JPH05247243A - アクリルコ―トしたポリカ―ボネ―ト物品の製造方法 - Google Patents

アクリルコ―トしたポリカ―ボネ―ト物品の製造方法

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JPH05247243A
JPH05247243A JP4036974A JP3697492A JPH05247243A JP H05247243 A JPH05247243 A JP H05247243A JP 4036974 A JP4036974 A JP 4036974A JP 3697492 A JP3697492 A JP 3697492A JP H05247243 A JPH05247243 A JP H05247243A
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ディミトリス・カットサムベリス
Iii Stuart R Kerr
スチュアート・ロバート・ケア,ザ・サード
Larry Neil Lewis
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 硬化したコーティングとポリカーボネート基
材との間の接着程度が高い、プライマーを使わないでコ
ートされたポリカーボネート物品を、溶剤のような非反
応性の揮発性成分を使用しないで製造する方法を提供す
る。 【構成】 非反応性の揮発性成分をほとんど含まない未
硬化コ―ティング材料10を(i)基材14に塗布し、
(ii)基材と共に加熱してコ―ティング材料10の一部
を基材の表面下の領域に誘導するのに充分な温度とし、
(iii)嫌気条件下でコ―ティング材料10を硬化させる
のに充分な紫外線に露出することによって基材上で硬化
させる。紫外線硬化前に基材と接触したままで無溶媒コ
―ティングを加熱するとコ―ティングと基材との接着が
改良される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクリルコ―トしたポ
リカ―ボネ―ト物品の製造方法に係り、特にポリカ―ボ
ネ―ト基材の表面上に紫外線で硬化した保護コ―ティン
グを設けるための改良された方法に係る。
【0002】
【従来の技術】ポリカ―ボネ―トフィルムは一般に許容
できる程度の強度と透明性をもっているが、高度の耐摩
耗性と耐薬品性に欠けている。放射線で硬化可能なアク
リルコ―ティングとそれをポリカ―ボネ―ト基材に適用
する方法は公知である。たとえば、欧州特許出願第86
117,682号に対応する欧州特許第228,67
1号を参照されたい。ポリカ―ボネ―トフィルムに放射
線硬化性アクリルコ―ティングを設ける従来法では、下
地のポリカ―ボネ―トに対する硬化したコ―ティングの
接着力が望ましい程度に達しているとはいえない。
【0003】従来の放射線硬化性アクリルコ―ティング
組成物のあるものでは、コ―ティング組成物をポリカ―
ボネ―ト基材に塗布する間その組成物の粘度を低下させ
るような量の非反応性溶剤を使用する。これらの非反応
性の揮発性成分は強制熱風乾燥システムを使用すること
によってコ―ティングから除かれる。かなりの量(たと
えば、組成物全体の重量の1重量%以上)の非反応性の
揮発性成分(たとえば溶剤など)を含有するコ―ティン
グ組成物を使用することは、環境・安全問題のために望
ましくない。このようなわけで、コ―トしたポリカ―ボ
ネ―ト物品の製造法、すなわち非反応性の揮発性成分を
ほとんど含まない放射線硬化性コ―ティングをポリカ―
ボネ―ト基材に適用して、良好なコ―ティング接着を示
すコ―トされた物品を製造する方法が求められている。
【0004】
【発明の目的】したがって、本発明のひとつの目的は、
硬化したコ―ティングとポリカ―ボネ―ト基材との間の
接着程度が高い、プライマ―を使わないでコ―トされた
ポリカ―ボネ―ト物品を、溶剤のような非反応性の揮発
性成分を使用しないで製造することである。
【0005】
【発明の概要】本発明は、硬化したコ―ティングとその
下のポリカ―ボネ―ト基材との接着性に優れているコ―
トされたポリカ―ボネ―トフィルムの製造方法に関す
る。本発明の方法は、(i)溶剤のような非反応性で揮
発性の成分をほとんど含まない紫外線(UV)硬化性コ
―ティング組成物を熱可塑性樹脂基材の表面に塗布し、
