JPH05242002A - 補助記憶装置 - Google Patents

補助記憶装置

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JPH05242002A
JPH05242002A JP7860792A JP7860792A JPH05242002A JP H05242002 A JPH05242002 A JP H05242002A JP 7860792 A JP7860792 A JP 7860792A JP 7860792 A JP7860792 A JP 7860792A JP H05242002 A JPH05242002 A JP H05242002A
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data
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storage device
auxiliary storage
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JP7860792A
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Yasutaka Takahashi
泰隆 高橋
Akio Momoo
章生 桃尾
Isao Yoshizawa
功 吉澤
Kaname Sawada
要 沢田
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続するホストシステムのオペレーティング
システムの手直し等を低減ないしは避けながら、在来の
コマンドでは定義されていない拡張機能をも、該コマン
ドを用いて、前記ホストシステムが利用できるようにす
る。 【構成】 本発明の部分は、コマンド認識手段14であ
る。本発明では命令部と命令修飾部とを有する在来のコ
マンドを用いるものである。前記コマンド認識手段14
は、前記命令部のデータに通常対応するデータとは異な
っている、前記命令修飾部のデータにより定義されてい
る拡張機能コマンドを認識する。コマンド実行手段16
は、前記コマンド認識手段14で拡張機能コマンドであ
ることが認識されると、これを実行する。従って、在来
のコマンドを用いて拡張機能をも利用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストシステムにオン
ラインで接続し、命令部と命令修飾部とを有する定めら
れたフォーマットのコマンドで、該ホストシステムから
アクセスされる補助記憶装置に係り、特に、接続するホ
ストシステムのオペレーティングシステムの手直し等を
低減しながら、在来のコマンドでは定義されていない拡
張機能をも、該コマンドを用いて、前記ホストシステム
が利用可能な補助記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータからメインフレー
ムコンピュータまで、一般的なコンピュータのCPU
(central processing unit )は、いわゆる内部バスを
用いて、主として半導体記憶装置が用いられている主記
憶装置や、入出力装置、又乗算器や除算器等の種々の演
算装置にアクセスする。
【0003】このようにCPUが直接用いる内部バス
は、比較的高速なデータ転送を行うために、信号伝送路
は一般に短くされている。
【0004】一方、ハードディスク装置や磁気テープ装
置、又近年多く用いられるようになってきている光ディ
スク装置等の補助記憶装置や、2次元の図面や印刷物等
を読み取る画像スキャナや、文字や図形を出力するため
に用いられるレーザビームプリンタ等の周辺装置は、前
記入出力装置を介して、前記CPUが接続されている内
部バスに接続されるようになっている。このような周辺
装置と入出力装置との間の接続に関する電気的特性等の
ハードウェア仕様や、用いられるコマンド等のソフトウ
ェア仕様は、個々の周辺装置毎に定義される場合もあ
る。
【0005】一方、このような接続に関する仕様には、
標準化されたものもある。周辺機器の接続に関する標準
化された仕様には、例えば、GPIB(general purpos
e interface bus )やセントロニクスインタフェイス、
