JPH05237154A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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Publication number
JPH05237154A
JPH05237154A JP4315892A JP4315892A JPH05237154A JP H05237154 A JPH05237154 A JP H05237154A JP 4315892 A JP4315892 A JP 4315892A JP 4315892 A JP4315892 A JP 4315892A JP H05237154 A JPH05237154 A JP H05237154A
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JP
Japan
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massage
motor
unit
pressing force
treatment element
Prior art date
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Pending
Application number
JP4315892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kamei
正則 亀井
Tadanori Munezuka
任功 宗塚
Takeshi Fukunaga
武士 福永
Norio Shimomura
則雄 下村
Katsuhiro Takamatsu
克宏 高松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種類のもみマッサージパターンを得ること
ができるマッサージ機を提供する。 【構成】 背もたれ部の内側には昇降ユニット1が設け
られている。背もたれ部の内側の最下部には昇降ユニッ
ト1を上下させる上下調整モータが設けられている。昇
降ユニット1の一方端部には前後調整モータ10が設け
られている。このモータ10は、アーム20・20を前
後へ移動させて施療子2・2の押圧力を調整する。昇降
ユニット1の他方端部には、たたきマッサージ用モータ
28が設けられている。このモータ28の下方には左右
調整モータ34が設けられている。左右調整モータ34
は、一対の施療子2・2の左右の間隔(幅)を調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマッサージ機に関し、
さらに詳しくは、マッサージ機の背当たり部にユニット
が移動可能に設けられ、このユニットに一対のマッサー
ジ用施療子が、相互の間隔を調整することができるよう
に幅方向へ移動可能に、かつマッサージ部位への押圧力
を調整することができるように回動可能に設けられた、
椅子式あるいはベッド式のマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子式のマッサージ機として、特
公平1−49496号公報(A61H7/00)に示さ
れたものが知られている。すなわち、そのマッサージ機
は、マッサージ機に1つの駆動用モータが備えられ、そ
の駆動用モータと各種クラッチとにより、昇降ユニット
昇降機能、施療子間隔調整機能、押圧力調整機能、たた
きマッサージ機能およびもみマッサージ機能の作動制御
を行っている。そして、もみマッサージは、上記駆動用
モータにもみ用クラッチを連結し、同モータを正転また
は反転させることで行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなマッサージ
機にあっては、1つの駆動用モータで上記各機能の作動
制御を行うため、昇降ユニット昇降機能、施療子間隔調
整機能および押圧力調整機能を互いに独立して制御する
ことができない。このため、もみマッサージ時における
施療子の動作パターン(軌跡)は機構的に固定されてし
まい、1種類のもみマッサージパターンしか得ることが
できない。
【0004】このようなマッサージ機にあっては、もみ
マッサージのバリエーションは、駆動用モータの回転方
向を切換えるか回転速度を変えることで確保している。
しかし、このようにした場合でも、施療子のもみマッサ
ージ動作パターンを変えることはできず、多種類のもみ
マッサージパターンを実現できないという問題点があっ
