JPH05245996A - 積層体及びその製造方法 - Google Patents

積層体及びその製造方法

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JPH05245996A
JPH05245996A JP19746392A JP19746392A JPH05245996A JP H05245996 A JPH05245996 A JP H05245996A JP 19746392 A JP19746392 A JP 19746392A JP 19746392 A JP19746392 A JP 19746392A JP H05245996 A JPH05245996 A JP H05245996A
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哲生 相澤
Masayuki Taniguchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】生分解が容易に行える積層体から包装容器を得
て、使用済み包装容器による環境破壊を低減させる。 【構成】複数層から成り、かつその層の間に3−ヒドロ
キシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体で直鎖のポ
リエステルを介在させた積層体であり、前記ポリエステ
ルを積層させるにあたり、前記ポリエステルは押し出し
成形時の熱では熱分解してしまうため、それを防ぐため
に前記ポリエステル2とポリオレフィン3とを共押し出
しし、それをシート状の基材1に前記ポリエステル2が
基材1側と重なるように、重ね合わせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品包装用ラミネート
包材及び食品用トレー、液体カートン、紙カップ等に用
いる紙カートン等の積層体及びその製造方法に関するも
のであり、詳しくは生分解性を有する樹脂が積層されて
おり、使用後は土中等で生分解可能な積層体及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、板紙、プラスチックフィル
ム、プラスチック不織布等を基材とした包材、容器が広
く利用されている。これらの包材、容器は、紙、板紙、
セロファンフィルム等の天然素材を主体とした原材料も
用いられているが、これら天然素材単独では液体等の内
容物の漏洩防止機能、内容物の衛生性保持機能、加熱融
着密封機能等が十分でないため、現在の流通状況におい
てこれらが単独で用いられることは殆どなく、上記天然
素材に、上記機能或いは強度を付加するために、プラス
チック、中でもポリエチレン、ポリプロピレン等のポリ
オレフィンがシーラント層、コーティング層として複合
され多層積層体にして、ラミネート包材、紙カートン等
に広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの包
材、容器は、そのほとんどがワンウェイの使い捨てであ
り、一度使用すると廃棄物となってしまっている。最
近、これらの包材、容器の増加により廃棄物も増加して
いる。一方、廃棄物の増加に対し、埋め立て地や焼却処
理場といった廃棄物処理施設の新増設が追いつかず、廃
棄物処理の能力が限界に近づきつつある。そこで、これ
ら多層の積層体から成る包材、容器であっても、それら
の使用後に原材料を容易に分離回収できるようにするこ
と(リサイクルを図る)、または、埋め立てても自然に
容易に還るものが望まれているが、未だ単層に容易に分
離する技術が確立されておらず、容器のリサイクルは行
われていなかった。
【0004】このような状況の中で、埋め立て処理する
と細菌等によって分解される生分解性プラスチックが開
発された。中でも、3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキ
シ吉草酸の共重合の直鎖のポリエステルは、生分解性の
他に加熱融着密封性等、従来のポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィンと同様の機能を有するため、
シーラント層、コーティング層に置き換える材料として
有望視されており、紙、板紙をはじめ、レーヨン不織
布、セロファンフィルム等の天然素材を主体とした基材
上に前記ポリエステルをコーティングした積層体は、食