SCSI(small computer system interface )等があ
る。該SCSIは、近年、ハードディスク装置等の補助
記憶装置の接続に多く用いられるようになっている。
【0006】周辺装置に関するこのような標準化された
仕様によれば、前述のような周辺装置を、様々なコンピ
ュータに共通して用いることができる。又、コンピュー
タだけでなく、画像処理装置等の種々のデジタル処理装
置(以降、これらを、ホストシステムと称する)にも共
通して用いることができる。又、このようなホストシス
テムの開発においても、ハードウェア面だけでなく、ソ
フトウェア面においても、従来の設計財産を流用するこ
とが容易となり、設計期間やコストを低減することがで
きる。
【0007】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、周辺装
置の接続に関する前述のような標準化された仕様は、周
辺装置の既存の機能のみを想定したものであるため、従
来の周辺装置にはない拡張機能をも含めることが困難で
あるという問題があった。
【0008】このような標準化された仕様で網羅されて
いない機能に関する問題は、ハードウェア面でも、ソフ
トウェア面でも生じるものである。しかしながら、以降
では、ソフトウェア面についてのみ取り上げる。従っ
て、周辺装置の接続に関する標準化された仕様のうち、
特にコマンドに関する標準化された仕様で網羅されてい
ない機能を、特に、以降拡張機能と称する。
【0009】従来、このような拡張機能を有する補助記
憶装置の開発の際には、該補助記憶装置自体での新規開
発要素が増加してしまうだけでなく、該補助記憶装置に
接続するホストシステムの開発に要する費用や時間が増
加してしまうという問題があった。又、コンピュータ等
のホストシステムにおいて、拡張機能に対応するために
は、在来OS(operating system)内の手直し、例えば
UNIX(米国ベル研究所の登録商標)でのドライバプ
ログラム等の核となるプログラムの手直しを行わなけれ
ばならなかった。このようにOSの手直しを行ってしま
うと、標準的なOSとは独立した特殊なOSを使うこと
となってしまい、例えその手直しが極僅かなものであっ
ても、システムジェネレーション等のインストール作業
や、標準OSのバージョンアップの際のこれに対する利
用中のOSの対応の手間等、多くの問題を生じてしま
う。
【0010】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、接続するホストシステムのOSの手
直し等を低減ないしは避けながら、在来のコマンドでは
定義されていない拡張機能をも、該コマンドを用いて、
前記ホストシステムが利用可能な補助記憶装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホストシステ
ムにオンラインで接続し、命令部と命令修飾部とを有す
る定められたフォーマットのコマンドで、該ホストシス
テムからアクセスされる補助記憶装置において、前記命
令部のデータに通常対応するデータとは異なっている、
受信した前記コマンドの前記命令修飾部のデータによ
り、受信した該コマンドが拡張機能コマンドであること
を認識するコマンド認識手段を備えていることにより、
前記課題を達成したものである。
【0012】又、前記補助記憶装置において、前記コマ
ンド認識手段が、受信された複数の前記拡張機能コマン
ドの組み合わせから、実行すべき拡張機能を判定する手
段であることにより、前記課題を達成したものである。
【0013】
【作用】本発明は、特に、以下のような技術面に着目し
てなされたものである。
【0014】(1)周辺装置の接続において、標準化さ
れた仕様を用いることによる利点。
【0015】(2)標準化された仕様を用いながら、在
来のコマンドでは定義されていない拡張機能をも利用可
能な技術を見出すこと。
【0016】このような技術的な観点で、本発明では、
標準化されたコマンドにおいて、命令部と命令修飾部と
を有する定められたフォーマットのコマンドのものに着
目している。
【0017】図1は、本発明の要旨を示すブロック図で
ある。
【0018】この図1において、本発明の補助記憶装置
10の本発明特徴部分は、コマンド認識手段14であ