た。
【0005】この発明は、上記の実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、もみマッサージを行う際に多
種類のもみマッサージパターンを得ることのできるマッ
サージ機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、背当たり部
と、この背当たり部に移動可能に設けられ、相互間隔調
整可能な一対の施療子を有するユニットと、施療子のマ
ッサージ部位への押圧力を調整する押圧力調整手段と、
ユニットを移動させるユニット移動手段と、施療子どう
しの間隔を調整する施療子間隔調整手段と、施療子によ
りマッサージ部位をもむためのもみマッサージ手段とを
備え、押圧力調整手段、ユニット移動手段および施療子
間隔調整手段のうちの少なくとも2つの手段が、それぞ
れ独立して制御される駆動用モータを具備し、さらに、
これらの駆動用モータを独立して制御するための制御部
を具備してなるマッサージ機である。
【0007】すなわち、この発明のマッサージ機は、押
圧力調整手段、ユニット移動手段および施療子間隔調整
手段の3つの手段のうちの少なくとも2つに、それぞれ
独立して制御される駆動用モータを設け、さらに、これ
ら少なくとも2つの駆動用モータを独立して制御するた
めの制御部を設けたことを要旨とする。
【0008】
【作用】もみマッサージの動作パターンは、施療子の上
下、左右および前後の3軸方向の動きの組み合わせによ
り定まる。この発明のマッサージ機にあっては、押圧力
調整手段、ユニット移動手段および施療子間隔調整手段
の3つの手段のうちの少なくとも2つに、それぞれ独立
して制御される駆動用モータが設けられ、さらに、これ
ら少なくとも2つの駆動用モータを独立して制御するた
めの制御部が設けられている。したがって、上下、左右
および前後の3軸のうちの少なくとも2軸の各方向を独
立して制御することが可能になる。そして、施療子の動
作方向の制御タイミング(オン/オフ)を自由に設定す
ることができる。かくして、多種類のもみマッサージパ
ターンを得ることが可能となり、被マッサージ者に対す
る治療効果の向上が図られる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す1つの実施例に基づいてこ
の発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定
されるものではない。
【0010】図1は椅子式マッサージ機Mの内部を側面
から見た構成説明図、図2はマッサージ機Mの内部を背
面から見た構成説明図である。図1および図2におい
て、1はマッサージ機Mにおける背当たり部としての椅
子の背もたれ部4の内部に設けられたマッサージ用昇降
ユニットである。この昇降ユニット1は、水平方向に長
い直方体状のユニット本体1aと、左右一対のマッサー
ジ用施療子2・2と、施療子支持用アーム20・20と
を備えている。
【0011】5は昇降ユニット1を昇降させる昇降ユニ
ット昇降手段(ユニット移動手段)の一部である昇降ユ
ニット昇降用モータとしての上下調整モータである。こ
の上下調整モータ5は背もたれ部4の内側で最下部に位
置し、正・逆回転される。そして、その回転はプーリ、
ベルト6・6およびプーリを介して減速されて、垂直な
2本のねじ軸7・7に伝達される。ねじ軸7・7は、椅
子の背もたれ部4の内部でその幅方向に所定間隔をおい
て互いに平行に配されている。昇降ユニット1とねじ軸
7・7とは、ねじ軸7・7にねじ合って上下移動するナ
ット型ブラケット8・8で互いに連結されている。
【0012】3・3は椅子の背もたれ部4内に配された
2本のガイドレールであり、これらは人間の背骨にほぼ
沿うような湾曲形状に設けられている。昇降ユニット1
は、ユニット本体1aの両側壁にそれぞれ上下2つずつ
設けられたガイドローラ9・9・9・9により、ガイド
レール3・3に装着されている。そして、昇降ユニット
1は、ねじ軸7・7の正・逆回転によりガイドレール3
・3にガイドされて上下移動する。この上下移動の範囲
は、図2に示す上下2つのマイクロスイッチ45・45
により規制されている。そして、昇降ユニット1の上下
方向の位置の検出は、左側のねじ軸7に取り付けられた
マグネット44とマグネットリードスイッチ43とによ
り行われる。
【0013】次に、施療子2・2のマッサージ部位への
押圧力を調整する押圧力(強弱)調整について説明す
る。図3〜図8および図14において、10は昇降ユニ
