JPH05232463A - 液晶素子 - Google Patents

液晶素子

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JPH05232463A
JPH05232463A JP4035362A JP3536292A JPH05232463A JP H05232463 A JPH05232463 A JP H05232463A JP 4035362 A JP4035362 A JP 4035362A JP 3536292 A JP3536292 A JP 3536292A JP H05232463 A JPH05232463 A JP H05232463A
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JP
Japan
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liquid crystal
color
electrode
layer
substrate
Prior art date
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Application number
JP4035362A
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English (en)
Inventor
Shinobu Ikeno
忍 池野
Fumiaki Kobayashi
文明 小林
Koji Takagi
光司 高木
Eiji Shiohama
英二 塩浜
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1345Conductors connecting electrodes to cell terminals
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高密度化が図れるのに加え、十分な視認性が
備わった液晶素子を提供する。 【構成】 カラー電極基板と透明電極基板が液晶層3を
介して対面するように配置され、前記カラー電極基板
は、白色系の表面に着色が施されてなるカラー電極4が
絶縁基板5の片面に形成され、前記カラー電極駆動用の
信号配線路6および接続端子の少なくとも一方が前記絶
縁基板の他面に形成され、前記カラー電極と信号配線路
および接続端子の少なくとも一方とが前記絶縁基板を貫
通する導電路8により互いに接続されてなるものである
液晶素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は反射型の液晶素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】低分子のネマチック液晶をポリマー中に
ミクロに分散させてなる液晶・ポリマー複合フィルムの
両面に透明導電膜を形成した構造の液晶素子は、低分子
のネマチック液晶のみを用いた、これまでの液晶素子に
くらべ、偏光板が不要なため明るくて視野角が広く見
やすい、大面積化が容易である、柔軟性がある、と
いう利点があるため、1985年に発表されて(下記注
1〜3参照)以来、研究開発が活発に行われている。
【0003】1)日経マイクロデバイス1985年8月
号53頁 2)特許出願公表公報番号:昭和58−501631
号,公表日:昭和58年9月29日,優先権主張日:1
981年9月16日 3)技術報告書 Fergason,J.L.,"Polymer Encapsulate
d Nematic LiquidCrystals for Display and Light Con
trol Applications,"SID InternationalSymposium Dige
st of Technical Papers, pp.68-70,May 1985. この液晶・ポリマー複合材料(以下「ポリマー複合液
晶」と略す)は、その液晶の分散構造により、液晶が不
連続にポリマー媒体中に分散したPDLC(polymer-di
spersed liquid crystal) と、ポリマーのネットワーク
(スポンジ)中に液晶が連続して存在するPN−LC
(polymer network liquid crystal) の2タイプに分類
される(下記注4参照)。
【0004】4)日経エレクトロニクス1990年6月
11日号(No.502)102頁 ポリマー複合液晶は、通常は不透明状態であるが、電圧
が印加されると透明となる。このポリマー複合液晶は、
これに2色性色素を溶解させておくと、電圧の印加によ
り、有色不透明状態から無色透明状態に変化させること
ができる。これらの動作原理については、数多くの文献
(下記注5、6など)に記載されているので、ここでは
詳述しない。
【0005】5)雑誌「応用物理」 Appl. phys. Let
t. vol.48, pp.27 (1986) 6)表示用材料調査報告I(電子材料技術委員会報告)
平成2年3月、社団法人日本電子工業振興協会58〜6
0頁、64〜65頁 最近になって、梶山らにより、高分子液晶と低分子ネマ
チック液晶をブレンドした複合液晶が誘起スメクチック
液晶となり、高周波電場下では透明になり、低周波電場
下では不透明になり、これらの状態が電源をoff状態
にしてもメモリされることが見い出されている(下記注
7〜9参照)。
【0006】7)ケミストリー レター Chemistry Le
tters, pp.817 〜 820(1989) 8)ポリマー プリプレンツ Polymer Preprints, Jap
an, vol.39, No.3, pp.761(1990) 9)ポリマー プリプレンツ Polymer Preprints, Jap
an, vol.39, No.8, pp.2373 (1990) これらの複合液晶は、その動作機能から、調光、調色、
表示などの分野での応用が図られている。
【0007】液晶を用いた表示素子の電極パターンに
は、従来、セグメント電極、ドットマトリックス電極、
マトリックス電極、くし歯形電極が知られており、駆動
方式には、スタティック駆動方式とマルチプレックス
(時分割)駆動方式が知られている。セグメント形とド
ットマトリックス形の表示素子では、画素数が少ない時
は、全てのセグメント電極(画素電極)をそれぞれ個別
に駆動するスタチック駆動方式がとられるが、画素数が
