JPH0524415A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH0524415A JPH0524415A JP3341898A JP34189891A JPH0524415A JP H0524415 A JPH0524415 A JP H0524415A JP 3341898 A JP3341898 A JP 3341898A JP 34189891 A JP34189891 A JP 34189891A JP H0524415 A JPH0524415 A JP H0524415A
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
ことなく、ウエットグリップ性能を高め、特に乗用車用
に好適に採用しうる。 【構成】周方向に連続する4本の主溝G1、G2…を有
しリブに横溝g1、g2、g3を設けたリブブロックパ
ターンのタイヤであって、接地巾Wに対する主溝の溝巾
の総計がなす比ΣWG/Wを0.25〜0.32の範囲
に、かつ接地端SEからミドルリブRMの内向き縁ME
に至る長さLG2と、その接地端SEからサイドリブR
Sの内向き縁NEに至る長さLG2との和の2倍に対す
る接地巾Wの比2(LG1+LG2)/Wを0.88〜
1.00以下としている。
Description
であるタイヤノイズを損なうことなく、ウエットグリッ
プ性能とをともに高め特に乗用車に好適に採用しうる空
気入りラジアルタイヤに関する。
性能を高めるためタイヤ周方向又は周方向と交わる向き
に複数条の溝が設けられる。このような溝はトレッド面
に付着する水を排出し、トレッド面と路面との接触を密
にし内面間の摩擦抵抗を増すことにより雨天時における
グリップ性能、即ちウエットグリップ性能を高めてい
る。このような効果は、高速走行時において特に顕著に
現れ、近年車両の高速化とともにタイヤに対してより高
いウエットグリップ性能を要求されるようになった。
走行時にトレッド面と路面との間で圧縮された空気が柱
状をなす溝を通じて急激に放出することによって生じる
気柱共鳴音、又は溝に囲まれたブロックが振動すること
により発生する騒音などのタイヤノイズを増加させてい
る。車両の高性能化、高級化とともにタイヤに対してウ
エットグリップ性能の向上に加えてタイヤの騒音の抑制
をより厳しく要求されるようになった。
ップ性能の向上と騒音の抑制は二律背反の関係にあり、
これを克服するタイヤのトレッドパターンの開発は、タ
イヤ技術上重要な課題であったため、従来より多くの研
究開発がなされている。
比較的小さな角度で傾斜しかつ接地面内で接触する傾斜
溝によって、上記の課題を解決しようとするものであ
る。しかし、横溝の傾斜角度が小さいとトレッドの剛性
が低下し、操縦安定性能の低下を招来し、また、接地面
内で接触する溝は湿潤路面でのトラクション性能を不足
させやすいなど、前記問題点の完全な解決には至ってい
ない。
を重ねた結果、従来、ウエットグリップ性を高めるため
の対策として、周方向にのびる主溝の溝断面をより大に
していたことが逆に騒音を大きくしていたこと、又主溝
の配設位置によって、タイヤノイズを増大させることな
く排水性を向上しウエットグリップ性能を高めうること
を知り得たのである。
られた範囲に規制することを基本として、タイヤノイズ
を増大させることなくウエットグリップ性能を向上で
き、前記問題点を解決しうる空気入りラジアルタイヤの
提供を目的としている。
に、タイヤ周方向に連続するとともにタイヤ赤道COを
挟んでその両側に配される一対の内の主溝G2、G2
と、該内の主溝G2とトレッド縁TEとの間に配される
一対の外の主溝G1、G1とからなる4本かつタイヤ赤
道COに対して対称、しかもタイヤ周方向に連続する主
溝Gを設けることにより、トレッド面を内の主溝G2、
G2間のセンターリブRC、内の主溝G2と外の主溝G
1間のミドルリブRM、及び外の主溝G2とトレッド縁
TEとの間のサイドリブRSに区切りかつサイドリブR
Sに、トレッド縁TEから一端がのびかつ他端が外の主
溝G1に至る外の横溝g1を、ミドルリブRMに、一端
が外の主溝G1からのびかつ他端が内の主溝G2に至る
内の横溝g2を、センターリブRCに、一端が内の主溝
G2からのびかつ他端がタイヤ赤道CO近傍で途切れる
センターの横溝g3を設けたリブブロックパターンの空
気入りラジアルタイヤであって、該タイヤを標準のリム
に装着しかつ正規内圧、正規荷重を付加した正規状態に
おける接地面のタイヤ軸方向両端の接地端SE、SE間
の長さである接地巾Wに対して、前記主溝G1、G2の
タイヤ軸方向の溝巾、WG1、WG2の総計ΣWGがな
す比(ΣWG/W)を0.25以上かつ0.32以下と
し、かつタイヤ赤道COを中心とするトレッド半分にお
いて、前記接地端SEからミドルリブRMのタイヤ赤道
COに向く内向き縁に至る長さLG2と、前記接地端S
EからサイドリブRSの内向き縁に至る長さLG1との
和(LG1+LG2)の2倍に対する接地巾Wの比2
