JPH05234569A - 高圧放電ランプ - Google Patents
高圧放電ランプInfo
- Publication number
- JPH05234569A JPH05234569A JP3469892A JP3469892A JPH05234569A JP H05234569 A JPH05234569 A JP H05234569A JP 3469892 A JP3469892 A JP 3469892A JP 3469892 A JP3469892 A JP 3469892A JP H05234569 A JPH05234569 A JP H05234569A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- outer tube
- lamp
- spring
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ランプ製造時、発光管を囲繞するガラス筒を
固定しているスプリングで外管の内表面に傷を生じさせ
ることがなく、また発光管から発生する光を拡散して配
光特性を向上させる。 【構成】 発光管１は、先端部が外管２の内表面に当接
したスプリング４で固定されたガラス筒３で囲繞され
て、外管２に内蔵されている。ガラス筒３の外表面はサ
ンドブラストにより粗面加工されており、これにより、
発光管１から発生した光が拡散される。
固定しているスプリングで外管の内表面に傷を生じさせ
ることがなく、また発光管から発生する光を拡散して配
光特性を向上させる。 【構成】 発光管１は、先端部が外管２の内表面に当接
したスプリング４で固定されたガラス筒３で囲繞され
て、外管２に内蔵されている。ガラス筒３の外表面はサ
ンドブラストにより粗面加工されており、これにより、
発光管１から発生した光が拡散される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は高圧放電ランプに関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】高圧放電ランプは従来屋外照明分野で使
用されてきたが、近年店舗等の屋内照明分野で使用され
る機会が増えてきている。屋内照明分野で使用されるラ
ンプは、コンパクトな形状で低ワットのものが使用され
ている。一般に、メタルハライドランプでは低ワットで
小型のランプになるほど点灯中の発光管内の圧力が高く
なる。また、ランプ点灯中、発光管内に封入されている
金属と発光管の構成材料である石英とが反応することに
より発光管の耐圧が低下する。この原因により発光管が
破損し、その破片により外管が破損し飛散して、周囲の
商品等に損傷を与えることがある。このような外管破損
を防止するために、発光管をガラス筒で囲繞する方法が
知られている（特開平２−２３０６５５号公報）。この
ガラス筒は先端部が外管の内表面に当接するスプリング
によって外管内に固定されている。
用されてきたが、近年店舗等の屋内照明分野で使用され
る機会が増えてきている。屋内照明分野で使用されるラ
ンプは、コンパクトな形状で低ワットのものが使用され
ている。一般に、メタルハライドランプでは低ワットで
小型のランプになるほど点灯中の発光管内の圧力が高く
なる。また、ランプ点灯中、発光管内に封入されている
金属と発光管の構成材料である石英とが反応することに
より発光管の耐圧が低下する。この原因により発光管が
破損し、その破片により外管が破損し飛散して、周囲の
商品等に損傷を与えることがある。このような外管破損
を防止するために、発光管をガラス筒で囲繞する方法が
知られている（特開平２−２３０６５５号公報）。この
ガラス筒は先端部が外管の内表面に当接するスプリング
によって外管内に固定されている。
【０００３】また、高圧放電ランプでは、外管の内表面
に粗面加工を施すことによって、発光管から放射される
光を拡散し、配光特性を向上させることが行われてい
る。
に粗面加工を施すことによって、発光管から放射される
光を拡散し、配光特性を向上させることが行われてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外管内
でガラス筒を固定するためのスプリングを設けたランプ
では、ランプ製造時にスプリングが外管内表面を擦るた
めに、粗面加工した外管内表面が傷つくという問題があ
つた。
でガラス筒を固定するためのスプリングを設けたランプ
では、ランプ製造時にスプリングが外管内表面を擦るた
めに、粗面加工した外管内表面が傷つくという問題があ
つた。
【０００５】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、ランプ製造時に外管に傷を生じるこ
となく、発光管から発生する光を拡散して配光特性を向
上させた高圧放電ランプを提供するものである。
になされたもので、ランプ製造時に外管に傷を生じるこ
となく、発光管から発生する光を拡散して配光特性を向
上させた高圧放電ランプを提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の高圧放電ランプ
は、発光管と、前記発光管を内蔵した外管と、前記発光
管を囲繞したガラス筒と、前記ガラス筒を固定したスプ
リングとを具備し、前記ガラス筒の少なくとも外表面が
粗面加工されている構成を有している。
は、発光管と、前記発光管を内蔵した外管と、前記発光
管を囲繞したガラス筒と、前記ガラス筒を固定したスプ
リングとを具備し、前記ガラス筒の少なくとも外表面が
粗面加工されている構成を有している。
【０００７】
【作用】かかる構成により、外管内表面は粗面加工をし
なくてよいために、ガラス筒を固定するためのスプリン
グによって外管内表面が傷つくことがなくなる。そし
て、ガラス筒の表面を粗面加工していることにより、発
光管から発生した光が拡散される。
なくてよいために、ガラス筒を固定するためのスプリン
グによって外管内表面が傷つくことがなくなる。そし
て、ガラス筒の表面を粗面加工していることにより、発
光管から発生した光が拡散される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施例である７０Ｗメタ
ルハライドランプの正面図である。図１において、内径
９ｍｍの石英ガラス製の発光管１は両端に電極（図示せ
ず）を有し、内部に始動用ガスとしての２００トールの
アルゴンと１３ｍｇの水銀のほかに、ＮａＩ１．１ｍ
ｇ，ＴｌＩ０．３ｍｇ，ＴｍＩ3０．７ｍｇ，ＤｙＩ
3０．７ｍｇ，ＨｏＩ3０．７ｍｇの金属ハロゲン化物が
封入されている。発光管１は、先端部が外管２の内表面