品包装用等の包材容器としての機能を有し、また廃棄に
より、土中に埋めると生分解によって自然に還るものに
なると期待される。
【0005】通常、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
ポリオレフィンと基材との積層方法は、加工性、コスト
等から押し出しコーティングが一般的であるが、押し出
しコーティングをする際の加工温度は、290℃〜32
0℃の高温で行われる。しかしながら、3−ヒドロキシ
酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合の直鎖のポリエス
テルは、生分解性プラスチックの中では比較的に押し出
し加工が容易であるが、それでも、200℃以上の加工
温度では、急激に熱分解する性質がある。分解しない安
定な温度域(180℃から190℃)での押し出しコー
ティグでは熱量が不足し、紙等の充分なラミネート強度
が得られない。また、ポリエチレン、ポリプロピレン等
に較べ、50μm以下の薄膜では、周縁部の押し出し端
部(通常、耳と称する)が厚くなるなど、安定した加工
が困難であった。
【0006】このように、3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒ
ドロキシ吉草酸の直鎖のポリエステルは、細菌の生体内
で得られる物質のため、微生物細菌による分解性は申し
分ない反面、高価な材料であり、必要最小限の薄膜を安
定してラミネートすることが重要な課題であった。従っ
て、本発明では、紙、板紙及びレーヨン不織布、セロフ
ァンフィルム等の天然素材を主体とする基材上に、3−
ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の直鎖のポリエ
ステルを薄膜で安定してコーティングし、十分なラミネ
ート強度を有し、土中等では生分解性を有する積層体及
びその製造方法を提供することを目的とする。なお、本
出願人において、積層体を得るに当たって、多孔質基材
上に、熱可塑性エラストマーとこのエラストマーに対し
て剥離性を有する樹脂とを共押し出し法により押し出し
コーティングし、その後前記樹脂を剥離する積層体の製
造方法を先に提案している(特公昭60−52950号
参照)。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第一の発明の積層体は、シート状基材の少なくとも
片面に、3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の
共重合体で直鎖のポリエステル層を積層させたことを特
徴とする。
【0008】第二の発明の積層体の製造方法は、シート
状基材の少なくとも片面に、3−ヒドロキシ酪酸と3−
ヒドロキシ吉草酸との共重合体で直鎖のポリエステル層
と、ポリオレフィンとを共押し出しコーティングし、該
ポリエステル層を該基材上にラミネートした後、ポリオ
レフィン層を剥離することを特徴とする。
【0009】第三の発明の積層体は、3−ヒドロキシ酪
酸と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体100重量部に対
して、ポリε−カプロラクトン10〜300重量部を配
合した樹脂層をシート状基材の少なくとも片面に積層さ
せたことを特徴とする。
【0010】第四の発明の積層体の製造方法は、3−ヒ
ドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体100
重量部に対して、ポリε−カプロラクトン10〜300
重量部を配合した樹脂層とポリオレフィンとをシート状
基材の少なくとも片面に共押し出しコーティングし、該
共押し出しコーティングした配合樹脂、ポリオレフィン
層を該配合樹脂層が基材側に向くように該基材上にラミ
ネートした後、ポリオレフィン層を剥離して成ることを
特徴とする。
【0011】
【作用】第一の発明および第三の発明の積層体は、カッ
ティングして、プレス成形や加熱シールなどの加工を経
て包装容器として利用され、これを廃棄物として土中に
埋設するとポリエステル層、配合層は細菌などの働きに
より分解されるようになる。第二の発明の積層体の製造
方法によれば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリ
オレフィンと同時に加工温度の低い3−ヒドロキシ酪酸