(ii)未硬化のコ―ティング組成物と基材表面とを90
〜150°Fから選択された温度に加熱して、未硬化の
コ―ティング組成物の一部を熱可塑性樹脂基材の表面下
のある領域中に浸透させて表面下に熱可塑性樹脂とコ―
ティング組成物の両方を含むコ―ティング組成物浸透領
域を形成させ、(iii)こうして塗布したコ―ティング組
成物を、コ―ティング組成物と浸透領域中に紫外線を当
てることによって紫外線で硬化させることからなる。コ
―ティング組成物のUV硬化の際に熱可塑性樹脂基材の
表面下の浸透領域は基材と硬化したコ―ティングとの間
の噛合い結合を提供する。
【0006】
【発明の詳細な記述】本発明の方法により、熱可塑性樹
脂基材の表面に紫外線で硬化させたコ―ティングが得ら
れる。図1に示した特定の装置は、連続した熱可塑性フ
ィルム基材にコ―ティング材料を塗布して硬化させるた
めのものである。基材はポリカ―ボネ―ト樹脂から作成
されたものが好ましい。図1の装置で使われる基材は可
撓性で、紫外線のエネルギ―を透過させられるものでな
ければならないし、またポリカ―ボネ―ト基材の性質は
放射線エネルギ―の透過によって許容できないほどの影
響を受けてはならない。放射線エネルギ―源は紫外線周
波数で作動するように選択する。本発明の方法にとって
好ましいポリカ―ボネ―ト基材は、たとえばゼネラル・
エレクトリック社(General Electric Company)の製品で
あるレキサン(Lexan)(登録商標)樹脂のような熱可塑
性ポリカ―ボネ―ト材料から形成されたものである。ポ
リカ―ボネ―ト樹脂の典型例は米国特許第4,351,
920号(援用する)に記載されており、また芳香族ジ
ヒドロキシ化合物とホスゲンとの反応や、芳香族ジヒド
ロキシ化合物とジアリ―ルカ―ボネ―トのようなカ―ボ
ネ―ト前駆体との反応によって得られる。また、米国特
許第4,351,920号にも、本発明で基材として使
用できる芳香族ポリカ―ボネ―ト樹脂のさまざまな製造
方法が記載されている。好ましい芳香族ジヒドロキシ化
合物は2,2‐ビス(4‐ヒドロキシフェニル)プロパ
ン[ビスフェノ―ル‐A]である。芳香族ポリカ―ボネ
―ト樹脂という用語は、ジヒドロキシフェノ―ル、カ―
ボネ―ト前駆体およびジカルボン酸(たとえば、テレフ
タル酸やイソフタル酸)の反応生成物から得られるポリ
エステルカ―ボネ―トを包含するものとする。場合によ
っては、ある量のグリコ―ル類も反応物質として使用す
ることができる。ポリカ―ボネ―トフィルムは周知の方
法で作成できる。通常、溶融したポリカ―ボネ―トを押
出ロ―ルスタック上にキャストし、材料の両面を磨いて
均一な厚みにプレスする。ポリカ―ボネ―ト基材上でコ
―ティングを硬化させる際にはエネルギ―源として紫外
(UV)線を使用する。図1の装置に関して、ポリカ―
ボネ―トフィルム基材の厚さは基材の可撓性を保持する
能力に応じて約0.5〜約30ミルの範囲とすることが
できる。ポリカ―ボネ―トフィルムの厚さは5〜20ミ
ルが好ましい。
【0007】紫外線硬化性コ―ティング組成物は、一般
に、アクリル、メタクリルおよびビニル不飽和を含有す
るモノマ―やオリゴマ―ならびに他の100%固体の変
換性物質(たとえば、モノマ―可溶性のポリマ―および
エラストマ―、無機シリカ充填材ならびに顔料など)か
らなっている。このコ―ティング系は通常、約100〜
1000の分子量をもち単一の不飽和または二、三もし
くはそれ以上の多不飽和部位を有するモノマ―からな
る。本発明の実施の際、コ―ティングは揮発性で非反応
性の成分をほとんど含まない(<1%)。コ―ティング
組成物は、99〜100重量%が反応性成分と固体材料
であると好ましく、99.9〜100重量%が反応性成
分および固体材料であるとさらに好ましく、100重量
%が反応性成分および固体材料であると最も好ましい。
固体材料としてはポリマ―性物質やコロイダルシリカの
ような非揮発性の固体材料がある。適切なポリマ―材料
としてはセルロ―スアセテ―トブチレ―トがある。この
コ―ティング組成物は、紫外線に露出されると100%
が固形分に変換できるものが好ましい。またコ―ティン
グ組成物は、レゾルシノ―ルモノベンゾエ―トのような
潜在性UV遮断剤を一定量含有していてもよい。またこ
の組成物は、組成物の光硬化を可能にするのに有効な量
の光開始剤も含有している。
【0008】好ましいアクリルコ―ティング組成物は比
