JPH05244707A - 電気車用無接点主幹制御装置 - Google Patents

電気車用無接点主幹制御装置

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JPH05244707A
JPH05244707A JP4276792A JP4276792A JPH05244707A JP H05244707 A JPH05244707 A JP H05244707A JP 4276792 A JP4276792 A JP 4276792A JP 4276792 A JP4276792 A JP 4276792A JP H05244707 A JPH05244707 A JP H05244707A
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Takeo Kubota
竹夫 窪田
Yoshio Hida
義男 飛田
Yotaro Minami
陽太朗 南
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電気車用主幹制御器のカムスイッチ部を無接
点化し、小形、軽量化を図り、接点等に対する給油、荒
損による手入れ等のメンテナンス作業を削減し、費用の
低減を目的とする。 【構成】 逆転軸5、主軸11の両端部に相互に逆方向
に回転する一対のロータリーエンコーダ18を連結して
形成した切替スイッチ部、その出力の変換・制御器1
3、その電源装置14及びキースイッチ15を主幹制御
器内に収容して一体構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】電気車運転台に設置し、ハンドル
操作により電気車の運転制御指令を出力する主幹制御器
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5、図6を参照して従来の電気者用主
幹制御器について説明する。
【0003】電気車は車種ごとに制御方式及び制御装置
が異なつている。このため、制御装置に対し指示する前
後進指令、力行指令、又はブレーキ指令を出力する主幹
制御器も種々異なるものがあり、更に、この指令を出力
するためのカムスイッチの個数が多く、かつ、主幹制御
器を含めた運転台も車種ごとに異なってくるので設計、
製作等に多大の時間を要し、主幹制御器の構造に大きく
影響し、運転台の構成にも大きな制約を与えていた。
【0004】図4及び図5を参照して、従来の主幹制御
器を説明する。
【0005】主幹制御器は、逆転ハンドル1、ノッチホ
ィール2、凹凸を設けた複数のカム片3、これに連繋す
るカムスイッチ4が逆転軸5に連結され、左右の軸受6
で逆転軸5が支持されている。並列して、主ハンドル
7、ノッチホィール8、複数のカム片9、これに連繋す
るカムスィッチ10などを連結する主軸11を軸受12
で支持して構成されている。
【0006】逆転ハンドル1はカムスイッチ4を入り切
りして、前、後進の指令を出力する。逆転ハンドル1を
切の位置からノッチホィール2に規制された前進、後進
の何れかの側に回転すると、同じく逆転軸5に組込まれ
た凹凸のカム片3が回転し、これに連動するカムスイッ
チ4が前進、後進指令を出力する。又、主ハンドル7側
は、主軸11に連結されたノッチホィール8には力行
(1A〜4A),中立、ブレーキ (1B〜7B),非常位置の各ノッ
チが刻まれており、主ハンドル7を操作、回転すること
により主軸11に組込まれた凹凸のあるカム片9が回転
し、これに連繋して動作するカムスイッチ10が指令を
出力している。又、逆転軸5と主軸11との間には機械
的インターロックが設けられて誤操作による事故の防止
をなしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】主幹制御器は、主ハン
ドル及び逆転ハンドルの回転によりカムスイッチを投入
し指令を出力しているので、必要指令分のカムスイッチ
が必要であり主幹制御器内の大部分を占めている。カム
スイッチは制御電流の直接投入、遮断の動作のため容量
が大きく、その動作回数が多頻度のため接点の荒損が生
じ、その手入れ、回転部への給油等のメンテナンス作業
が必要である。さらに逆転ハンドル、主ハンドルはカム
スイッチの機械的反力に打勝って操作するため、各種の
機構があり構造が複雑となりコストも高く、機構部への
多くの手入れも必要である。更に、この主幹制御器の機
構は1重系であるため、他の機器に比し緻密、且、短期
間内の定期的なメンテナンスを行わなければならない。
【0008】本発明は上記に鑑み、簡単な手段で安価な
主幹制御器を構成し、メンテナンスの作業、時間、費用
を削減して信頼性の向上を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】近年、制御方式、制御装
置の開発が進み、有接点による指令の出力の必要性が低
くなつてきた背景もあつて、本発明は上記の目的達成の
ため、主幹制御器の有接点のカムスイッチを止めて、逆
転軸及び主軸の各両端部に継手を介して各ハンドルの動
きに対し相互に逆方向に回転するロータリーエンコーダ
を取付けて2重系とし、各ノッチホィールの規制範囲内
の回転角度に応じた前記ロータリーエンコーダよりの信
号を受けてノッチ指令又は信号として各制御装置に出力
する変換器を設ける。更に逆転軸と主軸に、相互に連携
するインターロック板を連結し、ソレノイドロックを逆
転軸のインターロック板側に設けてインターロックを形
成する。又、手動による解錠用のキースイッチを設け
る。
【0010】
【作用】上記の構成において、逆転ハンドル或いは主ハ
ンドルを操作して各ノッチホィールの規制範囲内で各軸
を回転することにより、各軸両端のロータリーエンコー
ダの回転角度に応じた信号が変換器に送出され、前後進
の指令信号、又、力行或いはブレーキ信号を電気車の各
制御装置に出力する。
【0011】ハンドルの動きに対し相対する方向に回転
するロータリーエンコーダは、ハンドル角度がα度回転
することで、夫々α、( 360゜−α)の出力信号を出力
し、その和が1回転分(360゜)の値になることをチェック
