JP2878477B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2878477B2
JP2878477B2 JP3098593A JP9859391A JP2878477B2 JP 2878477 B2 JP2878477 B2 JP 2878477B2 JP 3098593 A JP3098593 A JP 3098593A JP 9859391 A JP9859391 A JP 9859391A JP 2878477 B2 JP2878477 B2 JP 2878477B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ファイリング装置
等、画像を処理する画像処理装置に関し、特に、その画
像の特定領域を修飾して出力する技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、画像処理装置における、画像の
特定領域を修飾して出力する技術に関連する技術として
は、特開昭64−57382号公報および特開平2−1
58878号公報に記載されている技術が知られてい
る。
【0003】以下、これらの技術について説明する。
【0004】まず、特開昭64−57382号公報記載
の技術を図6を用いて説明する。
【0005】この技術によれば、画像用メモリ61に記
憶されている画像デ−タの特定領域に対応して、特定領
域を示すフラグをオ−バレイ用メモリ62に記憶する。
【0006】そして、オ−バレイ用メモリ62の出力信
号によって、画像用メモリ61に記憶されている画像デ
−タをセレクト手段63で選択し、特定領域外の画像デ
ータは、第1ルックアップテ−ブル(以下、LUT)6
4に入力し、特定領域内の画像データは第2LUT65
に入力する。そして、二つのLUTの出力デ−タを合成
しCRT67に表示する。
【0007】ここで、第1LUT64には、通常の画像
用の色デ−タを格納しており、第2LUT65には画像
を半透明にマスクする色デ−タを格納している。
【0008】そのため、表示画面では、特定領域は半透
明のマスクがかかった状態で表示される。
【0009】次に、特開平2−158878号公報記載
の技術について、図7を用いて説明する。
【0010】この技術によれば、まず、編集メモリ72
に特定領域情報を記憶し、この情報に基づき、セレクト
手段73で、入力するビデオデ−タとCPU71が設定
した所定の濃度デ−タを切り換えて出力する。
【0011】すなわち、編集メモリ72に設定された特
定領域では、セレクト手段73はビデオデ−タを選択し
て出力し、その他の領域では、セレクト手段73は所定
の濃度デ−タを出力する。
【0012】この結果、特定領域外のみある一定の濃度
として出力される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭64−57
382号公報記載の技術によれば、特定領域の修飾のた
めに、専用のLUTを備える必要があるという問題があ
った。
【0014】また、この技術によれば、複数の特定領域
を、それぞれに異なる修飾を施し、個別に識別可能に出
力することができないという問題もあった。
【0015】また、前記特開平2−158878号公報
記載の技術によれば、特定領域外の画像をある特定濃度
で表現し、特定領域外の画像を見えなくしているため、
オペレ−タが特定領域外を認識できず、画像の修正等の
編集に大きな負担となるという問題があった。
【0016】そこで、本発明は、特に専用のLUT等を
備えることなく、画像の特定領域もしくは特定領域外の
領域を修飾して出力することのできる画像処理装置を提
供することを第1の目的とする。
【0017】また、画像の複数の特定領域に、それぞれ
異なる修飾を施し、個別に識別可能に出力することので
きる画像処理装置を提供することを第2の目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的達成のた
めに、本発明は画像を赤成分データ、緑成分データ、青
成分データの各成分データに分離して記憶する画像メモ
リと、画像内において指定された領域外の領域に対応し
て画像メモリに記憶されている赤成分データと青成分デ
ータとを、同領域に対応して記憶されている緑成分デー
タで置き換える置換手段と、画像メモリより画像の各成
分データを読みだして画像として出力する出力装置とを
有することを特徴とする画像処理装置を提供する。
【0019】また、本発明は、画像データを記憶する画
像メモリと、画像内において指定された領域についての
情報を記憶する特定領域記憶手段と、与えられた画像デ
ータに従って画像を出力する出力装置と、指定された領
域画像メモリより画像データを読みだし、前記特定領域