増加すると、一般に、電極パターンの如何によらず、マ
ルチプレックス駆動方式をとる。しかし、動作しきい値
特性の勾配がゆるやかなポリマー複合液晶の場合、クロ
ストーク効果が生じるので、その採用が困難である。
【0008】それと、液晶素子の場合、反射型のものと
透過型のものとがある。反射型液晶素子の場合、入射面
から入った光が液晶層の裏面側で反射されて表面側に戻
るようになっており、利用範囲が広くて実用性は高い。
図25は、従来のセグメント形およびドットマトリック
ス形の反射型液晶表示素子における、画素電極4と、各
画素電極4を駆動する信号配線路6を示している。図2
5から判るように、画素電極4と信号配線路6が絶縁基
板5の同一面(液晶層側の面)上に形成されている。そ
のため、従来の液晶表示素子では、信号配線路6は、隣
接する画素電極4,4間を通さなければならず、画素を
高密度化できないという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、発明者らは、
様々な角度から検討を行い、画素の高密度化が図れる反
射型液晶素子を案出した。すなわち、信号配線路を電極
形成面と反対側の面に形成し両者の間を基板を貫通する
導電路で接続するようにしたのである。信号配線路を画
素電極と同じ面に設けずにすむため、画素の高密度化が
図れる。
【0010】しかしながら、発明者らの案出にかかる素
子は、視認性が未だ十分とは言えなかった。視認性が良
くなければ実用性が高いとは言いがたい。この発明は、
上記事情に鑑み、高密度化が図れるのに加え、十分な視
認性が備わった液晶素子を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明の液晶素子は、カラー電極基板と透明電極
基板が液晶層を介して対面するように配置され、前記カ
ラー電極基板は、白色系の表面に着色が施されてなるカ
ラー電極が絶縁基板の片面に形成され、前記カラー電極
駆動用の信号配線路および接続端子の少なくとも一方が
前記絶縁基板の他面に形成され、前記カラー電極と信号
配線路および接続端子の少なくとも一方とが前記絶縁基
板を貫通する導電路により互いに接続されてなるもので
ある構成となっている。
【0012】透明電極基板は、前記従来例と同様に透明
基板の内面(液晶層側の面)に透明電極を形成したもの
が普通であるが、透明基板自体が導電性を有するのであ
れば、透明電極を必要としない。この場合、透明基板と
しては、ガラス板や透明セラミックス板、ポリエチレン
テレフタレート(PET)やポリカーボネートなどの透
明樹脂フィルム、アクリル板やポリカーボネート板など
の透明プラスチック板が例示できる。
【0013】着色が施される白色系の表面は、アルミニ
ウム層、アルマイト層で表面が覆われたアルミニウム
層、スズメッキや銀メッキ等を表面に施した銅層、ニッ
ケル層、スズ層、銀層などの表面が挙げられる。勿論、
表面だけでなく内部が全て白くてもよい。白色系の表面
の白さの程度としては、反射率が400nm〜800n
mの全波長範囲において60%以上で極力変動の少ない
分光特性のものが挙げられる。
【0014】白色系の表面の着色は、白色系表面への着
色層の積層や白色系の表面自体の着色により行える。後
者の表面自体の着色の例としては、白色系の表面がアル
マイト層であって、アルマイト層を染色で着色する場合
が挙げられる。白色系の表面の着色には、普通、顔料、
染料、蛍光顔料および蛍光染料の少なくとも一つの着色
剤が用いられるが、これらに限らない。また、着色部分
が蛍光顔料、蛍光染料や非着色性の蛍光物質を含んでい
れば、反射光に蛍光が加わり明るくなるため好ましい。
【0015】この発明の液晶素子のカラー電極基板に
は、一般に用いられているスルホール両面板を用いるこ
とができる。液晶素子が表示素子用の場合、普通、液晶
層側の面にはマトリックス状にカラー画素電極(以下、
単に「画素電極」と言うこともある)が形成されてい
る。スルホール両面板としては、両面銅張積層板を使
い、少なくともカラー画素電極を形成する方の銅層の上
にスズメッキや銀メッキ等を施し白色系の表面とするよ
うにする。これ以外、片面にアルミニウム層を、他面に
銅層を設けたスルホール両面板も用いることが出来、ア
ルミニウム層をカラー画素電極用とする。絶縁基板の両
面で異なった金属が用いられてもよいのである。信号配
線路は、銅層だけで形成されていてもよく、導電性材料
であれば何でも良く特に限定されない。勿論、銅層やア
ルミニウ層は必要なパターン化や表面の着色がなされて
いることは言うまでもない。信号配線路は多層構造であ
ってもよい。
【0016】このようなスルホール両面板は、通常のプ
リント配線板の技術で作製できる。基板材料としては、
一般のプリント配線基板に用いられている基板材料を用
いることができる。すなわち、紙フェノール基板,紙エ
ポキシ基板,ガラスエポキシ基板,ガラスポリイミド基
板などのリジッド基板や、セミフレキシブル基板のほ
か、ポリエステルフィルム,ポリイミドフィルムなどの
フレキシブル基板等を用いることができる。勿論、セミ
フレキシブル基板であってもよい。この発明では、透明
電極基板やカラー電極基板の絶縁基板の材質を選ぶこと
により、剛直でフラットな液晶素子から曲面加工可能な
フレキシブルないしセミフレキシブル液晶素子までを作
製することができる。
【0017】画素電極と信号配線路を接続する導電路
は、普通、スルホールによる配線路が適当である。スル
ホール配線路の材質は、導電性の良い材料であれば何で
もよい。画素電極と信号配線路を接続する導電路は、ス
ルホールに限らず、金属基板を貫通する金属線や金属製
ピンであってもよい。スルホール配線路の場合は、導電
性のよい材料(Agペーストなど)がスルホール用孔に
充填されていることが、均一な表示面を得る上で好まし
い。
【0018】また、絶縁基板の他面に、信号配線路の代
わりに、カラー電極基板の各画素電極毎に独立した接続
端子を設けてもよい。勿論、接続端子と信号配線路の両
者が一つの絶縁基板の他面に併存していてもよい。この
構成は、接続端子から各画素に独立して電圧を印加する
アクティブマトリックス方式の駆動に適しており、大型
表示や広告表示を行う場合、所定の画素電極の接続端子
に給電配線路をつなぎ電圧を印加するのであるが、表示
パターンに合わせた給電配線路の形成が容易に行え、そ
の変更も容易に行える。表示パターンに対応する接続端
子につながる給電配線路を絶縁基板の接続端子形成側の