に当接したスプリング４で固定された石英ガラス筒３で
囲繞されて、硬質ガラス製の外管２に内蔵されている。
ガラス筒３の外表面はサンドブラストにより粗面加工さ
れている。外管２の端部には口金５が固着されている。
ルハライドランプの正面図である。図１において、内径
９ｍｍの石英ガラス製の発光管１は両端に電極（図示せ
ず）を有し、内部に始動用ガスとしての２００トールの
アルゴンと１３ｍｇの水銀のほかに、ＮａＩ１．１ｍ
ｇ，ＴｌＩ０．３ｍｇ，ＴｍＩ3０．７ｍｇ，ＤｙＩ
3０．７ｍｇ，ＨｏＩ3０．７ｍｇの金属ハロゲン化物が
封入されている。発光管１は、先端部が外管２の内表面
に当接したスプリング４で固定された石英ガラス筒３で
囲繞されて、硬質ガラス製の外管２に内蔵されている。
ガラス筒３の外表面はサンドブラストにより粗面加工さ
れている。外管２の端部には口金５が固着されている。
【００１０】このようなランプによれば、外表面をサン
ドブラストにより粗面加工されたガラス筒３を用い、こ
れで発光管１を囲繞しているので、外管２の内表面を粗
面加工する必要がなく、このためランプ製造時にスプリ
ング４によって外管２の外表面に傷がつくことがない。
ドブラストにより粗面加工されたガラス筒３を用い、こ
れで発光管１を囲繞しているので、外管２の内表面を粗
面加工する必要がなく、このためランプ製造時にスプリ
ング４によって外管２の外表面に傷がつくことがない。
【００１１】図２は口金上向きで垂直点灯したときの透
明形外管を使用したランプ配光特性を示す図であり、曲
線Ａはガラス筒の外表面を粗面加工した本発明ランプの
配光特性を示し、曲線Ｂはガラス筒を粗面加工していな
い従来ランプの配光特性を示す。図２からわるように、
本発明実施例のランプはガラス筒の外表面が粗面加工さ
れているため、発光管から発生した光が拡散され、なめ
らかで均一な配光特性を得ることができる。
明形外管を使用したランプ配光特性を示す図であり、曲
線Ａはガラス筒の外表面を粗面加工した本発明ランプの
配光特性を示し、曲線Ｂはガラス筒を粗面加工していな
い従来ランプの配光特性を示す。図２からわるように、
本発明実施例のランプはガラス筒の外表面が粗面加工さ
れているため、発光管から発生した光が拡散され、なめ
らかで均一な配光特性を得ることができる。
【００１２】なお、上記実施例ではガラス筒の外表面を
サンドブラストにより粗面加工した場合について説明し
たが、その内表面、または内表面および外表面の両面を
粗面加工しても同等の効果が得られる。また、粗面加工
の方法は、サンドブラストのほかに、酸により表面をエ
ッチングする方法等でも同等の効果が得られる。
サンドブラストにより粗面加工した場合について説明し
たが、その内表面、または内表面および外表面の両面を
粗面加工しても同等の効果が得られる。また、粗面加工
の方法は、サンドブラストのほかに、酸により表面をエ
ッチングする方法等でも同等の効果が得られる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表面を粗面加工したガラス筒で発光管を囲繞しているの
で、外管内表面には粗面加工を施すことが必要なくな
り、このためランプ製造時にガラス筒を固定しているス
プリングで外管内表面を傷つけることがなく、発光管か
ら放射される光を拡散させ、配光特性を向上することが
できる高圧放電ランプを提供することができるものであ
る。
表面を粗面加工したガラス筒で発光管を囲繞しているの
で、外管内表面には粗面加工を施すことが必要なくな
り、このためランプ製造時にガラス筒を固定しているス
プリングで外管内表面を傷つけることがなく、発光管か
ら放射される光を拡散させ、配光特性を向上することが
できる高圧放電ランプを提供することができるものであ
る。
【図１】本発明の一実施例であるメタルハライドランプ
の一部切欠正面図
の一部切欠正面図
【図２】配光特性を示す特性図
１ 発光管 ２ 外管 ３ ガラス筒 ４ スプリング ５ 口金
Claims (1)
- 【請求項１】発光管と、前記発光管を内蔵した外管と、
前記発光管を囲繞したガラス筒と、前記ガラス筒を固定
したスプリングとを具備し、前記ガラス筒の表面が粗面
加工されていることを特徴とする高圧放電ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3469892A JPH05234569A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 高圧放電ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3469892A JPH05234569A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 高圧放電ランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05234569A true JPH05234569A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12421588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3469892A Pending JPH05234569A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 高圧放電ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05234569A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010509717A (ja) * | 2006-11-08 | 2010-03-25 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 光ユニット |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP3469892A patent/JPH05234569A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010509717A (ja) * | 2006-11-08 | 2010-03-25 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 光ユニット |
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