JPH05251771A - 人工粒界型ジョセフソン接合素子およびその作製方法 - Google Patents

人工粒界型ジョセフソン接合素子およびその作製方法

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JPH05251771A
JPH05251771A JP4327399A JP32739992A JPH05251771A JP H05251771 A JPH05251771 A JP H05251771A JP 4327399 A JP4327399 A JP 4327399A JP 32739992 A JP32739992 A JP 32739992A JP H05251771 A JPH05251771 A JP H05251771A
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film
substrate
grain boundary
josephson junction
forming
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Satoshi Tanaka
聡 田中
Hiroshi Inada
博史 稲田
Michitomo Iiyama
道朝 飯山
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • Y10S505/922Making josephson junction device

Abstract

(57)【要約】 【構成】 成膜面の一部の領域52をウェットエッチング
したMgO(100)基板5上に、c軸配向のY1Ba2Cu3
7-X酸化物超電導薄膜1を成長させる。Y1Ba2 Cu3
7-X 酸化物超電導薄膜1のウェットエッチングされてい
ない成膜面の領域51上に成長した部分11と、ウェットエ
ッチングされた成膜面の領域52に成長した部分12とで
は、結晶のa軸、b軸が互いに45°ずれ、結晶粒界3が
障壁の超電導接合になる。 【効果】 微細加工せずに弱結合型の超電導接合が容易
に作製できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工粒界型ジョセフソ
ン接合素子およびその作製方法に関する。より詳細に
は、酸化物超電導体を用いており、作製が容易である新
規な人工粒界型ジョセフソン接合素子に関する。
【0002】
【従来の技術】ジョセフソン接合素子を実現する構成は
各種あって、最も好ましい構造は、一対の超電導体で薄
い絶縁体をはさんだトンネル型の接合素子である。しか
しながら、点接触型、マイクロブリッジ型等一対の超電
導体を弱く結合した弱結合型のジョセフソン接合素子
も、特性は異なるもののジョセフソン効果を発揮する。
一般に、このようなジョセフソン接合素子は非常に微細
な構成であり、上記の超電導体および絶縁体は、いわゆ
る薄膜で構成されている。
【0003】例えば、超電導体に酸化物超電導体を使用
してトンネル型ジョセフソン接合素子を実現する場合に
は、基板上に第1の酸化物超電導薄膜、絶縁体薄膜およ
び第2の酸化物超電導薄膜を順に積層する。
【0004】トンネル型ジョセフソン接合素子における
絶縁体の厚さは、超電導体のコヒーレンス長によって決
まる。酸化物超電導体は、コヒーレンス長が非常に短い
ため、酸化物超電導体を使用したトンネル型ジョセフソ
ン接合素子においては、絶縁体の厚さは数nm程度にしな
ければならない。
【0005】また、点接触型ジョセフソン接合素子、マ
イクロブリッジ型ジョセフソン接合素子は、いずれも一
対の超電導体の弱結合が実現するような非常に微細な加
工を必要とする。
【0006】一方、ジョセフソン接合素子の動作特性を
考慮すると、ジョセフソン接合素子を構成する各層は、
結晶性がよく、単結晶または単結晶にごく近い配向性を
有する多結晶でなければならない。
【0007】上記のトンネル型ジョセフソン接合素子で
は、それぞれ結晶性のよい第1の酸化物超電導薄膜、絶
縁体の薄膜および第2の酸化物超電導薄膜を積層しなけ
ればならない。酸化物超電導薄膜上にごく薄く、且つ結
晶性のよい絶縁体の薄膜を積層することは困難であり、
この絶縁体薄膜のさらに上に結晶性のよい酸化物超電導
薄膜を形成するのは酸化物超電導体の特性上非常に困難
である。また、上記の積層構造が実現しても、従来は酸
化物超電導体と絶縁体との界面の状態が良好でなく所望