(LG1+LG2)/Wを0.88以上かつ1.00以
下としたことを特徴とする空気入りラジアルタイヤであ
る。
周方向に等しいピッチ長さPで設けられ、かつ各横溝g
1、g2、g3はタイヤ赤道COを中心として逆に傾く
とともに、前記主溝Gは直線溝とするのが好ましい。
地巾の対する比ΣWG/Wを0.25以上かつ0.32
以下の範囲に、又トレッド半分におけるミドルトリブR
M及びサイドリブの内向き縁接地巾SEの長さの和(L
G1+LG2)の2倍に対する接地巾Wの比2(LG1
+LG2)/Wを0.88以上かつ1.00以下の範囲
に、即ち主溝を主溝の溝巾の総和と接地面に対する位置
との双方について規制している。
する比ΣWG/Wが0.25未満では、ウエット路面走
行に際してトレッド面からの排水が不十分となり、ウエ
ットグリップ性能が低下する。又前記比ΣWG/Wが
0.32をこえると走行時の通過音によって生じるタイ
ヤノイズが増大する。
距離の和の接地巾Wに対する比2(LG1+LG2)/
Wが0.88となれば、ウエットグリップ性能が低下し
又前記比が1.00をこえるとノイズ及びレイングルー
ブ性能が悪化する。レイングルーブ性能とは、ウエット
路面でのグリップを確保するために路面に刻まれた溝
(レイングルーブ)によって、操縦安定性に悪影響を及
ぼすことに対する抵抗性を意味する。
縁TE、又は外、内の各主溝G1、G2に交わることに
よって、これらの各横溝g1、g2、g3は、外、内の
各主溝G1、G2と協同してトレッド面に付着する雨水
を効率よく排水できウエットグリップ性能を向上する。
しかもタイヤが接地した際のこれらの主溝G1、G2と
地面とがなす気柱の長さが前記横溝によって分断される
ため主溝G1、G2から生じる気柱共鳴音の発生を抑制
し、タイヤノイズの増大を防ぎうる。
方向に等しいピッチ長さPで設け、しかも各横溝g1、
g2、g3がタイヤ赤道COを中心とする逆に傾けた場
合には、これらの各横溝g1、g2、g3は主溝と協同
して雨水をトレッド面から効率よく排出できウエットグ
リップ性能の一層の向上が可能となる。
には、排水性を一層良好にしウエットグリップ性能を更
に向上させることが可能となる。
る。図において空気入りラジアルタイヤ1はトレッド面
2Aにタイヤ周方向に連続する4本の主溝G…と、これ
ら主溝G…と交わる多数本の横溝g…とを有するリブブ
ロックパターンを形成している。
ッド面2Aを外周面とするトレッド部2とその両端から
タイヤ半径方向内側に向けてのびるサイドウォール部3
と、該サイドウォール部3のタイヤ半径方向内端に位置
するビード部4とを有し、又空気入りラジアルタイヤ1
には、前記トレッド部2からサイドウォール部3を通り
ビード部4のビードコア5をタイヤ軸方向内側から外側
に向かって折返すカーカス6と、トレッド部2の内部か
つカーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7とを
具える。
て70〜90°の角度で傾斜させたラジアル配列又はセ
ミラジアル配列のカーカスコードを具える1枚以上、本
実施例では2枚のカーカスプライ6A、6Aからなり、
カーカスコードとしてナイロン、ポリエステル芳香族ポ
リアミド等の有機繊維コードが用いられる。
カス6に隣接して配される第1のベルトプライ7Aと、
該第1のベルトプライ7Aの外側に配される第2のベル
トプライ7Bとからなり、本例では、前記第1、第2の
ベルトプライ7A、7Bはナイロン、ポリエステル、芳
香族ポリアミド等の有機繊維又はスチールコードからな
るベルトコードをタイヤ赤道Cに対して傾斜して並設し
ている。
主溝G…が配される。主溝G…は、タイヤ赤道COを挟
んでその両側に配される一対の内の主溝G2、G2と、
この内の主溝G2とトレッド縁TEの間に配される一対
の外の主溝G1、G1からなりこれらの主溝G…はタイ
ヤ赤道COに対して対称の位置でそれぞれ周方向に連続
している。
面2Aを内の主溝G2、G2間のセンターリブRC、内
の主溝G2と外の主溝G1間のミドルリブRM、及び外
の主溝G2とトレッド縁TEとの間のサイドリブRSと
に区切っている。
…が設けられる。即ちサイドリブRSにはトレッド縁T
Eから一端がのびかつ他端が外の主溝G1に至る外の横
溝g1を、ミドルリブRMには、一端が前記外の主溝G
1からのび他端が内の主溝G2に至る内の横溝g2を、
さらに、センターリブRCには、一端が内の主溝G2か
らのびかつ他端がタイヤ赤道CO近傍で途切れるセンタ
ーの横溝g3が設けられる。
…及び横溝g…がなすリブブロックパターンが形成され
る。なお本実施例では各主溝G…は溝中心がタイヤ赤道
COに対して略平行にのびる直線溝として形成される。
標準のリムJに装着しかつ正規内圧と正規荷重を付加し
た正規状態における接地面Sを基準として下記に述べる
如くその配置、大きさを規制している。
溝巾WG1、WG2…の総計ΣWGが、接地面のタイヤ
軸方向両端の接地端SE、SE間の長さである接地巾W
に対してなす比(ΣWG/W)を0.25以上かつ0.
