JPH052388B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH052388B2
JPH052388B2 JP17859285A JP17859285A JPH052388B2 JP H052388 B2 JPH052388 B2 JP H052388B2 JP 17859285 A JP17859285 A JP 17859285A JP 17859285 A JP17859285 A JP 17859285A JP H052388 B2 JPH052388 B2 JP H052388B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
pair
rows
rollers
shredding
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP17859285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6242752A (ja
Inventor
Shunichi Yokomine
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiko Shokai Co Ltd
Original Assignee
Meiko Shokai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meiko Shokai Co Ltd filed Critical Meiko Shokai Co Ltd
Priority to JP17859285A priority Critical patent/JPS6242752A/ja
Publication of JPS6242752A publication Critical patent/JPS6242752A/ja
Publication of JPH052388B2 publication Critical patent/JPH052388B2/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は文書細断装置に係り、とりわけ騒音軽
減と細断性の向上を図ることのできる文書細断装
置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
文書等を細断する文書細断装置は、一般に、文
書等が投入される投入口を有するケーシングと、
ケーシング内に配設され、一対の細断用カツター
を互いに摺接するように対向配置してなる2つの
カツター列とを具備するものであり、この2つの
カツター列の間に投入口から投入された文書等を
侵入させ、文書等の細断作業を行うようになつて
いる。
このような文書細断作業においては文書等の細
断中、投入口を通じてカツター列からの細断音が
ケーシング外へ伝播され、一般に文書細断装置の
設置されている事務所内に耳障りな騒音を発生さ
せることが多い。
また、投入される文書等の紙質、積層枚数、積
層状態等によつては、細断用カツターへの文書等
の喰い付きにバラツキが生じ、文書等にシワが寄
り、一層騒音を高くするとともに、細断負荷を大
きくし細断性を悪化させることがある。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点を考慮してなされたもの
であり、細断中の騒音を軽減し、細断性を向上さ
せることができる文書細断装置を提供することを
目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は文書等が投入される投入口を有するケ
ーシングと、前記ケーシング内に配設され、一対
の細断用カツターを互いに摺接するように対向配
置してなる2つのカツター列と、前記投入口と2
つのカツター列との間に前記2つのカツター列と
平行に、互いに接近して回転可能に配設された一
対のローラと、前記一対のローラを回転させるた
めの回転駆動機構と、前記一対のローラの回転方
向を切換える回転方向切換機構とからなり、前記
一対のローラは、前記2つのカツター列が正回転
する場合には、その周速が前記2つのカツター列
の周速よりも遅く正回転させ、前記2つのカツタ
ー列が逆回転する場合には、の周速を前記2つの
カツター列の周速よりも速く逆回転されることを
特徴とする文書細断装置である。
本発明によれば、細断中において、一対のロー
ラが互いに接近して配設されているため、2つの
カツター列から発生する細断音の伝播をしや断
し、文書細断装置の騒音を軽減することができ
る。また2つのカツター列が正回転する(細断運
転する)場合には、一対のローラの周速が2つの
カツター列の周速より遅いため、一対のローラと
2つのカツター列との間にある文書等にテンシヨ
ンを与え、文書等のシワ寄りを防止し、騒音の発
生の軽減化、細断性の向上を図ることができる。
一方、2つのカツター列が逆回転する(吐き出し
運転する)場合には、一対のローラの周速が2つ
のカツター列の周速より速いため、2つのカツタ
ー列と一対のローラとの間に文書等の滞留を生ず
ることなく迅速に吐き出し動作を行うことができ
る。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
第1図乃至第4図は本発明による文書細断装置
の一実施例を示す図である。図において符号11
は、文書細断装置のケーシングであり、このケー
シング11の上端面には文書等が投入される投入
口13が開口されている。投入口13の下方位置
のケーシング11内には、一対の細断用カツター
15a,15bを互いに摺接するように対向配置
してなる2つのカツター列15が配設されてい
