JPH05233772A - 別の色への線の変換 - Google Patents

別の色への線の変換

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JPH05233772A
JPH05233772A JP4256922A JP25692292A JPH05233772A JP H05233772 A JPH05233772 A JP H05233772A JP 4256922 A JP4256922 A JP 4256922A JP 25692292 A JP25692292 A JP 25692292A JP H05233772 A JPH05233772 A JP H05233772A
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JP
Japan
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red
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Application number
JP4256922A
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English (en)
Inventor
James E Bollman
ジェイムズ・イー・ボールマン
Dennis L Venable
デニス・エル・ビーナブル
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/62Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only
    • H04N1/622Retouching, i.e. modification of isolated colours only or in isolated picture areas only with simulation on a subsidiary picture reproducer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 線と背景を含む画像の色を変化させるための
方法を提供する。 【構成】 画像に黒と白、および複数の灰色の画素を含
み、灰色が画素の最大値と最小値を含めてこれらの間の
画素値の存在を意味する場合、第1に画像をr、g、b
(赤−緑−青)などの色空間に変換する。画素値は線と
背景を区別するための閾値で分けられる。ある画素が背
景をなすことを示す値を有する場合、その画素は予め選
択しておいた背景色に設定される。これ以外の場合、そ
の画素は前景色に設定される。そのため、背景は単一色
に設定され、線は第2の色に設定される。また、中間値
が存在する場合、前景色の値を中間レベルにある色の値
に加えて階調をもって変化する色の線を生成することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の背景〕文書内に統合するための、
白黒写真や線画画像は様々な供給源から利用可能であ
る。電子化文書の生成において、走査による白黒画像の
生成を含めいくつかの可能なレベルで簡単に実行でき
る。さらに多数のコンピュータシステムは白黒の画像を
生成している。いずれの場合にも、カラー化文書の製作
において、白黒の画像をカラーに変換して視覚的に満足
しうる結果をもたらすのが望ましい場合が多い。しかし
広い意味では、線または何らかの色の背景を区別するた
めに別の色に変換することが望ましい。
【0002】〔発明の概要〕本発明は画像内の線および
背景の色を区別するために変化させる構成に関するもの
である。
【0003】本発明の一つの態様では、それぞれが画像
内の特定の点で画像の光学的密度値を表す値を有する画
素によって構成される画像内の線および背景の色を区別
するために変化させるための方法が提供される。線は背
景の画素の光学的濃度値とは異なる光学的濃度値を有す
る一組の画素を含む。本法は、a)赤、緑、および青の
値の組み合せによって色の組み合せの全ての可能な色が
決定され、また黒の値が赤の値=緑の値=青の値となる
ような赤、緑、および青の値の組み合せに変換されるよ
うに、全ての黒い画素の値を赤、緑、青の値の組み合せ
に変換する段階と、b)赤、緑、および青の値としてそ
れぞれが識別される前景と背景の色を選択する段階と、
c)それぞれの画素の赤、緑、および青の値を基準値と
比較する段階と、d)比較によってその画素が背景画素