ット1の一方の端部に設けられた押圧力調整手段駆動用
モータとしての前後調整モータである。この前後調整モ
ータ10は、アーム20・20を前(マッサージ部位へ
近づく方向)または後(マッサージ部位から離れる方
向)へ移動させて、マッサージ部位へのアーム20・2
0ひいては施療子2・2の押圧力を調整する。100・
100はアーム20・20に取り付けられた荷重センサ
である。これらの荷重センサ100・100により、被
マッサージ者の負荷の大きさに応じた電気信号が増幅回
路に送られ、増幅された信号が図16に示す制御部とし
てのワンチップマイコン101に入力される。マイコン
101はこの入力信号により、被マッサージ者の負荷
(施療子2・2の押圧力)の大きさを判断する。
【0014】11〜19は押圧力調整手段の各構成部材
である。すなわち、11はギアボックス、12はベル
ト、13はウォームギア、14はウォームホイール、1
5はウォームホイール14に一体化されたシャフト、1
6はシャフト15に取り付けられたプレート、17はク
ランク軸(偏心部材)、18はベアリング、19は連結
リンクである。プレート16は図14のように、シャフ
ト15の両端部と中央部に計3枚あり、中央部のものは
両端部のものよりも大きい。
【0015】モータ10の回転は、ギアボックス11内
で1/18に減速され、ベルト12を経てウォームギア
13からウォームホイール14に伝達される。そして、
ウォームギア13およびウォームホイール14でさらに
1/30に減速され、最終的に1/540に減速され
る。ウォームホイール14はシャフト15を介してプレ
ート16に連結されている。
【0016】プレート16にはクランク軸17がベアリ
ング18により取り付けられている(図14参照)。ク
ランク軸17には楕円状の一対の連結リンク19・19
が取り付けられている。そして、連結リンク19・19
はクランク軸17に対し回転可能となっている。連結リ
ンク19・19の他端寄り箇所にはアーム20の基端が
連結されている。
【0017】21は主軸であり、昇降ユニット1のフレ
ームの両端それぞれに架設固定されている。主軸21の
外周部には、図7などに示すように、後述する連結子3
8の中央部38aが主軸21に沿って摺動可能となるよ
うに嵌合されている。連結子38の中央部38aの外周
には内輪22が嵌められて固定されている。この内輪2
2の外周には外輪23が回転可能に装着されている。そ
して、外輪23の外周には、アーム20を介して施療子
2を保持するための保持部材39が固定されている。
【0018】以上のような構成により、モータ10が正
・逆回転すると、プレート16、クランク軸17および
連結リンク19が動いて、施療子2・2の突出量が図7
および図8に示すように変化する。これにより、施療子
2・2の押圧力(強弱)調整が可能になる。図5および
図7は、押圧力が強く施療子2が前方へ突出していると
きの状態を示し、図6および図8は、押圧力が弱く施療
子2が後方へ退いているときの状態を示す。
【0019】ここで、施療子2・2の可動範囲は、図4
に示すように、シャフト15に固定されたアクチュエー
タ25と、このアクチュエータ25の上および下にそれ
ぞれ配された2つのマイクロスイッチ24・24とで定
められる。そして、施療子2・2の位置検出は、図5お
よび図6に示すように、ウォームギア13の上端に設け
られた羽根型回転板(スリット)26と、この回転板2
6を挟むように配されたフォトセンサ27とで行われ
る。
【0020】次に、施療子2・2によりマッサージ部位
をたたくたたきマッサージについて説明する。図9にお
いて、28〜32はたたきマッサージ手段の各構成部材
である。すなわち、28は昇降ユニット1の他方の端部
に設けられた、たたきマッサージ手段駆動用モータとし
てのたたきマッサージ用モータである。29はベルト、
30はねじ小歯車、31はねじ大歯車、32はベルトで
ある。モータ28の回転はベルト29を経てねじ小歯車
30、ねじ大歯車31に伝達される。ここで回転は1/
3.25に減速される。ねじ大歯車31はシャフト15
を軸として回転し、さらにベルト32を介してクランク
軸17を回転させる。
【0021】クランク軸17は、図14から明らかなよ
うに、その左半部と右半部とでは回動軸中心Lに対し互
いに逆方向へ偏心しており、左右各半部に連結リンク1
9・19が連結されている。したがって、クランク軸1
7が回転すると、連結リンク19・19との連結部分
が、Lを中心に偏心量を半径として回転する。その結