面に設けるのであるが、給電配線路の形成・変更が容易
にできる。このようであると、イベントの場合などのよ
うに一定期間の間だけ所定パターンの表示を行い、次の
イベントで他のパターンの表示を行うといったように、
表示パターンの変更が頻繁でない場合に非常に有用であ
る。給電配線路は、例えば、実寸大で表示パターンに対
応する電路パターンを作成し、これを接続端子に取り付
けることで容易に実現できる。具体的には、以下の〜
のような方法がある。
【0019】 市販の導電ペースト(導電性フィラ
ー、バインダー、溶剤および添加剤の混合物)を所定の
電路パターンで印刷することでも、給電配線路が簡単に
実現できる。 導電テープや導電箔(導電シート)を使って所定の
電路パターンを形成する方法もある。導電性粘着剤付き
の導電テープあるいは導電箔を用い、表面に塗布された
導電性粘着剤で導電テープあるいは導電テープを接続端
子に接着するのである。
【0020】 また、磁性材料の利用で給電配線路が
簡単に形成・変更可能となる。接続端子の少なくとも一
部に磁性材料を使うか、あるいは、スルホール孔に導電
磁性材料が充填するかする一方、導電テープあるいは導
電箔に永久磁石層が積層されている複層シート(テープ
状のものも含む)の場合、この永久磁石層の磁力により
導電テープあるいは導電箔を接続端子につなぐのであ
る。
【0021】 金属線をバンダ付けあるいは導電性接
着剤により表示パターンに対応する接続端子につなぐこ
とで給電配線路が容易に実現できる。液晶層としては、
低分子のネマチック液晶や強誘電性液晶のほかに、2色
性色素を溶解させたホスト−ゲスト型液晶も用いること
ができるが、最近開発の、ポリマーマトリックス中に低
分子のネマチック液晶が不連続な形あるいは連続の形で
分散したいわゆるPDLCやPN−LCなどのポリマー
複合液晶が、前述のごとく、大面積化が容易で、柔軟性
があり、偏光板が不要なため明るくて視野角が広く見や
すいといった特徴があるため、好ましく用いられる。高
分子液晶と低分子ネマチック液晶をブレンドした誘起ス
メクチック液晶も、同様な利点があることに加えて2周
波駆動でメモリ性のあるため、より好適に用いることが
できる。
【0022】反射型の表示素子としては、下地を隠蔽し
た方がコントラストがよいので、液晶に2色性色素をブ
レンドしたカラー液晶が好ましいといえるが、これに限
定する必要はない。なお、2色性色素としては、繊維用
分散染料などに使われているアントラキノン系、アゾ
系、キノフタロン系、ペリレン系、クマリン系、チオイ
ンジゴ系の化合物などが挙げられる。具体的には、下記
のような化学式(1)〜(3)の化合物が例示される。
化学式(1)で示されるものは黄色〜オレンジ系であ
り、化学式(2)で示されるものは赤色〜紫色系であ
り、化学式(3)で示されるものは青色〜空色系であ
る。黒色のものの場合は複数の色素が併用される。
【0023】
【化1】
【0024】
【化2】
【0025】
【化3】
【0026】カラー電極基板の作製する過程で、電極表
面の着色が行われるが、普通、着色に伴い各画素電極の
表面には一定厚みの着色層が出来ている。この着色層
は、以下のようなものが適当である。 着色層の膜厚みが均一で色むらのないこと。 着色層が絶縁性の場合、着色層での電圧降下分だ
け、印加電圧のうち液晶層にかかる分が少なくなるた
め、着色層の厚みは、薄い方がよく、10μm以下、好
ましくは5μm以下、より好ましくは3μm以下であ
る。
【0027】 着色層が導電性の場合、着色層での電
圧降下分が無視でき、実質的に印加電圧全部が液晶層に
かかるため、非常に好ましい。着色層の厚みの制限がな
くなるが、通常、数10μm以下であることが望まし
い。 着色層が蛍光性を有していれば反射色が強まる(増
幅される)ので好ましい。蛍光顔料や蛍光染料を用いて
着色するようにするのが好ましいのである。
【0028】 着色層の表面は平滑面でなく拡散面に
なっていると視野角依存性が少なくなるため好ましい。
この発明のカラー電極の表面の色(着色面の色)は、赤
(R)、緑(G)、青(G)、黄(Y)などの有色の以
外に、白や黒も含まれる。カラー電極をマトリック状に
多数設け、R、G、Bに色分けて着色すれば、フルカラ
ーの表示素子とすることも可能である。
【0029】上記〜等を考慮すると、着色層の形成
方法は、以下の方法が適当である。 (A)電着塗装法(電気泳動塗装法) この電着塗装法は、周知の通り、水溶性あるいは水分散
化された負または正に荷電した樹脂及びこれらの樹脂で
コートされた顔料よりなる水性塗料(アニオン電着塗料
またはカチオン電着塗料)中に画素電極パターンを設け
た絶縁基板を浸漬し、画素電極を陽極または陰極として
対極との間に直流を流すことにより画素電極の上に樹脂
および顔料からなる層を析出させてから、絶縁基板を取
り出し水洗・加熱処理(焼き付け)し樹脂を硬化させ緻
密な着色層を形成するという方法である。析出層は電気
抵抗が大きいため、電気抵抗の低い薄層部分に優先的に
析出が起こり、結果として、厚みが均一になり、色むら
の発生が少なくなる。
【0030】また、カチオン電着塗料を用いる場合、画
素電極が陰極となるため、電着の際に金属の溶出が起こ
らないという利点がある。カチオン電着塗料は、通常、
ポリアミノ樹脂を有機酸で中和して正の荷電状態にあ
る。ベースレジンには、エポキシ樹脂、アクリルービニ
ル共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポ
リブタジエン樹脂などが使える。
【0031】アニオン電着塗料は、乾性油、ポリエステ
ル、ポリブタジエン、エポキシエステル、ポリアクリル
酸エステル等をベースレジンとするポリカルボン酸であ
って、有機アミンなどの塩基で中和して負の荷電状態に
ある。顔料としては、様々な色を呈する有機顔料、無機
顔料や蛍光顔料が必要に応じて用いられる。顔料の詳細
に関しては、例えば、「改定新版 顔料便覧」(日本顔
料技術協会編 誠文堂新光社 1989年)、「色材光
学ハンドブック」(色材協会編 朝倉書店 1989
年)などに記載されている。
【0032】この発明の液晶素子では、画素電極が基板
を貫通する導電路で裏面に引き出されているから、必要
な画素電極のみに信号配線路(や接続端子)と導電路を
介して電圧を印加するように工夫して着色層を形成する
ことを繰り返し行い、画素電極上の着色層が画素電極同
士で異なる多色構成(マルチカラー)とすることが簡単