であるかを決定する段階と、e)こうして決定されたそ
れぞれの背景画素について、画素の値を背景色に変更
し、それ以外の全ての画素を前景色に変更する段階を必
然的に含む。
【0004】本発明の別の態様では、その画素が背景で
あることを示す値を画素が有する場合、その画素は所定
の背景色に設定される。画像内の線の灰色のレベルを保
持するためには、前景の画素の値はその画素の値に選択
した前景色の値を足した値に設定される。その結果、背
景は単一色に設定され、灰色の線はある範囲の濃度値を
保持する前景色に設定される。純黒線は濃度レベルなし
の前景色に変換される。
【0005】本発明のさらなる態様では、第2の比較段
階を用いて前景画素が背景画素と分離して検出される。
したがって、前景または背景画素のいずれでもない画素
については無処理を含む別の方法で処理することが出来
る。
【0006】図1は本発明を使用しうる縮小した色の組
み合わせの選択処理の段階ごとの流れ図を示す。
【0007】図2は標準の色の組み合わせおよび変更し
た色の組み合わせが単一ディスプレイ上に存在しうる8
ビットシステムにおける色の組み合わせのメモリー配置
を示す。
【0008】図3は本発明と組み合せて使用可能なユー
ザーインターフェースを示す。
【0009】図4および図5は画像内の線と背景の色を
区別するために変化させる本発明の方法の流れ図を示
す。
【0010】図6は本発明の別の実施例を示す。
【0011】実施例を図示するため、図1では本発明を
詳述する上で参考となる色編集処理の流れ図を示してあ
る。
【0012】高品位高密度CRTディスプレイは赤、
緑、青の成分でカラー画像を再現する。カラー画像内の
各画素はいくつかの既知の処理にしたがって生成される
と24ビットの値で定義することができ、それぞれが8
ビットの値で表現される三原色の色分離を提供する。し
たがって、このようなディスプレイで使用するために利
用可能な色の組み合わせまたはカラーパレットは約16
万色を有する。詳述した実施例において、8ビットレベ
ルのグラフィックスをUnixオペレーティングシステムの
下で有するサンマイクロシステムズ社(Sun Microsyste
ms)のワークステーションを画像の色の組み合せの変更
用に使用した。 サンマイクロシステムズ・ワークステ
ーションはカリフォルニア州サニーベールのサンマイク
ロシステムズ社の製品である。本発明の開発に用いたワ
ークステーションはマルチタスク動作可能なパーソナル
ミニコンピュータであることを特徴とする。ワークステ
ーションでのユーザーデータ入力は通常キーボードとマ
ウスを介して行なわれる。当然このような特徴は不可欠
ではなく、他の処理装置およびデータ入力装置が可能で
ある。使用したグラフィックスディスプレイ装置はサン
マイクロシステムズ社の標準的な1152×900ドッ
ト、8ビットレベルのディスプレイ装置である。本発明
を実現するためのプログラムはC言語を用いて製作され
た。さらに後述するユーザーインターフェースはマサチ
ューセッツ州ケンブリッジのマサチューセッツ工科大学
(MIT)によるXウィンドウ・システムを用いて製作
した。同等のユーザーインターフェース開発ツールには
サンマイクロシステムズ社の専用ソフトウェアであるSu
n X-Newsソフトウェアがある。もちろんその他のディス
プレイシステムや他のソフトウェアを使用して本発明を
生成するために使用したのと同一の効果をもたらすこと
も可能である。本発明を実現するために適切なもう一つ
の装置はアップルコンピュータ社(本社カリフォルニア
州クパチーノ)製のマッキントッシュII(Macintosh II)
系列の製品群のひとつが挙げられる。
【0013】カラー画像を編集するための実施例システ
ムにおいて、カラー画像は2563の異なる密度レベル
で提供される。このレベル数は簡単に取り扱うためには
複雑すぎると一般に考えられている。ボールマン(Boll
man )らによる「単純な符号化を行なった画像による色
編集 (Color Editing with Simple Encoded Images)」
と題し、本出願と同一譲受人に譲受される米国特許出願
第07/517,895号に詳述された方法をここでも
全面的に参照しているが、この方法ではデータを取り扱
うより簡単な方法を詳述しており、元の画像で使用され
た色を表す縮小した色の組み合わせを生成している。図
1を参照すると、縮小した色の組み合わせ数の近似また
は表現を生成するための第1の段階10でそれぞれの分
離はその成分とは別に取り扱われている。一例として、