る。該コマンド認識手段14は、前記命令部のデータに
通常対応するデータとは異なっている、受信したコマン
ドの前記命令修飾部のデータにより、受信した該コマン
ドが拡張機能コマンドであることを認識する手段であ
る。
【0019】本発明はこれに限定するものではないが、
補助記憶装置10は、通常、前記コマンド認識手段14
と共に、インタフェイス手段12と、コマンド実行手段
16と、記憶媒体18とを備える。
【0020】前記インタフェイス手段12は、前記コマ
ンド認識手段14と、ホストシステムとの間に設けられ
るものである。該インタフェイス手段12は、例えば、
パラレルIO(input output)等のハードウェアや、該
ハードウェアを直接動作させるドライバプログラム等の
ソフトウェア等である。
【0021】前記コマンド実行手段16は、前記コマン
ド認識手段14で認識された拡張機能コマンドを実際に
実行する手段である。該コマンド実行手段16は、拡張
機能によって異なることは言うまでもない。
【0022】前記記憶媒体18は、当該補助記憶装置1
0に記憶するため伝送されてきた記憶データを実際に記
憶するものである。該記憶媒体18は、例えば、ハード
ディスク装置では円盤状の磁性体であり、光ディスク装
置では光ディスクであり、磁気テープ装置では磁気テー
プ自体である。
【0023】以上説明した通り、本発明は、標準化され
たコマンドを活用し、そのフォーマット等の仕様の範囲
内で、拡張機能に関するコマンドを伝送するというもの
である。従って、本発明によれば、接続するホストシス
テムのOSの手直し等を低減ないしは避けながら、在来
のコマンドでは定義されていない拡張機能をも、該コマ
ンドを用いて、前記ホストシステムが利用可能な補助記
憶装置を提供することができる。
【0024】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0025】図2は、本発明の実施例及びこれが接続さ
れるホストシステムを含む全体構成図である。
【0026】この図2に示されるように、本発明の実施
例の補助記憶装置10a は、ホストシステム50にオン
ラインで接続されている。又、該ホストシステム50に
は、他にも、画像スキャナ10b と、レーザビームプリ
ンタ10c と、画像処理装置10d とがオンラインで接
続されている。
【0027】前記補助記憶装置10a は、本実施例では
ハードディスク装置となっている。該補助記憶装置10
a の記憶容量は、((1024バイト/ブロック)×3
2768ブロック=約32M)バイトとなっている。該
補助記憶装置10a の記憶媒体は、前記ホストシステム
50からのコマンドにより、イジェクトすることがで
き、交換することができるようになっている。
【0028】前記ホストシステム50は、OSとしてU
NIXが用いられているワークステーションである。
【0029】前記画像スキャナ10b は、印刷物や図面
等の2次元画像を読み取るものである。
【0030】前記レーザビームプリンタ10c は、文字
や図形を印刷する出力装置である。
【0031】前記画像処理装置10d は、例えば前記画
像スキャナ10b で入力された2次元画像等に対して、
前記ホストシステム50からの指令に従って所定の画像
処理を行い、例えば前記レーザビームプリンタ10c へ
と出力するというものである。
【0032】図3は、前記実施例が接続されるホストシ
ステムの主要部のブロック図である。
【0033】この図3においては、前記実施例の補助記
憶装置が接続される、ホストシステムの主要部分が特に
示されている。即ち、この部分は、主として、アプリケ
ーションプログラム52と、オペレーティングシステム
54と、インタフェイスハードウェア56とを備えてい
る。
【0034】前記アプリケーションプログラム52は、
前記補助記憶装置10a を利用するプログラムである。
該アプリケーションプログラム52は、特に特定される
ものではないが、例えば、前記画像スキャナ10b や、
前記レーザビームプリンタ10c や、前記画像処理装置
10d を用いたアプリケーションプログラムである。
【0035】本実施例においては、該アプリケーション
プログラム52は、周辺装置の接続に関する標準化され
た在来のコマンドでは定義されていない拡張機能を利用