に出来るし、全画素電極に導電路を介して同時に電圧を
印加して着色層を形成して全画素電極上に同一色の着色
層を形成する単色(単一カラー)構成とすることも出来
る。
【0033】また、電着塗料液に(酸化スズ、酸化イン
ジウム、酸化アンチモンなどを主成分とする)透明導電
粉末や透明導電材料で被覆(コート)された顔料を添加
することにより、簡単に導電性の着色層が形成できる。 (B)印刷法 印刷法としては、インキを用いて平版印刷、グラビア印
刷、スクリーン印刷などで着色層を形成するという方法
である。平版印刷およびグラビア印刷が薄膜印刷法の場
合には好適である。インキに関しては、例えば、「印刷
インキハンドブック」(印刷インキ工業連合会編 印刷
インキ工業連合会 1978年)に詳しく記載されてい
る。
【0034】印刷用のインクに、蛍光顔料や蛍光染料が
使われていると反射光が増幅されるため好ましい。白黒
表示の場合、白色着色層の形成にあたって、酸化チタン
のような白色顔料を使ったインキを使うが、白色を浮き
出す為には蛍光増白剤を添加したインクが好ましい。印
刷法の場合も、顔料表面に酸化スズや酸化アンチモンな
どの透明導電性物質をコートして導電性を付与した顔料
(三菱マテリアル社製 品番W−1)を用いたり、酸化
スズや酸化アンチモンなどの透明導電性物質の微粉をブ
レンドして着色層形成を行えば、簡単に着色層に導電性
をもたせることができる。
【0035】(C)電解重合法 電解重合法は、ピロール、チオフェン、アニリン、ベン
ゼン、アセチレンやその誘導体などのモノマーを画素電
極の表面に電解重合膜として析出させる方法である。具
体的には、アセトニトリル、ベンゾニトリル、プロピレ
ンカーボネート、THF、ニトロベンゼン、水などの溶
媒に、LiBF4 、NaBF4 、LiClO4 、LiA
sF6 、パラトルエンスルホン酸塩などの支持電解質と
前記のモノマーを溶解させ、この溶液中に画素電極パタ
ーンを設けた絶縁基板を浸漬し、画素電極を陽極として
対極(陰極)との間に直流を流すことにより電極表面上
に着色層となる電解重合膜を析出させるようにする。電
解重合法の場合、画素電極の表面に着色された導電性ポ
リマー層が形成できるという利点もある。
【0036】電解重合法による導電性ポリマーの導電性
と着色性はドーパントによっても制御できる。電子共与
性のドーパント(ドナー)としてはアルカリ金属、アル
キルアンモニウムイオン類、アミン類が挙げられ、電子
受容性のドーパント(アクセプター)としては、ハロゲ
ン、ルイス酸、プロトン酸、遷移金属ハライド、TCN
E、TCNQ、クロラニルなどの有機アクセプター等が
知られている。その外、通常の電解質や極性溶媒中であ
る程度解離するもの、例えば、フタロシアニン類、色素
類、高分子電解質などもドーパントとして用いることが
出来る。分子サイズの大きなフタロシアニン類、色素や
高分子電解質などは脱ドープに対して安定であり好まし
い。電解重合法により、数十〜数百S/cmの導電性の
皮膜が得られる。色としては、赤色、桃色、褐色、青色
などが得られる。
【0037】導電性ポリマーの最適条件は、例えば、
「新・導電性高分子材料」(株式会社シーエムシー 1
987年2月5日)などに記載されている。 導電性高分子 電解質 溶媒 電圧(V VS Vi) ポリチオフェン LiBF4 benzonitrile 20 ポリピロール P-TS acetonitrile OR H2O 3 ポリセレノフェン AgClO4 benzonitrile 20 ポリフラン LiClO4 benzonitrile 6.5 ポリパラフェニレン LiAsF6/CuCl2 nitrobenzen 30 ポリナフチレン LiAsF6/CuCl2 nitrobenzen 20 ポリアントラセン Bu4NBF4/CuCl2 nitrobenzen 20 可溶性フタロシアニンをドーパントにして電解重合膜を
形成するには、例えば、「日経ニューマテリアル」(吉
野勝美 6月9日 50 1986年)に記載されてい
る方法が使える。
【0038】上記(A)〜(C)の方法で形成した着色
層において、バインダー用樹脂や色材が液晶層と接触し
た時に液晶層に溶解していくことがある。このような場
合には、着色層の上に保護コート層を設けるようにすれ
ばよい。また、電着法あるいは印刷法の場合、前記のよ
うに画素電極の上に着色層を直接形成することが出来る
が、これに限らず、離型処理を施したフィルム基材上に
電着法あるいは印刷法で着色層を形成した後その上に粘
着剤層を設け、これを画素電極の表面に接着転写するこ
とにより間接的に着色層の形成を行うようにしてもよ
い。
【0039】このようにして、作製したカラー電極基板
を液晶層を介して透明電極基板と対向させて液晶素子を
構成すれば、反射型の表示素子が完成する。続いて、カ
ラー画素電極にアルミニウム材を用いる場合について説
明する。この場合、絶縁基板の片面がアルミニウム層で
覆われ他面が銅層で覆われた絶縁基板を使い、前記アル
ミニウム層や銅層をパターン化するなどしてカラー画素
電極基板を作製したり、アルミニウム基材を使って画素
電極を先に作り、これを絶縁基板に取り付けるなどして
カラー画素電極を作製したりする。
【0040】アルミニウム層やアルミニウム基材は高純
度のアルミニウムからなるものが好ましいが、これに限
らない。アルミニウム基材の場合、形状は、板状、細長
状(線状)などいずれでもよく、電極および画素として
の機能がもたせられるものであればよい。前者の場合、
図6にみるように、片面がアルミニウム層21で覆わ
れ、他面が銅層22で覆われ、スルホール用孔23の開
いた絶縁基板5を準備し、図7にみるように、アルミニ
ウム層21の全面をマスク24で覆う。マスク24はフ
ィルムやレジスト膜が用いられる。ついで、図8にみる
ように、無電解銅メッキおよび電気メッキを施してアル
ミニウム層21と銅層22を接続するスルホール25を
孔23内に形成する。アルミニウムと銅の密着性をあげ
るため予め亜鉛系処理剤などでアルミニウム層21の表
面を活性化しておいてもよい。スルホール25形成に続
いて、図9にみるように、銅層22に対しマスク26を
形成し選択エッチングでパターン化し、ついで、図10
にみるように、アルミニウム層21に対し部分マスク2
7として選択エッチングでパターン化してからから、図
11にみるように、マスク26,27を除去する。パタ
ーン化されたアルミニウム層はカラー電極用であり、パ
ターン化された銅層は、信号配線路や接続端子用であ
