JP3158603B2 - ディジタル画像信号の伝送装置 - Google Patents

ディジタル画像信号の伝送装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高能率符号化として
例えばDCTを使用するディジタル画像信号の伝送装
置、特に、フレーム構造の伝送データを複数のデータに
分解するフレーム分解回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルビデオ信号を例えば回転ヘッ
ドにより磁気テープに記録するディジタルVTRが知ら
れている。ディジタルビデオ信号の情報量が多いので、
その伝送データ量を圧縮するための高能率符号化が採用
されることが多い。種々の高能率符号化の中でも、DC
T(Discrete Cosine Transform)の実用化が進んでい
る。
【0003】DCTは、1フレームの画像を例えば(8
×8)のブロック構造に変換し、このブロックを直交変
換の一種であるコサイン変換処理するものである。その
結果、(8×8)の係数データが発生する。このような
係数データは、ランレングス符号、ハフマン符号等の可
変長符号化の処理を受けてから伝送される。伝送時に
は、再生側でのデータ処理を容易とするために、符号化
出力であるコード信号、ID信号等の複数のデータをフ
レーム構造に変換するフレーム化がなされる。このフレ
ーム構造として、一定長のデータ毎にブロック同期信号
が付加されたシンクブロックの構成が採用される。再生
側では、フレーム構造を複数のデータに分離するフレー
ム分解がなされる。
【0004】磁気テープを使用するディジタルVTR、
ディスク状記録媒体を使用するディスク記録装置等で
は、1フィールドあるいは1フレームのビデオデータが
1本あるいは2本以上の整数個のトラックに記録される
のが普通である。しかしながら、上述のDCTのよう
に、可変長出力が形成される時には、1フレーム期間の
データ量が変動する。このため、1フレーム期間のデー
タ量を目標値以下とするためのバッファリング処理が必
要とされる。
【0005】一例として、1フレームより短い所定期間
(バッファリング単位と称する)のデータ量を制御し、
1フレーム期間の全体でも、結果的にデータ量を目標値
以下とするバッファリング処理が提案されている。バッ
ファリング処理は、DCTで発生した交流分の係数デー
タを適切な量子化ステップで再量子化して、伝送データ
量を目標値以下に抑える処理である。伝送データ内に
は、量子化ステップあるいはこれを示す量子化番号のコ
ードが符号化データとともに、挿入される。これは、重
要語の一例である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来では、再生された
データの各シンクブロックに重要語が含まれている時
に、量子化番号がエラーとなると、そのシンクブロック
のコード信号がたとえエラーでなくとも、記録時の量子
化ステップが不明であるため、このコード信号を利用す
ることができなかった。量子化番号は、所定期間で発生
したシンクブロック毎に付加されており、複数のシンク
ブロック間では、同一のデータである。
【0007】従って、この発明の目的は、再生データ中
で、重要語がエラーの場合にも、エラーでない符号化デ
ータを有効に利用することを可能とするディジタル画像
信号の伝送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、同期信号、
画像情報の符号化出力および符号化出力を復号するため
に必要な重要語が配されたシンクブロックが連続する送
信データを受信するようにしたディジタル画像信号の伝
送装置において、重要語は所定シンクブロック期間中に
複数の同一データを含み、受信データ中に含まれる重要
語であって、所定期間内の正しいものを検出し、これを
ホールドするための重要語検出/ホールド回路と、符号
化出力が供給されるバッファメモリと、検出された正し
い重要語と、バッファメモリからの符号化出力とを関連
付けて後段の復号手段に対して出力するデータ切り出し
回路とからなることを特徴とするディジタル画像信号の
伝送装置である。
【0009】
【作用】再生データの各シンクブロックの重要語に関し
