JPH0524027A - コンクリート板の成型装置 - Google Patents

コンクリート板の成型装置

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JPH0524027A
JPH0524027A JP17853191A JP17853191A JPH0524027A JP H0524027 A JPH0524027 A JP H0524027A JP 17853191 A JP17853191 A JP 17853191A JP 17853191 A JP17853191 A JP 17853191A JP H0524027 A JPH0524027 A JP H0524027A
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concrete
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MARUESU TEKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に型組し、脱型させることができるよう
にするとともに、表面のデザインの異なるコンクリート
板の成型にも、コストが高くなることなく効率良く対応
できるようにする。 【構成】 支持台20と、コンクリート板の表面を成型
し支持台20に対して着脱可能に支持される表面型体3
0と、コンクリート板の側面を成型し該側面の成型位置
及び該成型位置から離間した離型位置の2位置に移動可
能に支持台20に設けられる側面型体40とを備え、側
面型体40を、本体型体50と該本体型体50にその離
型位置への移動方向とは異なる方向へ移動可能に連結さ
れる部分型体51とで構成し、側面型体40を移動させ
ることにより、型組,脱型を行なう。また、表面のデザ
インの異なるコンクリート板を成型するときは、型面の
異なる別の表面型体30を新たに支持台20に取付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、法面等に敷設される土
木用のコンクリート板を成型するコンクリート板の成型
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート板としては、例えば、図1
5に示すようなものが知られている。このコンクリート
板1は、矩形状板の左右側部中央に突条部2を一体形成
し、各コーナに凹所3を形成するとともに、一方の突条
部2に凹所3がわに突設するシャフト4を埋設し、他方
の突条部2にパイプを埋設して上記シャフト4が挿通さ
れる挿通孔5を形成してある。また、図15に示すコン
クリート板1の表面6は、平滑面で無模様になっている
が、図16に示すように、表面6に、例えば石垣等の化
粧模様を付したもの等、表面6の種々の模様を付したも
のがある。
【0003】このコンクリート板1を使用するときは、
例えば、図17に示すように、多数のコンクリート板1
を用意し、これらの上下の平側面7同士を上下に接合さ
せて連続させるとともに、突条部2のある異形側面8同
士を、シャフト4を挿通孔5に挿通させて左右に互い違
いに噛合させ、多数のコンクリート板1を法面に積み重
ねて構築していく。
【0004】従来、このコンクリート板1を成型するコ
ンクリート板の成型装置としては、例えば、図18に示
すように、コンクリート板1の表面6を成型する表面型
面部11を一体に有した下型12と、コンクリート板1
の側面を成型する側型13とを備え、この側型13はい
くつかに分割されて、夫々ボルト等の取付金具によって
表面型面部11周囲の下型12に固定されるようになっ
ている。側型13が分割されている理由は、脱型を容易
にするためであり、特に、突条部2を成型する部分は脱
型時に突条部2から抜けにくくなるので、突条部2の外
側面を成型する型14と凹所3の側面とを成型する型1
5に夫々分割されている。
【0005】そして、コンクリート板1を成型するとき
は、分割された側型13をボルト等の取付金具で下型1
2に取付け、この状態で、コンクリート板1に埋設され
る鉄筋(図示せず)を型内に入れ、側型13間に掛渡さ
れる架設部材16にコンクリート板1の後面から突出す
る突出材(図示せず)をボルト・ナットで止めて保持す
る。その後、型内にコンクリートを流し込み、所要時間
養生させる。また、脱型するときは、ボルト・ナットを
外し、突出材を架設部材16から分離し、架設部材16
を側型13から外すとともに、ボルト等の取付金具を取
って側型13を下型12から外し、製品を取出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のコンクリート板の成型装置10にあっては、型組時