と3−ヒドロキシ吉草酸の直鎖の上記ポリエステルを共
押し出しし、ポリエステル層を基材側に向けて基材に貼
り合わせるので、比熱の大きいポリオレフィンの熱量に
よって、余分な熱が吸収されるのでポリエステルが熱分
解することなく、良好な積層体を得ることが可能とな
る。第四の発明の積層体の製造方法によれば、上記配合
樹脂とポリオレフィンとをシート状基材の少なくとも片
面に共押し出しし、配合樹脂層が基材側に向くようにし
てこの基材に貼り合わせるので、比熱の大きいポリオレ
フィンの熱量によって、余分な熱が吸収されるので配合
樹脂層が熱分解することなく、良好な積層体を得ること
が可能となる。
【0012】
【実施例】以下本発明を更に詳細に説明する。図1から
図3は第一の発明に係る積層体および第二の発明に係る
製造方法の好ましい一例を示す。図1によれば、Tダイ
4より3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の直
鎖のポリエステル2とポリオレフィン3とを共押し出し
し、紙等のシート状の基材1上に該ポリエステル2が基
材1側にラミネートされるように、キャストロール5、
ニップロール6を介して共押し出しコーティングする。
該ポリエステル2とポリオレフィン3は、基材1上に図
2に示す様に共押し出しコーティングされる。そしてポ
リオレフィン3は、ポリエステル2とは疑似接着してい
るだけなので、ポリオレフィンを剥離することにより図
3に示す様な本発明の積層体が得られる。
【0013】つまり、この発明の最大の特徴は、200
℃以上の加工温度では、加工時に熱分解してしまう性質
のポリエステルを、熱分解しないよう低温の加工温度で
基材に押し出しコーティングすると、厚みの安定した薄
膜を充分な強度でラミネートした積層体が得られないの
に対し、該ポリエステル2とポリオレフィン3との共押
し出しによって、ポリエステル層は安定した厚みの薄膜
が得られ、また比熱の大きいポリオレフィンの熱量によ
って、基材と十分なラミネート強度を有する積層体が得
られることにある。
【0014】本発明に用いるポリオレフィンは、加工
性、コスト等の点でポリエチレン、ポリプロピレンが一
般的であり、特に前記の通り180℃〜190℃の加工
温度で該ポリエステルと共押し出し、薄膜状態で安定し
た加工性を得る為に、メルトフローレイトが10g/1
0min以上、望ましくは、15〜50g/10min
の値のそれが良い。
【0015】また、本発明での基材には、紙、板紙をは
じめ、レーヨン不織布、セロファンフィルム等の天然素
材を主体としたものが用いられる。むろん、ポリエステ
ルの延伸フィルムも含まれる。これらは、その材質よ
り、生分解性を有するものである。基材の材質、厚み等
の選択は最終用途によって行われる。また、本発明で用
いる3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の直鎖
のポリエステルは、押し出し加工性の点から3−ヒドロ
キシ吉草層の含有率が1〜20%のものが望ましい。
【0016】本発明には、Tダイ方式の多層押し出しラ
ミネート装置が用いられるが、その多層押し出しラミネ
ート方式には、マルチマニホールド方式、フィードブロ
ック方式等が挙げられるが、いずれでも構わない。共押
し出しする、ポリエステルとポリオレフィンの厚みにつ
いては、ポリエステルは、用途に応じて1〜50μm厚
で任意に設定することができ、対するポリオレフィン
は、ポリエステルの厚み100に対して50以上、望ま
しくは100以上の厚みが良い。これは、ポリエステル
層が巾方向に安定した厚みを得る為にポリオレフィンの
フローを利用しているからである。また、共押し出しさ
れるポリエステルとポリオレフィンの総厚みは少なくと
も10μm以上、望ましくは15μm以上であるべきで
ある。これは基材とのラミネート強度を得るには、これ
以下では不十分になってしまうからである。共押し出し
する加工温度はポリエステルの熱分解性を配慮して20
0℃以下、望ましくは180℃〜190℃が良い。
【0017】基材上に共押し出しされ、ポリエステルが
ラミネートされた後、ポリオレフィン層の剥離について
は、ラミネートされた後であればいつでも構わないが、
一般に押し出しラミネーターには、耳トリミング装置が
併設されているので、耳トリミング後インラインで剥離
することが効率の点で望ましい。剥離れさたポリオレフ
ィンは、粉砕され再び押し出し機に戻されて共押し出し
層に用いることができる。