て、エラー検出がなされる。重要語は、連続する複数の
シンクブロック間で共通である。この共通の重要語の正
しいものが検出され、ホールドされるのを待って、この
重要語と符号化出力であるコード信号とを関連させて出
力する。従って、重要語がエラーであっても、コード信
号がエラーでない時には、このコード信号を有効に利用
して、再生画像の質を向上できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。この発明の理解のために、ディジタル
VTRの記録側に設けられるビデオデータの処理回路の
構成について、最初に説明する。図1において、1で示
す入力端子には、ディジタル化されたビデオデータが供
給される。このビデオデータがブロック化回路2に供給
される。ブロック化回路2では、ラスター走査の順序の
ビデオデータが例えば(8×8)の2次元ブロックの構
造のデータに変換される。
【0011】ブロック化回路2の出力がDCT(コサイ
ン変換)回路3に供給される。DCT回路3で発生した
(8×8)の係数データ(一つの直流分のデータと63
個の交流分のデータとからなる)が遅延回路4を介して
量子化回路5に供給される。1ブロックで64個の係数
データは、一例として直流分を先頭にして、ジグザク走
査の順で次数が低い交流分からこれが高いものに向かっ
て順に伝送される。また、この係数データが見積り器6
にも供給される。遅延回路4は、見積り器6で適切な量
子化ステップが決定されるのに必要な時間と対応する遅
延量を有している。
【0012】量子化回路5では、係数データ内の直流分
は、再量子化されず、交流分が再量子化される。すなわ
ち、適切な量子化ステップで交流分の係数データが割算
され、その商が整数化される。この量子化ステップが見
積り器6からの量子化番号によって決定される。ディジ
タルVTRの場合では、編集等の処理がフィールドある
いはフレーム単位でなされるので、1フィールドあるい
は1フレーム当りの発生データ量が目標値以下となる必
要がある。DCTおよび可変長符号化で発生するデータ
量は、符号化の対象の絵柄によって変化するので、1フ
ィールドあるいは1フレーム期間より短いバッファリン
グ単位の発生データ量を目標値以下とするためのバッフ
ァリング処理がなされる。バッファリング単位を短くす
るのは、バッファリングのためのメモリ容量を低減する
など、バッファリング回路の簡略化のためである。この
例では、15マクロブロックがバッファリング単位とさ
れている。
【0013】量子化回路5の出力が可変長符号化回路7
に供給され、ランレングス符号化、ハフマン符号化等が
なされる。例えばコードの係数データの“0”の連続数
であるゼロランと、係数データの値とをハフマンテーブ
ルに与え、可変長コード(符号化出力)を発生する2次
元ハフマン符号化が採用される。可変長符号化回路7か
らのDCTコードがパッキング回路8に供給され、バイ
ト幅でシンクブロックのデータエリア長に区切られたD
CTコードがパッキング回路8によって形成される。パ
ッキング回路8の出力がパリティ発生回路9に供給さ
れ、エラー訂正符号のパリティが形成される。パリティ
発生回路9の出力がマルチプレクサ10に供給される。
【0014】マルチプレクサ10には、パリティ発生回
路11の出力が供給される。上述の見積り器6からの量
子化番号QNOが付加情報(AIN)発生回路12に供
給され、量子化番号QNOを含む付加情報AINが生成
される。これがパリティ発生回路11でエラー訂正符号
化されてから、フレーム化回路に相当するマルチプレク
サ10に供給される。マルチプレクサ10には、ブロッ
ク同期信号SYNCも供給される。マルチプレクサ10
は、パリティ発生回路9および11の出力とブロック同
期信号SYNCを時分割多重し、出力端子13に伝送デ
ータを発生する。図示せずも、この伝送データは、チャ
ンネル符号化回路、記録アンプを介して2個の回転ヘッ
ドに供給され、磁気テープ上に記録される。
【0015】見積り器6は、バッファリング単位の発生
データ量を目標値以下とすることができ、且つなるべく
小さい値の量子化ステップを決定する。図2は、見積り
器6の一例を示す。n個の量子化回路201 、202
・・・、20n に対して、DCT回路3からの係数デー