に、分割された側型13を下型に持ちきたしボルト等の
取付金具を用いて逐一取り付け、しかも、製品の脱型時
にも、同様に取り外しを行なわなければならないので、
作業が煩雑になっており、作業効率が悪いという問題が
あった。また、側型13が分割されて分離しており、固
定するボルト等の取付金具も多数必要になるので、それ
だけ部品管理も煩雑になっているという問題があった。
【0007】また、上述したようにコンクリート板1
は、表面6に種々のデザインのものがあり、そのため、
異なったデザインのコンクリート板1を成型するとき
は、別異に製造した下型12に交換するが、下型12
は、側型13を固定するための機構を備えているので、
大型で複雑になっており、別異の下型12を用意するこ
とは製造上効率が悪く、また、コストも高くなるという
問題があった。
【0008】本発明は上記の問題点にかんがみてなされ
たもので、その課題は、容易に型組し、脱型させること
ができるようにするとともに、表面のデザインの異なる
コンクリート板の成型にも、コストが高くなることなく
効率良く対応できるようにする点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、コンクリート板の表面
及び側面を成型するコンクリート板の成型装置におい
て、支持台と、コンクリート板の表面を成型し支持台に
対して着脱可能に支持される表面型体と、コンクリート
板の側面を成型し該側面の成型位置及び該成型位置から
離間した離型位置の2位置に移動可能に支持台に設けら
れる側面型体とを備えたものである。
【0010】そして、上記表面型体の後部及び支持台の
いずれか一方に表面型体の型面方向に解放した凹部を有
した係合部を複数設け、上記表面型体の後部及び支持台
のいずれか他方に上記表面型体の型面方向の移動により
上記係合部の凹部が係合する被係合部を設け、この係合
部と被係合部との係合により表面型体を支持台に位置決
めすることが有効である。
【0011】また、上記側面型体は、本体型体と部分型
体とから構成され、部分型体は、本体型体の離型位置へ
の移動方向とは異なる方向へ該本体型体に移動可能に連
結されていることが有効である。
【0012】更に、上記側面型体は、コンクリート板の
側面から突出する突出部を包持する包持部を備え、該側
面型体の一部は分離されて上記突出部が上記包持部から
脱出できるよう該包持部を開放する分型として構成され
ていることが有効である。
【0013】更にまた、コンクリート板の後面から突出
する突出材を懸吊する懸吊機構を備え、該懸吊機構は、
上記支持台もしくは側面型体に固定される支持部材と、
突出材を支持部材に固定する固定金具とを備え、固定金
具は、支持部材及び突出材に貫通されその先端が折り曲
げられて突出材を支持部材に保持するピンと、突出材に
吸着するマグネットとを備えて形成されていることが有
効である。
【0014】
【作用】この手段によれば、型組時には、予め支持台に
表面型体を支持しておき、側面型体を離型位置から成型
位置ヘ移動させる。この状態で、コンクリートを流し込
んでコンクリート板を成型する。また、製品を取出す脱
型時には、側面型体を成型位置から離型位置に移動さ
せ、製品を取出す。このように、側面型体を支持台にお
いて移動させれば良いので、側面型体が複数あっても容
易に型組,脱型が行なわれる。
【0015】また、表面のデザインの異なるコンクリー
ト板を成型するときは、支持されている表面型体を支持
台から取り外し、型面の異なる別の表面型体を新たに支
持台に取付ける。この場合、表面型体は、側面型体が設
けられた支持台とは別体なので、それだけ構造を簡単に
でき、そのため、製造が容易に行なわれる。また、構造
を簡単にできることから、着脱作業も容易に行なわれ
る。
【0016】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に
係るコンクリート板の成型装置を説明する。
【0017】この成型装置は、上述したと同様に、図1
5や図16に示す形状のコンクリート板1を成型するも
のである。このコンクリート板1は、図2にも示すよう
に、矩形状板の左右側部中央に突条部2を一体形成し、
各コーナに凹所3を形成するとともに、一方の突条部2
に凹所3がわに突設するシャフト4を埋設し、他方の突
条部2に該シャフト4が挿通される挿通孔5を有したパ
イプ(図示せず)を埋設してある。
【0018】実施例に係るコンクリート板の成型装置
は、図1乃至図5に示すように、支持台20と、コンク
リート板1の表面を成型する表面型体30と、コンクリ
ート板1の側面を成型する側面型体40とを備えてい