REDと付記してある赤の色分離を使用して、通常25
6レベルまでの強度(または光学的密度)を提供する8
ビットの値である強度値が段階20において3レベルな
いし8レベルの強度の間にあるもっと小さい値に符号化
される。それぞれの色分離に選択されたレベル数はここ
で、より広い間隔をとってはいるが、それぞれの色の全
範囲を表現している。保持されたレベル数は経験に基づ
いて選択されており、表示する目的で美的に満足しうる
縮小した色の組み合わせを生成するようなレベル数を決
定している。生成される縮小した色の組み合わせは、当
然のこととして、元の画像に近い外見を有しているか、
または色の変更が値を有さないことが重要である。単純
な域値の適用を使用することがあるが、これは所望しな
い画像上のアーチファクトを生成してしまうので、変換
の段階にわたって画像を滑らかにする変換が望ましい。
この目的ではいくつかの周知のディザーおよび/または
エラー変換法が既知である。周知のフロイド・スタイン
バーグ・エラー分散アルゴリズム(Floyd-Steinberg Er
ror Diffusion Algorithm )(1976)またはこれに
由来する多くのエラー分散法のひとつは、画像を滑らか
にするために隣接する画素に対して符号化割り当てで導
出された差分エラーを分配している。元のカラー画像を
適切に近似する組についてそれぞれの色レベル数NX
およそ赤4レベル(NR )、緑8レベル(NG )、青3
レベル(NB )となしてある。赤5レベル、緑5レベ
ル、青4レベル、または赤5レベル、緑6レベル、青3
レベルを含む他の組み合わせのレベル数も存在する。こ
れ以外の方式も可能であり、こうした近似による色の正
確性についてのユーザーの認識にしたがい所望により変
化する。この処理段階で、黒い画像はr、g、bの値が
r=g=bとなるように変換される必要がある(段階1
0参照)。
【0014】段階30では、色分離の新しい色の値が統
合されて、それぞれの画素で単一のインデックス数が生
成され、これによって縮小された色の組み合わせのイン
デックスで可能なr、g、bの3要素の一つが示され
る。赤4レベル、緑8レベル、青3レベルの組み合わせ
を用いることで全体として96色のレベルまたは3要素
(NR ×NG ×NB )が生成される。よってそれぞれの
画素が可能な16万色を有する元の画像は、縮小された
色の組み合わせを表すインデックス数を介して、LUT
(参照テーブル)を介して割り当てることで、これらの
3要素の一つによって表現される。色インデックスは、
赤のレベルNR によって表現される赤の量と、緑のレベ
ルNG によって表現される緑の量と、青のレベルNB
よって表現される青の量の組み合わせを用いて生成され
る。これらを合わせた96のレベルまたは3要素は「標
準色参照テーブル」として参照されることになる。美し
さの点では、27ないし120レベルに限定された色の
レベル数が元のカラー画像の充分な表現に用いられるこ
とが判っている。特に満足しうる結果が90ないし10
0レベルの範囲だと判明している。使用可能な最低限の
レベル数はユーザーの認識に幾分左右されるが、同時に
ディスプレイの解像度にも左右される。比較的高解像度
のディスプレイ上ではエラー分散または閾値アルゴリズ
ムの使用によって生成された雑音の問題が最小限にな
る。明らかに、元の画像に最終的に適用されることにな
る色表現の制御はさらに多いレベル数と同程度に精密で
はないが、多くの目的でもっと少ないレベル数で充分で
ある。最大のレベル数は120とするのが望ましいが、
256レベルまでのさらに高いレベル数を本発明では使
用することができる。同様に、10ビットのグラフィッ
クスシステムを使用する場合、限界は1024レベルと
なる。しかし16ビットのグラフィックスシステム以上
では、本発明の利点は計算時間の増大により失われる。
段階35で縮小された色の組み合わせr、g、bの画像
が表示される。
【0015】図2に示したように、色テーブルは図2の
配置にしたがって、以下に詳述する8ビットグラフィッ
クスシステムの256レベルの参照テーブル33(LU
T33)内に保存される。ここで標準色テーブルはLU
T33の部分32に保存される。部分34および36は
他の表示アプリケーションで独自の色のための自由領域
である。部分38は変更された色テーブルで、これにつ
いては後述する。色の変更として128レベル以上を所
望する場合、単一LUTだけの領域が存在することにな
る。他の画像または画面上で変更される画像の部分が標
準色LUTに割り当てられまた対象となる画像と同じに