タが供給される。これらの量子化回路201 〜20n
は、量子化ステップ発生回路21から互いに異なる量子
化ステップΔ1、Δ2、・・・、Δnが供給される。
【0016】各量子化ステップで割算され、整数化され
た出力が可変長符号化回路221 〜22n にそれぞれ供
給される。これらの可変長符号化回路221 〜22
n は、実際に可変長コードを発生する可変長符号化回路
7と異なり、可変長符号化出力のコード長のデータを発
生する。このコード長のデータが累算回路231 〜23
n にそれぞれ供給される。累算回路231 〜23n
は、端子24からリセットパルスが供給される。累算回
路231 〜23n は、バッファリング単位で発生したD
CTコードの量を求めるもので、この例では、15マク
ロブロック毎にリセットパルスが発生する。累算回路2
1 〜23n の累算出力が判定回路25に供給される。
【0017】判定回路25には、端子26から目標値A
mが供給される。累算回路231 〜23n の出力と目標
値Amとが比較され、目標値Amを超えない範囲で、最
も目標値Amと近い累算出力、すなわち、最適な累算出
力が判定される。この判定出力により量子化番号QNO
が決定され、出力端子27に取り出される。この量子化
番号QNOが量子化回路5に供給される。量子化回路5
には、量子化番号を量子化ステップに変換するROMが
備えられている。
【0018】見積り器6としては、図2に示す構成に限
られず、異なる量子化ステップで順次量子化を行う方式
等、種々の構成のものを採用できる。また、全ての次数
の交流分の係数データに対して、共通の量子化ステップ
を適用するのに限らず、その次数に応じた量子化ステッ
プを使用しても良い。つまり、交流分の係数データを次
数に応じて、複数のグループに分割し、量子化ステップ
として、複数のグループのそれぞれに対するものを用意
する。そして、量子化ステップを異ならせる場合、複数
のグループに対する量子化ステップの組を複数個準備
し、複数の量子化ステップの組で量子化を行い、その結
果を参照して最適な量子化ステップが決定される。
【0019】図3は、マルチプレクサ10で形成された
1シンクブロック(SB)を示す。バイトの連続の構成
を有するシンクブロックの先頭にブロック同期信号SY
NCが位置し、その後に、バッファリングのために使用
された量子化ステップを識別するための量子化番号QN
Oを含む付加情報AINが位置し、付加情報AINの後
のデータエリア内には、バッファリングによりデータ量
が制御されたDCTコードおよびシンクブロックのデー
タ毎に付加されたエラー訂正符号のパリティPTが位置
する。付加情報内には、付加情報に対するエラー訂正符
号のパリティが含まれ、また、必要に応じてマクロブロ
ックのアドレス、シンク番号、データの種類を示すID
等が挿入される。
【0020】エラー訂正符号として、積符号が使用さ
れ、その水平方向および垂直方向のデータに対して、リ
ード・ソロモン符号の符号化がそれぞれなされる。水平
方向のエラー訂正符号が内符号と称され、垂直方向のエ
ラー訂正符号が外符号と称される。内符号は、1シンク
ブロックのデータエリアに含まれるデータに対してなさ
れ、水平パリティPTが生成される。垂直パリティのみ
を含むシンクブロックもありうる。変速再生時では、シ
ンクブロックとして切り出されたデータが有効として扱
われ、内符号を使用したエラー訂正がなされる。
【0021】この例では、図4に示すように、15シン
クブロックSB1〜SB15のデータエリア(斜線領
域)内に、15マクロブロックのDCTコードが配置さ
れるように、バッファリングがなされる。言い換えれ
ば、バッファリング単位(15マクロブロック)のデー
タ量が15個のシンクブロックSB1〜SB15のデー
タエリア内に収まるように制御される。各シンクブロッ
クのデータエリアの具体的な長さは、かかる点を考慮し
て規定されている。15の数値は一例であって、要する
に整数個のシンクブロックのデータエリア内にバッファ
リング単位のデータが収まるバッファリングがなされ
る。
【0022】マクロブロックは、1ブロック当りの(8
×8)の係数データを複数ブロック集めたものである。
例えばコンポーネント方式の(Y:U:V=4:1:
1)のビデオデータの場合には、1フレーム内の同一位
置の、4個のYブロックと1個のUブロックと1個のV
ブロックとの計6ブロックが1マクロブロックを構成す
る。サンプリング周波数が4fsc(fsc:カラーサブキ
ャリア周波数)の場合では、1フレームの画像が(91
0サンプル×525ライン)であり、その内の有効デー
タが(720サンプル×480ライン)とされる。上述
のコンポーネント方式の場合には、1フレームの全ブロ
ック数は、(720×6/4)×480÷(8×8)=
8100として求められる。従って、8100÷6=1
350が1フレーム内のマクロブロックの個数である。
【0023】さらに、図5に示すように、磁気テープ上
には、2本のトラックが二つの近接して配された回転ヘ
ッドによって同時に形成され、10本のトラックT0〜
T9に1フレームのデータが分割して記録される。な
お、PCMオーディオ信号は、エラー訂正符号化され、
ビデオデータと混在して記録されるか、あるいは1トラ
ック内に設けられたオーディオデータ記録区間に記録さ
れる。
【0024】1フレームが1350個のマクロブロック
であるので、1トラック当りで、135マクロブロック
が記録される。バッファリング単位を15マクロブロッ
クとしているので、1トラックには、トラックT0に関
して示すように、9個のバッファリング単位(ビデオグ
ループ0〜ビデオグループ8)が記録される。上述のよ
うに、各ビデオグループのデータ量が目標値Amと等し
いか、それよりやや少ないものに制御されるので、一定
の長さの各トラックに135マクロブロックのデータを
記録することができる。変速再生時、例えば記録時に比
してテープ速度が4倍の速度とされる時には、図5にお
いて破線で示す走査軌跡を二つの回転ヘッドが描き、斜
線で示すように、アジマスが一致するトラックからデー
タが再生される。
【0025】図6は、この発明が適用されたディジタル
VTRの再生処理回路の構成を示す。31で示す入力端
子には、回転ヘッドによって、磁気テープからピックア
ップされ、再生アンプ、チャンネルコーディングの復号
回路等を介された再生データが供給される。32は、再
生データと同期したクロックを抽出するクロック抽出回
路であり、33は、シンクブロックの同期信号を検出す
る同期検出回路である。これらの回路32、33からの
クロックおよび再生同期信号がタイミング生成回路34
に供給され、再生データの処理に必要な種々のタイミン
グ信号が形成される。
【0026】同期検出回路33の後に設けられたエラー
訂正回路35によって、再生データのエラー検出および
訂正がなされる。前述のように、付加情報AINに対す
るエラー訂正符号化とビデオデータの可変長符号化出力
(積符号の垂直パリティの場合もある)に対するエラー
訂正符号化との両者によって、それぞれのエラー検出お
よび訂正を行うことができる。このエラー訂正回路35
からは、訂正後の付加情報およびコード信号が出力され
るとともに、それらのエラーの有無を示すエラーフラグ
が出力される。図6では、付加情報のエラーフラグEF
aのみが示されている。
【0027】エラー訂正回路35の出力がスイッチ回路
36の入力端子に供給される。スイッチ回路36は、タ
イミング発生回路34からの制御信号によって、出力端
子aまたはbの一方を選択する。このスイッチ回路36
の出力端子aには、コード信号が選択的に取り出され、
その出力端子bには、付加情報が選択的に取り出され
る。出力端子aからのコード信号がバッファメモリ37
に供給される。バッファメモリ37は、例えばバッファ
リング単位の15マクロブロックのデータが含まれる1
5シンクブロックのコード信号を記憶できる容量を有し
ている。
【0028】エラーフラグEFaが付加情報ホールド回
路38中のANDゲート39に反転されてから供給され
る。エラーフラグEFaは、エラー有りで“1”、エラ
ー無しで“0”の1ビットである。ANDゲート39に
は、タイミング発生回路34からデータ中で付加情報A
INの位置(タイミング)で、“1”となるパルス信号
SLが供給される。従って、エラー有りのときに、AN
Dゲート39によって、パルス信号SLの通過が禁止さ
れる。
【0029】ANDゲート39の出力がレジスタ40の