る。
【0019】表面型体30は、図5乃至図7に示すよう
に、コンクリート板1に対応した外形を有し板体状に形
成されており、前面にコンクリート板1の表面6を成型
する型面31が設けられる。図5乃至図7は、コンクリ
ート板1の表面6を図15のように平滑面に成型するも
のを示しており、型面31は金属板で形成されている。
また、図16のように、化粧模様を成型する場合は、前
面に、模様を成型するゴム型(図示せず)を付設したも
のが用いられる。
【0020】また、表面型体30の後部には格子状のリ
ブ32が設けられている。更に、この表面型体30の後
部には、表面型体30の型面方向に解放した凹部33を
有した係合部34が設けられている。図8及び図9に示
すように、この係合部34は、リブ32に突設したL字
状の突起35とリブ32の端縁32aとで凹部33を形
成してある。この係合部34は、図5に示すように、表
面型体30の中心点30aに突設した軸36を中心とし
た円周上に複数設けられている。一方、図4に示すよう
に、支持台20の上部は面一な格子状の梁21で構成さ
れており、図8及び図9に示すように、上記係合部34
に対応する梁21の一部は、支持台20の上部と表面型
体30の後部とが接合された状態で該表面型体30の型
面方向の回転移動により上記係合部34の凹部33が係
合する被係合部22として構成されている。そして、こ
の係合部34と被係合部22との係合により表面型体3
0は、支持台20に位置決め装着され、係合解除によ
り、離脱させられる。図4中、符号23は、表面型体3
0の中心点30aに突設した軸36が回転可能に嵌合す
る支持台20中央部の受部である。
【0021】側面型体40は、図1,図2,図3,図1
0及び図14に示すように、コンクリート板1の突条部
2のある異形側面8を成型する一対の異形側面型41
と、突条部2のない平面状の側面7を成型する一対の平
面側面型42とを備えている。異形側面型41及び平面
側面型42は、夫々、各側面7,8の成型位置A(図1
4(a))及び該成型位置Aから離間した離型位置B
(図14(c))の2位置に移動可能に支持台20に設
けらている。即ち、異形側面型41及び平面側面型42
の下部には夫々支持台20の内部に延びる脚部43が設
けられており、この脚部43には支持台20の内部に設
けたレール44を転動するローラ45が設けられてい
る。そして、このローラ45をレール44に転動させる
ことにより、上記の移動を可能にしている。符号46
は、異形側面型41の脚部43を支持する支持台20側
の支持ローラである。なお、異形側面型41及び平面側
面型42の成型位置Aにおいて該異形側面型41及び平
面側面型42を互いにロッドで連結してロックするロッ
ク装置(図示せず)が設けられている。
【0022】上記異形側面型41は、脚部43を備えた
本体型体50と部分型体51とから構成されている。本
体型体50は、図10に示すように、突条部2の最外側
面2a(図2)を成型する平面状の成型面50aを有し
ている。部分型体51は、ブロック状に形成され、凹所
3の面3a,3bを成型する互いに直交する2成型面5
1a,51bを有している。この部分型体51は、本体
型体50の成型面50aの両側面部に、本体型体50の
離型位置Bへの移動方向とは異なる外方向へ移動可能に
なるようにリンク機構52を介して連結されている。
【0023】また、上記一対の異形側面型41の一方に
おいて、その部分型体51は、図10に示すように、コ
ンクリート板1の突条部2から突出する突出部としての
シャフト4を包持する包持部53を備え、該部分型体5
1の一部は該部分型体51の離型位置Bへの移動時に分
離されて上記シャフト4が上記包持部53から脱出でき
るように該包持部53を開放する分型54として構成さ
れている。この分型54は、ボルト55によって部分型
体51の一般部に取付け可能になっている。
【0024】上記コンクリート板1は、図13に示す
ように、内部に埋設される鉄筋60を有している。ま
た、図2に示すように、コンクリート板1の後面から
は、内部に埋設される埋設板62を有した板状の突出材
61が突出している。この突出材61は、コンクリート
板1の施工時に他の補強部材とボルト接合するためのも
のである。本実施例に係る成型装置は、この埋設板62
の突出材61を懸吊する懸吊機構70を備えいる。この
懸吊機構70は、図11及び図12に示すように、上記
側面型体40の異形側面型41間に掛け渡されて固定さ
れる支持部材71と、突出材61を支持部材71に固定
する固定金具72とを備えている。固定金具72は、固
定板73に設けられ、支持部材71及び突出材61に形
成した通孔74,63に貫通されその先端部75aが軸