できるようになっている。これは、前記在来のコマンド
の命令修飾部のデータを利用して拡張機能のコマンドと
するものである。
【0036】このような拡張機能は、それを利用する前
記アプリケーションプログラム52の各部分で直接命令
してもよいが、本実施例では、「拡張機能関数」とい
う、アプリケーションプログラムのサブルーチンを用い
ている。該拡張機能関数は、所定の拡張機能を利用する
際には、このための前記補助記憶装置10a へのコマン
ドを、在来のコマンドの命令修飾部のデータを設定する
ことにより生成するものとなっている。
【0037】前記インタフェイスハードウェア56は、
SCSI用のインタフェイスハードウェアとなってい
る。即ち、当該ホストシステム50と前記補助記憶装置
10aとの間の接続は、SCSIが用いられている。
【0038】前記オペレーティングシステム54は、前
記補助記憶装置10a への接続に関して主に、管理プロ
グラム54a と、管理情報54b と、ドライバプログラ
ム54c とを備えている。
【0039】前記管理プログラム54a は、前記管理情
報54b を用いながら、アプリケーションプログラムが
ファイル名で前記補助記憶装置10a をアクセスするた
めに用いることができるプログラムである。このため、
前記管理情報54b には、前記補助記憶装置10a に記
憶されているファイルのファイル名、及び該ファイル名
のデータが記憶されている前記補助記憶装置10a の物
理アドレスが記憶され管理されている。
【0040】又、該管理プログラム54a は、前記補助
記憶装置10a の物理アドレスで、該補助記憶装置10
a に直接アクセスする際にも利用できるようになってい
る。以降、これを、物理アドレスアクセス機能と称す
る。
【0041】本実施例の前記アプリケーションプログラ
ム52で、前記拡張機能関数は、この物理アドレスアク
セス機能を利用している。
【0042】前記ドライバプログラム54c は、前記イ
ンタフェイスハードウェア56に直接関係する処理を行
うものである。該ドライバプログラム54c は、例え
ば、前記インタフェイスハードウェア56の諸設定や、
受け渡しするデータのバッファリング処理等のプログラ
ムである。
【0043】図4は、前記実施例のブロック図である。
【0044】この図4においては、前記実施例の補助記
憶装置10a の主要部の構成が示されている。即ち、該
補助記憶装置10a は、主として、インタフェイス手段
12a と、コマンド認識手段14a と、ドアロック装置
16a と、記憶媒体イジェクト装置16b と、記憶媒体
18とを備えている。
【0045】前記インタフェイス手段12a は、SCS
I用のインタフェイスハードウェアと、バッファメモリ
と、これらハードウェアに直接関係するプログラムを備
えている。
【0046】前記コマンド認識手段14a は、命令部と
命令修飾部とを有するSCSIコマンドを利用した拡張
機能コマンドを認識する手段である。該拡張機能コマン
ドは、その前記命令修飾部のデータが、前記命令部のデ
ータに通常対応するデータとは異なるものとなってい
る。この点については、本発明の第1実施例と第2実施
例とに分け、詳しく後述する。
【0047】前記記憶媒体18は、円盤状の複数の磁性
体を主として構成されている。該記憶媒体18は、前記
ドアロック装置16a と、前記記憶媒体イジェクト装置
16b とを用いることにより、同様の他の記憶媒体18
と交換することができるようになっている。
【0048】なお、前記ドアロック装置16a 及び前記
記憶媒体イジェクト装置16b は、いずれも、前述のよ
うな拡張機能コマンドにより、前記ホストシステム50
からの指令で動作するものとなっている。即ち、前記ド
アロック装置16a は、以降ドアロックコマンドと称す
る拡張機能コマンドにより、人手で該補助記憶装置10
a にセットされた前記記憶媒体18を、該記憶媒体18
に記憶されているデータがアクセス可能な状態に装填す
ると共に、該記憶媒体18の取入口のドアをロックす
る。一方、前記記憶媒体イジェクト装置16b は、以降
記憶媒体イジェクトコマンドと称する拡張機能コマンド
により、前記ホストシステム50からアクセス可能な状
態であった前記記憶媒体18を、人手によって取出し可
能な状態にイジェクトする。
【0049】図5は、前記実施例のメモリマップであ