【0018】本発明で得られた積層体は、カッティング
され、プレス成形、加熱シール等の加工により包装袋、
トレー、液体カートン、紙コップ等の包装袋、包材、容
器に利用される。そして包材容器として利用した後、廃
棄物として回収され土中等に埋めると細菌等の働きによ
り全て分解され自然に還る。
【0019】〔実施例1〕3−ヒドロキシ吉草酸の含有
率が10%、厚さ5μmの3−ヒドロキシ酪酸・3−ヒ
ドロキシ吉草酸共重合ポリエステルと、メルトフローレ
イトが25g/10min、厚さ20μmのポリエチレ
ンを、加工温度190℃でマルチマニホールド方式共押
し出し機により共押し出しし、これを坪量350g/m
2 の板紙にラミネートした。その後ポリエチレンを剥離
し積層体を得た。こうして得られた積層体は、共押し出
し性、膜厚の均一性等に優れ、またラミネート強度も3
00g/15mm以上(紙ムケ)と良好であった。さら
にこの積層体をプレス成形によりトレーに成形したとこ
ろ成形性が非常に良好であった。分解性評価について
は、活性汚泥中では一ケ月で分解し、畑に埋めたところ
三ケ月で分解した。
【0020】〔実施例2〕3−ヒドロキシ吉草酸の含有
率が10%、厚さ30μmの3−ヒドロキシ酪酸・3−
ヒドロキシ吉草酸共重合ポリエステルと、メルトフロー
レイトが25g/10min、厚さ30μmのポリエチ
レンを、加工温度190℃でマルチマニホールド方式共
押し出し機により共押し出しし、これを坪量350g/
2 の板紙にラミネートした。その後ポリエチレンを剥
離し積層体を得た。こうして得られた積層体は、共押し
出し性に優れ、膜厚が均一であり、またラミネート強度
も300g/15mm以上(紙ムケ)と良好であった。
さらにこの積層体を内容積1リットルの液体カートンに
成形したところ、接着部のヒートシール強度が1.5k
g/15mmと良好であった。分解性評価については、
活性汚泥中では二ケ月で分解し、畑に埋めたところ五ケ
月で分解した。
【0021】〔実施例3〕3−ヒドロキシ吉草酸の含有
率が10%、厚さ20μmの3−ヒドロキシ酪酸・3−
ヒドロキシ吉草酸共重合ポリエステルと、メルトフロー
レイトが25g/10min、厚さ20μmのポリエチ
レンを、加工温度190℃でマルチマニホールド方式共
押し出し機により共押し出しし、これを坪量350g/
2 の板紙にラミネートした。その後ポリエチレンを剥
離し積層体を得た。こうして得られた積層体は、共押し
出し性、膜厚の均一性等に優れ、またラミネート強度も
300g/15mm以上(紙ムケ)と良好であった。さ
らにこの積層体をパウチに成形したところ、接着部のヒ
ートシール強度が1.0kg/15mmと成形性が非常
に良好であった。分解性評価については、活性汚泥中で
は二ケ月で分解し、畑に埋めたところ六ケ月で分解し
た。
【0022】〔比較例1〕3−ヒドロキシ吉草酸の含有
率が10%、厚さ5μmの3−ヒドロキシ酪酸・3−ヒ
ドロキシ吉草酸共重合ポリエステルと、メルトフローレ
イトが5g/10min、厚さ20μmのポリエチレン
を、加工温度190℃でマルチマニホールド方式共押し
出し機により共押し出しし、これを坪量350g/m2
の板紙にラミネートした。その後ポリエチレンを剥離し
積層体を得た。こうして得られた積層体は、膜厚が不均
一なものとなった。
【0023】〔比較例2〕3−ヒドロキシ吉草酸の含有
率が10%、厚さ5μmの3−ヒドロキシ酪酸・3−ヒ
ドロキシ吉草酸共重合ポリエステルと、メルトフローレ
イトが25g/10min、厚さ5μmのポリエチレン
を、加工温度190℃でマルチマニホールド方式共押し
出し機により共押し出しし、これを坪量350g/m2
の板紙にラミネートした。その後ポリエチレンを剥離し
積層体を得た。こうして得られた積層体は、共押し出し
性、膜厚の均一性等に優れたものであったが、ラミネー
ト強度は100g/15mm以下であった。
【0024】〔比較例3〕3−ヒドロキシ吉草酸の含有
率が10%、厚さ20μmの3−ヒドロキシ酪酸・3−
ヒドロキシ吉草酸共重合ポリエステルを、加工温度19
0℃でマルチマニホールド方式共押し出し機により押し
出しし、これを坪量350g/m2 の板紙にラミネート
した。その後ポリエチレンを剥離し積層体を得た。こう
して得られた積層体は、膜厚が不均一なものであった。
ラミネート強度は100g/15mm以下であった。
【0025】
【表1】