果、連結リンク19・19およびアーム20・20を経
て施療子2・2が主軸21を回動軸として回動する、い
わゆるたたき動作が行われる。
【0022】以上のような構成により、モータ28が回
転すると、施療子2・2の突出量が図10(最小突出
時)および図11(最大突出時)に示すように変化す
る。これにより、施療子2・2のたたきマッサージが可
能になる。
【0023】次に、施療子2・2どうしの間隔を調整す
る施療子間隔調整(左右幅調整)について説明する。図
12、図13および図3において、34はたたきマッサ
ージ用モータ28の下方に設けられた施療子間隔調整手
段駆動用モータとしての左右調整モータである。35〜
42は施療子間隔調整手段の各構成部材である。すなわ
ち、35はウォームギア、36はウォームホイール、3
7はねじ軸、38は連結子、39は保持部材、40はマ
イクロスイッチ、41はマグネットリードスイッチ、4
2はマグネットである。
【0024】図12および図13において、左右調整モ
ータ34の回転はウォームギア35およびウォームホイ
ール36を経て1/20に減速され、左右一対のねじ軸
37・37を回転させる。2つのねじ軸37・37には
互いに逆向きの雄ねじが切られており、それぞれに雌ね
じ加工の施された連結子38・38がねじ合わされてい
る。
【0025】連結子38・38はねじ軸37・37の正
・逆回転により、背もたれ部4の幅方向(左右方向)へ
移動する。各連結子38が移動すると、その外側に内輪
22、外輪23および保持部材39を介して連結された
アーム20が移動し、各施療子2が左右方向に移動す
る。この左右方向の移動範囲は、図3に示す2つのマイ
クロスイッチ40・40により規制されている。そし
て、連結子38・38の左右方向の位置の検出は、右側
のねじ軸37に取り付けられたマグネット42とマグネ
ットリードスイッチ41とにより行われる。
【0026】前後調整モータ10、たたきマッサージ用
モータ28、上下調整モータ5および左右調整モータ3
4の近傍にはそれぞれ、図15(a)および図15
(b)に示すように、モータ10・28・5・34の軸
に取り付けられた8枚羽根型回転板46・47・48・
49と、この回転板46・47・48・49を挟んだ状
態に配されたフォトセンサ50・51・52・53とが
備えられている。このような回転板46・47・48・
49とフォトセンサ50・51・52・53とにより、
モータ10・28・5・34の回転速度の検出が可能と
なる。
【0027】次に、モータ10・28・5・34の制御
を図16のブロック図に基づいて説明する。施療子2・
2の移動に伴い、施療子2・2の上下位置・幅位置(左
右位置)・押圧位置(前後位置)の各検出部43・41
・27からパルス信号がワンチップマイコン101へ送
られる。マイコン101は、施療子2・2の現在位置を
演算し、3軸方向のモータである、前後(押圧)調整モ
ータ10、上下調整モータ5および左右(幅)調整モー
タ34を制御する。
【0028】これらのモータ10・5・34の制御は、
3軸方向のタイミングをとるために、制御部としてのゼ
ロクロス検出部102からの信号に基づき、位相制御に
よる各モータ10・5・34の回転速度を制御すること
により行う。各モータ10・5・34の回転速度は、速
度検出部(回転板46・48・49とフォトセンサ50
・52・53とからなる)からのパルス信号によりマイ
コン101内で演算される。すなわち、各モータ10・
5・34の回転速度は、図17に示すように、モータ1
0・5・34が回転するのに伴ってフォトセンサ50・
52・53が発生するパルス信号の周期tにより、マイ
コン101内で演算される。なお、たたきマッサージ用
モータ28の回転速度制御も速度検出部(回転板47と
フォトセンサ51とからなる)により同様にして行われ
る。
【0029】図18(a)および(b)に基づいて、モ
ータ10・28・5・34の回転速度制御について説明
する。モータ10・28・5・34は、トライアックな
どのモータ制御素子を用いてマイコン101からの制御
信号であるcw(正転)またはccw(反転)によりオ
ン/オフされ、正・逆回転可能である。モータ10・2
8・5・34の回転速度制御は、ゼロクロス検出部10
2からの信号を基準とし、モータオンまでの時間Tを設
定することによる位相制御で実行される。
【0030】時間Tは、モータ10・28・5・34の
現在の回転速度とマイコン101で設定した回転速度と
を比較することにより演算され、決定される。モータ1