支され折り曲げられて突出材61を支持部材71に保持
するピン75と、固定板73に設けられ、支持部材71
の貫通孔76に貫通されて突出材61に吸着するマグネ
ット77とを備えて形成されている。符号78は、支持
部材71に設けられ、突出材61の回り止めを行なうガ
イド部材である。
【0025】従って、このコンクリート成型装置によっ
てコンクリート板1を成型するときは、以下のようにな
る。以下図13の工程図に従って説明する。
【0026】先ず、図13に示すように、成型に先立
って、予め支持台20に表面型体30を支持しておく。
例えば、図15に示すような平滑面のコンクリート板1
の場合には、型面31が平面状の表面型体30を用い
る。この場合、表面型体30をクレーン等で搬送し、支
持台20の受部23に軸36を嵌合させて、支持台20
上部と表面型体30の後部とを接合させ、この状態で表
面型体30を型面方向に回転移動させる。これにより、
表面型体30の係合部34の凹部33が支持台20の被
係合部22に係合し、表面型体30は、支持台20に装
着される。この装着にあっては、係合部34を被係合部
22に係合させるので、ガタつくことがなく表面型体3
0の位置決めが正確になる。
【0027】次に、図13に示すように、側面型体
40を離型位置Bから成型位置Aヘ移動させ、ロック機
構によりロックする。この場合、側面型体40の異形側
面型41及び平面側面型42は、脚部43のローラ45
をレール44に転動させるだけで移動できるので、容易
に型組ができる。また、図10に示すように、上記一方
の異形側面型41の部分型体51においては、分型54
を外して、包持部53にシャフト4を包持させ、その
後、分型54を部分型体51の一般部に取付け、ボルト
55で固定する。また、他方の異形側面型41の部分型
体51間には、シャフト4挿通用のパイプを掛け渡して
おく。
【0028】この状態で、図13に示すように、鉄筋
60を埋設板62とともに型内に入れる。次に、図13
に示すように、異形側面型41間に支持部材71を掛
け渡して固定し、埋設板62の突出材61を固定金具7
2で支持部材71に固定する。この場合、図12に示す
ように、固定金具72のピン75を通孔74,63に挿
通してピン75の先端部75aを倒すだけで、マグネッ
ト77の吸着とピン75先端部75aの押えにより埋設
板62の突出材61を保持できるので、従来のように逐
一ボルト・ナットで固定していたのに比較して、取付け
作業が大幅に簡単になり作業効率が向上する。
【0029】そして、図13に示すように、この状態
でコンクリートを流し込み、所要時間養生させる。所要
時間が過ぎたならば、製品を取出す脱型作業を行なう。
先ず、図13に示すように、固定金具72のピン75
を真直にして通孔74,63から抜き取り、該固定金具
72を外す。この場合、ワンタッチで固定金具72を外
すことができるので、従来のように逐一ボルト・ナット
を取り外す場合に比較して、作業が大幅に簡単になり作
業効率が向上する。その後、異形側面型41間に掛け渡
した支持部材71を外す。
【0030】次に、図13に示すように、側面型体4
0を成型位置Aから離型位置Bに移動させる。この場
合、図10に示すように、分型54のボルトを外し、側
面型体40の異形側面型41及び平面側面型42を、夫
々、離型位置Bに移動させる。このとき、図10及び図
14(a)(b)に示すように、異形側面型41におい
て、部分型体51の分型54はシャフト4に止められて
部分型体51の一般部から分離されていくと同時に、こ
れにより包持部53が開放していき、シャフト4は、包
持部53から脱出する。
【0031】また、図10及び図14(b)に示すよう
に、側面型体40の異形側面型41において、部分型体
51は、離型方向に沿う凹所3の一面3a(突条部2の
側面)と相対的に擦れ合うことになり、そのため、摩擦
抵抗が生じるが、部分型体51は、離型方向に直交する
分力によって、あるいは、強制的に、本体型体50の離
型位置Bへの移動方向とは異なる外方向へリンク機構5
2を介して移動され、そのため、摩擦抵抗によって、脱
型ができなかったり、製品に損傷を与えてしまう事態が
防止される。特に、上記突条部2の側面3aに内向きの
傾斜あるいは段差がある場合には、確実に型と製品との
干渉を防止でき、極めて有効である。更に、リンク機構
52を介して本体型体50に支持させたまま動かされる
ので、所定範囲内での脱型空間の確保が任意にでき、従
来のように逐一ボルトを外して型を取り外す場合に比較
して、作業が大幅に簡単になり作業効率が向上する。
【0032】そして、図13に示すように、側面型体
40の離型位置Bにおいて、クレーン等により、製品を