較的低分子量の脂肪族アルカンジオ―ルジアクリレ―ト
をかなりの量含有しており、これは高温に接触・暴露さ
れた際に拡散によってポリカ―ボネ―ト基材の表面より
下の領域に浸透する。適切な脂肪族アルカンジオ―ルジ
アクリレ―トは1,6‐ヘキサンジオ―ルジアクリレ―
トである。好ましいアクリレ―トコ―ティング組成物
は、このコ―ティング組成物の総重量を基準にして5〜
60重量%の脂肪族アルカンジオ―ルジアクリレ―トを
含有している。この脂肪族ジオ―ルジアクリレ―トはそ
の脂肪族部分に2〜12個の炭素原子を含有しているの
が好ましい。適切な脂肪族ジオ―ルジアクリレ―トとし
ては、エチレングリコ―ルジアクリレ―ト、ブタンジオ
―ルジアクリレ―ト、ヘキサンジオ―ルジアクリレ―
ト、オクタンジオ―ルジアクリレ―ト、デカンジオ―ル
ジアクリレ―トがある。好ましいコ―ティング組成物
は、約37重量%のトリメチロ―ルプロパントリアクリ
レ―ト(TMPTA)、約15重量%のジペンタエリス
リト―ルモノヒドロキシペンタアクリレ―ト(DIPE
PA)、37重量%の1,6‐ヘキサンジオ―ルジアク
リレ―ト、約9重量%のセルロ―スアセテ―トブチレ―
ト(CAB)、および約2重量%の光開始剤ジエトキシ
アセトフェノン(DEAP)を含有する。好ましいシリ
カ充填アクリルコ―ティングでは、22%の1,6‐ヘ
キサンジオ―ルジアクリレ―ト、22%のトリメチロ―
ルプロパントリアクリレ―ト、35%の官能化コロイダ
ルシリカ、7%の潜在性紫外線吸収剤[たとえば、オル
ソン(D.R. Olson)により「応用ポリマ―科学誌(J. Appl
ied Polymer Science)」、第28巻(1983年)第1
159頁(援用する)に記載されているサイアソ―ブ(C
yasorb)(登録商標)5411のベンゼンスルホン酸エ
ステル(BSEX)]、および3%の光開始剤[たとえ
ば、ジエトキシアセトフェノン(DEAP)]を使用す
る。適切な官能化コロイダルシリカは、オルソン(Olso
n)らの米国特許第4,455,205号、オルソン(Ol
son)らの米国特許第4,491,508号、チャン(Ch
ung)の米国特許第4,478,876号およびチャン
(Chung)の米国特許第4,486,504号(援用す
る)に記載されている。脂肪族アルカンジオ―ルジアク
リレ―ト、特に1,6‐ヘキサンジオ―ルジアクリレ―
トは、ポリカ―ボネ―トのような熱可塑性マトリックス
を容易に膨潤させることができるので、コ―ティング組
成物の硬化の際にコ―ティングと基材との間の接着を高
めるのに充分な量のコ―ティング組成物が基材表面下の
領域内に急速かつ適切に浸透・拡散するのが助長され
る。図3に本発明に従って作成した物品を示す。この物
品は硬化したアクリルコ―ティングとポリカ―ボネ―ト
基材とをもっており、コ―ティング組成物と基材との間
の接着を改良するように機能する領域が基材表面に近接
して存在する。
【0009】本発明の方法に従ってポリマ―性基材の表
面にコ―ティングを塗布して硬化させるのに適した装置
の一例を図1に示す。図1で、放射線で硬化可能なコ―
ティング材料10は、調節された速度でフィルム表面上
に流すことによって連続的に塗布される。
【0010】基材ロ―ル12は芯16の回りに巻き付け
られたコ―トされてない基材14のロ―ルから形成され
ている。基材14はキャスティングドラム18(後述す
る)の動きに合わせてほどかれる。コ―ティング材料1
0は、アプリケ―タ―20を用いて基材14上に材料を
滴下させることによって基材14の表面に塗布すること
ができる。当業者には明らかなように、基材に効率良く
コ―ティングを設けるためにこのコ―ティングシステム
に適当な調節を施してもよい。コ―ティング材料10は
よく知られている多数の塗装法(たとえば、スプレ―、
ブラシ塗り、カ―テン塗装、および浸漬など)およびそ
の他周知のロ―ル塗装法(たとえばリバ―スロ―ル塗装
など)のいずれによって基材14に塗布してもよい。基
材に塗布された放射線硬化性コ―ティング10の厚さと
得られる硬化したハ―ドコ―ト21の厚さは、物品の最
終目的用途および所望の物理的性質に依存する。この厚
さは、非揮発性コ―ティングで約0.05〜約5.0ミ
ルの範囲とすることができる。また好ましい厚さは約
0.2〜約0.5ミルである。
【0011】基材14にコ―ティング材料10を塗布し