32以下に規制し、それぞれの溝巾WG1、WG2の巾
寸法を定めている。なお主溝G1、G2の各溝深さはD
H1、DH2、本実施例では前記接地巾Wの0.06倍
以上かつ0.12倍以下の範囲としており外、内の各主
溝G1、G2の最大溝深さDH1、DH2を同深さとし
て形成している。
半分において前記接地端SEからミドルリブRMの内向
き縁MEに至る長さLG2と、該接地端SEからサイド
リブの内向き線NEに至る長さLG1との輪(LG1+
LG2)の2倍に対する接地巾Wの比2(LG1+LG
2)/Wを0.88以上かつ1.00以下としている。
接地面を基準として規制することによって、作用の項で
述べた如く、ウエットグリップ性能の向上とタイヤノイ
ズの低減とをともになしうるのである。
る、(LG2−LG1)の前記接地巾Wに対する比2
(LG2−LG1)/Wを0.42以上かつ0.54以
下とすることが好ましい。前記比2(LG2−LG1)
/Wが0.42未満であればミドルリブRMのタイヤ軸
方向の巾寸度が小となる結果、ミドルリブRMの剛性が
不足し、操縦安定性が低下する一方、0.54をこえる
とミドルリブRの中央部分において排水不良を生じるお
それがあり、ウエットグリップ性能が低下することがあ
る。
周方向に等しいピッチ長さPで設けられ、向き合う一対
の各横溝g1、g1、g2、g2、g3、g3はそれぞ
れタイヤ赤道COを中心として逆に傾いている。なお本
実施例では、内、外の横溝g1、g2はその溝深さをそ
れぞれ前記外、内の主溝と溝深さDH1、DH2と同深
さに設定している。
その両側に位置する外の横溝g1の他端と内の横溝g2
の前記一端とは、タイヤ周方向にピッチ長さPの0.2
5倍以上かつ0.5倍以下の長さLS1で位置ずれして
おり、内の主溝G2を挟んでその両側に位置する内の横
溝g2の他端と、センターの横溝g3の一端とはピッチ
長さPの0.2倍以上かつ0.3倍以下の長さLS2で
位置ずれさせている。このように横溝g…と、縦溝G…
の交わり部において、タイヤ軸方向にそれぞれ向き合う
横溝gを位置ずれさせたのは、下記理由に基づく。
いては、該横溝gが形成されることによって、タイヤの
グリップ力を高めかつトレッド面の排水を良好とするこ
とによってウエットグリップ性能が向上することは知ら
れている。他方、横溝g…を設けることによってトレッ
ド面が接地する際に生じる衝撃音が接地により横溝と路
面との間に形成される気柱によって共鳴し、いわゆる気
柱音が生じる。しかし本実施例のようにタイヤ軸方向に
向き合う横溝間で位置ずれさせた場合には、この横溝と
地面との間で形成される前記気柱が分断されることとな
り、横溝g…から発生したタイヤノイズが外部に放音さ
れるのに先立ち主溝Gの溝壁に衝合し該溝壁に吸収され
る結果、タイヤノイズの発生を抑制しうるのである。
位置ずれの各長さLS1、LS2が前記各下限値を下廻
る場合には、タイヤノイズに影響を及ぼす気柱が横溝g
…を連なり形成される結果、タイヤノイズが増大するこ
とがある一方、各長さLS1、LS2の各上限値をこえ
て大きくなれば排水性が劣ることによって、ウエットグ
リップ性能が低下するおそれがあるからである。
に配される2つの前記センター横溝g3、g3におい
て、双方のセンター横溝g3、g3の他端の間には、タ
イヤ周方向に対して前記ピッチ長さPの0.3倍以上か
つ0.5倍以下の長さLS3で互いに位置ずれさせてい
る。即ちタイヤ赤道COで分割された一方、他方のトレ
ッド半分においてトレッドパターンがタイヤ周方向に相
対的に位置ずれしている。このようにタイヤ赤道COを
分割線としてタイヤ軸方向左右のトレッドパターンを相
対的に位置ずれさせることによって、走行時において接
地面Sが左右不均一となり、接地時における衝撃音、接
地音が分散され、タイヤノイズ低減のためには好まし
