JPH05246010A - 枚葉印刷機の給排紙装置 - Google Patents

枚葉印刷機の給排紙装置

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JPH05246010A
JPH05246010A JP8024692A JP8024692A JPH05246010A JP H05246010 A JPH05246010 A JP H05246010A JP 8024692 A JP8024692 A JP 8024692A JP 8024692 A JP8024692 A JP 8024692A JP H05246010 A JPH05246010 A JP H05246010A
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JP
Japan
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paper
stack
stacking
sheet
pit
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JP8024692A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Ono
克彦 大野
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Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給紙紙積装置からの紙積板の取外しと、排紙
装置への紙積板の供給とを容易にした装置を提供するこ
とを目的としている。 【構成】 給紙装置2の紙積装置と、排紙装置4の紙積
装置との間に、給紙装置2の紙積装置から取外して排紙
装置4の紙積装置へ供給する紙積板9を搬送するローラ
コンベア25を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は枚葉印刷機において、紙
積板上に積載された紙を印刷ユニットに供給し、かつ印
刷後に排紙チェーンから排出される紙を紙積板上に積載
する給排紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】枚葉印刷機による印刷作業において、給
紙装置の紙積板上に搭載された紙積板には、給紙紙積装
置によって紙が積載されており、この紙積板に積載され
た紙はサッカ装置により上層のものから1枚ずつ吸引さ
れ、印刷ユニットへ供給されて印刷が施される。給紙装
置に設けられた給紙紙積装置は、給紙フレームから昇降
チェーンで吊下された一対の昇降バーと、この昇降バー
上にこれと直交して載置された一対の紙積バーとを備え
ており、また、給紙装置の後方には、紙が積載された紙
積板を搭載して移動するトロッコと、積載紙の天地,左
右端を揃える紙揃え部材とを備えた予備紙積装置が設け
られている。
【0003】このように構成されていることにより、給
紙装置において紙積バー上の紙積板に積載された紙は、
前述したようにサッカ装置で印刷ユニットに供給されて
この給紙にしたがい昇降チェーンが巻上げられ、昇降バ
ーが、紙積バーと、紙が積載された紙積板とを伴って自
動上昇する。このようにして紙積が行われている間に予
備紙積装置のトロッコ上に搭載された紙積板には、次の
紙が紙揃え部材で天地左右両端を揃えられて積載され
る。
【0004】給紙中の紙が無くなり給紙が停止すると、
空になった紙積板と紙積バーとを外して機外へ取出し、
トロッコを前進させて紙積載済の紙積板を給紙位置へ進
入させる。そして昇降チェーンを巻戻し、その下端の昇
降バーを下降させると、逃げ機構により昇降バーが新た
な紙積バーを避けながら下降し、この紙積バーの下側へ
回り込んで停止するので、昇降チェーンを巻いて昇降バ
ーを上昇させると、この昇降バーに紙積バーを介して支
承された紙積板が紙を積載した状態で上昇し、これを所
定位置まで上昇させたのち自動上昇に切換えて給紙を再
開する。
【0005】以上説明した装置は、給紙中の紙が無くな
ったときに機械を停めて次の紙を供給するものであるた
めに、準備時間が延長して機械の稼働率が低下し、ま
た、印刷再開時における損紙の発生量が増すので、本出
願人は特開平1−321221号公報に開示されている
ような、機械を停めずに紙を積替えできる給紙紙積装置