た後、コ―トされた基材22をニップロ―ル24に導
く。本発明で使用するニップロ―ル24を形成する材料
の選択には特に重大な意味はない。すなわち、このロ―
ルはプラスチック、金属(すなわちステンレス鋼、アル
ミニウムなど)、ゴム、セラミック材料、などで作成す
ることができる。ニップロ―ル24はスリ―ブを備えて
いることができる。スリ―ブは弾性材料、たとえばテト
ラフルオロエチレンもしくはポリプロピレン、または現
在入手できる各種ゴムコンパウンドおよびそのブレンド
のいずれかから形成されたものが好ましい。スリ―ブは
ロ―ル表面上にぴったり合って、基材22に接触する摩
擦を最小にする滑らかな表面を提供する。ニップロ―ル
24はキャスティングドラム18(後述)の位置に対し
て調節することができ、場合によっては独立に駆動させ
ることができる。
【0012】図1に示してあるように、キャスティング
ドラム18はニップロ―ル24に近接した位置に置かれ
ていて、ニップロ―ル24の外周面とドラム18の外周
面はニップ26(後述する)を規定する界面のところで
互いに近接している。ニップロ―ル24とドラム18と
の界面に加えられる圧力は、ニップロ―ル24のアクス
ル28に取付けた空気シリンダ―(図示してない)のよ
うな周知の方法によって調節することができ、それによ
ってロ―ルを選択的にドラム18の方へ押付ける。基材
がニップ26を通過してないときは通常、界面にかけら
れる圧力は弱くて5ポンド/インチ(linear inch)未満
である。後述するように、コ―ティングをもった基材が
ニップ26を通過しているときかかる圧力は各種パラメ
―タ―に応じて再調節することができる。
【0013】キャスティングドラム18は中央のアクス
ル19の回りを囲んでおり、熱を伝導する材料(ステン
レス鋼またはクロムめっき鋼が好ましい)から作成され
たものが好ましい。さらに、このドラムは外部の動力源
(図示してない)により独立に駆動されるのが好まし
い。
【0014】キャスティングドラム表面30には、コ―
ティング10および得られるハ―ドコ―ト21に付与さ
せることが望まれる模様またはパタ―ンに応じてさまざ
まな模様またはパタ―ンを設けることができる。たとえ
ば、ハ―ドコ―ト21に高度の光沢が望まれる場合に
は、表面30をよく磨いたクロムめっき表面とすること
ができる。ハ―ドコ―ト21の光沢が低いほうが望まし
い場合には、表面30をあまりよく磨かないでおいてコ
―ティングにつや消し模様を与えることができる。同様
に、表面30上にデザインパタ―ンをエンボス加工して
鏡像のデザインパタ―ンをハ―ドコ―ト21に付与する
ことができる。硬化したコ―ティングは、キャスティン
グドラム表面30の永久鏡像となるハ―ドコ―ト21を
形成する。
【0015】窒素雰囲気を使用してコ―ティング組成物
の嫌気硬化条件を確保してもよいが、そのような窒素雰
囲気を使用しないで嫌気硬化させるのが好ましい。窒素
ガス雰囲気を使用しないで硬化前のコ―ティング10中
に存在する空気の量を最小にするためには、ニップ26
に作用することができる圧力を注意深く調節する。ニッ
プ26にかかる圧力の調節は前記のようにして行なうこ
とができる。一定のコ―ティング厚さを得るために、ニ
ップ26に作用する正確な圧力は、コ―ティング10の
粘度、基材のスピ―ド、表面30上のデザインパタ―ン
(存在する場合)の細かさの程度、およびキャスティン
グドラムの温度などのようなファクタ―に依存する。一
般に、厚みが15ミルの基材で、0.6ミルの厚みと2
20センチポイズの粘度を有するアクリルベ―スのコ―
ティングが塗布された基材に対しては、基材のスピ―ド
50フィ―ト/分およびデュロメ―タ―硬度(ショア
A)55のロ―ルカバ―で25ポンド/インチのニップ
圧力をコ―トされた基材にかける。こうしてコ―ティン
グ10は押付けられて基材22とキャスティングドラム
表面30の両方に接触し、それによって硬化中のコ―テ
ィングに自由な二原子酸素が実質的に存在しない状態が
確保され、したがってコ―ティングのほぼ完全な硬化が
確実になり、硬化したコ―ティングのハ―ドコ―ト21
はキャスティングドラム表面30の模様および/または
パタ―ンの鏡像を示す。過剰のコ―ティングはニップの
上でドラムの幅全体に渡って未硬化コ―ティング組成物
材料のビ―ズ31を形成する。このビ―ズ31により、
ドラムの幅全体に渡りニップ26を通って適切なコ―テ
