JPH05233148A - 座標入力機能付プロジェクタ装置 - Google Patents

座標入力機能付プロジェクタ装置

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JPH05233148A
JPH05233148A JP6950292A JP6950292A JPH05233148A JP H05233148 A JPH05233148 A JP H05233148A JP 6950292 A JP6950292 A JP 6950292A JP 6950292 A JP6950292 A JP 6950292A JP H05233148 A JPH05233148 A JP H05233148A
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JP
Japan
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screen
projector
coordinate
video camera
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP6950292A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Obata
敏明 小幡
Tetsuo Ichikawa
哲雄 市川
Hiroshi Miura
寛 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
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Publication date
Application filed by Sony Tektronix Corp filed Critical Sony Tektronix Corp
Priority to JP6950292A priority Critical patent/JPH05233148A/ja
Publication of JPH05233148A publication Critical patent/JPH05233148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 背面投影方式プロジェクタを用い、座標入力
手段からスクリーン上に照射された特定光の輝点の座標
位置を確実に検出する。 【構成】 プロジェクタ16は、透過型スクリーン12
の背面に画像を投影する。座標入力手段20は、スクリ
ーンの前面側から所定光を照射し、プロジェクタの近傍
に配置されたビデオ・カメラ18がスクリーンの背面を
撮影する。座標検出手段28は、このビデオ・カメラ1
8の出力信号からスクリーン上の所定光の座標を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザーなどの所定光
により座標を入力できるプロジェクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大形スクリーンに画像を投影するプロジ
ェクタ装置は、一度に多くの人に情報を伝達するのに非
常に有効な装置である。このプロジェクタ装置を用い
て、種々の説明を行なう場合、スクリーン上の特定位
置、即ち、座標位置を指定できると、特定画像を指示し
たり、(プロジェクタ装置がコンピュータ出力を表示す
る場合)特定命令を入力したりするのに便利である。こ
の際、レーザーなどの光をスクリーンに照射することに
より座標入力を行なうと、説明者が、コンピュータを直
接操作することなく、任意の場所から座標を指定でき
る。
【0003】このような装置の従来例が、特開平2―3
06294号公報に開示されている。この従来例では、
反射型スクリーンの前面側に配置した正面投影方式プロ
ジェクタにより、このスクリーンに画像を投影する。一
方、スクリーンの前面側からレーザー光の輝点によりス
クリーン上の特定位置を指定し、スクリーン前面側に配
置されたビデオ・カメラによりレーザー光の輝点を検出
して、座標入力を行う。ビデオ・カメラの出力信号を処
理して、座標が確定すると、その座標位置のスクリーン
上に、プロジェクタによりカソールを表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
プロジェクタ及びビデオ・カメラがスクリーンの前面に
配置されているため、レーザー光を操作する説明者は、
プロジェクタ及びビデオ・カメラとスクリーンとの間に
立つことができず、説明者の位置が制限された。また、
ビデオ・カメラがスクリーンの前面を撮影するために、
外光、例えば、表示画像及び室内灯などに影響されるの
で、レーザー光の座標を検出するためのビデオ・カメラ