の特性が得られなかった。
【0008】一方、点接触型ジョセフソン接合素子、マ
イクロブリッジ型ジョセフソン接合素子を実現するよう
な、微細な加工を酸化物超電導体に行うことが非常に困
難であり、酸化物超電導体を使用して安定した性能のジ
ョセフソン接合素子を再現性よく作製することができな
かった。
【0009】上記の問題に対処して、酸化物超電導体の
微細加工をできるだけ避けるために、酸化物超電導体特
有の性質を利用したジョセフソン接合素子を作製する研
究が行われている。酸化物超電導体は、結晶方向により
超電導特性がかなり異なる。そのため、結晶方向の異な
る酸化物超電導体同士を接合すると、その接合界面の結
晶粒界が障壁となり、ジョセフソン接合が形成される。
このジョセフソン接合を利用したジョセフソン接合素子
は、人工粒界型ジョセフソン接合素子と呼ばれ、上記の
ような微細加工を行わずに作製できる。
【0010】図4に、結晶方向の異なる酸化物超電導体
を接合して構成したジョセフソン接合素子の例を示す。
図4に示したジョセフソン接合素子は、基板5上に形成
されたc軸配向の酸化物超電導薄膜1で構成されてい
る。図示したように酸化物超電導薄膜1はc軸配向の酸
化物超電導薄膜であり、a軸、b軸の方向が互いに45°
ずれている2つの超電導領域11および12を有する。その
ため、超電導領域11および12の界面3が結晶粒界とな
り、それを障壁とするジョセフソン接合素子が構成され
る。
【0011】上記の人工粒界型ジョセフソン接合素子を
作製する場合、従来は、結晶方向のみが異なる同一材料
の基板を接合し、その上に酸化物超電導薄膜を成膜して
左右で結晶方向が異なる酸化物超電導薄膜を形成した。
また、基板の成膜面の一部にその上に成長する酸化物超
電導薄膜の結晶方向が、基板成膜面上に直接成長する酸
化物超電導薄膜の結晶方向と異なる方向になるような材
料のバッファ層を形成し、その上に酸化物超電導薄膜を
成膜した。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法では、結晶方向の異なる基板を接合することが困難
であり、特に接合界面がシャープにならず、その結果ジ
ョセフソン接合の障壁もシャープに形成できなかった。
後者の方法では、このような性質を有し、且つ酸化物超
電導体に全く悪影響を与えない材料は極めて少ない。そ
こで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し
た、人工粒界型ジョセフソン接合素子およびその作製方
法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に従うと、少なく
とも露出している結晶格子の格子間隔が互いに異なる第
1および第2の領域で構成された成膜面を有する基板
と、成膜面の第1および第2の領域上に連続して成膜さ
れたc軸配向の酸化物超電導薄膜とを具備し、酸化物超
電導薄膜が、成膜面の第1および第2の領域にそれぞれ
対応した第1および第2の超電導領域を具備し、第1お
よび第2の超電導領域のそれぞれを構成する酸化物超電
導体結晶のa軸同士およびb軸同士が、一定の角度をな
し、第1および第2の超電導領域の界面の結晶粒界が障
壁となっていることを特徴とする人工粒界型ジョセフソ
ン接合素子が提供される。
【0014】上記本発明の人工粒界型ジョセフソン接合
素子は、基板成膜面に段差が設けられており、成膜面の
第1および第2の領域が、段差の上側および下側である
構成であってもよい。また、基板成膜面の第1および第
2の領域の少なくとも一方が、MgOで構成されていても
よい。
【0015】本発明では、上記本発明の人工粒界型ジョ
セフソン接合素子を作製する方法として、単結晶基板の
成膜面の少なくとも一部をウェットエッチングする工程
と、該ウェットエッチングされた領域を含む該成膜面上
に酸化物超電導薄膜を成膜する工程とを含むことを特徴
とする人工粒界型ジョセフソン接合素子の作製方法が提
供される。
【0016】本発明の方法は、単結晶基板の成膜面の一
部をウェットエッチングして段差を設ける工程と、該基
板成膜面上に酸化物超電導薄膜を成膜する工程とを含む
ことを特徴とする方法であってもよい。また、単結晶基
板の成膜面をウェットエッチングする工程と、該ウェッ
トエッチング処理された成膜面の一部をドライエッチン
グし、表面近傍を除去し、該成膜面上に酸化物超電導薄
膜を成膜する工程とを含むことを特徴とする方法でもよ