変更されないように、二つの参照テーブルを有すること
が望ましい。
【0016】段階50において、カラー画像の変更は大
半のユーザーが馴染深いカラーテレビジョン装置の場合
と同様の方法で行なわれる。ユーザーインターフェース
Iを前景および背景の色の選択に使用することができ
る。ユーザーインターフェースIによって色相、色飽和
度、輝度の色操作を通して前景および背景色の選択がで
きる。さらなる制御、46、47、48、49はそれぞ
れ「基本」、「取消」、「適用」、「前景/背景」と示
してあり、画像への色変更の適用の機能を表している。
このうちで「基本」は元の色LUTと変更された色LU
Tの間で表示される画像を切り換え、「取消」は表示さ
れた画像に対して行なった全ての変更を取消または無効
にして、標準色LUTによって定義されているように元
の画像の表示に戻し、「適用」は後述するように調整レ
バーにより指定された変更を実際に画像に適用し、「前
景/背景」は前景または背景色のどちらが選択されてい
るかを示す。可能な配置としては、調整レバーまたは
「ゲージ」44はマウス駆動のカーソル(図示していな
い)を用いて選択可能で、適切な位置へドラッグでき、
一方さらなる制御はこれらの機能を動作させるためのマ
ウス駆動のカーソルによる選択のための領域である。当
然、表示された制御はユーザーが指で触れることにより
起動可能なタッチスクリーンとしてもよい。ユーザーイ
ンターフェースで提供されまたは提供されないさらなる
特徴は、線または背景が画像の他の部分から識別される
レベルを決定する閾値段階または複数閾値段階の選択で
ある。
【0017】標準色テーブル22の色の組み合わせに対
して行なった変更は変更色テーブル28に新しい色の組
み合わせを生成する。これによって、変換の結果として
決定した新しいr、g、bの3要素が変更を反映させる
ために表示される(段階60)。少数の値(27−12
0)が変更されるだけであるから、図3のユーザーイン
ターフェースIで行なった変更は基本的にリアルタイム
で表示画像に適用される。
【0018】段階70では、いったん所望の色変更が生
成されると、保存されている画像に対して行なわれる変
更が元の画像に適用されうる。この操作はリアルタイム
に起こると期待されておらず、処理のためのネットワー
ク上の高速計算機を援用することがある。これ以外に、
またユーザーが遅延を予測して実施の時刻を選択できる
ため、ユーザー自身のワークステーション上にあるユー
ザーの処理装置は24ビット/画素のデータに照度/色
相の平均化を適用できる。
【0019】段階80では、新しく変更された24ビッ
ト/画素のデータが縮小された色の組み合わせモードで
ワークステーション上に再表示される。表示される画像
は変更された画像とはわずかに異なることがあるが、こ
れは変更中に画面上に現れる多くの画像化のアーチファ
クトが、下敷とする元の画像が変更される際に除去され
るためである。
【0020】「画像」について議論する際、基準は変更
が所望される画像全体のうちのその部分であることが当
然望ましい。したがって、画像全体の色が変更されるこ
とがあり、または標準的な領域定義法によって、画像の
ユーザーによって定義された部分だけの色が変更される
ことも考えられる。
【0021】本発明では、図4及び図5を参照すると、
本発明による処理を図示するための流れ図が示されてい
る。図1の段階50でのLUT値の変更は次の方法で行
なわれる。注目する領域(段階210)が一つまたはそ
れ以上の画素を注目する領域として定義する周知の複数
存在する領域選択ルーチンのいずれかによって選択され
る。注目する領域内の画素は最初にLUT32と同一値
を有しうるLUT部分38内部に割り当てられる。その
ため、当然、またまちがいなく、注目する領域を画像全
体となしうることが理解されよう。したがって領域の実
際の選択が必要とされる。段階215では、システム内
の全ての「黒」がr=g=bとなるようなr、g、bの
3要素に変換される。黒について、ここでの基準は色の
黒であって、r、g、bの何らかの組み合わせに相対す
るものである。「全黒」すなわち可能な限り暗い黒の場
合、r、g、bの値はシステム内で可能なそれぞれの最
も濃い値を採用する。灰色についての値はシステム内で
可能なそれぞれの最も濃い値以上の値となる。r、g、
bの参照テーブルへのエントリーは詳述する符号化法に
したがって行なわれ、画像内に存在するそれぞれが異な
る黒またはグレーのレベル値についてその黒または灰色
のレベルを有する画素がr、g、b参照テーブル内の
r、g、bの3要素に割り当てられるようにする。変更