る。なお、スルホール25形成の後、孔23を導電材料
で埋めたりしてもよい。
【0041】一方、アルミニウム板の場合、そのまま、
あるいは、適当な寸法に寸断する。パターン化されたア
ルミニウム層やアルミニウム板の表面を、前述のよう
に、前述の方法(A),(B),(C)で着色して、カ
ラー電極としてもよいが、以下のように、アルミニウム
層やアルミニウム板の表面をアルマイト化することが非
常に有用である。
【0042】アルミニウム表面に、例えば、陽極酸化処
理によりアルマイト層を形成する。アルマイト層の表面
が拡散面であれば視野角が広くなる。例えば、アルマイ
ト層の形成前にアルミニウム板の表面を、サンドブラス
ト、ビーズ吹き付けなどの機械的エッチング処理、ある
いは、水酸化ナトリウム水溶液への浸漬などの化学的エ
ッチング処理を施してからアルマイト層の形成を行え
ば、アルマイト層の表面が拡散面になる。勿論、逆に、
アルマイト表面が鏡面性(光沢性)のある面となるよう
にしてもよい。アルミニウム板を予め化学的に研磨する
か、アルマイト表面を機械的研磨(例えは、バフ研磨)
するようにすればよい。
【0043】アルミニウム板の表面に前処理として行う
粗化の程度は、光沢面の場合で数μm以下、拡散性の半
光沢面で数μm〜数十μm、梨地状の半光沢面で数十μ
m以上を目安として行えばよいが、これに限らないこと
は言うまでもない。アルマイト層の厚みは、限定するわ
けではないが、通常、1〜20μmの範囲が好ましい。
【0044】1μm未満では、所望の色調を得るだけの
色素の付着(吸着)あるいはアルマイト層によるアルミ
ニウム層の保護機能が十分でない傾向が出てくる。逆
に、20μmを越すと、電気抵抗が高くて電圧降下が大
きくなり、駆動電圧の高電圧化を招来するのである。着
色は、アルマイト層を形成してから染色する方法が有効
である。この他、アルマイト層表面に顔料を塗布する方
法もある。また、合金による方法、電解液による方法、
電源波形による方法も利用不可能ではない。例えば、合
金による方法は、アルミニウムに他の物質が含まれてお
り、アルマイトが着色された形で形成され、アルマイト
の形成と着色が一緒に出来るというものである。この発
明で言う白色系の電極表面が着色されてなるカラー電極
のうちには、このようなものも含まれる。
【0045】染色にあたっては、アルマイト層を十分に
水洗してから、アルミニウム層ないしアルミニウム板を
染料溶液に浸漬すれば、図12にみるように、アルミニ
ウム層21の表面の未着色のアルマイト層21aは、図
13にみるように、染料分子がアルマイト層21a中に
染着し染色される。ここで使われる染料としては、通
常、酸性染料、酸性含金属錯塩、酸性媒染などの染料群
の中から選ばれる。化学構造的な面から言えば、モノア
ゾ染料、ジスアゾ染料、アンスラキノン染料、フタロシ
アニン染料、トリフェニルメタン染料などが挙げられ
る。
【0046】なお、表示素子のコントラスト向上のため
に、蛍光性染料を単独ないし併用の形で用い色調におけ
る明度を増加させてもよい。使用する蛍光染料は、一般
的な蛍光染料でよく、アルマイト層に被着するものであ
ればよい。アルマイト層への染料の被着量のコントロー
ルは定濃度染色中への染色時間の調整で行う。染料濃度
は、使用染料の固有の吸光度などに応じて適当にそれぞ
れ調整するが、通常、数g〜数十g/リットルの範囲で
ある。染色時間の目安は、薄色で10〜30秒、中間色
で1〜5分、濃色で5〜10分程度であるが、これに限
らないことは言うまでもない。
【0047】なお,通常、染料を被着させたあと封孔処
理を行い染料を固定する。封孔処理は、一般的な方法を
用いればよく、例えば、沸騰水中にアルマイト層1μm
当たり2〜3分(但し、最低20分間は必要)を目安に
浸漬処理する。着色によりカラー画素電極が出来上が
る。アルミニウム板を用いた場合、さらに、カラー画素
電極がスルホールで絶縁基板裏面の信号配線路ないし端
子に接続されるように絶縁基板の表面に搭載するという
工程を経て、カラー電極基板が完成する。なお、アルミ
ニウム板を絶縁基板に設けておいてから、アルミナ層の
形成・染色を行うようにしてもよいことは言うまでもな
い。
【0048】なお、絶縁基板の裏面に信号配線路を設け
る場合、信号配線路の外部への取り出し端子部は、絶縁
基板の端部に集めて、そのままコネクタに接続させても
よいし、DIP(デュアルインパッケージ)方式やPG
A(ピングリッドアレイ)方式のようにしてもよい。こ
のようにすれば、高密度配線に対応でき、表示素子ユニ
ットを多数個用いて拡張することにより大画面表示を容
易に実現できる。
【0049】絶縁基板の裏面に接続端子を設ける場合
は、上の場合に限らず様々な取り出しが可能である。以
上、この発明の液晶素子を、表示用途を例にとって説明
したが、この発明にかかる液晶素子の用途は、必ずしも
表示用途に限定されるものではない。
【0050】
【作用】この発明の液晶素子では、信号配線路や給電配
線路が、絶縁基板における、カラー電極形成面とは反対
の面に形成されているので、隣接するカラー電極間に信
号配線路や給電配線路を通す必要がなく、そのため、画
素を構成するカラー電極を互いに近接させることがで
き、画素の高密度化を図ることができる。
【0051】また、カラー電極毎に接続端子が絶縁基板
の反対の面に形成されていて、表示パターンに合わせた
給電配線路の形成が容易に行え、その変更も容易に行え
るため、表示パターンの設定・変更が簡単に実現る。こ
の発明の液晶素子では、液晶層3が二色性色素含有の高
分子分散液晶からなる場合、図14にみるように、透明
電極2とカラー電極4の間に電圧がかかっていない時に
は液晶層3が不透明であり、図15にみるように、透明
電極2とカラー電極4の間に電圧が印加された時には液
晶層3が透明化する。透明化したときは、透明基板1の
表面から入った光はカラー電極4の表面で反射して再び
表面に戻る。
【0052】この発明の液晶素子は、そのカラー電極の
表面が、白色系であり、これは白色系表面を着色したと
きも、白色系表面上に着色層を形成したときも、着色前
の表面がもっていた白色系としての物性、すなわち均一
で高い反射率特性を失ってはいない。このように電極表
面が高反射率特性であるため、着色面で反射して戻って
くる光の量が多く、液晶素子の画面上には明るい色調
(高い明度)での表示がなされる。また、反射率特性の
均一性が失われず保持されているため、着色剤による色
の発現が電極表面の影響を受けず損なわれない。したが