取出す。このように、側面型体40の移動により、同じ
製品を繰り返し成型することができる。
【0033】また、表面のデザインの異なるコンクリー
ト板1を成型するとき、例えば、図15に示す平滑面タ
イプのものから図16に示す化粧模様タイプのものを成
型するとき等は、装着されている表面型体30を支持台
20から取り外し、型面31の異なる別の表面型体30
を新たに支持台20に取付ける。この場合、表面型体3
0を回転させて係合部34と被係合部22の係脱を行な
う簡単な構造であり、それだけ、着脱作業が容易に行な
われる。しかも、表面型体30は、側面型体40が設け
られた支持台20とは別体であって、コンクリート板1
に対応した外形を有した板体状なので、比較的小型であ
り、そのため、搬送が容易になることから、この点で
も、着脱作業が容易に行なわれる。このため、作業時間
も少なくてすむことから、多種類のコンクリート板1を
製造する際の製造効率が大幅に向上する。また、表面型
体30は、比較的小型で構造が簡単なので、製造が容易
に行なわれ、この点でも、効率が良い。
【0034】更に、表面型体30の装着にあっては、例
えば、ボルト等で固定する場合には、ボルト穴のガタに
より取付位置が製造ロット毎に異なるが、これに比較し
て、本実施例では、係合部34を被係合部22に係合さ
せるので、ガタつきがなく、表面型体30の位置決めが
正確になる。そのため、表面型体30を繰返し交換して
も常に表面型体30を正規の位置に位置させることがで
き、製造ロットが異なるコンクリート板1同士を接合さ
せてもその表面の模様ずれなどを防止できる。
【0035】なお、上記実施例において、係合部34を
表面型体30の後部に設け、被係合部22を支持台20
に設けたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、
係合部34を支持台20に設け、被係合部22を表面型
体30に設けても良く、適宜変更して差し支えない。ま
た、懸吊機構70において、支持部材71を側面型体4
0に固定するようにしたが、これに限らず、支持台20
に固定するようにして良い。更に、上記実施例は、突条
部2を有したコンクリート板1の成型用のものである
が、本発明はこれに限らず、種々の形状のコンクリート
板1に適用できることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ート板の成型装置によれば、側面型体を支持台において
離型位置と成型位置との間で移動させれば良いので、移
動が容易になり、側面型体が複数あっても容易に型組や
脱型を行なうことができ、作業効率を大幅に向上させる
ことができる。
【0037】また、表面のデザインの異なるコンクリー
ト板を成型するときは、支持されている表面型体を支持
台から取り外し、型面の異なる別の表面型体を新たに支
持台に取付けるが、表面型体は、側面型体が設けられた
支持台とは別体なので、それだけ構造が簡単で小型にで
き、そのため、着脱作業を容易に行なうことができ、作
業効率を大幅に向上させることができる。しかも、表面
型体を構造が簡単で小型にできるので、表面型体の製造
を容易に行なうことができ、多種類の表面型体を容易に
準備できるので、この点でも、効率が良くなる。その結
果、多種類のコンクリート板を製造する際の製造効率を
大幅に向上させることができ、コストの低減も図ること
ができる。
【0038】更に、表面型体と支持台とを係合部と被係
合部とにより着脱させるようにした場合には、表面型体
の位置決めを正確にすることができ、表面型体を繰返し
交換しても常に表面型体を正規の位置に位置させること
ができる。そのため、製造ロットが異なるコンクリート
板同士を接合させてもその表面の模様ずれなどを防止す
ることができる。
【0039】更にまた、上記側面型体を、本体型体と本
体型体の移動方向とは異なる方向へ移動可能な部分型体
とで構成した場合には、部分型体の移動により容易に型
と製品との干渉を防止できる。
【0040】また、側面型体の一部を包持部を開放する
分型として構成した場合には、コンクリート板の突出部
を包持部から脱出させることができ、コンクリート板の
突出部に容易に対応できる。
【0041】更に、コンクリート板に埋設されコンクリ
ート板から突出する突出材を懸吊する懸吊機構の固定金
具を、先端が折り曲げられて突出材を支持部材に保持す
るピンと、突出材に吸着するマグネットとを備えて構成
すれば、突出材の位置決め取り外し作業が大幅に簡単に
なり作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコンクリート板の成型装