記憶手段を参照して、指定された領域外の領域の画像デ
ータについては値を変換し、指定された領域の画像デー
タについては値を変換せずに、前記出力装置に与える画
像データ値変換手段と、を有することを特徴とする画像
処理装置を提供する。
【0020】また、前記第2の目的達成のために、本発
明は、画像を記憶する画像メモリと、画像内において指
定された複数の領域の外枠部領域に対応して画像メモリ
に記憶されている画像データを、前記各外枠部領域に対
応する画像データ毎に、それぞれ異なる色を示す画像デ
ータに置き換える置換手段と、画像メモリより画像デー
タを読みだして画像として出力する出力装置とを有する
ことを特徴とする画像処理装置を提供する。
【0021】また、併せて、本発明は、画像処理装置に
おいて、複数のウィンドウを開き、第n(nは整数)番
目のウィンドウ内に表示されている情報を、さらに第m
(mは整数)番目のウィンドウで表示する場合に、第n
番目のウインドウ内の、第m番目のウインドウで表示さ
れた情報を表示している領域以外の領域については、原
画像とは異なる色または輝度で表示することを画像の修
飾表示方法も提供する。 この画像の修飾表示方法によ
って、画像処理装置のオペレ−タは、異なるウィンドウ
に表示された情報の関連性を認識可能となる。
【0022】
【作用】本発明に係る画像処理装置によれば、画像内に
おいて特定の領域が指定された場合、置換手段が指定さ
れた領域外の領域に対応して画像メモリに記憶されてい
る赤成分データと青成分データとを、同領域に対応して
記憶されている緑成分データで置き換える。そして、出
力装置は、画像メモリより画像の置き換え後の各成分デ
ータを読みだして画像として出力する。
【0023】結果、指定された領域該の領域については
赤、緑、青成分の値が等しいので白黒表示がなされるこ
とになる。また、一般の画像においては、緑成分の強度
分布は画像の輝度分布と類似しているため、画像本来の
輝度分布による白黒出力に近い出力を行なうことができ
る。
【0024】また、本発明に係る画像処理装置によれ
ば、画像内において特定の領域が指定された場合、画像
データ値変換手段は、画像メモリより指定された領域の
画像データを読みだし、前記特定領域記憶手段を参照し
て、指定された領域外の領域の画像データについては値
を、たとえば値を圧縮するなどのように変換し、指定さ
れた領域の画像データについては値を変換せずに、前記
出力装置に与える。出力装置は与えられた画像データに
従って、画像を出力する。
【0025】結果、指定された領域は原画像とは異なる
色調で表示されることになる。前記値を圧縮した場合は
指定された領域以外の領域が暗く出力されることにな
る。
【0026】また、本発明に係る画像処理装置によれ
ば、画像内において特定の領域が複数指定された場合、
置換手段は、画像内において指定された複数の領域の外
枠部領域に対応して画像メモリに記憶されている画像デ
ータを、前記各外枠部領域に対応する画像データ毎に、
それぞれ異なる色を示す画像データに置き換える。出力
装置は、画像メモリより画像データを読みだして画像と
して出力する。
【0027】したがって、指定された各領域はそれぞれ
異なる色の外枠を附され出力される。
【0028】
【実施例】以下、本発明に係る画像処理装置の実施例を
説明する。
【0029】まず、本発明に係る画像処理装置に第1の
実施例について説明する。
【0030】本第1実施例に係る画像処理装置の構成を
図1に示す。
【0031】図中、スキャナ13は、カラ−画像を、
赤、緑、青の各色の成分に分離して読み込み、各色成分
ごとにディザ処理を行なう。画像記憶手段15、16、
17は、スキャナ13が読み込み、ディザ処理を行なっ
たカラ−画像を、赤、緑、青各色成分毎に記憶する。
【0032】キ−ボ−ド/マウス14は、キ−ボ−ドよ
り入力された座標値、もしくは、座標取得指示があった
時点のマウスカ−ソルの位置から、特定領域の座標を取
得する。
【0033】転送手段11は、CPU10から転送命令
と転送する領域の座標を受け取り、カラ−画像デ−タを
記憶している画像記憶手段15、16、17に対し転送
動作を行なう。
【0034】表示手段18は、画像記憶手段15、1
6、17に記憶した画像デ−タを読みだし、CRT19
に表示させる。領域判定手段12は、CPU10から領
域判定処理実行の命令があった場合に、画像記憶手段1
5、16、17に記憶されているカラ−画像中の文字領
域と画像領域とを区分する。
【0035】以下、本第1実施例に係る画像処理装置の
動作を説明する。
【0036】スキャナ13より読み込まれた、カラ−画
像デ−タは、画像記憶手段15、16、17に、各色成
分毎に記憶される。
【0037】その後、オペレ−タが特定領域を指定する