を提案したので、以下これを簡単に説明する。
【0006】この給紙紙積装置は給紙フレームから昇降
チェーンで吊下された一対の紙積台を備えており、この
紙積台上に載置される紙積板の上面には、紙の天地方向
に延びる複数個の溝が設けられている。給紙装置と予備
紙積装置との間には、水平状のガイドレールに沿って給
紙装置に対する遠近方向に進退するフォーク支持台が架
設されており、このフォーク支持台からは、複数個のフ
ォークが給紙装置へ向って突設されている。
【0007】このように構成されていることにより、給
紙中の紙が減量して紙積板が所定の高さまで上昇する
と、フォーク支持台が前進してフォークが紙積板の溝に
挿入され、少なくなった紙を支承するので、別のチェー
ンを巻上げて昇降バーをフォークに軽く接触させると、
フォークと紙積板とが分離される。そこで紙積台とこれ
に支承された紙積板とを下降限位置まで下降させ、空の
紙積板を機外へ取出したのち、次の紙が積載されたトロ
ッコを給紙位置へ前進させて停止させたのち、昇降チェ
ーンを巻上げると、トロッコが後退可能になるととも
に、次の紙が積載された紙積板が上昇するので、紙の上
端面が給紙中の紙の下端面に接触した位置で紙積板の上
昇を停止させ、フォークを抜くことにより正規の給紙に
移行する。
【0008】一方、枚葉印刷機の排紙装置には、排紙フ
レームから昇降チェーンで吊下された一対の昇降バー
と、この昇降バー上に搭載された紙積台とからなる排紙
紙積装置が設けられており、この排紙紙積装置の紙積台
上には、紙積板が載置される。そして、印刷後に排紙チ
ェーンの爪にくわえられて排紙チェーンの走行により搬
送された紙は、紙積板の上方において爪のくわえから解
放され、紙積板上に落下して積載される。紙積台は紙の
積載量にしたがってセンサの検知により自動降下する。
【0009】紙の積載量が所定量に達したとき、従来の
ように機械を停めて排紙紙積装置の紙積台を紙積バーが
床面にほゞ着地するまで下降させて紙積載済の紙積板と
空の紙積板とを交換し、紙積台を上昇させて印刷を再開
していたのでは、給紙装置の場合のように、機械の稼働
率が低下するので、近年は排紙仮受け装置を設けて機械
を停めずに排紙を続行することが行われている。
【0010】すなわち、この排紙装置の排紙紙積装置に
は、排紙チェーンから排紙されて落下する紙の落下径路
へ水平状に挿入されるフォークなどが設けられており、
紙積板への紙の積載量が所定量に達したときに、落下す
る紙の合間を見てフォークなどを挿入し、落下紙を仮受
けしている間に、紙満載の紙積板を載せた紙積台を、紙
積バーがほゞ着地するまで下降させ、満載の紙積板と空
の紙積板とを交換して紙積台を上昇させたのち、フォー
クなどを水平方向へ抜くと、仮受けされた紙が空の紙積
板に乗り移るので、正規の排紙作業に移行する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の給排紙装置においては、給紙中の紙や落下中
の紙をフォークなどで仮受けしている短時間の間に空の
紙積板と紙満載の紙積板とを交換しなければならないの
で、空の紙積板を機外へ除去するのが遅れたり、空の紙
積板が所定位置に無いことによりその供給が遅れたりし
て損紙が発生することがあり、作業に経験を要するとい
う問題がある。また、給紙装置と排紙装置との間を、運
搬車に空の紙積板を積んで往復しなければならないの
で、作業者の負担が増大するという問題がある。
【0012】本発明は以上のような点に鑑みなされたも
ので、給紙紙積装置からの紙積板の取外しと排紙装置へ
の紙積板の供給と、給紙装置,排紙装置間における紙積
板の搬送とを容易に短時間で行うことを可能にした枚葉
印刷機の給排紙装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、給紙紙積装置と排紙紙積装置との
間に、給紙紙積装置から取外して排紙紙積装置へ供給す
る紙積板を搬送する搬送装置を設けた。
【0014】
【作用】給紙中の紙が所定量まで減量すると、フォーク
で紙のみを仮受けして空の紙積板を下降させ、これと交
換した紙積載済の紙積板を上昇させてフォークを抜くこ
とにより給紙を続行する。下降した空の紙積板は、搬送
装置で排紙装置へ搬送して待機させる。排紙中の紙が所
定量に達すると、フォーク等を前進させて排紙中の落下
紙を仮受けし、紙積載済の紙積板を下降させて待機中の