の出力信号処理が複雑であった。
【0005】一方、投影画像が外光や説明者に影響され
ない背面投影方式プロジェクタ装置が提案されている。
これは、透過型スクリーンの背面側にプロジェクタを配
置して、スクリーンの背面に画像を投影するが、スクリ
ーンが透過型のため、スクリーンの前面側から画像を観
察できる。しかし、この背面投影方式プロジェクタ装置
に適応したレーザーなどの特定光による座標入力装置は
提案されていない。背面投影方式のプロジェクタ装置に
特開平2―306294号公報に開示された技術を適用
するとすれば、スクリーンの前面側にビデオ・カメラを
配置し、レーザー光の輝点座標を検出することになる。
この場合、透過型スクリーンの性質上、レーザー光も透
過してしまい、スクリーン上での反射が少なくなる。そ
の結果、レーザー光の輝点のコントラストが低下し、外
光の影響を受け易くなる。コントラストの低下を防ぐに
は、レーザー光の出力パワーを増加させたり、透過型ス
クリーンの前面を特殊処理したりする方法が考えられる
が、安全面や表示映像の見やすさの点で問題がある。
【0006】したがって、本発明の目的は、背面投影方
式プロジェクタを用い、座標入力手段からスクリーン上
に照射された特定光の輝点の座標位置を確実に検出でき
る座標入力機能付プロジェクタ装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の座標入力機能付
プロジェクタ装置は、透過型スクリーン12と、透過型
スクリーン12の背面側からこのスクリーンに画像を投
影するプロジェクタ16と、透過型スクリーン12の前
面側からこの透過型スクリーン12に所定光を照射する
座標入力手段20と、プロジェクタの近傍に配置され、
透過型スクリーン12の背面側からこの透過型スクリー
ンを撮影するビデオ・カメラ18と、このビデオ・カメ
ラ18の出力信号から透過型スクリーン12上の所定光
の座標を検出する座標検出手段28とを具えている。ビ
デオ・カメラが、透過型スクリーンの背面側からこのス
クリーンを撮影するので、表示画像の光の進む方向と所
定光の進む方向が異なるため、表示画像が所定光の検出
に対する影響が小さくなる。よって、スクリーン上の特
定光の座標を確実に検出できる。
【0008】
【実施例】以下、添付図を参照して、本発明の好適な実
施例を説明する。図1は、本発明の好適な実施例の構成
図である。プロジェクタ装置10は、キャビネット11
と、特定光を発生する座標入力手段であるレーザー・ビ
ーム・ポインタ20と、座標検出手段28とを具えてい
る。キャビネット11内には、透過型スクリーン12
と、反射板14と、プロジェクタ(陰極線管及びレンズ
系)16と、ビデオ・カメラ18とが設けられる。これ
らの位置関係は、図2に示すとおりである。すなわち、
スクリーン12の背面側に配置されたプロジェクタ16
からの画像は、反射板14に反射されて、スクリーン1
2の背面に画像を表示する。説明者や操作者は、レーザ
ー・ビーム・ポインタ20を手に持ち、そこから発生す
るレーザー・ビームをスクリーン12上の任意の位置に
向け、輝点を形成する。
【0009】一方、CCD(電荷結合素子)カメラなど
のビデオ・カメラ18のレンズには、スクリーン12に
表示されたレーザー・ビーム輝点のみを通過させる光フ
ィルタが設けられている。よって、ビデオ・カメラ18
は、反射板14を介して、スクリーン12の背面に表示
されたレーザー・ビーム輝点のみに応じたビデオ出力信
号を発生し、ケーブル34を介して、座標検出手段28
に供給する。この座標検出手段28は、ビデオ・カメラ
34の出力信号から、レーザー輝点の座標を検出する
が、その具体的な構成及び動作は後述する。
【0010】コンピュータ22は、入力装置としてキー
ボード24やマウス(図示せず)を有し、出力装置とし
て陰極線管モニタ26を有する。また、コンピュータ2
2の出力画像信号は、ケーブル30を介してプロジェク
タ16に供給される。また、コンピュータ22は、ケー
ブル32を介して座標検出手段28からの座標情報を受
け、その情報に応じて、出力画像上のカソールを制御し
たり、種々のコマンドを実行する。
【0011】ところで、背面投影方式のプロジェクタ装
置における透過型スクリーン12は、スクリーンの前面
方向の輝度をかせいだり、プロジェクタ16の赤、緑及
び青の3管陰極線管(CRT)の色ずれ(カラー・シフ
ト)対策のために、レンチキュラーやフレネル・レンズ
などを重ねたレンズ・スクリーンになっている。すなわ
ち、透過型スクリーン12は、1つの大きなレンズと見
ることができる(スクリーンのレンズ効果)。その結
果、光学的な可逆性によって、スクリーン12の前面側
からレーザー・ビームなどの特定光をスクリーン12に
照射すれば、スクリーンのレンズ効果によって、レーザ
ー・ビームは、スクリーン12を通過する際に屈折し
