逆変
    換が進んでもコード逆変換が成立しない場合、そのデー
    タは廃棄し、次の誤り訂正符号の1区切りに進んだとき
    のコード逆変換は、上記区切りの先頭から再び逆変換を
    始めることを特徴とする復号化装置。
  6. 【請求項6】 映像やオーディオ等のディジタルデータ
    を符号化して伝送する際の符号化装置において、おおま
    かな内容をその伝送媒体のある特定の位置に多重して符
    号化することを特徴とする符号化装置。
  7. 【請求項7】 ディジタルデータを復号化する復号化装
    置において全符号のうちのあらかじめ設定された部分の
    データのみを使用して映像やオーディオ等のデータを復
    号するモードを備えることを特徴とする復号化装置。
  8. 【請求項8】 ディジタルデータがブロック化され直交
    変換後可変長符号化されてある一定の長さで区切られて
    伝送されたデータ列を復号化する復号化装置において、
    後続の区切りのデータ列が伝送路上の都合により使用不
    能になった場合で、かつ、該ブロックの終了を示すデー
    タが未伝送のまま有効なデータが途切れてしまった場
    合、該ブロック化データの残りのデータに0を挿入して
    逆直交変換をすることを特徴とする復号化装置。
  9. 【請求項9】 ディジタルデータがブロック化され直交
    変換後可変長符号化されてある一定の長さで区切られて
    伝送されたデータ列を復号化する復号化装置において、
    後続の区切りのデータ列が伝送路上の都合により使用不
    能になった場合で、かつ、該ブロックの終了を示すデー
    タが未伝送のまま有効なデータが途切れてしまった場
    合、該ブロックのデータを廃棄することを特徴とする復
    号化装置。
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