って、適切な色の表示が画面上にあらわれる。
【0053】電極表面をアルマイト層にして白色系の表
面とした場合、電極表面の耐食性が高くなり、素子の信
頼性が向上する。この場合、アルマイト層自体を着色す
るようにすれば、アルマイト層の上に着色層を設ける場
合よりも、電極間における絶縁層の全体厚みが増さず、
駆動電圧が低くなる。着色部分が蛍光物質を含んでいれ
ば、反射光に蛍光が加わるため、より視認性に優れた着
色面となるという利点がある。
【0054】また、電極表面の着色部分が導電性を有す
る場合、着色部分での電圧降下が殆どなく、駆動電圧が
低くてすむという利点がある。
【0055】
【実施例】以下にこの発明の実施例を説明するが、この
発明の範囲はこれに限定されない。まず、この発明の液
晶素子の要部構成例を説明する。 −構成例A− 図1は、構成例Aにかかる反射型の液晶素子をあらわ
す。図において、1は透明基板、2は透明共通電極であ
り、これら両者で透明電極基板を構成している。また、
3はポリマー複合液晶層、4はカラー画素電極、5は絶
縁基板、6は信号配線路、8はスルホール配線路であ
る。図2は、構成例Aの液晶素子における、カラー画素
電極4と、各カラー画素電極4を駆動する信号配線路6
を示している。図2から判るように、信号配線路6は、
絶縁基板基板5における画素電極形成面(液晶層3側の
面)とは反対の面においてカラー画素電極4と重なり合
うように形成されており、隣接する画素電極4,4間を
通ってはいない。そのため、隣接する画素電極同志の間
隔が狭くなっている。各信号配線路6の端子部9は、絶
縁基板5の端部に集められている。
【0056】−構成例B− 図3は、構成例Bにかかる反射型の液晶素子をあらわ
す。図において、1は透明基板、2は透明共通電極であ
り、これら両者で透明導電基板を構成している。また、
3はポリマー複合液晶層、4はカラー画素電極、5は絶
縁基板、8はスルホール配線路、10は接続端子であ
る。接続端子10のサイズは画素電極4のサイズより小
さい。また、裏面に導電性粘着剤がコートされた銅箔テ
ープ(図示省略)を所定の電路パターンとなるように接
続端子10に張り付けてある。また、外部電極との接続
を容易とするため、図5にみるように、電源接続用端子
11を絶縁基板5の裏面に形成してある。
【0057】なお、構成例Bだけでなく、構成例Aにお
いても、絶縁基板5では、図4にみるように、表面に縦
・横に整然と並んだカラー画素電極4群が設けられてお
り、図5にみるように、裏面に各画素電極4毎に接続端
子10(構成例Aの場合は配線路6)がそれぞれ形成さ
れている。画素電極4群は、図4では都合上、13×1
3ドットで示すが、16×16ドット、50×100ド
ットなど他のものも勿論できる。この実施例では24×
96ドットとした。また、一枚で大きな表示パネルにす
るのではなく、16×16ドット、あるいは、24×2
4ドットの小さな表示ユニットをつなぎ合わせて一つの
表示パネルにしてもよい。
【0058】スルホールは径0.3〜0.5mm程度で通
常のプリント配線板作製プロセスで作製した。無電解メ
ッキと電解銅メッキの施されたスルホール孔の中にハン
ダを充填してスルホール配線路8とした。通常の用途を
カバーするには、画素電極サイズは1〜10mm角程度、
画素電極間隔は0.1〜2mm程度とするが、これに限ら
ない。この実施例では画素電極サイズは5mm角、画素電
極間隔は1mmである。また、接続端子10は3mm角であ
る。
【0059】画素電極の形は、この実施例では正方形で
あるが、長方形、ひし形、円形、楕円形など他の形状で
もよい。 −実施例1− 実施例1は構成例Aの液晶素子である。以下のように、
両面銅箔(厚み18μm)張ガラスエポキシ積層板を用
いて作製したカラー電極基板を用いた。カラー電極およ
び信号配線路用のパターン化した後、銅層表面に無電解
スズメッキを施し白色系の表面色としてから、信号配線
路形成側をマスクで覆い、赤色顔料および樹脂からなる
電着液に浸漬し、信号配線路を利用して電圧をかけ、電
流・時間をコントロールし0.86μmの膜をスズメッ
キ面上に形成した。その後、150℃、30分間の加熱
処理で硬化して赤色着色層を形成した。作製したカラー
電極表面の分光反射特性(分光反射スペクトル)を図1
7に実線で示す。カラー電極の表面の色調は赤色であ
り、600nmでの反射率は80%以上である。
【0060】−実施例2− 膜の厚みが、1.08μmである他は、実施例1と同じ
である。作製したカラー電極表面の分光反射特性を図1
7に破線で示す。カラー電極の表面の色調は赤色であ
り、600nmでの反射率は80%以上である。
【0061】−実施例3− 膜の厚みが、1.13μmである他は、実施例1と同じ
である。作製したカラー電極表面の分光反射特性を図1
7に一点鎖線で示す。カラー電極の表面の色調は赤色で
あり、600nmでの反射率は80%以上である。 −実施例4− 電着塗装の代わりに、スクリーン印刷で黄色の蛍光色の
膜をスズメッキ面上に形成するようにした他は、実施例
1と同じである。印刷条件は、SSNYGルミナ黄イン
キ(東洋インキ社製)100部および溶剤S718(東
洋インキ製)20部の混合物を200メッショの版で印
刷し、常温で乾燥し厚み10μmの膜を形成したのであ
る。作製したカラー電極表面の分光反射特性を図18に
実線で示す。カラー電極の表面の色調は黄色であり、5
55nmでの反射率は77.5%であった。
【0062】−実施例5− 印刷インキがSSNYGルミナ草インキ(東洋インキ社
製)である他は、実施例4と同じである。緑色の蛍光色
の膜が形成された。作製したカラー電極面の分光反射特
性を図18に破線で示す。カラー電極の表面の色調は緑
色であり、555nmでの反射率は73.5%であっ
た。
【0063】−実施例6− 印刷インキがSSNYGルミナオレンジインキ(東洋イ
ンキ社製)である他は、実施例4と同じである。オレン
ジ色の蛍光色の膜が形成された。作製したカラー電極表
面の分光反射特性を図18に一点鎖線で示す。カラー電
極の表面の色調はオレンジ色であり、555nmでの反
射率は63.0%であった。
【0064】−実施例7− 電着塗装の代わりに、導電性顔料たる白色導電粉末(三
菱マテリアル製 品番W−1)を75〜80wt%、黄色
顔料20〜25wt%を含み固形分濃度で80wt%加えた
アクリル系の塗料をバーコーターで塗布した後、120
℃で30分間加熱して硬化させ黄色の導電性着色層をス