る。
【0050】本実施例の補助記憶装置10a は、アクセ
ス開始アドレスが4桁の16進数のブロックアドレスで
指定される。又、アクセス対象となる一連のデータの連
続したアドレスは、該アクセス開始アドレスと、該アク
セス開始アドレスからのブロック数(以下、データ数と
称する)とにより指定される。又、該補助記憶装置10
a の1ブロックは1024バイトである。
【0051】従って、該補助記憶装置10a のアドレス
指定可能なエリアは、この図5のエリアAとエリアBと
で示される、ブロックアドレス0000h からブロック
アドレスFFFFh までの65536ブロックである。
このうち、この図5でエリアAとして示されるように、
実際に前記記憶媒体18が割り付けられているアクセス
可能なエリアは、ブロックアドレス0000h からブロ
ックアドレス7FFFh までの32768ブロックであ
る。又、この図5で破線で示されるエリアB、即ち、ブ
ロックアドレス8000h からブロックアドレスFFF
Fh までのエリアは、在来のSCSIコマンドで前記ホ
ストシステム50からアドレス指定可能なエリアではあ
るが、しかしながら、前記記憶媒体18には割り付けら
れていないエリアとなっている。該エリアBを、本発明
の後述する第1実施例では拡張機能コマンドとして利用
している。
【0052】図6は、前記実施例とホストシステムとの
間で用いられる電文のデータフォーマット図である。
【0053】この図6において、ホストシステムからの
電文T1は、命令部T1a と、命令修飾部T1b と、デ
ータ部T1e とにより構成されている。
【0054】前記命令部T1a は、ホストシステムから
のコマンドの種類を示すものである。在来のコマンドで
は、該命令部T1a で示されるコマンドの種類は、「書
込コマンド」、「読出コマンド」及び「磁気ヘッドシー
クコマンド」等であり、前記ドアロック装置16a や前
記記憶媒体イジェクト装置16b 等を対象とするコマン
ドの種類はない。
【0055】前記命令修飾部T1b は、開始アドレスT
1c と、データ数T1d とにより構成されている。前記
開始アドレスT1c では、前記図5を用いて前述したブ
ロックアドレスでアクセスする一連のアドレスの開始ア
ドレスが指定される。前記データ数T1d は、前記図5
で前述したブロック数が指定される。
【0056】前記データ部T1e は、当該電文が書込コ
マンドである場合に備えられる書込データである。書込
みコマンドではない場合は、該データ部T1e は省略さ
れる。
【0057】この図6において、ホストシステムへの電
文T2は、命令部T2a と、命令修飾部T2b と、デー
タ部T2e とにより構成されている。
【0058】前記命令部T2a は、構成として、前記命
令部T1a に対応するものである。又、該命令部T2a
は、これが含まれるホストシステムへの電文T2が、ホ
ストシステムから送られたどのような命令に対応するも
のであるか等、その応答の種類等を示すものである。
【0059】前記命令修飾部T2b は、構成として、前
記命令修飾部T1b と同様のものである。該命令修飾部
T2b は、例えば、これが含まれるホストシステムへの
電文T2が、あるホストシステムからの電文T1に対す
る応答の場合、該電文T1の命令修飾部T1b の内容が
例えばそのまま利用されているものである。
【0060】前記データ部T2e は、構成として、前記
データ部T1e に対応するものである。該データ部T2
e は、例えば、これが含まれるホストシステムへの電文
T2が、ホストシステムからの読出コマンドの電文に対
する応答である場合は、読出データとして構成される。
【0061】なお、前述のとおり、前記ホストシステム
への電文T2は、命令部T2a と命令修飾部T2b とデ
ータ部T2e とにより、複数部で構成されている。しか
しながら、以降の説明では、該ホストシステムへの電文
T2を、単に「リードデータ」とも表現するものとす
る。
【0062】図7は、前記実施例の書込アクセス時の通
信シーケンス図である。
【0063】この図7においては、前記ホストシステム
50の書込時の、該ホストシステム50と前記補助記憶
装置10a との間の、前記命令部T1a と、前記開始ア
ドレスT1c と、前記データ数T1d と、前記データ部