方法を選択し、キ−ボ−ドかマウスを操作して特定領域
の座標を指定する。キ−ボ−ド/マウス14は指定され
た座標を取得する。
【0038】取得した座標はCPU10によって、転送
手段11に転送命令とともに送られる。
【0039】転送手段11では、受け取った座標をもと
に、緑デ−タを記憶している画像記憶手段16内の特定
領域外の画像デ−タを、他の画像記憶手段15、17に
転送する。
【0040】これにより、表示手段18で画像記憶手段
15、16、17のデ−タを読み出し、表示すると、特
定領域のみ原画像と同じカラ−画像が表示され、特定領
域外では緑成分の強度に応じて白黒表示したモノクロ画
像が表示される。
【0041】表示手段では、画像記憶手段に記憶してい
る赤、緑、青の各画像デ−タを読み出しCRTに表示す
る。表示画面内の特定領域外では転送した緑デ−タによ
り赤、青、緑が同じ位置で表示されるためモノクロ画像
で表示され、特定領域内では、カラ−画像が表示され
る。
【0042】すなわち、画像の緑成分の強度分布は、
赤、青成分と比較してカラ−画像の輝度分布に近い特徴
がある。そこで、この特徴を利用して、特定領域外の画
像の赤、青デ−タを緑データを等しくすることにより、
入力画像のモノクロ画像に近いモノクロ表示を行なうこ
とができるのである。
【0043】また、キ−ボ−ドかマウスの操作より特定
領域の座標を収得する代わりに、領域判定手段12が判
定した文字領域と画像領域とのいづれかを特定領域とし
て処理するようにしてもよい。この場合、オペレ−タ−
は、文字領域と画像領域とのいづれを特定領域とするか
を指定するだけで特定領域のみカラ−表示され、特定領
域外ではモノクロ画像を表示することができる。
【0044】なお、領域判定手段12の、文字領域と画
像領域との区分は、たとえば、空間周波数に対するパワ
−スペクトルより求めることができる。
【0045】ここで、以上の動作の結果表示される画像
の例を図4に示す。
【0046】図4に示すように、オペレ−タが山の山頂
付近の画像を特定領域41に指定した場合、山頂を含む
特定領域41の画像は原画像のまま表示され、その他の
特定領域外42の画像はモノクロ表示される。したがっ
て山の概観は容易に認識できかつ特定領域41と特定領
域外42も容易に識別可能になる。
【0047】本第1実施例によれば、転送手段11によ
って特定領域外の緑データを転送することにより、画像
の特定領域外領域を修飾して出力することができる。ま
た、単相手段11としては、CPU10が従来より備え
ている転送機能を用いることができる。また、一旦転送
を終了すれば、特定領域の座標情報等は必要でなくなる
ため、これを保持するメモリも必要ない。
【0048】そのため、前記従来技術に係る画像処理装
置のように、LUTやオ−バ−レイメモリや編集メモリ
等の専用のハ−ドウェアを備えることなく、画像の特定
領域を修飾して出力することができる画像処理装置を提
供することができる。
【0049】次に、本発明に係る画像処理装置の第2の
実施例について説明する。
【0050】図2に、本第2実施例に係る画像処理装置
の構成を示す。
【0051】図示するように、本第2実施例に係る画像
処理装置は、前述した第1実施例に係る画像処装置(図
1参照)の転送手段11に代えて、濃度復元手段28、
輝度低下手段29と輝度低下領域記憶手段27を備えた
ものである。
【0052】輝度低下領域記憶手段27は、特定領域外
の領域に対応して輝度を低下させる領域に輝度低下フラ
グを保持する。輝度低下領域記憶手段27は、このフラ
グに応じて後述する輝度低下信号を出力する。
【0053】濃度復元手段28は、画像記憶手段15、
16、17に記憶されるカラ−画像デ−タに、濃度復元
処理を行ない赤、緑、青各6ビットの多値画像デ−タに
変換する。
【0054】輝度低下手段29には、多値画像データ
と、前記輝度低下領域記憶手段27からの輝度低下信号
が入力される。輝度低下信号は、特定領域外の領域の多
値画像データの入力に同期して有効となる。
【0055】輝度低下手段29は、輝度低下信号が有効
ならば、多値画像デ−タを1ビット下位にシフトさせる
ことにより輝度レベルを約1/2にして出力し、輝度低
下信号が無効ならばそのまま出力する。
【0056】以下、本第2実施例に係る画像処理装置の
動作を説明する。
【0057】前述した第1の実施例同様、スキャナ13
より読み込んだカラ−画像は赤、緑、青各色成分毎にデ
ィザ処理され、画像記憶手段15、16、17に記憶さ
れる。 次に、オペレ−タが、特定領域をキ−ボ−ド/
マウス14より指定する。または、領域判定手段12の
区分した文字領域もしくは画像領域のいづれかを特定領
域とする旨を指定する。
【0058】特定領域の座標はCPU10に渡される。