すべき画素がLUT部分38に割り当てられ、一方変更
されない画素はLUT部分32に割り当てられたままと
なることが理解されよう。
【0022】画像値は背景色rb 、gb 、bb (段階2
20)および前景色rf 、gf 、bf (段階230)を
構成するために選択また設定されて、背景を線(この開
示の目的から「前景」と見なされる)から区別する。色
選択法で用いる符号化値の限定された組み合わせの内容
では、所望する出力色を表すr、g、bの3要素を選択
することが必要とされる。これは標準参照テーブル内に
保存するためr、g、bの3要素への変更を適用する図
3のユーザーインターフェースI経由で行なわれる。
【0023】処理の次の部分は本論の実施例として詳述
する対話型色編集方式に処理が使用されるか、または
r、g、bの個々の値によってそれぞれの画素が識別さ
れる方法、例えばバックグラウンド処理による元の画像
の変換などで使用されるかによって変化する。対話型色
編集方式において、変更すべき画素はLUT38内の限
定されたエントリー数の一つを参照することだけで決定
される。よって、段階250において、選択された領域
内の参照テーブルにあるそれぞれの色が背景または前景
色であるかにしたがって、その画素に割り当てられたL
UT38内のr、g、bの3要素の値を選択した閾値レ
ベルとの比較により弁別することによって、決定され
る。この閾値レベルとして満足しうる値はシステムの白
の最大値の75%となるように採るか、または、白=2
55となるシステムにおいては閾値のレベルまたは値が
196に設定される。画素に割り当てられた色または
r、g、bの3要素は値196と等しいかまたはこれを
超えるところでは画素は背景であると考えられる。画素
に割り当てられた色またはr、g、bの3要素はR≧閾
値かつG≧閾値かつB≧閾値となって3つの検査全てに
合致しているかを決定するために検査される。これはA
ND(かつ)関数であるから、またそのため、ある画素
が背景画素であるかを発見するためには3つの検査全て
が合致していなければならない。したがって、高度に飽
和した色のついた線は、背景画素の検査がこうした画素
では合致しないため、前景画素として処理される。それ
ぞれの背景色は選択した背景のrb 、gb 、bb の3要
素(段階260)に変換される。これらの色に割り当て
た画素はディスプレイ上の表現が変化する。比較処理に
おいて参照テーブルを使用することにより、その限定さ
れたエントリー数をピクセルごとの処理続行のかわりに
用いて処理の大幅な高速化が得られる。
【0024】図5を参照すると、各画素が個別の値r、
g、bを用いて識別される方式では、比較段階250a
はそれぞれの画素の値P(r、g、b)でその画素の値
r、g、bが閾値より大きいかを調査する。大きい場
合、段階260aで画素値はrb 、gb 、bb に設定さ
れる。
【0025】本発明の最も単純な実施例において、背景
色または画素値ではない全ての色(図4)または画素値
(図5)は前景色または画素値であると(段階300、
300a)決定され、参照テーブルのエントリーの色ま
たは画素値がこれにしたがって変更される。
【0026】図4および図5に示した本発明の一実施例
において、色置換選択モードが段階290で提供され
る。モード=置換の場合、前景値を有すると決定された
それぞれの参照テーブルの色(図4)または画素値(図
5)は前景のr、g、bの3要素(段階300、300
a)に設定される。本発明のもう少し複雑な例では、モ
ードが置換と等しくない場合、段階320および320
aにおいて色r、g、bまたは画素値P(r、g、b)
はそれぞれr、g、b+rf 、gf 、bf (LUT38
の色について)またはP(r、g、b)+rf 、gf
f (画素値について)のいずれかに設定される。この
選択による効果は、白=255とするシステムにおいて
一般的に0として表現される黒い線について、色または
画素値はr、g、bの値=rf 、gf 、bf の組を有す
ることになる。しかし線がr=g=b≠0となる灰色の
場合、新しい色または画素はrf 、gf 、bf の値によ
って灰色の値からオフセットをとる値を有することにな
り、またはこれ以外で選択した色はこれに上乗せした灰
色の濃度レベルを有することになり、色に変換された線
の灰色のレベルを反映する。同様の効果が完全に飽和し
た色を有する線の変換で見られ、線は完全に飽和した色
以下の色を有する。この変更を完了するために、段階3
30で選択した色の値rf 、gf 、bf がLUT38内