T1e とが、順次伝送される様子が示されている。
【0064】図8は、前記実施例の書込アクセス時の通
信シーケンス図である。
【0065】この図8においては、前記ホストシステム
50の読出時の、該ホストシステム50と前記補助記憶
装置10a との間での、前記命令部T1a と、前記開始
アドレスT1c と、前記データ数T1d とが順次伝送さ
れる様子が示されている。又、この図8においては、続
いて前記補助記憶装置10a からデータ部T2a が伝送
される様子が示されている。
【0066】以上説明したような補助記憶装置10a に
おいて、本発明の第1実施例では、前記開始アドレスT
1c のデータを、前記命令部T1a のデータに通常対応
するデータとは異なっているデータ、即ち、下記の通り
前述の図5のエリアBに対応するデータとすることによ
り、拡張機能コマンドとしている。
【0067】(1)ドアロックコマンド (前記ドアロック装置16a を作動させるコマンド) :命令部T1a :READ命令 開始アドレスT1c :8001h データ数T1d :0h データ部T1e :なし
【0068】(2)記憶媒体イジェクトコマンド (前記記憶媒体イジェクト装置16b を作動させるコマ
ンド): 命令部T1a :READ命令 開始アドレスT1c :8002h データ数T1d :0h データ部T1e :なし
【0069】以上説明したように、前記第1実施例によ
れば、命令部と命令修飾部とを有する在来のコマンドを
用いながら拡張機能コマンドを定義することができ、接
続するホストシステムのOSの手直し等を低減ないしは
避けることができる。
【0070】図9は、本発明の第2実施例のドアロック
拡張機能コマンドのデータフォーマット図である。
【0071】本発明の第2実施例は、前述の第1実施例
と同様に、在来のコマンドで許されるフォーマットの範
囲で拡張機能コマンドを定義したものである。更に、本
第2実施例では、このような拡張機能コマンドの複数の
組合せにより、実行すべき拡張機能を定義するようにし
ている。
【0072】即ち、この第2実施例では、前記開始アド
レスT1c が“0h ”であり、且つ、前記データ数T1
d が“20h ”以上の値であるコマンドを拡張機能コマ
ンドとしている。又、このような拡張機能コマンドを合
計8個用いることにより、実行すべき拡張機能を表わし
ている。
【0073】又、この図9において、前記図6の前記命
令部T1a が“READ”であり、前記開始アドレスT
1c が“START(0)”であり、前記データ数T1
b が“BLOCK(x )”(x は、40≦x <50)で
ある電文が、No.1からNo.8まで合計8個並べられて
いる。これら合計8個の電文は、No.1から順番にNo.
8まで順次伝送されるものである。
【0074】No.1及びNo.2の2つの電文は、複数の
拡張機能コマンドの開始を示すものであり、拡張機能コ
マンドの種類に拘らず共通となっている。
【0075】No.3とNo.4の電文は、“BLOCK
(x )”、即ち前記データ数T1d により拡張機能を表
わす拡張機能コマンド1及び拡張機能コマンド2となっ
ている。この図9においては、拡張機能コマンド1の前
記データ数T1d が“41h ”であり、前記拡張機能コ
マンド2が“42h ”となっており、ドアロックの拡張
機能であることを示している。
【0076】続くNo.5及びNo.6の電文は、前記No.
4及びNo.5の電文に対するチェックサム1及びチェッ
クサム2となっている。
【0077】最後となるNo.7及びNo.8の電文は、合
計8個のこれら複数の電文による拡張機能コマンドの終
了を示すエンドマーク1及びエンドマーク2となってい
る。
【0078】なお、図10は、本第2実施例の記憶媒体
イジェクトコマンドのデータフォーマット図である。
【0079】この記憶媒体イジェクトコマンドにおいて
は、No.3及びNo.4の電文が前述の図9のドアロック
機能と異なっており、前記データ数T1d が、それぞれ
“BLOCK(43)”と、“BLOCK(44)”と
なっている。これにより、記録媒体イジェクトコマンド
であることが示される。
【0080】図11は、前記第2実施例のドアロック拡
張機能コマンドの通信シーケンス図である。
【0081】前記図9を用いて前述したNo.1からNo.