CPU10では、座標が示す閉領域以外の領域に対応し
て輝度低下領域記憶手段27に輝度低下フラグを書き込
む。一方、画像記憶手段15、16、17からは赤、
緑、青各1ビットの画像デ−タが順次読みだされ、濃度
復元手段28により赤、緑、青各6ビットの多値画像デ
−タに変換される。なお、本第2実施例において、CR
T9は、各色成分につき、6ビットの画像データに応じ
た多段階調表示を行なうものとする。
【0059】変換された多値画像デ−タは、輝度低下手
段29は、輝度低下領域記憶手段27から多値画像デ−
タに同期して出力される輝度低下信号に従い、輝度低下
信号が無効ならば輝度低下処理は行わず、輝度低下信号
が有効ならば多値画像デ−タの値を約1/2にする。す
なわち、基礎低下領域記憶手段27に記憶されているフ
ラグに従い、特定領域の多値画像データの値は変換せ
ず、特定領域外の多値画像データの値を1/2にする。
【0060】輝度低下処理を行った多値画像デ−タは、
表示手段18によりCRT19に表示される。
【0061】結果、表示画像内の特定領域内の画像は規
定どうりの輝度レベルで表示され、特定領域外の画像
は、特定領域内の画像と比較して約1/2の輝度レベル
で表示される。
【0062】ここで、図4に本第2実施例による表示例
を示す。
【0063】本第2の実施例によれば、特定領域内41
は原画像のまま表示され、特定領域外42の画像は輝度
が低下した状態で表示される。したがい、特定領域41
は容易に識別できると共に、特定領域外42においても
画像の概観を認識できる。
【0064】輝度低下手段29は、簡易なシフタで回路
実現できるため、専用のLUT等を設ける従来の技術に
係る画像処理装置に比べ簡易な構成で、特定領域外領域
を修飾した表示を実現することができる。
【0065】次に、本発明に係る画像処理装置の第3の
実施例について説明する。
【0066】図3に、本第3実施例に係る画像処理装置
の構成を示す。
【0067】図示するように、本第3実施例に係る画像
処理装置は、前述した第1の実施例に係る画像処理装置
の構成に輝度低下手段によって、特定領域加え、色情報
/座標管理手段31を備えたものである。色情報/座標
管理手段31はN(Nは整数)個の特定領域の座標と、
各特定領域に割り当てられた任意の色デ−タを管理する
ものである。
【0068】また、本第3実施例においては、転送手段
32に、色情報/座標管理手段31に管理されている色
デ−タを画像記憶手段15、16、17に転送する機能
を加える。
【0069】以下、本第3実施例に係る画像処理装置の
動作を説明する。
【0070】前述した第1の実施例同様、スキャナ13
より読み込んだカラ−画像は赤、緑、青各色成分毎にデ
ィザ処理され、画像記憶手段15、16、17に記憶さ
れる。
【0071】次に、オペレ−タが、特定領域をキ−ボ−
ド/マウス14より指定する。または、領域判定手段1
2の区分した文字領域もしくは画像領域のいづれかを特
定領域とする旨を指定する。
【0072】ここで、本第3実施例においては、色情報
/座標管理手段31がN(Nは整数)個の特定領域特定
領域を管理するため、特定領域を複数個指定可能であ
る。
【0073】そのため、キ−ボ−ド/マウス14と領域
判定手段12の2つの手段による特定領域を混在して設
定することができる。
【0074】次に、転送手段32は、色情報/座標管理
手段31の色情報と座標を参照して、画像記憶手段1
5、16、17内のN個の特定領域に対し、個々の特定
領域に異なる色の枠を付ける。
【0075】たとえば、赤色の枠を作成する場合、赤デ
−タを記憶している画像記憶手段15に枠のデ−タを書
き込み、緑、青各デ−タを記憶している画像記憶手段1
6、17には枠の形に黒デ−タを書き込む。また、青色
の枠を作成する場合、青デ−タを記憶している画像記憶
手段17に枠のデ−タを書き込み、赤、緑各デ−タを記
憶している画像記憶手段15、16には枠の形に黒デ−
タを書き込む。
【0076】また、どの特定領域にも含まれない領域に
対しては前記第1の実施例同様、緑デ−タを記憶する画
像記憶手段16のデ−タを画像記憶手段15、17に転
送する。表示手段18では画像記憶手段15、16、1
7より画像デ−タを読み出しCRT19に表示する。
【0077】ここで、図5に本第3実施例に係る画像処
理装置の表示例を示す。
【0078】図5において、特定領域51は、キ−ボ−
ド/マウス14により指定され、枠に赤の色情報を付加
されている。
【0079】また、同時に特定領域52は領域判定手段
12で文字/画像を判定し、文字領域を抽出して枠に青
の色情報を付加している。
【0080】そして、特定領域外53では、第1の実施
例同様、カラ−画像をモノクロ画像に変換している。こ
れにより、二個の特定領域51、52と特定領域外53