い。さらに、本発明の方法は、単結晶基板の成膜面の一
部をエッチングして該基板成膜面上に段差を形成する工
程と、該段差の下側のみに酸化物超電導薄膜の下地とな
り得るMgO以外の材料の層を形成し、前記成膜面を実質
的に平坦にする工程と、該基板の成膜面をウェットエッ
チングにより処理する工程と、該ウェットエッチング処
理後の成膜面上に酸化物超電導薄膜を成膜する工程とを
含むことを特徴とする方法にすることもできる。
【0017】
【作用】本発明の人工粒界型ジョセフソン接合素子は、
少なくとも露出している結晶格子の格子間隔が互いに異
なる第1および第2の領域で構成された基板成膜面の第
1および第2の領域にそれぞれ形成された第1および第
2の超電導領域が一体のc軸配向の酸化物超電導薄膜で
構成されており、第1および第2の超電導領域をそれぞ
れ構成する酸化物超電導体結晶は、結晶方向が一定の角
度だけ異なる。そして、この結晶粒界がジョセフソン接
合の接合面になっている。本発明のジョセフソン接合素
子では、単結晶の酸化物超電導体結晶間の結晶粒界が障
壁になっているので、障壁が非常にシャープであり、ジ
ョセフソン接合素子としての特性が優れている。
【0018】本発明の人工粒界型ジョセフソン接合素子
は、基板成膜面に段差が設けられており、成膜面の第1
および第2の領域が、段差の上側および下側に配置さ
れ、段差部分にジョセフソン接合の接合面が配置されて
いる構成であってもよい。即ち、いわゆる段差型のジョ
セフソン接合素子と外観上同様な構成とすることができ
る。また、基板成膜面の第1および第2の領域の少なく
とも一方が、MgOで構成されていてもよい。
【0019】本発明の方法では、以下の方法で上記本発
明の人工粒界型ジョセフソン接合素子を作製する。MgO
単結晶基板成膜面の少なくとも一部を、H3PO4、HCl
等でウェットエッチングする。ウェットエッチング処理
を行ったMgO基板成膜面の上に酸化物超電導薄膜を成膜
する。この酸化物超電導薄膜のMgO基板成膜面のウェッ
トエッチングされた領域上の部分は、ウェットエッチン
グされていない領域上の部分に対し、対応する結晶軸が
基板に対して水平な方向に45°回転しており、酸化物超
電導薄膜のこれらの部分の間には結晶粒界が生ずる。必
要に応じ、この酸化物超電導薄膜を適当な形状に加工し
たり、電極等を設け、結晶粒界部分をジョセフソン接合
の障壁とするように構成して本発明の人工粒界型ジョセ
フソン接合素子が完成する。
【0020】上記本発明の方法で、上記本発明の人工粒
界型ジョセフソン接合素子が作製可能である理由は、以
下の通りである。MgOはH3PO4、HCl等でウェットエ
ッチングされるとウェットエッチングされた面に露出し
ている結晶格子の間隔が、異なる結晶方位の薄膜がその
上に成長することを許容するように変化する。従って、
一部をウェットエッチング処理されたMgO基板では、成
膜面に露出しているMgO結晶の格子定数と、酸化物超電
導体結晶の格子定数との関係が、ウェットエッチングさ
れた領域とそうでない領域とで異なってくる。一般に酸
化物超電導薄膜は、MgO単結晶基板上にエピタキシャル
成長するが、その際、MgO基板の成膜面のウェットエッ
チングされた領域上に成長する酸化物超電導薄膜は、そ
うでない領域上に成長する酸化物超電導薄膜と結晶方向
が、異なることになる。
【0021】従って、上記本発明の方法によれば、互い
に異なる2方向の結晶方向をそれぞれ有する単結晶の酸
化物超電導体結晶が同時に成長し、1枚の酸化物超電導
薄膜を形成し、本発明の人工粒界型ジョセフソン接合素
子が作製できる。上記本発明の方法では、成膜方法とし
てスパッタリング法、MBE法、真空蒸着法、レーザア
ブレーション法等任意の方法を使用することができる。
【0022】上記本発明の方法では、上記の基板成膜面
をウェットエッチングにより処理する際に、基板成膜面
に段差を設けてもよい。即ち、基板成膜面の一部をウェ
ットエッチングして段差を設け、酸化物超電導薄膜を成
膜することも好ましい。また、基板成膜面全体をウェッ
トエッチングし、一部をドライエッチングして表面近傍
を除去することも好ましい。さらに、基板成膜面の一部
をエッチングして段差を設け、段差の下側の部分に酸化
物超電導薄膜の下地となり得るMgO以外の材料の層を形
成し、実質的に基板成膜面を平坦にした後、基板成膜面
全体をウェットエッチングすることも好ましい。
【0023】このように作製された本発明の人工粒界型