る。この2つのカツター列15と投入口13との
間には、一対のローラ16a,16bが、2つの
カツター列と平行に、互いに接近して回転可能に
配設されている。ケーシング11内にはカツター
列15を回転駆動する歯車減速機付モータ17が
設けられ、さらに細断屑が落下収納される屑箱1
9がカツター列15の下方に設置されている。
第3図は一対のローラ16a,16bを回転さ
せる回転駆動機構、および一対のローラの回転方
向を切換え回転方向切換機構の一例を示す部分側
面図であり、第4図は第3図−線矢視図であ
る。
第3図および第4図において、符号21は2つ
のカツター列のうちの1つのカツター列、例えば
カツター列15aの回転軸25に対し嵌着され、
カツター列15aと略同一周長を有するカツター
ギアである。また、カツター列15aの回転軸2
5には、略二等辺三角形の形状をしたアーム22
が、その頂部を回転軸25に対し遊嵌させて、回
転軸25を中心に揺動可能に取り付けられてい
る。また、このアーム22の他の両端部には、カ
ツターギア21と常時噛み合う正転用アイドラギ
ア23aおよび逆転用アイドラギア23bが、回
転可能に取り付けられている。一対のローラ16
a,16bのうちの1つのローラ、例えばローラ
16aの回転軸には正転用駆動ギア24aおよび
逆転用駆動ギア24b、軸方向に間隔をおいて嵌
着されている。正転用駆動ギヤ24aは、ローラ
16aよりも大きな周長を有し、正転用アイドラ
ギア23aと噛み合い可能な位置に配設されてい
る。また逆転用駆動ギア24aはローラ16aよ
りも小さな周長を有し、逆転用アイドラギア23
bと噛み合い可能な位置に配設されている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用に
ついて説明する。
文書細断装置は、カツター列15a,15bが
歯車減速機付モータ17により正回転方向(第3
図矢印L1方向)へ回転駆動されて細断作業を行
う。この場合、カツター列15aの回転軸25に
対して遊嵌されているアーム22は、回転軸25
との間で適当な摩擦力を有するため、カツター列
15aが正回転方向に回転駆動されるのに合わせ
て、正回転方向に振られる。すると、アーム22
の一方の先端部に取り付けられた正転用アイドラ
ギア23aが、正転用駆動ギア24aに噛み合わ
される。このためカツター列15aの正回転は、
カツターギア21、正転用アイドラギア23a,
正転用駆動ギア24aを介してローラ16aに伝
えられ、このローラ16aは正回転方向へ回転す
る。投入口13から投入された文書等は、互いに
接近した一対のローラ16a,16bの間に挟持
され、ローラ16aが回転することによつてロー
ラ16bを回転させつつ、カツター列15方向へ
移動する。その後、投入された文書等は回転駆動
されているカツター列15の間に喰い込み進入
し、一対のカツター15a,15bにより連続的
に細断され屑箱19に落下する。
この場合、カツターギア21はカツター列15
aと略同一周長を有しており、正転用駆動ギア2
4aはローラ16aよりも大きな周長を有してい
るので、ローラ16aの周速はカツター列15a
の周速より遅くなる。このため投入された文書等
は一対のローラ16a,16bと2つのカツター
列15との間で引張られた状態となり、文書等に
テンシヨンがかかる。これにより文書等のシワ寄
りが防止され、文書等のカツター列15への喰い
込みが良好に行なわれる。
また、一対のローラ16a,16bが互いに接
近した位置にあるので、投入口13が一対のロー
ラ16a,16bによりしや断された状態とな
り、カツター列15から発生する騒音が投入口1
3を通じてケーシング外へ伝播するのを減少さ
せ、細断中に発生する粉塵が投入口13およびそ
の周辺へ飛びちることを防止することができる。
一方、紙詰り等により投入された文書等を吐き
出させる場合は、カツター列15a,15bが細
断中とは逆に歯車減速機付モータ17により逆回
転方向(第3図矢印L2方向)へ回転駆動され
る。するとカツター列15aの回転軸25に対し
て遊嵌されているアーム22は、回転軸25との
間で適当な摩擦力を有するため、カツター列15
aが逆回転方向に回転駆動されるのに合わせて、
逆回転方向に振られ、アーム222の他方の先端
部に取り付けられた逆転用アイドラギア23b
が、逆転用駆動ギア24bに噛み合わされる。こ
のため、カツター列15aの逆回転は、カツター
ギア21、逆転用アイドラギア23b、逆転用駆
動ギア24b、を介してローラ16aに伝えら
れ、このローラ16aは逆回転方向へ回転する。
カツター列15から吐き出される文書等は、カツ
ター列15a,15bの逆回転によりローラ16
へ移動する。その後文書等は、一対のローラ16
a,16bの間に挟持され、ローラ16aが回転
することによつてローラ16bを回転させつつ、
投入口13の外部へ放出される。
この場合、カツターギア21はカツター列15
と略同一周長を有し、逆転用駆動ギア24bはロ
ーラ16aよりも小さな周長を有するので、ロー
ラ16aの周速はカツターギア15aの周速より
速くなる。このため文書等は、カツター列15か
ら吐き出されるよりも速くローラ16から吐き出
されるので、カツター列15とローラ16との間
の屑停留はなくなる。
なお、本実施例においては、一対のローラ16
a,16bを回転させる回転駆動機構および一対
のローラ16a,16bの回転方向を切換える回
転方向切換機構として、カツターギア21、アー
ム22、アイドラギア23、駆動ギア24によつ
て構成される例を示した。しかしながら、この回
転駆動機構および回転方向切換機構としては、そ
の他に例えばローラ16aをカツター列15aか
ら独立した動力源によつて回転させ、ローラ16
aの回転方向をクラツチ操作をして切換える構成