い。位置ずれの長さLS3がピッチ長さPの0.3倍未
満では、タイヤノイズの低減効果が少い場合があり、さ
らに位置ずれの長さLS3を0.35倍以上かつ0.5
倍以下の範囲とするのがより好ましい。
1は、タイヤ赤道COに対する該外の横溝g1の他端に
おける傾き角度θ3を65°以上かつ80°以下、内の
横溝g2は、タイヤ赤道COに対する該内の横溝g2の
他端における傾き角度θ2を45°以上かつ60°以
下、センターの横溝g3は、タイヤ赤道COに対する該
センターの横溝g3の他端における傾き角度θ3を40
°以上かつ55°以下としている。
端における傾き角度θ1、θ2、θ3の上限値、下限値
とをそれぞれ規制することによって、ウエットグリップ
性の保持とタイヤノイズの抑制とをより効果的に達成し
うる。各傾き角度θ1、θ2、θ3がそれぞれ各下限値
を下廻る場合には、各横溝g1、g2、g3の各主溝G
1、G2に対する交差角が鋭となる結果、その交わり部
におけるブロックの剛性が小となり、タイヤノイズが発
生しやすい。逆に傾き角度θ1、θ2、θ3が上限をこ
えて大きくなると排水性に劣り、ウエットグリップ性能
が低下することも起こりうる。
3は、内の主溝G2と交わる一端において該内の主溝G
2の最大溝深さDH2と同深さとする一方、前記一端か
ら他端に向かって前記内の横溝G2の最大溝深さGH2
の0.4倍以上かつ0.6倍以下で除々に浅底になるよ
う形成される。
CO近傍において浅底とすることによって、タイヤ赤道
CO近傍におけるトレッド部2の剛性を高め操縦安定性
を確保しており、一方センター横溝g3の他端近傍にお
いては排水量が少ないためウエットグリップ性が低下す
ることがない。
つ図1、2に示す構成を有するタイヤについて主溝巾、
主溝位置、及び各横溝の位置ずれ量を変えて試作すると
ともにその性能をテストした。なお従来の構成寸法によ
り形成されたタイヤ(比較例)についても併せてテスト
を行いその性能を比較した。テストに際して各タイヤの
主溝及び横溝の溝深さは一定とした。
旋回試験路について、一定半径のコースを速度を上げて
旋回した際の安全に旋回しうる限界速度を比較例を10
0とする指数で表示した。数値が大きいほど限界速度が
高い、即ちウエェトグリップ性能が高いことを示してい
る。
巾の総計ΣWGがなす比ΣWG/Wを、縦軸に接地端か
らのリブの内向き線に至る長さの和(LG1+LG2)
の2倍に対する接地巾Wの比2(LG1+LG2)/W
をそれぞれ示したグラフにおいて、座標にウエットグリ
ップ性能を比較例を100とする指数で表している。
行時における車内騒音のドライバーの官能評価を前記比
較例を100とする指数表示したものであり、数値が大
きいほどタイヤノイズが小さい、即ち低騒音性能に優れ
ていることを示している。
囲に属するものは、従来のタイヤ、即ち本願構成外のも
のに比べてウエットグリップ性が向上することが確認で
きた。又従来のタイヤに比べてタイヤノイズが増すこと
がなかった。
ずれの長さLS3を、縦軸に外の横溝g1の位置ずれの
長さLS1をそれぞれ表したグラフであって、座標にタ
イヤノイズのレベルを比較例を100とする指数で表示
している。
ことによりタイヤノイズを低減しうることが可能である
ことも確認できた。
イヤは、主溝の溝巾の総和と、リブのタイヤ赤道に向く
内向き縁の接地端からの長さの和とを規制することを要
旨としたため、走行時におけるタイヤノイズを増すこと
なく、ウエットグリップ性を高め、特に乗用車用タイヤ
として好適に採用しうる。
平面図である。
る。
を示すグラフである。
さ LS1、LS2、LS3 位置ずれの長さ ME、NE 内向き縁 P ピッチ長さ RC センターリブ RM ミドルリブ RS サイドリム S 接地面 SE 接地端 TE トレッド縁 W 接地巾 WG1 外の主溝の溝巾 WG2 内の主溝の溝巾 θ1、θ2、θ3 各横溝の傾き角度