【0026】3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草
酸の共重合体の不具合な点として、第一に、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィンと比較して、伸
びが少なく、脆い点である。このことは前記共重合体を
シーラント層として、大型包装容器、重量のある包装容
器に用いた場合、加熱融着密封部の落下強度が不足し
て、破損しやすい問題を生じる。また、第二の不具合
は、加熱溶融時の樹脂の弾性が低い点である。このこと
は、紙、板紙等を基材として、前記共重合体をクレーコ
ート面や比較的表面が平滑な紙面には、ピンポールの発
生なく、薄膜の押し出しコーティングが可能であるが、
コーティングする面が再生紙のように比較的表面平滑性
の乏しい場合に薄膜でコーティングすると、ロールによ
る圧着によって、表面の凹部に前記共重合体が潜って、
ピンホールを発生しやすくなる問題が生じる。
【0027】本発明者らは、3−ヒドロキシ酪酸と3−
ヒドロキシ吉草酸の共重合体に化学合成ではあるが、生
分解性を有するポリε−カプロラクトンをブレンド配合
した樹脂を用いることにより不具合を解決することを見
出した。つぎに、そのポリε−カプロラクトンをブレン
ド配合した樹脂を用いてなる積層体、そしてその製造方
法を図4から図6に示す実施例に基づいて説明する。
【0028】図4によれば、Tダイ4より3−ヒドロキ
シ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体とポリε−カ
プロラクトンの配合樹脂7とポリオレフィン3とを共押
し出しし、紙等のシート状の基材1上に該配合樹脂7が
基材1側にラミネートされるように、ロールを介して共
押し出しコーティングする。該配合樹脂7とポリオレフ
ィン3は、基材1上に図5に示すように共押し出しコー
ティングされる。そしてポリオレフィン3は、該ブレン
ド樹脂とは疑似接着しているだけなので、ポリオレフィ
ン3を剥離することにより図6に示すような本発明の積
層体が得られる。
【0029】この発明の大きな特徴は二つある。一つ目
は、コーティングする薄膜形成層が3−ヒドロキシ酪酸
と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体とポリε−カプロラ
クトンのブレンド樹脂からなることである。ポリε−カ
プロラクトンは、化学合成されたポリマーであるが、そ
の構造から細菌等により分解される生分解性プラスチッ
クである。ポリε−カプロラクトンは、融点が約60℃
と低く、また約50℃を越えるとベタツキ、軟化がひど
い為、それ単体の層としては、包材としては適さない面
が多く、使用されなかった。しかし、加熱溶融時の弾性
は高く、また伸びの点でもポリエチレンやポリプロピレ
ン等のポリオレフィンと同等またはそれ以上の性能を有
する。
【0030】3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草
酸の共重合体とポリε−カプロラクトンの配合は任意の
割合でほぼミクロ相分離状態が得られる。配合樹脂の特
性は、それぞれの配合比率で変わり、3−ヒドロキシ酪
酸と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体100重量部に対
して、ポリε−カプロラクトンが、10重量部より少な
い配合樹脂は、伸びの付与、溶融時の弾性の向上の点で
不充分であり、ポリε−カプロラクトンが、300重量
部より多い配合樹脂は、耐熱性の面で不充分であり、本
発明では、3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸
の共重合体100重量部に対して、ポリε−カプロラク
トン10〜300重量部の範囲、望ましくは15〜20
0重量部の範囲の配合割合がよい。
【0031】本発明で用いる、3−ヒドロキシ酪酸と3
−ヒドロキシ吉草酸の共重合体は、押し出し加工性の点
から3−ヒドロキシ吉草酸の含有率が1〜20%のもの
が望ましい。また、本発明で用いるポリε−カプロラク
トンは、押し出し加工性の点からメルトフローレイトが
0.1〜3g/10min(80℃)が望ましい。
【0032】また、本発明の大きな特徴の二つ目は、該
配合樹脂とポリオレフィンを共押し出しし、該配合樹脂
を基材上に薄膜でラミネートすることである。これは、
該配合樹脂のそれぞれの樹脂が冷却固化される温度条件