を取ることができる。また、本実施例ではカツタ
ー列15aの回転をローラ16aのみに回転伝達
させる例を示したが、ローラ16a、ローラ16
bの両方に回転を伝達させる機構を取ることもで
きる。さらに本実施例では回転伝達手段としてギ
ア伝達による例を示したが、例えばベルト伝達に
よるものを用いても良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、投入口
を一対のローラを用いてしや断することにより、
細断中カツター列から発生する細断音の伝播を防
止し、文書細断装置騒音を軽減することができ
る。またこの一対のローラのしや断により細断時
に発生する粉塵が投入口およびその周分に飛び散
らない。
文書等の細断中は文書等にテンシヨンを与える
ことにより、シワ寄りを防止し、細断負荷の増
大、騒音の増加等を防ぎ、細断性を向上させるこ
とができる。また文書等の吐き出し中は、吐き出
される文書等がカツター列よりも速くローラから
吐き出されるのでローラとカツター間の屑停留は
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本実施例による文書細断装
置の一実施例を示す図であり、第1図はその断面
図、第2図は第1図−線断面図、第3図はロ
ーラの回転駆動機構および回転方向切換機構の一
例を示す部分断面図、第4図は第3図−線矢
視図である。 11……ケーシング、13……投入口、15…
…カツター列、16a,16b……ローラ、21
……カツターギア、22……アーム、23a……
正転用アイドラギア、23b……逆転用アイドラ
ギア、24a……正転用駆動ギア、24b……逆
転用駆動ギア、L1……正回転方向を示す線、L
2……逆回転方向を示す線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 文書等が投入される投入口を有するケーシン
    グと; 前記ケーシング内に配設され、一対の細断用カ
    ツターを互いに摺接するように対向配置してなる
    2つのカツター列と; 前記投入口と2つのカツター列との間に前記2
    つのカツター列と平行に、互いに接近して回転可
    能に配設された一対の騒音しや断用ローラと; 前記一対の騒音しや断用ローラを回転させるた
    めの回転駆動機構と; 前記一対の騒音しや断用ローラの回転方向を切
    換える回転方向切換機構と; 前記2つのカツター列が正回転する場合には、
    前記一対の騒音しや断用ローラの周速を前記2つ
    のカツター列の周速よりも遅く正回転させ、前記
    2つのカツター列が逆回転する場合には、前記一
    対の騒音しや断用ローラの周速を前記2つのカツ
    ター列の周速よりも速く逆回転させるよう前記回
    転駆動機構及び前記回転方向切換機構を制御する
    制御機構とを備えてなる文書細断装置。
JP17859285A 1985-08-15 1985-08-15 文書細断装置 Granted JPS6242752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17859285A JPS6242752A (ja) 1985-08-15 1985-08-15 文書細断装置

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JP17859285A JPS6242752A (ja) 1985-08-15 1985-08-15 文書細断装置

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Publication Number Publication Date
JPS6242752A JPS6242752A (ja) 1987-02-24
JPH052388B2 true JPH052388B2 (ja) 1993-01-12

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ID=16051153

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JP17859285A Granted JPS6242752A (ja) 1985-08-15 1985-08-15 文書細断装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08138800A (ja) * 1994-09-16 1996-05-31 Nakamura Denki Seisakusho:Kk コンセント

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63296854A (ja) * 1987-05-28 1988-12-02 芝浦メカトロニクス株式会社 細断機
JP5098001B2 (ja) 2005-07-20 2012-12-12 株式会社シード 古紙処理装置
JP6553945B2 (ja) * 2015-05-22 2019-07-31 ナカバヤシ株式会社 シュレッダー

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JPH08138800A (ja) * 1994-09-16 1996-05-31 Nakamura Denki Seisakusho:Kk コンセント

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JPS6242752A (ja) 1987-02-24

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