Claims (7)
- 【請求項1】トレッド面に、タイヤ周方向に連続すると
ともにタイヤ赤道COを挟んでその両側に配される一対
の内の主溝G2、G2と、該内の主溝G2とトレッド縁
TEとの間に配される一対の外の主溝G1、G1とから
なる4本かつタイヤ赤道COに対して対称、しかもタイ
ヤ周方向に連続する主溝Gを設けることにより、トレッ
ド面を内の主溝G2、G2間のセンターリブRC、内の
主溝G2と外の主溝G1間のミドルリブRM、及び外の
主溝G2とトレッド縁TEとの間のサイドリブRSに区
切り、かつサイドリブRSに、トレッド縁TEから一端
がのびかつ他端が外の主溝G1に至る外の横溝g1を、
ミドルリブRMに、一端が外の主溝G1からのびかつ他
端が内の主溝G2に至る内の横溝g2を、センターリブ
RCに、一端が内の主溝G2からのびかつ他端がタイヤ
赤道CO近傍で途切れるセンターの横溝g3を設けたリ
ブブロックパターンの空気入りラジアルタイヤであっ
て、該タイヤを標準のリムに装着しかつ正規内圧、正規
荷重を付加した正規状態における接地面のタイヤ軸方向
両端の接地端SE、SE間の長さである接地巾Wに対し
て、前記主溝G1、G2のタイヤ軸方向の溝巾、WG
1、WG2の総計ΣWGがなす比(ΣWG/W)を0.
25以上かつ0.32以下とし、かつタイヤ赤道COを
中心とするトレッド半分において、前記接地端SEから
ミドルリブRMのタイヤ赤道COに向く内向き縁に至る
長さLG2と、前記接地端SEからサイドリブRSの内
向き縁に至る長さLG1との和(LG1+LG2)の2
倍に対する接地巾Wの比2(LG1+LG2)/Wを
0.88以上かつ1.00以下としたことを特徴とする
空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項2】前記各横溝g1、g2、g3はタイヤ円周
方向に等しいピッチ長さPで設けられ、かつ各横溝g
1、g2、g3はタイヤ赤道COを中心として逆に傾く
とともに、前記主溝Gは直線溝であることを特徴とする
請求項1記載の空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項3】前記外の横溝g1の前記他端と、前記内の
横溝g2の前記一端とはタイヤ周方向に、前記ピッチ長
さPの0.25倍以上かつ0.5倍以下の長さで位置ず
れしていることを特徴とする請求項2記載の空気入りラ
ジアルタイヤ。 - 【請求項4】前記内の横溝g2の前記他端と、前記セン
ターの横溝g3の前記一端とはタイヤ周方向に前記ピッ
チ長さPの0.2倍以上かつ0.3倍以下の長さで位置
ずれしていることを特徴とする請求項2記載の空気入り
ラジアルタイヤ。 - 【請求項5】前記タイヤ赤道CO両側に配される前記セ
ンターの横溝g3、g3の前記他端は、タイヤ周方向に
前記ピッチ長さPの0.3倍以上かつ0.5倍以下の長
さで互いに位置ずれしていることを特徴とする請求項2
記載の空気入りラジアルタイヤ。 - 【請求項6】前記外の横溝g1は、タイヤ赤道COに対
する該外の横溝g1の他端における傾き角度θ3を65
°以上かつ80°以下、内の横溝g2は、タイヤ赤道C
Oに対する該内の横溝g2の他端における傾き角度θ2
を45°以上かつ60°以下、センターの横溝g3は、
タイヤ赤道COに対する該センターの横溝g3の他端に
おける傾き角度θ3を40°以上かつ55°以下とした
ことを特徴とする請求項2記載の空気入りラジアルタイ
ヤ。 - 【請求項7】前記センターの横溝g3は、一端から他端
に向かって前記内の横溝G2の最大深さGH2の0.4
倍以上かつ0.6倍以下の範囲で除々に浅底となること
を特徴とする請求項1又は2記載の空気入りラジアルタ
イヤ。
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