JPH05245906A - プラスチック押出機 - Google Patents
プラスチック押出機Info
- Publication number
- JPH05245906A JPH05245906A JP4081656A JP8165692A JPH05245906A JP H05245906 A JPH05245906 A JP H05245906A JP 4081656 A JP4081656 A JP 4081656A JP 8165692 A JP8165692 A JP 8165692A JP H05245906 A JPH05245906 A JP H05245906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mesh
- extruder
- screen mesh
- screw
- inner diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリーンメッシュの摩耗を低減したプラス
チック押出機を提供する。 【構成】 スクリュー２の前面に配置するスクリーンメ
ッシュ３及びブレーカプレート４の材料通過部径Ｄを押
出機シリンダ１の内径ｄより大きくしたプラスチック押
出機。
チック押出機を提供する。 【構成】 スクリュー２の前面に配置するスクリーンメ
ッシュ３及びブレーカプレート４の材料通過部径Ｄを押
出機シリンダ１の内径ｄより大きくしたプラスチック押
出機。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はポリエチレンや塩化ビニ
ル等のプラスチック組成物を押出し成形するプラスチッ
ク押出機に関するものである。
ル等のプラスチック組成物を押出し成形するプラスチッ
ク押出機に関するものである。
【０００２】プラスチック押出機を用いてプラスチック
組成物を押出し成形する場合、押出材料中の異物をスク
リーニングするため、スクリューの前面にスクリーンメ
ッシュ（金網）と、これを機械的に保持するブレーカプ
レートが配置されている。図２は従来のプラスチック押
出機の要部の縦断面図である。図面に示すように、押出
機シリンダ１の内部にはプラスチック材料を押出機に連
設された金型５等へ押出すスクリュー２があり、このス
クリュー２の前面の材料出口には、押出材料中の異物を
スクリーニングするためのスクリーンメッシュ３’及び
該メッシュ３’を機械的に保持するブレーカプレート
４’が配置されている。そして、従来のプラスチック押
出機においては、上記のスクリーンメッシュ３及びブレ
ーカプレート４の材料通過部の径は、押出機シリンダ１
の内径と同一か又はそれ以下であった。
組成物を押出し成形する場合、押出材料中の異物をスク
リーニングするため、スクリューの前面にスクリーンメ
ッシュ（金網）と、これを機械的に保持するブレーカプ
レートが配置されている。図２は従来のプラスチック押
出機の要部の縦断面図である。図面に示すように、押出
機シリンダ１の内部にはプラスチック材料を押出機に連
設された金型５等へ押出すスクリュー２があり、このス
クリュー２の前面の材料出口には、押出材料中の異物を
スクリーニングするためのスクリーンメッシュ３’及び
該メッシュ３’を機械的に保持するブレーカプレート
４’が配置されている。そして、従来のプラスチック押
出機においては、上記のスクリーンメッシュ３及びブレ
ーカプレート４の材料通過部の径は、押出機シリンダ１
の内径と同一か又はそれ以下であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のプラス
チック押出機においては、押出されるプラスチック材料
がカーボンや充填剤等を含んでいる場合、累積押出時間
及び材料通過量の増加とともに、メッシュの素線が摩耗
していくという問題がある。このため、より細かい異物
を除去するための素線径が細く、目開きの小さいメッシ
ュが使用出来ない、あるいは一定量毎に押出機を止め
て、メッシュを取替えるといった課題がでてくる。
チック押出機においては、押出されるプラスチック材料
がカーボンや充填剤等を含んでいる場合、累積押出時間
及び材料通過量の増加とともに、メッシュの素線が摩耗
していくという問題がある。このため、より細かい異物
を除去するための素線径が細く、目開きの小さいメッシ
ュが使用出来ない、あるいは一定量毎に押出機を止め
て、メッシュを取替えるといった課題がでてくる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、スクリーンメッシュの摩耗を低減したプラスチ
ック押出機を提供するもので、その特徴は、スクリュー
の前面に配置するスクリーンメッシュ及びブレーカプレ
ートの材料通過部径を押出機シリンダの内径よりも大き
くしたことにある。
解消し、スクリーンメッシュの摩耗を低減したプラスチ
ック押出機を提供するもので、その特徴は、スクリュー
の前面に配置するスクリーンメッシュ及びブレーカプレ
ートの材料通過部径を押出機シリンダの内径よりも大き
くしたことにある。
【０００５】
【作用】押出機より押出されたプラスチック材料は、ス
クリーンメッシュを通過して金型にはいるが、材料中の
異物はスクリーンメッシュに捕獲され、金型には異物が
除去された材料が注入される。しかし、この押出材料中
にカーボンや充填剤が配合されている場合には、これら
の配合剤がスクリーンメッシュの素線を摩耗させてしま
い、長時間にわたって押出しを行ない材料の通過量が増
加していくと、素線切れに至る。
クリーンメッシュを通過して金型にはいるが、材料中の
異物はスクリーンメッシュに捕獲され、金型には異物が
除去された材料が注入される。しかし、この押出材料中
にカーボンや充填剤が配合されている場合には、これら
の配合剤がスクリーンメッシュの素線を摩耗させてしま
い、長時間にわたって押出しを行ない材料の通過量が増
加していくと、素線切れに至る。
【０００６】この素線の摩耗量は単位面積当りの材料の
通過量によってきまるため、スクリーンメッシュ及びブ
レーカプレートの材料通過部径を、押出機シリンダの内
径よりも大きくしてスクリーンメッシュ部の単位面積当
りの材料通過量を下げることにより、メッシュの摩耗量
を低減することができる。特に、ブレーカプレートの材
料通過部の径を20％以上大きくすると、上記の効果が顕
著に得られる。
通過量によってきまるため、スクリーンメッシュ及びブ
レーカプレートの材料通過部径を、押出機シリンダの内
径よりも大きくしてスクリーンメッシュ部の単位面積当
りの材料通過量を下げることにより、メッシュの摩耗量
を低減することができる。特に、ブレーカプレートの材
料通過部の径を20％以上大きくすると、上記の効果が顕
著に得られる。
【０００７】因にみシリンダ内径に対し、ブレーカプレ
ートの材料通過部径を75％大きくした押出機で、充填剤
を配合したプラスチック材料を押出したところ、スクリ
ーンメッシュ等価摩耗時間（材料通過量）を約５倍にす
ることが出来た。
ートの材料通過部径を75％大きくした押出機で、充填剤
を配合したプラスチック材料を押出したところ、スクリ
ーンメッシュ等価摩耗時間（材料通過量）を約５倍にす
ることが出来た。
【０００８】
【実施例】図１は本発明のプラスチック押出機の具体例