ジョセフソン接合素子は、第1および第2の超電導領域
が同時に形成され、結晶方向以外は全て等しい酸化物超
電導体で構成されている。また、微細加工が不必要であ
り、自然に成長した結晶方向の異なる単結晶の結晶粒界
が障壁となっているので、特性が単に優れているだけで
なく、再現性よく作製できる。
【0024】以下、本発明を実施例によりさらに詳しく
説明するが、以下の開示は本発明の単なる実施例に過ぎ
ず、本発明の技術的範囲をなんら制限するものではな
い。
【0025】
【実施例】実施例1 本発明の方法で本発明の人工粒界型ジョセフソン接合素
子を作製した。図1を参照して、その工程を説明する。
まず、図1(a)に示すようMgO(100)基板5の成膜
面の左半分をH3PO4によりウェットエッチングし、図
1(b)に示すよう、段差53を設けた。段差53は、50nm以
上の高さに形成されている。この処理により、MgO(1
00)基板5の成膜面のウェットエッチングされた領域
52は、そうでない領域51と比較したときに表面に露出し
ているMgO結晶の結晶格子の間隔が異なる結晶方位の薄
膜がその上に成長することを許容するように変化してい
た。
【0026】次に、図1(c)に示すよう、左半分をウェ
ットエッチングした上記のMgO基板5に、成膜面のウェ
ットエッチングされていない領域51の側からできるだけ
浅い角度で斜め方向からArイオンを照射して、領域51に
パターニングの際に付着した汚れを除去する。この際、
領域52の表面がエッチングされないようにする。次い
で、1×10-9Torr以下の高真空中で350〜400℃に加熱す
る熱処理を行って、MgO基板5の成膜面の各領域51、52
を清浄にした後、図1(d)に示すよう、MgO基板5の成
膜面の領域51、52上にわたるY1Ba2Cu37-X酸化物超電
導薄膜1をスパッタリング法で成膜する。成膜条件を以
下に示す。 基板温度 700℃ スパッタリングガス Ar 90% O2 10% 圧力 7.5×10-2Torr 膜厚 300nm このY1Ba2Cu37-X酸化物超電導薄膜1は、図1(d)に
示すよう、MgO基板5の成膜面のウェットエッチングさ
れていない領域51上に成長した部分11と、ウェットエッ
チングされた領域52上に成長した部分12とで、結晶のa
軸、b軸が互いに45°ずれていた。また、結晶粒界3が
障壁になっている。
【0027】上記のように本発明の方法により作製した
本発明の人工粒界型ジョセフソン接合素子の特性を測定
した。85Kに冷却し、マイクロ波を印加したところ、シ
ャピロステップが観測され、ジョセフソン接合が実現し
ていることが確認された。
【0028】実施例2 本発明の他の方法で、本発明の他の人工粒界型ジョセフ
ソン接合素子を作製した。図2を参照してその工程を説
明する。図2(a)に示すよう、実施例1と同様な15mm×
8mm、厚さ 0.5mmのMgO(100)基板5を用意し、図
2(b)に示すように、このMgO基板5上に、充分に厚
い、例えば膜厚 750〜1500nm程度のマスク層8をPr1Ba2
Cu37-yを用い、スパッタリング法により形成した。成
膜条件を以下に示す。 基板温度 750 ℃ スパッタリングガス Ar 9 SCCM O2 1 SCCM 圧力 5×10-2 Torr 膜厚 800 nm
【0029】マスク層8の材料には、イオンビームエッ
チングに対する有効なマスクとして機能するものであれ
ば任意のものが使用可能であり、特に好ましい材料とし
て、Pr1Ba2Cu37-yの他、Nb等を例示することができ
る。
【0030】続いて、図2(c)に示すように、Arガスを
使用したイオンミリング法によりPr1Ba2Cu37-yマスク
層8の一部を除去して、MgO基板5の中央部付近に幅
3.0μmにわたり成膜面50を露出させた。マスク層8の
残りの部分81および82は、後述するようマスク層として
機能する。
【0031】次に、図2(d)に示すように、露出してい
る成膜面50をH3PO4によりウェットエッチングした。
このウェットエッチング処理は、基板の表面から約50nm
の深さまで行った。
【0032】続いて、図2(e)に示すように、Arイオン
ビームによるドライエッチングを、成膜面の斜め上方か
ら行った。イオンビームが基板の成膜面に対してなす角
度θは30°とした。このドライエッチングにより、成膜
面50の一部の領域51の表面近傍のみを除去する。尚、イ
オンビームの傾斜角度θは、形成されたマスク層8の膜
厚、および領域51および52の面積に応じて適宜決定する