0・28・5・34の回転は、時間Tを大きくすると遅
くなり、小さくすると速くなる。かくして、モータ10
・28・5・34の回転速度は自由に変えることができ
る。
【0031】次に、もみマッサージ時における右側の施
療子2の動き(軌跡)の1例を、上および後ろから別々
に見た図19(a)、モータ10・5・34の回転速度
を変化させる制御方法を説明する図19(b)およびそ
の際のフローチャートを示す図20に基づいて説明す
る。現在、右側の施療子2は図19(a)のA位置にあ
るとする。このとき、前後調整モータ10、上下調整モ
ータ5および左右調整モータ34が同時にオンされる。
すると、前後(押圧)、上下、左右(幅)の各位置が検
出され、モータ10・5・34の回転速度が設定され、
そして、その施療子2は、前後、上下、左右の3方向が
合成された方向へ移動を開始する。施療子2の移動中、
これら3つのモータ10・5・34の回転速度はそれぞ
れの方向の現在位置により逐次変更される。すなわち、
図19(b)のような速度制御により、施療子2は図1
9(a)のような滑らかな楕円の軌跡を描いて動く。な
お、左側の施療子2の軌跡は、図19(a)の軌跡と左
右対称に表されるので、図示は省略する。
【0032】ここで、制御の基準となる方向を幅方向
(左右方向)と決める。そして、右側の施療子2の幅方
向の位置が図19(a)のB位置に達したら、3つのモ
ータ10・5・34の回転方向を逆にする。次に、同様
にして、各々の方向の現在位置による可変速度制御を施
療子2の幅方向の位置がA位置に達するまで続ける。こ
れにより、もみマッサージの1周期の動作が実現され
る。
【0033】もみマッサージにおける施療子2・2の動
作パターン(軌跡)は、制御位置である上記のA位置お
よびB位置を変更したり、3つのモータ10・5・34
の速度指令のパターンを変更したりすることで、多種類
のものを得ることができる。図21(a)および図21
(b)に、右側の施療子2の異なる2つの軌跡を例示す
る。また、上下調整モータ5を停止させた状態で前後調
整モータ10および左右調整モータ34のそれぞれを独
立制御することにより、施療子2・2の前後方向(押圧
方向)および左右方向(幅方向)の動作の組み合わせに
よるもみマッサージも可能になる。
【0034】以上のように、この椅子式マッサージ機M
にあっては、前後調整モータ10、たたきマッサージ用
モータ28、上下調整モータ5および左右調整モータ3
4の4種類のモータが使用されている。そして、これら
のモータ10・28・5・34を独立して制御すること
のできる制御部(ワンチップマイコン101、モータ制
御回路103など)を備えている。
【0035】したがって、施療子2・2の押圧力調整、
たたきマッサージ、昇降ユニット1の上下位置調整およ
び施療子2・2の左右間隔調整の4つの機能をそれぞれ
独立して制御することが可能になる。また、押圧力調
整、昇降ユニット1の上下位置調整および施療子2・2
の左右間隔調整の3つのモータ10・5・34を独立制
御することにより、多種類のもみマッサージパターンを
得ることが可能となる。
【0036】
【発明の効果】この発明に係るマッサージ機は、上記の
ように構成されているので、多種類のもみマッサージパ
ターンを得ることが可能となる。したがって、被マッサ
ージ者の首、肩、腰などのマッサージ部位に適したもみ
マッサージを実現することができ、治療効果の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る椅子式マッサージ機の
内部を側面から見た概略構成説明図。
【図2】このマッサージ機の内部を背面から見た概略構
成説明図。
【図3】このマッサージ機の内部を背面から見た要部構
成説明図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】このマッサージ機において施療子の押圧力が強
いときの図3のV−V線に沿う断面図。
【図6】このマッサージ機において施療子の押圧力が弱
いときの図3のV−V線に沿う断面図。
【図7】このマッサージ機において施療子の押圧力が強
いときの図3のVII−VII線に沿う断面図。
【図8】このマッサージ機において施療子の押圧力が弱
いときの図3のVII−VII線に沿う断面図。
【図9】図3のIX−IX線に沿う断面図。
【図10】このマッサージ機でたたきマッサージを行う
際に施療子の突出量が最小のときの図3のX−X線に沿
う断面図。
【図11】このマッサージ機でたたきマッサージを行う
際に施療子の突出量が最大のときの図3のX−X線に沿
