JPH05246346A - 運搬台車 - Google Patents

運搬台車

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Publication number
JPH05246346A
JPH05246346A JP5065892A JP5065892A JPH05246346A JP H05246346 A JPH05246346 A JP H05246346A JP 5065892 A JP5065892 A JP 5065892A JP 5065892 A JP5065892 A JP 5065892A JP H05246346 A JPH05246346 A JP H05246346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheels
pistons
rod
traveling wheels
cylinder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5065892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Yoshimoto
豊 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5065892A priority Critical patent/JPH05246346A/ja
Publication of JPH05246346A publication Critical patent/JPH05246346A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で簡単な操舵機構によって車輪の向きを
変え、また旋回の際に移動スペースを必要としないこと
を目的とする。 【構成】 台車下面の左右に装着されロッドにより連結
されて同一の向きに回動する1組の車輪がロッドに係合
して設けられたピストンにより駆動されて向きを変える
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重量物、長大資材等の
運搬に適用される運搬台車に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は重量物、長大資材などの運搬に使
用されている従来の運搬台車の説明図である。図におい
て、同図(a)に示す運搬台車は従来最も広く使用され
ている簡易型の一例で、台車枠3下面の前側或いは前後
の両側に任意の角度に転舵できる走行用車輪1を具備し
ており、転舵した状態で前後に移動することによって目
的の方向へ向けて走行させることができるようになって
いる。
【0003】また、同図(b),(c)に示す運搬台車
は走行用車輪1の転舵中心となるそれぞれの支点軸13
にギヤー14を装着するとともに、これらのギヤー14
を中央に設けたギヤー15とを噛合させており、中央に
設けたギヤー15を回動させることによってギヤー14
を同期して回動させ、総ての走行用車輪1を同一方向へ
転舵させることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の運
搬台車には種々の形式のものがあるが、図3(a)に示
すものは旋回の際に転舵した状態で運搬台車を前後に移
動させるための広い移動スペースを必要とし、幅寄せ等
の細かな移動調整が困難である。また、同図(b),
(c)に示すものは任意の方向に転舵して走行させるこ
とはできるが、操舵機構が大型で複雑なために製造費用
が高くなる不具合がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る運搬台車は
上記課題の解決を目的にしており、台車下面の左右に装
着された1組の車輪を連結して同一の向きに回動させる
ロッドと、該ロッドに係合して設けられ上記ロッドを駆
動して上記車輪の向きを変えるピストンとを備えた構成
を特徴とする。
【0006】
【作用】即ち、本発明に係る運搬台車においては、台車
下面の左右に装着されロッドにより連結されて同一の向
きに回動する1組の車輪がロッドに係合して設けられた
ピストンにより駆動されて向きを変えるようになってお
り、小型で簡単な操舵機構によって車輪の向きを変える
ことにより台車を前後に移動させることなく同一位置に
おいて左右、横、斜めの任意の方向へ走行させることが
できる。
【0007】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係る運
搬台車の説明図である。図において、本実施例に係る運
搬台車は重量物、長大資材などの運搬に使用されるもの
で、構造が簡単でしかも前後方向、左右方向、斜め方向
へ容易で自由に転舵し、モータ12により駆動して走行
させることができるようになっている。
【0008】即ち、本運搬台車の下面4隅には図1
(a),(b)に示すように下端に走行用車輪1が取付
けられた4組のフォーク2が台車枠3にピン4を介して
垂直に回動できるように軸支され、それぞれロッド6取
付け用のアーム5を備えて装着されている。互いに左右
に対峙するアーム5の間はそれぞれロッド6で連結さ
れ、これら前後のロッド6間は台車枠3センターに設け
られた中心軸7に固着されて旋回できるように構成され
ているセンターアーム8及び前後のロッド9を介して互
いに連結されている。センターアーム8の一端と台車枠
3に固定されているブラケット10との間には、走行用
車輪1に操舵力を作用させるシリンダ11が取付けられ
ている。このシリンダ11は一般に複動型二段伸縮シリ
ンダと称されるもので、同図(c)に示すように一体の
シリンダ11本体内に2組のピストン11a、11bが
組み込まれており、この2組のピストン11a、11b
がそれぞれ単独に伸縮作動し得るようになっている。図
示しないがシリンダ11には操舵用にこの複動型二段伸
縮シリンダを作動させてコントロールする油圧ユニッ
ト、制御箱、例えば操作ペンダント等の操作ユニット類