ィング材料が入るのが確実になる。
【0016】コ―ティング10が塗布された基材22が
ニップ26を通過した後、紫外線エネルギ―によってコ
―ティングを硬化させる。図1に示してあるように、紫
外線エネルギ―を伝達する手段32により、基材22の
コ―ティング10を有する表面36とは反対側の表面3
4に紫外線エネルギ―が伝えられる。この放射線エネル
ギ―は透明な基材22を透過し、基材22とドラム表面
30との間で圧縮されているコ―ティング10に吸収さ
れる。UV放射線の好ましい波長は約2900〜約40
50オングストロ―ムである。このようなUV放射線を
発生するのに使用するランプシステムは放電ランプ、た
とえばキセノン、金属ハロゲン化物、金属ア―ク、また
は高圧、中圧もしくは低圧水銀蒸気放電ランプなど(そ
れぞれ数ミリトルの低圧から約10気圧までの圧力で作
動する)で構成されていてもよい。基材22を通してコ
―ティング10に当てられる放射線量は約2.0〜約1
0.0J/cm2 の範囲とすることができる。本発明に適
した典型的なUV硬化システムは、米国特許第4,47
7,529号に記載されているようなリンデ(Linde)中
圧水銀ランプである。基材の表面に向けられるUV光ラ
ンプの数には特に臨界的な意味はないが、ランプの数が
多い方がコ―ティング10を有する基材の生産速度が高
くなるであろう。通常、生産ラインスピ―ドが約50フ
ィ―ト/分である場合、約0.5ミルの厚みを有するア
クリルベ―スのコ―ティングに対しては、それぞれ30
0ワット/インチの放射線エネルギ―を発生するランプ
2個で充分である。このような硬化手順により、多官能
性のアクリルモノマ―の重合とポリマ―の架橋が両方と
も起こり、硬くて非粘着質のコ―ティングが形成され
る。このコ―ティングは、キャスティングドラムの表面
から離れた後さらに紫外線に露出することによってポス
トキュアしてもよい。
【0017】本発明の方法によって基材22にコ―ティ
ング材料層が塗布されて硬化させられた後得られる製品
はハ―ドコ―トをもったポリカ―ボネ―トフィルム物品
38であり、これはアイドラ―ロ―ル40、42および
44に送られた後巻き取りロ―ル46に集められる。こ
の巻き取りロ―ルは通常独立に駆動させられており、ハ
―ドコ―トをもつポリカ―ボネ―ト物品38をドラム表
面30から分離することができる。
【0018】本発明による改良点は、コ―ティング組成
物10の硬化に先立って、ポリカ―ボネ―ト基材22と
未硬化のコ―ティング組成物10を90〜150°Fの
温度に加熱することである。従来の塗装法では非反応性
の揮発性成分(たとえば溶剤など)をコ―ティングから
除去するために乾燥システムを使用しているが、そのよ
うな乾燥システムの目的は非反応性の揮発分を除去する
ことであり、なぜ通常の当業者が非反応性の揮発分をほ
とんど含まないコ―ティング組成物に対してもそのよう
なシステムを今まで使用していたのか明白な理由はな
い。本発明の方法においては、塗布されたコ―ティング
組成物10は、充分な量のコ―ティング組成物が熱可塑
性樹脂基材22の表面34より下のある領域47中に拡
散するように、コ―ティング組成物10の塗布後、そし
てその硬化の前の充分な時間に渡って充分な温度で熱可
塑性樹脂基材22と接触している必要がある。コ―ティ
ング組成物10は表面下の0.05〜5ミクロンの深さ
まで浸透するのが好ましく、0.1〜1ミクロンの深さ
がさらに好ましい。こうして、熱可塑性樹脂とコ―ティ
ング組成物とを両方とも含有する領域47が形成され
る。この領域47は基材のコ―トされた表面34に近接
して存在する。基材22とコ―ティング組成物10は1
〜5秒間90〜150°Fの高温で接触状態に保つのが
好ましい。この加熱ステップは意味のあるほどにコ―テ
ィング組成物の硬化に関与することはない。浸透した領
域47はコ―ティング10の硬化に際して熱可塑性樹脂
と硬化したコ―ティング21との噛合ったマトリックス
を提供し、これがコ―ティング10と基材22とを一緒
にロックしてそれらの間の接着を改善する。コ―ティン
グ組成物10の紫外線硬化に先立つ基材22とコ―ティ
ング10の加熱ステップはドラム18を内部から加熱す
ることによって実施することができる。ドラムは高温の
油など(図示してない)により内部から加熱することが
できる。本発明のコ―ティング組成物は、熱硬化性とい