空の紙積板と交換する。そして、紙積載済の紙積板を機
外へ取出すとともに、空の紙積板を上昇させてフォーク
などを抜くと、仮受け中の紙が空の紙積板へ乗移るの
で、正規の排紙に移行する。
【0015】
【実施例】図1ないし図3は本発明に係る枚葉印刷機の
給排紙装置の実施例を示し、図1はこれを実施した多色
刷枚葉印刷機の正面図、図2は同じく平面図、図3は図
2のIII-III 断面図である。図において、4色刷枚葉輪
転印刷機1は、給紙装置2と、4色の印刷ユニット3
と、排紙装置4とを備えており、このうち、印刷ユニッ
ト3は、図1に符号5で示す床上に設けられている。ま
た、給紙装置2と排紙装置4とは、床5を掘り下げて設
けたピット6内に固定されている。ピット6の後端部に
は、ピット6と床5との高低差だけのストロークを有す
るリフト7が設けられており、別の箇所で紙8が積載さ
れた紙積板9が運搬されてきて、複数個のローラが並列
されたリフト7の台上へ搭載されたのち、リフト7が下
降してその台がピット6の底面に着地するように構成さ
れている。
【0016】リフト7と給紙装置2との間には、フォー
ク挿入装置10がピット6の底面上に固定されて立設さ
れており、このフォーク挿入装置10の内部と後方およ
び給紙装置2の内部とには、転動する複数個のローラを
並列してなるローラ台11,12,13が、前後に接し
てピット6の底面上に固定されており、下降したリフト
7の台上からローラ台11上へ載せ替えられた紙8満載
の紙積板9は、ローラ台12を経て給紙装置2のローラ
台13上に供給されるように構成されている。
【0017】給紙装置2には、逆L字状に形成された左
右一対の給紙フレーム14から垂下された図示しない昇
降チェーンと、この昇降チェーンで吊下された一対の紙
積バーとからなる給紙紙積装置が設けられており、前記
ローラ台13上へ供給された紙8積載済の紙積板9は、
ローラ台13よりも低い位置まで下降している前記紙積
バーによりローラ台13から側方への突出部を支持され
て昇降するように構成されている。また、給紙フレーム
14には、図示しないサッカ装置が支持されており、こ
のサッカ装置に設けた吸口により、紙積板9上の紙8が
1枚ずつ吸引されてフィーダボード15上へ送り出され
るとともに、給紙による紙8の減量に対応して昇降チェ
ーンが巻上げられ紙8が積載された紙積板9が自動上昇
するように構成されている。
【0018】フォーク挿入装置10には、モータ16で
駆動されて保守作業時等には上昇格納され印刷作業時に
は図示の位置へ下降するガイドレール17が、設けられ
ており、このガイドレール17上には、給紙装置2に対
する遠近方向に進退する図示しないフォーク支持台が架
設されている。そしてこのフォーク支持台からは、複数
個のフォークが給紙装置2へ向って突設されており、給
紙中の紙8が減量して紙積板9が所定の高さまで上昇す
ると、フォーク支持台が前進してフォークが紙積板9の
溝に挿入され、少なくなった紙8を支承するとともに、
空になった紙積板9が下降してローラ台13上へ着地す
るように構成されている。
【0019】各印刷ユニット3は、床5上に立設された
左右のフレーム18と、これらのフレーム18に両端を
軸支された版胴19等の印刷胴群と、インキ装置,給水
装置等を備えており、前記フィーダボード15へ送り出
された紙8は、図示しない差板とスイング装置とを経て
1色目の印刷ユニット3の圧胴に供給されてこの圧胴と
ゴム胴との間を通過する紙8に印刷が施されるように構
成されている。そして2色目〜4色目の印刷ユニット3
を通過して搬送される紙8には、2色目〜4色目の印刷
が施されたのち排紙チェーンへ搬送されるように構成さ
れている。20は上下方向に移動して作業面を開閉する
安全カバーである。
【0020】排紙装置4には逆L字状に形成された左右
一対の排紙フレーム21が設けられており、その水平部
材から吊下された昇降チェーン22の下端には、この昇
降チェーン22とともに排紙紙積装置を構成する昇降バ
ー23が固定されている。そして、本装置においては、
給紙装置2の給紙紙積装置と排紙装置4の排紙紙積装置
との間に前記ピット6に連続してこれと同平面のピット
24が、機台下方すなわち印刷ユニット3の両側フレー
ム18間の下方に位置して延設されていて、このピット
24の底面には、多数のローラを並列してなるローラコ
ンベア25が敷設されており、給紙装置2の給紙紙積装
置において用済となった空の紙積板9を排紙装置4の排