の違いに起因する問題に対拠するためである。3−ヒド
ロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体は、溶融
した後の固化は結晶化によって行われる性質を有する。
結晶化が不充分な共重合体は、たとえ冷却しても、ベタ
ツキ、ブロッキングの問題を発生する。結晶化に最適な
温度は、約60〜70℃であり、その範囲から外れた温
度では、結晶化の進行が極端に遅くなる。また、ポリε
−カプロラクトンは、前述のように融点が約60℃であ
る樹脂であり、冷却固化には50℃以下、望ましくは4
0℃以下にする必要がある。
【0033】以上のように、該配合樹脂のそれぞれの冷
却固化条件は、まったく合わない為、該配合樹脂を単層
で押し出しコーティングすると、いずれかの樹脂のベタ
ツキがあり、ブロッキングを発生し、加工が困難とな
る。本発明では上述の問題に対して、該配合樹脂とポリ
オレフィンを共押し出しして基材上にラミネートし、巻
取加工し、経時による3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロ
キシ吉草酸の共重合体の結晶化を終えた後に、ポリオレ
フィン層を剥離して、積層体を得る。
【0034】また、該配合樹脂とポリオレフィンとの共
押し出しは、配合樹脂層の厚みの安定した薄膜を形成す
ることでも有利に働く。該配合樹脂の50μ以下の薄膜
では、単層押し出しで問題となる周縁部の押し出し端部
(通常耳と称する)が厚くなる問題が同時に解決した。
本発明に用いるポリオレフィンは、加工性、コスト等の
点でポリエチレン、ポリプロピレンが一般的であり、薄
膜状態で安定した加工性を得る為にメルトフローレイト
が10g/10min以上、望ましくは15〜50g/
10minの値のそれが良い。また、本発明でのシート
状基材には、紙、板紙をはじめ、レーヨン不織布、セロ
ファンフィルム等の天然素材を主体としたものが用いら
れる。むろん、3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉
草酸の共重合体の延伸フィルムや該共重合体とポリε−
カプロラクトンの配合樹脂の延伸フィルム等も含まれ
る。これらは、その材質より、生分解性を有するもので
ある。基材の材質、厚み等の選択は最終用途によって行
われる。
【0035】本発明では、表面平滑性の乏しい基材、例
えば再生層が表層に出ている紙、板紙でも、ピンホール
のないコーティングが可能であり、基材の選択巾は広
い。本発明には、Tダイ方式の多層押し出しラミネート
装置が用いられるが、その多層押し出しラミネート方式
には、マルチマニホールド方式、フィードブロック方式
等が挙げられるが、いずれでも構わない。共押し出しす
る該配合樹脂とポリオレフィンの厚みについては、該配
合樹脂は、用途に応じて1〜50μm厚で任意に設定す
ることができ、対するポリオレフィンは、該配合樹脂の
厚み100に対して50以上の厚みが良い。これは、該
配合樹脂層が、巾方向に安定した厚みを得る為にポリオ
レフィンのフローを利用しているからである。
【0036】共押し出しする加工温度は、3−ヒドロキ
シ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体の熱分解性を
配慮して200℃以下、望ましくは160〜180℃が
良い。該配合樹脂とポリオレフィンの厚み及び加工温度
は基材との熱接着性に影響する因子であり、用途に応じ
て上述の範囲内で選定する必要がある。また、基材面へ
のコロナ放電処理はラミネート強度の向上には有効であ
る。ラミネートするキャストロール、ニップロールの温
度は、ポリオレフィン層の冷却固化及び配合樹脂中のポ
リε−カプロラクトンの冷却固化の為、40℃以下、望
ましくは30℃以下が良い。
【0037】基材上に共押し出しされ該配合樹脂層がラ
ミネートされた後、前述したように該配合樹脂層中の該
共重合体が結晶化してからポリオレフィン層は剥離する
が、そのラミネート加工から剥離までの時間は、通常の
室温(25℃)中で1時間以上あれば充分である。剥離
されたポリオレフィンは粉砕され、再び押し出し機に戻
されて共押し出し層に用いることができる。
【0038】本発明で得られた積層体は、カッティング
され、プレス成形、加熱シール等の加工により包装袋、
トレー、液体カートン、紙コップ等の包装袋、包材、容
器にに利用される。そして、包材容器として利用した