8のドアロック拡張機能コマンドの合計8個の電文が、
この図11のリード命令(1)〜(8)に示されるよう
に順次前記ホストシステム50から前記補助記憶装置1
0a へと伝送される。又、これら合計8個の電文のう
ち、初めの7個に対応して、前記補助記憶装置10a か
ら前記ホストシステム50へとリードデータ(1)〜リ
ードデータ(7)が伝送される。又、前記ホストシステ
ム50から前記補助記憶装置10a への最後のリード命
令(8)が伝送されると、該伝送された合計8個のリー
ド命令(1)〜リード命令(8)の受信により、前記補
助記憶装置10a は拡張機能の実行30を行う。又、該
拡張機能の実行30が完了すると、前記補助記憶装置1
0a は、リードデータ(8)を前記ホストシステム50
へと伝送する。
【0082】以上説明したように、本発明の第2実施例
によれば、在来のコマンドのフォーマットの範囲で拡張
機能コマンドを定義することができ、接続するホストシ
ステムのOSの手直し等を低減ないしは避けることがで
きる。又、この第2実施例では、複数の電文で拡張機能
の種類を表わしているので、定義することができる拡張
機能の種類を増加することができる。
【0083】なお、前記第1実施例は主として前記開始
アドレスT1c により拡張機能の種類を表わしている。
一方、前記第2実施例は、前記データ数T1d により拡
張機能の種類を表わしている。従って、接続するホスト
システムのOSが前記データ数T1d についてより厳密
に定義を必要とする場合には、前記第1実施例を用いる
ことが好ましい。一方、接続するホストシステムのOS
が前記開始アドレスT1c をより厳密に設定するもので
ある場合には、前記第2実施例を用いることが好まし
い。なお、この前記開始アドレスT1c や前記データ数
T1d の設定とは、例えば、UNIXのシステムジェネ
レーション時の補助記憶装置に関する諸設定等である。
【0084】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、接
続するホストシステムのOSの手直し等を低減ないしは
避けながら、在来のコマンドでは定義されていない拡張
機能をも、該コマンドを用いて、前記ホストシステムが
利用可能な補助記憶装置を提供することができるという
優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明の実施例及びこれが接続されるホストシ
ステムを含む全体構成図
【図3】前記ホストシステムの主要部のブロック図
【図4】前記実施例のブロック図
【図5】前記実施例のメモリマップ
【図6】前記実施例と前記ホストシステムとの間で用い
られる電文のデータフォーマット図
【図7】前記実施例の書込アクセス時の通信シーケンス
【図8】前記実施例の読出アクセス時の通信シーケンス
【図9】本発明の第2実施例のドアロック拡張機能コマ
ンドのデータフォーマット図
【図10】前記第2実施例の記憶媒体イジェクトコマン
ドのデータフォーマット図
【図11】前記第2実施例のドアロック拡張機能コマン
ドの通信シーケンス図
【符号の説明】
10、10a …補助記憶装置、 10b …画像スキャナ、 10c …レーザビームプリンタ、 10d …画像処理装置、 12、12a …インタフェイス手段、 14、14a …コマンド認識手段、 16…コマンド実行手段、 16a …ドアロック装置、 16b …記憶媒体イジェクト装置、 18…記憶媒体、 30…拡張機能の実行、 50…ホストシステム(ワークステーション)、 52…アプリケーションプログラム、 54…オペレーティングシステム、 54a …管理プログラム、 54b …管理情報、 54c …ドライバプログラム、 56…インタフェイスハードウェア、 T1…ホストシステムからの電文、 T2…ホストシステムへの電文、 T1a 、T2a …命令部、 T1b 、T2b …命令修飾部、 T1c 、T2c …開始アドレス、 T1d 、T2d …データ数、 T1e 、T2e …データ部。
フロントページの続き (72)発明者 吉澤 功 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 沢田 要 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社東京本社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストシステムにオンラインで接続し、命
    令部と命令修飾部とを有する定められたフォーマットの
    コマンドで、該ホストシステムからアクセスされる補助
    記憶装置において、 前記命令部のデータに通常対応するデータとは異なって
    いる、受信した前記コマンドの前記命令修飾部のデータ
    により、受信した該コマンドが拡張機能コマンドである
    ことを認識するコマンド認識手段を備えていることを特
    徴とする補助記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記コマンド認識手段
    が、 受信された複数の前記拡張機能コマンドの組み合わせか
    ら、実行すべき拡張機能を判定する手段であることを特
    徴とする補助記憶装置。
JP7860792A 1992-02-28 1992-02-28 補助記憶装置 Pending JPH05242002A (ja)

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