紙紙積装置へ搬送するように構成されている。そして、
搬送された紙積板は、図1に符号9Aで示すようにロー
ラコンベア25の終端部で待機したのち、前記昇降バー
23上へ供給されるように構成されている。
【0021】また、ピット24の終端部には、これと直
交する同一平面のピット26が設けられており、このピ
ット26内には、複数個のローラを並列してなるローラ
台27と、複数個のローラを並列してなる昇降自在なリ
フト28とが連続して設けられている。そして、図示し
ないフォーク等を用いた仮受け装置により空の紙積板9
と交換された紙8積載済の紙積板9を、リフト28まで
移動させ、リフト28の上昇により床5と同一平面にし
てフォークリフト等で搬送するように構成されている。
【0022】以上のように構成された印刷機の給排紙装
置の動作を説明する。別の箇所で紙8を積載した紙積板
9を、フォークリフト等により床5上をピット6の始端
部手前まで前進させ、上昇しているリフト7の台上に載
せ替えたのち、リフト7の台をそのローラがローラ台1
1のローラと同一レベルとなるように下降させて、紙8
が積載された紙積板9をリフト7の台からローラ台11
に載せ替える。さらにこの紙8が積載された紙積板9
を、ローラ台12を経て給紙装置2のローラ台13上へ
移動させ、この紙積板9のローラ台13からの側方への
突出部を紙積バーで支承させる。また、最初の1回だけ
は排紙装置4の紙積バーに空の紙積板を支承させて所定
の位置まで上昇させる。
【0023】このように準備したのち印刷作業を開始す
ると、紙積板9上の紙8は、サッカ装置の吸口で1枚ず
つ吸引されてフィーダボード15上へ送り出され、差板
とスイング装置を経て印刷ユニット3へ供給される。印
刷ユニット3で印刷された紙8は、排紙チェーンの爪に
くわえられて搬送され、搬送終端部で爪のくわえから解
放されて排紙装置4の紙積板9上に排紙,積載される。
なお、給紙装置2では給紙による紙8の減量にしたがっ
て紙積板9が自動上昇し、また排紙装置4では排紙によ
る紙8の増量にしたがって紙積板9が自動下降する。
【0024】給紙中の紙8が減量して紙積板9が所定の
高さまで上昇すると、フォーク挿入装置10のガイドレ
ール17に支持されたフォーク支持台が前進してフォー
クが紙積板9の溝に挿入され、少なくなった紙8を支承
して給紙が続行されるので、別のチェーンを巻上げて昇
降バーをフォークに軽く接触させる。この結果、フォー
クと紙積板9とが分離されるので、紙積バーとこれに支
承された紙積板9とを下降限位置まで下降させたのち、
用済になった空の紙積板9を、ローラ台13からローラ
コンベア25上へ移動させる。そこで、前述したように
して印刷作業中にリフト7上に準備しておいた紙積載済
の紙積板9を、ローラ台13上へ移動させて昇降チェー
ンを巻上げると、この紙積板9が上昇するので、紙8の
上端面が給紙続行中の紙8の下端面に接触した位置で紙
積板9の上昇を停止させ、フォークを抜くことにより正
規の給紙に移行する。
【0025】一方、ローラコンベア25の始端部に載せ
替えられた前記空の紙積板9は、ローラコンベア25の
走行によって搬送され、ローラコンベア25が停止する
と、紙積板9は図1に符号9Aで示すようにローラコン
ベア25の終端部で停止して待機する。排紙装置4にお
ける紙積板9への紙8の積載量が所定量に達したとき
に、落下する紙8の合間を見てフォーク等を挿入し、こ
のフォーク等で落下紙を仮受けしている間に、紙満載の
紙積板9を載せた昇降バー23を下降させ、この紙満載
の紙積板9をピット26内のローラ台27を経てリフト
28の台上へ移動させたのち、待機中の空の紙積板9A
を排紙装置4内へ移動させる。
【0026】そして昇降チェーン22の巻上げにより昇
降バー23を上昇させて紙積板9を上昇させ、紙積板9
がフォーク等に軽く接した状態でフォーク等を水平方向
へ抜くと、仮受けされた紙が空の紙積板に乗り移り、正
規の排紙作業に移行する。一方、リフト28の台上に乗
っている前記紙満載の紙積板9は、リフト28の上昇に
より床5と同一レベルになるので、フォークリフト等に
より容易に所定位置へ運搬することができる。
【0027】図4および図5は本発明の他の実施例を示
し、図4は本発明を実施した多色刷枚葉印刷機の平面
図、図5は図4の V−V 断面図である。図において、前
記実施例と同構成の部材にはこれと同符号を付してその