後、廃棄物として回収され、土中等に埋めると細菌等の
働きによって全て分解され自然に還る。
【0039】〔実施例4〕3−ヒドロキシ吉草酸の含有
率が15%の3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草
酸の共重合体100重量部に対して、メルトフローレイ
トが0.5g/10min(80℃)のポリε−カプロ
ラクトン50重量部を二軸押し出し機を用いてブレンド
した。この配合樹脂とメルトフローレイトが、25g/
10minのポリエチレンを加工温度170℃でマルチ
マニホールド方式共押し出し機より配合樹脂層の厚みが
10μ、ポリエチレン層の厚みが10μとなるよう共押
し出しし、これを坪量300g/m2 の片面がクレーコ
ートされている再生板紙のクレーコート面にラミネート
した。その後、ポリエチレン層を剥離して積層体を得
た。また同様に再生板紙の再生紙面にラミネートした積
層体を得た。こうして得られた積層体は、どちらも膜厚
の均一性は良く、ピンホールのない良好なものであっ
た。さらにこの積層体をプレス成形によりトレーに成形
したところ、成形性は非常に良好であった。分解性評価
については、活性汚泥中では二ケ月で分解し、畑に埋め
たところ三ケ月で分解した。
【0040】〔比較例4〕配合樹脂の代わりに3−ヒド
ロキシ吉草酸の含有率が15%の3−ヒドロキシ酪酸と
3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体を用いた以外は、実施
例4と同様に板紙のラミネート面を変えた積層体を得
た。こうして、得られた積層体のうち、再生紙面にラミ
ネートした方で、ピンホールの発生がみられた。
【0041】〔実施例5〕3−ヒドロキシ吉草酸の含有
率が15%の3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草
酸の共重合体100重量部に対して、メルトフローレイ
トが0.5g/10min(80℃)のポリε−カプロ
ラクトン50重量部を二軸押し出し機を用いてブレンド
した。この配合樹脂とメルトフローレイトが25g/1
0minのポリエチレンを加工温度170℃でマルチマ
ニホールド方式共押し出し機より配合樹脂層の厚み30
μ、ポリエチレン層の厚み30μとなるように共押し出
しし、これを坪量350g/m2 の液体カートン用原紙
にラミネートした。その後、ポリエチレン層を剥離して
積層体を得た。こうして得られた積層体は膜厚の均一性
は良く、ピンホールのない良好なものであった。さらに
この積層体を内溶積1リットルの液体カートンに成形し
たところ、接着部のヒートシール強度が2.0kg/1
5mmと良好であった。この液体カートンに、湯(80
℃)を充填したところ、変形等は全くなく良好であっ
た。さらにこの充填した容器100体を用意して、60
cmの高さからコンクリートへ落とす落下テストを行っ
たところ、全て液漏れ等の問題はなく良好だった。
【0042】〔比較例5〕配合樹脂の代わりに3−ヒド
ロキシ吉草酸の含有率が15%の3−ヒドロキシ酪酸と
3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体を用いた以外は実施例
5と同様に積層体を得た。同様にして液体カートンにし
て評価を行った結果、落下テストにおいて100体中、
92体の容器が接着部のところからの液漏れの問題が確
認された。
【0043】〔比較例6〕配合樹脂の比率が、共重合体
100重量部に対してポリε−カプロラクトンを5重量
部にした以外は、実施例5と同様に積層体を得た。同様
にして液体カートンにして評価を行った結果、落下テス
トにおいて100体中、89体の容器が接着部のところ
から液漏れの問題が確認された。
【0044】〔比較例7〕配合樹脂の比率が、共重合体
100重量部に対してポリε−カプロラクトンが400
重量部にした以外は、実施例5と同様に積層体を得た。
同様にして液体カートンにして評価を行った結果、湯
(80℃)を充填した際に耐熱性が不足して、胴ぶくれ
等の問題が発生した。
【0045】
【発明の効果】以上のように、第一及び第二の発明によ
れば、生分解性を有する3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒド
ロキシ吉草酸の直鎖のポリエステルの50μm以下の薄
膜を天然素材を主体とする基材上に安定した膜厚でか