て、プロジェクタ16の陰極線管に入る。これは、陰極
線管上に表示された画像がスクリーン経由で観察者の目
に届く際の光の軌跡をさかのぼることになる。
【0012】ビデオ・カメラ18の位置は、理想的には
プロジェクタ16の位置である。しかし、実際には、上
述のスクリーンのレンズ効果はそれほど大きくないた
め、このレンズの焦点もある程度の範囲がある。そこ
で、図2に示すように、ビデオ・カメラ18をプロジェ
クタ16の陰極線管とほぼ平行の向きで、この陰極線管
の上側に配置する。この結果、ビデオ・カメラ18に
も、スクリーン12上のレーザー・ビームの輝点が明る
く入射することになる。
【0013】図3は、座標検出手段28のブロック図で
ある。ビデオ・カメラ18からのビデオ信号は、ケーブ
ル34を介して、同期分離回路36及び比較器38に入
力する。同期分離回路36は、ビデオ信号から水平同期
信号H及び垂直同期信号Vを検出する。ピクセル・クロ
ック発生回路40は、水平同期信号Hに同期したピクセ
ル・クロック信号を発生する。水平カウンタ42は、水
平同期信号Hによりクリアされ、ピクセル・クロックを
計数する。垂直カウンタ44は、垂直同期信号Vにより
クリアされ、水平同期信号Hを計数する。
【0014】比較器38は、ビデオ信号及び比較電圧発
生回路46からの比較電圧を比較し、ビデオ信号に含ま
れるレーザー・ビームに応答した信号成分が発生する時
点を検出する。Xラッチ回路48は、比較器38の出力
信号に応じて水平カウンタ42の計数値をラッチするの
で、ラッチした値が、レーザー・ビームの水平(X)座
標値となる。また、Yラッチ回路50は、比較器38の
出力信号に応じて垂直カウンタ44の計数値をラッチす
るので、ラッチした値が、レーザー・ビームの垂直
(Y)座標値となる。これらラッチ回路48及び50の
座標情報は、RS−232Cなどのインタフェース52
により適切に処理されて、ケーブル32を介してコンピ
ュータ22に転送される。
【0015】上述は、本発明の好適な実施例について説
明したが、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変形
及び変更が可能である。例えば、反射板を使用せずに、
プロジェクタ及びビデオ・カメラを直接、スクリーンの
背面に向けてもよい。また、プロジェクタ及びビデオ・
カメラをスクリーンの前面側に配置するが、複数の反射
板を組み合わせることにより、スクリーンの背面に画像
を照射したり、この背面を撮影できる。
【0016】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、背面投影
方式プロジェクタを用い、座標入力手段からスクリーン
上に照射された特定光の輝点の座標位置を確実に検出で
きる。また、キャビネットにより、スクリーン、ビデオ
・カメラ及びプロジェクタの位置関係が固定されている
ので、ビデオ・カメラの調整は、このカメラの取付時に
1度だけ行うのみでよい。よって、プロジェクタ装置を
移動しても再調整の必要がない。さらに、プロジェクタ
の陰極線管の近傍にビデオ・カメラを配置しているの
で、特定光の座標検出領域がほぼ平行四辺形になる。よ
って、座標検出の分解能は、通常、この平行四辺形の短
い辺で制限されるが、本発明では、ビデオ・カメラの画
素数まで可能になる。また、ビデオ・カメラの出力ビデ
オ信号の歪補正演算などが省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例の構成図である。
【図2】本発明に用いる透過型スクリーン、プロジェク
タ及びビデオ・カメラの関係を示す図である。
【図3】本発明に用いる座標検出手段のブロック図であ
る。
【符号の説明】
12 透過型スクリーン 16 プロジェクタ 18 ビデオ・カメラ 20 座標入力手段 28 座標検出手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過型スクリーンと、 該透過型スクリーンの背面側から上記透過型スクリーン
    に画像を投影するプロジェクタと、 上記透過型スクリーンの前面側から上記透過型スクリー
    ンに所定光を照射する座標入力手段と、 上記プロジェクタの近傍に配置され、上記透過型スクリ
    ーンの背面側から上記透過型スクリーンを撮影するビデ
    オ・カメラと、 該ビデオ・カメラの出力信号から上記透過型スクリーン
    上の上記所定光の座標を検出する座標検出手段とを具え
    た座標入力機能付プロジェクタ装置。
JP6950292A 1992-02-19 1992-02-19 座標入力機能付プロジェクタ装置 Pending JPH05233148A (ja)

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