うよりはむしろ放射線硬化性の組成物である。
【0019】本発明の装置および好ましい方法と共に、
あるいは単独で窒素雰囲気を使用してもよいことが当業
者には理解できるであろう。
【0020】
【実施例の記載】本発明の新規な方法と物品を以下の特
定具体例で説明する。これは特定の態様を例示するため
だけのものであって、本発明の最も広い範囲に制限を加
える意図はまったくない。
【0021】図2は加熱したキャスティングドラムを使
用しないで作成したコ―トされた物品48の断面図であ
る。コ―ティング組成物はポリカ―ボネ―ト基材51の
表面52より下の領域に浸透しておらず、したがって硬
化したコ―ティングを基材51にロックする領域ができ
てないことに注意されたい。
【0022】図3は本発明の方法に従って作成した、コ
―トされたポリカ―ボネ―ト物品38の断面図である。
図3の物品38は基材の表面より下に領域をもってお
り、その中にある量のコ―ティング組成物が移行してい
ることに注意されたい。硬化すると、この領域は硬化し
たコ―ティングとポリカ―ボネ―ト基材とを噛合わせて
ロックする働きをする。
【0023】実施例 以下の実施例は本発明の改良された方法を例示する。実
施例Aは比較例であり、実施例Bは本発明の方法で作成
された物品で達成される改良された接着の一例である。
【0024】
【表1】 表 1 硬化速度 ロ―ル温度 けがき接着 実施例(a) フィ―ト/分 °F テ―プ試験 A 20 70 不合格 B 20 115 合 格 (a) 実施例AとBのコ―ティング組成物は、0.75グ
ラムのBSEX[サイアソ―ブ(Cyasorb)(登録商標)
5411#ベンゾトリアゾ―ルのベンゼンスルホン酸エ
ステル]および0.3グラムのDEAP(ジエトキシア
セトフェノン)を、37.3グラムのHDDA(ヘキサ
ンジオ―ルジアクリレ―ト)、37.3グラムのTMP
TA(トリメチロ―ルプロパントリアクリレ―ト)、1
4.7グラムのDiPEPA(ジペンタエリスリト―ル
モノヒドロキシペンタアクリレ―ト)、2.1グラムの
DEAP(ジエトキシアセトフェノン)および8.6グ
ラムのCAB(セルロ―スアセテ―トブチレ―ト)の混
合物10グラムに添加することによって得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するためのキャスティング
ドラムを有する装置の概略を示す水平正面図である。
【図2】加熱したキャスティングドラムを使用しないで
作成したコ―ティングを有するポリカ―ボネ―ト物品の
断面図である。
【図3】本発明の方法に従って作成したコ―ティングを
有するポリカ―ボネ―ト物品の断面図である。
【符号の説明】
10 放射線硬化性コ―ティング材料、 14 コ―トされる前の基材、 18 キャスティングドラム、 20 アプリケ―タ―、 21 ハ―ドコ―ト、 22 コ―ティング材料をコ―トした基材、 24 ニップロ―ル、 32 光源、 38 ハ―ドコ―トをもったポリカ―ボネ―トフィル
ム、 47 熱可塑性樹脂基材表面下の領域。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/08 7258−4F 27/16 6122−4F 27/30 A 8115−4F 27/36 102 7016−4F C09D 4/02 PDS 7921−4J // C08L 69:00 8416−4J (72)発明者 イール・トーマス・クローク アメリカ合衆国、ノース・キャロライナ 州、クリーンスボロ、グリーン・バレー・ ロード、629番 (72)発明者 ディミトリス・カットサムベリス アメリカ合衆国、インディアナ州、マウン ト・バーノン、ノース・イーストゲート、 10429番 (72)発明者 スチュアート・ロバート・ケア,ザ・サー ド アメリカ合衆国、ニューヨーク州、トロ イ、ビスカイン・ボウルバード、9番 (72)発明者 ラリー・ネイル・ルイス アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スコテ ィア、ハーベスト・ドライブ、7番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)熱可塑性基材の表面に、非反応性
    の揮発性成分を実質的に含んでいない紫外線硬化可能な
    コ―ティング組成物の一部が前記基材表面下の厚さ0.