説明を省略する。本実施例においては、給紙側のピット
30を、リフト7の設置部から給紙装置2の設置部まで
に止め、排紙側のピット31を排紙装置4の設置部のみ
に止めた。そして給紙側ピット30と底面が同一平面で
機台の中心線と直交するピット32を設け、また排紙側
のピット31と底面が同一平面で機台の中心線と直交す
るピット33を設けた。さらにこれらのピット32とピ
ット33とを連続して機台の中心軸と平行状態のピット
34を設け、ピット34の底面とピット32,33の底
面とを同一平面とした。そして、ピット32,33内に
は、上面に複数個のローラを並列してなるローラ台3
5,36をそれぞれ設け、ピット34内には、上面に多
数のローラを並列してなるローラコンベア37を設け
た。
【0028】このように構成されていることにより、給
紙装置2において用済となった空の紙積板9は、給紙装
置2のローラ台からローラ台35上へ移動してローラコ
ンベア37で搬送され、ローラ台36上へ移動して図4
に符号9Aで示すように待機する。なお、排紙積載紙が
満載となったときの紙積板の交換動作は前記実施例と同
じであるからその説明を省略する。
【0029】なお、前記各実施例では、印刷ユニット3
を床5上に設け、給紙装置2と排紙装置4および紙積板
搬送装置等を床面下のピット内に設けた例を示したが、
給紙装置2と排紙装置4および紙積板搬送装置等を床5
上に設け、床面上に高上げして設けたコンクリート製の
基礎上に印刷ユニット3を固定してもよい。また、前記
各実施例は、機械を停めずに給紙装置2と排紙装置4と
の紙積板9の交換を行う給排紙装置に本発明を適用した
例を示したが、機械を停めて紙積板9の交換を行う給排
紙装置にも同様に適用することができ同様の効果が得ら
れる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように本発明
によれば、枚葉印刷機の給排紙装置において、給紙紙積
装置と排紙紙積装置との間に、給紙紙積装置から取外し
て排紙紙積装置へ供給する紙積板を搬送する搬送装置を
設けたことにより、給紙装置と排紙装置との間で空の紙
積板を運搬する必要が無くなり、労力の軽減を図ること
ができる。また、給紙装置の近傍や排紙装置の近傍に空
の紙積板置場を設ける必要が無く、機台の占有スペース
を縮小することができるとともに、機械を停めずに紙積
板を交換するものにおいては、空の紙積板を給紙装置か
ら取外したり排紙装置へ供給したりする時間が短縮され
るので、機械の稼働率が向上し、また、損紙の発生量が
減少する。さらに、印刷ユニットの真下にピットを設け
たものにおいては、このピット内に入って保守作業など
を実施することができるので作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した多色刷枚葉印刷機の正面図で
ある。
【図2】本発明を実施した多色刷枚葉印刷機の平面図で
ある。
【図3】図2の III−III 断面図である。
【図4】本発明を実施した他の実施例としての多色刷枚
葉印刷機の平面図である。
【図5】図4の V−V 断面図である。
【符号の説明】
1 印刷機 2 給紙装置 3 印刷ユニット 4 排紙装置 5 床 6 ピット 8 紙 9 紙積板 9A 紙積板 11 ローラ台 12 ローラ台 13 ローラ台 24 ピット 25 ローラコンベア 30 ピット 31 ピット 32 ピット 33 ピット 34 ピット 35 ローラ台 36 ローラ台 37 ローラコンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙紙積装置と排紙紙積装置との間に、
    給紙紙積装置から取外して排紙紙積装置へ供給する紙積
    板を搬送する搬送装置を設けたことを特徴とする枚葉印
    刷機の給排紙装置。
JP8024692A 1992-03-03 1992-03-03 枚葉印刷機の給排紙装置 Pending JPH05246010A (ja)

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JP8024692A JPH05246010A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 枚葉印刷機の給排紙装置

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