の要部の縦断面図である。図面において、図２と同一符
号は同一部位をあらわす。図面に示すように、内部にプ
ラスチック材料を押出すスクリュー２が配置されている
押出機シリンダ１の内径ｄは、押出し出口において拡径
されており、その位置にスクリーンメッシュ３及びこれ
を保持するブレーカプレート４が配置されている。そし
て上記スクリーンメッシュ３及びブレーカプレート４の
材料通過部径Ｄは、押出機シリンダ１の内径ｄより大き
く形成されている。これにより、スクリーンメッシュ３
の単位面積当りの材料通過量を下げることが出来、メッ
シュの摩耗量を低減することが可能となる。
の要部の縦断面図である。図面において、図２と同一符
号は同一部位をあらわす。図面に示すように、内部にプ
ラスチック材料を押出すスクリュー２が配置されている
押出機シリンダ１の内径ｄは、押出し出口において拡径
されており、その位置にスクリーンメッシュ３及びこれ
を保持するブレーカプレート４が配置されている。そし
て上記スクリーンメッシュ３及びブレーカプレート４の
材料通過部径Ｄは、押出機シリンダ１の内径ｄより大き
く形成されている。これにより、スクリーンメッシュ３
の単位面積当りの材料通過量を下げることが出来、メッ
シュの摩耗量を低減することが可能となる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラスチ
ック押出機によれば、スクリーンメッシュ及びブレーカ
プレートの材料通過部径を押出機シリンダの内径より大
きくすることにより、スクリーンメッシュの単位面積当
りの材料通過量を下げ、メッシュの摩耗量を低減するこ
とが可能になる。この結果、素線径が細く目開きの小さ
いメッシュの使用が可能になって細かい異物の除去が出
来る。又メッシュの摩耗量が減少することにより、メッ
シュの取替えの頻度が少なくなり生産性が向上する。従
って、カーボンや充填剤を配合したプラスチック材料の
押出機として利用するときその効果は大きい。
ック押出機によれば、スクリーンメッシュ及びブレーカ
プレートの材料通過部径を押出機シリンダの内径より大
きくすることにより、スクリーンメッシュの単位面積当
りの材料通過量を下げ、メッシュの摩耗量を低減するこ
とが可能になる。この結果、素線径が細く目開きの小さ
いメッシュの使用が可能になって細かい異物の除去が出
来る。又メッシュの摩耗量が減少することにより、メッ
シュの取替えの頻度が少なくなり生産性が向上する。従
って、カーボンや充填剤を配合したプラスチック材料の
押出機として利用するときその効果は大きい。
【図１】本発明のプラスチック押出機の具体例の要部の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】従来のプラスチック押出機の要部の縦断面図で
ある。
ある。
１ 押出機シリンダ ２ スクリュー ３ スクリーンメッシュ ４ ブレーカプレート ５ 金型
Claims (1)
- 【請求項１】 スクリューの前面に配置するスクリーン
メッシュ及びブレーカプレートの材料通過部径を押出機
シリンダの内径よりも大きくしたことを特徴とするプラ
スチック押出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4081656A JPH05245906A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | プラスチック押出機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4081656A JPH05245906A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | プラスチック押出機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05245906A true JPH05245906A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=13752373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4081656A Pending JPH05245906A (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | プラスチック押出機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05245906A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0942040A1 (en) * | 1998-03-09 | 1999-09-15 | National Research Development Corporation | A polymeric plastic film |
| CN103171116A (zh) * | 2013-02-25 | 2013-06-26 | 胡君 | 一种可去除杂物的塑料挤出机 |
| JP2014046666A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Nissan Motor Co Ltd | プラスチック組成物の押出造粒装置 |
| KR20180028494A (ko) | 2015-07-16 | 2018-03-16 | 니혼 스핀들 세이조 가부시키가이샤 | 스트레이닝 기구 및 그 스트레이닝 기구를 구비한 스크루 압출기 |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4081656A patent/JPH05245906A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0942040A1 (en) * | 1998-03-09 | 1999-09-15 | National Research Development Corporation | A polymeric plastic film |
| JP2014046666A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Nissan Motor Co Ltd | プラスチック組成物の押出造粒装置 |
| CN103171116A (zh) * | 2013-02-25 | 2013-06-26 | 胡君 | 一种可去除杂物的塑料挤出机 |
| KR20180028494A (ko) | 2015-07-16 | 2018-03-16 | 니혼 스핀들 세이조 가부시키가이샤 | 스트레이닝 기구 및 그 스트레이닝 기구를 구비한 스크루 압출기 |
| US11602882B2 (en) | 2015-07-16 | 2023-03-14 | Nihon Spindle Manufacturing Co., Ltd. | Straining mechanism and screw extruder including straining mechanism |
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