は、画像がカラ−かモノクロかで識別し2個の特定領域
は、特定領域の枠の色で識別する。
【0081】本第3実施例によれば、画像の複数の特定
領域に、それぞれ異なる修飾を施し、個別に識別可能に
表示することができる。
【0082】なお、以上の実施例においては、画像の出
力の例として、CRTへの表示を例にとり説明してきた
が、たとえば印刷装置への出力等にも適用することがで
きる。
【0083】以上、本実施例によれば、特定領域と、特
定領域外を容易に識別可能に出力することができ、また
複数の特定領域に対してはその特定領域に異なる色の枠
を付けることにより、個別に識別可能に出力することが
できる。また、オペレ−タが指定した特定領域を入力し
た原画像のまま表示することができ、修正等の編集が容
易になる。
【0084】
【発明の効果】以上説明してきたように、本実施例によ
れば、特に専用のLUT等を備えることなく、画像の特
定領域もしくは特定外領域を修飾して出力することので
きる画像処理装置を提供することができる。
【0085】また、画像の複数の特定領域に、それぞれ
異なる修飾を施し、個別に識別可能に出力することので
きる画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係る画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1および第2の実施例に係る画像処
理装置における画像の表示例を示す説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る画像処理装置にお
ける画像の表示例を示す説明図である。
【図6】従来技術に係る第1の画像処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図7】従来技術に係る第2の画像処理装置の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 CPU 11 転送手段 12 領域判定手段 13 スキャナ 14 キ−ボ−ド/マウス 15、16、17 画像記憶手段 18 表示手段 19 CRT 27 輝度低下領域記憶手段 28 濃度復元手段 29 輝度低下手段 31 色情報/座標管理手段 32 転送手段 41 特定領域 42 特定領域外 51、52 特定領域 53 特定領域外 61 画像用メモリ 62 オ−バレイ用メモリ 63 セレクト手段 64 第1LUT 65 第2LUT 66 表示制御 67 CRT 71 CPU 72 編集メモリ 73 セレクト手段 74 カラ−プリンタ
フロントページの続き (72)発明者 横山 佳弘 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (72)発明者 増崎 秀文 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社 日立製作所 小田原工場内 (56)参考文献 特開 昭64−81152(JP,A) 特開 平2−296294(JP,A) 特開 平1−94387(JP,A) 特開 平1−270173(JP,A) 実開 平3−45596(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 G06T 5/00 G09G 5/02 G09G 5/36 H04N 1/387

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を赤成分データ、緑成分データ、青成
    分データの各成分データに分離して記憶する画像メモリ
    と、画像内において指定された領域外の領域に対応して
    画像メモリに記憶されている赤成分データと青成分デー
    タとを、同領域に対応して記憶されている緑成分データ
    で置き換える置換手段と、画像メモリより画像の各成分
    データを読みだして画像として出力する出力装置とを有
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像処理装置であつて、 前記置換手段は、さらに画像内において指定された複数
    の領域の外枠部領域に対応して画像メモリに記憶されて
    いる画像データを、前記各外枠部領域に対応する画像デ
    ータ毎に、それぞれ異なる色を示す画像データに置き換
    えることを特徴とする画像処理装置。
JP3098593A 1991-04-30 1991-04-30 画像処理装置 Expired - Fee Related JP2878477B2 (ja)

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