つ、十分なラミネート強度を有するようコーティングさ
れた積層体が得られ、その積層体は包材容器としての機
能を有し、また廃棄された後は生分解によって自然に還
るなど、その効果は極めて大きい。そして、第三及び第
四の発明によれば、共に生分解性を有する3−ヒドロキ
シ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体とポリε−カ
プロラクトンをブレンドした樹脂の50μm以下の薄膜
を紙、板紙等の天然素材を主体とした基材上に、この基
材の表面の小さな凹凸に左右されることなく、そしてピ
ンホールなく安定した薄膜でコーティングされた積層体
が得られ、その積層体は、大型、重量な包材容器として
の充分な機能を有し、また廃棄された後は、生分解によ
って自然に還るなど、その効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】押し出し成形により第二の発明の積層体の製造
方法を説明する説明図である。
【図2】基材上にポリエステル、ポリオレフィンの積層
フィルムをラミネートした状態を示す断面図である。
【図3】図2の積層体からポリオレフィンを剥離して得
られた第一の発明の積層体の断面を示す断面図である。
【図4】押し出し成形により第四の発明の積層体の製造
方法を説明する説明図である。
【図5】基材上に配合樹脂、ポリオレフィンの積層フィ
ルムをラミネートした状態を示す断面図である。
【図6】図5の積層体からポリオレフィンを剥離して得
られた第三の発明の積層体の断面を示す断面図である。
【符号の説明】
1…基材 2…ポリエステル 3…ポリオレフィン 4…Tダイ 5…キャストロール 6…ニップロール 7…配合樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 63/06 NLP 7211−4J // B29L 9:00 4F (72)発明者 谷口 正幸 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状基材の少なくとも片面に、3−
    ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸の共重合体で直
    鎖のポリエステル層を積層させたことを特徴とする積層
    体。
  2. 【請求項2】 シート状基材の少なくとも片面に、3−
    ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉草酸との共重合体で
    直鎖のポリエステル層と、ポリオレフィンとを共押し出
    しコーティングし、該共押し出しコーティングしたポリ
    エステル、ポリオレフィン層を、該ポリエステル層が基
    材側に向くように該基材上にラミネートした後、ポリオ
    レフィン層を剥離して成ることを特徴とする積層体の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉
    草酸の共重合体100重量部に対して、ポリε−カプロ
    ラクトン10〜300重量部を配合した樹脂層をシート
    状基材の少なくとも片面に積層させたことを特徴とする
    積層体。
  4. 【請求項4】 3−ヒドロキシ酪酸と3−ヒドロキシ吉
    草酸の共重合体100重量部に対して、ポリε−カプロ
    ラクトン10〜300重量部を配合した樹脂層とポリオ
    レフィンとをシート状基材の少なくとも片面に共押し出
    しコーティングし、該共押し出しコーティングした配合
    樹脂、ポリオレフィン層を該配合樹脂層が基材側に向く
    ように該基材上にラミネートした後、ポリオレフィン層
    を剥離して成ることを特徴とする積層体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000737A (ja) * 2013-06-14 2015-01-05 リスパック株式会社 包装用耐熱断熱容器
JP2021031146A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 王子ホールディングス株式会社 カートン供給方法
JPWO2021100733A1 (ja) * 2019-11-21 2021-05-27

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