ことが好ましい。
【0033】以上のような加工を行った基板に対して、
1×10-10 Torr程度の超高真空中で基板を 350〜400 ℃
程度に1時間保持する清浄化処理を行った後、Y1Ba2Cu
37-X酸化物超電導薄膜を成膜した。成膜条件を以下に
示す。 基板温度 700 ℃ スパッタリングガス Ar 9 SCCM O2 1 SCCM 圧力 5×10-2 Torr 膜厚 250 nm
【0034】以上のようにして作製したジョセフソン接
合素子においては、図2(f)に示すように、成膜面50の
ドライエッチング処理により表面を除去された領域51で
は、酸化物超電導薄膜1の領域11は、MgO基板5の結晶
構造が直接反映された結晶構造の酸化物超電導体で構成
されている。これに対して、ウェットエッチング処理さ
れた表面を残した領域52では、酸化物超電導薄膜1の領
域12を構成している酸化物超電導体結晶の結晶格子は成
膜面に平行に45°回転している。従って、両者の界面に
はジョセフソン接合として機能する結晶粒界が形成され
る。以上のようにして作製した人工粒界型ジョセフソン
素子を液体窒素により冷却下してマイクロ波を印加した
ところ、交流ジョセフソン効果を確認することができ
た。
【0035】実施例3 本発明のさらに他の方法で、本発明のさらに他の人工粒
界型ジョセフソン接合素子を作製した。図3を参照して
その工程を説明する。まず、図3(a)に示すように、基
板として実施例1、2と同様な15mm×8mm、厚さ 0.5mm
のMgO(100)基板5を用意する。次に、図3(b)に
示すように、基板5の一部をフォトレジスト7によって
被覆した後、イオンミリング法でエッチング処理を行っ
て高さ200nm の段差を形成した。尚、このエッチング処
理は、ウェットエッチング法でもドライエッチング法で
も、いずれの方法でも使用可能である。
【0036】続いて、図3(c)に示すように、フォトレ
ジスト3を除去した後の基板1を真空装置内に導入して
逆スパッタ処理により清浄化した後、スパッタリング法
により全体にSrTiO3薄膜4を堆積させる。成膜条件を
以下に示す。 基板温度 350 ℃ スパッタリングガス Ar 9 SCCM 圧力 5×10-2 Torr 膜厚 300 nm
【0037】このとき、SrTiO3薄膜4は、MgOの結晶
構造を反映した結晶構造を形成する。この後、図3(d)
に示すように、イオンミリング法により表面全体をエッ
チバック処理して平坦化する。この状態では、MgO(1
00)が直接露出した領域と、SrTiO3 薄膜40によって
覆われた領域との2つの領域が基板5の表面に形成され
る。また、これら2つの領域では、同じ連続した結晶構
造が形成されている。
【0038】次に、図3(e)に示すように、基板5およ
びSrTiO3 薄膜40の全体をH3PO4りウェットエッチン
グ処理する。このエッチング処理はウェットエッチング
法に限定される。また、エッチング量は、50nm以上であ
れば任意の値を選択することができる。このエッチング
処理により、MgO基板5の成膜面52に露出している結晶
格子の格子間隔は異なる結晶方位の薄膜がその上に成長
することを許容するように変化する。
【0039】最後に、図3(f)に示すように、上記の加
工ならびに処理を行った基板5上にスパッタリング法に
よりY1Ba2Cu37-X酸化物超電導薄膜1を成膜する。成
膜条件を以下に示す。 基板温度 700 ℃ スパッタリングガス Ar 9 SCCM O2 1 SCCM 圧力 5×10-2 Torr 膜厚 300 nm
【0040】酸化物超電導薄膜1のSrTiO3薄膜40上の
領域11は、元のMgO(100)基板5の結晶構造を反映
した結晶構造を形成する。一方、酸化物超電導薄膜1の
MgO基板5の成膜面52上の領域12は、領域11を構成する
酸化物超電導体結晶に対して対応する結晶格子が水平に
45°回転している酸化物超電導体結晶で構成されてい
る。従って、領域11および12間には結晶粒界3が形成さ
れ、ジョセフソン接合の障壁として機能する。
【0041】以上のようにして作製した人工粒界型ジョ
セフソン接合素子を、液体窒素で冷却したところ、Y1B
a2Cu37-X酸化物超電導薄膜1のMgO基板5の成膜面52
上に直接形成された領域11にも、SrTiO3 薄膜40上に形
成された領域12にも、いずれにも超電導電流が流れた。
さらに、マイクロ波を印加して交流ジョセフソン効果を