置を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係るコンクリート板の成型装
置を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係るコンクリート板の成型装
置を示す平面図である。
【図4】実施例に係るコンクリート板の成型装置の支持
台を示す平面図である。
【図5】実施例に係るコンクリート板の成型装置の表面
型体を示す背面図である。
【図6】実施例に係るコンクリート板の成型装置の表面
型体を示す図5中X視側面図である。
【図7】実施例に係るコンクリート板の成型装置の表面
型体を示す図5中Y視側面図である。
【図8】実施例に係るコンクリート板の成型装置の支持
台及び表面型体の要部斜視図である。
【図9】実施例に係るコンクリート板の成型装置の支持
台及び表面型体の要部断面図である。
【図10】実施例に係るコンクリート板の成型装置の側
面型体を示す要部斜視図である。
【図11】実施例に係るコンクリート板の成型装置の懸
吊機構を示す要部分解斜視図である。
【図12】実施例に係るコンクリート板の成型装置の懸
吊機構を示す断面図である。
【図13】実施例に係るコンクリート板の成型装置の作
用を示す工程図である。
【図14】実施例に係るコンクリート板の成型装置の離
型時の作用を示す図である。
【図15】実施例に係る成型装置が成型するコンクリー
ト板の一例を示す斜視図である。
【図16】実施例に係る成型装置が成型するコンクリー
ト板の他の例を示す斜視図である。
【図17】実施例に係る成型装置が成型するコンクリー
ト板の構築例を示す図である。
【図18】従来のコンクリート板の成型装置の一例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 コンクリート板 2 突出部 3 凹部 4 シャフト 20 支持台 22 被係合部 30 表面型体 34 係合部 A 成型位置 B 離型位置 40 側面型体 41 異形側面型 42 平面側面型 50 本体型体 51 部分型体 52 リンク機構 53 包持部 54 分型 70 懸吊機構 71 支持部材 72 固定金具 75 ピン 77 マグネット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート板の表面及び側面を成型す
    るコンクリート板の成型装置において、支持台と、コン
    クリート板の表面を成型し支持台に対して着脱可能に支
    持される表面型体と、コンクリート板の側面を成型し該
    側面の成型位置及び該成型位置から離間した離型位置の
    2位置に移動可能に支持台に設けられる側面型体とを備
    えたことを特徴とするコンクリート板の成型装置。
  2. 【請求項2】 上記表面型体の後部及び支持台のいずれ
    か一方に表面型体の型面方向に解放した凹部を有した係
    合部を複数設け、上記表面型体の後部及び支持台のいず
    れか他方に上記表面型体の型面方向の移動により上記係
    合部の凹部が係合する被係合部を設け、この係合部と被
    係合部との係合により表面型体を支持台に位置決めする
    ことを特徴とする請求項1記載のコンクリート板の成型
    装置。
  3. 【請求項3】 上記側面型体は、本体型体と部分型体と
    から構成され、部分型体は、本体型体の離型位置への移
    動方向とは異なる方向へ移動可能に該本体型体に連結さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載のコン
    クリート板の成型装置。
  4. 【請求項4】 上記側面型体は、コンクリート板の側面
    から突出する突出部を包持する包持部を備え、該側面型
    体の一部は分離されて上記突出部が上記包持部から脱出
    できるよう該包持部を開放する分型として構成されてい
    ることを特徴とする請求項1,2または3記載のコンク
    リート板の成型装置。
  5. 【請求項5】コンクリート板の後面から突出する突出材
    を懸吊する懸吊機構を備え、該懸吊機構は、上記支持台
    もしくは側面型体に固定される支持部材と、突出材を支
    持部材に固定する固定金具とを備え、固定金具は、支持
    部材及び突出材に貫通されその先端が折り曲げられて突
    出材を支持部材に保持するピンと、突出材に吸着するマ
    グネットとを備えて形成されていることを特徴とする請
    求項1,2,3または4記載のコンクリート板の成型装
    置。
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