し、比較した絶対値が許容誤差範囲以上の不一致の場合
は、故障ステータスを表示器に表示する指令を出力す
る。ロックの解錠、施錠は、ICカード等を挿入してソ
レノイドロックを励磁すると、逆転軸のインターロック
板がソレノイドロックから解放され回転可能となり、施
錠はこの逆となる。又手動によりキーをキースイッチに
差入れてソレノイドロックを解錠することができる。
【0012】
【実施例】図1乃至図4に示す実施例に基づいて本発明
を説明する。
【0013】主幹制御器は、逆転軸5及び主軸11を中
心とした機構部、信号を入出力し、所要の指令を出力す
る変換器13、電源装置14等の制御装置及びキースイ
ッチ15を主幹制御器内に収容して一体構成する。逆転
ハンドル1、ノッチホィール2を連結し、軸受6で回転
自在に支持した逆転軸5の両端部に夫々逆転ハンドルの
動きに対し相互に逆方向に回転する一対のロータリーエ
ンコーダ17、17を継手16を介して取付ける。主ハ
ンドル7はノッチホィール8を連結して軸受12で支持
した主軸11の両端部にも相互に逆方向に回転する同じ
く一対のロータリーエンコーダ17、17を取付ける。
逆転軸5にソレノイドロック19用の切欠きを付けたイ
ンターロック板20、主軸11に円板形のインターロッ
ク板21を取付け相互に連携させておく。
【0014】上記の構成において、逆転ハンドル1或い
は主ハンドル7をノッチホィール2、8に規制された範
囲内において操作すると、両軸5、11の両端部に設け
た、相互に逆方向に回転する一対のロータリーエンコー
ダ17、17は、その回転角度に応じた信号を送出し、
変換制御用の変換器13により前後進指令、力行、或い
はブレーキ指令を列車の各制御装置に出力22する。同
時に、相互に逆方向に回転する前記ロータリーエンコー
ダ17、17の信号は変換器13で加算され、その和が
1回転分(360°)の絶対値に一致するかを、図4に
示すフローチャートの手順でチエックする。
【0015】即ち、主ハンドル1、或いは逆転ハンドル
7の回転角度をαとすれば、一対のロータリーエンコー
ダ17、17の出力信号α及び( 360゜−α)の和が 3
60゜に一致するか否かを検知し、絶対値が許容誤差以上
の不一致の時は故障ステータスを表示器に表示する指令
を出力22するとともに非常ブレーキ指令を出力22す
る。
【0016】ロック解錠入力23はICカード等を挿入
することによりソレノイドロック19が励磁されて逆転
軸5のインターロック板20から外れ、逆転軸5が回転
可能となるが、主軸11のインターロック板21は逆転
軸5のインターロック板20が回転してその凹部と嵌合
する迄主軸11は回転できない構造になつている。施錠
の場合は前述の逆となる。即ち、各軸5、11の操作に
より図2に示すロック解錠状態となつたロータリーエン
コーダ17、17の信号で確認し、ICカードを抜出す
ことでソレノイドロック19が消磁して施錠となる。I
Cカード等入力信号に代わる手段が無く緊急に動作させ
る場合は、キースイッチ15にキー24を適用してマニ
アル方式でソレノイドロック19をを解錠することがで
きる。
【0017】変換器13は電源装置14が外部より入力
電源25を受けて定電圧とした電流を供給され、ロータ
リーエンコーダ17、17よりの信号を列車の各制御装
置が受信可能な指令信号に変換して出力22し、又、ロ
ック解錠入力23及びキースイッチ15の入力とソレノ
イドロック19との送受信を行う。
【0018】以上のように、カムスイッチ機構を止め
て、代わりに一対のロータリーエンコーダ17、17を
設けて構成したことにより、機構部が簡素になり小形、
軽量化され、又、カムスイッチ等の接点が無くなったこ
とで、給油、接点の手入れ等のメンテナンス作業が不要
となる。
【0019】相互に逆方向に回転するロータリーエンコ
ーダ17、17及び変換器13により、ロータリーエン
コンダ17、17の故障検知機能が保持され、非常ブレ
ーキ指令も出力することが可能となる。
【0020】又、逆転軸5、主軸11間にインターロッ
クを設けたことで、各ハンドル1、7の誤操作を防止す
ることができる。
【0021】本発明の他の実施例として、主幹制御器の
機構部分と、変換器及び電源部等を一体構成とせず、分
割して運転台に設置することも可能である。
【0022】又、ハンドル操作をノッチホィールの規制
範囲とせず、ノッチホィールを排除して無段階制御とす
ることも可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明により、構造を小形、軽量化し、
且安価な構成とし、メンテナンス作業を大巾に削減でき
信頼性の向上した主幹制御器の提供が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による主幹制御装置の概略平面面図であ
る。
【図2】図1における一部分の動作説明の側面図であ
る。
【図3】一対のロータリーエンコーダの動作説明図であ
る。
【図4】本発明による主幹制御装置のフローチャートで
ある。
【図5】従来の主幹制御装置の平面図である。
【図6】図5の電気回路展開図である。
【符号の説明】
1 逆転ハンドル 2,8 ノッチホィール 5 逆転軸 7 主ハンドル 11 主軸 13 変換器 14 電源装置 15 キースイッチ 17,18 ロータリーエンコーダ 20,21 インターロック板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各ノッチ規制に従った主ハンドル又は逆転
    ハンドルの操作により、各ハンドルに接続された回転軸
    両端に設けた夫々2個で一対のロータリーエンコーダー
    を、相互に逆方向に回転させてなる主幹制御器と、前記
    各対のロータリーエンコーダーの回転角出力の差異に応
    じて、所定の指令を出力する制御装置とよりなることを
    特徴とする電気車用無接点主幹制御装置。
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Cited By (3)

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