などが具備されており、走行用車輪1を前後、左右方
向、即ち縦、横方向に直角に転舵する場合は、この複動
型二段伸縮シリンダ11の一方の例えばピストン11a
の伸縮によって行い、また前後、左右方向を基準とする
各方向への操舵は他方のピストン11bの伸縮を調整す
ることによって行うようになっている。図2(a)は本
運搬台車を前後方向へ走行できるように設定した場合を
示しており、ピストン11aを最短位置に収縮させて斜
め方向への操舵をピストン11bの伸縮位置を調整する
ことにより行う。また、同図(b)は本運搬台車を左右
(横幅)方向へ走行できるように設定した場合を示して
おり、ピストン11aを最長位置に伸長させてこの位置
を基準として斜め横方向への操舵をピストン11bの伸
縮位置を適宜調整することにより行う。
【0009】このように、本運搬台車は台車枠3下面に
走行用車輪1を取付けた複数組のフォーク2を回動可能
に軸支させ、フォーク2に固定されたアーム5をロッド
6を介して互いに連動するように構成するとともに、ア
ーム5揺動手段のセンターアーム8と台車枠3との間に
複動型二段伸縮のシリンダ11を組み込んで2組のピス
トン11a、11bの一方の伸縮によって走行用車輪1
を前後または左右の直角方向へ方向転換する動作を行わ
せ、他方の伸縮によって前後、左右各方向への操舵を調
整する動作を行わせるように構成されており、前後また
は左右など直角方向への方向転換の動作とこの直角方向
への操舵調整の動作を1つのシリンダ11の複動機構に
よって別々に行うことにより、構造が簡単で平面を旋回
させることなく同一位置で前後左右など任意の方向へ容
易に転舵して走行させることができ、移動スペースの大
幅な縮小が可能となる。また、操舵機構が簡単で製造費
用の大幅な低減が図られる。また、走行用車輪1取付け
用のフォーク2をアーム5、ロッド6等を介して互いに
連結して同期で回動させることにより4組或いは複数組
の走行用車輪1を具備させることができ、また走行用車
輪1の平面配置も或る程度任意にレイアウトすることが
できる。なお、このような操舵装置は自走式運搬台車の
外、エンジン、モータ12等が搭載されていない従動式
台車にも広く適用することができる。このように、本運
搬台車は構成されて機能するもので、操舵機構が簡単で
ある。また、走行方向の転換に広いスペースを必要とし
ない特徴がある。また、複数の本運搬台車を縦、或いは
横に並べて車両、橋梁等長大で重量物の搬送に供するな
ど多様に使用することができる。また、使用されるシリ
ンダ11の形式や台車枠3の構造等も例示した以外に多
様なものを使用することができる。
【0010】なお、本発明に係る運搬台車は上記の実施
例にのみ限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得るものである。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る運搬台車は前記のように構
成されており、小型で簡単な操舵機構によって車輪の向
きを変えることにより同一位置において任意の方向へ走
行させることができるので、旋回の際に移動スペースを
必要とせず、また製造費用が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施例に係る運搬台車
の下面図、同図(b)は側面図、同図(c)はそのシリ
ンダの断面図である。
【図2】図2はその作用説明図である。
【図3】図3(a),(b)はそれぞれ従来の運搬台車
の下面図、同図(c)は同図(b)におけるc矢視図で
ある。
【符号の説明】
1 走行用車輪 2 フォーク 3 台車枠 4 ピン 5 アーム 6 ロッド 7 中心軸 8 センターアーム 9 ロッド 10 ブラケット 11 シリンダ 12 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車下面の左右に装着された1組の車輪
    を連結して同一の向きに回動させるロッドと、該ロッド
    に係合して設けられ上記ロッドを駆動して上記車輪の向
    きを変えるピストンとを備えたことを特徴とする運搬台
    車。
JP5065892A 1992-03-09 1992-03-09 運搬台車 Withdrawn JPH05246346A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5065892A JPH05246346A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 運搬台車

Applications Claiming Priority (1)

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JP5065892A JPH05246346A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 運搬台車

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Publication Number Publication Date
JPH05246346A true JPH05246346A (ja) 1993-09-24

Family

ID=12865056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5065892A Withdrawn JPH05246346A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 運搬台車

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JP (1) JPH05246346A (ja)

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Effective date: 19990518