ズメッキ面上に形成した他は、実施例1と同じである。
膜厚みは4μmであった。なお、白色導電粉末は、酸化
チタン微粒子表面を酸化スズおよび酸化アンチモンで被
覆したものである。黄色の膜が形成された。作製したカ
ラー電極表面の分光反射特性を図19に実線で示す。4
探針法で測定した膜の表面抵抗Ω/□は6.2×104
であった。
【0065】−実施例8− 膜厚みを9.5μmとした他は、実施例7と同じであ
る。黄色の膜が形成された。作製したカラー電極表面の
分光反射特性を図19に破線で示す。膜の表面抵抗Ω/
□は2.3×104 であった。 −実施例9− 黄色顔料の代わりに赤色顔料を用い、膜厚みを3μmと
した他は、実施例7と同じである。赤色の膜が形成され
た。作製したカラー電極表面の分光反射特性を図19に
一点鎖線で示す。膜の表面抵抗Ω/□は6.6×104
であった。
【0066】−実施例10− 膜厚みを7μmとした他は、実施例9と同じである。赤
色の膜が形成された。作製したカラー電極表面の分光反
射特性を図19に二点鎖線で示す。膜の表面抵抗Ω/□
は2.9×104 であった。 −実施例11− 黄色顔料を抜き白色導電粉末だけを固形分濃度で80wt
%にするとともに、膜厚みを5μmとした他は、実施例
7と同じである。白色の膜が形成された。作製したカラ
ー電極表面の分光反射特性を図20に実線で示す。膜の
表面抵抗Ω/□は2.6×104 であった。
【0067】−実施例12− 膜厚みを10μmとした他は、実施例11と同じであ
る。白色の膜が形成された。作製したカラー電極面の分
光反射特性を図20に破線で示す。膜の表面抵抗Ω/□
は1.4×104 であった。 −実施例13− 実施例13は構成例Bの液晶素子である。但し、液晶層
はポリビニルアルコール系で2色性色素含有、厚み10
μmの高分子分散液晶層である。そして、カラー電極は
アルミニウム板を以下のように加工したものである。
【0068】アルミニウム板(JIS A1100P)
をアルカリ脱脂剤で十分脱脂した後、エッチング剤であ
るアルサテンOL−25(奥野製薬社製)100g/リ
ットルを含む温度50℃の水溶液に2分間浸漬して前処
理した。前処理の後、硫酸法で陽極酸化しアルマイト膜
を形成した。処理液は、硫酸濃度が180g/リット
ル、アルミニウム含有量が8g/リットルである。電流
密度は1A/dm3 、温度は20℃、処理時間18分と
した。アルマイト膜の厚みは約5μmであった。
【0069】上記のアルミニウム板を、アルミニウム陽
極酸化被膜用染料(TACイエロー・C7001A 奥
野製薬社製)の溶液に浸漬して染色を行った。溶液の濃
度は2g/リットル、温度は55℃、処理時間4分であ
る。その後、封孔用薬剤であるトップシールH−298
(奥野製薬社製)の40ミリリットル/リットルの水溶
液に92℃で15分浸漬し、染色アルマイト層の封孔処
理を行った。カラー電極の表面の色調は淡い黄色であ
り、600nmでの反射率は56%であった。
【0070】−実施例14− サンドブラスト処理済みのアルミニウム板(JIS A
1100P)を用い、化学研磨による前処理を施すよう
にした他は、実施例13と同じである。化学研磨は、エ
ッチング剤であるアルグロスS−200(奥野製薬社
製)10g、リン酸700ミリリットルおよび濃硫酸3
00ミリリットルからなる溶液に30秒浸漬することで
行った。カラー電極の表面の色調は光輝性黄色であり、
600nmでの反射率は72%であった。
【0071】−実施例15− 鏡面処理済みのアルミニウム板(JIS A1085
P)を用い、前処理を省いた他は、実施例13と同じで
ある。カラー電極の表面の色調は光沢性黄色であり、6
00nmでの反射率は83%であった。 −実施例16− アルミニウム陽極酸化被膜用染料(TACグリーン・Z
E8001C 奥野製薬社製)を用いた他は、実施例1
3と同じである。カラー電極の表面の色調は淡い緑色で
あり、530nmでの反射率は57%であった。
【0072】−実施例17− アルミニウム陽極酸化被膜用染料(TACグリーン・Z
E8001C 奥野製薬社製)を用いた他は、実施例1
4と同じである。カラー電極の表面の色調は光輝性緑色
であり、530nmでの反射率は63%であった。 −実施例18− アルミニウム陽極酸化被膜用染料(TACグリーン・Z
E8001C 奥野製薬社製)を用いた他は、実施例1
5と同じである。カラー電極の表面の色調は光沢性緑色
であり、530nmでの反射率は69%であった。
【0073】−実施例19− 酸化チタン80wt%、黄色顔料20wt%を80wt%の量
で加えたアクリル系黄色塗料を、脱脂したアルミニウム
板にバーコータで塗布した。膜厚みは5μmである。カ
ラー電極の表面の色調は淡い黄色であり、550nmで
の反射率は46%であった。
【0074】−実施例20− 酸化チタン80wt%、緑色顔料20wt%を80wt%の量
で加えたアクリル系緑色塗料を、脱脂したアルミニウム
板にバーコータで塗布した。膜厚みは5μmである。カ
ラー電極の表面の色調は淡い緑色であり、550nmで
の反射率は48%であった。
【0075】−実施例21− 実施例21は構成例Aの液晶素子である。片面アルミニ
ウム箔(厚み30μmJISA1100)張り他面銅箔
(厚み18μm)張りの厚み1.6mmのガラスエポキシ
積層板(絶縁基板)を用いて作製したカラー電極基板が
使われた。アルミニウム箔は硬化系接着剤で貼ってあ
る。まず、スルホール用の孔(径0.5mm)開け、無電
解銅メッキと電気メッキによるスルホールメッキを行っ
た。ついで、レジスト塗布、現像、エッチング処理を行
い16×16ドット(1画素4mm角)でアルミニウム箔
をパターン化するとともに銅箔も信号配線路用のパター
ン化した。その後、実施例13と同様にして、厚み5μ
mのアルマイト膜を作製したあとアルマイト膜を黄色に
染色してから封孔処理を行った。
【0076】なお、陽極酸化の際、スルホール面および
銅層パターン面はレジストでマスクするようにした。カ
ラー電極の表面の色調は黄色であり、分光反射特性を図
21に示す。 −実施例22− アルミニウム陽極酸化皮膜用染料(TACグリーン・Z
E8001C 奥野製薬社製)を用いた他は、実施例2
1と同じである。カラー電極の表面の色調は緑色であ
り、分光反射特性を図22に示す。
【0077】−実施例23− アルミニウム陽極酸化皮膜用染料(TACオレンジ・E
7501H 奥野製薬社製)を用いた他は、実施例21
と同じである。カラー電極の表面の色調はオレンジ色で
