JPH05237U - プレス金型の可動式スクラツプシユート - Google Patents

プレス金型の可動式スクラツプシユート

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JPH05237U
JPH05237U JP4400491U JP4400491U JPH05237U JP H05237 U JPH05237 U JP H05237U JP 4400491 U JP4400491 U JP 4400491U JP 4400491 U JP4400491 U JP 4400491U JP H05237 U JPH05237 U JP H05237U
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JP
Japan
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chute
lever
scrap
fixed
press
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Pending
Application number
JP4400491U
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English (en)
Inventor
伸和 駒瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sango Co Ltd
Original Assignee
Sango Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05237U publication Critical patent/JPH05237U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術のように、先端が細く尖った爪が磨
耗して、耐久性が悪くなるのを防止するため、爪の不要
な可動式スクラップシュートを提供する。 【構成】 シュート21は下型3に傾斜して取付けら
れ、スプリング27で右方に付勢されている。L字形の
てこ32は、軸31の周りに摺動可能に下型3に取付け
られ、シュート21に固着された連結棒22を介してシ
ュート21と連結されている。上型4に固着されたプッ
シャー33の下端はてこ32の一辺32cに当接し、上
型4が下降するときにてこ32の一辺32cを押し下
げ、てこ32を時計方向に回動させる。シュート21は
スプリング27に抗して左方に移動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプレス金型に装着する可動式スクラップシュートの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
スクラップを排出するためのスクラップシュートは、型のダイハイトが低いと 、その傾斜が十分にとれず、スクラップが自重で落下するような傾斜角度を確保 できないので、スクラップシュート上に溜ったスクラップを手作業でかき出すこ とが必要になる。
【0003】 図3のように、下型に固定されたシュート1A上のスクラップをノズル2から 噴出する圧縮空気で排出するものでは、スクラップが軽いと飛散するし、重いと 排出できないという欠点がある。3は下型、4は上型である。
【0004】 そこで、図4のように上型の上下動につれてシュートを動かして、シュート上 のスクラップを排出する可動式スクラップシュートが広く用いられている。1は シュートで、傾斜して設けられ、その左端部に設けた長溝1aには固定の案内ピ ン5が嵌合し、右端に固着された係合板6の右端に設けたピン6aが、L字形の 揺動部材7の下端に連結されている。L字形の揺動部材7は下型3に固定された (上面からみてコ字形の)ブラケット8に支承された軸9の周りに揺動可能であ る。
【0005】 上型4の右端には爪保持部材10が固着され、その下端部にはピン11により 爪12が取付けられている。この爪12は上型4の上下動につれて、前記L字形 揺動部材7の短辺である係合部7aに係合して揺動部材7を軸9の周りに揺動さ せる。
【0006】 即ち、上型4が上昇するときは、爪12はピン11の周りを回動することなく 上方に移動し、その途中で揺動部材7を軸9の周りに、反時計方向に回動させる 。上型4が上限位置から下降するときは、爪12の先端(左端)は揺動部材7の 係合部7aに当接摺動して、ピン11の周りに時計方向に回動し逃げる。係合部 7aとの係合が外れると、図示されてないスプリングで反時計方向に回動して図 示の9時の位置を指す姿勢にもどる。
【0007】 L字形の揺動部材7は、このように、上型4の上下動につれて爪12により揺 動される都度矢印A、Bのようにシュート1を動かして、シュート上のスクラッ プを排出する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
図4に示す、上記従来の可動式スクラップシュートは、先端が尖った爪12が 、上型4の上下動につれて、L字形揺動部材7を揺動させる。そして、上型4が 上昇するときには爪12の先端が揺動部材7の係合部7aを引つ掛けて上方に動 かせ、或程度上昇すると、爪12の先端(左端)が係合部7aの先端(右端)と 相対的に摺動してピン11の周りに時計方向に回動して逃げ、係合部7aから爪 12の先端が離れると前記図示されてないスプリングで、反時計方向に回動して 9時の位置に戻る。
【0009】 このように爪12の細く尖った先端は、揺動部材7の係合部7aと係合して摺 動し、回動を繰り返す。逆に、爪12は回動するために形状的な制約があり、そ の先端が細く尖ることになる。