    1〜5ミクロンの領域中に拡散してコ―ティング組成物
    と熱可塑性樹脂とからなる領域を形成できるように充分
    な時間90〜150°Fの温度で、前記組成物を接触さ
    せ、 (b)こうして塗布した前記コ―ティング組成物を、硬
    化を起こさせるのに充分な紫外線に露出することからな
    る、紫外線で硬化させた表面コ―ティングを有するポリ
    カ―ボネ―ト物品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記硬化したコ―ティング組成物が固体
    で構成されている、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記コ―ティング組成物が、多官能性ア
    クリレ―トモノマ―、光開始剤、および20〜50重量
    %の1,6‐ヘキサンジオ―ルジアクリレ―トからな
    る、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記温度が110〜130°Fである、
    請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記温度が約120°Fである、請求項
    1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記硬化したコ―ティングが厚さ0.5
    〜5ミルのハ―ドコ―トを形成する、請求項1記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記熱可塑性樹脂基材が芳香族ポリカ―
    ボネ―ト樹脂基材である、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 (a)多官能性アクリルモノマ―と光開
    始剤とからなり非反応性の揮発性成分を実質的に含まな
    いアクリル系コ―ティング組成物を芳香族ポリカ―ボネ
    ―ト基材の表面に塗布し、 (b)塗布された前記コ―ティング組成物を、このコ―
    ティング組成物を塗布した前記熱可塑性基材と共に、前
    記コ―ティング組成物の一部が前記基材表面下の厚さ
    0.05〜5ミクロンの領域中に拡散するのに充分な時
    間90〜150°Fの温度に加熱し、 (c)塗布された前記コ―ティング組成物を、実質的に
    嫌気性条件下で、硬化を起こさせるのに充分な紫外線に
    露出することからなる、アクリルコ―トしたポリカ―ボ
    ネ―ト物品の製造方法。
  9. 【請求項9】 (a)熱可塑性基材の表面に、紫外線硬
    化可能なコ―ティング組成物の一部が前記基材表面下の
    厚さ0.1〜5ミクロンの領域中に拡散してコ―ティン
    グ組成物と熱可塑性樹脂とからなる領域を形成できるよ
    うに充分な時間90〜150°Fの温度で、前記組成物
    を接触させ、 (b)こうして塗布した前記コ―ティング組成物を、硬
    化を起こさせるのに充分な紫外線に露出することからな
    る、紫外線で硬化させた表面コ―ティングを有する熱可
    塑性樹脂物品の製造方法。
  10. 【請求項10】 (a)紫外線で硬化した厚さ0.5〜
    5ミルのコ―ティング材料層と、 (b)前記コ―ティングに隣接して紫外線で硬化したコ
    ―ティング材料と芳香族ポリカ―ボネ―ト樹脂からなる
    厚さ0.1〜5ミクロンの領域を有し、前記硬化したコ
    ―ティングが直接接着されている芳香族ポリカ―ボネ―
    ト樹脂基材とからなる、コ―トされた芳香族ポリカ―ボ
    ネ―ト物品。
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