イネーブル信号とされる。レジスタ40には、タイミン
グ発生回路34からのクロックがクロック入力として供
給され、また、スイッチ回路36の出力端子bからの付
加情報AINがデータ入力として供給される。このAN
Dゲート39およびレジスタ40からなる付加情報ホー
ルド回路38は、正しい付加情報のみをホールドし、次
に正しい付加情報が来ると、これをホールドする。この
ホールド回路38としては、多数決論理回路を使用して
も良い。
【0030】バッファメモリ37からのコード信号、エ
ラーフラグEFaおよびホールド回路38からの付加情
報がデータ切り出し回路41に供給される。データ切り
出し回路41によって、バッファメモリ37からのコー
ド信号と、ホールド回路38からの付加情報と、エラー
フラグとが関連付けられて、出力される。より具体的に
は、これらが同期して切り出し回路41から出力され
る。データ切り出し回路41の後にディパッキング回路
42が設けられ、バイト単位のコード信号が可変長のコ
ードに変換される。そして、可変長符号のデコーダ43
で例えば2次元ハフマン符号の復号がされる。
【0031】デコーダ43に対して、逆量子化回路44
が接続される。逆量子化回路44は、記録時の量子化と
逆に、量子化ステップをコード信号に乗算して代表値を
形成する処理である。逆量子化回路44の後に、エラー
修整回路45が接続される。このエラー修整回路45に
よって、訂正できないで残っているエラーが正しいデー
タによって修整される。エラー修整回路45に対して、
DCT逆変換回路46が接続され、係数データから画素
データが復元される。DCT逆変換回路46からの復元
データがブロック分解回路47に供給され、ブロックの
順序からラスター走査の順序に変換される。エラー修整
回路45は、DCT逆変換回路46の後に設けても良
い。
【0032】なお、この発明は、ディジタルVTRに限
らず、ディスク記録/再生装置、ディジタル画像信号を
通信路を介して伝送する場合等にも適用できる。
【0033】
【発明の効果】この発明によれば、再生されたデータ
で、重要語がエラーであって、ビデオデータと対応する
コード信号が正しいシンクブロックの場合に、後続の所
定数のシンクブロック内に正しい重要語が存在すれば、
重要語がエラーのシンクブロックのコード信号を有効に
利用して、再生画像を復元できる。従って、エラーによ
る再生画像の質の劣化を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたディジタルVTRの記録
データ処理回路のブロック図である。
【図2】バッファリングの構成の一例のブロック図であ
る。
【図3】伝送データのシンクブロックの配列の説明のた
めの略線図である。
【図4】バッファリング単位とシンクブロックの関係を
示す略線図である。
【図5】この発明の一実施例のトラックパターンの略線
図である。
【図6】この発明が適用されたディジタルVTRの再生
データ処理回路のブロック図である。
【符号の説明】
31 再生データの入力端子 35 エラー訂正回路 37 バッファメモリ 41 データ切り出し回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 7/24 - 7/68 G11B 20/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期信号、画像情報の符号化出力および
    上記符号化出力を復号するために必要な重要語が配され
    たシンクブロックが連続する送信データを受信するよう
    にしたディジタル画像信号の伝送装置において、上記重要語は所定シンクブロック期間中に複数の同一デ
    ータを含み、 受信データ中に含まれる上記重要語であって、所定期間
    内の正しいものを検出し、これをホールドするための手
    段と、 上記符号化出力が供給されるバッファメモリと、 検出された正しい上記重要語と、上記バッファメモリか
    らの上記符号化出力とを関連付けて後段の復号手段に対
    して出力する手段とからなることを特徴とするディジタ
    ル画像信号の伝送装置。
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