の特定の画素に割り当てられた現在の色の値に付加され
る。段階330は図5の実施例においては必要ではな
い。
【0027】本発明のさらに別の実施例において、また
図6に示したように、色または画素が背景画素であるか
を決定した後で、その画素が前景画素であるかについて
の決定を続けて行なう(本実施例は図5の実施例につい
てのみ図示してあるが、図4の実施例にも等しく適用可
能である)。段階410で、背景画素ではないと決定さ
れた色または画素の値を、黒い線を識別するために選択
されている第2の閾値レベルと比較することによってこ
れは完了する。たとえば25%(または白の値の75
%)に閾値を設定することで、黒の密度にまでは達しな
い灰色の画像の大半は前景色の置換から除外されること
になる。これは注目によるもので、線は色が変化するこ
とがあり、また背景も色が変化するが、灰色の画像はそ
のまま、または第3の色に変換される。効果的な美しさ
の値を有する閾値レベルは15ないし30%の範囲とな
しうる。
【0028】上述の縮小した色の組み合わせの方法を別
として、ある色を特定の画素に割り当てるための他の機
構も存在することまちがいなく理解されよう。また黒が
システム内の最小値として、白が最大値として与えられ
ているシステムにおいて、特定の灰色のレベルを上乗せ
する方法は所望する色の追加であるが、黒がシステム内
の最大値として、白が最小値として与えられているシス
テムにおいて、同等の操作が利用可能である。これ以外
に、一つのシステムからほかのシステムへ変換するため
の変換段階も提供できる。上述しまた請求項に述べたよ
うに本発明の原理は、元の画素の階調が置換されるべき
色で上書きされうる部分で動作が完了する必要があるだ
けである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を使用しうる縮小した色の組み合わせ
の選択処理の段階ごとの流れ図である。
【図2】 標準の色の組み合わせおよび変更した色の組
み合わせが単一ディスプレイ上に存在しうる8ビットシ
ステムにおける色の組み合わせのメモリー配置を示す説
明図である。
【図3】 本発明と組み合せて使用可能なユーザーイン
ターフェースを示す説明図である。
【図4】 画像内の線と背景の色を区別するために変化
させる本発明の方法の流れ図である。
【図5】 画像内の線と背景の色を区別するために変化
させる本発明の方法の流れ図である。
【図6】 本発明の別の実施例を示す流れ図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの画素が画像の特定位置におけ
    る光学的濃度値を黒の値としてまたは赤、緑、青の値の
    組み合わせとして表現される値を有する複数の上記画素
    によって構成され、さらに線と背景を含み、上記線が上
    記背景にある画素の光学的濃度値と明らかに異なる光学
    的濃度値を有する一組の画素を含む画像において、少な
    くとも上記線の一本と上記背景の色を変更するための方
    法であって、 a)それぞれの画素の値を赤の値、緑の値、青の値より
    なる組み合わせに変換する段階であって、上記赤、緑、
    青の値よりなる組み合わせは色の組で可能な全ての色を
    決定し、また全ての黒の値は上記赤の値=上記緑の値=
    上記青の値となるような赤、緑、青の値の組み合わせに
    変換されることと、 b)赤、緑、青の値によって識別される前景の色を選択
    する段階と、 c)赤、緑、青の値によって識別される背景の色を選択
    する段階と、 d)それぞれの画素の赤、緑、青の値を基準値と比較す
    る段階と、 e)上記比較によって上記画素が背景画素かまたは前景
    画素かを決定する段階と、 f)上記決定にしたがって、赤、緑、青の値として認識
    された前景の色と等しくなるように、または赤、緑、青
    の値として認識された背景の色と等しくなるように上記
    画素の値を設定する段階を含む方法。
JP4256922A 1991-10-02 1992-09-25 別の色への線の変換 Pending JPH05233772A (ja)

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US (1) US5289297A (ja)
EP (1) EP0535931B1 (ja)
JP (1) JPH05233772A (ja)
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