【0010】 そのため、爪12の先端が摩耗し易く、耐久性が劣るという問題点があった。 そこで、本考案はこのような問題点のないプレス型の可動式スクラップシュー トを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案におけるプレス型の可動式スクラップシュ ートは、傾斜して設けたシュート(21)を上型(4)の上下動に応じて動かせ てシュート上のスクラップを排出する可動式スクラップシュートにおいて、下型 (3)に揺動可能に装着したL字形のてこ(32)の一端(32a)を連結棒( 22)を介してシュート(21)と連結し、上型(4)に固着したプッシャー( 33)の下端をてこ(32)の他端部であるL字形の一辺(32c)に当接させ たことを特徴とする。
【0012】
【作用】
上型が上下動する都度、その下降時にプッシャー(33)がてこ(32)の一 辺(32c)を押し下げて、てこを揺動させる。従って連結棒(22)を介して シュート(21)が動かされる。
【0013】
【実施例】
図1と図2において、3は下型、4は上型、21は傾斜して配設されたシュー トで全体が桶状の形をしている。21aはシュート21に設けた長溝、22はそ の下端をシュート21に溶接した連結棒、23は下型3の下に固定された鉄板、 24は鉄板23の上面に立てたL字形の支えで、シュート21の底面が支え24 の上端に摺動可能に載置されている。
【0014】 25は下型3に固定されたコ字形のブラケットで、図1で紙面に直角な方向に 延びる棒26の両端がこのブラケット25に溶接固定されていて、この棒26は シュート21の前記長溝21を貫通しており、シュート21がその長手方向(傾 斜方向)に移動できるように案内する。
【0015】 3aと3bは下型3に設けた肉抜きの穴で、一方の穴3aを貫通してシュート 21が配設されている。27はシュート21を常時右方へ付勢するシュートリタ ーンスプリングで、その一端はシュート21の底面に固着したピン28に、他端 は鉄板23に固定したピン29に引っ掛けられている。
【0016】 30は下型3に固定された(上方からみて)コ字形のブラケット、31はブラ ケット30にその両端を固定した軸で、この軸31に、L字形のてこ32の基部 が回動可能に嵌合している。32bはてこ32の一端(32a)に設けた溝で、 この溝32aに前記連結棒22が嵌合連結している。
【0017】 33は上型4に固着したプッシャーで、その下端はてこ32の他端部であるL 字形の一辺32cに当接している。 34はてこリターンピンで、常時てこリターンスプリング35で右方に付勢さ れ、てこ32を反時計方向に付勢している。
【0018】 上型4が図1で2点鎖線で示す符号4′の位置にあるときは、てこ32は符号 32′で示すように反時計方向に揺動し、一辺32cは符号32c′の位置にあ る。又、シュート21はシュートリターンスプリング27の力で符号21′の位 置に移動している。
【0019】 この状態から、上型4が下降すると、プッシャー33の下端がてこ32の一辺 32cを、符号32c′で示す位置から押し下げるため、てこ32が軸31の周 りに時計方向に揺動し、連結棒22を介してシュート21を符号21′で示す位 置から左方実線の位置まで移動させる。
【0020】 このように、上型4の上下動に応じてシュート21が左右動を繰返して、シュ ート上のスクラップを右方へ排出する。 なお、図示の実施例では、傾斜して設けたシュート21の下端(右端)側に連 結棒22や、てこ32、プッシャー33等をまとめて配置したので、シュート2 1は下型3の肉抜き穴3aだけを貫通して配設され、他方の穴3bは、シュート 21の配設のためには必ずしも必要ではない。そのため、穴3aを無くして、そ れだけ下型3の強度向上を図ることができる。
【0021】
【考案の効果】 本考案におけるプレス型の可動式スクラップシュートは上述のように構成され ているので、プッシャー(33)の下端は、てこ32の一辺(32c)を押し下 げるだけであり、しかもその先端形状が細く尖ることはない。従って従来技術の 爪12のように細く尖った先端が摺動摩耗して、作動不良になることを避けられ 、耐久性の良い可動式シュートが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の縦断正面図。
【図2】図1の実施例の要部を示す斜視図。
【図3】従来技術の一例を示す縦断正面図。
【図4】従来技術の他の例を示す縦断正面図。
【符号の説明】
3 下型 4 上型 21 シュート 22 連結棒 32 てこ 32a 一端 32c 一辺 33 プッシャー

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 傾斜して設けたシュート(21)を上型
    (4)の上下動に応動させてシュート上のスクラップを
    排出する可動式スクラップシュートにおいて、下型
    (3)に揺動可能に装着したL字形のてこ(32)の一
    端(32a)を連結棒(22)を介してシュート(2
    1)と連結し、上型(4)に固着したプッシャー(3
    3)の下端をてこ(32)の他端部であるL字形の一辺
    (32c)に当接させたことを特徴とするプレス金型の
    可動式スクラップシート。
JP4400491U 1991-06-13 1991-06-13 プレス金型の可動式スクラツプシユート Pending JPH05237U (ja)

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JP4400491U JPH05237U (ja) 1991-06-13 1991-06-13 プレス金型の可動式スクラツプシユート

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950411