あり、分光反射特性を図23に示す。 −参考例1− カラー電極基板の代わりに、アルミニウム箔をパターン
化するとともに銅箔にも信号配線路用のパターン化した
段階のものを電極基板として用いた他は、実施例21と
同じである。電極のアルミニウム表面の分光反射特性を
図24に破線で示す。
【0078】−参考例2− カラー電極基板の代わりに、アルミニウム箔をパターン
化と銅箔のパターン化の後、アルミニウムのパターン面
にアルマイト膜を形成した段階のものを電極基板として
用いた他は、実施例21と同じである。電極のアルマイ
ト表面の分光反射特性を図24に実線で示す。
【0079】実施例の液晶素子のカラー電極の表面は、
図17〜23にみるように、明度の高い反射面となって
いる。なお、実施例13〜18の立ち上がり電圧(図1
6参照)が10〜15Vであり、実施例19,20の場
合は立ち上がり電圧が20V以上であり、実施例13〜
18の液晶素子は低い電圧で駆動できる。
【0080】
【発明の効果】以上に詳しく説明したように、この発明
にかかる液晶素子は、画素を構成するカラー電極と信号
配線路や接続端子を絶縁基板の同一面上ではなく、表裏
面に分離して形成するようにしているので、信号配線路
や給電配線路を隣接するカラー電極間に通さなくてもよ
く、画素の高密度化を大いに図ることができるだけでな
く、白色系の表面に着色が施されてなるカラー電極は、
着色後も白色系としての物性失ってはおらず、表示色が
明るく適切な色となり、視認性が高くなる。それに、液
晶素子の画面上の表示の色の種類は、使う着色剤による
ため、着色の際に表示目的に合った適切な種類の色を発
現する着色剤を選択することで、より視認性を高めるこ
とも可能となる。
【0081】接続端子のある場合、加えて、表示パター
ンに合わせた給電配線路の形成が容易であり、かつ、そ
の変更も容易であるため、表示パターンの設定・変更が
簡単に行えるので非常に有用である。それに、カラー電
極における白色系の表面がアルマイト層であれば、電極
の耐食性が高く素子の信頼性は高くなり、アルミニウム
層自体が着色されていれば、駆動電圧が低くなる。
【0082】着色部分が蛍光物質を含んでいれば、反射
光に蛍光が加わるため、より視認性に優れた着色面とな
るという利点がある。電極表面の着色部分が導電性を有
する場合、着色層部分での電圧降下が殆どなく、駆動電
圧が低くてすむという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の液晶素子の構成例をあらわす断面図
である。
【図2】図1の液晶素子の画素電極と信号配線路を示す
平面図である。
【図3】この発明の液晶素子の他の構成例をあらわす断
面図である。
【図4】図3の液晶素子の画素電極形成面をあらわす平
面図である。
【図5】図3の液晶素子の接続端子形成面をあらわす平
面図である。
【図6】カラー電極基板の製造に使う金属箔張り絶縁基
板をあらわす断面図である。
【図7】カラー電極基板の製造時の全面マスク形成の様
子をあらわす断面図である。
【図8】カラー電極基板の製造時のスルホール形成の様
子をあらわす断面図である。
【図9】カラー電極基板の製造時のパターン化の様子を
あらわす断面図である。
【図10】カラー電極基板の製造時のパターン化の様子を
あらわす断面図である。
【図11】カラー電極基板の製造時のパターン化終了時の
状態を示す断面図である。
【図12】染色前のアルマイト層を示す断面図である。
【図13】染色後のアルマイト層を示す断面図である。
【図14】この発明の液晶素子の1例の電圧未印加状態を
あらわす断面図である。
【図15】この発明の液晶素子の1例の電圧印加状態をあ
らわす断面図である。
【図16】この発明の液晶素子における立ち上がり電圧説
明用のグラフである。
【図17】実施例の液晶素子のカラー電極表面の分光反射
特性を示すグラフである。
【図18】実施例の液晶素子のカラー電極表面の分光反射
特性を示すグラフである。
【図19】実施例の液晶素子のカラー電極表面の分光反射
特性を示すグラフである。
【図20】実施例の液晶素子のカラー電極表面の分光反射
特性を示すグラフである。
【図21】実施例の液晶素子のカラー電極表面の分光反射
特性を示すグラフである。
【図22】実施例の液晶素子のカラー電極表面の分光反射
特性を示すグラフである。
【図23】実施例の液晶素子のカラー電極表面の分光反射
特性を示すグラフである。
【図24】参考例の液晶素子の電極表面の分光反射特性を
示すグラフである。
【図25】従来の液晶素子の画素電極と信号配線路を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 透明共通電極 3 ポリマー複合液晶 4 カラー電極 5 絶縁基板 6 信号配線路 8 スルホール配線路 10 接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02F 1/1345 9018−2K (72)発明者 塩浜 英二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー電極基板と透明電極基板が液晶層
    を介して対面するように配置され、前記カラー電極基板
    は、白色系の表面に着色が施されてなるカラー電極が絶
    縁基板の片面に形成され、前記カラー電極駆動用の信号
    配線路および接続端子の少なくとも一方が前記絶縁基板
    の他面に形成され、前記カラー電極と信号配線路および
    接続端子の少なくとも一方とが前記絶縁基板を貫通する
    導電路により互いに接続されてなるものである液晶素
    子。
  2. 【請求項2】 白色系の表面の着色が、白色系の表面に
    着色層を積層することによりなされている請求項1記載
    の液晶素子。
  3. 【請求項3】 白色系の表面の着色が、白色系の表面自
    体を着色することによりなされている請求項1記載の液
    晶素子。
  4. 【請求項4】 白色系の表面がアルマイト層である請求
    項2または3記載の液晶素子。
  5. 【請求項5】 着色部分が蛍光性物質を含んでいる請求
    項1から4までのいずれかに記載の液晶素子。
  6. 【請求項6】 着色部分が導電性を有する請求項1から
    5までのいずれかに記載の液晶素子。
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