確認した。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従うと、
酸化物超電導体を用いた人工粒界型ジョセフソン接合を
容易に作製することができる。本発明のジョセフソン接
合は、同時に成長し、1枚の酸化物超電導薄膜を形成す
る互いに45°異なる結晶方向をそれぞれ有する単結晶の
酸化物超電導体結晶がそれぞれ第1および第2の超電導
領域となって構成されている。本発明により、超電導技
術の電子デバイスへの応用がさらに促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により、本発明の人工粒界型ジョ
セフソン接合素子の一例を作製する工程を説明する図で
ある。
【図2】本発明の他の方法により、本発明の人工粒界型
ジョセフソン接合素子の他の例を作製する工程を説明す
る図である。
【図3】本発明のさらに他の方法により、本発明の人工
粒界型ジョセフソン接合素子のさらに他の例を作製する
工程を説明する図である。
【図4】人工粒界型ジョセフソン接合の概念図である。
【符号の説明】
1 酸化物超電導薄膜 3 結晶粒界 5 基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも露出している結晶格子の格子
    間隔が互いに異なる第1および第2の領域で構成された
    成膜面を有する基板と、該成膜面の第1および第2の領
    域上に連続して成膜されたc軸配向の酸化物超電導薄膜
    とを具備し、該酸化物超電導薄膜が、前記成膜面の第1
    および第2の領域にそれぞれ対応した第1および第2の
    超電導領域を具備し、前記第1および第2の超電導領域
    のそれぞれを構成する酸化物超電導体結晶のa軸同士お
    よびb軸同士が、一定の角度をなし、前記第1および第
    2の超電導領域の界面の結晶粒界が障壁となっているこ
    とを特徴とする人工粒界型ジョセフソン接合素子。
  2. 【請求項2】 前記基板成膜面に段差が設けられてお
    り、前記成膜面の第1および第2の領域が、該段差の上
    側および下側であることを特徴とする請求項1に記載の
    人工粒界型ジョセフソン接合素子。
  3. 【請求項3】 前記基板成膜面の第1および第2の領域
    の少なくとも一方が、MgOで構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の人工粒界型ジョセフソン接合素
    子。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の人工粒界型ジョセフソ
    ン接合素子を作製する方法において、単結晶基板の成膜
    面の少なくとも一部をウェットエッチングする工程と、
    前記単結晶基板の成膜面のウェットエッチングされた領
    域と、ウェットエッチングの影響を受けていない領域と
    にわたる酸化物超電導薄膜を成膜する工程とを含むこと
    を特徴とする人工粒界型ジョセフソン接合素子の作製方
    法。
  5. 【請求項5】 単結晶基板の成膜面の一部をウェットエ
    ッチングして段差を設ける工程と、該基板成膜面上に酸
    化物超電導薄膜を成膜する工程とを含むことを特徴とす
    る請求項4に記載の人工粒界型ジョセフソン接合素子の
    作製方法。
  6. 【請求項6】 単結晶基板の成膜面をウェットエッチン
    グする工程と、該ウェットエッチング処理された成膜面
    の一部をドライエッチングし、表面近傍を除去し、該成
    膜面上に酸化物超電導薄膜を成膜する工程とを含むこと
    を特徴とする請求項4に記載の人工粒界型ジョセフソン
    接合素子の作製方法。
  7. 【請求項7】 単結晶基板の成膜面の一部をエッチング
    して該基板成膜面上に段差を形成する工程と、該段差の
    下側のみに酸化物超電導薄膜の下地となり得るMgO以外
    の材料の層を形成し、前記成膜面を実質的に平坦にする
    工程と、該基板の成膜面をウェットエッチングにより処
    理する工程と、該ウェットエッチング処理後の成膜面上
    に酸化物超電導薄膜を成膜する工程とを含むことを特徴
    とする請求項4に記載の人工粒界型ジョセフソン接合素
    子の作製方法。
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