う断面図。
【図12】図3のXII−XII線に沿う断面図。
【図13】図3のXIII−XIII線に沿う断面図。
【図14】このマッサージ機の内部を下面から見た要部
構成説明図。
【図15】(a)このマッサージ機の4つのモータ速度
検出部のそれぞれを上方から見た概略構成説明図。 (b)このマッサージ機の4つのモータ速度検出部のそ
れぞれを正面から見た概略構成説明図。
【図16】このマッサージ機の電気的構成を示すブロッ
ク図。
【図17】このマッサージ機のモータ速度検出部に基づ
いてモータ速度を検出することを説明する説明図。
【図18】(a)このマッサージ機のモータ速度検出部
に基づいてモータ速度を制御する際の回路図。 (b)このマッサージ機のモータ速度検出部に基づいて
モータ速度を制御することを説明する説明図。
【図19】(a)このマッサージ機でもみマッサージを
行う際の施療子の軌跡を説明する説明図。 (b)このマッサージ機でもみマッサージを行う際のモ
ータ速度を変化させる制御方法を説明する説明図。
【図20】このマッサージ機でもみマッサージを行う際
のフローチャート。
【図21】(a)このマッサージ機でもみマッサージを
行う際の施療子の他の軌跡を説明する説明図。 (b)このマッサージ機でもみマッサージを行う際の施
療子のさらに他の軌跡を説明する説明図。
【符号の説明】
1 昇降ユニット(ユニット) 2 施療子 4 背もたれ部(背当たり部) 5 上下調整モータ(昇降ユニット昇降用モータ) 10 前後調整モータ(押圧力調整手段駆動用モー
タ) 11 ギアボックス(押圧力調整手段) 12 ベルト(押圧力調整手段) 13 ウォームギア(押圧力調整手段) 14 ウォームホイール(押圧力調整手段) 15 シャフト(押圧力調整手段) 16 プレート(押圧力調整手段) 17 クランク軸(偏心部材)(押圧力調整手段) 18 ベアリング(押圧力調整手段) 19 連結リンク(押圧力調整手段) 20 施療子支持用アーム 28 たたきマッサージ用モータ 34 左右調整モータ(施療子間隔調整手段駆動用モ
ータ) 35 ウォームギア(施療子間隔調整手段) 36 ウォームホイール(施療子間隔調整手段) 37 ねじ軸(施療子間隔調整手段) 38 連結子(施療子間隔調整手段) 39 保持部材(施療子間隔調整手段) 46・47・48・49 回転板(速度検出部) 50・51・52・53 フォトセンサ(速度検出
部) 100 荷重センサ 101 ワンチップマイコン(制御部) 102 ゼロクロス検出部(制御部) 103 モータ制御回路(制御部)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 則雄 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機株 式会社内 (72)発明者 高松 克宏 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背当たり部と、この背当たり部に移動可
    能に設けられ、相互間隔調整可能な一対の施療子を有す
    るユニットと、施療子のマッサージ部位への押圧力を調
    整する押圧力調整手段と、ユニットを移動させるユニッ
    ト移動手段と、施療子どうしの間隔を調整する施療子間
    隔調整手段と、施療子によりマッサージ部位をもむため
    のもみマッサージ手段とを備え、 押圧力調整手段、ユニット移動手段および施療子間隔調
    整手段のうちの少なくとも2つの手段が、それぞれ独立
    して制御される駆動用モータを具備し、 さらに、これらの駆動用モータを独立して制御するため
    の制御部を具備してなるマッサージ機。
  2. 【請求項2】 もみマッサージを行う際に、制御部が、
    上記少なくとも2つの駆動用モータの回転速度を一対の
    施療子の相互間隔に応じて制御する請求項1記載のマッ
    サージ機。
  3. 【請求項3】 押圧力調整手段、ユニット移動手段およ
    び施療子間隔調整手段の3つの手段が、独立して制御さ
    れる駆動用モータをそれぞれ具備し、 さらに、もみマッサージを行う際に、制御部が、ユニッ
    ト移動手段駆動用モータを停止させた状態で押圧力調整
    手段駆動用モータおよび施療子間隔調整手段駆動用モー
    タを駆動させるように制御する請求項1記載のマッサー
    ジ機。
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